JP2017203813A - クリーニング装置、転写装置および画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置、転写装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【構成】 クリーニング装置10は、ブラシローラ74および搬送スクリュー82を備える。ブラシローラは、外周部が転写ベルト54の外周面に当接すると共に、所定の回転方向に回転されることで、転写ベルトの外周面に残留したトナーを掻き取る。また、転写ベルトから掻き取られたトナーを搬送する搬送スクリューは、外周部がブラシローラの外周部に当接すると共に、ブラシローラの回転方向に対してカウンタ方向に回転される。【効果】 ブラシローラの目詰まりを適切に防止できる。【選択図】 図10

Description

この発明はクリーニング装置に関し、特にたとえば、複数の懸架ローラによって周回移動可能に懸架された転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去する、クリーニング装置に関する。また、クリーニング装置を備える転写装置および画像形成装置に関する。
従来のクリーニング装置の一例が特許文献1に開示される。特許文献1のクリーニング装置(ベルトクリーニングユニット)は、ブラシローラ、回収ローラおよび搬送スクリュー(回収スクリュー)等を備える。ブラシローラは、中間転写ベルトの外周面に当接する外周部を備え、所定の回転方向に回転駆動されて、転写後に中間転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去して回収する。回収ローラは、クリーニングローラによって回収されたトナーをさらに回収するための円筒状の金属製部材であり、クリーニングローラに当接して回転駆動される。このブラシローラと回収ローラとは、回転方向が逆向き、つまり互いに対向する対向位置(当接位置)において同方向に向かうフォロー回転とされる。そして、ブラシローラおよび回収ローラ等によって中間転写ベルトから回収された残留トナーは、搬送スクリューによって廃トナー容器に搬送される。
特開2015−25950号公報
特許文献1の技術では、ブラシローラと回収ローラとは、互いの当接位置において同方向に向かうフォロー回転とされる。このため、回収ローラによってブラシローラに付着したトナーを取り除く除去性能は十分とは言えず、ブラシローラが目詰まりしてしまう恐れがある。また、ブラシローラによって回収されたトナーを更に回収するための回収ローラを設けるので、クリーニング装置が大型化してしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、クリーニング装置、転写装置および画像形成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、ブラシローラの目詰まりを適切に防止できる、クリーニング装置、転写装置および画像形成装置を提供することである。
第1の発明は、複数の懸架ローラによって周回移動可能に懸架された転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去するクリーニング装置であって、外周部が転写ベルトの外周面に当接するように設けられると共に、所定の回転方向に回転されて、当該転写ベルトの外周面に残留したトナーを掻き取るブラシローラ、および転写ベルトから掻き取られたトナーを搬送する搬送スクリューを備え、搬送スクリューは、外周部がブラシローラの外周部に当接するように設けられ、ブラシローラの回転方向に対してカウンタ方向に回転される、クリーニング装置である。
第1の発明では、クリーニング装置は、ブラシローラおよび搬送スクリューを備え、用紙へのトナー像の転写後において、転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去する。ブラシローラは、外周部が転写ベルトの外周面に食い込むように当接すると共に、所定の回転方向に回転されることで、転写ベルトの外周面に残留したトナーを掻き取る。搬送スクリューは、転写ベルトから掻き取られたトナーをトナー回収箱に搬送する搬送部材であり、回転軸と、回転軸の外周面に形成される螺旋羽根とを有する。この搬送スクリューは、外周部がブラシローラの外周部に当接するように設けられ、ブラシローラの回転方向に対してカウンタ方向に回転される。すなわち、ブラシローラと搬送スクリューとは、回転方向が同じ向きであって、互いの当接位置においては逆方向に向かって回転される。
第1の発明によれば、搬送スクリューの外周部をブラシローラの外周部に当接させると共に、搬送スクリューをブラシローラの回転方向に対してカウンタ方向に回転させるので、ブラシローラに付着したトナーを適切に取り除くことができ、ブラシローラの目詰まりを適切に防止できる。したがって、ブラシローラが有するクリーニング性能を長期間に亘って維持できる。
