JP2017200781A - ワイパ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デザイン重視のワイパブレードを採用しつつ、水引現象の発生を効果的に抑える。【解決手段】アームシャンク32の傾斜壁32dからフロントウィンドシールド11に向かう方向の前方壁32aの長さL2を、アームシャンク32の天井壁32cからフロントウィンドシールド11に向かう方向の後方壁32bの長さL1よりも長くした(L2>L1)。よって、アームシャンク32の前方壁32aとフロントウィンドシールド11との間の離間距離S1を、従前よりも小さくできる。DR側ワイパ装置20を走行風WDが来る方向から見ると、アームシャンク32の前方壁32aでワイパブレード40を部分的に隠せる。ワイパブレード40に直接到達する走行風WDの量を減らすことができ、ワイパブレード40の下流側での負圧の発生が抑えられる。デザイン重視のワイパブレード40であっても、水引現象の発生が効果的に抑えられる。【選択図】図3

Description

本発明は、払拭面を払拭するワイパブレードと、先端部がワイパブレードに装着され、基端部が揺動軸に固定されるワイパアームと、を備えたワイパ装置に関する。
従来、自動車等の車両には、払拭面に付着した雨水等の付着物を払拭するワイパ装置が搭載されている。このような自動車等の車両に搭載されるワイパ装置には、例えば、特許文献1に記載されたワイパ装置がある。
特許文献1に記載されたワイパ装置は、ワイパブレードおよびワイパアームを備えている。ワイパブレードは、払拭面上を摺接するブレードラバーと、ブレードラバーを保持するラバーホルダとからなり、このワイパブレードは、ワイパアームの先端部に揺動自在に装着されている。ワイパアームは、断面が略U字形状に形成されたリテーナを備えており、このリテーナは、走行風が流れる方向に沿ってワイパブレードと並べられている。具体的には、走行風が流れる方向の上流側にリテーナが配置され、走行風が流れる方向の下流側にワイパブレードが配置されている。
特開2009−202698号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載されたワイパ装置では、リテーナと払拭面との間に、比較的大きな隙間が形成されている。具体的には、ワイパ装置を走行風が来る方向から見たときに、ワイパブレードがリテーナによって隠されること無く、ワイパブレードの略全体が見える程の隙間が形成されている。したがって、ワイパブレードには多くの走行風が勢い良く当たることになる。特に、特許文献1に記載されているように、フィンを備えたデザイン重視のワイパブレードを用いると、以下に示すような問題を生じ得る。
すなわち、ワイパブレードを構成するブレードホルダおよびカバーには、一般的なトーナメント型のブレードホルダに比べて、走行風が通過し得る孔や穴が形成されておらず、図9の実線矢印aに示すように、殆どの走行風WDがフィンFを乗り越えてフィンFの下流側(図中右側)に流れることになる。これにより、図9の実線矢印bに示すように、ワイパブレードWBの下流側に渦EDが発生し、フィンFの下流側が負圧(図中網掛部分)となる。すると、ワイパブレードWBが下反転位置へ移動する際に、その前の上反転位置への移動により集められた雨水WAが、図9の破線矢印に示すようにフィンFの下流側に引き込まれてしまう。
より具体的には、図10の破線矢印に示すように、ワイパブレードWBの下反転位置への移動に伴い、上反転位置の近傍に集められた雨水WAが重力で下方に移動するとともに、ワイパブレードWBに引き寄せられる。よって、折角綺麗に払拭された払拭面G上の、特に、運転者の視線の先にある領域ARが再び濡れてしまう。このような、所謂「水引現象」は、デザイン重視としたワイパブレードであっても、発生しないようにするのが望ましい。
本発明の目的は、デザイン重視のワイパブレードを採用しつつ、水引現象の発生を効果的に抑えることができるワイパ装置を提供することにある。
本発明の一態様では、払拭面を払拭するワイパブレードと、先端部が前記ワイパブレードに装着され、基端部が揺動軸に固定されるワイパアームと、を備えたワイパ装置であって、前記ワイパアームは、走行風が当たる側に設けられる前方壁と、前記走行風が当たる側とは反対側に設けられる後方壁と、前記後方壁の前記払拭面側とは反対側に設けられる天井壁と、前記天井壁と前記前方壁との間に設けられ、前記走行風を受けて前記ワイパアームを前記払拭面に向けて押圧する傾斜壁と、を有し、前記傾斜壁から前記払拭面に向かう方向の前記前方壁の長さの方が、前記天井壁から前記払拭面に向かう方向の前記後方壁の長さよりも長い。
