JP2017201273A - 電圧センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加、及び、組み立ての煩雑化を防止しつつ、光学的測定で得られるシグナルQ値及び電気的測定で得られるシグナル変化を大きくして電圧測定精度の向上を図ることが可能な電圧センサを提供する。
【解決手段】電圧センサ1は、機械的な支持手段10によって支持された円形状の振動子20と、円形状の振動子20を挟んで、振動子20に対して所定の隙間を介して配置された2つの固定電極30と、円形状の振動子20を挟んで2つの固定電極30と異なる位置に配置され、振動子20を振動させるために同位相の交流の駆動電圧が印加される2つの駆動電極40と、を備え、2つの固定電極30に測定対象である電圧を印加することで、静電引力を振動子20に作用させ、当該振動子20の共振周波数が変化することで、測定対象である電圧を算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電圧センサに関する。
従来、ポッケルス素子、1/4波長板、偏光子、検光子等を備えた電圧センサが提案されている。この電圧センサでは、光源より出力された光信号が偏光子により偏光されてポッケルス素子に入射し、ポッケルス素子にて電圧の大きさに応じた光変調を受ける。光変調を受けた光信号は1/4波長板を経て検光子へ伝達される。検光子から出力された光信号は所定の光受信器により受信及び検出され、ポッケルス素子に印加された電圧を測定することができる(例えば特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に記載の電圧センサは、ポッケルス素子、1/4波長板、偏光子、検光子等の部品が必要となり、部品点数の増加を招いてしまう他、光軸のアライメント等が必要となり、組み立てが煩雑化してしまう。
そこで、機械的なサスペンションによって支持された振動子と、この振動子にある隙間を介して対向配置された固定電極と、を具備し、固定電極に測定対象である電圧を印加することで、静電引力を振動子に作用させ、振動子の共振周波数が変化することで、測定対象である電圧を算出する電圧センサが提案されている(特許文献2参照)。
この電圧センサでは、測定対象となる電圧が固定電極に印加されると、この電圧による静電引力により、実質的にサスペンションのバネ定数が変化することとなり、振動子の共振周波数が変化することとなる。この変化は、測定対象となる電圧の大きさに一定の相関があることから、変化した共振周波数から測定対象となる電圧の値を測定することができる。このように、特許文献2に記載の電圧センサは、上記光学部品が必要とならず、部品点数の増加を抑え、且つ、光軸のアライメント等も必要とならないことから、組み立ての煩雑化も防止できる。
特開平3−146875号公報 特開2013−228367号公報
しかし、特許文献2に記載の電圧センサでは、光学的測定で得られるシグナルQ値及び電気的測定で得られるシグナル変化が大きくないため、電圧測定精度の面で未だ改善の余地を残すものであった。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、部品点数の増加、及び、組み立ての煩雑化を防止しつつ、光学的測定で得られるシグナルQ値及び電気的測定で得られるシグナル変化を大きくして電圧測定精度の向上を図ることが可能な電圧センサを提供することにある。
本発明の電圧センサは、機械的な支持手段によって支持された円形状又は略円形状の振動子と、前記振動子に対して所定の隙間を介して配置された固定電極と、前記振動子を挟んで前記固定電極と異なる位置に配置され、前記振動子を振動させるために交流の駆動電圧が印加される駆動電極と、を備え、前記固定電極に測定対象である電圧を印加することで、静電引力を前記振動子に作用させ、当該振動子の共振周波数が変化することで、測定対象である電圧を算出することを特徴とする。
