JP6769151B2 - 積層フィルム及び包装袋 - Google Patents
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前記外層から内層にかけて、少なくとも外層の厚みの深さを持ち、かつ内層を貫通しない程度の深さのハーフカット溝からなる脆弱加工部を備え、前記脆弱加工部がさらに内層の外面に溝を備える積層フィルムである。
前記外層から内層にかけて、少なくとも外層と中間層の厚みの深さを持ち、かつ内層を貫通しない程度の深さのハーフカット溝からなる脆弱加工部を備え、前記脆弱加工部がさらに内層の外面に溝を備える積層フィルムである。
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層フィルムである。
以下、本発明を実施するための形態について図1から図4を参照して説明する。
とができる。
前記外層20は、透明になり、これが入った積層フィルム10も透明近くになる。この積層フィルムで袋を形成した場合、内容物を充填した場合、内容物に外光が差し込むことができ、内容物の保存性から好ましくない。そこで外層に遮光性のあるインキ層を備える積層フィルム10を形成してもよい。積層フィルム10の光透過度が1%以下であることが望ましい。
さらに次に、別の実施形態について図5から図8を参照して説明する。
中間層70は、アルミ蒸着層を有する熱可塑性樹脂からなる。
に外層20と中間層70にハーフカット溝40aを形成する場合と、図6のように、外層20と中間層70だけではなく、内層30に少し入り込んでハーフカット溝40aを形成する場合がある。
前記外層20は、透明になり、これが入った積層フィルム50も透明近くになる。この積層フィルムで袋を形成した場合、内容物を充填した場合、内容物に外光が差し込むことができ、内容物の保存性から好ましくない。そこで外層に遮光性のあるインキ層を備える積層フィルム50を形成してもよい。積層フィルム50の光透過度が1%以下であることが望ましい。
外層は厚み12μmのアルミ蒸着したポリエチレンテレフタレート(PET)、内層は厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、外層と内層の間は接着剤層が存在する積層フィルム10を製作した。
外層は厚み12μmの無機酸化物(アルミナ)を蒸着したポリエチレンテレフタレート(PET)(凸版印刷社製GL−AE)、内層は厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、外層と内層の間は接着剤層が存在する積層フィルム10を製作した。
外層は厚み12μmの無機酸化物(アルミナ)を蒸着したポリエチレンテレフタレート(PET)(凸版印刷社製GL−AE)に遮光性のあるインキを内側に塗布したもの、内層は厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、外層と内層の間は接着剤層が存在する積層フィルム10を製作した。
外層は厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)、中間層は厚み12μmのアルミ蒸着したポリエチレンテレフタレート(PET)、内層は厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、外層と中間層の間、外層と内層の間は接着剤層が存在する積層フィルム10を製作した。
外層は厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)、中間層は厚み12μmの無機酸化物(アルミナ)を蒸着したポリエチレンテレフタレート(PET)(凸版印刷社製GL−AE)、内層は厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、外層と中間層の間、外層と内層の間は接着剤層が存在する積層フィルム10を製作した。
外層は厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)に遮光性のあるインキを内側に塗布したもの、中間層は厚み12μmの無機酸化物(アルミナ)を蒸着したポリエチレンテレフタレート(PET)(凸版印刷社製GL−AE)、内層は厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、外層と中間層の間、外層と内層の間は接着剤層が存在する積層フィルム10を製作した。
外層は厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)、内層は厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、外層と内層の間は接着剤層が存在する積層フィルム10を製作した。
外層は厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)に遮光性のあるインキを内側に塗布したもの、内層は厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、外層と内層の間は接着剤層が存在する積層フィルム10を製作した。
外層は厚み12μmのアルミ蒸着したポリエチレンテレフタレート(PET)、内層は厚み40μmの高密度ポリエチレン(HDPE)、外層と内層の間は接着剤層が存在する積層フィルム10を製作した。
外層は厚み12μmのアルミ蒸着したポリエチレンテレフタレート(PET)、内層は厚み40μmの無延伸ポリエチレン(CPP)、外層と内層の間は接着剤層が存在する積層フィルム10を製作した。
外層は厚み12μmのアルミ蒸着したポリエチレンテレフタレート(PET)、内層は厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、外層と内層の間は接着剤層が存在する積層フィルム10を製作した。
外層は厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)、中間層は厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)、内層は厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、外層と中間層の間、外層と内層の間は接着剤層が存在する積層フィ
ルム10を製作した。
外層は厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)に遮光性のあるインキを内側に塗布したもの、中間層は厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)、内層は厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、外層と中間層の間、外層と内層の間は接着剤層が存在する積層フィルム10を製作した。
実施例と比較例について、下記の方法で試験し、比較評価した。
実施例1では請求項1に従った例である。外層にアルミ蒸着PETを使用した結果遮光性とバリア性を確保し内容物の味が保持でき、レーザー照射による脆弱加工部で内部加圧の抜けもでき、本発明の効果が確認できた。
で、遮光性を確保できたが、これによる内容物の劣化の低減は、バリア性の少ない外層をカバーできなかった。ただ、レーザー照射による脆弱加工部が、ガス加圧による袋の破裂を回避した。
10a・・・端部
10b・・・端部
10c・・・端部
10d・・・端部
20・・・外層
30・・・内層
40・・・脆弱加工部
40a・・・ハーフカット溝
40b・・・溝
50・・・積層フィルム
50a・・・端部
50b・・・端部
50c・・・端部
50d・・・端部
70・・・中間層
100・・・包装袋
Claims (6)
- 直鎖状低密度ポリエチレン樹脂からなり、熱融着可能な内層と、前記内層に積層されたアルミ蒸着層または無機酸化物層を有する熱可塑性樹脂からなる外層とを備えた積層フィルムであって、
前記外層から内層にかけて、少なくとも外層の厚みの深さを持ち、かつ内層を貫通しない程度の深さのハーフカット溝からなる脆弱加工部を備え、前記脆弱加工部がさらに内層の外面に溝を備える積層フィルム。 - 直鎖状低密度ポリエチレン樹脂からなり、熱融着可能な内層と、熱可塑性樹脂からなる外層と、前記内層と前記外層との間にアルミ蒸着層または無機酸化物蒸着層を有する熱可塑性樹脂からなる中間層を備えた積層フィルムであって、
前記外層から内層にかけて、少なくとも外層と中間層の厚みの深さを持ち、かつ内層を貫通しない程度の深さのハーフカット溝からなる脆弱加工部を備え、前記脆弱加工部がさらに内層の外面に溝を備える積層フィルム。 - 前記外層に遮光性のあるインキ層を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の積層フィルム。
- 光透過度が1%以下であることを特徴とする請求項3に記載の積層フィルム。
- 酸素透過度が2[cc/m2・day・atm]以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層フィルム。
- 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の積層フィルムを備えた包装袋。
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