JP2017183856A - 水晶発振器 - Google Patents
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Description
枠部の集積回路素子側を向く面と集積回路素子の枠部の面との間に硬化前の粉末状の絶縁性樹脂を配置し、集積回路素子と基板部との間に液状の絶縁性樹脂を充填することができる。従って、基板部に実装されている側と反対側を向く集積回路素子の面に硬化前の絶縁性樹脂が付着する量を低減させることができるので、絶縁性樹脂が硬化する際に、絶縁性樹脂から集積回路素子に加わる収縮応力を低減させることができる。この結果、集積回路素子が素子搭載部材の基板部から剥がれてしまうことを低減させつつ、集積回路素子を接合している接続部材に亀裂が入り水晶発振器の出力信号が不安定となり、電気的特性が変化してしまうことを低減させることができる。
図1は、本実施形態に係る水晶発振器の製造方法のフローを示すフロー図であり、図2は、本実施形態に係る水晶発振器の製造方法で製造される水晶発振器の断面図である。図3は、配置工程後の状態を示した状態図であり、図4は、充填工程後の状態を示した状態図である。また、図5は、硬化工程後の状態を示した状態図である。なお、図3〜図5については、理解しやすくするために、図2の上下とは逆にして図示しており、基板部、集積回路素子、枠部、絶縁性樹脂のみを図示している。
本実施形態に係る水晶発振器の製造方法で製造された水晶発振器は、電子機器等で使用する基準信号を出力するのに用いられる。また、水晶発振器は、図2に示したように、基板部110aを有した素子搭載部材110、水晶素子120、蓋体130、集積回路素子150、枠部160および絶縁性樹脂180から構成されている。
壁部110b内の基板部110aの上面に設けられており、例えば、基板部110aの一方の短辺に沿って二つ並んで配置されている。
一対の搭載パッド111は、基板部110aの下面に設けられている接続パッド112のうち二つと電気的に接続されている。
また、素子搭載部材110の上下方向の厚み(基板部110aの下面から壁部110bの上面までの距離)は、0.2mm〜1.5mmとなっている。
また、セラミックグリーンシートの表面、または、セラミックグリーンシートに打ち抜き設けていた貫通孔内に、従来周知のスクリーン印刷法を用いて導体パターン(具体的には、
搭載パッド111、接続パッド112、実装端子113および配線部)となる位置に所定の導電ペーストを塗布する。基板部110aとなるセラミックグリーンシートと壁部110bとなるセラミックグリーンシートとを積層させ、プレス加工し、高温で焼成する。焼成後、導体パターンとなる部分に、
ニッケルめっき、または、金めっきを施すことにより、基板部110aおよび壁部110bが一体的に形成される。また、導電性ペーストには、例えば、タングステン、モリブデン、銅、銀、またはパラジウム等の金属粉末の焼結体等が用いられる。
また、水晶片121の上面および水晶片121の下面を水晶片121の主面とする。なお、本実施形態では、水晶片121の下面を水晶素子120の下面ということもあり、同様に、水晶片121の上面を水晶素子120の上面ということもある。
金属パターン122は、蒸着技術、スパッタリング技術またはフォトリソグラフィー技術およびエッチング技術によって、水晶片121の所定の位置に形成されている。励振電極部123は、一対となっており、水晶片121の主面に互いに対向するように設けられている。接続引出部124は、水晶素子120の外部から励振電極部123に電圧を印加するためのものである。接続引出部124は、一端が励振電極部123に接続され、他端が水晶片121の主面の縁部に位置するように設けられている。
接続引出部124は、一対となっており、水晶素子120を平面視して、水晶片121の主面の一方の短辺に沿って二つ並んで配置されている。
圧電効果により、励振電極部123に挟まれた水晶片121の一部が振動する。従って、水晶素子120(金属パターン122)に交番電圧を印加することで、励振電極部123に反対の極性の電荷を交互に蓄積させ変形させることができ、その結果、励振電極部123に挟まれている水晶片121の一部を振動させることができる。
