JP4150879B2 - 化合物半導体エピタキシャルウェハ - Google Patents

化合物半導体エピタキシャルウェハ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は化合物半導体エピタキシャルウェハ及びそれを用いた素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
III−V族化合物半導体はその材料により、バンドギャップが異なり、その選択や組み合わせにより現れるヘテロ物性を用いたデバイスの利用が進んでいる。このヘテロ接合形成に液相エピタキシャル(LPE)法、分子線エピタキシャル(MBE)法や有機金属気相エピタキシャル(MOVPE)法等が知られている。
【0003】
ここで、材料の個々の化合物の結晶の格子定数が異なり、エピタキシャル層を成長させると、格子不整合による応力が発生し、反りや結晶格子の歪みが発生して諸特性が低下することが良く知られている。唯一、GaAs/AlGaAsのへテロ系は格子定数差(△a/a)が0.14%と非常に小さく、混晶比の全域にわたって利用が進んでいるが、それ以外は2元以上の混晶にして、GaAsもしくはInP等、基板結晶に格子整合する混晶組成でのみ、エピタキシャル成長させたものが用いられている。従って用いることが出来るヘテロ物性が機能的、コスト的に非常に限定されている。
【0004】
そこで、混晶組み合わせの適用範囲を広げるために、格子歪みを含んだ材料系に対して色々な試みがなされている。
【0005】
第1例として実用化されているものとして、FET、HEMTに代表されるユニポーラ型の電子デバイスがある。この動作層(チャネル層)に電子輸送特性の優れたInGaAs混晶を用いるため、GaAs/InGaAs/AlGaAsのヘテロ系でInの組成を0.2以下で15nm程度以下としてInGaAs層の格子が格子緩和を起こさない歪んだ状態、いわゆるシュードモフィック構造とする方法が実用化されている。
【0006】
第2例には、大きく基板結晶と能動層の格子定数が違う系、すなわち基板結晶と格子定数が0.15%以上異なる動作領域を持つIII−V族化合物半導体エピタキシャルウェハにおいて、その基板結晶と能動層(チャネル層)の間に格子緩和を起こさせた後、結晶性を回復させたバッファ層を介する結晶成長方法がある。このバッファ層は、メタモルフイックバッファ層(メタモルバッファ層)と呼ばれている。メタモルバッファ層の構造は、結晶基板と能動層(チャネル層)の間のバッファ層で組成を徐々に変える方法や、階段状に変えて行くなどの方法により、動作層が格子定数差に基づく歪みの影響を受けにくくする技術が報告されている。
【0007】
上記第2例のメタモルバッファ層の結晶成長方法としては、分子線エピタキシャル(MBE)法が中心的に行われてきた。その理由として、格子歪みを緩和させたとき、緩和点を中心として、結晶成長の配向性や表面平坦性を損なわせないためには低温で成長する必要があり、特に表面マイグレーションがし易いIII族元素のIn、Gaを多く含む結晶成長が必要な場合、高温で成長したとすると3次元成長が起こり平坦な薄い結晶層が得られにくいため、低温で成長する必要があったためである。
【0008】
また純度的にも、低温成長で、高純度の化合物半導体結晶を得るには、原料が高純度単元素金属であり、雰囲気が超高真空で、低温で結晶成長可能なMBE法が用いられてきた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記MBE法は、作業者に対する安全性は高いものの、生産装置としては大きな欠点がある。それは、結晶成長に必要な超高真空を得るためのメンテナンスに要する時間が長い、トラブルに対する装置の安定性に欠ける等である。さらにV族原料が実用的にはAsのみに限られること、大面積の成長装置の実現に対して極端に装置コストが上がってしまうこと等である。
【0010】
一方、生産に関して、最近は、有機金属気相エピタキシャル(MOVPE:metal organic vapor phase epitaxy)法が多く用いられるようになってきた。ただし、歪を含む結晶成長に関して、MOVPE法は原料の有機物、水素化物の分解反応が伴うため、MBE法に比して成長温度が高くなってしまい、メタモルバッファ層の成長に向かないと考えられていた。
