JP2017182671A - 管理システム、監視装置、それらの方法、及びプログラム - Google Patents

管理システム、監視装置、それらの方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 3次元の造形物を造形する造形装置で利用される造形材には消費期限が存在する。しかしながら、ネットワークを介して造形装置を管理する管理システムにおいて、この消費期限を考慮して、造形材を含む消耗品の在庫管理を行う仕組みが提供されていなかった。【解決手段】 本発明における管理システムは、管理対象の造形装置のために配送された消耗品について、各消耗品の製造からの消費期限、及び各消耗品の開封後からの消費期限に基づき、期限管理を行う。そして、期限切れの消耗品を回収するための手配を自動で行うことを特徴とする。【選択図】 図9

Description

本発明は、3次元の造形物を造形する造形装置で利用される造形材の管理方法に関する。
従来から、印刷装置や複写機などの用紙に対して画像を形成する画像形成装置の稼働情報を、ネットワークを介して収集して、保守などを行うシステムが存在した。例えば、特許文献1には、画像形成装置からトナーなどの消耗品の残量に係る通知を、ネットワークを介して受信して、該消耗品の在庫管理を行う技術が開示されている。
近年、3次元の造形物を造形するための造形装置、いわゆる3Dプリンターがひろく用いられるようになってきている。今後、上述の管理システムにおいて、ネットワーク上の造形装置を保守の対象とすることが考慮され得る。
特開2003−159854号公報
とくに、3Dプリンターを保有する顧客は、連続稼働を実現するために、3Dプリンターの設置場所に造形材を含む消耗品の在庫を保有しておくといった運用が行われる。したがって、管理システムでは、顧客が3Dプリンターのためにどの程度の消耗品の在庫を保有しているかを管理した上で、在庫切れが発生しないような消耗品の配送手配を実現する必要がある。
ここで、3Dプリンターに関しては、様々な造形方式が存在し、また、造形物の目的に合わせ様々な材質の造形材が提供されている。3Dプリンターの造形材の管理において、特別に考慮が必要な点として、一部の造形材については品質の維持のための管理が必要な場合がある。例えば、植物由来のPLA(polylactic acid、polylactide)やザポート材に使用するPVA(polyvinyl alcohol)は湿度に弱く、造形材の容器の開封後、徐々に品質が劣化していく場合がある。また、光造形では樹脂であるレジンをよく利用するが紫外線に弱く、光が当たる場所に長時間置いておくと変色してしまう。他にも、食品を扱う3Dプリンターについても、その造形に用いる材料の在庫については、賞味期限などの管理が必要になってくる。
前述の特許文献1で考慮している消耗品は、印刷装置で利用されるインクやトナーであって、それらは比較的、長時間、在庫として放置されても、品質の劣化はあまり見られない。よって、特許文献1においては、上述の課題については特に想定が行われていない。
よって、本発明では、造形装置で造形処理に利用される造形材を含む消耗品を、造形材の消費期限を考慮して、管理する仕組みを提供することを目的とする。
本発明における管理システムは、3次元の造形物を造形する造形装置を監視する監視装置からネットワークを介して送信される造形装置の稼働情報を管理し、
前記造形装置のために配送された造形材を含む消耗品の識別情報を、記憶装置で管理する管理手段と、前記監視装置から、前記消耗品の開封した時刻に相当する情報を含むメッセージを受信する受信手段と、消耗品の製造からの消費期限を示す第1の期限、及び消耗品の開封後からの消費期限を示す第2の期限の少なくともいずれかを過ぎた消耗品、または、前記第1の期限、及び前記第2の期限の少なくともいずれかに所定の時間の経過で達する消耗品を、前記記憶装置で管理された識別情報で識別される消耗品から特定する特定手段と、前記特定された消耗品を回収するために、当該消耗品の識別情報を含む通知を行う通知手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、造形装置で造形処理に利用される造形材を含む消耗品を、造形材の消費期限を考慮して、管理する仕組みを提供できる。
本発明におけるシステム構成の例を示す図。 本発明に係る造形装置のハードウェア構成の例を示す図。 本発明が係る情報処理装置のハードウェア構成の例を示す図。 本発明に係る造形装置のソフトウェアのモジュール構成例を示す図。 本発明に係る管理システムのソフトウェアのモジュール構成例を示す図。 造形装置とその消耗品の構造の例を示す図。 管理システムで管理される消耗品に関するデータテーブルの例を示す図。 管理システムによる期限切れの消耗品リストの配信処理を説明するためのフローチャート。 監視装置による消耗品の利用制御処理を説明するためのフローチャート。 造形装置の表示部で表示される警告画面の例を示す図。 管理システムによる消耗品の配送を手配するための処理を説明するためのフローチャート。 管理システムで管理している在庫管理テーブルの例を示す。 管理システムによる消耗品在庫の期限切れのチェック処理を説明するためのフローチャート。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
(実施例1)
図1は、本発明におけるシステム構成の例を示す。
3次元の造形物を造形する造形装置101が設置されている拠点104には、造形装置101を保有するユーザーが利用するパーソナルコンピューター(PC)103が設置されている。造形装置101とPC103とは、ローカルエリアネットワーク(LAN)などのネットワーク105を介して接続されている。造形装置101は、PC103や不図示のUSB(Universal Serial Bus)メモリなどから入力された造形データを用いて、3次元の造形物の造形処理を実行する。