導電性粉末としては、アルミニウム、モリブデン、タングステン、白金、パラジウム、銀、チタン、ニッケルまたはニッケル鉄のいずれか、あるいはこれらを組み合わせたものが用いられる。また、バインダーとしては、例えば、シリコーン系の樹脂、エポキシ系の樹脂、ポリイミド系の樹脂またはビスマレイミド系の樹脂が用いられる。
接続引出部124と搭載パッド111とで導電性接着剤140を挟むように、水晶素子120が載置され、その状態で加熱硬化される。これにより、接続引出部124と搭載パッド111とが電気的に接着され、基板部110aの上面に水晶素子120が実装される。
壁部110bの上面と蓋体130の下面との間に設けられている封止用接合部材(図示せず)に熱が加えられることで、封止用接合部材が溶融され、蓋体130の下面と壁部110bの壁部110bの上面とが溶融接合される。
蓋体130の下面の壁部110bの上面との間に設けられている。このとき、壁部110bの上面には、
特に、図示しないが、封止用導体パターンが設けられており、封止用接合部材は、この封止用導体パターンと相対する蓋体130の下面の位置、
具体的には、蓋体130の下面の外縁に沿って環状に設けられている。封止用接合部材は、例えば、
金錫または銀ロウが用いられる。封止用接合部材に金錫を用いた場合、例えば、その厚みは、10μm〜40μmであり、
成分比率は、金が78%〜82%、鉛が18%〜22%のものが使用されている。封止用接合部材に銀ロウを用いた場合、
例えば、その厚みは、10μm〜20μmであり、成分比率は、銀が72%〜85%、銅が15%〜28%のものが使用されている。
集積回路素子150は、集積回路素子150の上面に複数の接続端子151が設けられており、集積回路素子150で生成された出力信号が接続端子151の一つから出力される。
枠部160と基板部110aとの間に設けられている実装部材172、基板部110aの下面に設けられている実装端子113および基板部110aの配線部を介して、接続端子151かの一つから温度補償用制御データが入力されている。記憶素子部には、レジスタマップが記憶されている。レジスタマップとは、各アドレスデータに制御データを入力した場合、制御部がそのデータを読み取り、信号を出力し、どのような動作を行うかを示したものである。
接続パッド112および配線部を介して実装端子113と電気的に接続されている。この四つの接続端子151は、それぞれ、電源電圧が入力される端子、集積回路素子150で生成された出力信号が出力される端子、基準電位となるグランドに接続される端子、温度補償用制御データが入力されている端子となっている。接続端子151のうち残りの二つは、接続部材171、接続パッド112および配線部を介して搭載パッド111と電気的に接続されている。
このようにすることで、接続パッド112と接続端子151とを接続部材171により溶融接合され、基板部110aの下面に集積回路素子150が実装される。
また、枠部160は、実装パッド161と外部端子162と電気的に接続している導体部(図示せず)が設けられている。
その力の一部が集積回路素子用貫通孔163の開口部に向かう内部応力となり、その力の別の一部が枠部160に作用すること当該枠部160が歪むこととなるため、枠部160と基板部110aとを接合している実装部材172に加わる応力を集積回路素子用貫通孔163が形成されていない場合と比較して小さくすることができる。
配線部(図示せず)接続端子112および接続部材171を介して、集積回路素子150の上面に設けられている接続端子151と電気的に接続されている。
例えば、銅箔が転写された樹脂シートを積層して接着剤で接着することによって形成する。また、導体部は、導体ペーストの印刷またはめっき法によって、樹脂シートに形成した貫通孔内の内面に被着形成するか、貫通孔を充填して形成する。このような導体部は、例えば、金属箔または金属柱を樹脂形成によって一体化させる方法や、スパッタリング法または蒸着法を用いて被着させる方法で形成する。
鉛フリー半田の成分比率が、錫が95%〜97.5%、銀が2%〜4%、銅が0.5%〜1.0%となっている。
