JP6464673B2 - 支障物検知システムおよび鉄道車両 - Google Patents

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Description

本発明は、軌道走行用車両の走行に先立ち安全運転を図るために走行経路内の支障物を検知する支障物検知システムおよび鉄道車両に関する。
軌道走行車両は、地上に敷設した軌道(レール)を走行させる車両であり、軌道内に支障物があると、車両の破損や脱線等を招く。このため、車両の走行開始前に走行し、レールの異常の有無を自動走行にて確認し、建築限界内に支障物があった場合には車両を自動停止させる支障物検知システムが知られている。
特許文献1に記載された支障物検知システムは、車両を自走させつつ、車両に設けた撮像部により走行方向前方を撮像し、得られた画像情報から画像処理部により建築限界内に支障物が存在するか否かを画像データ上で調べ、支障物がある場合には支障物検知情報を出力して車両を停止させている。
なお、従来のこの種の技術として、例えば、特許文献2,3が知られている。
特許第3448088号公報 特開平7−10003号公報 特開平5−126955号公報
しかしながら、従来の支障物検知システムでは、1つの撮像部を用いてサーチライトの照射方向を切り替えることで、100m、200m、400mのいずれかのエリアをスポット的に監視していた。このため、サーチライトの照射方向の切り替え操作が大変であった。
また、カメラなどの撮像部を用いて全ての画像を処理するため、天候や日照の影響を受けやすくなり、画像データが不正確な値となっていた。
本発明の課題は、サーチライトの照射方向の切り替え操作を行うことなく、天候や日照の影響を受けずに正確な値の画像データが得られる支障物検知システムおよび鉄道車両を提供することにある。
本発明は、軌道に沿って走行する車両に搭載され、前記車両から、第1距離から第1距離よりも遠い第2距離までの範囲を撮影して画像情報を得る近距離撮影部と、前記車両に搭載され、前記車両から、前記第1距離と前記第2距離との間の第3距離から前記第2距離よりも遠い第4距離までの範囲を撮影して画像情報を得る遠距離撮影部と、前記車両に搭載され、前記車両から、前記第1距離と前記第3距離との間の第5距離から前記第3距離と前記第2距離との間の第6距離までの範囲へレーザを照射するレーザレーダと、前記近距離撮影部及び前記遠距離撮影部からの前記画像情報と前記レーザレーダからの情報とに基づき支障物が建築限界内に存在するか否かを判定し、支障物がある場合には支障物検知情報を出力する支障物検知部とを備え、前記支障物検知部は、前記車両の現在位置を検出する位置情報検出部と、前記位置情報検出部からの位置情報とレールの勾配、曲率半径を含む軌道情報と建築限界の範囲とマスク情報と監視指令距離と監視可能距離とに基づき前記第1距離と前記第2距離との間に前記近距離撮影部用の第1判断ラインを設定し、物体が前記第1判断ラインを交差したかどうかを判定し、前記物体が前記第1判断ラインを交差した場合には前記物体を前記支障物と判定する支障物判定部と、前記支障物判定部により前記物体が支障物と判定された後、判定された支障物を無効にする確認ボタンとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、近距離撮影部と遠距離撮影部とレーザレーダとを用いて、支障物が建築限界内に存在するか否かを判定したので、サーチライトの照射方向の切り替え操作を行うことなく、レーザレーダにより天候や日照の影響を受けずに正確な値の画像データが得られる。
本発明の実施の形態の支障物検知システムの構成ブロック図である。 実施の形態の支障物検知システムに有する近距離カメラ、遠距離カメラ及び3次元レーザレーダの車両への搭載位置を示す図である。 実施の形態の支障物検知システムの近距離カメラ、遠距離カメラ及び3次元レーザレーダの撮影範囲を示す図である。 実施の形態の支障物検知システムの軌道検出部の処理を示すフローチャートである。 実施の形態の支障物検知システムの物体検出部の処理を示すフローチャートである。 実施の形態の支障物検知システムの統合部の詳細な構成を示すブロック図である。 実施の形態の支障物検知システムの統合部に有する状態推定器の処理を示すフローチャートである。 実施の形態の支障物検知システムにおいて支障物が判断ラインを支障する様子を示す図である。