本発明の他の態様では、前記前方壁の先端部の方が、前記前方壁の基端部よりも前記ワイパブレード寄りに配置されている。
本発明の他の態様では、前記ワイパブレードは、前記払拭面上を摺接するブレードラバーと、前記ブレードラバーを保持するホルダと、を有し、前記ワイパアームを前記走行風が来る方向から見たときに、前記前方壁の長さが少なくとも前記ブレードラバーの一部を隠す長さとされる。
本発明の他の態様では、前記ブレードラバーは、前記ホルダに保持されるラバー本体と、前記ラバー本体に設けられて柔軟性を有するネック部と、前記ネック部に設けられて前記払拭面に接触されるリップ部と、を有し、前記ホルダは、前記ラバー本体の前記払拭面側の部分を除く他の部分を覆うホルダ本体と、前記ホルダ本体の前記払拭面側とは反対側に設けられ、前記走行風を受けて前記ホルダ本体を前記払拭面に向けて押圧するフィン部と、を有する。
本発明の他の態様では、前記ラバー本体と前記ホルダ本体との間に、前記走行風が通過する走行風通路が設けられている。
本発明の他の態様では、前記ラバー本体の前記リップ部側とは反対側に、前記走行風が通過する方向に沿う前記ラバー本体の前記リップ部側における幅寸法よりも狭い幅寸法の幅狭部が設けられている。
本発明の他の態様では、前記ホルダ本体は、前記払拭面に向けて前記ラバー本体の前記払拭面寄りの部分まで延びる一対のホルダ壁部を有する。
本発明の他の態様では、前記ホルダ壁部の前記ラバー本体側に、前記払拭面に向かうに連れて徐々に前記ホルダ壁部と前記ラバー本体との間を広くするテーパ面が設けられている。
本発明によれば、ワイパアームの傾斜壁から払拭面に向かう方向の前方壁の長さを、ワイパアームの天井壁から払拭面に向かう方向の後方壁の長さよりも長くしたので、ワイパアームの前方壁と払拭面との間の隙間を、従前に比して小さくできる。
これにより、ワイパ装置を走行風が来る方向から見たときに、ワイパアームの前方壁でワイパブレードを部分的に隠すことができる。したがって、ワイパブレードに直接到達する走行風の量を減らして、ワイパブレードの下流側での負圧の発生を抑えることができる。よって、デザイン重視のワイパブレードであっても、水引現象の発生を効果的に抑えることが可能となる。
また、前方壁の長さを長くしたことによりワイパアームには多くの走行風が当たることになるが、走行風を受けてワイパアームを払拭面に向けて押圧する傾斜壁を設けたので、ワイパアームに揚力が作用して払拭面から浮くようなことを未然に防ぐことができる。したがって、ワイパ装置の払拭性能が低下するようなことは無い。
本発明のワイパ装置が搭載された車両を示す概要図である。 DR側ワイパ装置を示す斜視図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 アームシャンク単体を示す斜視図である。 ワイパブレード単体を示す斜視図である。 図5のB−B線に沿う断面図である。 ブレードラバー単体を図6の矢印C方向から見た拡大図である。 ワイパ装置の払拭方向に沿う走行風の圧力分布を示す図である。 従前のワイパ装置の負圧の発生状態を説明する説明図である。 従前のワイパ装置の水引現象を説明する説明図である。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明のワイパ装置が搭載された車両を示す概要図を、図2はDR側ワイパ装置を示す斜視図を、図3は図2のA−A線に沿う断面図を、図4はアームシャンク単体を示す斜視図を、図5はワイパブレード単体を示す斜視図を、図6は図5のB−B線に沿う断面図を、図7はブレードラバー単体を図6の矢印C方向から見た拡大図を、図8はワイパ装置の払拭方向に沿う走行風の圧力分布を示す図をそれぞれ示している。
図1に示すように、自動車等の車両10の前方側には、フロントウィンドシールド11が設けられている。このフロントウィンドシールド11上には、フロントウィンドシールド(払拭面)11に付着した雨水や埃等を払拭するために、DR側(運転席側)ワイパ装置20とAS側(助手席側)ワイパ装置60とが設けられている。ここで、DR側ワイパ装置20およびAS側ワイパ装置60は、何れも略同様に形成されており、DR側ワイパ装置20が、本発明におけるワイパ装置を構成している。
そして、各ワイパ装置20,60の基端部は、車両10に回動自在に設けられた一対のピボット軸(揺動軸)12a,12bに固定されている。つまり、各ピボット軸12a,12bを同期して回動させることで、各ワイパ装置20,60は、フロントウィンドシールド11上を揺動するようになっている。すなわち、本実施の形態における各ワイパ装置20,60の払拭パターンは、所謂タンデム型となっている。