基板部110aが変形し、接続パッド112と接続端子151とを接合している接続部材171に応力が加わった場合であっても、接続部材171の亀裂または接続部材171の剥がれ等による接続パッド112と接続端子151との導通不良による電気的特性の悪化を低減させることが可能となる。別の観点では、絶縁性樹脂180は、基板部110aの下面に設けられている露出している配線部(図示せず)を覆っている。このようにすることで、露出している配線部に異物が付着し、
接続端子151から、接続パッド112および配線部、実装端子113、実装部材172および導体部を介して外部端子162へ出力される信号が不安定となることを低減させることができる。
このような水晶発振器は、つぎのような製造方法で製造されている。図1は、本実施形態に係る水晶発振器の製造方法のフローを示すフロー図である。図3は、配置工程後の状態を示した状態図である。図4は、充填工程後の状態を示した状態図である。図5は、硬化工程後の状態を示した状態図である。なお、図3〜図5については、理解しやすくするために、図2の上下とは逆にして図示しており、基板部、集積回路素子、枠部、絶縁性樹脂のみを図示している。
まず、導電性接着剤140が基板部110aの上面に設けられている搭載パッド111にディスペンサによって塗布される。その後、水晶素子120が導電性接着剤140上に搬送され、接続引出部124と搭載パッド111とで導電性接着剤140を挟むように、
水晶素子120が載置され、その状態で加熱硬化される。これにより、接続引出部124と搭載パッド111とが電気的に接着され、基板部110aの上面に水晶素子120が実装される。
例えば、ディスペンサによって接続パッド112に塗布される。次に、集積回路素子150は、接続パッド112と接続端子151とで、塗布された接続部材171を挟むように、接続部材171上に載置される。そして、その状態で加熱し接続部材171を溶融し、接続パッド112と接続端子151とを溶融接合する。このようにすることで、接続パッド112と接続端子151とを接続部材171により溶融接合され、基板部110aの下面に集積回路素子150が実装される。
ポリイミド等の絶縁性樹脂では、30μm程度まで可能となっている。
本実施形態に係る製造方法で製造される水晶発振器では、水晶発振器の下面を平面視したとき、
水晶発振器の一番小さい大きさであっても、集積回路素子150の側面と集積回路素子用貫通孔163の内壁面との距離が、
最短であっても、200μmとなっている。従って、このようにすることで、粉末状に粉砕された絶縁性樹脂180iを集積回路素子150の側面と集積回路素子用貫通孔163の内壁面との間に挿入することが可能となる。このようにすることで、液状の絶縁性樹脂180mの粘度が高い場合であっても、集積回路素子150の側面と集積回路素子用貫通孔163の内壁面との間に、容易に設けることが可能となり、集積回路素子150の下面に液状の絶縁性樹脂180mが付着する量を低減させることができる。この結果、絶縁性樹脂180が硬化する際に、絶縁性樹脂180から集積回路素子150に加わる収縮応力を低減させることが可能となり、集積回路素子150が素子搭載部材110の基板部110aから剥がれてしまうことを低減させつつ、集積回路素子150を接合している接続部材171に亀裂が入り水晶発振器の出力信号が不安定となり、電気的特性が変化してしまうことを低減させることができる。
集積回路素子150が素子搭載部材110の基板部110aから剥がれてしまうことを低減させつつ、集積回路素子150を接合している接続部材171に亀裂が入り水晶発振器の出力信号が不安定となり、電気的特性が変化してしまうことを低減させることができる。
なお、集積回路素子150の基板部110aと反対側を向く面に散布された粉末状の絶縁性樹脂180iを除去する具体的な方法は、例えば、集積回路素子150の基板部110aと反対側を向く面を、ブロアー等で風等を吹き付けることで、除去する。このように、除去工程では、特別な装置等を使わず、容易に、集積回路素子150の基板部110aと反対側を向く面上にある粉末状の絶縁性樹脂180iを除去することができ、かつ、集積回路素子150の基板部110aと反対側を向く面に
