JP2017198415A - コンロバーナー - Google Patents

コンロバーナー Download PDF

Info

Publication number
JP2017198415A
JP2017198415A JP2016091680A JP2016091680A JP2017198415A JP 2017198415 A JP2017198415 A JP 2017198415A JP 2016091680 A JP2016091680 A JP 2016091680A JP 2016091680 A JP2016091680 A JP 2016091680A JP 2017198415 A JP2017198415 A JP 2017198415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
burner
flame mouth
auxiliary
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016091680A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6671233B2 (ja
Inventor
佐藤 裕康
Hiroyasu Sato
裕康 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2016091680A priority Critical patent/JP6671233B2/ja
Publication of JP2017198415A publication Critical patent/JP2017198415A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6671233B2 publication Critical patent/JP6671233B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gas Burners (AREA)

Abstract

【課題】バーナーヘッドの更なる小径化が可能なコンロバーナーを提供する。【解決手段】バーナーヘッドの外周側面に炎口溝が開口することによって複数の炎口が形成されており、それぞれの炎口の形状は、縦長形状の主炎口部と、主炎口部よりも高さが低く且つ面積が小さな補助炎口部とが、主炎口部の側部で結合した形状となっている。こうすれば、主炎口部および補助炎口部1つあたりに形成される隔壁の数が少なくなるので、短い周長のバーナーヘッドでも、多くの主炎口部および補助炎口部を形成することができる。その結果、バーナーヘッドを小径化することが可能となる。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料ガスと空気との混合ガスを生成するバーナーボディーと、該バーナーボディーの載置面上に載置されるバーナーヘッドとを有するコンロバーナーに関する。
五徳上の調理容器を底面側から炙ることによって、調理容器内の調理物を加熱するコンロバーナーは広く使用されている。このコンロバーナーにはバーナーヘッドと呼ばれる円環形状の部品が設けられており、バーナーヘッドの外周側面には複数の炎口が形成されている。そして、炎口から燃料ガスと空気との混合ガスを流出させて混合ガスに点火することによって、バーナーヘッドの周囲に混合ガスの炎を形成する。こうして形成した炎で調理容器の底部を炙ることによって、調理容器内の調理物を加熱するようになっている。
このようなコンロバーナーでは、バーナーヘッドの周囲に形成された炎が調理容器からはみ出して、炎溢れとなることを抑制する目的で、あるいはコンロバーナーを小型化する目的で、バーナーヘッドの小径化が行われてきた。バーナーヘッドを小径化するとバーナーヘッドの周長が減少してしまうので、炎口全体での開口面積(以下、炎口面積)を確保することや、隣接する炎口間の距離を確保することが困難となる。炎口面積が不足すると、炎口から流出する混合ガスの流速が速くなるので、炎のリフトが生じて燃焼が不安定になる。また、隣接する炎口間の距離が不足すると、炎口の炎が隣の炎口の炎と干渉して、燃焼に必要な空気が十分に供給できなくなり、燃焼不良を引き起こす。
そこで、炎口を高さ方向に拡張して縦長形状の炎口を形成すると共に、炎口と炎口との間に、補助炎口と呼ばれる小さな炎口を設けることが広く行われている(例えば特許文献1)。尚、補助炎口の両側に設けられた縦長形状の炎口は、主炎口と呼ばれている。主炎口を高さ方向に拡張して縦長形状とすれば炎口面積を確保することができるので、混合ガスの流速を抑制することができ、炎のリフトを抑制することができる。加えて、補助炎口の炎を主炎口に供給することができるので、この点からも主炎口での炎のリフトを抑制することができる。更に、主炎口と主炎口との間に補助炎口が存在するので、主炎口間の距離を確保することができ、主炎口の炎同士が干渉することも回避できる。このような理由から、コンロバーナーのバーナーヘッドを小径化するに際しては、縦長形状の主炎口の間に小さな補助炎口を設けることが広く行われてきた。
特開2000−154907号公報