データセンターなどの拠点108には、1以上のサーバーコンピューターを用いて構築された管理システム102が設置されている。管理システム102は、インターネットなどのネットワーク107を介して収集した1以上の造形装置のデバイス情報や稼働情報を分析して、デバイス管理や保守、消耗品の在庫管理といったサービスを実現する。
デバイス情報には、造形装置の個体識別情報や機種情報、IPアドレスやMACアドレスなどの通信情報などが含まれる。稼働情報には、造形装置内の各種センサーによって検出された障害情報やステータス情報、造形処理に関するログ情報、消耗品の利用状況を示す情報、消耗品の交換実績を示す情報などが含まれる。消耗品には、造形装置で使用する交換可能な部品や、造形材やサポート材などを含む消耗材自体や、消耗材を含むカートリッジやボトルなどの消耗材容器などが含まれる。管理システム102は、在庫管理サービスを行う際には、この消耗品の量(重量、個数など)を元に、サービスを実現することになる。
拠点104,108間をつなぐために双方の環境の出入り口にはファイやーウォール、ルーターといったネットワーク機器106、110が設置されている。
図2は、造形装置101のハードウェア構成の例を示す。
CPU201は、ROM203やハードディスクなどの記憶装置204に格納されているプログラムを実行し、内部バス206を介して装置内の各デバイスを総括的に制御する。RAM202は、CPU201のメモリやワークエリアとして機能する。ROM203には、組込済みプログラムおよびデータが記録されている。また、ROM203には、個体識別情報や機種情報、造形装置102が出荷される地域を意味する仕向け情報なども格納されている。記憶装置204は、造形処理を行う際に利用する造形データなどが格納される。また、記憶装置204には、管理システム102でのデバイス管理などに必要となる造形装置101の稼働情報が格納される。さらに、記憶装置204には、管理システム102に対して、造形装置101の監視や稼働情報の送信制御などを行うための監視プログラムが格納されている。ネットワークインターフェース(NW I/F)205は、ネットワーク104と接続するためのインターフェースである。
デバイス制御部207は、造形処理を実行する造形部208のメカ機構の制御や、ステータス信号のやり取りを行うための構成である。例えば、造形部208の内部の造形用のステージを駆動するステッピングモーターなどの駆動制御を行う。また、デバイス制御部207は、消耗材補給部209と接続し、消耗品210からの消耗材を造形部に補給するようコントロールする。
造形部208は、造形装置101がサポートする造形方式によって、様々な内部構成(積層された造形材を硬化させるための構成)をとり得る。また、造形方式に応じて、補給される消耗材の種類なども異なる。
例えば、造形方式が光造形方式の場合は、紫外線レーザー光線や紫外線フラッシュ機構により、造形材としての光硬化樹脂を硬化させる。粉末焼結方式の場合は、高出力レーザーを照射してナイロンなどの粉末樹脂をはじめ、銅やニッケル、チタン等の金属粉末などの造形材を、焼結させながら積層造形物を造形する。他にも、熱溶解積層方式の場合は、半液状に溶かされた熱可塑性の造形材を押出す造形ヘッドを駆動させることで、積層造形物を造形する。
デバイス制御部207は、消耗材補給部209から、消耗品の種類や、造形部208に対する供給量などの情報を取得できる。デバイス制御部207は、取得した消耗品に関する情報を記憶装置204に格納する。消耗品210が、造形装置101に対して装着されるボトルやカートリッジのような消耗品容器であった場合には、消耗品の種類や個体識別子、容器内の消耗材の残量などといった情報も取得できる。消耗材補給部209は、装着された消耗品容器に埋め込まれた情報を無線で読み取るセンサーなどを備えている。消耗材は、複数種類の造形材、サポート材がそれぞれ個別に補給される場合には、デバイス制御部207は、消耗材補給部209からそれらの情報を個別に取得できる。
さらに、消耗材補給部209は、ボトルやカートリッジのような消耗品容器である消耗品210の途中取り外しや、利用状態を消耗品210の備えるメモリに書き込むことも可能である。この情報から、消耗材補給部209は、消耗品210が装着された際に、新品であるか再装着であるかを判断することも可能になる。このような消耗品210の交換に関する履歴となる情報は、デバイス制御部207によって記憶装置204に格納される。
デバイス制御部207が、消耗材補給部209を介して取得した消耗品210に係る情報は、管理システム102に送信される稼働情報の一部である。
入出力インターフェース(入出力I/F)211は、入出力装置212と接続し造形装置101の稼働に関連する情報を表示したり、造形装置101に対する操作指示を受け付けたりする。入出力装置212は、液晶ディスプレイやLEDといった表示装置、テンキーである。入力と出力の装置は静電・感圧式タッチ式パネルディスプレイといった一体型でもよい。表示、操作以外にスピーカーを備えることで音による警告や出力処理完了の通知を行ってもよい。入出力I/F211には、USBコネクタやカードスロットを接続することで造形装置101の造形データをUSBメモリーやフラッシュカード経由で受け取ることが出来る。