存在する粉末状の絶縁性樹脂180iを低減させることができる。つまり、集積回路素子150の下面に液状の絶縁性樹脂180mが付着する量を低減させることができる。この結果、絶縁性樹脂180が硬化する際に、絶縁性樹脂180から集積回路素子150に加わる収縮応力を低減させることが可能となり、集積回路素子150が素子搭載部材110の基板部110aから剥がれてしまうことを低減させつつ、集積回路素子150を接合している接続部材171に亀裂が入り水晶発振器の出力信号が不安定となり、電気的特性が変化してしまうことを低減させることができる。
実装されている水晶素子120と、素子搭載部材110aの上面と接合されている蓋体130と、基板部110aの下面に接続部材171により接合されている集積回路素子150と、平面視して集積回路素子150を囲むように基板部110aの下面に設けられている枠部160と、枠部160の集積回路素子150を向く面(集積回路素子用貫通孔163の内壁面)と集積回路素子150の枠部160を向く面(集積回路素子150の側面)との間、および、集積回路素子150と基板部110aとの間に設けられている絶縁性樹脂180s(180)と、からなる水晶発振器の製造方法であって、基板部110aの下面であって、
枠部160の集積回路素子150側を向く面(集積回路素子用貫通孔163の内壁面)と集積回路素子150の枠部160を向く面(集積回路素子150の側面)との間に、粉末状の絶縁性樹脂180iを配置する配置工程と、配置されている粉末状の絶縁性樹脂180iを溶融し、
集積回路素子150と基板部110aとの間に液状の絶縁性樹脂180mを充填する充填工程と、集積回路素子150と基板部110aとの間に充填された液状の絶縁性樹脂180mを硬化する硬化工程と、を備えている。
絶縁性樹脂180mから集積回路素子150に加わる収縮応力を低減させることができる。この結果、集積回路素子150が素子搭載部材110の基板部110aから剥がれてしまうことを低減させつつ、集積回路素子150を接合している接続部材171に亀裂が入り水晶発振器の出力信号が不安定となり、電気的特性が変化してしまうことを低減させることができる。
集積回路素子150が素子搭載部材110の基板部110aから剥がれてしまうことを低減させつつ、集積回路素子150を接合している接続部材171に亀裂が入り水晶発振器の出力信号が不安定となり、電気的特性が変化してしまうことを低減させることができる。
このようにすることで、水晶発振器の下面を平面視したとき、水晶発振器の一番小さい大きさであっても、
集積回路素子150の側面と集積回路素子用貫通孔163の内壁面との距離が、最短であっても、200μmとなっているので、
液状の絶縁性樹脂180mの粘度が高い場合であっても、集積回路素子150の側面と集積回路素子用貫通孔163の内壁面との間に、容易に設けることが可能となり、集積回路素子150の下面に液状の絶縁性樹脂180mが付着する量を低減させることができる。この結果、絶縁性樹脂180が硬化する際に、絶縁性樹脂180から集積回路素子150に加わる収縮応力を低減させることが可能となり、集積回路素子150が素子搭載部材110の基板部110aから剥がれてしまうことを低減させつつ、
集積回路素子150を接合している接続部材171に亀裂が入り水晶発振器の出力信号が不安定となり、電気的特性が変化してしまうことを低減させることができる。
集積回路素子150の下面に液状の絶縁性樹脂180mが付着する量を低減させることができる。この結果、絶縁性樹脂180が硬化する際に、絶縁性樹脂180から集積回路素子150に加わる収縮応力を低減させることが可能となり、集積回路素子150が素子搭載部材110の基板部110aから剥がれてしまうことを低減させつつ、集積回路素子150を接合している接続部材171に亀裂が入り水晶発振器の出力信号が不安定となり、電気的特性が変化してしまうことを低減させることができる。
集積回路素子150が素子搭載部材110の基板部110aから剥がれてしまうことを低減させつつ、集積回路素子150を接合している接続部材171に亀裂が入り水晶発振器の出力信号が不安定となり、電気的特性が変化してしまうことを低減させることができる。
