JP2017195217A - ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コレクタ層とベース層との間のバンドギャップエネルギー差による特性の劣化が抑制できるようにする。
【解決手段】コレクタ層102は、例えば、n型不純物がドープされたGaN(n−GaN)から構成する。ベース層104は、Ga、As、Sbを含むIII−V族化合物半導体から構成されている。セットバック層103は、ベース層104とは異なるIII−V族化合物半導から構成されている。また、セットバック層103は、コレクタ層102とベース層104との間のバンドギャップエネルギーとされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コレクタ層にワイドギャップ材料を用いたヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法に関する。
InP系ヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)は、〜1THzに迫る遮断周波数を実現可能な超高速デバイスである。高速性能の重要な指標の一つとして、電流利得遮断周波数(fT)と耐圧(BV)の積(fT×BV)があり、この値が大きいほど、高速性能と高耐圧性能を両立したデバイスであることを意味する。従って、fTを維持しつつ、より高い耐圧を実現することが、InP系HBTのさらなる性能向上に向けて重要となる。
HBTの耐圧は、エミッタ接地ベース開放でのエミッタ−コレクタ間の耐圧によって定義され、これはベース−コレクタ接合の耐圧に依存する。従って、コレクタ層にワイドバンドギャップ材料を適用することが、HBTの高耐圧化に有効である。
例えば、一般的なInP系HBTでは、1019cm-3以上にドープされた狭バンドギャップのInGaAsやGaAsSb、InGaAsSbなどからベース層を構成する。このHBTには、コレクタ層に、ベース層と同じ狭バンドギャップ材料を用いるシングルヘテロ接合バイポーラトランジスタ(SHBT)と、コレクタ層に、バンドギャップの大きなInPを用いるダブルヘテロ接合バイポーラトランジスタ(DHBT)の2種類がある。2つを比較すると、DHBTの方が、高いfT×BVを有する傾向にある。
例えば、非特許文献1においては、ベース層をGaAsSbから構成し、コレクタ層をInPから構成したDHBTにおいて、6.5Vの耐圧と、470GHzのfTの両立が報告されている(fT×BV>3000GHz×V)。
さらに、InP系DHBTは、駆動電圧の観点からも有利なデバイスである。HBTの駆動電圧は、ベース−エミッタ接合の内蔵電位に依存する。これは、エミッタコンタクト層およびエミッタ層のドーピング条件、ベース層のドーピング濃度とバンドギャップ、およびエミッタ−ベース接合における伝導帯オフセットなどによって決定される。InP系材料をDHBTに適用する場合、基本的には、InGaAs、GaAsSb、またはInGaAsSbからベース層を構成する。これらの材料は、Si、GaAs、およびGaNに比べてバンドギャップが小さく、従ってこれに伴い、他のHBTに比べて駆動電圧を低くすることができる。
このようなDHBTをさらに高耐圧化させるためには、コレクタ層によりワイドバンドギャップな材料を適用することが考えられる。従来材料であるInPよりもさらにワイドバンドギャップな半導体材料としては、GaAsやZnSe、GaN、AlN、SiC、ダイアモンド(C)などが挙げられる。
しかし、いずれの材料も、InP系材料よりも格子定数が小さい。このため、エピタキシャル結晶成長などの成膜技術で、上述したワイドギャップ材料によるコレクタ層を形成すると、大きな格子不整合が容易に緩和する。この緩和過程で導入される結晶欠陥によって、コレクタ層の結晶品質、およびそれ以外の半導体層の結晶品質が損なわれてしまう。
HBTにおいて、ベース層の結晶品質の劣化は電流利得の低下、コレクタ層の結晶品質低下は、耐圧の低下やリーク電流の増大などを引き起こす。さらに、素子そのものの寿命を縮めてしまうため、エピタキシャル成長による、広ギャップコレクタ/狭バンドギャップベース接合の形成は困難である。
これに対して、別々の基板上にエピタキシャル成長したウェハ同士を直接貼り合わせることによって、ワイドバンドギャップコレクタを有してGaAsをベースに適用したHBT構造を作製する技術が報告されている(非特許文献2参照)。この技術では、GaAs基板上に、n型GaAsエミッタコンタクト層、n型組成傾斜AlGaAsエミッタ層、p型GaAsベース層、およびGaAsセットバック層を形成する。別のサファイア基板上に、n型GaNサブコレクタ層、およびn型GaNコレクタ層を形成する。
