JP2017182469A - サービス提供システム、保険者サーバ、及びサービス提供方法 - Google Patents

サービス提供システム、保険者サーバ、及びサービス提供方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より簡易な方法によって保険加入者がより早く保険金を利用することが可能なサービス提供システムを提供する。【解決手段】本発明に係るサービス提供システムは、保険者サーバと、ユーザ端末と、電子商取引サーバとを備え、保険者サーバは、一のユーザにより事故が発生したことを示す情報を受け付けると、発生した事故を識別するための事故識別情報を生成し、事故識別情報に対応付けられた保険対応電子商取引サイトへアクセスするためのアドレス情報を一のユーザのユーザ端末へ送信し、事故識別情報を含むデータを電子商取引サーバへ送信し、電子商取引サーバは、保険対応電子商取引サイトを事故識別情報に対応付け、保険対応電子商取引サイトに対する一のユーザのユーザ端末からの操作情報に基づいて事故識別情報に対応する損害品目リストを生成し、生成された損害品目リストを含むデータを保険者サーバへ送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、サービス提供システムに係り、特に保険金支払業務サービスをユーザに提供するためのサービス提供システム、保険者サーバ、及びサービス提供方法に関する。
一般的な保険において、保険会社と利用者とで保険契約が締結された後、所定の保険事故が発生したときに、保険契約上で指定した保険金受取人に対して所定の保険金が保険会社により支払われる。例えば、家財保険の1つである火災保険や地震保険は、マンション等の賃貸物件内又は一般住宅内にある家具や家電等の動産である家財が、火事や地震等により毀損又は滅失した際の損害を補償することを主な目的としている。
従来、事故が発生した場合に、保険加入者(利用者)は、保険会社へ連絡を行い、保険会社から送付される書類を受領する。利用者は、当該書類に必要事項を記入し提出することで保険会社に対して保険金の請求を行う。当該書類は、損害品目のリストや当該リストに含まれる各損害品目の金額を含むものであり、例えば、事故報告書、保険金請求書、損害品目リスト、権利放棄書、保険金額承諾書、及び保険金支払指図書などを含む、1又は複数の紙媒体である。保険会社が保険加入者より提出された当該書類の内容を確認し承諾すると、保険会社は保険加入者に対して保険金を支払う。このようにして保険加入者は事故により毀損又は滅失した家財等を購入することができる。このような保険としては、例えば非特許文献1に記載されたものがある。
東京海上日動火災保険株式会社、火災事故発生からお支払いまでの流れ、<http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/songai/nagare_kasai.html>
事故に遭遇した保険加入者としては、可能な限り早く保険金を受領し、家財等を購入したいという要望がある。しかしながら、従来は上記のような手続きを経る必要があるため、保険加入者が保険金を受領するまでに時間を要するという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、より簡易な方法によって保険加入者がより早く保険金を利用することが可能なサービス提供システムを提供することを目的とする。
上記の課題は以下の特徴を有する本発明によって解決される。すなわち、本発明の一態様としてのサービス提供システムは、保険の加入者ごとの保険契約に関する保険契約情報を管理する保険者サーバと、前記保険に加入しているユーザのユーザ端末と、電子商取引サービスを、電子商取引サイトを介して提供する電子商取引サーバと、がネットワークを介して接続された保険金支払業務サービスをユーザに提供するためのサービス提供システムであって、前記電子商取引サイトは、前記ユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引サービスで扱われる商品を当該商品の金額とともに所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記保険契約において保険金請求に必要な損害品目リストを生成可能な保険対応電子商取引サイトを含み、前記保険者サーバは、一のユーザにより事故が発生したことを示す情報を受け付けると、前記発生した事故を識別するための事故識別情報を生成するとともに、前記保険契約情報を参照して、当該事故識別情報を前記保険者サーバが管理する当該一のユーザを識別可能な情報と関連付けて記憶し、前記事故識別情報に対応付けられた前記保険対応電子商取引サイトへアクセスするためのアドレス情報を前記一のユーザのユーザ端末へ送信し、前記事故識別情報を含むデータを前記電子商取引サーバへ送信し、前記電子商取引サーバは、前記保険対応電子商取引サイトを前記事故識別情報に対応付け、前記一のユーザのユーザ端末からアクセスを受け付けると、前記保険対応電子商取引サイトを前記一のユーザのユーザ端末へ提供し、前記保険対応電子商取引サイトに対する前記一のユーザのユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引で扱われる商品及び当該商品の金額を前記所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記事故識別情報に対応する前記損害品目リストを生成し、生成された前記損害品目リストを含むデータを前記保険者サーバへ送信する。