また、搬送スクリューがブラシローラに付着したトナーを取り除く清掃部材として機能するので、清掃部材を別途設ける必要がなくなり、クリーニング装置を小型化できる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、クリーニング装置は、転写ベルトの上部に設けられ、転写ベルトの周回移動方向におけるブラシローラの下流側において、転写ベルトの外周面に当接するように設けられて、当該転写ベルトの外周面に残留したトナーを掻き取るクリーニングブレードをさらに備え、搬送スクリューは、ブラシローラとクリーニングブレードとの間において、転写ベルトに対して所定間隔を設けて配置される。
第2の発明によれば、中間転写ベルト、ブラシローラ、クリーニングブレードおよび搬送スクリューによって形成される空間内に一定量のトナーを適切に保持することができる。したがって、クリーニングブレードの反転を防止し、かつ、クリーニングブレードおよび中間転写ベルトにかかる負荷を抑制することができる。
第3の発明は、第2の発明に従属し、転写ベルトを挟んでクリーニングブレードと対向するように設けられる対向ローラ、および転写ベルトの周回移動方向におけるブラシローラの上流側に設けられて、転写ベルトの外周面を押圧する押圧ローラをさらに備える。
第3の発明によれば、対向ローラに対する転写ベルトの接触面積を大きくすることができるので、転写ベルトの波打ちまたは撓みを抑制できる。したがって、中間転写ベルトに対するクリーニングブレードの線圧を一定にすることができるので、転写ベルトの残留トナーを適切に除去できる。
第4の発明は、第3の発明に従属し、押圧ローラは、少なくとも転写ベルトの周回移動方向における当該押圧ローラの上流側の最も近い位置に設けられる懸架ローラよりもブラシローラ寄りの位置となるように配置される。
第4の発明によれば、転写ベルトの波打ちまたは撓みをより適切に抑制できる。
第5の発明は、第3または第4の発明に従属し、ブラシローラは、転写ベルトの周回移動方向において押圧ローラよりも対向ローラ寄りの位置に配置される。
第6の発明は、第3ないし第5のいずれかの発明に従属し、ブラシローラは、転写ベルトの周回移動方向において対向ローラに少なくとも一部が重なるように配置される。
第6の発明によれば、転写ベルトの波打ちまたは撓みが少ない対向ローラの近傍位置にブラシローラを配置することで、ブラシローラをその全長に亘って略均一に中間転写ベルトに当接させることができる。したがって、ブラシローラによって転写ベルトの残留トナーを適切に掻き取ることができる。
第7の発明は、第3ないし第6のいずれかの発明に従属し、ブラシローラの転写ベルトに対する食い込み量は、押圧ローラの転写ベルトに対する食い込み量よりも大きく設定される。つまり、ブラシローラの外周部は、繊維質で柔らかく撓み易いので、ブラシローラの転写ベルトに対する食い込み量を押圧ローラよりも大きくしておく。
第7の発明によれば、ブラシローラによって転写ベルトの残留トナーを適切に掻き取ることができる。
第8の発明は、第3ないし第7のいずれかの発明に従属し、押圧ローラは、外周部にスポンジ層を有する。
第8の発明によれば、押圧ローラは、転写ベルトの波打ちまたは撓みを抑制する機能に加えて、転写ベルトの外周面に残留したトナーを取り除く清掃部材としての機能を有するようになる。
第9の発明は、第2ないし第8のいずれかの発明に従属し、搬送スクリューは、ブラシローラとの当接位置において下向きに回転する。
第9の発明によれば、ブラシローラから取り除いたトナーが下方に落ち易くなり、トナーの飛散が防止される。
第10の発明は、複数の懸架ローラによって周回移動可能に懸架された転写ベルト、および転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去する第1ないし第9のいずれかの発明に係るクリーニング装置を備える、転写装置である。
第11の発明は、第10の発明に係る転写装置を備える、画像形成装置である。
第10および第11の発明においても、第1ないし第9のいずれかの発明と同様の作用効果を奏し、ブラシローラの目詰まりを適切に防止できる。
この発明によれば、搬送スクリューの外周部をブラシローラの外周部に当接させると共に、搬送スクリューをブラシローラの回転方向に対してカウンタ方向に回転させるので、ブラシローラに付着したトナーを適切に取り除くことができ、ブラシローラの目詰まりを適切に防止できる。したがって、ブラシローラが有するクリーニング性能を長期間に亘って維持できる。