これら2つを、セットバック層とコレクタ層とを接合させてウェハ貼り合わせによって直接接合し、GaAs基板を除去することによってHBTウェハを作製する。この後、典型的なHBT作製半導体プロセス技術によって、サファイア基板上にメサ構造を形成し、HBTデバイスを作製する。
このように、貼り合わせ法によってワイドバンドギャップコレクタ層を形成することで、高速性能に優れたGaAs系やInP系HBTをさらに高耐圧化させることが可能となる。また、InP系DHBTの特徴である、低い駆動電圧も同時に実現可能である。また、セットバック層を用いることで、接合界面の結晶品質の低い層をベース層より離し、バイス特性劣化を抑制している。従って、InP系材料からベース層を構成し、GaNなどのワイドギャップ材料からエミッタ層を構成し、このような構造をウェハ接合などの技術によって形成することで、低い駆動電圧、高い耐圧、かつ高い高周波特性を有するDHBTが実現できると考えられる。
Huiming Xu, Barry Wu, Eric W. Iverson ,Thomas S. Low, and Milton Feng, "0.5 THz Performance of a Type-II DHBT With a Doping-Graded and Constant-Composition GaAsSb Base", IEEE ELECTRON DEVICE LETTERS, vol.35, no.1, pp.24-26, 2014. Chuanxin Lian, Huili Grace Xing, Chad S. Wang, David Brown, and Lee McCarthy, "Gain degradation mechanisms in wafer fused AlGaAs / GaAs / GaN heterojunction bipolar transistors", Applied Physics Letters, vol.91, 063502, 2007. C. G. Van de Walle, "Universal alignment of hydrogen levels in semiconductors, insulators and solutions", Nature, vol.423, pp.626-628, 2003.
しかしながら、上述した技術では、次に示す問題があった。例えば、GaNのようなワイドギャップ材料からコレクタ層を構成すると、ベース層(セットバック層)とコレクタ層とのバンドギャップの差が大きく、また、コレクタ層の伝導帯端のエネルギーが高くなりやすい。ベース層のバンドギャップが小さく、かつコレクタ層の伝導帯端よりベース層の伝導帯端のエネルギーが低いと、エミッタ側からコレクタ側に向けてベース層内を走行する電子に対して障壁となり、充電時間増大によるfTの低下が引き起こされる。このように、従来では、バンドギャップエネルギー差により特性(電流利得遮断周波数fT)が低下するという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、コレクタ層とベース層との間のバンドギャップエネルギー差による特性の劣化が抑制できるようにすることを目的とする。
本発明に係るヘテロ接合バイポーラトランジスタは、基板の上に形成されたGaNまたはSiCからなるコレクタ層と、コレクタ層の上に形成されたIII−V族化合物半導体からなるセットバック層と、セットバック層の上に形成されたGa、As、Sbを含むIII−V族化合物半導体からなるベース層と、ベース層の上に形成されたベース層とは異なるIII−V族化合物半導体からなるエミッタ層と、コレクタ層に接続するコレクタ電極と、ベース層に接続するベース電極と、エミッタ層に接続するエミッタ電極とを備え、セットバック層は、ベース層とは異なるIII−V族化合物半導から構成され、かつ、コレクタ層とベース層との間のバンドギャップエネルギーとされている。
上記ヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、セットバック層は、InPまたはInAlAsから構成されていればよい。
上記ヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、基板は、SiC、Si、GaNのいずれかから構成されていればよい。