車両10のバルクヘッド(図示せず)の近傍で、かつ各ピボット軸12a,12bの間には、各ワイパ装置20,60の駆動源となるワイパモータ13が搭載されている。このワイパモータ13は、小型でありながら大きな出力が可能な減速機構付きのモータ装置であって、出力軸13aが一方向に回転するようになっている。ここで、モータ装置には、ブラシ付きのモータ装置やブラシレスのモータ装置を用いることができる。
そして、各ピボット軸12a,12bと出力軸13aとの間には、出力軸13aの回転運動を各ピボット軸12a,12bの揺動運動に変換するための運動変換機構(リンク機構)14が設けられている。これにより、各ワイパ装置20,60は、フロントウィンドシールド11上の下反転位置LRPと上反転位置URPとの間に形成されるそれぞれの払拭範囲11a,11bを、それぞれ同期して同一方向に往復払拭動作するようになっている。
図2に示すように、DR側ワイパ装置20は、ワイパアーム30およびワイパブレード40を備えている。そして、ワイパアーム30の先端部(図中左側)に、ワイパブレード40が揺動自在に装着されている。一方、ワイパアーム30の基端部(図中右側)は、ピボット軸12a(図1参照)に固定ナット等(図示せず)によって固定される。
図2に示すように、ワイパアーム30は、アームヘッド31と、アームシャンク(リテーナ)32と、アームピース33とを有している。これらのアームヘッド31,アームシャンク32およびアームピース33は、それぞれ互いに連結されて一体となっている。
アームヘッド31は、アルミ材料を鋳造成形等することで湾曲された棒状に形成され、その基端部(図中右側)が、ピボット軸12a(図1参照)に固定される。一方、アームヘッド31の先端部(図中左側)には、アームシャンク32の基端部が、ピン31aを介して回動自在に連結されている。これにより、アームシャンク32,アームピース33およびワイパブレード40が、フロントウィンドシールド11に対して起立(ロックバック)可能となっている。
ここで、アームシャンク32の裏側およびアームヘッド31の裏側には、双方を跨ぐようにして引っ張りスプリング(図示せず)が装着されている。そして、この引っ張りスプリングのばね力によって、ワイパブレード40のブレードラバー50が、フロントウィンドシールド11に弾性接触されている。これにより、ブレードラバー50がフロントウィンドシールド11上を摺接して、フロントウィンドシールド11が綺麗に払拭される。
図2ないし図4に示すように、アームシャンク32は、鋼板をプレス成形等することで断面が略U字形状に形成され、かつ略真っ直ぐの棒状に形成されている。そして、アームシャンク32の先端部には、アームピース33の基端部が、かしめ固定等によって強固に固定されている。ここで、アームピース33は、アームシャンク32よりも肉厚の鋼板をプレス成形等することで略S字形状に形成されている。アームピース33の先端部には、U字状フック(図示せず)が一体に設けられ、このU字状フックにワイパブレード40が揺動自在に装着されている。
アームシャンク32には、DR側ワイパ装置20をピボット軸12a(図1参照)に固定した状態のもとで、図3に示すように、走行風WDが当たる側(図中左側)に前方壁32aが設けられている。また、走行風WDが当たる側とは反対側(図中右側)には、後方壁32bが設けられている。そして、これらの前方壁32aおよび後方壁32bは、それぞれフロントウィンドシールド11に向けて延在されるとともに、互いに平行となっている。
後方壁32bのフロントウィンドシールド11側とは反対側(図中上側)には、天井壁32cが設けられている。そして、天井壁32cおよび後方壁32bは、アームシャンク32のフロントウィンドシールド11から最も離れた最高点Hにおいて、互いに略90度の角度となるよう連結されている。また、アームシャンク32の短手方向に沿う天井壁32cの長さ、および後方壁32bの天井壁32cからフロントウィンドシールド11に向かう方向の長さは、略同じ長さL1に設定されている。
さらに、天井壁32cと前方壁32aとの間には、走行風WDを受けることで、アームシャンク32をフロントウィンドシールド11に向けて押圧力Fで押圧する傾斜壁32dが設けられている。傾斜壁32dは、走行風WDが来る方向(図中左方)に向かうに連れて、徐々にフロントウィンドシールド11に近付くよう傾斜されている。具体的には、アームシャンク32の短手方向に沿う傾斜壁32dの前方壁32a側の方が、アームシャンク32の短手方向に沿う傾斜壁32dの天井壁32c側よりも、フロントウィンドシールド11に近い位置に配置されている。