本発明の電圧センサによれば、円形状又は略円形状の振動子に対して、固定電極が設けられ、固定電極と異なる位置で、交流の駆動電圧が印加される駆動電極を備えるため、円形状又は略円形状の振動子は、駆動電極によって押しつぶされ又は押し広げられるように振動することとなり、並進型の振動子と比較すると振幅を小さくできる。よって、気体によるダンピングの影響を小さくでき振動子が安定して動作することから、ノイズを抑えて共振時のシグナル(光学的測定)のQ値及びシグナル変化(電気的測定)を大きくすることができる。また、ポッケルス素子、1/4波長板、偏光子、検光子等の部品が必要なく、光軸のアライメント等も必要がないため、部品点数の増加、及び、組み立ての煩雑化を防止することができる。従って、部品点数の増加、及び、組み立ての煩雑化を防止しつつ、光学的測定で得られるシグナルQ値及び電気的測定で得られるシグナル変化を大きくして電圧測定精度の向上を図ることができる。
また、上記電圧センサにおいて、前記支持手段は、前記振動子のうち振動振幅が最小となる4つの節の少なくとも1つに接続されていることが好ましい。
この電圧センサによれば、支持手段は振動子のうち振動振幅が最小となる4つの節の少なくとも1つに接続されているため、他の箇所に接続する場合よりも、振動のエネルギー損失を小さくすることができる。
また、上記電圧センサにおいて、前記固定電極は、前記振動子の振動方向に沿って櫛歯状の溝が形成されていることが好ましい。
この電圧センサによれば、固定電極は、振動子の振動方向に沿って櫛歯状の溝が形成されているため、振動と平行に気体が抜けることとなり、一層気体によるダンピングの影響を抑えることができる。
また、上記電圧センサにおいて、前記振動子、前記固定電極、及び前記駆動電極は、基板上に形成されると共に、前記基板は、平面視して前記振動子の形成領域に開口が設けられていることが好ましい。
この電圧センサによれば、基板は、平面視して振動子、固定電極、及び駆動電極の形成領域に開口が設けられているため、振動時に気体が基板の開口から抜け易くなり、気体によるダンピングの影響を抑えることができる。
また、上記電圧センサにおいて、前記固定電極及び駆動電極は、それぞれ2つ設けられており、2つの前記駆動電極は、前記振動子の中心に対して互いに反対位置に配置されると共に、同位相の交流の駆動電圧が印加され、2つの前記固定電極は、2つの前記駆動電極を結ぶ方向に対して直角となる位置に配置されていることが好ましい。
この電圧センサによれば、2つの駆動電極は、振動子の中心に対して互いに反対位置に配置されると共に、同位相の交流の駆動電圧が印加されていることから、円形状等の振動子が押しつぶされ又は押し広げられるように効率良く振動させることができる。さらに、2つの固定電極は、2つの駆動電極を結ぶ方向に対して直角となる位置に配置されているため、振動子の最も振動量が大きい部分と2つの固定電極とを対向配置させることとなり、2つの固定電極に測定対象である電圧を印加した場合における当該振動子の共振周波数の変化をより顕著とすることができ、測定精度の向上を図ることができる。
本発明によれば、光学的測定で得られるシグナルQ値及び電気的測定で得られるシグナル変化を大きくして電圧測定精度の向上を図ることが可能な電圧センサを提供することができる。
本発明の実施形態に係る電圧センサの原理を示す基本構成図である。 本実施形態に係る電圧センサを示す概略構成図である。 図2に示したリング部の振動の様子を示す概念図である。 リング部を示す斜視図である。 本実施形態に係る電圧センサの一部拡大図である。 本実施形態に係る電圧センサの断面図である。 実験に用いられた電圧センサの全体を示す平面図である。 図7に示す電圧センサの一部拡大図である。 図7及び図8に示す電圧センサの周波数に対するシグナル変化を示すグラフであって、固定電極に印加する電圧Vmが0V、100V、200V及び300Vであるときのシグナル変化を示している。 図7及び図8に示す電圧センサの2つの固定電極に印加する電圧Vmと共振周波数との相関を示すグラフである。 比較例に係る電圧センサの光学的及び電気的測定の結果を示すグラフである。 図7及び図8に示す電圧センサの光学的及び電気的測定の結果を示すグラフである。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は以下の実施形態に限られるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る電圧センサの原理を示す基本構成図である。図1に示すように、基本原理に係る電圧センサVSは、機械的なサスペンションVS1と、振動子VS2と、固定電極VS3と、演算部VS4とから構成されている。