なお、造形装置101の内部には、上記以外にも、各構成の故障や異常を検知するためのセンサーが複数個所に設置されている。例えば、造形部208では、温度異常や湿度異常などを検知するためのセンサーが設置されている。また、ハードウェアセンサー以外にも、故障や異常、ステータスなどを検出するためのソフトウェアセンサーも存在する。これらセンサー情報は、稼働情報としてデバイス情報とともに、管理システム102に提供されることになる。
図3は、管理システム102を構成するサーバーコンピューターや、PC103などを含む情報処理装置のハードウェア構成の例を示す。情報処理装置は、CPU301、RAM302、ROM303、記憶装置304、ネットワークインターフェース(NW I/F)305、入出力インターフェース(入出力I/F)307、それらを繋ぐ内部バス306で構成される。
CPU301は、ROM303やハードディスクなどの記憶装置304に格納されているプログラムを実行し、内部バス306を介して装置内の各デバイスを総括的に制御する。RAM302は、CPU301のメモリやワークエリアとして機能する。ROM303には、組込済みプログラムおよびデータが記録されている。
記憶装置304は、装置内のハードディスクやネットワーク上のストレージサージスなどから構成されるデータ格納領域である。管理システム102では、記憶装置304に、デバイス管理や在庫管理などの機能を実現するプログラムが格納される。また、記憶装置304に、管理対象となる1以上の造形装置を含むデバイスリストや、消耗品の配送手配を行う販売会社の担当者の連絡先(メールアドレスなど)が格納される。また、管理可能な造形装置の仕様や性能、利用できる消耗品の種類などを管理するマスタ情報も格納されている。
PC103では、記憶装置304に、3次元の造形物を示すモデルデータからの造形データの生成、造形装置101に対する造形指示をおこなうための造形制御ソフトウェアが格納される。
NW I/F305は、ネットワークと接続するためのインターフェースである。入出力I/F307は、ディスプレイ、キーボード、マウスといった外部表示または操作機器を接続するためのインターフェースである。
図4は、造形装置101のソフトウェアのモジュールの構成例を示す。これらモジュール構成は、各モジュールはCPU201によって実行される1以上のプログラムで実現される処理を説明するための処理主体の概念図を示している。各モジュールは、それぞれと協調して動作する。
造形制御部402は、デバイス制御部207で動作するモジュールで、造形データに基づく造形処理の実行や、造形部208の内部構成の制御、ステータスなどの信号のやり取りといった処理を実行する。
入出力制御部403は、入出力I/F211を介した操作指示の処理、造形制御部402や監視装置410からの指示で入出力I/F211を介した表示処理を実行する。通信制御部404は、NW I/F205を介した、造形データの受信や、監視装置410からの指示に基づくネットワークへのメッセージ送信などの処理を実行する。
造形装置101の内部には、管理システム102への稼働情報の送信、管理システム102からの指示に応じた処理を実行する監視装置410が内蔵されている。監視装置410は、CPU201によって実行される専用プログラムを実行することで実現されている。監視装置410は、監視部411、生成部412、消耗品管理部413といったモジュール構成をとる。
監視部411は、管理システム102からの指示に基づき、監視対象となる造形装置101の記憶装置204から、管理システム102の収集対象となる稼働情報を取得する。生成部412は、監視部411が取得した稼働情報と、造形装置のデバイス情報などを含むメッセージを生成する。監視部411は、生成部412により生成されたメッセージを、管理システム102から指定されたタイミングで送信するよう、通信制御部404に指示する。送信タイミングとして、例えば、障害や消耗品の交換などを示す稼働情報については、それらが発生したタイミングで管理システム102に対する送信が行われる。緊急性のない稼働情報や、課金や販売会社へのレポーティングに利用されるような稼働情報については、1日1回など、指定されたスケジュールに従い、定期的に送信される。
消耗品管理部413は、デバイス制御部207が消耗材補給部209を介して取得して、記憶装置204に格納した消耗品の情報を管理する。消耗品の情報には、上述したように、消耗品の種類や識別情報以外にも、消耗材の供給量、消耗品の消耗度、交換履歴などといった消耗品に関する稼働情報が含まれる。さらに、消耗品管理部413は、管理システム102から配信される制御情報に基づき、消耗品の利用制限などを促すための処理を実行する。例えば、期限切れの消耗材の利用を抑制するための通知を、入出力装置212を介して表示する。消耗品管理部413は、デバイス制御部207が、消耗材補給部209を介して取得した消耗品210に係る情報の一部や、管理システム102から配信された消耗品の名称、製造日、消費期限といった品質情報を、出力装置212を介して表示する。
なお、造形装置102のデバイス情報や稼働情報などを送信する機能をもつ監視装置410は、造形装置102とは別に、LAN101上に情報処理装置として設置されてもよい。その場合は、監視装置がLAN101上の1以上の造形装置からデバイス情報や稼働情報などを取得して、管理システム106に対してその取得した情報を送信することになる。
本実施例において、監視装置410と管理システム106との間の通信プロトコルは、HTTPやHTTPSなどのプロトコルを想定しているが、とくに限定するものではない。ウェブソケットや、SMTPなど、様々な通信プロトコルを利用することが可能である。
図5は本発明に係る管理システム102のソフトウェアモジュールの構成例を示す。これらモジュール構成は、各モジュールはCPU301によって実行されるプログラムで実現される処理を説明するための処理主体の概念図を示している。各モジュールは、システム制御部501を介して、それぞれと協調して動作する。