しかし、近年では、コンロバーナーのバーナーヘッドの小径化に対する要請はますます強くなっており、上述した方法では、更なる小径化の要請に対応することとなっていた。これは次のような理由による。先ず、上述した方法によってバーナーヘッドを更に小径化しようとすると、補助炎口を更に小さくし、主炎口を更に高さ方向に拡張する必要が生じる。ところが、補助炎口を小さくし過ぎると、補助炎口で炎が維持できなくなる。また、主炎口を高さ方向に延長すると主炎口の炎が大きくなるので、補助炎口を間に介していても、隣り合う主炎口の炎同士が干渉するようになる。このため、縦長形状の主炎口の間に小さな補助炎口を設けるという従来から行われてきた方法では、更なるバーナーヘッドの小径化を実現することが困難となっていた。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題に対応してなされたものであり、バーナーヘッドの更なる小径化が可能なコンロバーナーを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のコンロバーナーは次の構成を採用した。すなわち、
燃料ガスと空気との混合ガスを生成するバーナーボディーと、該バーナーボディーの載置面上に載置されるバーナーヘッドとを有するコンロバーナーにおいて、
前記バーナーヘッドには、外縁部分から下方に向けて突出する円環形状の筒状壁が設けられており、
前記筒状壁の下端面には、前記バーナーボディーで生成された前記混合ガスを、前記筒状壁の内側から前記筒状壁の外側に流出させる複数の炎口溝が穿設されており、
前記炎口溝が前記筒状壁の外周側面に開口することによって形成される炎口の形状は、縦長形状の主炎口部と、前記主炎口部よりも高さが低く且つ面積が小さな補助炎口部とが、前記主炎口部の側部で結合した形状となっている
ことを特徴とする。
かかる本発明のコンロバーナーにおいては、バーナーヘッドの外周側面に炎口溝が開口することによって複数の炎口が形成されており、それぞれの炎口の形状は、縦長形状の主炎口部と、主炎口部よりも高さが低く且つ面積が小さな補助炎口部とが、主炎口部の側部で結合した形状となっている。
従来のバーナーヘッドのように、主炎口と補助炎口との間に隔壁が形成される場合には、主炎口および補助炎口1つあたりに形成される隔壁の数は2つとなるが、主炎口部の側部に補助炎口部を結合した場合には、主炎口部および補助炎口部1つあたりに形成される隔壁の数は1つでよい。このように、主炎口部および補助炎口部1つあたりに形成される隔壁の数が少なくなるので、同じ周長のバーナーヘッドに、より多くの主炎口部および補助炎口部を形成することができる。逆に言えば、主炎口部および補助炎口部の数や、バーナーヘッド全体での炎口面積を維持したままでも、バーナーヘッドを小径化することが可能となる。
また、上述した本発明のコンロバーナーにおいては、炎口溝の形状を次のような形状としても良い。すなわち、筒状壁の外周側面に開口することによって主炎口部を形成する主炎口溝部と、筒状壁の外周側面に開口することによって補助炎口部を形成する補助炎口溝部とが、互いの側部で結合した形状の炎口溝としてもよい。
こうすれば、主炎口部を形成する炎口溝と、補助炎口部を形成する炎口溝とを別個に設けておき、それらの炎口溝が筒状壁の外周側面で合流させる場合よりも、主炎口部と補助炎口部とが結合した炎口を容易に形成することが可能となる。
また、上述した本発明のコンロバーナーにおいては、炎口の形状を、主炎口部と、主炎口部の左右に設けられた補助炎口部とが、主炎口部の左右の側部で結合した形状としてもよい。
こうすれば、主炎口部の左右に補助炎口部が結合されているので、主炎口部に形成された炎の左右から、補助炎口部の炎を供給することができる。その結果、コンロバーナーの火力が大火力に設定された場合でも、主炎口部での炎のリフトを抑制することができるので、主炎口部の面積を小さくすることができ、バーナーヘッドをより一層小径化することが可能となる。
あるいは、上述した本発明のコンロバーナーにおいては、炎口の形状を、主炎口部と、主炎口部の左右の何れか一方に設けられた補助炎口部とが、主炎口部の側部で結合した形状としてもよい。
こうすれば、炎口および炎口溝の形状が単純となるので、バーナーヘッドを容易に製造することが可能となる。
また、炎口の形状が、主炎口部の左右の何れか一方の側部に補助炎口部が結合した形状となっている上述した本発明のコンロバーナーにおいては、互いに隣接して形成される複数の炎口の形状を、主炎口部に対して左右の同じ側で、主炎口部と補助炎口部とが結合した形状としてもよい。
こうすれば、互いに隣接して形成される複数の炎口では、主炎口部と主炎口部との間に、補助炎口部と隔壁とが介在することになる。このため、隣接する主炎口部間の距離を確保することができるので、コンロバーナーの火力が大火力に設定された場合でも、主炎口部の炎が、隣接する主炎口部の炎に干渉して燃焼不良を引き起こすことを回避することが可能となる。
本実施例のコンロバーナー10を搭載したガスコンロ1の構成を示す説明図である。 本実施例のコンロバーナー10の断面図である。 本実施例のバーナーヘッド14に形成された炎口15および炎口溝16の形状を示す説明図である。 本実施例のコンロバーナー10ではバーナーヘッド14の小径化が可能な理由を示す説明図である。 炎口部15aと補助炎口部15bとを結合したことによって得られる効果についての説明図である。 変形例のバーナーヘッド14に形成された炎口15の形状を示す説明図である。