サスペンションVS1は、振動子VS2を支持するものである。このサスペンションVS1のバネ定数をkとする。振動子VS2は、サスペンションVS1により支持された平板電極であり、サスペンションVS1の弾性力により振動可能となっている。この振動子VS2の質量をmとする。
固定電極VS3は、振動子VS2にある隙間を介して対向配置された平板電極であり、振動子VS2とは平行平板電極の関係を有している。なお、振動子VS2と固定電極VS3との向かい合った面積をSとする。また、両者間の初期ギャップをgとする。
このような電圧センサVSにおいて振動子VS2に交流電圧が印加されると、振動子VS2はサスペンションVS1の弾性力により固定電極VS3との距離が増減する方向(図中左右方向)に振動する。このとき、振動子VS2は、

なる関係式(1)に基づく共振周波数fで振動することとなる。
さらに、固定電極VS3に測定対象となる電圧が印加されたとする。このとき、固定電極VS3から振動子VS2に対して静電引力が付与されて距離xだけ変位する。静電引力は、式(2)に示す等価バネ定数kとして表わすことができる。

なお、式(2)においてεはギャップg間の誘電率であり、Vは測定対象となる電圧である。
これにより、振動子VS2は式(3)に示す共振周波数f’で振動することとなる。
ここで、式(2)の等価バネ定数kは、固定電極VS3に印加される電圧Vの大きさに応じて変化することから、式(3)に示す共振周波数f’についても電圧Vの大きさを反映したものとなる。
よって、演算部VS4は、振動子VS2の共振周波数f’から測定対象となる電圧を算出することができる。
本実施形態に係る電圧センサは、上記のような静電引力による共振周波数の変化を利用して、測定対象となる電圧を測定する。ここで、図1に示す電圧センサVSは、並進型の振動子VS2を備えており、これが振動子VS2の平板面に対して垂直方向に振動するため、周囲の気体によってダンピング(振動が減衰)させられ易くなってしまう。これにより、光学的測定で得られるシグナルQ値及び電気的測定で得られるシグナル変化が大きくならず、電圧測定精度の面で未だ改善の余地を残すものであった。
図2は、本実施形態に係る電圧センサ1を示す概略構成図である。図2に示すように、電圧センサ1は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)加工技術を利用して作成されるマイクロ電圧センサであって、基板Bに対して、支持手段10、振動子20、2つの固定電極30、2つの駆動電極40を備えている。さらに、電圧センサ1は、演算部50についても備えている。
支持手段10は、振動子20を支持するものである。振動子20は、円形状(例えば真円若しくは楕円)又は略円形状(例えば真円や楕円に近い多角形)の部材であって、支持手段10によって支持されることで浮いた状態となっている。なお、以下の説明において振動子20は円形状(真円)であるものとして説明する。2つの固定電極30は、測定対象となる電圧が印加される被測定電極である。これらの固定電極30は、円形状の振動子20を挟むように配置されている。また、固定電極30は、円形状の振動子20の外形に併せて、円弧形状となっており、円弧内側部位31が振動子20と所定の隙間を空けて対向配置されている。
