JP5193541B2 - 角速度検出装置 - Google Patents
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請求項2の発明は、請求項1に記載の角速度検出装置において、検出部は、振動状態の変化として、非対称型センサ素子および駆動部を含む系のイミタンスの変化を検出するようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の角速度検出装置において、櫛歯凹凸形状の第2の固定電極が形成された第2の固定部、櫛歯凹凸形状の第2の可動電極が形成された第2の可動部、および、第2の固定電極の櫛歯凹凸部と第2の可動電極の櫛歯凹凸部とが、隙間を介して噛合し、かつ、互いに入り込んだ凹部と凸部との間の2つの側方隙間が等しくなるように対向配置されるように、第2の可動部を第2の固定部に弾性支持する第2の支持部を有し、角速度検出対象に固定される対称型センサ素子と、第2の可動部を第2の固定部の方向に振動駆動するための電圧を、第2の固定電極と第2の可動電極との間に印加する第2の駆動部と、角速度検出対象の運動による第2の可動部の振動状態の変化を検出する第2の検出部と、をさらに備え、対称型センサ素子は、第2の可動部の振動方向が第1の可動部の振動方向と一致するように、角速度検出対象に固定されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1に記載の角速度検出装置において、駆動部は、角速度センサ素子が有する電気的等価回路を帰還回路として用いることにより自励発振させ、その自
励発振により第1の可動部を振動させる増幅器を備える。
請求項5の発明は、請求項4に記載の角速度検出装置において、振動状態の変化として、振動周波数の変化を検出するようにしたものである。
請求項6の発明は、櫛歯凹凸形状の第1の固定電極が形成された第1の固定部、櫛歯凹凸形状の第1の可動電極が形成された第1の可動部、および、第1の固定電極の櫛歯凹凸部と第1の可動電極の櫛歯凹凸部とが、隙間を介して噛合し、かつ、互いに入り込んだ凹部と凸部との間の2つの側方隙間の大きさが異なるように偏って対向配置されるように、第1の可動部を第1の固定部に弾性支持する第1の支持部を有し、角速度検出対象に固定される非対称型センサ素子を1組備え、櫛歯凹凸形状の第2の固定電極が形成された第2の固定部、櫛歯凹凸形状の第2の可動電極が形成された第2の可動部、および、第2の固定電極の櫛歯凹凸部と第2の可動電極の櫛歯凹凸部とが、隙間を介して噛合し、かつ、互いに入り込んだ凹部と凸部との間の2つの側方隙間が等しくなるように対向配置されるように、第2の可動部を第2の固定部に弾性支持する第2の支持部を有し、角速度検出対象に固定される対称型センサ素子を3組備える、角速度検出装置であって、2組の対称型センサ素子を直列接続したものと、対称型センサ素子と非対称型センサ素子を直列接続したものとを並列接続してブリッジ回路を構成し、ブリッジ回路に接続され、可動部と対応する固定部との間のそれぞれに、可動部を対応する固定部の方向に振動駆動するための電圧を印加する一つの駆動部と、一方の直列接続の接続点と他方の前記直列接続の接続点との間の電位差を検出する検出部と、を備えたことを特徴とする。
C2=nε0bX/Y2
C0=nε0bX(1/Y1+1/Y2)
ところで、図4に示す周波数特性は、(電気機械変換素子である)水晶振動子と同様の機能を有している。そのため、増幅器を付加し、櫛歯形状電極110,120を有する静電アクチュエータを共振回路として用いることで、静電アクチュエータを自励発振させることができる。そして、振動状態の変化として周波数変化を検出することにより、角速度や、外力の付加を検出することができる。
Claims (6)
- 櫛歯凹凸形状の第1の固定電極が形成された第1の固定部、櫛歯凹凸形状の第1の可動電極が形成された第1の可動部、および、前記第1の可動部を前記第1の固定部に弾性支持する第1の支持部を有し、角速度検出対象に固定される非対称型センサ素子と、