デバイス管理部502は、管理対象となる1以上の造形装置を、それぞれのデバイス情報を用いて管理する。デバイス管理部502は、機種や個体識別子から、マスタ情報を参照し、造形装置101の型名や消耗品の情報を特定することが出来る。
消耗品管理部503は、管理対象となる造形装置に対する、消耗品の利用に関する制御情報を含むメッセージの生成、及び送信を制御する。この制御情報には、造形装置101で利用される消耗品の名称や、製造日、消費期限などといった品質情報が含まれている。また、この制御情報により、造形装置側では、消耗品の利用を抑止または禁止のための処理が実行される。
在庫管理部504は、監視装置410から通知される消耗品に関する稼働情報を用いて、造形装置101の消耗品の消耗度を管理する。また、図12で後述するように、顧客が造形装置101の設置環境において確保している消耗品の在庫の種類や量(個数、重量など)を管理する。在庫管理部504は、消耗品の消耗度に従い、消耗品の在庫量が所定の閾値を下回ると判定した場合には、新しい消耗品の配送の手配が行われるように、保守担当者の連絡先に対して自動でメールを送信する。また、在庫管理部504は、造形装置101の設置環境において確保されている在庫も含めたすべての消耗品について、それらの識別情報と品質情報とを管理している。消費期限が切れた、もしくは切れそうな消耗品が存在する場合には、新品交換のための消耗品の配送の手配が行われるように、保守担当者の連絡先に対して自動でメールを送信する。
入出力制御部505は、管理システム102に接続するディスプレイといった表示装置や、キーボードやマウスといった入力装置を接続するためにインターフェースである。通信制御部506は、造形装置101などの外部装置との通信の制御を行う。
外部システム連携部507は、管理対象となり得る造形装置のための消耗品の製造日などの品質情報を管理するシステムからの情報提供を受ける。外部システム連携部507は、外部システムから、消耗品の種類や個体識別情報とともに、その製造日、消費期限などといった情報が取得できる。これら品質情報は、消耗品管理部503や在庫管理部504に提供される。
図6は、造形装置101とその消耗品の構造の例を示す。
図6(a)は、造形装置101に装着される消耗品210の外観を示している。消耗品210に消耗品情報を記録しているメモリを含むタグ602が供えられている。端子603を介し、消耗材補給部209は、情報の読み書きが可能となっている。図6(b)では、消耗品210が無線タグ604を備えている。無線通信部605を介して、消耗材補給部209は消耗品210に付属するメモリへの情報の読み書きを行う。消耗品210のメモリには、消耗品の個体識別情報や、消耗材補給部209から書き込まれた情報などが記録される。なお、消耗品の構成は、ここで挙げた例に限定されない。
図7は、管理システム102で管理されているデータテーブルの例を示したものである。
図7(a)は、消耗品管理部503や在庫管理部504が利用する消耗品の品質情報を管理するためのテーブルの一例である。これは消耗品の種類と、さらに、個体識別情報で識別できる個体ごとに用意され、管理されている。テーブルで管理される情報は、外部システム連携部507から取得される情報である。
品質情報としては、消耗品の種類を示す“型名”、個体識別情報である“製造管理番号”、消耗品の“製造年月日”、“消費期限年月日”が管理されている。“製造管理番号”からどの工場で製造されたものかなどといった情報も特定できる。“消費期限年月日”は、時間経過などにより品質の劣化が進む消耗品について設定される情報である。
品質情報には、さらに、“開封後消費期限”、“開封後消費期限単位”も管理されている。消費期限以外に、消耗品のパッケージの開封後にさらに品質の劣化が進みやすい消耗品について、品質を保証できる期間として、これらの情報が設定されている。例えば、湿度や空気、光に弱い造形材などを含む消耗品については、これら情報が設定されている。
品質情報には、さらに、消耗品を利用するにあたり利用環境で推奨される温度や湿度を示す“推奨温度”や“推奨湿度”の下限から上限の情報が登録されている。
消耗品管理部503は、この品質情報を対象の消耗品を配送する拠点の監視装置410に対して送信するよう制御する。また、品質情報は、製造後から静的な情報であって、消耗品内のメモリに記録しておくことも可能である。これにより、造形装置上で、品質情報を画面表示することが可能となる。また、監視装置410により、消耗品が装着された際に、その“消費期限年月日”や開封後の消費期限となる年月日を、造形装置上で画面表示することが可能となる。この画面表示は、期限切れが近いと判定した場合のみ表示することが可能で、何日前から表示を行うかは、監視装置410に設定として保持される。この設定は、管理システム102が、ネットワークを介して、監視部411に対して指示することができる。
図7(b)は、消耗品管理部503、在庫管理部504が参照する、拠点104に設置された造形装置101のために配送された消耗品の情報を管理するためのデータテーブルの例である。このテーブルは、消耗品の種類と、さらに、個体識別情報で識別できる個体ごとに用意され、管理されている。
このテーブルでは、消耗品の種類を示す“型名”、個体識別情報である“製造管理番号”に加え、消耗品の“配送年月日”、配送先の造形装置を保有する顧客の識別情報である“顧客ID”が管理されている。顧客IDを用いて、管理システム102内で、拠点104や、顧客の保有する造形装置、消耗品の在庫の状況などが特定できる。
さらに、このテーブルでは、消耗品の“開封年月日”が管理されている。未使用の在庫として、拠点104で管理されている消耗品については、“開封年月日”に情報が設定されない。