以下、本発明の実施の形態の支障物検知システムおよび鉄道車両について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示す支障物検知システムは、近距離撮影部11、遠距離撮影部12、3次元レーザレーダ(レーザレーダ)13、カウンタ処理部14、変換演算部15、画像処理部16、マスク処理部17、統合処理部18、運転支援システム19、パラレル・入出力部(P・I/O)20、モニタ表示部21、カメラスイッチャ22、ビデオレコーダ23、メール送信部24を備えている。
近距離カメラ11は、本発明の近距離撮影部に対応し、図2に示すように、軌道に沿って走行する車両1に搭載され、図3に示すように、車両1から、第1距離(例えば70m)から第1距離よりも遠い第2距離(例えば250m)までの範囲を撮影して画像情報を得る。近距離カメラ11は、例えば、33ms周期で画像を取り込み、カメラスイッチャ22及び取込処理部を介して画像処理部16に出力する。
なお、図2に示す接触バー2は、車両1の外枠に取り付けられ、この接触バー2の横方向の存在範囲が建築限界内L1の横方向の範囲である。
遠距離カメラ12は、本発明の遠距離撮影部に対応し、図2に示すように、車両に搭載され、車両1から、第1距離(例えば70m)と第2距離(例えば250m)との間の第3距離(例えば200m)から第2距離(例えば250m)よりも遠い第4距離(例えば450m)までの範囲を撮影して画像情報を得る。遠距離カメラ12は、例えば、33ms周期で画像を取り込み、カメラスイッチャ22及び取込処理部を介して画像処理部16に出力する。
3次元レーザレーダ(レーザレーダ、図1における3DLR)13は、車両1に搭載され、車両1から、第1距離(例えば70m)と第3距離(例えば200m)との間の第5距離(例えば180m)から第3距離(例えば200m)と第2距離(例えば250m)との間の第6距離(例えば220m)までの範囲へレーザを照射する。3次元レーザレーダ13は、例えば、100ms周期で情報を取り込み、得られた情報を取込処理部を介して統合部181に出力する。
遠距離カメラ12が最初にレール上の支障物を検出し、車両1が支障物に近づくと、遠距離カメラ12と3次元レーザレーダ13が支障物を検出し、さらに車両1が支障物に近づくと、3次元レーザレーダ13と近距離カメラ11が支障物を検出し、最近傍では、近距離カメラ11が支障物を検出する。
なお、近距離カメラ11、遠距離カメラ12及び3次元レーザレーダ13は、図3に示すように、車両1の前位、後位のそれぞれに設けられている。
カウンタ処理部14は、地上子からの地上子信号と、車両1の車輪のエンコーダからのカウンタパルスをカウントして車速データを取得するとともに、車上子からの車上子パルスをカウントしてキロ程(基準点からの距離)信号を取得し、得られた車速データとキロ程信号を変換演算部15に出力する。
変換演算部15は、地上子からの地上子信号と、レールの勾配及びレールの曲率半径Rを含む軌道情報と、カウンタ処理部14からの車速データとキロ程信号とを入力する。変換演算部15は、本発明の位置情報検出部を構成し、地上子からの地上子信号と車速データとキロ程信号とに基づき車両の現在位置(距離)を算出し、算出された距離情報を画像処理部16及び統合部181に出力する。
変換演算部15は、レールの勾配、曲率半径Rを含む軌道情報に基づきレールの中心を算出し、画像座標における2次元座標とレール座標における3次元座標の両方でレール中心の情報を表現し、レールの中心情報を画像処理部16及び統合部181に出力する。また、変換演算部15は、カメラの設置高さ・横方向のオフセット・設置角度、レンズの焦点位置に基づき3次元座標をレール座標(2次元座標)に変換する。
画像処理部16は、近距離カメラ11、遠距離カメラ12からの画像情報に対して処理を施すもので、軌道検出部161a,161b、物体検出部162a,162bを有している。
マスク処理部17は、距離情報、車両の進行方向及び走行中の路線に応じた情報(例えば、車両の進行方向に対して前位か後位か、東京に対して上り方向のレールか下り方向のレールか等)を統合部181に出力する。
(軌道検出処理)