本発明に係るヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法は、III−V族化合物半導体からなる成長基板の上にIII−V族化合物半導体からなるエミッタ形成層、Ga、As、Sbを含むIII−V族化合物半導体からなるベース形成層、およびIII−V族化合物半導体からなるセットバック形成層を順次に形成する第1工程と、基板の上にGaNまたはSiCからなるコレクタ形成層を形成する第2工程と、セットバック形成層とコレクタ形成層とを貼り合わせ、基板の上にコレクタ形成層、セットバック形成層、ベース形成層、コレクタ形成層がこれらの順に積層された状態とする第3工程と、セットバック形成層とコレクタ形成層とを貼り合わせた後に、成長基板を除去する第4工程と、成長基板を除去した後、エミッタ形成層、ベース形成層、セットバック形成層、コレクタ形成層をパターニングし、基板の上に形成されたコレクタ層と、コレクタ層の上に形成されたセットバック層と、セットバック層の上に形成されたベース層と、ベース層の上に形成されたエミッタ層とを形成する第5工程と、コレクタ層に接続するコレクタ電極と、ベース層に接続するベース電極と、エミッタ層に接続するエミッタ電極とを形成する第6工程とを備え、セットバック層は、ベース層とは異なるIII−V族化合物半導から構成し、かつ、コレクタ層とベース層との間のバンドギャップエネルギーとする。
上記ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法において、セットバック層は、InPまたはInAlAsから構成すればよい。
上記ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法において、基板は、SiC、Si、GaNのいずれかから構成すればよい。
以上説明したように、本発明によれば、セットバック層をベース層とは異なるIII−V族化合物半導から構成し、かつ、コレクタ層とベース層との間のバンドギャップエネルギーとしたので、コレクタ層とベース層との間のバンドギャップエネルギー差による特性の劣化が抑制できるという優れた効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの構成を示す断面図である。 図2は、GaNから構成したコレクタ層とInGaAsから構成したベース層との間のバンド構造を示すバンド図である。 図3Aは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明するための各工程における状態を示す断面図である。 図3Bは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明するための各工程における状態を示す断面図である。 図3Cは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明するための各工程における状態を示す断面図である。 図3Dは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明するための各工程における状態を示す断面図である。 図3Eは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明するための各工程における状態を示す断面図である。 図3Fは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明するための各工程における状態を示す断面図である。 図3Gは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明するための各工程における状態を示す断面図である。 図3Hは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明するための各工程における状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態における本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの構成を示す断面図である。
このヘテロ接合バイポーラトランジスタは、基板101の上に形成されたコレクタ層102と、コレクタ層102の上に形成されたセットバック層103と、セットバック層103の上に形成されたベース層104と、ベース層104の上に形成されたエミッタ層105とを備える。
基板101は、例えば、SiC、Si、GaNのいずれかから構成されていればよい。コレクタ層102は、GaNまたはSiCから構成されている。コレクタ層102は、例えば、n型不純物がドープされたGaN(n−GaN)から構成すればよい。