このように、傾斜壁32dを傾斜させることで、アームシャンク32をフロントウィンドシールド11に向けて押圧力Fで押圧できるようにしている。また、アームシャンク32の短手方向に沿う傾斜壁32dの長さ、および前方壁32aの傾斜壁32dからフロントウィンドシールド11に向かう方向の長さは、略同じ長さL2に設定されている。ただし、長さL2は、長さL1の略2倍の長さとされる(L2≒2×L1)。
前方壁32aは、フロントウィンドシールド11の垂線Pに対して、傾斜角度α°(約15度)で傾斜されている。より具体的には、前方壁32aの先端部(図中下部)の方が、前方壁32aの基端部(図中上部)よりも、ワイパブレード40寄りに配置されている。これにより、前方壁32aに当たる走行風WDの向きを、スムーズにフロントウィンドシールド11に向けられるようにしている。
ここで、走行風WDの強さ(大きさ)によっては、アームシャンク32をフロントウィンドシールド11から浮かせるような揚力が発生する。しかしながら、この揚力は、傾斜壁32dが走行風WDを受けることで発生する押圧力Fによって、略相殺されるようになっている。したがって、ワイパブレード40の払拭性能が悪化するようなことは無い。
また、前方壁32aと傾斜壁32dとの連結部分CPにおいて、走行風WDは、前方壁32a側(図中下方側)および傾斜壁32d側(図中上方側)にスムーズに分離される。そのため、DR側ワイパ装置20の下反転位置への移動時において、走行風WDによる移動抵抗が低減される。つまり、DR側ワイパ装置20は、走行風WDが強い(大きい)場合であっても、下反転位置に向けてスムーズに移動することができる。したがって、ワイパモータ13に掛かる負荷を軽減することができる。
前方壁32aの先端部と、フロントウィンドシールド11とは、互いに離間距離S1で離れている。これにより、アームシャンク32を走行風WDが来る方向から見たときに、前方壁32aはブレードラバー50のラバー本体51を隠すようになっている。換言すれば、アームシャンク32を走行風WDが来る方向から見たときに、前方壁32aの長さL2は、少なくともブレードラバー50の一部を隠す長さとされている。
なお、最高点Hから前方壁32aの先端部までの高さh1に対して、最高点Hから後方壁32bの先端部までの高さh2を略1/3の高さとしている(h2≒h1/3)。また、走行風WDが流れる方向に沿うアームシャンク32とワイパブレード40との間の距離を、離間距離S1よりも長い離間距離S2としている(S2>S1)。これにより、アームシャンク32とワイパブレード40との間に比較的大きな空間OSが形成されるようにしている。ここで、空間OSの高さ寸法は概ね(h1−h2)とされ、空間OSの幅寸法は(h1−h2)に略等しいS2とされる(h1−h2≒S2)。
これにより、前方壁32aの先端部とフロントウィンドシールド11との間(離間距離S1)を通過した走行風WD(図中破線矢印)は、ワイパブレード40の下流側にスムーズに流れることができる。具体的には、走行風WDが通過する前方壁32aとフロントウィンドシールド11との間の流路面積FP1よりも、走行風WDが通過する空間OSの流路面積FP2の方が大きくなっている(FP2>FP1)。すなわち、前方壁32aの先端部とフロントウィンドシールド11との間を通過した走行風WDは、その後、下流側で絞られることが無い。
このように、走行風WDを、連結部分CPを起点として、前方壁32a側および傾斜壁32d側に分離することで、ワイパブレード40に直接到達する走行風WDの量を、従前に比して大幅に減らすことができる。これにより、ワイパブレード40の下流側における負圧の発生(図9参照)が抑えられて、ひいては水引現象の発生が抑制される。
特に、図2のA−A線が引かれた部分、つまり、図3に示す寸法関係が得られる部分では、水引現象をより確実に抑制すべき部分となっている。具体的には、本実施の形態においては、図2に示す領域FD(網掛け部分)における負圧の発生を、より確実に抑えられるようにしている。なお、図2に示す領域FDは、DR側ワイパ装置20が上反転位置に移動して集められた雨水が重力で下方に移動し、これにより最も多く雨水が集まる場所である(図10の網掛部分参照)。
図2,図3,図5,図6に示すように、ワイパブレード40は、アームピース33のU字状フック(図示せず)に揺動自在に装着されるラバーホルダ41と、ラバーホルダ41の長手方向両側にそれぞれ装着された第1カバー部材42および第2カバー部材43と、を備えている。これらのラバーホルダ41,第1カバー部材42および第2カバー部材43は、それぞれ溶融した樹脂材料等を射出成形することで略真っ直ぐの棒状に形成され、本発明におけるホルダを構成している。