軌道検出部161aは、変換演算部15からのレールの中心情報に基づき、近距離カメラ11で撮影された画像の画像領域を決定し、決定された画像領域において、輝度の変化が小さい場合でもエッジ領域を検出できるDoG(Difference of Gaussian)フィルタを用いてレールを検出し、レール情報を物体検出部162aに出力する。
軌道検出部161bは、変換演算部15からのレールの中心情報に基づき、遠距離カメラ12で撮影された画像の画像領域を決定し、決定された画像領域において、DoG(Difference of Gaussian)フィルタを用いてレールを検出し、レール情報を物体検出部162bに出力する。
図4に示すフローチャートを参照しながら、軌道検出部161a,161bの詳細な処理を説明する。まず、前処理としてグレイスケール化を行う(ステップS11)。
次に、カメラ11,12からの入力画像から、処理範囲を設定する(ステップS12)。近距離カメラ11の場合には、100m、200m(判断ラインに対応)を含む範囲で矩形領域を設定する。遠距離カメラ12の場合には、200m、400m(判断ラインに対応)を含む範囲で矩形領域を設定する。
次に、エッジ抽出処理を行う(ステップS13)。エッジ抽出処理は、エッジ抽出フィルタと2値化処理との2つの処理からなる。エッジ抽出フィルタとしては、DoG(Difference of Gaussian)フィルタを用いて処理範囲内でエッジを抽出する。
次に、濃淡からなるエッジ抽出処理画像に対して閾値により2値化処理を行うことによりレールのみを抽出する。
次に、抽出されたレールに対して特徴量の判別が行われる(ステップS14)。以下の3つの特徴により、レールの抽出領域を絞る。第1の特徴では、外包矩形の高さ、即ち、処理範囲矩形の高さの何割を占めるか判別する。第2の特徴では、楕円近似した時の長径の角度、即ち、レール角度はほぼY軸方向を向いていると仮定し、楕円の長径が、X軸を基準に±90度付近に収まっているかを判別する。第3の特徴では、レール領域は、ほぼ縦長楕円で近似される。真円度を測り、縦長形状になっているかを判別する。
次に、レールの中心点を計算する(ステップS15)。抽出されたレール領域から、以下の処理によりレールの中心点のX座標を求める。なお、レールの中心点のY座標は事前に得られる軌道情報を採用する。
まず、事前に得られる軌道情報のX座標を仮平中心点として、レール領域を左右に振り分ける。左レール領域と右レール領域のそれぞれにおいて、各物体領域の重心値のX座標平均値を算出する。最後に、左レール領域のX座標平均値と右レール領域のX座標平均値とを加算して2で除算した結果を最終的な中心点X座標とする。
中心点X座標は、レールの中心であり、車両の振動によりカメラの視野が変動する影響を防ぐために求められる。レールの中心を求めて検出領域を補正する。
次に、処理フレーム数が2フレーム以上かどうかを判定し(ステップS16)、処理フレーム数が2フレーム以上である場合には、過去フレームを用いた中心点を再計算する(ステップS17)。例えば、レール検出に失敗したフレームがあった場合、レールの中心点が大きくずれることがある。このため、対処方法として、過去フレームで平均をとった値をレールの中心値としていく。過去フレーム数はパラメータファイルにより設定する。
なお、振動による画像のブレがあるときには、軌道検出部161a,161bによるレールの中心点が用いられる。また、画像が安定しているときには、変換演算部15によるレールの中心情報が用いられる。
(物体検出処理)
物体検出部162aは、軌道検出部161aで検出された軌道を含む領域に対して閾値により動的2値化処理を行うことにより物体を検出して物体検出情報を統合部181に出力する。物体検出部162bは、軌道検出部161bで検出された軌道を含む領域に対して閾値により動的2値化処理を行うことにより物体を検出して物体検出情報を統合部181に出力する。
図5に示すフローチャートを参照しながら、物体検出部162a,162bの詳細な処理を説明する。まず、レール検出により求められたレール中心点に基づき、物体の台形からなる検出領域を設定する(ステップS21)。
次に、設定された検出領域に対して動的閾値による2値化処理を行う(ステップS22)。具体的には、設定された検出領域に対して、画像の平滑化処理を行い、得られた平滑化画像と元画像との差分画像を求め、この差分画像に対して2値化処理を行う。この処理により、局所的に異なる閾値を用いた2値化処理が可能となる。