【0011】
これに対し、本発明者等はバッファ層に関してInAlAsを採用し、成長条件によっては、逆に成長温度が高いほうが、良好な表面を得られることを見出し、良好な表面状態が得られるようにしてきた。
【0012】
しかしながら、このInAlAsの3元混晶バッファ層は、例えばInの組成が0.1と低い場合、残ったAlの組成が0.9と非常に高くなってしまい、プロセスに対する耐久性がなくなったり、デバイスの信頼性が低下する恐れが生じている。またその成長条件がMO成長装置に対しては非常につらく、前後の成長層の成長にも悪影響を与えていた。
【0013】
そこで、本発明の目的は、基板結晶と格子定数が0.15%以上異なる動作領域を持つIII−V族化合物半導体エピタキシャルウェハにおいて、上記した従来の歪緩和バッファ層の結晶の欠点と、成長装置の負担を低減すること、そのために、表面の平坦度が良好でかつ低温成長することのできる歪緩和バッファ層とすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、次のように構成したものである。
【0015】
請求項1の発明に係る化合物半導体エピタキシャルウェハは、基板結晶と格子定数が0.15%以上異なる動作領域を持つIII―V族化合物半導体エピタキシャルウェハにおいて、前記基板と前記動作領域の間にバッファ層を設け、前記バッファ層は、前記基板側から順にMOVPE法により成長したIn(AlGa1−x1−yAs(ただし0x<1)結晶層とその層と格子定数差が30%以内のInAl1−yAs結晶層とを一つの組としてこれを複数組設けたものであり、前記複数組のうち、各同一の組中の前記In(AlGa1−x1−yAs(ただし0x<1)結晶層のIn混晶比yと前記InAl1−yAs結晶層のIn混晶比yとは同一であって、かつ、前記複数組のIn混晶比yは、前記基板の側から前記動作領域の側に向かって徐々に増加することを特徴とする。
【0016】
本発明は、例えば、基板結晶と格子定数が0.15%以上異なる動作領域を持つIII−V族化合物半導体エピタキシャルウェハにおいて、バッファ層全部もしくは一部にInAlGaAs4元混晶とInAlAs3元混晶を1組もしくはそれ以上交互に設け、これにより、表面の平坦度が良好で、且つ低温成長することのできる歪緩和バッファ層を備えた構造とするものである。従って、電解効果トランジスタ(FET、HEMT等)又はバイポーラトランジスタ(HBT等)用の化合物半導体エピタキシャルウェハにおいて、上記した従来の歪緩和バッファ層の結晶の欠点と、成長装置の負担を低減することができる。
【0017】
請求項2の発明は、請求項1記載の化合物半導体エピタキシャルウェハにおいて、動作領域の構造が電効果トランジスタ又はバイポーラトランジスタの構造であることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図示の実施例に基づいて説明する。
【0020】
(実施例1)
本発明の第1の実施例として、InGaAsチャンネル層のIn組成が0.4のInAlAs/InGaAs/InAlAsヘテロ構造をもつHEMT用エピタキシャルウェハの結晶成長について示す。
【0021】
図1はHEMT構造の半導体エピタキシャルウェハの断面概略図である。MOVPE装置により、半絶縁性GaAs基板1に基板温度550℃でアンドープGaAsバッファ層2を20nm成長し、In0.15(Ga0.5Al0.50.85Asバッファ層111を50nm、続けてIn0.15Al0.85Asバッファ層112を50nm、続けてIn0.23(Ga0.3Al0.70.77Asアンドープ層121を50nm、続けてIn0.23Al0.77Asアンドープ層122を50nm、In0.30(Ga0.15Al0.850.70Asアンドープ層131を50nm、In0.30Al0.70Asアンドープ層132を50nm、In0.35(Ga0.15Al0.850.65Asアンドープ層141を50nm、In0.35Al0.65Asアンドープ層142を50nm、In0.40(Ga0.15Al0.850.60Asアンドープ層151を50nm、In0.40Al0.60Asアンドープクラッド層152を100nm、Siドープ(ドーピング濃度5×1018の/cm3)In0.40Al0.60Asキャリア供給層21を5nm、In0.40Al0.60Asスペーサ層22を2nm、In0.41Ga0.59Asチャネル層23を30nm、In0.40Al0.60Asスペーサ層24を2nm、Siドープ(ドーピング濃度5×1018/cm3)In0.40Al0.60Asキャリア供給層25を12nm、In0.40Al0.60Asアンドープショットキー層26を30nm、Siドープ(ドーピング濃度5×1018/cm3)In0.41Ga0.59AsからIn0.50Ga0.50Asにリニアに組成を変化させたコンタクト層31を50nm、そしてSiドープ(ドーピング濃度5×1018/cm3)In0.50Ga0.50Asコンタクト層32を50nm、MOVPE法で順次、エピタキシャル成長した。
【0022】
上記したIn0.15(Ga0.5Al0.50.85Asバッファ層111、In0.15Al0.85Asバッファ層112、In0.23(Ga0.3Al0.70.77Asアンドープ層121、In0.23Al0.77Asアンドープ層122、In0.30(Ga0.15Al0.850.70Asアンドープ層131、In0.30Al0.70Asアンドープ層132、In0.35(Ga0.15Al0.850.65Asアンドープ層141、In0.35Al0.65Asアンドープ層142、In0.40(Ga0.15Al0.850.60Asアンドープ層151、In0.40Al0.60Asアンドープクラッド層152は、格子不整合系の歪緩和バッファ層20を構成している。この歪緩和バッファ層20は、格子定数のほぼ同じInAlGaAs層とInAlAs層を一組とし、これを5組設け、その各組のIn混晶比を半絶縁性GaAs基板1の側から0.15、0.23、0.30、0.35、0.40と、徐々に上げたものから成る。膜厚は、SiドープIn0.40Al0.60Asキャリア供給層21の直下のIn0.40Al0.60Asアンドープ層152が100nmである点を除き、他のInAlGaAs層111、121、131、141、151及びInAlAs層112、122、132、142は同じ50nmである。
【0023】
このようにして形成した格子不整合系の化合物半導体多層薄膜から成る歪緩和バッファ層20を具備する化合物半導体エピタキシャルウェハについて、そのHEMT構造の半導体結晶の電気的特性をホール効果測定法により求めた。その結果、電子移動度は8.900cm2/V・sと下地層のn−GaAs層の影響を受けてやや小さくなったが、シートキャリア濃度については4.8×1012/cm2と大幅に増加させることができた。
【0024】
上記の実施例では、格子定数のほぼ同じInAlGaAs層とInAlAs層を一組として計5組設けたものを説明したが、複数同士を一組とするものを複数組設けても良く、どちらかの層が多くても構わない。またスペーサ層直下の層はバンドギャップの大きい3元のInAlAs層の方が良いが、InGaAlAs層であっても構わない。
【0025】
(実施例2)
次に、第2の実施例として、InGaAsチャンネル層のIn組成が0.4のInGaAs/InGaAs/InGaPへテロ構造をもつHBT用エピタキシャルウェハの結晶成長について示す。
【0026】
図2はこの第2の実施例に係るHBT構造のエピタキシャルウェハの断面図である。
【0027】
MOVPE装置により、半絶縁性GaAs基板1に基板温度550℃でアンドープGaAsバッファ層2を20nm成長し、In0.15(Ga0.5Al0.50.85As層113を100nm、続けてIn0.15Al0.85As層114を100nm、続けてIn0.23(Ga0.3Al0.70.77Asアンドープ層123を100nm、続けてIn0.23Al0.77Asアンドープ層124を100nm、In0.30(Ga0.15Al0.850.70Asアンドープ層133を100nm、In0.30Al0.70Asアンドープ層134を100nm、In0.35(Ga0.15Al0.850.65Asアンドープ層143を100nm、In0.35Al0.65Asアンドープ層144を100nm、In0.40(Ga0.15Al0.850.60Asアンドープ層153を50nm、In0.40Al0.60Asアンドープ層154を100nm、キャリア濃度5×l018/cm3 