そして、これらのラバーホルダ41,第1カバー部材42および第2カバー部材43は、それぞれホルダ本体41a,42a,43aと、フィン部41b,42b,43bと、を備えている。ここで、フィン部41b,42b,43bは、ホルダ本体41a,42a,43aのフロントウィンドシールド11側とは反対側に設けられ、走行風WDを受けて、ホルダ本体41a,42a,43aをそれぞれフロントウィンドシールド11に向けて押圧するようになっている。
ホルダ本体41aの長手方向中央部には、アームピース33のU字状フックが装着される装着部41cが設けられている。また、ホルダ本体41aの長手方向両側には、ブレードラバー50のラバー本体51(図6参照)を保持する一対の保持爪(図示せず)が設けられている。具体的には、図5の一点鎖線円T1で囲った部分に、ホルダ本体41aの保持爪が配置されている。
第1カバー部材42の先端部および第2カバー部材43の先端部のそれぞれにも1つずつ保持爪(図示せず)が設けられている。具体的には、図5の一点鎖線円T2,T3で囲った部分にそれぞれ保持爪が配置されている。これらの保持爪についても、ブレードラバー50のラバー本体51を保持するようになっている。すなわち、ブレードラバー50は、ラバーホルダ41,第1カバー部材42および第2カバー部材43のそれぞれにより、合計4つの保持爪で脱落しないよう保持されている。
ここで、ワイパブレード40の短手方向に沿う断面形状、つまり走行風WDが流れる方向に沿う断面形状は、図3および図6に示すように、ワイパブレード40の長手方向に沿って略一様の断面形状となっている。ただし、ホルダ本体41aの装着部41cが設けられる部分と各保持爪が設けられる部分、および各カバー部材42,43のそれぞれの保持爪が設けられる部分は、装着部41cや保持爪が設けられるため、図示のものとは断面形状が異なっている。
以下、図3,図6および図7を用いて、ホルダとしての第1カバー部材42の構造、および第1カバー部材42に保持されるブレードラバー50の構造について、詳細に説明する。本実施の形態では、上述のように、アームシャンク32の形状を工夫することで水引現象の発生を抑制しているが、これに加えて、ワイパブレード40側にも工夫を加えて、より確実に水引現象の発生を抑制するようにしている。
図6に示すように、第1カバー部材42に保持されるブレードラバー50は、ラバー本体51と、接続部52と、ネック部53と、リップ部54とを備えている。ラバー本体51の走行風WDが流れる方向に沿う断面形状は、略長方形形状に形成され、ラバー本体51の短手方向(図中左右方向)に沿う両側には、一対の装着溝51aが形成されている。これらの装着溝51aには、ブレードラバー50をフロントウィンドシールド11の曲率半径に合わせて弓なりに弾性変形させるバーティブラ(板ばね)SPがそれぞれ装着されている。これにより、ブレードラバー50のリップ部54における長手方向全域が、フロントウィンドシールド11に接触可能となっている。
接続部52は、ラバー本体51とネック部53とを接続する機能を備え、その短手方向に沿う幅寸法は、ラバー本体51の短手方向に沿う幅寸法の略1/3の幅寸法となっている。これにより、接続部52は適度な柔軟性を有し、リップ部54のフロントウィンドシールド11に対する接触具合のばらつきが抑えられる。また、接続部52のネック部53側には、走行風WDが流れる方向に互いに対向するよう一対の鍔部52aが一体に設けられている。これらの鍔部52aは、リップ部54により払拭された雨水(図示せず)が、フロントウィンドシールド11からの跳ね上げられるのを防止して、フロントウィンドシールド11の綺麗に払拭された側に雨水が飛散するのを防止している。
ネック部53は、接続部52を介してラバー本体51に設けられ、接続部52の反対側にはリップ部54が設けられている。ネック部53の短手方向に沿う幅寸法は、接続部52の短手方向に沿う幅寸法の略1/8の幅寸法となっている。これにより、ネック部53は十分な柔軟性を有している。よって、リップ部54は、上反転位置および下反転位置への移動時において、その移動方向に容易に傾斜できるようになっている。これにより、リップ部54の先端部分にある角部COが、フロントウィンドシールド11に接触されて、フロントウィンドシールド11が綺麗に払拭される。
リップ部54はネック部53に一体に設けられ、リップ部54の走行風WDが流れる方向に沿う断面形状は、略逆三角形形状となっている。そして、リップ部54のネック部53側には幅広の肩部54aが設けられ、リップ部54の先端部分には一対の角部COを備えた摺接部54bが設けられている。摺接部54bの角部COは、フロントウィンドシールド11に接触するようになっている。そして、摺接部54bと肩部54aとの間には、走行風WDが流れる方向に互いに対向する一対の円弧壁54cが設けられている。このように円弧壁54cを設けることで、一対の鍔部52aと同様の作用効果を奏するようになっている。ここで、図6においては、ラバー本体51と、接続部52と、ネック部53と、リップ部54とを明確にするために、これらの境界部分に破線を記載している。