次に、オープニング処理が行われる(ステップS23)。即ち、2値化処理された画像に対して、収縮と膨張処理を行うことにより、孤立点の除去が行われる。
次に、得られた画像に対して、ラベリング処理が行われる(ステップS24)。即ち、ラベル付を行い、連結物体の区別及びピクセル面積の小さい小物体が除去される。
次に、連結物体及び小物体が除去された各領域において、面積(物体領域内のピクセル数)と、明るさ(物体領域内の輝度平均値)との特徴量が計算される(ステップS25)。
次に、検出物体のピクセル面積が第1の閾値以上かどうかを判定し、検出物体の輝度平均値が第2の閾値以上かどうかを判定することにより、支障物を検出する(ステップS26)。第1の閾値、第2の閾値は、見つけたい支障物の要求仕様に合わせて決定される。
さらに、検出物体の明るさと面積(大きさ)によって決定されるカメラの尤度を計算する(ステップS27)。例えば、この尤度は明るいときは1であり、暗いときは0である。尤度が小さいときは物体である確率が小さく、尤度が大きいときは物体である確率が大きい。
統合処理部18は、統合部181と、システム処理部182とから構成される。統合部181は、本発明の支障物検知部に対応し、近距離カメラ11及び遠距離カメラ12からの3次元座標での軌道情報及び物体情報と3次元レーザレーダ13からの情報と変換演算部15からの3次元座標でのレールの中心情報を統合するとともに、これらの情報に基づき支障物が建築限界内L1に存在するか否かを判定し、支障物がある場合には支障物検知情報を出力する。
具体的には、統合部181には、近距離カメラ11及び遠距離カメラ12から、支障物が複数検出された時の番号、センサID(遠距離=0/近距離=1)、観測時間、画像自体へのアドレス、画像座標系での支障物(x,y)の位置、車両座標系での支障物(x,y)の位置、カメラの尤度、画像座標系での(x,y)方向ブレ量、画像座標系での100m先のレール中心(x,y)位置、100m先のレールの検出率、画像座標系での200m先のレール中心(x,y)位置、200m先のレールの検出率、画像座標系での400m先のレール中心(x,y)位置、400m先のレールの検出率等の情報が入力される。
また、統合部181には、3次元レーザレーダ13(3DLR)から、支障物が複数検出された時の番号、センサID(3DLR=2)、観測時間、3DLRのポイントクラウドへのアドレス、車両座標系での支障物(x,y)の位置、車両座標系での支障物(x,y)方向速度、3DLRの尤度、支障物の幅と高さ等の情報が入力される。
また、統合部181には、自車位置の状態量として、観測時間、車輪エンコーダから車両位置、車輪エンコーダから車両速度、ポストのID、キロ程(絶対位置)等の情報が入力される。
また、統合部181は、支障物判定部を構成し、レールの勾配、レールの曲率半径Rを含む軌道情報と車両の位置情報と建築限界内L1の範囲とマスク情報と監視指令距離と監視可能距離などに基づき、車両1から第1距離(例えば70m)と第2距離(例えば250m)との間に判断ライン(100m、200m)を設定し、物体検出部162aで検出された物体が近距離カメラ用の判断ライン(100m、200m)を交差するかどうかを判定し、物体が判断ラインを交差した場合には、その物体を支障物と判断する。判断ラインは、本発明の判断エリアに対応する。
また、統合部181は、距離、車両の進行方向及び走行中の路線に応じたマスク処理部17から得たマスク情報を用いて、画像処理部16およびレーザレーザ13により得られる検出結果を無効化するマスク処理を行う。
統合部181は、軌道情報と車両の位置情報と建築限界内L1の範囲とに基づき、車両1から第3距離(例えば200m)と第4距離(例えば450m)との間に判断ライン(400m)を設定し、物体検出部162bで検出された物体が遠距離カメラ用の判断ライン(400m)を交差するかどうかを判定し、物体が判断ラインを交差した場合には、その物体を支障物と判断する。さらに、統合部181は、支障物判定部により前記物体が支障物と判定された後、判定された支障物を無効にする確認ボタンを備える。