2つの駆動電極40は、円形状の振動子20を挟むように、且つ、2つの固定電極30とは異なる位置に配置されており、振動子20を振動させるために同位相の交流の駆動電圧が印加されるものである。より詳細に2つの駆動電極40は、2つの固定電極30を結ぶ方向に対し、平面視して(すなわち図2に示す上面からみた場合に)直角となる方向にそれぞれ配置されている。また、振動子20は、円形状のリング部21と、リング部21から側方(上記直角となる方向)に突出する2つの櫛歯部22を備えている。2つの駆動電極40は、これら2つの櫛歯部22が有する櫛歯とかみ合うように櫛歯形状の櫛歯部41を備え、振動子20を効率的に振動させるようになっている。なお、図2に示す例において櫛歯部22及び駆動電力40はリング部21の外側に設けられているが、これに限らず、双方がリング部21の内側に設けられていてもよい。
図3は、図2に示したリング部21の振動の様子を示す概念図である。図3に示すように、2つの駆動電極40に対して同位相の交流の駆動電圧が印加されると、2つの駆動電極40を結ぶ直線上において、円内側方向にリング部21を縮めるように力が作用し、その後、円外側方向にリング部21を拡げるように力が作用し、これが繰り返されることとなる。このため、円内側方向に力が作用した場合には、リング部21は図3において縦長の楕円形状となり、円外側方向に力が作用した場合には、リング部21は図3において横長の楕円形状となる。このようにリング部21は、縦長の楕円形状と横長の楕円形状とを交互に繰り返すようなワイングラスモードの振動をすることとなる。なお、リング部21が円形状であるためその剛性が高く、ここでの振動によるリング部21の形状変化量は1nm程度であり、特許文献2に記載の並進型の振動子の振動(変位量3μm)よりも小さい振動をすることとなる。
さらに、本実施形態において上記支持手段10は4つであり、4つの支持手段10は、振動子20のうち振動振幅が最小となる4つの節QPに接続されている。このため、4つの支持手段10は、円形状の振動子20の振動を阻害しないようになっている。なお、支持手段10は、振動子20を支持できれば、4つに限らず、1つ、2つ又は3つであってもよい。
ここで、振動子20の共振周波数fは、以下の式となる。
ここで、iは、振動モードによって決まるパラメータ(ワイングラスモード共振ではi=2)であり、Rは、リング部21の半径であり、Eはヤング率であり、Iは断面二次モーメントである。また、mはリング円周の単位長さあたりの質量であり、hはリング高さであり、wはリング幅である。
図4はリング部21を示す斜視図である。図4に示すように、詳細には、wがリング部21の径方向の厚みを示し、hが径方向を含む平面に対して垂直となる長さを示し、リング部21の半径を示すRは、リング部21の中心点から、リング部21の幅中央までの距離を示す。
上記のような共振周波数fは、図1を参照して説明した例と同様に、2つの固定電極30に測定対象となる電圧Vmが印加されると、この電圧Vmの大きさに応じて変化する。演算部50は、この変化から測定対象となる電圧Vmを演算により求めることとなる。
なお、本実施形態においては、4つの支持手段10の根元側(振動子20の接続側と反対側)に形成される電極のいずれか1つが電気的測定に用いられる電極となる。
図5は、本実施形態に係る電圧センサ1の一部拡大図であり、図6は、本実施形態に係る電圧センサ1の断面図である。図5に示すように、2つの固定電極30は、円弧内側部位31に、振動子20の振動方向に沿って櫛歯状の溝32が形成されている。これにより、振動時に気体が櫛歯状の溝32を通じて抜けていくように(振動方向(図5に示す矢印方向)と同方向に抜けていくように)作用し、ダンピング抵抗が低減することとなる。
なお、図5に示すように、リング部21の内側に円形の構造物60(例えば基板Bの一部)を備える場合には、この構造物60についても円周方向に亘ってリング径方向に延びる櫛歯状の溝61を形成しておくことが好ましい。
また、図6に示すように、基板Bは、平面視して振動子20の形成領域と対応する箇所(すなわち下側)に開口B1が設けられている。このため、振動時に気体が開口B1を通じて抜けていくこととなり(振動方向(図6に示す符号α)と垂直側の方向(図6に示す符号β)に抜けていくこととなり)、ダンピング抵抗が低減することとなる。