また、搬送スクリューがブラシローラに付着したトナーを取り除く清掃部材として機能するので、清掃部材を別途設ける必要がなくなり、クリーニング装置を小型化できる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う後述の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この発明の第1実施例であるクリーニング装置を備える画像形成装置の概略構成を示す図解図である。 図1の画像形成装置が備える転写装置を示す斜視図である。 図2の転写装置を示す平面図であって、クリーニング装置のフレームを取り外した状態を示す。 図2の転写装置の概略構成を示す断面図である。 この発明の第1実施例であるクリーニング装置を示す図解図であって、(A)はクリーニング装置を示す平面図であり、(B)はフレームを取り外した状態のクリーニング装置を示す平面図である。 図5のクリーニング装置を示す底面図である。 図5のクリーニング装置の概略構成を示す断面図である。 この発明の第2実施例であるクリーニング装置を示す平面図であって、フレームを取り外した状態を示す。 図8のクリーニング装置を示す底面図である。 図8のクリーニング装置の概略構成を示す断面図である。 この発明の第3実施例であるクリーニング装置を備える転写装置の概略構成を示す断面図である。
[第1実施例]
図1を参照して、この発明の第1実施例であるクリーニング装置10は、電子写真方式によって用紙に画像を形成する画像形成装置100に用いられる。詳細は後述するように、クリーニング装置10は、ブラシローラ74、クリーニングブレード76および搬送スクリュー82等を備え、画像形成装置100が備える転写装置42に設けられて、用紙へのトナー像の転写後に転写ベルト(中間転写ベルト54)の外周面に残留したトナーを除去する。
先ず、画像形成装置100の基本構成について概略的に説明する。この実施例では、画像形成装置100は、複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能などを有する複合機(MFP:Multifunction Peripheral)である。
図1に示すように、画像形成装置100は、画像形成部30等を備える装置本体12、およびその上方に配置される画像読取装置14を含む。
画像読取装置14は、透明材によって形成される原稿載置台16を備える。原稿載置台16の上方には、ヒンジ等を介して原稿押えカバー18が開閉自在に取り付けられる。この原稿押えカバー18には、原稿載置トレイ20に載置された原稿を画像読取位置22に対して1枚ずつ自動的に給紙するADF(自動原稿送り装置)24が設けられる。また、図示は省略するが、原稿載置台16の前面側には、ユーザによる印刷指示等の入力操作を受け付けるタッチパネルおよび操作ボタン等の操作部が設けられる。
また、画像読取装置14には、光源、複数のミラー、結像レンズおよびラインセンサ等を備える画像読取部26が内蔵される。画像読取部26は、原稿表面を光源によって露光し、原稿表面から反射した反射光を複数のミラーによって結像レンズに導く。そして、結像レンズによって反射光をラインセンサの受光素子に結像させる。ラインセンサでは、受光素子に結像した反射光の輝度や色度が検出され、原稿表面の画像に基づく画像データが生成される。ラインセンサとしては、CCD(Charge Coupled Device)やCIS(Contact Image Sensor)等が用いられる。
装置本体12には、CPUおよびメモリ等を含む制御部28および画像形成部30等が内蔵される。制御部28は、タッチパネル等の操作部への入力操作などに応じて、転写装置42を含む画像形成装置100の各部位に制御信号を送信し、画像形成装置100に種々の動作を実行させる。なお、この制御部28は、画像形成装置100の全体を制御するため、転写装置42およびクリーニング装置10の制御部でもある。
画像形成部30は、露光ユニット32、現像器34、感光体ドラム36、感光体クリーナユニット38、帯電器40、転写装置42および定着ユニット44等を備え、給紙トレイ48または手差し給紙トレイ50から搬送される用紙上に画像を形成し、画像形成済みの用紙を排紙トレイ52に排出する。用紙上に画像を形成するための画像データとしては、画像読取部26で読み取った画像データまたは外部コンピュータから送信された画像データ等が利用される。
なお、画像形成装置100において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の4色のカラー画像に応じたものである。このため、現像器34、感光体ドラム36、感光体クリーナユニット38および帯電器40のそれぞれは、各色に応じた4種類の潜像を形成するように4個ずつ設けられ、これらによって4つの画像ステーションが構成される。