統合部は、図6に示すように、状態推定器1811、交差判定部(判定部)1812、などを有する。状態推定器1811は、画像処理部16からの近距離カメラ11及び遠距離カメラ12の画像情報と前記レーザレーダ13からの情報との時系列的な検出情報と車輪のカウンタ情報と演算変換部15からの軌道情報とに基づき支障物の運動の状態量を推定する。支障物の運動の状態量を推定には、例えば、カルマンフィルタが用いられる。カルマンフィルタは、離散的な誤差のある観測から、時々刻々と時間変化する物体の位置と速度を推定する。
図7を参照しながら、状態推定器1811の処理を説明する。まず、一連の処理に必要な数値の初期化などを行う(ステップS31)。
次に、ループ開始処理(ステップS32)を行う。これは、時々刻々変化する支障物の状態量を新しく計算するまえに保管しておく、現在時刻を取得するなどの作業である。
その後、画像処理部16と3次元レーザレーダ13とからデータを受信する(ステップS33)。この時に、機器の接続形式や通信/処理負荷などにより通信遅延が発生するため、受信したデータを時系列に並べ替える作業や、カウンタ処理部14からの自車位置情報に基づき距離を車両からの相対位置に変換するなどの前処理を行う(ステップS34)。
さらに、時間を更新する(ステップS35)。即ち、時間の経過とともに、車両が前方に進むので、相対的には物体の位置が車両に近づくことになる。このため、次式を用いてその時刻における物体の状態量と分散共分散の値に更新する。ただし、xは状態量、uは入力、fは状態方程式、Pは分散共分散行列、Qはプロセスノイズ、kは時間、時間更新したxとPを−(バー)で表示している。
Figure 0006464673
このとき、遠い物体と近い物体ではセンサの特性により見え方が異なるために、計測地点により誤差の大きさが異なる。そのため、Pの初期値やQ(さらに後述のR)は、センサの分解能を考慮し、計測地点に合わせて値を再計算する(図6の計測誤差計算ブロック)。
次に合致判定が行われる(ステップS36)。即ち、画像処理部16で処理された画像処理の結果やレーザレーダ処理部で処理された結果に対して、時間更新されて推定された状態にある物体のどれが合致するかを判定する。判定にはカイ二乗検定や尤度判定などの方法を用いて行われ、検定結果の値の小さいほうもしくは大きいほうから順に合致される。この際には、ある閾値より大きい(もしくは小さい)検定結果の場合には、観測結果と支障物を合致させないようにする方法も用いられる。
例えば、マハラノビス距離を用いた検定の場合には、以下のような方法が用いられる。ある支障物の観測量zと既知の支障物の状態量を観測状態空間に射影した量h(\bar{x})の差(観測残差)をμで表すとする。
Figure 0006464673
ただし、hは観測方程式である。このとき、観測残差に対する分散共分散行列Skは、以下の式で求められる。ただし、Rは観測ノイズである。
Figure 0006464673
このとき、カメラで撮影された画像から検出された支障物の位置を、観測状態空間へ変換するための変換を画角や焦点距離などを踏まえて変換を行う(図6の画像座標⇔距離変換ブロック)。
分散共分散行列Skを用いて観測残差μ空間を線形変換することで、マハラノビス距離Lは全て、または任意の条件に合致する観測量と既知の支障物間において以下の式で計算され、この値の小さな組み合わせ(線形変換された空間における二つの状態の近いほう)から合致する観測支障物と既知支障物とみなす。
Figure 0006464673
ただし、ここの閾値Lについては、限定的な環境では一定値を与えることも可能であり、場合によっては、距離による誤差を考慮して、P,Q,Rと同様に距離の関数となるように計測誤差計算ブロックを用いて定める。
その後、事後更新(ステップS37)では、マッチングの結果を利用して推定情報を更新する。まず、観測残差や分散共分散行列Sなどの情報化から計測結果を使って支障物の状態量を更新する重みを求める。これは例えば、最適カルマンゲインKなどとして求める。
Figure 0006464673
Kと観測値zを使って現在時刻の推定へと更新し、ここで得られたxとPが次の時刻の推定された状態量と分散となる。ただし、Hは非線形関数hを一次近似して線形化した係数行列である。
Figure 0006464673
トラッキング結果に対して有用性を高めるために後処理(ステップS38)を行う。即ち、まずは予め読み込んでおいたマスクテーブルと照らしあわせて、不要な支障物をトラッキングしつつもキャンセル物体であるような属性を付与するマスク処理を行う(図6のマスク処理ブロック)。