なお、上記において述べる基板Bとはいわゆるハンドル層を意味し、ハンドル層上には図6に示すように、犠牲層SCが設けられ、犠牲層SC上にデバイス層DLが設けられ、デバイス層DL上に、薄膜(金属層)TFが設けられ、この薄膜TFとデバイス層DLとによって固定電極30等の電極が形成されることとなる。
このような電圧センサ1においては、2つの駆動電極40に対して同位相の交流の駆動電圧が印加される。電圧が交流であることから振動子20は所定の共振周波数fを持ち図3に示したように振動することとなる。
このとき、2つの固定電極30に測定対象となる電圧Vmが印加されたとする。この電圧Vmによっても静電引力が発生し、振動子20は共振周波数f’を持ち振動することとなる。
演算部50は、変化した共振周波数f’から測定対象となる電圧Vmの大きさを演算することとなる。なお、演算部50は、共振周波数f’と測定対象となる電圧Vmの大きさとの相関を示す相関データを記憶しており、記憶される相関データに基づいて測定対象となる電圧Vを算出することとなる。このとき、演算部50は、共振周波数f’を測定するために振動子20の変位量(変形量)を測定する必要がある。この際、電圧センサ1は振動子20にレーザ光を照射し、反射光から振動子20の変位量を求めることとなる(光学的測定)。また、電圧センサ1は、静電容量の変化から振動子20の変位量を計測するようにしてもよい(電気的測定)。なお、静電容量から変位量を求める場合、固定電極30をそのまま利用してもよいし、別途変位量を測定するための電極を設置してもよい。
次に、本実施形態に係る電圧センサ1の実験結果を説明する。なお、以下に示すグラフは、周波数特性分析器による分析結果を示している。
図7は、実験に用いられた電圧センサ1の全体を示す平面図であり、図8は、図7に示す電圧センサ1の一部拡大図である。なお、図7においては、図2と重複する部位の一部については符号を省略している。
まず、図7及び図8に示すような電圧センサ1を、MEMS技術を利用して作製した。電圧センサ1(基板B)の大きさは2312×2530μmであり、リング部21の半径Rは320μmとした。また、リング部21の幅wは10μmとした。さらに、2つの固定電極30及び2つの駆動電極40の双方に、電圧が印加されていない状態におけるリング部21と2つの固定電極30との隙間は、10μmとした。
なお、図7に示す電圧センサ1は、2つの駆動電極40を接続する接続部42を有しており、実質上2つの駆動電極40は1つの部材となっている。さらに、図8に示すように、支持手段10は弾性構造となっている。すなわち、支持手段10は、リング部21の節QPにおいて接続され、節QPから根元方向に延びて分岐する2本の支持部10aを有すると共に、2本の支持部10a間にT字の縦棒部分が配置されたT字状の空隙Gを有した弾性構造となっている。
このような電圧センサ1の2つの駆動電極40に対して交流電圧を印加して振動子20を振動させた。このとき、振動子20から発せられるシグナル変化を電気的測定により検出し、周波数を変化させることで共振周波数を得る。このような共振周波数の測定を、2つの固定電極30に印加する電圧Vmを0〜350Vに変化させながら行った。
なお、図7及び図8に示すように、振動子20は、櫛歯部22を2段に備える構成となっており、2つの駆動電極40についてもこれに対応するように2段に櫛歯部41を備えた形状となっている。
図9は、図7及び図8に示す電圧センサ1の周波数に対するシグナル変化を示すグラフであって、固定電極30に印加する電圧Vmが0V、100V、200V及び300Vであるときのシグナル変化を示している。
図9に示すように、2つの固定電極30に印加する電圧Vmが0Vである場合の共振周波数が最も高く、100V、200V及び300Vと印加電圧Vmが高くなるに従って、共振周波数は低下していく。
図10は、図7及び図8に示す電圧センサ1の2つの固定電極30に印加する電圧Vmと共振周波数との相関を示すグラフである。図10に示すように、測定対象となる2つの固定電極30に印加される電圧Vmに対して、共振周波数は単調減少しており、電圧センサ1として機能することがわかった。