図3,図5および図6に示すように、第1カバー部材42のホルダ本体42aやフィン部42bには、走行風WDが通過し得る穴や孔が何も設けられていない。これにより、ワイパブレード40の見栄えを良好にしつつ、フィン部42bによってダウンフォースを発生させて十分な払拭性能を確保している。このように、ワイパブレード40は、デザイン重視のワイパブレードとなっている。そこで、本実施の形態に係るワイパブレード40では、ブレードラバー50のラバー本体51と、第1カバー部材42のホルダ本体42aとの間に、走行風WDが通過する走行風通路PAを設けている。
走行風通路PAは、ホルダ本体42aを形成する一対のホルダ壁部42cとラバー本体51との間、およびホルダ本体42aを形成する天壁部42dとラバー本体51との間に設けられ、断面が略U字形状の経路を辿るようになっている。すなわち、ホルダ本体42aは、ラバー本体51のフロントウィンドシールド11側の部分を除く他の部分を、所定の隙間を介して覆っている。これにより、走行風通路PAを流れる走行風WDは、図6の破線矢印に沿って流れるようになっている。このように、本実施の形態のワイパブレード40においては、その内部を走行風WDが通過できるようにしている。したがって、これによっても、フィン部42bの下流側での負圧の発生が抑えられて、ひいてはより確実に水引現象の発生を抑制することができる。
さらに、本実施の形態のワイパブレード40においては、走行風通路PAを走行風WDが流れ易いよう工夫をしている。具体的には、天壁部42dからフロントウィンドシールド11に向けて延びる一対のホルダ壁部42cの長さを、従前に比して短く設定している。具体的には、各ホルダ壁部42cは、天壁部42dからフロントウィンドシールド11に向けて、ラバー本体51のフロントウィンドシールド11寄りの部分、つまりラバー本体51の下端部分まで延ばされている。これにより、走行風通路PAのフロントウィンドシールド11に対する略垂直方向への経路(図中上下方向の経路)を短くして、走行風通路PAを走行風WDが流れ易くなっている。
また、一対のホルダ壁部42cのラバー本体51側には、フロントウィンドシールド11に向かうに連れて徐々にホルダ壁部42cとラバー本体51との間を広くするテーパ面42eが設けられている。これにより、走行風通路PAのワイパブレード40内への入口側の開口面積を広くし、かつ走行風通路PAのワイパブレード40内からの出口側の開口面積を広くして、走行風通路PAを走行風WDが流れ易くなっている。
さらに、ブレードラバー50のラバー本体51の形状を工夫することで、走行風通路PAを走行風WDが流れ易いよう工夫をしている。具体的には、図6および図7に示すように、ラバー本体51のリップ部54側とは反対側に、走行風WDが通過する方向に沿うラバー本体51のリップ部54側における幅寸法W1よりも狭い幅寸法W2の幅狭部51bを設けている。これにより、ホルダ本体42aの内側に形成される走行風通路PAの流路面積を狭くすること無く、走行風WDの流れをスムーズにできる。
この幅狭部51bの部分においては、図7に示すように、バーティブラSPが外部に露出されている。ここで、幅狭部51bは、図7に示すように、一点鎖線円T2で囲った部分には設けられていない。すなわち、ホルダ本体42a(図5参照)の保持爪が設けられている部分には、幅狭部51bが設けられていない。これにより、ホルダ本体42aに対するラバー本体51の無用ながたつきが抑えられる。
以上のように形成したDR側ワイパ装置20について、走行風WDの圧力分布をシミュレーションしたので、以下詳細に説明する。
図8に示すように、走行風WDをフロントウィンドシールド11に沿わせて流した場合、走行風WDが流れて来る方向にあるアームシャンク32の前方(図中左側)の部分(A)において、最も高圧となる濃色を示した。その後、連結部分CPを起点として、走行風WDは、アームシャンク32の上下側にそれぞれ分岐される。
アームシャンク32の上側の傾斜壁32dを越えた走行風WDは、その後、一気にアームシャンク32の天井壁32cおよび後方壁32bの下流側に流れて渦(図示せず)を発生させ、最高点Hの近傍の部分(B)において、負圧となる白色を示した。ここで、最高点Hの近傍での負圧の発生は、当該最高点Hが、フロントウィンドシールド11から最も離れていること、およびワイパブレード40の走行風WDが流れて来る方向の上流側にあることから、水引現象を発生させることが無い。よって、部分(B)での負圧の発生は、ワイパブレード40の払拭性能に何ら悪影響を与えることが無い。