処理範囲外に到達したら削除する。例えば、支障物が車両を通り過ぎた場合には、それ以降は検出されることが物理的にないため、メモリ上から削除する。
規定の要素数より支障物数が多い場合には、計算不可を減少させるために、検出率の小さい方、または大きい方から規定の要素数になるまで削除する。例えば検出率は、尤度や検出確率、検出頻度などである。
交差判定部1812は、状態推定器1811により推定された支障物と判断ラインとの交差を判定する。図8に示す例では、レールRが表示され、判断ラインL(幅が3400mm)を車両から400m前方に設定して緑色で表示している。また、建築限界(画像処理範囲)において、車両が前方に進むにつれて支障物A1がA2、設備B1がB2と判断ラインLに近づいていく。さらに、建築限界範囲より広い範囲で支障物を検知する領域としてとらえ、その領域内外に存在するかの判定を行う(図6の検知エリア判定)。この判定には、例えば、ホモグラフィ行列を用いた射影変換を用いることで容易に計算が行える。
そして、推定された支障物A3が判断ラインLを支障すると、警報を出力する。即ち、推定された支障物A3を支障物と判定することができる。一方、設備B3は判断ラインLを支障しないため、支障物ではなく、警報は出力されない。警報は、P・I/O20による出力に加えて、例えば判断ラインの色の緑から赤への変化、画像上の支障物に重畳表示した枠線情報、P・I/O20による出力などが考えられる。また、音を出せる機材を用いることで音声による警告への拡張も考えられる。
そして、支障物を検知してから、30秒後に支障物検出情報として、検知した前後の10枚の画像を車両側に送信する。車両側に支障物検出情報を送信後、30秒以内に確認ボタンが押されなかった場合、画像出力を行う。しかし,運転士側から現在トラッキング中の対象は支障物ではないことを判断する確認ボタン入力が30秒以内にあった際には,トラッキングを継続しつつも同じくキャンセル物体の属性を付与する.これによりその支障物については、送信がキャンセルされる。従って、画像処理により支障物が誤って検知された場合でも、確認ボタンにより支障物を無効化することができる。
最後に,結果をシステム処理部182へ支障物の尤度がある値より大きい物を送信する(ステップS39)。
システム処理部182は、統合部181から画像上推定支障物位置(x,y)、属性(支障物候補=青:0、支障物=赤:1、キャンセル物体=白:−1)、画像座標系での100m先のレール中心(x,y)位置、画像座標系での200m先のレール中心(x,y)位置、画像座標系での400m先のレール中心(x,y)位置等の情報を入力する。
運転支援システム19は、GPSアンテナからのGPS信号と地上子アンテナからの地上子信号とロータリエンコーダからの車速データに基づき、車両の現在位置を計算し、車両の現在位置情報をシステム処理部152に出力する。
モニタ表示部21は、運転支援システム19の状態やシステム処理部182からの情報を表示する。モニタ表示部21は、近距離カメラ11及び遠距離カメラ12からの画像情報と3次元レーザレーダ13からの情報と軌道の検知状況と支障物の検知の状況及び判断ラインL1を表示する。
カメラスイッチャ22は、前位に配置された近距離カメラ11、遠距離カメラ12、3次元レーザレーダ13と、後位に配置された近距離カメラ11、遠距離カメラ12、3次元レーザレーダ13とを切り替えて動作させる。また、システム処理部から出力されたスイッチャ制御信号を受信する。
ビデオレコーダ23は、モニタ表示部21に表示された内容を記録する。
メール送信部24は、システム処理部182で処理された支障物検知情報等を車両側に送信する。P・I/O20は、車両からの動作指令、100m、200m、400mのいずれの判断ラインと支障物との交差を行うかの監視指令、確認ボタンの入力信号をシステム処理部182へ入力し、システム処理部182からの物体の存在情報を車両側に出力する。
このように実施の形態の支障物検知システムによれば、近距離カメラ11と遠距離カメラ12と3次元レーザレーダ13とを用いて、支障物が建築限界内に存在するか否かを判定したので、サーチライトの照射方向の切り替え操作を行うことなく、レーザレーダにより天候や日照の影響を受けずに正確な値の画像データが得られる。