のIn0.40Ga0.60Asサブコレクタ層212を500nm、キャリア濃度3×l016/cm3 のIn0.40Ga0.60Asコレクタ層222を800nm、キャリア濃度4×l019/cm3のp型In0.40Ga0.60Asベース層223を150nm、キャリア濃度5×l017/cm3 のIn0.40Al0.60Asエミッタ層231を80nm、キャリア濃度2×l018/cm3 のInAlAsキャップ層232を100nm、ドービング濃度5×l018/cm3 のIn0.41Ga0.59AsからIn0.50Ga0.50Asにリニアに組成を変化させたコンタクト層241を50nm、ドーピング濃度5×l018/cm3 のIn0.50Ga0.50Asコンタクト層242を50nmを成長した。
【0028】
上記したIn0.15(Ga0.5Al0.50.85As層113、In0.15Al0.85As層114、In0.23(Ga0.3Al0.70.77Asアンドープ層123、In0.23Al0.77Asアンドープ層124、In0.30(Ga0.15Al0.850.70Asアンドープ層133、In0.30Al0.70Asアンドープ層134、In0.35(Ga0.15Al0.850.65Asアンドープ層143、In0.35Al0.65Asアンドープ層144、In0.40(Ga0.15Al0.850.60Asアンドープ層153、及びIn0.40Al0.60Asアンドープ層154は、格子不整合系の歪緩和バッファ層200を構成している。この歪緩和バッファ層200は、格子定数のほぼ同じInGaAlAs層とInAlAs層を一組とし、これを5組設け、その各組のIn混晶比を半絶縁性GaAs基板1の側から0.15、0.23、0.30、0.35、0.40と、徐々に上げたものから成る。膜厚は、In0.04Al0.60Asアンドープ層154の直下のIn0.40(Ga0.15Al0.85)0.60Asアンドープ層153が100nmである点を除き、他のInAlGaAs層113、123、133、143、及びInAlAs層114、124、134、144、154は同じ100nmである。
【0029】
この実施例のヘテロバイポーラトランジスタのnpn界面のIn組成は0.40で設計したが、いかなるIn組成であっても、本発明の効果があった。
【0030】
次に、上記第1及び第2の実施形態に係る化合物半導体エピタキシャルウェハを用い、これにフォトリソグラフィやエッチング等を施した後、電極を設けて製作されたHEMT、HBTデバイスは、増幅率、最大動作周波数fmaxを大幅に増加でき、特にHBTに関してはターンオン電圧を下げることが出来、大幅に性能を向上することができた。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、次のような優れた効果が得られる。
【0032】
本発明は、基板結晶と格子定数が0.15%以上異なる動作領域を持つIII−V族化合物半導体エピタキシャルウェハにおいて、基板と動作領域の間のバッファ層にMOVPE法により成長したAl、Ga、Inを有する結晶層とその層と格子定数差が30%以内のAl、Inを有する結晶層を一組もしくは複数組又はどちらかの層が多い状態で設けた構成であり、例えば、バッファ層全部もしくは一部にInAlGaAs4元混晶とInAlAs3元混晶を1組もしくはそれ以上交互に積層したものである。
【0033】
かかる構成とすることによって、表面の平坦度が良好な歪緩和バッファ層をMOVPE法により低温で成長することができ、電解効果トランジスタ(FET、HEMT等)又はバイポーラトランジスタ(HBT等)用の化合物半導体エピタキシャルウェハを容易に得ることができる。従って、本発明によれば、従来の格子不整合系における歪緩和バッファ層の結晶の欠点と、成長装置の負担を低減することができる。
【0034】