また、アームシャンク32の下側には、走行風WDの全体のうちの略半分が分岐して流れるため、走行風WDの流れてくる方向に沿うワイパブレード40の上流側は若干高圧となる(部分(C))。しかしながら、図6に示すように、ワイパブレード40の内部には走行風通路PAが設けられ、この走行風通路PAを走行風WDが流れる。そのため、ワイパブレード40の上流側の高圧(部分(C)の圧力)は、ワイパブレード40の下流側に直ぐに開放される。
そして、走行風通路PA(図6参照)を通過した走行風WDは、ワイパブレード40(フィン部42b)の下流側に開放されるので、フィン部42bの下流での負圧の発生が、従前に比して大幅に軽減されている。具体的には、フィン部42bの下流では、部分(D)に示すように、白色の負圧に対して、淡色の網掛けとなっている。よって、従前のような渦の発生による負圧の発生が抑えられ、ひいては水引現象の発生が十分に抑えられることが判った。
以上詳述したように、本実施の形態に係るDR側ワイパ装置20によれば、アームシャンク32の傾斜壁32dからフロントウィンドシールド11に向かう方向の前方壁32aの長さL2を、アームシャンク32の天井壁32cからフロントウィンドシールド11に向かう方向の後方壁32bの長さL1よりも長くした(L2>L1)ので、アームシャンク32の前方壁32aとフロントウィンドシールド11との間の隙間(離間距離S1)を、従前に比して小さくできる。
これにより、DR側ワイパ装置20を走行風WDが来る方向から見たときに、アームシャンク32の前方壁32aでワイパブレード40を部分的に隠すことができる。したがって、ワイパブレード40に直接到達する走行風WDの量を減らして、ワイパブレード40の下流側での負圧の発生を抑えることができる。よって、デザイン重視のワイパブレード40であっても、水引現象の発生を効果的に抑えることが可能となる。
また、前方壁32aの長さを長くしたことによりアームシャンク32には多くの走行風WDが当たることになる。しかしながら、走行風WDを受けてアームシャンク32をフロントウィンドシールド11に向けて押圧する傾斜壁32dを設けたので、アームシャンク32に揚力が作用してフロントウィンドシールド11から浮くようなことを未然に防ぐことができる。したがって、DR側ワイパ装置20の払拭性能が低下するようなことは無い。
さらに、本実施の形態に係るDR側ワイパ装置20によれば、前方壁32aの先端部の方を、前方壁32aの基端部よりもワイパブレード40寄りに配置したので、前方壁32aに当たる走行風WDの向きを、スムーズにフロントウィンドシールド11に向けることができる。よって、DR側ワイパ装置20の下反転位置への移動時における走行風WDによる移動抵抗の低減が図れる。
また、本実施の形態に係るDR側ワイパ装置20によれば、ラバー本体51とホルダ本体42aとの間に、走行風WDが通過する走行風通路PAを設けたので、これによっても、フィン部42bの下流側での負圧の発生が抑えられて、ひいてはより確実に水引現象の発生を抑制することができる。
さらに、本実施の形態に係るDR側ワイパ装置20によれば、ラバー本体51のリップ部54側とは反対側に、走行風WDが通過する方向に沿うラバー本体51のリップ部54側における幅寸法W1よりも狭い幅寸法W2の幅狭部51bを設けた。これにより、ホルダ本体42aとラバー本体51との間に形成される走行風通路PAの流路面積を狭くさせずに済み、ひいては走行風WDの走行風通路PAでの流れをスムーズにできる。
また、本実施の形態に係るDR側ワイパ装置20によれば、ホルダ本体42aは、フロントウィンドシールド11に向けてラバー本体51のフロントウィンドシールド11寄りの部分まで延びる一対のホルダ壁部42cを有している。これにより、ホルダ壁部42cの長さを従前に比して短くして、走行風通路PAのフロントウィンドシールド11に対する略垂直方向への経路を短くでき、ひいては走行風WDを走行風通路PAにおいて流れ易くできる。
さらに、本実施の形態に係るDR側ワイパ装置20によれば、ホルダ壁部42cのラバー本体51側に、フロントウィンドシールド11に向かうに連れて徐々にホルダ壁部42cとラバー本体51との間を広くするテーパ面42eを設けた。これにより、走行風通路PAのワイパブレード40内への入口側の開口面積を広くでき、かつ走行風通路PAのワイパブレード40内からの出口側の開口面積を広くできる。したがって、走行風WDを走行風通路PAにおいて流れ易くできる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、自動車等の車両10のフロントウィンドシールド11(図1参照)を払拭するワイパ装置であるものを示したが、本発明はこれに限らず、航空機、鉄道車両、建設機械等のワイパ装置にも適用することができる。