図7(b)は、同じ種類で同じ顧客に対して配送された2つの消耗品の管理情報を示している。それぞれ“製造管理番号”や“配送年月日”の値が異なっている。
なお、造形装置に装着する前に消耗材のパッケージがユーザーにより開封された時刻の監視、特定は、困難である。そのため、本発明では、造形装置101に該消耗品を装着した時刻を、開封した時刻とみなしている。具体的には、管理システム102の在庫管理部504は、監視装置410経由で送信されてきた消耗品の交換を示す稼働情報を含むメッセージに含まれる、交換が検知された時刻(年月日)を、“開封年月日”として記録する。
図7(c)は、消耗品管理部503、在庫管理部504が参照する、管理システム102で、顧客単位に管理される配送済みで、期限切れの消耗品のリストである。在庫管理部504は、消費期限、開封後期限のいずれかを超過した段階で、このリストに消耗品の情報を登録する。また、保守担当者によりリスト中の消耗品が回収された段階で、在庫管理部504は、このリストから当該消耗品の情報を削除する。図7(c)は、“顧客ID”が「aaa」の顧客の期限切れの消耗品のリストである。
このテーブルでは、消耗品の種類を示す“型名”、個体識別情報である“製造管理番号”に加え、消耗品の“配送年月日”、消耗品の“開封年月日”が管理されている。未使用の在庫として、拠点104で管理されている消耗品については、“開封年月日”に情報が設定されない。
このテーブルでは、さらに、各消耗品が“消費期限年月日”、“開封後消費期限”のそれぞれについて期限が切れているか否かを示すフラグ情報が管理されている。“製造管理番号”が「SNxxxxxxxxxxxxxxx」である消耗品は、図7(a)で管理される“開封後消費期限”を過ぎていることを示している。一方で、“製造管理番号”が「SNxxxxxxxxxxxxzzz」である消耗品は、図7(a)で管理される“消費期限年月日”を過ぎていることを示している。
在庫管理部504は、現時点で、消費期限、開封後期限から所定日数前になった段階で、期限切れの消耗品のリストに消耗品の情報を登録してもよい。つまり、在庫管理部504は、所定の時間経過により消費期限、開封後期限に到達する配送済みの消耗品を特定することになる。所定の時間は、消耗品に含まれる造形材の材質や顧客の利用状況などを考慮して、1〜数日程度の間で、適宜設定することが可能である。
消耗品管理部503は、図7(c)で示す期限切れの消耗品リストを、対象顧客が保有する造形装置を監視する監視装置410に対して送信するよう制御する。監視装置410はこの情報を用いて、造形装置における期限切れの消耗品の利用の抑止を実現する。
図8は、管理システム102の消耗品管理部503が実行する期限切れの消耗品リスト(図7(c))の配信処理を説明するためのフローチャートである。
S801で、消耗品管理部503は、記憶装置304に格納されている期限切れの消耗品リスト(図7(c))を取得する。
S802で、消耗品管理部503は、期限切れの消耗品リストを含むメッセージを生成する。
S803で、消耗品管理部503は、S802で生成されたメッセージを含む、期限切れの消耗品リストに含まれる消耗品を利用する造形装置を監視する監視装置410に対する配信指示を生成する。“顧客ID”が「aaa」に基づき、監視装置410は特定できる。消耗品管理部503は、システム制御部501に、生成した配信指示を登録する。
システム制御部501は、監視装置410から定期的な問合せを、通信制御部506を介して受け取っている。システム制御部501は、消耗品管理部503による配信指示の登録後、この問合せに対する応答として、当該配信指示を監視装置410に対して送信するよう通信制御部506に指示する。
本処理は、消耗品管理部503が、在庫管理部504からの期限切れの消耗品リストの内容の変更の通知を受けて、実行することを想定している。
図9は、監視装置410の消耗品管理部413による期限切れの消耗品リストに基づく消耗品の利用制御処理を説明するためのフローチャートである。消耗品管理部413が、期限切れの消耗品リストを管理システム102から取得したタイミングと、消耗品が造形装置101に装着されたタイミングと、に実行する処理について説明する。
図9(a)は、期限切れの消耗品リストを管理システム102から取得したタイミングで実行される処理である。
S901で、消耗品管理部413は、期限切れの消耗品リストを新たに取得したかをチェックする。これは、格納済みの期限切れの消耗品リストが監視部411により更新されたか否かをチェックするのと同義である。期限切れの消耗品リストを新たに取得したと判定した場合には、S902に進む。
S902で、消耗品管理部413は、造形装置101に対して消耗品が装着済みか否かを判定する。消耗材補給部209から装着状態が取得できる。装着済みと判定された場合にはS903に進み、未装着の場合は本処理を終了する。
S903で、消耗品管理部413は、消耗品の種類や個体識別情報など、装着済みの消耗品の情報を取得する。装着済みの消耗品の情報は、記憶装置204に格納されている。S904で、消耗品管理部413は、装着済みの消耗品の情報が期限切れの消耗品リストに含まれているか否かを判定する。期限切れの消耗品リストに含まれる場合にはS905に進み、含まれていないと判定された場合は本処理を終了する。
S905で、消耗品管理部413は、期限切れの消耗品が装着されていることを示す警告を、入出力装置212を介して画面表示する。表示内容としては、消耗品の型名、配送年月日、開封年月日などが含まれる。さらに、消耗品管理部413は、消費期限を過ぎている場合には消費期限年月日を表示し、開封後消費期限を過ぎている場合には開封後消費期限を示す年月日を表示する。また、期限日からの経過日数を表示してもよい。