また、車両の位置情報と軌道情報と建築限界の範囲に基づき判断ラインを設定し、判断ラインを支障した物体を支障物と判定するので、容易に支障物を検知することができる。
また、近距離カメラ11及び遠距離カメラ12からの画像情報と3次元レーザレーダ13からの情報との時系列的な検出情報と車輪のカウンタ情報と軌道情報とに基づき支障物の運動の状態量を推定するので、安定した出力が得られ、一時的にロストした物体であっても、運動を推定しているので、判断ラインと支障物との交差を判定することができる。
また、軌道検出部161a,161bで近距離カメラ11及び遠距離カメラ12からの画像情報に対してエッジ領域検出処理を行うことにより軌道を検出し、検出された軌道を含む所定領域に対して物体検出部162a162bで閾値により動的2値化処理を行うことにより物体を検出するので、軌道の周囲にある物体を正確に検出することができる。また、DoGフィルタを用いているので、輝度の変化の小さい場合でもエッジ領域を容易に検出することができる。また、明るさをぼかした動的2値化処理を用いているので、予め背景情報を持つことなく、周辺よりも明るい物体を支障物と判定することができる。
また、実施の形態の支障物検知システムは、車両の前位及び後位のそれぞれに近距離カメラ11と遠距離カメラ12と3次元レーザレーダ13とを設け、前位及び後位のそれぞれの近距離カメラ11と遠距離カメラ12と3次元レーザレーダ13とが正常かどうかを診断する診断部30を備えている。
統合部181は、前位の近距離カメラ11と遠距離カメラ12と3次元レーザレーダ13又は後位の近距離カメラ11と遠距離カメラ12と3次元レーザレーダ13が診断部により正常であると判定された場合には、支障物検知を行う。
また、レールの各区間の曲線半径、勾配情報を含む軌道情報に基づき、近距離カメラ11、遠距離カメラ12及び3次元レーザレーダ13を制御して監視距離を調整するように構成しても良い。
1 車両
2 接触バー
11 近距離カメラ
12 遠距離カメラ
13 3次元レーザレーダ
14 カウンタ処理部
15 変換演算部
16 画像処理部
17 マスク処理部
18 統合処理部
19 運転支援システム
20 P・I/O部
21 モニタ表示部
22 カメラスイッチャ
23 ビデオレコーダ
24 メール送信部
181 統合部
182 システム処理部
1811 状態推定器
1812 交差判定部
R レール
L 判断ライン
A1〜A3 支障物
B1〜B3 設備
L1 建築限界内

Claims (10)

  1. 軌道に沿って走行する車両に搭載され、前記車両から、第1距離から第1距離よりも遠い第2距離までの範囲を撮影して画像情報を得る近距離撮影部と、
    前記車両に搭載され、前記車両から、前記第1距離と前記第2距離との間の第3距離から前記第2距離よりも遠い第4距離までの範囲を撮影して画像情報を得る遠距離撮影部と、
    前記車両に搭載され、前記車両から、前記第1距離と前記第3距離との間の第5距離から前記第3距離と前記第2距離との間の第6距離までの範囲へレーザを照射するレーザレーダと、
    前記近距離撮影部及び前記遠距離撮影部からの前記画像情報と前記レーザレーダからの情報とに基づき支障物が建築限界内に存在するか否かを判定し、支障物がある場合には支障物検知情報を出力する支障物検知部と、
    を備え
    前記支障物検知部は、
    前記車両の現在位置を検出する位置情報検出部と、
    前記位置情報検出部からの位置情報とレールの勾配、曲率半径を含む軌道情報と建築限界の範囲とマスク情報と監視指令距離と監視可能距離とに基づき前記第1距離と前記第2距離との間に前記近距離撮影部用の第1判断ラインを設定し、物体が前記第1判断ラインを交差したかどうかを判定し、前記物体が前記第1判断ラインを交差した場合には前記物体を前記支障物と判定する支障物判定部と、
    前記支障物判定部により前記物体が支障物と判定された後、判定された支障物を無効にする確認ボタンと、
    を備えることを特徴とする支障物検知システム。
  2. 前記支障物判定部は、前記位置情報と前記軌道情報と前記建築限界の範囲とに基づき前記第3距離と前記第4距離との間に前記遠距離撮影部用の第2判断ラインを設定し、物体が前記第2判断ラインを交差したかどうかを判定し、前記物体が前記第2判断ラインを交差した場合には前記物体を前記支障物と判定することを特徴とする請求項1記載の支障物検知システム。