その他、上記実施の形態における各構成要素の材質,形状,寸法,数,設置箇所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、上記実施の形態に限定されない。
10 車両
11 フロントウィンドシールド(払拭面)
11a,11b 払拭範囲
12a,12b ピボット軸(揺動軸)
13 ワイパモータ
13a 出力軸
20 DR側ワイパ装置(ワイパ装置)
30 ワイパアーム
31 アームヘッド(ワイパアーム)
31a ピン
32 アームシャンク(ワイパアーム)
32a 前方壁
32b 後方壁
32c 天井壁
32d 傾斜壁
33 アームピース(ワイパアーム)
40 ワイパブレード
41 ラバーホルダ(ホルダ)
41a ホルダ本体
41b フィン部
41c 装着部
42 第1カバー部材(ホルダ)
42a ホルダ本体
42b フィン部
42c ホルダ壁部
42d 天壁部
42e テーパ面
43 第2カバー部材(ホルダ)
50 ブレードラバー
51 ラバー本体
51a 装着溝
51b 幅狭部
52 接続部
52a 鍔部
53 ネック部
54 リップ部
54a 肩部
54b 摺接部
54c 円弧壁
60 AS側ワイパ装置
CO 角部
CP 連結部分
H 最高点
LRP 下反転位置
OS 空間
PA 走行風通路
SP バーティブラ
URP 上反転位置
WD 走行風

Claims (8)

  1. 払拭面を払拭するワイパブレードと、
    先端部が前記ワイパブレードに装着され、基端部が揺動軸に固定されるワイパアームと、
    を備えたワイパ装置であって、
    前記ワイパアームは、
    走行風が当たる側に設けられる前方壁と、
    前記走行風が当たる側とは反対側に設けられる後方壁と、
    前記後方壁の前記払拭面側とは反対側に設けられる天井壁と、
    前記天井壁と前記前方壁との間に設けられ、前記走行風を受けて前記ワイパアームを前記払拭面に向けて押圧する傾斜壁と、
    を有し、
    前記傾斜壁から前記払拭面に向かう方向の前記前方壁の長さの方が、前記天井壁から前記払拭面に向かう方向の前記後方壁の長さよりも長い、
    ワイパ装置。
  2. 請求項1記載のワイパ装置において、
    前記前方壁の先端部の方が、前記前方壁の基端部よりも前記ワイパブレード寄りに配置されている、
    ワイパ装置。
  3. 請求項1または2記載のワイパ装置において、
    前記ワイパブレードは、
    前記払拭面上を摺接するブレードラバーと、
    前記ブレードラバーを保持するホルダと、
    を有し、
    前記ワイパアームを前記走行風が来る方向から見たときに、前記前方壁の長さが少なくとも前記ブレードラバーの一部を隠す長さとされる、
    ワイパ装置。
  4. 請求項3記載のワイパ装置において、
    前記ブレードラバーは、
    前記ホルダに保持されるラバー本体と、
    前記ラバー本体に設けられて柔軟性を有するネック部と、
    前記ネック部に設けられて前記払拭面に接触されるリップ部と、
    を有し、
    前記ホルダは、
    前記ラバー本体の前記払拭面側の部分を除く他の部分を覆うホルダ本体と、
    前記ホルダ本体の前記払拭面側とは反対側に設けられ、前記走行風を受けて前記ホルダ本体を前記払拭面に向けて押圧するフィン部と、
    を有する、
    ワイパ装置。
  5. 請求項4記載のワイパ装置において、
    前記ラバー本体と前記ホルダ本体との間に、前記走行風が通過する走行風通路が設けられている、
    ワイパ装置。
  6. 請求項5記載のワイパ装置において、
    前記ラバー本体の前記リップ部側とは反対側に、前記走行風が通過する方向に沿う前記ラバー本体の前記リップ部側における幅寸法よりも狭い幅寸法の幅狭部が設けられている、
    ワイパ装置。
  7. 請求項5または6記載のワイパ装置において、
    前記ホルダ本体は、前記払拭面に向けて前記ラバー本体の前記払拭面寄りの部分まで延びる一対のホルダ壁部を有する、
    ワイパ装置。
  8. 請求項7記載のワイパ装置において、
    前記ホルダ壁部の前記ラバー本体側に、前記払拭面に向かうに連れて徐々に前記ホルダ壁部と前記ラバー本体との間を広くするテーパ面が設けられている、
    ワイパ装置。
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