図1は、本実施例のコンロバーナー10を搭載したガスコンロ1の構成を示す説明図である。図示されるように、ガスコンロ1は、ガラス製あるいは金属製の天板2と、天板2に開口する後述のバーナー用開口を通して天板2の上方に突設されたコンロバーナー10と、天板2上に置かれて鍋などの調理容器をコンロバーナー10の上方で支持する五徳3と、バーナー用開口とコンロバーナー10との間を塞ぐバーナーリング4などを備えている。
コンロバーナー10は、バーナーボディー12と、バーナーボディー12の上に載置されたバーナーヘッド14と、バーナーヘッド14の上に取り付けられた幅広の円環形状のバーナーカバー17と、バーナーカバー17の中央の貫通穴から上部を突出して設けられた温度センサー18などを備えている。尚、コンロバーナー10には点火プラグや、失火検知用の熱電対も設けられているが、これについては本発明との関連性が薄いので図示を省略している。後述するようにバーナーボディー12の内部には混合室が設けられており、燃料ガスと一次空気とを混合させて混合ガスを形成する。
バーナーヘッド14の外周側面は大まかには円筒形状に形成されており、この外周側面には、複数の炎口15が形成されている。バーナーボディー12の混合室で形成された混合ガスは、複数の炎口15から流出し、図示しない点火プラグで点火されることによって燃焼が開始される。バーナーカバー17は、加熱中に調理器具から煮こぼれた場合に、バーナーヘッド14やバーナーボディー12に煮こぼれ汁がかかることを防止する。また、温度センサー18は、上端面が調理容器の底面に当接して、調理容器の温度を計測する。
図2は、図1中のP−P位置でガスコンロ1の断面を取ることによって、コンロバーナー10の構造を示した断面図である。コンロバーナー10のバーナーボディー12は、プレス成形された2枚の板金を向かい合わせて、気密な状態に組み付けることによって構成されている。そして、一方の板金が外周壁12aを構成し、他方の板金が内周壁12bを構成して、外周壁12aと内周壁12bとの間に混合室12cが形成されている。外周壁12aの上端部分は内側に向けて折り曲げられて、斜め下方に傾斜する円環形状の載置面12dが形成されている。バーナーヘッド14は、載置面12dの上に載せられる。
バーナーヘッド14は、アルミニウム合金や真鍮などの金属材料を用いて鍛造あるいはダイカストなどによって形成された略円環形状の部品であり、円環形状の外縁部分からは下方に向けて円環状の筒状壁14aが突設され、更に円環形状の内縁部分からは筒状の支持筒14bが下方に向けて立設されている。バーナーヘッド14は、支持筒14bをバーナーボディー12の内周壁12bに嵌合させた状態で、筒状壁14aの下端の面(以下、下端面)を載置面12dに当接させてバーナーボディー12に載置される。また、筒状壁14aの下端面には、筒状壁14aの半径方向に横断する複数本の溝(炎口溝)が形成されている。そして、炎口溝が筒状壁14aの外周側面に開口する部分が炎口15となっている。炎口溝および炎口15の詳細な形状については後述する。
バーナーヘッド14の上部には、図示しない取付金具によって略円板状のバーナーカバー17が取り付けられている。更に、バーナーカバー17の中心位置に形成された貫通穴からは、円筒形状の温度センサー18が突設されている。温度センサー18は、バーナーヘッド14の支持筒14bの中央を貫通する支持ポール19の上端に取り付けられており、五徳3に調理容器が置かれていない時の温度センサー18の上端は五徳3の上面よりも突出している。また、バーナーボディー12の上部(載置面12dが形成されている部分)は、天板2に開口するバーナー用開口2aから突設されており、バーナーボディー12とバーナー用開口2aとの隙間は円環状のバーナーリング4で塞がれている。
図3は、本実施例のバーナーヘッド14に形成された炎口15の詳細な形状を示す説明図である。図3(a)には、バーナーヘッド14がバーナーボディー12の上に載置された状態で、図2中の矢視Qの方向からバーナーヘッド14の外周側面を拡大して表示することによって、炎口15の詳細な形状が示されている。また、図3(b)には、図3(a)に表示した状態からバーナーボディー12を取り除くことによって、炎口15を形成する炎口溝16の詳細な形状が示されている。
図3(a)に示されるように、本実施例のバーナーヘッド14の炎口15は、縦長形状の主炎口部15aと、主炎口部15aよりも高さが低く且つ面積が小さい補助炎口部15bとが、主炎口部15aに対して横方向に結合した形状となっている。尚、図3(a)では、図面上で主炎口部15aの右側部分に補助炎口部15bが結合しているが、これに限らず、主炎口部15aの左側部分に補助炎口部15bが結合していても良い。また、図示した例では、補助炎口部15bの横幅wbは、主炎口部15aの横幅waよりも広くなっているが、補助炎口部15bの横幅wbを、主炎口部15aの横幅waよりも狭くしても良い。