感光体ドラム36は、導電性を有する円筒状の基体の表面に感光層が形成された像担持体であり、帯電器40は、この感光体ドラム36の表面を所定の電位に帯電させる部材である。また、露光ユニット32は、レーザ出射部および反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成され、帯電された感光体ドラム36の表面を露光することによって、画像データに応じた静電潜像を感光体ドラム36の表面に形成する。現像器34は、感光体ドラム36の表面に形成された静電潜像を4色(YMCK)のトナーによって顕像化するものである。また、感光体クリーナユニット38は、現像および画像転写後における感光体ドラム36の表面に残留したトナーを除去する。
図1と共に図2〜図4を参照して、転写装置42は、中間転写ベルト54、駆動ローラ56、従動ローラ58、4つの中間転写ローラ60、2次転写ローラ62およびクリーニング装置10などを備え、感光体ドラム36の上方に配置される。
中間転写ベルト54は、可撓性を有する無端状のベルトであって、カーボンブラック等の導電性材料を適宜配合した合成樹脂またはゴム等によって形成される。中間転写ベルト54は、互いに平行に設けられる複数の懸架ローラ、この第1実施例では横方向に所定間隔を設けて配置される駆動ローラ56および従動ローラ58によって懸架され、その下部側の外周面(下面)が感光体ドラム36の外周面に当接するように配置される。そして、中間転写ベルト54は、駆動ローラ56の回転駆動に伴い、所定方向(図1および図4では反時計回り)に周回移動する。
駆動ローラ56は、図示しない駆動部によってその軸線回りに回転可能に設けられる。従動ローラ58は、中間転写ベルト54の周回移動に伴って回転すると共に、中間転写ベルト54に一定の張力を与えて中間転写ベルト54の弛みを防止する。
中間転写ローラ60は、中間転写ベルト54を挟んで各感光体ドラム36と対向する位置のそれぞれに配置される。画像形成時には、中間転写ローラ60に所定の電圧(1次転写電圧)が印加されることによって、感光体ドラム36と中間転写ベルト54との間に転写電界が形成される。そして、この転写電界の作用により、感光体ドラム36の外周面に形成されたトナー像が中間転写ベルト54の外周面に転写される。
2次転写ローラ62は、駆動ローラ56との間で中間転写ベルト54を押圧するように設けられる。画像形成時には、2次転写ローラ62に所定の電圧(2次転写電圧)が印加されることによって、中間転写ベルト54と2次転写ローラ62との間に転写電界が形成される。そして、この転写電界の作用により、中間転写ベルト54と2次転写ローラ62との間の転写ニップ域を用紙が通過する間に、中間転写ベルト54の外周面に形成されたトナー像が用紙に転写(2次転写)される。
用紙にトナー像が転写された後、中間転写ベルト54の外周面に残留したトナーは、クリーニング装置10によって除去され、トナー回収箱72に回収される。ただし、クリーニング装置10は、主として残留トナーを除去するが、中間転写ベルト54の外周面に付着している紙粉なども除去可能である。
クリーニング装置10は、ブラシローラ74、クリーニングブレード76および搬送スクリュー82等を備え、中間転写ベルト54の上部、つまり駆動ローラ56と従動ローラ58との間の略直線状の部分(用紙への転写後の戻り側部分)に設けられる。また、トナー回収箱72は、画像形成装置100の正面側に設けられ、搬送スクリュー82によってクリーニング装置10から搬送されてくるトナーを収容する。なお、クリーニング装置10の具体的構成については、後述する。
図1に戻って、定着ユニット44は、ヒートローラ64および加圧ローラ66を備え、2次転写ローラ62の上方に配置される。ヒートローラ64は、所定の定着温度となるように設定されており、ヒートローラ64と加圧ローラ66との間のニップ域を用紙が通過することによって、用紙に転写されたトナー像が溶融、混合および圧接されて、用紙に対してトナー像が熱定着される。
このような装置本体12内には、給紙トレイ48または手差し給紙トレイ50からの用紙をレジストローラ68、2次転写ローラ62および定着ユニット44を経由させて排紙トレイ52に送るための第1用紙搬送路L1が形成される。また、用紙に対して両面印刷を行う際に、片面印刷が終了して定着ユニット44を通過した後の用紙を、2次転写ローラ62の用紙搬送方向の上流側において第1用紙搬送路L1に戻すための第2用紙搬送路L2が形成される。この第1用紙搬送路L1および第2用紙搬送路L2には、用紙に対して補助的に推進力を与えるための複数の搬送ローラ70が適宜設けられる。
装置本体12において片面印刷(画像形成)を行う際には、用紙は、給紙トレイ48または手差し給紙トレイ50から1枚ずつ第1用紙搬送路L1に導かれ、搬送ローラ70によってレジストローラ68まで搬送される。そして、レジストローラ68によって、用紙の先端と中間転写ベルト54上の画像情報の先端とが整合するタイミングで用紙が2次転写ローラ62(転写ニップ部)に搬送され、用紙上にトナー像が転写される。その後、定着ユニット44(定着ニップ部)を通過することによって用紙上の未定着トナーが熱で溶融して固着されて、排紙トレイ52上に用紙が排出される。
