JP2017190149A - パウチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パウチ1は内容物を収容可能な収容空間10Aを有する袋本体10と、袋本体10から突出するように設けられ、収容空間10Aと繋がる第2の空間20A、および、収容空間10Aに発生した蒸気の圧力により破断するように形成された通蒸予定部40を含む突出部20とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明の目的は、内容物が漏れにくいパウチを提供することである。
上記パウチによれば、突出部が袋本体と接着された状態が維持されるため、パウチが嵩張りにくい。
〔4〕前記パウチの一例によれば、前記突出部は前記第1の面と前記袋本体との間に閉じられた空間が形成されるように前記熱可塑性接着剤により前記袋本体と接着され、前記通蒸予定部は、前記第1の面のうちの前記空間を形成する部分に設けられている。
〔5〕前記パウチの一例によれば、前記袋本体は対向する第1の本体シートおよび第2の本体シート、ならびに、前記第1の本体シートと前記第2の本体シートとの間に前記収容空間が形成されるように前記第1の本体シートおよび前記第2の本体シートをシールするシール部を含み、前記シール部は前記第1の本体シートの第1の側部と前記第2の本体シートの第1の側部とをシールする第1の側部シール部、および、前記第1の本体シートの第2の側部と前記第2の本体シートの第2の側部とをシールする第2の側部シール部を含み、前記突出部は前記第1の側部シール部と前記第2の側部シール部との間に設けられている。
上記パウチによれば、通蒸予定部が切り込みを含むため、突出部が膨張したときに通蒸予定部が適切に破断しやすい。このため、適切に蒸気を排出することができる。
図1は内容物が封入されていないパウチ1の外観を示している。パウチ1は例えば平パウチであり、内容物を収容可能な収容空間10Aを有する袋本体10、および、袋本体10から突出するように設けられた突出部20を含む。パウチ1は袋本体10の開口19から内容物が収容空間10Aに入れられ、開口19がシールされることにより、内容物が封入される。なお、別の例では、パウチ1はスタンディングパウチである。
図3に示されるように、パウチ1は収容空間10Aに内容物100が収容された状態で開口19がシールされることにより内容物100が密封される。内容物100は食品であり、固形具材110およびソース120を含む。
(1)酸素バリア性および水蒸気バリア性の少なくとも一方を有するバリア層を含むシートにより構成されるパウチにおいて、通蒸予定部として、バリア層を貫通する切り込みが形成されている場合、その部分はバリア性が低下する。一方、パウチ1は突出部20の第1の面21と袋本体10との間の閉じられた空間に切り込み41を含む通蒸予定部40が形成されているため、酸素バリア性および水蒸気バリア性が低下している影響が内容物100に生じにくい。
(3)通蒸予定部40が形成されている第1の面21が袋本体10と面しているため、通蒸予定部40が周囲の物体と接触しにくい。このため、例えば、パウチ1の搬送過程において、通蒸予定部40が傷つけられて破断することが抑制される。
上記実施形態に関する説明は、本発明に従うパウチが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従うパウチは例えば以下に示される上記実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
・変形例のパウチ1によれば、突出部20は第1の本体シート11と第2の本体シート12とが合掌貼りされた部分として構成される。
10 :袋本体
10A:収容空間
11 :第1の本体シート
12 :第2の本体シート
13 :本体シール部(シール部)
13A:第1の側部シール部
13B:第2の側部シール部
14A:第1の側部
14B:第1の側部
15A:第2の側部
15B:第2の側部
20 :突出部
20A:第2の空間
21 :第1の面
22 :第2の面
40 :通蒸予定部
41 :切り込み
50 :熱可塑性接着剤
100:内容物
Claims (7)
- 内容物を収容可能な収容空間を有する袋本体と、
前記袋本体から突出するように設けられ、前記収容空間と繋がる第2の空間、および、前記収容空間に発生した蒸気の圧力により破断するように形成された通蒸予定部を含む突出部とを備える
パウチ。 - 前記突出部は熱可塑性接着剤により前記袋本体と接着されている
請求項1に記載のパウチ。 - 前記突出部の形状はシート形状であり、
前記突出部は、前記通蒸予定部が設けられた第1の面、および、前記通蒸予定部が設けられていない第2の面を含み、前記第1の面が前記袋本体に面するように前記熱可塑性接着剤により前記袋本体と接着されている
請求項2に記載のパウチ。 - 前記突出部は前記第1の面と前記袋本体との間に閉じられた空間が形成されるように前記熱可塑性接着剤により前記袋本体と接着され、
前記通蒸予定部は、前記第1の面のうちの前記空間を形成する部分に設けられている
請求項3に記載のパウチ。 - 前記袋本体は対向する第1の本体シートおよび第2の本体シート、ならびに、前記第1の本体シートと前記第2の本体シートとの間に前記収容空間が形成されるように前記第1の本体シートおよび前記第2の本体シートをシールするシール部を含み、
前記シール部は前記第1の本体シートの第1の側部と前記第2の本体シートの第1の側部とをシールする第1の側部シール部、および、前記第1の本体シートの第2の側部と前記第2の本体シートの第2の側部とをシールする第2の側部シール部を含み、
前記突出部は前記第1の側部シール部と前記第2の側部シール部との間に設けられている
請求項1〜4のいずれか一項に記載のパウチ。 - 前記通蒸予定部は前記突出部を貫通しないように前記突出部に形成された切り込みを含む
請求項1〜5のいずれか一項に記載のパウチ。 - 前記袋本体に収容された内容物をさらに備える
請求項1〜6のいずれか一項に記載のパウチ。
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JP2016079823A JP6786852B2 (ja) | 2016-04-12 | 2016-04-12 | パウチ |
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6786852B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020006973A (ja) * | 2018-07-04 | 2020-01-16 | 大日本印刷株式会社 | 包装袋及び包装食品 |
JP2020007029A (ja) * | 2018-07-12 | 2020-01-16 | 大日本印刷株式会社 | 包装袋及び包装食品 |
JP2020104862A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | 凸版印刷株式会社 | 開口部形状保持機能付きスタンディングパウチ |
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2016
- 2016-04-12 JP JP2016079823A patent/JP6786852B2/ja active Active
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JP2020007029A (ja) * | 2018-07-12 | 2020-01-16 | 大日本印刷株式会社 | 包装袋及び包装食品 |
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JP6786852B2 (ja) | 2020-11-18 |
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