セットバック層103は、ベース層104とは異なるIII−V族化合物半導から構成されている。また、セットバック層103は、コレクタ層102とベース層104との間のバンドギャップエネルギーとされている。セットバック層103は、例えば、n型不純物がドープされたInP(n−InP)またはInAlAs(n−InAlAs)から構成されていればよい。
ベース層104は、Ga、As、Sbを含むIII−V族化合物半導体から構成されている。ベース層104は、例えば、高濃度にp型不純物がドープされたGaAsSb(p+−GaAsSb)またはInGaAsSb(p+−InGaAsSb)から構成すればよい。エミッタ層105は、ベース層104とは異なるIII−V族化合物半導体から構成されている。エミッタ層105は、例えば、n型不純物がドープされたInP(n−InP)から構成すればよい。
また、このヘテロ接合バイポーラトランジスタは、コレクタ層102に電気的に接続するコレクタ電極111を備える。実施の形態においては、基板101の上にバッファ層106を介してサブコレクタ層107が形成され、サブコレクタ層107の上にコレクタ層102が形成されている。バッファ層106は、例えば、AlNから構成され、サブコレクタ層107は、例えば、高濃度にn型不純物がドープされたGaN(n+−GaN)から構成されている。また、コレクタ層102は、サブコレクタ層107より小さい面積のメサに形成され、このメサの周囲のサブコレクタ層107の上に接してコレクタ電極111が形成されている。コレクタ電極111は、例えば、W、Mo、Au、Ti、Ptなどの金属材料から構成すればよい。
また、このヘテロ接合バイポーラトランジスタは、ベース層104に電気的に接続するベース電極112を備える。ベース層104(セットバック層103)は、コレクタ層102と同じ面積のメサに形成され、エミッタ層105は、ベース層104より小さなメサ(エミッタメサ)とされている。このエミッタメサの周囲のベース層104の上に接してベース電極112が形成されている。ベース電極112は、例えば、W、Mo、Au、Ti、Ptなどの金属材料から構成すればよい。
また、このヘテロ接合バイポーラトランジスタは、エミッタ層105に電気的に接続するエミッタ電極113を備える。エミッタ層105の上には、例えば、高濃度にn型不純物がドープされたInGaAs(n+−InGaAs)から構成されたエミッタコンタクト層108が形成されている。エミッタ電極113は、エミッタコンタクト層108の上に接して形成されている。エミッタ電極113は、例えば、W、Mo、Au、Ti、Ptなどの金属材料から構成すればよい。
なお、実施の形態では、エミッタ層105およびエミッタコンタクト層108の側面を覆う保護層121を備える。保護層121は、例えば、窒化シリコン(SiNx)から構成すればよい。保護層121の周囲にベース電極112が配置される。
実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタによれば、セットバック層103を設けるようにしたので、貼り合わせによる界面の品質劣化による特性の低下、およびバンドギャップエネルギー差による特性の劣化が抑制できるようになる。
まず、実施の形態においても、セットバック層103を設けているので、セットバック層103とコレクタ層102との貼り合わせ接合部が、ベース層104より遠ざかることになる。
非特許文献2の技術において、貼り合わせ時の高温熱処理に伴うGaAsベース層結晶品質劣化による電流利得低下が報告されている。この報告によれば、GaAsベース/GaNコレクタ構造では、貼り合わせ時の550℃以上の熱処理条件において、電流利得が2分の1以下に低下してしまうとされている。
GaAsベースHBTにおいては、450℃以下の熱処理であればデバイス特性の劣化が引き起こされないことが示唆されるが、InP系DHBTにおいては、DHBT作製プロセスに許容されるプロセス温度の上限が一般的にGaAs系やGaN系に比べさらに低いため、より低温での貼り合わせ技術が必要とされる。
しかし、低温での貼り合わせによりデバイス作製をする場合、一般に接合強度の低下が引き起こされやすくなるほか、加熱処理による結晶品質の回復といった処理に制限が生ずるため、所望の結晶品質を得ることが容易ではない。
このように接合面は、結晶欠陥密度が高くなりやすいが、このような接合界面の結晶品質の低い層が、セットバック層103を設けることでベース層104より離れるので、デバイス特性劣化が抑制できる。この効果は、セットバック層103が厚いほど得られる。これに対し、セットバック層103を、ベース層104とは異なり、ベース層104よりバンドギャップエネルギーが大きなIII−V族化合物半導から構成したので、セットバック層103の厚さ増大に伴う耐圧低下の影響を小さくすることができる。
次に、コレクタ層102を、GaNまたはSiCから構成したことについて説明する。一般には、InPよりもワイドギャップ材料からコレクタ層を構成すれば、従来のInP系HBTよりも高い耐圧を実現できる。このような材料として、GaN、AlN、SiC、ZnSe、GaAs、ダイアモンドなどが挙げられる。これらの材料の中でより高い効果を発揮できるコレクタ材料が、SiCおよびGaNである。
ここで、伝導帯端のエネルギーに着目する。コレクタ層には、ベース層と比較して伝導帯端エネルギーがなるべく高くない材料が望まれる。非特許文献3において、各材料系の伝導帯端エネルギーと価電子帯端エネルギーの比較がなされているが、この報告によれば、AlNはGaNに比べてバンドギャップが大きい分、伝導帯端のエネルギーも高い。従って、コレクタ層をAlNから構成すると、GaAsSbから構成したベース層に対して伝導帯端エネルギーが非常に高くなる。この結果、充電時間増大によるfT劣化が引き起こされやすい。従って、コレクタ層をAlNから構成することは望ましくない。
次に、3元以上の混晶材料を用いることで、コレクタ層の伝導帯端エネルギーを低減することができる。例えば、適切なIn組成を選択したInGaNやInAlNからコレクタ層を構成することで、GaNよりも伝導帯端エネルギーが低く、かつInPよりはバンドギャップの大きい状態とすることが可能である。しかしながら、3元混晶以上の窒化物半導体は、2元混晶材料に比べて、著しく熱伝導率が低下し、放熱性の低下が引き起こされることが知られている。ヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、放熱性の低下は素子温度の上昇に伴う信頼性低下や素子特性劣化が引き起こされるため、コレクタ層は、2元混晶かあるいは単元素材料から構成することが望ましい。
以上の観点から、実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタのコレクタ層材料候補としては、SiC、GaN、GaAsが挙げられるが、この中でもSiCおよびGaNが、バンドギャップがより大きく、かつ高い放熱性や絶縁破壊電界を有する観点から、最適なコレクタ層材料である。
次に、ベース層104をGa、As、Sbを含むIII−V族化合物半導体から構成したことについて説明する。III−V族化合物半導体の価電子帯端エネルギーは、V族材料の影響を大きく受け、Sb組成が高いほど、価電子帯端エネルギーが高くなる傾向にある。非特許文献3において、各種材料の伝導帯端エネルギーが比較されているが、InAsとGaAsの混晶であるInGaAsは、GaAsとGaSbの混晶であるGaAsSbと比較して、その伝導帯端エネルギーが高くなる傾向にある。
図2の(b)に、GaNから構成したコレクタ層301にInGaAsから構成したベース層302を直接接して構成したDHBTのバンド図を示す。InGaAsは、一般的にInP系DHBTのベース層に広く用いられているが、図2の(b)に示すように、ベース層302−コレクタ層301間の伝導帯エネルギー差が極めて大きくなり、エミッタ側からコレクタ側に走行する電子にとっては大きな障壁となる。
上述した構成に対し、GaNから構成したコレクタ層102に、InPからなるセットバック層103を介してInGaAsSbからなるベース層104を設けると、図2の(a)に示すように、伝導帯エネルギー差が小さくなり、伝導帯エネルギー差が小さくなる。この結果、上述したような問題は抑制され、高い電流利得を得ることができるようになる。また、この構成では、ベース層104の伝導帯端エネルギーを、セットバック層103より高くすることが可能であり、これらの間の伝導帯オフセットは生じず、遮断周波数が損なわれない。
次に、基板101を構成する材料について説明する。SiCから構成した基板101の上には、GaN系材料を成長することは可能であり、この点については広く報告されている。このような熱伝導率の高い基板材料から基板101を構成することで、InP基板を用いる場合よりも放熱性が向上され、素子温度が低減し、素子寿命の向上や特性の向上が可能である。また、コレクタ層102をSiCから構成する場合においては、基板材料とコレクタ材料とが同一となるため、コレクタ層に高い結晶品質が得られやすい。