そして、図3(b)に示されるようにバーナーヘッド14の下端面14cには、複数の炎口溝16が穿たれており、それぞれの炎口溝16には、深く穿たれた主炎口溝部16aと、主炎口溝部16aよりも浅く穿たれた補助炎口溝部16bとが形成されている。そして、主炎口溝部16aと補助炎口溝部16bとは、主炎口溝部16aの側面部分で結合して、一つの炎口溝16を構成している。
このように、炎口15の形状を、主炎口部15aと補助炎口部15bとが結合した形状とすれば、従来のコンロバーナーに対してバーナーヘッドを大幅に小径化することが可能となる。この理由について、図4を用いて説明する。図4(a)には、参考として、主炎口55aと、補助炎口55bとが独立して形成された従来のバーナーヘッド54が示されている。図示されるように、従来のバーナーヘッド54は、主炎口55aと補助炎口55bとの間に隔壁55cが形成されている。従って、1つの主炎口55aに対して、1つの補助炎口55bと2つの隔壁55cとが形成されていることになる。
ここで、主炎口55aおよび補助炎口55bの大きさを保ったまま、補助炎口55bを主炎口55aに近付けていき、主炎口55aの側部に補助炎口55bを結合させることを考える。すると、図4(b)に示すように、本実施例のバーナーヘッド14と同様な炎口15を得ることができる。主炎口部15aの大きさは主炎口55aと同じであり、補助炎口部15bの大きさは補助炎口55bと同じであるから、炎口全体の開口面積(すなわち、炎口面積)は、図4(a)に示した従来のバーナーヘッド54と、図4(b)に示した本実施例のバーナーヘッド14とで同じに保たれている。しかし、従来のバーナーヘッド54では1つの主炎口55aに対して形成される隔壁55cが2つであるのに対して、本実施例のバーナーヘッド14では1つの主炎口部15aに対して1つの隔壁15cを形成すればよい。このため、図4(b)中に白抜きの矢印で示したように、バーナーヘッド14の周長を短縮することができ、その結果、バーナーヘッド14を小径化することが可能となる。
また、主炎口部15aの側部で主炎口部15aと補助炎口部15bとが結合されていることは、単に、主炎口部15aに対して形成される隔壁15cの個数を減らすことだけでなく、燃焼を安定化させる効果を有している。このため、主炎口部15aや補助炎口部15bの面積を従来よりも小さくすることができるので、バーナーヘッド14をより一層、小径化することも可能となる。
図5は、本実施例のバーナーヘッド14が、主炎口部15aの側部で主炎口部15aと補助炎口部15bとが結合されることによって、燃焼を安定化させることが可能な理由を示した説明図である。例えば、図5(a)に示したように、コンロバーナーの火力を最大(最大火状態)に設定したとする。火力を大きくするほど、混合ガスの流量は増加し、主炎口部15aおよび補助炎口部15bから流出する混合ガスの流速も大きくなる。ところが、補助炎口部15bは主炎口部15aに比べて面積が小さいので、補助炎口溝部16bを通過して補助炎口部15bから混合ガスが流出する際の通路抵抗は大きくなっている。このため、混合ガスの流量の増加分のほとんどは、主炎口溝部16aを通過して主炎口部15aから流出することになり、補助炎口溝部16bおよび補助炎口部15bを通過する流量はそれほど増加しない。その結果、図5(a)中に白抜きの矢印で示したように、主炎口溝部16aを通過して主炎口部15aから流出する混合ガスの流速は大きくなるが、補助炎口溝部16bを通過して補助炎口部15bから流出する混合ガスの流速は、主炎口部15aでの流速に比べれば小さくなる。そして、周知のように、炎口から流出する混合ガスの流速が大きくなると、炎が炎口から離れて燃焼が不安定となるリフトと呼ばれる現象が生じ易くなる。
図5(a)中には、最大火状態の時に主炎口部15aおよび補助炎口部15bの外側に形成される炎が、粗い斜線で示されている。上述したように大火にすると主炎口部15aから流出する混合ガスの流速が大きくなるので、最大火に設定すると、図中に黒塗りの矢印で示したように、主炎口部15aでは炎のリフトが生じかける状態になる。しかし、補助炎口部15bから流出する混合ガスの流速は大火にしてもそれほど大きくならないので、最大火状態でも補助炎口部15bでは炎のリフトが生じることはない。そして、本実施例のバーナーヘッド14では、主炎口部15aと補助炎口部15bとが一体に結合されているので、補助炎口部15bで形成された炎が主炎口部15aに供給されることとなって、主炎口部15aで炎がリフトすることを防止することができる。
このように、主炎口部15aと補助炎口部15bとを一体に結合してやれば、火力が最大火に設定された場合でも、主炎口部15aで炎のリフトが生じることを抑制することができる。その結果、主炎口55aと補助炎口55bとが独立して形成された従来のバーナーヘッド54に比べて、主炎口部15aの面積を小さくすることができるので、より一層、バーナーヘッド14を小径化することが可能となる。
加えて、図4(b)に例示したように、複数の主炎口部15aは、左右の同じ側(図示した例では図面上で主炎口部15aの右側)に補助炎口部15bが結合されている。このため、何れの主炎口部15aについても、隣接する主炎口部15aとの間には、補助炎口部15bおよび隔壁15cが1つずつ介在した状態となっている。その結果、図5(a)に示したように、火力を最大火に設定した場合でも、主炎口部15aで形成された炎と、隣接する主炎口部15aで形成された炎との間に十分な距離が確保されるので、隣接する主炎口部15aの炎が干渉することもない。