絶縁性樹脂180が硬化する際に、絶縁性樹脂180から集積回路素子150に加わる収縮応力を低減させることができる。この結果、集積回路素子150が素子搭載部材110の基板部110aから剥がれてしまうことを低減させつつ、集積回路素子150を接合している接続部材171に亀裂が入り水晶発振器の出力信号が不安定となり、電気的特性が変化してしまうことを低減させることができる。
図6は、変形例に係る水晶発振器の製造方法のフローを示すフロー図である。図7は、変形例に係る水晶発振器の製造方法で製造された水晶発振器の断面図である。
集積回路素子250を接合している接続部材271に亀裂が入り水晶発振器の出力信号が不安定となり、電気的特性が変化してしまうことを低減させることができる。また、変形例に係る水晶発振器の製造方法は、本実施形態に係る水晶発振器の製造方法と比較して、より容易に水晶発振器を製造することが可能となる。
110a、210a・・・基板部
110b、210b・・・壁部
111、211・・・搭載パッド
112、212・・・接続パッド
113・・・実装端子
120、220・・・水晶素子
130、230・・・蓋体
140、240・・・導電性接着剤
150、250・・・集積回路素子
151、251・・・接続端子
160、260・・・枠部
161・・・実装パッド
162、262・・・外部端子
163・・・集積回路素子用貫通孔
171、271・・・接続部材
172・・・実装部材
180、280・・・絶縁性樹脂
180i・・・液体の絶縁性樹脂が凍結され粉砕された絶縁性樹脂
180m・・・液体の絶縁性樹脂
180s、280s・・・硬化された絶縁性樹脂
Claims (6)
- 基板部を有した素子搭載部材と、
前記基板部の上面に実装されている水晶素子と、
前記素子搭載部材の上面と接合されている蓋体と、
前記基板部の下面に接続部材により接合されている集積回路素子と、
平面視して前記集積回路素子を囲むように前記基板部の下面に設けられている枠部と、
前記枠部の前記集積回路素子を向く面と前記集積回路素子の前記枠部を向く面との間、および、前記集積回路素子と前記基板部との間に設けられている絶縁性樹脂と、
からなる水晶発振器の製造方法であって、
前記基板部の下面であって、前記枠部の前記集積回路素子側を向く面と前記集積回路素子の前記枠部を向く面との間に、粉末状の絶縁性樹脂を配置する配置工程と、
配置されている前記粉末状の絶縁性樹脂を溶融し、前記集積回路素子と前記基板部との間に液状の絶縁性樹脂を充填する充填工程と、
前記集積回路素子と前記基板部との間に充填された前記液状の絶縁性樹脂を硬化する硬化工程と、
を備えていることを特徴とする水晶発振器の製造方法。 - 請求項1に記載の水晶発振器の製造方法であって、
液状の絶縁性樹脂を凍結させ粉末状に粉砕する粉砕工程と、
を備えていることを特徴とする水晶発振器の製造方法。 - 請求項1または請求項2に記載の水晶発振器の製造方法であって、
前記粉砕工程において、
粉末状に粉砕された前記粉末状の絶縁性樹脂の最大長が、180μmとなっている
ことを特徴とする水晶発振器の製造方法。 - 請求項1乃至請求項3に記載の水晶発振器の製造方法であって、
前記粉砕工程において、
粉末状に粉砕された前記粉末状の絶縁性樹脂の最大長は、前記集積回路素子の前記枠部側を向く面と前記枠部の前記集積回路素子側を向く面との最も短い距離の0.9倍以下となっている
ことを特徴とする水晶発振器の製造方法。 - 請求項1乃至請求項4に記載の水晶発振器の製造方法であって、
前記配置工程後に、前記集積回路素子の前記基板部と反対側を向く面上に位置している前記粉末状の絶縁性樹脂を除去する除去工程と、
を備えていることを特徴とする水晶発振器の製造方法。 - 請求項1乃至請求項5に記載の水晶発振器の製造方法であって、
前記枠部を前記基板部の下面に実装する枠部実装工程と、
を備えていることを特徴とする水晶発振器の製造方法。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190820 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200303 |