前記第1の可動部を前記第1の固定部の方向に振動駆動するための電圧を、前記第1の固定電極と前記第1の可動電極との間に印加する第1の駆動部と、
前記角速度検出対象の運動による前記第1の可動部の振動状態の変化を検出する第1の検出部と、を備え、
前記第1の支持部は、前記第1の固定電極の櫛歯凹凸部と前記第1の可動電極の櫛歯凹凸部とが、隙間を介して噛合し、かつ、互いに入り込んだ凹部と凸部との間の2つの側方隙間の大きさが互いに異なるように偏って対向配置されるように、前記第1の可動部を前記第1の固定部に弾性支持し、
前記第1の固定部、前記第1の可動部および前記第1の支持部は、フォトリソグラフィー法によりSOIウエハの同一Si層で形成されていることを特徴とする角速度検出装置。 - 請求項1に記載の角速度検出装置において、
前記検出部は、前記振動状態の変化として、前記非対称型センサ素子および前記駆動部を含む系のイミタンスの変化を検出することを特徴とする角速度検出装置。 - 請求項1または2に記載の角速度検出装置において、
櫛歯凹凸形状の第2の固定電極が形成された第2の固定部、櫛歯凹凸形状の第2の可動電極が形成された第2の可動部、および、前記第2の固定電極の櫛歯凹凸部と前記第2の可動電極の櫛歯凹凸部とが、隙間を介して噛合し、かつ、互いに入り込んだ凹部と凸部との間の2つの側方隙間が等しくなるように対向配置されるように、前記第2の可動部を前記第2の固定部に弾性支持する第2の支持部を有し、角速度検出対象に固定される対称型センサ素子と、
前記第2の可動部を前記第2の固定部の方向に振動駆動するための電圧を、前記第2の固定電極と前記第2の可動電極との間に印加する第2の駆動部と、
前記角速度検出対象の運動による前記第2の可動部の振動状態の変化を検出する第2の検出部と、をさらに備え、
前記対称型センサ素子は、前記第2の可動部の振動方向が前記第1の可動部の振動方向と一致するように、前記角速度検出対象に固定されていることを特徴とする角速度検出装置。 - 請求項1に記載の角速度検出装置において、
前記駆動部は、前記非対称型センサ素子が有する電気的等価回路を帰還回路として用いることにより自励発振させ、その自励発振により前記第1の可動部を振動させる増幅器を備えることを特徴とする角速度検出装置。 - 請求項4に記載の角速度検出装置において、
前記検出部は、前記振動状態の変化として、振動周波数の変化を検出することを特徴とする角速度検出装置。 - 櫛歯凹凸形状の第1の固定電極が形成された第1の固定部、櫛歯凹凸形状の第1の可動電極が形成された第1の可動部、および、前記第1の固定電極の櫛歯凹凸部と前記第1の可動電極の櫛歯凹凸部とが、隙間を介して噛合し、かつ、互いに入り込んだ凹部と凸部との間の2つの側方隙間の大きさが異なるように偏って対向配置されるように、前記第1の可動部を前記第1の固定部に弾性支持する第1の支持部を有し、角速度検出対象に固定される非対称型センサ素子を1組備え、
櫛歯凹凸形状の第2の固定電極が形成された第2の固定部、櫛歯凹凸形状の第2の可動電極が形成された第2の可動部、および、前記第2の固定電極の櫛歯凹凸部と前記第2の可動電極の櫛歯凹凸部とが、隙間を介して噛合し、かつ、互いに入り込んだ凹部と凸部との間の2つの側方隙間が等しくなるように対向配置されるように、前記第2の可動部を前記第2の固定部に弾性支持する第2の支持部を有し、角速度検出対象に固定される対称型センサ素子を3組備える、角速度検出装置であって、
2組の前記対称型センサ素子を直列接続したものと、前記対称型センサ素子と前記非対称型センサ素子を直列接続したものとを並列接続してブリッジ回路を構成し、
前記ブリッジ回路に接続され、前記可動部と対応する前記固定部との間のそれぞれに、前記可動部を対応する前記固定部の方向に振動駆動するための電圧を印加する一つの駆動部と、
一方の前記直列接続の接続点と他方の前記直列接続の接続点との間の電位差を検出する検出部と、を備えたことを特徴とする角速度検出装置。
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