図11は、比較例に係る電圧センサの光学的及び電気的測定の結果を示すグラフであり、図12は、図7及び図8に示す電圧センサ1の光学的及び電気的測定の結果を示すグラフである。
図11に示すように、比較例に係る電圧センサ(特許文献2に示すもの)では電気的測定におけるシグナル変化量が約0.0029〔Vrms〕となり、光学的測定におけるシグナルのQ値が150となっている。これに対して、図12に示すように、図7及び図8に示す電圧センサ1では電気的測定におけるシグナル変化量が約0.027〔Vrms〕となっており、従来と比較すると約10倍の大きさとなっている。さらに、図7及び図8に示す電圧センサ1では光学的測定におけるシグナルのQ値が320となっており、従来と比較すると約2倍の大きさとなっている。よって、本実施形態に係る電圧測定精度の向上を図ることができるといえる。
さらに、図示を省略したが、図5に示した構造を採用することにより、光学的測定におけるシグナルのQ値が320から460となり、更に約1.4倍の大きさとなった。すなわち、一層電圧測定精度の向上を図ることができるといえる。
このようにして、本実施形態に係る電圧センサ1によれば、円形状又は略円形状の振動子20に対して、固定電極30が設けられ、固定電極30と異なる位置で、交流の駆動電圧が印加される駆動電極40を備えるため、円形状又は略円形状の振動子20は、駆動電極40によって押しつぶされ又は押し広げられるように振動することとなり、並進型の振動子と比較すると振幅を小さくできる。よって、気体によるダンピングの影響を小さくでき振動子20が安定して動作することから、ノイズを抑えて共振時のシグナル(光学的測定)のQ値及びシグナル変化(電気的測定)を大きくすることができる。また、ポッケルス素子、1/4波長板、偏光子、検光子等の部品が必要なく、光軸のアライメント等も必要がないため、部品点数の増加、及び、組み立ての煩雑化を防止することができる。従って、部品点数の増加、及び、組み立ての煩雑化を防止しつつ、光学的測定で得られるシグナルQ値及び電気的測定で得られるシグナル変化を大きくして電圧測定精度の向上を図ることができる。
また、支持手段10は振動子20のうち振動振幅が最小となる4つの節QPの少なくとも1つに接続されているため、他の箇所に接続する場合よりも、振動のエネルギー損失を小さくすることができる。
また、固定電極30は、振動子20の振動方向に沿って櫛歯状の溝32が形成されているため、振動と平行に気体が抜けることとなり、一層気体によるダンピングの影響を抑えることができる。
また、基板Bは、平面視して振動子20、固定電極30、及び駆動電極40の形成領域に開口B1が設けられているため、振動時に気体が基板Bの開口B1から抜けることとなり、一層気体によるダンピングの影響を抑えることができる。
また、2つの駆動電極40は、振動子20の中心に対して互いに反対位置に配置されると共に、同位相の交流の駆動電圧が印加されていることから、円形状等の振動子20が押しつぶされ又は押し広げられるように効率良く振動させることができる。さらに、2つの固定電極30は、2つの駆動電極40を結ぶ方向に対して直角となる位置に配置されているため、振動子20の最も振動量が大きい部分と2つの固定電極30とを対向配置させることとなり、2つの固定電極30に測定対象である電圧を印加した場合における当該振動子20の共振周波数の変化をより顕著とすることができ、測定精度の向上を図ることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態において振動子20と駆動電極40とは、櫛歯部22,41を備えているが、これに限らず、充分に静電引力を発生させて振動子20を振動させることができれば、特に櫛歯部22,41を備えていなくともよい。
また、図8に示すように、基板Bには、櫛歯部22の過度の振動を櫛歯部22の背面側(リング部21側)から抑えるストッパ部S1を備えていてもよいし、リング部21の過度の振動をリング部21の外側から抑えるストッパ部S2を備えていてもよい。なお、ストッパ部S1,S2は浮遊電極により構成することが好ましいが、特に浮遊電極により構成する場合に限られない。