また、図5(b)には、コンロバーナーの火力を最小(最小火状態)に設定した場合が示されている。図中に白抜きで示した矢印は、主炎口部15aあるいは補助炎口部15bを通過して流出する混合ガスの流れを表しており、図中に粗い斜線を付して示した領域は、主炎口部15aおよび補助炎口部15bに形成される炎を表している。尚、図5(a)に示した最大火状態の場合と、図5(b)に示した最小火状態の場合とを比べると、最大火状態では、主炎口部15aと補助炎口部15bとで流出する混合ガスの流速に大きな違いが生じているが、最小火状態では、主炎口部15aと補助炎口部15bとで流出する混合ガスの流速に、それほど大きな違いが生じていない。これは、最大火状態では、混合ガスの流量が大きいので、通路抵抗の大きな補助炎口部15bを通過できなかった分の混合ガスが主炎口部15aに回ることになって、実際の通路抵抗の違いよりも大きく流速に違いが現れる。これに対して、最小火状態では、混合ガスの流量が小さいので、通路抵抗の大きな補助炎口部15bでも混合ガスが通過することができる。このため、最大火状態の時のように、補助炎口部15bを通過できなかった分の混合ガスが主炎口部15aに回ることがないので、実際の通路抵抗の違い以上に大きな差が流速に現れることがないためである。
周知のように、炎口から流出する混合ガスの流速を小さくし過ぎると、炎が炎口によって冷やされるようになり、炎を維持することが困難となる。しかし、本実施例のバーナーヘッド14では、主炎口部15aと補助炎口部15bとが一体に結合されており、主炎口部15aから流出する混合ガスの流速は、補助炎口部15bから流出する混合ガスの流速よりも大きくなっている。このため、たとえ、補助炎口部15bの炎が消えそうな状態になっても、主炎口部15aから炎を供給することができるので、補助炎口部15bの炎を維持することができる。
このように、主炎口部15aと補助炎口部15bとを一体に結合してやれば、火力が最小火に設定された場合でも、補助炎口部15bの炎が消えてしまうことを抑制することができる。その結果、主炎口55aと補助炎口55bとが独立して形成された従来のバーナーヘッド54に比べて、補助炎口部15bの面積を小さくすることができるので、より一層、バーナーヘッド14を小径化することが可能となる。
加えて、本実施例では、次の点からも、バーナーヘッド14を小型化することが可能である。すなわち、図4(a)に例示した従来のバーナーヘッド54では、補助炎口55bの両側に隔壁55cが存在しており、これらの隔壁55cは、補助炎口55bから混合ガスが流出する際の抵抗となっている。これに対して、本実施例のバーナーヘッド14では、図4(b)に示したように、補助炎口部15bの片側は主炎口部15aに結合されているので、補助炎口部15bの片側にしか隔壁15cは存在しておらず、補助炎口部15bから混合ガスが流出する際の抵抗が小さくなっている。このため、混合ガスが流出する際の抵抗を同じにするのであれば、補助炎口部15bは補助炎口55bよりも面積を小さくすることができる。このことは、主炎口部15aについても同様なことが当て嵌まる。すなわち、従来のバーナーヘッド54の主炎口55aは両側に隔壁55cが形成されているのに対し、本実施例のバーナーヘッド14の主炎口部15aは、隔壁15cの一部が補助炎口部15bとなっている。このため、混合ガスが流出する際の抵抗を同じにするのであれば、主炎口部15aは主炎口55aよりも面積を小さくすることができる。このように、本実施例のバーナーヘッド14では、従来のバーナーヘッド54に対して、主炎口部15aおよび補助炎口部15bの面積を小さくすることができるので、その分だけ、バーナーヘッド14を小径化することが可能となる。
上述した本実施例のバーナーヘッド14には、以下のような変形例を考えることができる。すなわち、上述した本実施例のバーナーヘッド14では、主炎口部15aには、左右何れかの側部に補助炎口部15bが結合されているものとして説明した。これは、図4を用いて前述したように、従来のバーナーヘッド54で独立して形成されていた補助炎口55bを、左右に存在する何れかの主炎口55aまで移動させて、主炎口55aと補助炎口55bとを結合させたものと考えることができる。ここで、補助炎口55bを一体のまま移動させるのではなく、補助炎口55bを左右に分割して、左側の補助炎口55bは左側の主炎口55aに結合させ、右側の補助炎口55bは右側の主炎口55aに結合させてもよい。
図6には、このような変形例のバーナーヘッド14が例示されている。尚、図6(a)には、従来のバーナーヘッド54が参考として示されている。図6(b)には、図6(a)の補助炎口55bを左右に二等分して、左側の補助炎口55bは左側の主炎口55aに結合させ、右側の補助炎口55bは右側の主炎口55aに結合させたものと同等の炎口15が例示されている。図6(b)に示した場合では、主炎口部15aの左右の側部に補助炎口部15dが結合されており、2つの補助炎口部15dが1つの補助炎口55bに相当する。このようにしても、主炎口部15aと主炎口部15aとの間に存在する隔壁15cを1つに減らすことができるので、バーナーヘッド14の周長を短縮することができ、バーナーヘッド14を小径化することが可能となる。