一方、両面印刷を行う際には、片面印刷が終了して定着ユニット44を通過した用紙の後端部が排紙トレイ52近傍の搬送ローラ70まで到達したとき、この搬送ローラ70を逆回転させることによって、用紙が逆走して第2用紙搬送路L2に導かれる。第2用紙搬送路L2に導かれた用紙は、搬送ローラ70によって第2用紙搬送路L2を搬送されて、レジストローラ68の用紙搬送方向の上流側において第1用紙搬送路L1に導かれる。この時点で用紙の表裏は反転されるので、その後、2次転写ローラ62および定着ユニット44を用紙が通過することによって、用紙の裏面に印刷が行われる。
続いて、図5〜図7を参照してクリーニング装置10の構成について説明する。上述のように、クリーニング装置10は、中間転写ベルト54の外周面に形成されたトナー像が用紙に転写された後に、中間転写ベルト54の外周面に残る残留トナーを除去する装置であり、中間転写ベルト54の上部に配置される。クリーニング装置10は、ブラシローラ74、クリーニングブレード76、対向ローラ78、サブブレード80、および搬送スクリュー82等のコンポーネントを備える。これらコンポーネントは、フレーム84等によって所定の配置態様で一体的に保持される。
ブラシローラ74は、軸部に多数のブラシ毛が立設されたローラであって、その外周部(ブラシ毛の先端部)が中間転写ベルト54の外周面と当接するように、駆動ローラ56および従動ローラ58と平行に設けられる。そして、ブラシローラ74は、図示しない駆動源によって所定の回転方向に回転することによって、中間転写ベルト54の外周面に残留したトナーを機械的に掻き取って除去する。この第1実施例では、ブラシローラ74は、中間転写ベルト54の周回移動方向に対してフォロー回転(図7では時計回り)となるように、つまり互いの当接位置においては同じ方向に向かって回転する。ただし、ブラシローラ74は、中間転写ベルト54の周回移動方向に対してカウンタ回転となるように回転させてもよい。
なお、ブラシローラ74は、導電性のブラシであってもよく、中間転写ベルト54とブラシローラ74との間に所定の電位差を設けることによって、中間転写ベルト54の外周面に残留したトナーをブラシローラ74で機械的に掻き取りつつ、電気的作用でブラシローラ74側に引き付けることもできる。
クリーニングブレード76は、長尺の矩形板状の弾性部材であって、中間転写ベルト54の周回移動方向におけるブラシローラ74の下流側の近傍位置において、ブラシローラ74と平行に延びるように設けられる。クリーニングブレード76は、長辺側のエッジが中間転写ベルト54の外周面に対してカウンタ方向に当接するように設けられて、ブラシローラ74が掻き取りきれなかった、中間転写ベルト54の外周面に残留したトナーを堰き止め、機械的に掻き取って除去する。
対向ローラ78は、中間転写ベルト54を挟んでクリーニングブレード76と対向するように設けられる。つまり、中間転写ベルト54の対向ローラ78と当接する領域における外周面に対して、クリーニングブレード76の長辺側のエッジが当接する。この対向ローラ78によって、クリーニングブレード76がその全長に亘って略均一に中間転写ベルト54に当接される。
この対向ローラ78に対して、上述のブラシローラ74は、中間転写ベルト54の周回移動方向において少なくともその一部が重なるように配置される。つまり、対向ローラ78は、中間転写ベルト54を間に挟んでブラシローラ74とも当接するように設けられる。対向ローラ78の近傍位置においては、周回移動時における中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みが少ないので、ブラシローラ74の少なくとも一部が対向ローラ78に重なるようにブラシローラ74を配置することで、ブラシローラ74をその全長に亘って略均一に中間転写ベルト54に当接させることができる。したがって、ブラシローラ74によって中間転写ベルト54の残留トナーを適切に掻き取ることができる。
サブブレード80は、長尺の矩形板状の部材であって、中間転写ベルト54の周回移動方向におけるブラシローラ74の上流側の近傍位置において、ブラシローラ74と平行に延びるように設けられる。クリーニングブレード76は、中間転写ベルト54の外周面に対してフォロー方向に当接するように設けられて、ブラシローラ74およびクリーニングブレード76によって中間転写ベルト54から掻き取られたトナーが、中間転写ベルト54の周回移動方向における上流側に漏れない(戻らない)ようにトナーを受ける。