  3. 前記支障物判定部は、前記近距離撮影部及び前記遠距離撮影部からの画像情報と前記レーザレーダからの情報との時系列的な検出情報と車輪のカウンタ情報と前記軌道情報とに基づき前記支障物の運動の状態量を推定する状態推定器と、
    前記状態推定器により推定された前記支障物に関する各種の判定を行う判定部と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の支障物検知システム。
  4. 前記近距離撮影部及び前記遠距離撮影部からの前記画像情報に対してエッジ領域検出処理を行うことにより軌道を検出する軌道検出部と、
    前記軌道検出部で検出された軌道を含む所定領域に対して閾値により動的2値化処理を行うことにより物体を検出し検出された物体を支障物候補として前記支障物検知部に出力する物体検出部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の支障物検知システム。
  5. 軌道の勾配、曲率半径を含む軌道情報に基づき軌道の中心を算出し、軌道の2次元座標を3次元座標に変換し、3次元座標での軌道の中心情報を前記支障物検知部に出力する変換演算部を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の支障物検知システム。
  6. 前記車両の前位及び後位のそれぞれに前記近距離撮影部と前記遠距離撮影部と前記レーザレーダとを設け、
    前位及び後位のそれぞれの前記近距離撮影部と前記遠距離撮影部と前記レーザレーダとが正常かどうかを診断する診断部を備え、
    前記支障物検知部は、前記前位の前記近距離撮影部と前記遠距離撮影部と前記レーザレーダ又は前記後位の前記近距離撮影部と前記遠距離撮影部と前記レーザレーダが前記診断部により正常であると判定された場合には、支障物検知を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の支障物検知システム。
  7. 前記近距離撮影部及び前記遠距離撮影部からの画像情報と前記レーザレーダからの情報と軌道検知と支障物検知の状況及び前記判断エリアを表示する表示部を備えることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項記載の支障物検知システム。
  8. 前記表示部に表示された内容を記録する記録部を備えることを特徴とする請求項7記載の支障物検知システム。
  9. 前記支障物を検知した時の画像情報を監視装置に送信する送信部を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項記載の支障物検知システム。
  10. 軌道に沿って走行する鉄道車両であって、
    前記車両から、第1距離から第1距離よりも遠い第2距離までの範囲を撮影して画像情報を得る近距離撮影部と、
    前記車両から、前記第1距離と前記第2距離との間の第3距離から前記第2距離よりも遠い第4距離までの範囲を撮影して画像情報を得る遠距離撮影部と、
    前記車両から、前記第1距離と前記第3距離との間の第5距離から前記第3距離と前記第2距離との間の第6距離までの範囲へレーザを照射するレーザレーダと、
    前記近距離撮影部及び前記遠距離撮影部からの前記画像情報と前記レーザレーダからの情報とに基づき支障物が建築限界内に存在するか否かを判定し、支障物がある場合には支障物検知情報を出力する支障物検知部と、
    を備え
    前記支障物検知部は、
    前記車両の現在位置を検出する位置情報検出部と、
    前記位置情報検出部からの位置情報とレールの勾配、曲率半径を含む軌道情報と建築限界の範囲とマスク情報と監視指令距離と監視可能距離とに基づき前記第1距離と前記第2距離との間に第1判断ラインを設定し、物体が前記第1判断ラインを交差したかどうかを判定し、前記物体が前記第1判断ラインを交差した場合には前記物体を前記支障物と判定する支障物判定部と、
    前記支障物判定部により前記物体が支障物と判定された後、判定された支障物を無効にする確認ボタンと、
    を備えることを特徴とする鉄道車両。
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