また、図6(a)の補助炎口55bを左右に分割するに際しては、必ずしも同じ大きさに等分する必要は無い。図6(c)に示した例では、図面上で主炎口部15aの左側の側部に結合された補助炎口部15dよりも、右側の側部に結合された補助炎口部15dの方が大きくなっている。但し、右側の補助炎口部15dと左側の補助炎口部15dとを合わせると、1つの補助炎口55bに相当する大きさとなる。このようにしても、主炎口部15aと主炎口部15aとの間に存在する隔壁15cを1つに減らすことができるので、バーナーヘッド14を小径化することが可能となる。
また、図6(b)あるいは図6(c)に例示した変形例のバーナーヘッド14では、主炎口部15aの両側に補助炎口部15dが形成されている。このため、火力を最大火に設定した場合には、主炎口部15aの炎に対して両側から炎を供給することができるので、主炎口部15aでの炎のリフトをより一層確実に抑制することができる。その結果、主炎口部15aを小さくすることができるので、バーナーヘッド14の更なる小径化を図ることが可能となる。
加えて、本実施例のバーナーヘッド14では、主炎口部15aの左右の何れか一方に補助炎口部15bが結合しているのに対して、変形例のバーナーヘッド14では、主炎口部15aの両側に補助炎口部15dが結合している。このことは、1つの補助炎口55bを二つに分けて、主炎口55aの左右に結合させた状態に相当する。このため、主炎口部15aに形成される炎と、補助炎口部15dに形成される炎との接触面積が大きくなるので、最小火の時でも、主炎口部15aから補助炎口部15dに炎を供給することが容易となって、補助炎口部15dで炎が消えてしまうことを防止することができる。その結果、バーナーヘッド14全体での補助炎口部15dの大きさを小さくすることができるので、バーナーヘッド14の更なる小径化を図ることが可能となる。
以上、本実施例および変形例のコンロバーナー10について説明したが、本発明は上記の実施例および変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
1…ガスコンロ、 2…天板、 3…五徳、 4…バーナーリング、
10…コンロバーナー、 12…バーナーボディー、 12d…載置面、
14…バーナーヘッド、 14a…筒状壁、 14c…下端面、
15…炎口、 15a…主炎口部、 15b…補助炎口部、
15c…隔壁、 15d…補助炎口部、 16…炎口溝、
16a…主炎口溝部、 16b…補助炎口溝部。

Claims (5)

  1. 燃料ガスと空気との混合ガスを生成するバーナーボディーと、該バーナーボディーの載置面上に載置されるバーナーヘッドとを有するコンロバーナーにおいて、
    前記バーナーヘッドには、外縁部分から下方に向けて突出する円環形状の筒状壁が設けられており、
    前記筒状壁の下端面には、前記バーナーボディーで生成された前記混合ガスを、前記筒状壁の内側から前記筒状壁の外側に流出させる複数の炎口溝が穿設されており、
    前記炎口溝が前記筒状壁の外周側面に開口することによって形成される炎口の形状は、縦長形状の主炎口部と、前記主炎口部よりも高さが低く且つ面積が小さな補助炎口部とが、前記主炎口部の側部で結合した形状となっている
    ことを特徴とするコンロバーナー。
  2. 請求項1に記載のコンロバーナーにおいて、
    前記炎口溝の形状は、前記筒状壁の外周側面に開口することによって前記主炎口部を形成する主炎口溝部と、前記筒状壁の外周側面に開口することによって前記補助炎口部を形成する補助炎口溝部とが、互いの側部で結合した形状となっている
    ことを特徴とするコンロバーナー。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコンロバーナーにおいて、
    前記炎口の形状は、前記主炎口部と、該主炎口部の左右に設けられた前記補助炎口部とが、前記主炎口部の左右の側部で結合した形状となっている
    ことを特徴とするコンロバーナー。
  4. 請求項1または請求項2に記載のコンロバーナーにおいて、
    前記炎口の形状は、前記主炎口部と、該主炎口部の左右の何れか一方に設けられた前記補助炎口部とが、前記主炎口部の側部で結合した形状となっている
    ことを特徴とするコンロバーナー。
  5. 請求項4に記載のコンロバーナーにおいて、
    互いに隣接して形成される複数の前記炎口は、前記主炎口部に対して左右の同じ側で前記主炎口部と前記補助炎口部とが結合した形状となっている
    ことを特徴とするコンロバーナー。
JP2016091680A 2016-04-28 2016-04-28 コンロバーナー Active JP6671233B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016091680A JP6671233B2 (ja) 2016-04-28 2016-04-28 コンロバーナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016091680A JP6671233B2 (ja) 2016-04-28 2016-04-28 コンロバーナー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017198415A true JP2017198415A (ja) 2017-11-02