搬送スクリュー82は、ブラシローラ74およびクリーニングブレード76によって中間転写ベルト54から掻き取られたトナーをトナー回収箱72に搬送する搬送部材である。搬送スクリュー82は、円柱状の回転軸と、回転軸の外周面に長平板を螺旋状に巻き付けた螺旋羽根とを有し、ブラシローラ74と平行に設けられる。そして、搬送スクリュー82は、その外周部(螺旋羽根の先端部)がブラシローラ74の外周部に対して食い込むように当接すると共に、図示しない駆動源によってブラシローラ74の回転方向に対してカウンタ方向に回転される。すなわち、ブラシローラ74と搬送スクリュー82とは、回転方向が同じ向き(図7では時計回り)であって、互いの当接位置においては逆方向に向かって回転する。このように、ブラシローラ74の外周部に対して搬送スクリュー82の外周部を食い込ませてカウンタ方向に当接させることによって、トナーの除去力が大きくなり、ブラシローラ74に付着したトナーを適切に取り除くことができる。言い換えると、この第1実施例では、搬送スクリュー82をブラシローラ74に付着したトナーを取り除く清掃部材として利用している。
また、この第1実勢例では、ブラシローラ74と搬送スクリュー82との当接位置において、搬送スクリュー82は、下向きに回転している。これによって、ブラシローラ74から取り除いたトナーが下方(後述する空間86内)に落ち易くなり、トナーの飛散が防止される。
さらに、この第1実施例では、搬送スクリュー82は、ブラシローラ74とクリーニングブレード76との間において、中間転写ベルト54の上方に所定間隔を設けて配置される。つまり、中間転写ベルト54と搬送スクリュー82と間には、所定高さの小さな空間86が形成される。
このようなクリーニング装置10では、転写ニップ部において用紙にトナー像が転写された後に、中間転写ベルト54の外周面に残留したトナーは、先ず、ブラシローラ74によって掻き取られる。また、ブラシローラ74が掻き取りきれなかったトナーは、クリーニングブレード76によって掻き取られる。これらブラシローラ74およびクリーニングブレード76によって掻き取られたトナーは、中間転写ベルト54、ブラシローラ74、クリーニングブレード76および搬送スクリュー82によって形成される空間86内に一時的に貯留される。そして、空間86内に貯留されたトナーは、この空間86の上方に位置する搬送スクリュー82によってトナー回収箱72に随時搬送される。すなわち、空間86内には、一定量のトナーが常に保持されている。また、中間転写ベルト54から掻き取られたトナーの一部は、ブラシローラ74に付着する(回収される)が、このブラシローラ74に付着したトナーは、搬送スクリュー82によって取り除かれて、トナー回収箱72に搬送される。
ここで、中間転写ベルト54とクリーニングブレード76との当接位置においては、中間転写ベルト54から掻き取ったトナーが潤滑剤として作用するので、クリーニングブレード76の先端部分にトナー溜まりがないと、摩擦が大きくなってクリーニングブレード76が反転してしまう場合がある。一方、トナー溜まりが多すぎると、クリーニングブレード76および中間転写ベルト54にかかる負荷が大きくなってしまう。このため、クリーニングブレード76の先端部分におけるトナー溜まりは、適量としておく必要がある。
これに対して、この第1実施例では、上述のように、中間転写ベルト54、ブラシローラ74、クリーニングブレード76および搬送スクリュー82によって形成される空間86内に一定量のトナーを適切に保持することができるので、クリーニングブレード76の反転を防止し、かつ、クリーニングブレード76および中間転写ベルト54にかかる負荷を抑制することができる。また、ブラシローラ74とクリーニングブレード76とを近接配置しておくことで、空間86を大きくすることなく、適量のトナーを空間86内に保持できる。つまり、クリーニング装置10の小型化を図りつつ、クリーニングブレード76の反転などの不具合を適切に防止できる。
以上のように、この第1実施例によれば、搬送スクリュー82の外周部をブラシローラ74の外周部に当接させると共に、搬送スクリュー82をブラシローラ74の回転方向に対してカウンタ方向に回転させるので、ブラシローラ74に付着したトナーを適切に取り除くことができ、ブラシローラ74の目詰まりを適切に防止できる。したがって、ブラシローラ74が有するクリーニング性能を長期間に亘って維持できる。
また、搬送スクリュー82がブラシローラ74に付着したトナーを取り除く清掃部材として機能するので、清掃部材を別途設ける必要がなくなり、クリーニング装置10、延いては転写装置42および画像形成装置100を小型化できる。
さらに、クリーニング装置10を中間転写ベルト54の上部に配置するので、転写装置42および画像形成装置100の幅方向の縮小化を図ることができる。
さらにまた、搬送スクリュー82を、ブラシローラ74とクリーニングブレード76との間において、中間転写ベルト54に対して所定間隔を設けて配置するので、中間転写ベルト54、ブラシローラ74、クリーニングブレード76および搬送スクリュー82によって形成される空間86内に一定量のトナーを適切に保持することができる。したがって、クリーニングブレード76の反転を防止し、かつ、クリーニングブレード76および中間転写ベルト54にかかる負荷を抑制することができる。