なお、放熱性では劣るものの、SiC以外の材料から基板101を構成することも可能である。例えば、GaNから基板101を構成してもよい、GaNは、SiCに比べれば熱伝導率が低いが、コレクタ層102をGaNから構成した場合、両者が同一材料となり、コレクタ層102をホモエピタキシャル成長によって形成することが可能であり、高い結晶品質を得ることができる。また、GaNからコレクタ層102を構成する場合、Siやサファイアから基板101を構成することも可能である。これらの材料は、放熱性の観点ではSiCに劣るが、価格の観点からは安価に得ることが可能な基板材料であり、放熱性が素子特性に問題とならない範囲においては、これらの基板を適用することも可能である。
次に、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法につい、図3A〜図3Hを用いて説明する。図3A〜図3Hは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明するための各工程における状態を示す断面図である。
まず、図3Aに示すように、成長基板211の上にエミッタ形成層205、ベース形成層204、およびIII−V族化合物半導体からなるセットバック形成層203を順次に形成する(第1工程)。
より詳細には、まず、III−V族化合物半導体である例えばInPからなる成長基板211の上に、InPからなるバッファ層212、InGaAsからなる第1エッチングストップ層213、InPからなる第2エッチングストップ層214、n+−InGaAsからなるエミッタコンタクト形成層208、n−InPからなるエミッタ形成層205、p+−InGaAsSbからなるベース形成層204、およびn−InPからなるセットバック形成層203を順次に形成する。これらは、よく知られた有機金属気相成長法や分子線エピタキシー法により、エピタキシャル成長することで形成すればよい。
次に、図3Bに示すように、SiCからなる基板101の上に、コレクタ形成層202を形成する(第2工程)。より詳細には、基板101の上に、AlNからなるバッファ形成層206、GaNからなるサブコレクタ形成層207、n−GaNからなるコレクタ形成層202を順次に形成する。これらも、よく知られた有機金属気相成長法や分子線エピタキシー法により、エピタキシャル成長することで形成すればよい。
次に、図3Cに示すように、セットバック形成層203とコレクタ形成層202とを貼り合わせ、基板101の上にコレクタ形成層202、セットバック形成層203、ベース形成層204、エミッタ形成層205がこれらの順に積層された状態とする(第3工程)。貼り合わせは、よく知られたウェハ接合技術を用いればよい。例えば、原子拡散接合法、表面活性化接合法などの公知の接合(貼り合わせ)技術により、比較的低温の条件で上記貼り合わせが可能である。
この例では、基板101の上に、バッファ形成層206、サブコレクタ形成層207、コレクタ形成層202、セットバック形成層203、ベース形成層204、エミッタ形成層205、エミッタコンタクト形成層208、第2エッチングストップ層214、第1エッチングストップ層213、バッファ層212が、これらの順に積層された状態となる。
次に、セットバック形成層203とコレクタ形成層202とを貼り合わせた後に、成長基板211を除去する(第4工程)。例えば、リン酸、塩酸、硫酸、過酸化水素水などのエッチャントを用いた選択エッチング技術により、成長基板211を除去すればよい。
実施の形態では、まず、塩酸、または、塩酸とリン酸を混合したエッチャント(塩酸系エッチャント)を用い、InPからなる成長基板211およびInPからなるバッファ層212をエッチング除去する。塩酸系エッチャントを用いた処理では、InGaAsがほとんどエッチングされないため、第1エッチングストップ層213でエッチングが停止する。
次に、硫酸と過酸化水素と混合したエッチャント(硫酸系エッチャント)を用い、InGaAsからなる第1エッチングストップ層213をエッチング除去する。硫酸系エッチャントを用いた処理では、InPがほとんどエッチングされないため、第2エッチングストップ層214でエッチングが停止する。この後、塩酸系エッチャントを用い、第2エッチングストップ層214をエッチング除去する。塩酸系エッチャントを用いた処理では、InGaAsがほとんどエッチングされないため、エミッタコンタクト形成層208の上面が露出するとエッチングが停止する。
上述した選択ウエットエッチング技術により、成長基板211、バッファ層212、第1エッチングストップ層213、第2エッチングストップ層214を除去することで、図3Dに示すように、基板101の上に、バッファ形成層206、サブコレクタ形成層207、コレクタ形成層202、セットバック形成層203、ベース形成層204、エミッタ形成層205、エミッタコンタクト形成層208が、これらの順に積層された状態となる。