JP6671233B2 JP6671233B2 (ja) 2020-03-25

Family

ID=60238948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016091680A Active JP6671233B2 (ja) 2016-04-28 2016-04-28 コンロバーナー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6671233B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020159636A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 リンナイ株式会社 コンロバーナー
JP2020204435A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 リンナイ株式会社 コンロバーナ

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR461634A (fr) * 1913-08-09 1914-01-07 Francois Eugene Nicora Bruleur à gaz à double couronne
DE1950506A1 (de) * 1969-10-07 1971-04-15 Seppelfricke Geb Gmbh Gasbrenner fuer Gas-Kochherde
JPS57165927U (ja) * 1981-04-08 1982-10-19
JPS60232410A (ja) * 1984-04-28 1985-11-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガスバ−ナ
JPS61250411A (ja) * 1985-04-26 1986-11-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼器
JPS62112425U (ja) * 1986-01-08 1987-07-17
JPH085022A (ja) * 1994-06-15 1996-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガスバーナ
US5690483A (en) * 1996-07-17 1997-11-25 Eaton Coporation Gaseous fuel burner
JPH11141816A (ja) * 1997-11-10 1999-05-28 Osaka Gas Co Ltd 内向きバーナ装置
JP2000154907A (ja) * 1998-11-18 2000-06-06 Rinnai Corp こんろ用のバーナ
JP2002181310A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Rinnai Corp コンロバーナ
JP2002267112A (ja) * 2001-03-06 2002-09-18 Rinnai Corp ガスコンロ用バーナ
US20060051718A1 (en) * 2004-09-08 2006-03-09 Azfar Kamal Dual stacked gas burner and a venturi for improving burner operation
JP2011202824A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Paloma Co Ltd ガスバーナ及び燃焼器具
JP2015004456A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 株式会社ハーマン ガスバーナー
WO2016157003A1 (de) * 2015-03-31 2016-10-06 BSH Hausgeräte GmbH Brennerdeckel und gasbrenner

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR461634A (fr) * 1913-08-09 1914-01-07 Francois Eugene Nicora Bruleur à gaz à double couronne
DE1950506A1 (de) * 1969-10-07 1971-04-15 Seppelfricke Geb Gmbh Gasbrenner fuer Gas-Kochherde
JPS57165927U (ja) * 1981-04-08 1982-10-19
JPS60232410A (ja) * 1984-04-28 1985-11-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガスバ−ナ