[第2実施例]
次に、図8〜図10を参照して、この発明の第2実施例であるクリーニング装置10について説明する。この第2実施例では、押圧ローラ90をさらに備える点が上述の第1実施例と異なる。その他の部分の構成については同様であるので、上述の第1実施例と共通する部分については、同じ参照番号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
図8〜図10に示すように、この第2実施例のクリーニング装置10は、中間転写ベルト54の周回移動方向におけるブラシローラ74の上流側に設けられて、中間転写ベルト54の外周面を下方に押圧する押圧ローラ90をさらに備える。押圧ローラ90は、中間転写ベルト54の周回移動に伴って回転する従動ローラであって、ブラシローラ74と平行に延びるように設けられる。このように、押圧ローラ90を用いて中間転写ベルト54の外周面を押圧することによって、中間転写ベルト54が対向ローラ78の外周面に巻き付けられた状態となり、対向ローラ78に対する中間転写ベルト54の接触面積が大きくなる。これにより、中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みが抑制されるので、中間転写ベルト54に対して、クリーニングブレード76およびブラシローラ74をその全長に亘ってより均一に当接させる(つまり線圧を一定にする)ことができる。したがって、中間転写ベルト54の残留トナーを適切に除去できる。
また、この第2実施例では、押圧ローラ90は、少なくとも中間転写ベルト54の周回移動方向における押圧ローラ90の上流側の最も近い位置に設けられる懸架ローラ(この第2実施例では駆動ローラ56)よりもブラシローラ74寄りの位置となるように、ブラシローラ74に近接して配置される。すなわち、押圧ローラ90は、対向ローラ78のなるべく近くに配置される。これによって、中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みをより適切に抑制できる。
さらに、この第2実施例では、ブラシローラ74は、中間転写ベルト54の周回移動方向において押圧ローラ90よりも対向ローラ78寄りの位置に配置される。また、ブラシローラ74の中間転写ベルト54に対する食い込み量は、押圧ローラ90の中間転写ベルト54に対する食い込み量よりも大きく設定される。ブラシローラ74の外周部は、繊維質で柔らかく撓み易いので、ブラシローラ74の中間転写ベルト54に対する食い込み量を押圧ローラ90よりも大きくすることで、中間転写ベルト54の外周面に残留したトナーをブラシローラ74によってしっかりと掻き取ることができる。
以上のように、この第2実施例においても、第1実施例と同様に、搬送スクリュー82の外周部をブラシローラ74の外周部に当接させると共に、搬送スクリュー82をブラシローラ74の回転方向に対してカウンタ方向に回転させるので、ブラシローラ74に付着したトナーを適切に取り除くことができ、ブラシローラ74の目詰まりを適切に防止できる。
また、この第2実施例によれば、中間転写ベルト54の周回移動方向におけるブラシローラ74の上流側に押圧ローラ90を設けたので、クリーニング装置10を配置した位置における中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みを抑制できる。したがって、中間転写ベルト54に対して、クリーニングブレード76およびブラシローラ74をその全長に亘ってより均一に当接させることができる。
なお、押圧ローラ90としては、外周部にスポンジ層を有するローラを用いることもできる。これによって、押圧ローラ90は、中間転写ベルト54の波打ちまたは撓みを抑制する機能に加えて、中間転写ベルト54の外周面に残留したトナーを取り除く清掃部材としての機能を有するようになる。
[第3実施例]
続いて、図11を参照して、この発明の第3実施例であるクリーニング装置10について説明する。この第3実施例のクリーニング装置10は、中間転写ベルト54の側部(横側)の外周面に配置される点が上述の第1実施例と異なる。その他の部分の構成については基本的に同様であるので、上述の第1実施例と共通する部分については、同じ参照番号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
図11に示すように、この第3実施例のクリーニング装置10は、ブラシローラ74、クリーニングブレード76および搬送スクリュー82等を備え、従動ローラ58との間で中間転写ベルト54を押圧するように、中間転写ベルト54の側部に配置される。なお、この第3実施例では、ブラシローラ74およびクリーニングブレード76の対向位置には、従動ローラ58が配置されるので、対向ローラ78は設けられない。