また、本発明の化合物半導体エピタキシャルウェハを用いて製作されたHEMT、HBTデバイスは、増幅率、最大動作周波数fmaxを大幅に増加することができ、特にHBTに関してはターンオン電圧を下げることができ、大幅に性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るHEMTの層構造を持つ化合物半導体エピタキシャルウェハの断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るHBTの層構造を持つ化合物半導体エピタキシャルウェハの断面図である。
【符号の説明】
1 半絶縁性GaAs基板
2 GaAsバッファ層
20 歪緩和バッファ層
21 SiドープIn0.40Al0.60Asキャリア供給層
22 In0.40Al0.60Asスペーサ層
23 In0.41Ga0.59Asチャネル層
24 In0.40Al0.60Asスペーサ層
25 SiドープIn0.40Al0.60Asキャリア供給層
26 In0.40Al0.60Asアンドープショットキー層
31 SiドープIn0.41Ga0.59AsからIn0.50Ga0.50Asにリニアに組成を変化させたコンタクト層
32 In0.50Ga0.50As0.85コンタクト層
111 In0.15(Ga0.5Al0.50.85Asバッファ層
112 In0.15Al0.85Asバッファ層
113 In0.15(Ga0.5Al0.50.85Asバッファ層
114 In0.15Al0.85Asバッファ層
121 In0.23(Ga0.3Al0.7)0.77Asアンドープ層
122 In0.23Al0.77Asアンドープ層
123 In0.23(Ga0.3Al0.7)0.77Asアンドープ層
124 In0.23Al0.77Asアンドープ層
131 In0.30(Ga0.15Al0.850.70Asアンドープ層
132 In0.30Al0.70Asアンドープ層
133 In0.30(Ga0.15Al0.850.70Asアンドープ層
134 In0.30Al0.70Asアンドープ層
141 In0.35(Ga0.15Al0.850.65Asアンドープ層
142 In0.35Al0.65Asアンドープ層
143 In0.35(Ga0.15Al0.850.65Asアンドープ層
144 In0.35Al0.65Asアンドープ層
151 In0.40(Ga0.15Al0.850.60Asアンドープ層
152 In0.40Al0.60Asアンドープ層
153 In0.40(Ga0.15Al0.850.60Asアンドープ層
154 In0.40Al0.60Asアンドープ層
200 歪緩和バッファ層
212 In0.40Ga0.60Asサブコレクタ層
222 In0.40Ga0.60Asコレクタ層
223 p型In0.40Ga0.60Asベース層
231 In0.40Al0.60Asエミッタ層
232 InAlAsキャップ層
241 In0.41Ga0.59AsからIn0.50Ga0.50Asにリニアに組成を変化させたコンタクト層
242 In0.50Ga0.50Asコンタクト層

Claims (2)

  1. 基板結晶と格子定数が0.15%以上異なる動作領域を持つIII―V族化合物半導体エピタキシャルウェハにおいて、
    前記基板と前記動作領域の間にバッファ層を設け、
    前記バッファ層は、前記基板側から順にMOVPE法により成長したIn(AlGa1−x1−yAs(ただし0x<1)結晶層とその層と格子定数差が30%以内のInAl1−yAs結晶層とを一つの組としてこれを複数組設けたものであり、
    前記複数組のうち、各同一の組中の前記In(AlGa1−x1−yAs(ただし0x<1)結晶層のIn混晶比yと前記InAl1−yAs結晶層のIn混晶比yとは同一であって、
    かつ、前記複数組のIn混晶比yは、前記基板の側から前記動作領域の側に向かって徐々に増加することを特徴とする化合物半導体エピタキシャルウェハ。
  2. 請求項1記載の化合物半導体エピタキシャルウェハにおいて、
    前記動作領域の構造が電界効果トランジスタ又はバイポーラトランジスタの構造であることを特徴とする化合物半導体エピタキシャルウェハ。
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