以上のように成長基板211を除去した後、後述するように、エミッタ形成層205、ベース形成層204、セットバック形成層203、コレクタ形成層202をパターニングし、基板101の上に形成されたコレクタ層102と、コレクタ層102の上に形成されたセットバック層103と、セットバック層103の上に形成されたベース層104と、ベース層104の上に形成されたエミッタ層105とを形成する(第5工程)。また、コレクタ層102に接続するコレクタ電極111と、ベース層104に接続するベース電極112と、エミッタ層105に接続するエミッタ電極113とを形成する(第6工程)。
まず、図3Eに示すように、エミッタコンタクト形成層208の上に、エミッタ電極113を形成する。例えば、まず、公知のフォトリソグラフィー技術により電極形成領域が開口したレジストパターンを形成する。次に、形成したレジストパターンの上より、公知の電子ビーム蒸着法によりMoを堆積してMo層を形成し、次いで、公知のスパッタ法によりWを堆積してW層を形成する。次に、先に形成してあるレジストパターンを除去(リフトオフ)する。これにより、電極形成領域以外の金属層はレジストパターンと共に除去され、電極形成領域にMo層およびW層が積層したエミッタ電極113が形成される。
次に、形成したエミッタ電極113をマスクパターンとしてエミッタコンタクト形成層208およびエミッタ形成層205をエッチングしたパターニングすることで、図3Fに示すように、エミッタ層105およびエミッタコンタクト層108を形成する。例えば、硫酸系エッチャントを用いたウエットエッチングによりエミッタコンタクト形成層208をエッチングすることで、エミッタコンタクト層108を形成する。次いで、塩酸系エッチャントを用いたウエットエッチングによりエミッタ形成層205をエッチングすることで、エミッタ層105を形成する。
次に、図3Gに示すように、保護層121を形成し、また、ベース電極112を形成する。ここで、ベース電極112と、エミッタ電極113(エミッタ層105、エミッタコンタクト層)の形成領域との間の領域のベース形成層204上面を埋める状態に保護層121を形成する。
例えば、スパッタ法などにより窒化シリコンを堆積した後、フォトリソグラフィーにより形成したレジストパターンをマスクとして堆積した膜をエッチングすることで、保護層121を形成すればよい。
次に、公知のフォトリソグラフィー技術により電極形成領域が開口したレジストパターンを形成する。次に、形成したレジストパターンの上より、スパッタ法や蒸着法などにより、Ptを堆積してPt層を形成し、次いでTiを堆積してTi層を形成し、次いでPtを堆積してPt層を形成し、次いでAuを堆積してAu層を形成する。次に、先に形成してあるレジストパターンを除去(リフトオフ)する。これにより、電極形成領域以外の各金属層はレジストパターンと共に除去され、電極形成領域にPt/Ti/Pt/Auからなるベース電極112が形成される。
次に、エミッタ電極113(エミッタ層105、エミッタコンタクト層)、ベース電極112、保護層121をマスクとしてベース形成層204、セットバック形成層203、コレクタ形成層202をエッチング(パターニング)することで、図3Hに示すように、コレクタ層102、セットバック層103、ベース層104を形成する。ここで、GaNからなるコレクタ層102のパターニングでは、ドライエッチングを用いればよい。
次に、コレクタ電極111を形成し、サブコレクタ層107(バッファ層106)を形成する。まず、ベース電極112と同様にすることで、サブコレクタ形成層207の上にコレクタ電極111を形成する。次いで、サブコレクタ形成層207およびバッファ形成層206をパターニングすることで、サブコレクタ層107およびバッファ層106を形成する。以上のことにより、実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタが得られる。
以上に説明したように、本発明では、Ga、As、Sbを含むIII−V族化合物半導体からベース層を構成し、セットバック層をベース層とは異なるIII−V族化合物半導から構成し、かつ、コレクタ層とベース層との間のバンドギャップエネルギーとした。この結果、本発明によれば、セットバック層を設けて貼り合わせることでワイドギャップ材料からコレクタ層を構成したヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、コレクタ層とベース層との間のバンドギャップエネルギー差による特性の劣化が、抑制できるようになる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。