また、消耗品管理部413は、装着済みの消耗品の情報が、期限切れが近い消耗品として、期限切れの消耗品リストに含まれていた場合には、消耗品の型名、配送年月日、開封年月日などに加え、消費期限年月日、開封後消費期限を示す年月日を表示する。そして、早めに消耗品を使い切るよう促すメッセージも表示してもよい。
なお、S905で、消耗品管理部413は、期限切れの消耗品に交換されることを防ぐため、期限切れの消耗品リストに同じ型名の消耗品の情報が登録されている場合には、当該消耗品の情報も併せて表示してもよい。
S906で、消耗品管理部413は、消耗品が造形装置101から取り外されたかを判定する。消耗品管理部413は、消耗材補給部209から装着状態を取得し、この判定を行い、取り外されたことを判定した場合にのみ、S907に進む。
S907で、消耗品管理部413は、S905で実行した警告処理を解除する。つまり、警告表示を終了する。
なお、本処理で説明したS902〜S907までの処理は、監視部411が造形制御部402と通信して、造形処理の開始を検出した際に、消耗品管理部413に対して割り込み処理で実行させるようにしてもよい。
図9(b)は、消耗品が造形装置101に装着されたタイミングで実行される処理である。
S903〜S907は、図9(a)で説明した消耗品管理部413により実行される処理と同じであるため、その説明を省略する。
本処理によれば、消耗品の装着時に、期限切れの消耗品が利用されるような事態を抑止できる。
図10は、S905で表示される警告画面の例を示す図である。
図10(a)では、警告画面として、消耗品の交換を促すような警告メッセージが表示されている。消耗品の型名(造形PLA 白:ABC001)、配送年月日、開封年月日などに加え、消耗品の開封後消費期限が4日過ぎていることを表示している。画面上では、同型の消耗品が配送手配されたことを示す情報も表示している。これは、監視部411が期限切れの消耗品リストを管理システム102から取得したタイミングで、一緒にこの情報が取得できた場合に表示される。
図10(b)は、造形装置101に期限切れの消耗品が装着された状態で、造形処理を開始しようとしたときに表示される警告画面である。図10(a)と同様に、消耗品の型名(造形PLA 白:ABC001)、配送年月日、開封年月日などに加え、消耗品の開封後消費期限が4日過ぎていることを表示している。
図10(b)では、ユーザーの判断により、この警告を無視して造形処理を開始することができるよう、“はい”のボタンが用意されている。ここで“戻る”ボタンを押下した場合は、造形処理は一旦キャンセルされ、消耗品交換が行えるようになる。
図11は、管理システム102の在庫管理部504が実行する消耗品の自動配送のための処理を説明するためのフローチャートである。
図12は、在庫管理部504が管理している在庫管理テーブルである。このテーブルは、顧客ごと、消耗品の種類ごとに管理されている。
このテーブルでは、顧客の識別情報を示す“顧客ID”、造形装置の個体識別情報を示す“造形装置識別子”、“消耗品型名”とともに消耗品の在庫の管理状況が管理される。“在庫の上限”は、対象顧客の在庫保管場所に置ける対象消耗品の上限を示す。“在庫切れ閾値”は、在庫保管場所に対する新しい消耗品の配送手配を行うタイミングを判定するための閾値である。“在庫量”は、在庫保管場所における残りの消耗品在庫の量(数量、重量など)を示す。
なお、造形装置によっては、造形材を含むボトルのような消耗品を装着するのではなく、消耗材補給部209に対して消耗品内の造形材などを直接、補充するような装置も存在する。その場合には、在庫量としては、監視装置410から送信されてくる造形装置での造形材の利用量(消耗材補給部209が造形部に供給した造形材の量)を元に、造形材の重量や長さで管理されている。このような消耗品については、管理システム102で消耗品の開封年月日として扱うために、ユーザーに、消耗品の型名や個体識別情報、利用開始日を、造形装置の入出力装置212を介して入力させる。監視装置410は、入力内容を、管理システム102に消耗品に関する稼働情報の1つとして送信する。
在庫管理部504は、“在庫量”が“在庫切れ閾値”を下回った場合に、“在庫の上限”までの消耗品の自動配送の手配が必要であると自動判定する。消耗品の自動配送が手配とは、在庫管理部504が保守担当者のメールアドレス宛に、消耗品の情報や配送量などを電子メールで通知することで実現できる。
図11に戻り、在庫管理部504が実行する処理を説明する。本処理は、監視装置410から、造形装置101における消耗品交換を示すメッセージや造形装置での造形材の利用量を示すメッセージが送信されてきたタイミングで実行される。
S1101で、在庫管理部504は、消耗品の利用実績を記憶装置304から取得する。監視装置410を介して送信されてきた消耗品に関する稼働情報には、造形装置101における消耗品交換を示すメッセージや造形装置での造形材の利用量を示すメッセージなどがある。これらのメッセージの解析結果から、消耗品の利用実績が記憶装置304に格納されることになる。
S1102で、在庫管理部504は、図12で示す在庫管理テーブルにおける在庫量を減算すべきか判定する。在庫として顧客が保有していた消耗品の造形材が無くなり、新たな消耗品が利用されていることが特定できた場合には、在庫量の減算が必要であると判定される。S1102で、減算すべきと判定された場合にはS1103に進み、減算が不要と判定された場合にはS1104に進む。S1103で、在庫管理部504は、在庫管理テーブルにおける在庫量を減算する。