加えて、上記実施形態において2つの駆動電極40は、2つの固定電極30を結ぶ方向に対して直角となる位置にそれぞれ配置されているが、特に直角に限らず、やや傾いた位置に配置されていてもよい。この場合、2つの固定電極30とリング部21の節QPとが対向しないように、配置することが好ましい。
さらに、上記実施形態において固定電極30は、2つである例を説明したが、特に個数は2つに限られるものではない。さらに、固定電極30は、円形状又は略円形状の振動子20の外側に設けられる場合に限らず、内側に設けられていてもよい。
さらに、上記実施形態において駆動電極40は、2つである例を説明したが、例えば駆動電極40は、1つだけ設けられていてもよいし、互いに90°離間するように4つ設けられていてもよい。すなわち、駆動電極40の個数は2つに限られるものではない。
加えて、上記実施形態において駆動電極40は、振動子20を挟んで対向する位置に2つ設けられている関係上、同位相の交流電圧が印加されているが、これに限らず、例えば2つの駆動電極40が90°離間して配置されている場合には、逆位相となる交流電圧が印加されてもよい。これによっても、円形状等の振動子20を押しつぶしたり押し広げたりするワイングラスモードの振動を実現できるからである。また、2つの駆動電極40は90°離間する形態に限られず、配置角度によって交流電圧の位相を適切に調整すれば、円形状等の振動子20を押しつぶしたり押し広げたりするワイングラスモードの振動を実現することができる。
なお、円形状等の振動子20を押しつぶしたり押し広げたりするワイングラスモードの振動については、2つ以上の駆動電極40が必須ではなく、例えば1つの駆動電極40と、4つの支持手段によっても可能である。この場合、4つの支持手段は、90°間隔でそれぞれ離間しており、1つの駆動電極40は、いずれかの隣接する2つの支持手段によって支持される箇所の中間地点あたりに対して静電引力を付与すれば、ワイングラスモードの振動が可能となる。
1 :電圧センサ
10 :支持手段
20 :振動子
21 :リング部
22 :櫛歯部
30 :固定電極
31 :円弧内側部位
32 :溝
40 :駆動電極
41 :櫛歯部
50 :演算部
B :基板
B1 :開口
QP :節

Claims (5)

  1. 機械的な支持手段によって支持された円形状又は略円形状の振動子と、
    前記振動子に対して所定の隙間を介して配置された固定電極と、
    前記振動子を挟んで前記固定電極と異なる位置に配置され、前記振動子を振動させるために交流の駆動電圧が印加される駆動電極と、を備え、
    前記固定電極に測定対象である電圧を印加することで、静電引力を前記振動子に作用させ、当該振動子の共振周波数が変化することで、測定対象である電圧を算出する
    ことを特徴とする電圧センサ。
  2. 前記支持手段は、前記振動子のうち振動振幅が最小となる4つの節の少なくとも1つに接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電圧センサ。
  3. 前記固定電極は、前記振動子の振動方向に沿って櫛歯状の溝が形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電圧センサ。
  4. 前記振動子、前記固定電極、及び前記駆動電極は、基板上に形成されると共に、
    前記基板は、平面視して前記振動子の形成領域に開口が設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電圧センサ。
  5. 前記固定電極及び駆動電極は、それぞれ2つ設けられており、
    2つの前記駆動電極は、前記振動子の中心に対して互いに反対位置に配置されると共に、同位相の交流の駆動電圧が印加され、
    2つの前記固定電極は、2つの前記駆動電極を結ぶ方向に対して直角となる位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電圧センサ。
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