JPS61250411A (ja) * 1985-04-26 1986-11-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼器
JPS62112425U (ja) * 1986-01-08 1987-07-17
JPH085022A (ja) * 1994-06-15 1996-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガスバーナ
US5690483A (en) * 1996-07-17 1997-11-25 Eaton Coporation Gaseous fuel burner
JPH11141816A (ja) * 1997-11-10 1999-05-28 Osaka Gas Co Ltd 内向きバーナ装置
JP2000154907A (ja) * 1998-11-18 2000-06-06 Rinnai Corp こんろ用のバーナ
JP2002181310A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Rinnai Corp コンロバーナ
JP2002267112A (ja) * 2001-03-06 2002-09-18 Rinnai Corp ガスコンロ用バーナ
US20060051718A1 (en) * 2004-09-08 2006-03-09 Azfar Kamal Dual stacked gas burner and a venturi for improving burner operation
JP2011202824A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Paloma Co Ltd ガスバーナ及び燃焼器具
JP2015004456A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 株式会社ハーマン ガスバーナー
WO2016157003A1 (de) * 2015-03-31 2016-10-06 BSH Hausgeräte GmbH Brennerdeckel und gasbrenner

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020159636A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 リンナイ株式会社 コンロバーナー
JP7181826B2 (ja) 2019-03-27 2022-12-01 リンナイ株式会社 コンロバーナー
JP2020204435A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 リンナイ株式会社 コンロバーナ
JP7278880B2 (ja) 2019-06-18 2023-05-22 リンナイ株式会社 コンロバーナ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6671233B2 (ja) 2020-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101225507B1 (ko) 곤로용 버너
JP2007003128A (ja) こんろ用バーナ
JP5656898B2 (ja) ガスコンロ
JP4782040B2 (ja) コンロ用バーナ
JP2017198415A (ja) コンロバーナー
JP4675918B2 (ja) コンロ用バーナ
JP4942715B2 (ja) ガスコンロ
JP2005221226A (ja) こんろバーナ
JP2016099076A (ja) バーナキャップ
US20170038076A1 (en) Gas burner, in particular for a cooking top for household use
JP5980255B2 (ja) コンロ用バーナ
JP6653529B2 (ja) ガスバーナ
JP5656927B2 (ja) コンロバーナー
JP7278880B2 (ja) コンロバーナ
JP2002317935A (ja) コンロ用バーナ
JP6555997B2 (ja) コンロバーナ
JP4942701B2 (ja) コンロ用バーナ
JP2005188926A (ja) こんろバーナ
JP5748700B2 (ja) コンロバーナー
JP2017142002A (ja) コンロバーナー
JP6230114B2 (ja) コンロ用バーナ
JP6131505B2 (ja) こんろ用バーナ
JP5449833B2 (ja) コンロ用バーナ
JP4495533B2 (ja) こんろ用バーナ
JP2023073167A (ja) コンロバーナ、およびコンロバーナを搭載した加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6671233

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250