S1104で、監視装置410が存在する拠点104の在庫保管場所に対して配送済みの消耗品について、消費期限または、開封後消費期限を過ぎたものが無いかをチェックする。これは、前述の図7(a)、(b)などで管理される情報をもとに判断される。消費期限、開封後消費期限の少なくともいずれかの期限を過ぎた消耗品が存在した場合には、在庫管理部504は、期限切れの消耗品リスト図7(c)にその消耗品の情報を登録する。
S1105で、在庫管理部504は、図12で示す在庫管理テーブルにおける在庫量を減算すべきか判定する。消費期限、開封後消費期限の少なくともいずれかの期限を過ぎた消耗品は、交換が必要なため、在庫量からの減算対象となる。S1105で、減算すべきと判定された場合にはS1106に進み、減算が不要と判定された場合にはS1107に進む。S1106で、在庫管理部504は、在庫管理テーブルにおける在庫量を減算する。
S1105で、在庫管理部504は、新たな消耗品の自動配送が必要か否かを判定する。これは、上述した通り、在庫管理テーブルの“在庫量”の値と“在庫切れ閾値”の値との比較により判定される。この比較の結果、自動配送が必要と判定された場合はS1108に進む。また、S1104で、消費期限、開封後消費期限の少なくともいずれかの期限を過ぎた消耗品の存在を確認した場合にも、S1108に進む。
S1108で、在庫管理部504は、新た消耗品の配送と、配送済みの消耗品の回収とを手配するための情報を保守担当者に対して通知する。この通知処理では、配送先の顧客情報、配送すべき消耗品の型名とその量、回収対象の消耗品がある場合にはその消耗品の型名と個体識別情報とを含む内容の通知が、電子メールなどで、保守担当者宛に送信されることになる。
図13は、管理システム102の在庫管理部504が実行する配送済み消耗品(在庫)の期限管理のための処理を説明するためのフローチャートである。
図11と同じ内容の処理については、同じ符号を付与している。ここでは、その詳細な説明を割愛する。
S1301で、在庫管理部504は、配送済み消耗品の期限切れをチェックするタイミングになったか否かを判定する。本発明では、在庫管理部504は定期的に実行するバッチ処理として、このチェック処理を実行している。チェックの対象は、管理システム102の管理対象となる造形装置を保有するすべての顧客の在庫保管場所である。
S1301で、チェックタイミングになったと判定された場合には、在庫管理部504は、前述したS1105〜S1108までの処理を実行する。
(応用例1)
上述した実施例では、期限切れの消耗品リストを管理システム102で生成していた。しかしながら、これは、監視装置410で生成することも可能である。
具体的には、監視装置410は、期限切れの消耗品リストの代わりに、管理システム102から図7(a)、(b)で管理される情報を取得して、記憶装置204に格納しておく。監視部411は、それら情報と、装着された消耗品の情報と、造形装置101内の時計から取得できる現在時刻から、期限切れの消耗品リストを生成できる。監視装置410による、ここで生成された期限切れの消耗品リストを用いた処理は、図10で説明した通りである。
(応用例2)
管理システム102は、拠点104における消耗品の在庫保管場所の温度、湿度といった環境情報を考慮して、在庫管理を行うことも考えられる。その場合は、在庫保管場所の平均の温度、湿度を、保守担当者などが管理システム102に対して手動で登録する。
管理システム102は、在庫保管場所の平均の温度、湿度が、消耗品の品質情報に含まれる推奨温度、推奨湿度の範囲外にある場合には、該保管場所で管理されている消耗品を早めに期限切れの消耗品のリストに登録するような閾値を設定できるようにしてもよい。
(応用例3)
本発明では、消耗品に含まれる造形材が食品である場合に、消費期限として、賞味期限を用いることができる。
(他の実施例)
本発明は、上述した実施形態を適宜組み合わせることにより構成された装置あるいはシステムやその方法も含まれるものとする。
ここで、本発明は、上述した実施形態の機能を実現する1以上のソフトウェア(プログラム)を実行する主体となる装置あるいはシステムである。また、その装置あるいはシステムで実行される上述した実施形態を実現するための方法も本発明の一つである。また、そのプログラムは、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給され、そのシステム或いは装置の1以上のコンピュータ(CPUやMPU等)によりそのプログラムが読み出され、実行される。つまり、本発明の一つとして、さらにそのプログラム自体、あるいは該プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な各種記憶媒体も含むものとする。また、上述した実施形態の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても、本発明は実現可能である。
101 造形装置
102 管理装置
208 造形部
209 消耗材補給部
210 消耗品
410 監視装置

Claims (15)

  1. 3次元の造形物を造形する造形装置を監視する監視装置からネットワークを介して送信される造形装置の稼働情報を管理する管理システムであって、
    前記造形装置のために配送された造形材を含む消耗品の識別情報を、記憶装置で管理する管理手段と、
    前記監視装置から、前記消耗品の開封した時刻に相当する情報を含むメッセージを受信する受信手段と、
    消耗品の製造からの消費期限を示す第1の期限、及び消耗品の開封後からの消費期限を示す第2の期限の少なくともいずれかを過ぎた消耗品、または、前記第1の期限、及び前記第2の期限の少なくともいずれかに所定の時間の経過で達する消耗品を、前記記憶装置で管理された識別情報で識別される消耗品から特定する特定手段と、