101…基板、102…コレクタ層、103…セットバック層、104…ベース層、105…エミッタ層、106…バッファ層、107…サブコレクタ層、108…エミッタコンタクト層、111…コレクタ電極、112…ベース電極、113…エミッタ電極、121…保護層。

Claims (6)

  1. 基板の上に形成されたGaNまたはSiCからなるコレクタ層と、
    前記コレクタ層の上に形成されたIII−V族化合物半導体からなるセットバック層と、
    前記セットバック層の上に形成されたGa,As,Sbを含むIII−V族化合物半導体からなるベース層と、
    前記ベース層の上に形成された前記ベース層とは異なるIII−V族化合物半導体からなるエミッタ層と、
    前記コレクタ層に接続するコレクタ電極と、
    前記ベース層に接続するベース電極と、
    前記エミッタ層に接続するエミッタ電極と
    を備え、
    前記セットバック層は、前記ベース層とは異なるIII−V族化合物半導から構成され、かつ、前記コレクタ層と前記ベース層との間のバンドギャップエネルギーとされている
    ことを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  2. 請求項1記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、
    前記セットバック層は、InPまたはInAlAsから構成されていることを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  3. 請求項1または2記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、
    前記基板は、SiC、Si、GaNのいずれかから構成されていることを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  4. III−V族化合物半導体からなる成長基板の上にIII−V族化合物半導体からなるエミッタ形成層、Ga,As,Sbを含むIII−V族化合物半導体からなるベース形成層、およびIII−V族化合物半導体からなるセットバック形成層を順次に形成する第1工程と、
    基板の上にGaNまたはSiCからなるコレクタ形成層を形成する第2工程と、
    前記セットバック形成層と前記コレクタ形成層とを貼り合わせ、前記基板の上に前記コレクタ形成層、前記セットバック形成層、前記ベース形成層、前記コレクタ形成層がこれらの順に積層された状態とする第3工程と、
    前記セットバック形成層と前記コレクタ形成層とを貼り合わせた後に、前記成長基板を除去する第4工程と、
    前記成長基板を除去した後、前記エミッタ形成層、前記ベース形成層、前記セットバック形成層、前記コレクタ形成層をパターニングし、前記基板の上に形成されたコレクタ層と、前記コレクタ層の上に形成されたセットバック層と、前記セットバック層の上に形成されたベース層と、前記ベース層の上に形成されたエミッタ層とを形成する第5工程と、
    前記コレクタ層に接続するコレクタ電極と、前記ベース層に接続するベース電極と、前記エミッタ層に接続するエミッタ電極とを形成する第6工程と
    を備え、
    前記セットバック層は、前記ベース層とは異なるIII−V族化合物半導から構成し、かつ、前記コレクタ層と前記ベース層との間のバンドギャップエネルギーとする
    ことを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
  5. 請求項4記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法において、
    前記セットバック層は、InPまたはInAlAsから構成することを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
  6. 請求項4または5記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法において、
    前記基板は、SiC、Si、GaNのいずれかから構成することを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
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