この第3実施例においても、第1実施例と同様に、搬送スクリュー82の外周部をブラシローラ74の外周部に当接させると共に、搬送スクリュー82をブラシローラ74の回転方向に対してカウンタ方向に回転させるので、ブラシローラ74に付着したトナーを適切に取り除くことができ、ブラシローラ74の目詰まりを適切に防止できる。
なお、感光体ドラム36等が中間転写ベルト54の上方に配置される転写装置42または画像形成装置100の場合には、クリーニング装置10は、中間転写ベルト54の下部に配置することもできる。
また、上述の各実施例では、クリーニング装置10が清掃する転写ベルトとして、中間転写ベルト54を例示したが、これに限定されない。たとえば、クリーニング装置10は、2次転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去することもできる。
さらに、上述の各実施例では、画像形成装置100として、複写機、ファクシミリおよびプリンタ等を組み合わせた複合機を例示したが、画像形成装置100は、複写機、ファクシミリおよびプリンタ等のいずれか、またはこれらの少なくとも2つを組み合わせた複合機であってもよい。
また、上で挙げた具体的な数値、材質および形状などは、いずれも単なる一例であり、製品の仕様などの必要に応じて適宜変更可能である。
10 …クリーニング装置
30 …画像形成部
42 …転写装置
54 …中間転写ベルト
62 …2次転写ローラ
74 …ブラシローラ
76 …クリーニングブレード
78 …対向ローラ
82 …搬送スクリュー
90 …押圧ローラ
100 …画像形成装置

Claims (11)

  1. 複数の懸架ローラによって周回移動可能に懸架された転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去するクリーニング装置であって、
    外周部が前記転写ベルトの外周面に当接するように設けられると共に、所定の回転方向に回転されて、当該転写ベルトの外周面に残留したトナーを掻き取るブラシローラ、および
    前記転写ベルトから掻き取られたトナーを搬送する搬送スクリューを備え、
    前記搬送スクリューは、外周部が前記ブラシローラの外周部に当接するように設けられ、前記ブラシローラの回転方向に対してカウンタ方向に回転される、クリーニング装置。
  2. 前記クリーニング装置は、前記転写ベルトの上部に設けられ、
    前記転写ベルトの周回移動方向における前記ブラシローラの下流側において、前記転写ベルトの外周面に当接するように設けられて、当該転写ベルトの外周面に残留したトナーを掻き取るクリーニングブレードをさらに備え、
    前記搬送スクリューは、前記ブラシローラと前記クリーニングブレードとの間において、前記転写ベルトに対して所定間隔を設けて配置される、請求項1記載のクリーニング装置。
  3. 前記転写ベルトを挟んで前記クリーニングブレードと対向するように設けられる対向ローラ、および
    前記転写ベルトの周回移動方向における前記ブラシローラの上流側に設けられて、前記転写ベルトの外周面を押圧する押圧ローラをさらに備える、請求項2記載のクリーニング装置。
  4. 前記押圧ローラは、少なくとも前記転写ベルトの周回移動方向における当該押圧ローラの上流側の最も近い位置に設けられる前記懸架ローラよりも前記ブラシローラ寄りの位置となるように配置される、請求項3記載のクリーニング装置。
  5. 前記ブラシローラは、前記転写ベルトの周回移動方向において前記押圧ローラよりも前記対向ローラ寄りの位置に配置される、請求項3または4記載のクリーニング装置。
  6. 前記ブラシローラは、前記転写ベルトの周回移動方向において前記対向ローラに少なくとも一部が重なるように配置される、請求項3ないし5のいずれかに記載のクリーニング装置。
  7. 前記ブラシローラの前記転写ベルトに対する食い込み量は、前記押圧ローラの前記転写ベルトに対する食い込み量よりも大きく設定される、請求項3ないし6のいずれかに記載のクリーニング装置。
  8. 前記押圧ローラは、外周部にスポンジ層を有する、請求項3ないし7のいずれかに記載のクリーニング装置。
  9. 前記搬送スクリューは、前記ブラシローラとの当接位置において下向きに回転する、請求項2ないし8のいずれかに記載のクリーニング装置。
  10. 複数の懸架ローラによって周回移動可能に懸架された転写ベルト、および
    前記転写ベルトの外周面に残留したトナーを除去する請求項1ないし9のいずれかに記載のクリーニング装置を備える、転写装置。
  11. 請求項10記載の転写装置を備える、画像形成装置。
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