    前記特定された消耗品を回収するために、当該消耗品の識別情報を含む通知を行う通知手段と、を有することを特徴とする管理システム。
  2. さらに、前記特定手段により特定された消耗品の識別情報を含むリストを前記監視装置に対して送信する送信手段を有することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記管理手段は、配送済みの消耗品の量と、配送済みの消耗品の識別情報と、新しい消耗品を配送するタイミングを判断するための閾値を管理し、
    前記管理システムは、さらに、前記監視装置から送信されてきた消耗品に関する稼働情報に従い配送済みの消耗品の量を減算し、減算した後の消耗品の量と前記閾値との比較を実行する比較手段を有し、
    前記通知手段は、前記比較の結果に従い、新しい消耗品を配送するための通知を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の管理システム。
  4. 前記比較手段は、前記特定手段により特定された消耗品に基づき、前記管理手段で管理された消耗品の量を減算し、減算した後の消耗品の量と前記閾値との比較を実行することを特徴とする請求項3に記載の管理システム。
  5. 前記消耗品の開封した時刻に相当する情報は、前記造形装置に該消耗品が装着された時刻であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の管理システム。
  6. 前記監視装置は、前記造形装置に内蔵されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の管理システム。
  7. 3次元の造形物を造形する造形装置を監視する監視装置からネットワークを介して送信される造形装置の稼働情報を管理する管理システムにおける方法であって、
    前記造形装置のために配送された造形材を含む消耗品の識別情報を記憶装置で管理する管理工程と、
    前記監視装置から、前記消耗品の開封した時刻に相当する情報を含むメッセージを受信する受信工程と、
    消耗品の製造からの消費期限を示す第1の期限、及び消耗品の開封後からの消費期限を示す第2の期限の少なくともいずれかを過ぎた消耗品、または、前記第1の期限、及び前記第2の期限の少なくともいずれかに所定の時間の経過で達する消耗品を、前記記憶装置で管理された識別情報で識別される消耗品から特定する判定工程と、
    前記特定された消耗品を回収するために、当該消耗品の識別情報を含む通知を行う通知工程と、を有することを特徴とする方法。
  8. 3次元の造形物を造形する造形装置を監視し、ネットワークを介して管理システムと通信する監視装置であって、
    前記管理システムに対して、前記造形装置での利用のために消耗品を開封した時刻に相当する情報を含むメッセージを送信する送信手段と、
    消耗品の製造からの消費期限を示す第1の期限、及び消耗品の開封後からの消費期限を示す第2の期限の少なくともいずれかを過ぎた消耗品、または、前記第1の期限、及び前記第2の期限の少なくともいずれかに所定の時間の経過で達する消耗品の識別情報を含むリストを、前記管理システムから受信する受信手段と、
    前記受信したリストに含まれる識別情報で識別される消耗品の前記造形装置での利用に際して、警告処理を実行する実行手段と、を有することを特徴とする監視装置。
  9. 前記実行手段は、前記リストを前記管理システムから受信したとき、前記造形装置に新しく消耗品が装着されたとき、及び、前記造形装置で造形処理が開始されるとき、の少なくとも何れかのときに、前記警告処理を実行することを特徴とする請求項8に記載の監視装置。
  10. 前記警告処理として、前記造形装置で、前記リストに含まれる識別情報で識別される消耗品の交換を促す表示が行われることを特徴とする請求項8または9に記載の監視装置。
  11. 前記警告処理として、前記造形装置で、前記第1の期限、及び前記第2の期限の少なくともいずれかに関する表示がさらに行われることを特徴とする請求項10に記載の監視装置。
  12. 前記消耗品の開封した時刻に相当する情報は、前記造形装置に該消耗品が装着された時刻であることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の監視装置。
  13. 前記監視装置は、前記造形装置に内蔵されることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の監視装置。
  14. 3次元の造形物を造形する造形装置を監視し、ネットワークを介して管理システムと通信する監視装置における方法であって、
    前記管理システムに対して、前記造形装置での利用のために消耗品を開封した時刻に相当する情報を含むメッセージを送信する送信工程と、
    消耗品の製造からの消費期限を示す第1の期限、及び消耗品の開封後からの消費期限を示す第2の期限の少なくともいずれかを過ぎた消耗品、または、前記第1の期限、及び前記第2の期限の少なくともいずれかに所定の時間の経過で達する消耗品の識別情報を含むリストを、前記管理システムから受信する受信工程と、
    前記受信したリストに含まれる識別情報で識別される消耗品の前記造形装置での利用に際して、警告処理を実行する実行工程と、を有することを特徴とする方法。
  15. 請求項8乃至12のいずれか1項に記載の手段としてコンピューターを機能させるためのプログラム。
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