本発明の一態様としてのサービス提供システムは、保険の加入者ごとの保険契約に関する保険契約情報を管理する保険者サーバと、前記保険に加入しているユーザのユーザ端末と、電子商取引サービスを、電子商取引サイトを介して提供する電子商取引サーバと、がネットワークを介して接続された保険金支払業務サービスをユーザに提供するためのサービス提供システムであって、前記電子商取引サイトは、前記ユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引サービスで扱われる商品を当該商品の金額とともに所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記保険契約において保険金請求に必要な損害品目リストを生成可能な保険対応電子商取引サイトを含み、前記保険者サーバは、一のユーザにより事故が発生したことを示す情報を受け付けると、前記発生した事故を識別するための事故識別情報を生成するとともに、前記保険契約情報を参照して、当該事故識別情報を前記保険者サーバが管理する当該一のユーザを識別可能な情報と関連付けて記憶し、前記事故識別情報に対応付けられた前記保険対応電子商取引サイトへアクセスするためのアドレス情報を前記一のユーザのユーザ端末へ送信し、前記事故識別情報を含むデータを前記電子商取引サーバへ送信し、前記電子商取引サーバは、前記保険対応電子商取引サイトを前記事故識別情報に対応付け、前記一のユーザのユーザ端末からアクセスを受け付けると、前記保険対応電子商取引サイトを前記一のユーザのユーザ端末へ提供し、前記保険対応電子商取引サイトに対する前記一のユーザのユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引で扱われる商品及び当該商品の金額を前記所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記事故識別情報に対応する前記損害品目リストを生成し、生成された前記損害品目リストを含むデータを前記ユーザ端末へ送信し、前記保険者サーバは、前記ユーザ端末から前記損害品目リストを含むデータを受信する。
このように構成された本発明によれば、電子商取引サーバは、通常の電子商取引サイトと同等の機能を有するサイトであって、保険金請求に必要な損害品目リストを生成可能な保険対応電子商取引サイトを提供する。また本発明によれば、事故が発生した場合に事故発生情報を受け付けると、保険者サーバは一意の事故識別情報を生成し、当該事故識別情報はネットワーク上で識別可能であるように構成される。したがって、ユーザは、ユーザ端末において保険対応電子商取引サイトにアクセスし、通常の電子商取引サイトでの購入と同様の操作を行うことにより、例えば仮想カートへの商品の出し入れ操作や商品の確定操作により、事故識別情報に対応する保険金請求に必要な書類(損害品目リスト)を生成することや保険者へ提出することができる。
更にこのように構成された本発明によれば、損害品目リストを生成すると、電子商取引サーバにより損害品目リスト上の各商品のそれぞれの金額及びその合計金額が算出されるため、ユーザが商品の金額を調べる必要性を無くすことができる。一方、保険者が当該商品の金額について調べる必要性を無くすこともできる。これらは従来の保険金支払業務においては、行う必要があるものであった。
本発明の一態様として、前記保険者サーバは、前記生成された前記事故識別情報に対応する前記損害品目リストに基づいて算出された支払保険金に対応する前記電子商取引サイトにおいて使用可能なデポジットを含むデポジットデータを前記事故識別情報に関連付けて前記電子商取引サーバに送信する。
このように構成された本発明によれば、当該ユーザの会員情報が含むデポジットデータに対して、支払保険金に相当するデポジットが反映されるため、ユーザは、通常の電子商取引サイトにおいて速やかに損害品目リストに記載した商品を購入することができる。
本発明の一態様として、前記サービス提供システムは、複数の管理者がそれぞれ管理する複数の前記電子商取引サーバを含み、前記保険者サーバは、複数の前記電子商取引サーバそれぞれが管理する前記事故識別情報に対応付けられた前記保険対応電子商取引サイトへアクセスするためのアドレス情報を前記一のユーザのユーザ端末へ送信し、前記事故識別情報を含むデータを複数の前記電子商取引サーバそれぞれへ送信する。
このように構成された本発明によれば、ユーザ端末は、保険者サーバから複数の電子商取引サイトのアドレスを受信することができるため、ユーザは、その中から1つの電子商取引サイトを選択することができる。
本発明の一態様としての保険者サーバは、保険の加入者ごとの保険契約に関する保険契約情報を管理する保険者サーバと、前記保険に加入しているユーザのユーザ端末と、電子商取引サービスを、電子商取引サイトを介して提供する電子商取引サーバと、がネットワークを介して接続された、保険金支払業務サービスをユーザに提供するためのサービス提供システムにおける保険者サーバであって、前記電子商取引サイトは、前記ユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引サービスで扱われる商品を当該商品の金額とともに所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記保険契約において保険金請求に必要な損害品目リストを生成可能な保険対応電子商取引サイトを含み、前記保険者サーバは、一のユーザにより事故が発生したことを示す情報を受け付けると、前記発生した事故を識別するための事故識別情報を生成するとともに、前記保険契約情報を参照して、当該事故識別情報を前記保険者サーバが管理する当該一のユーザを識別可能な情報と関連付けて記憶し、前記事故識別情報に対応付けられた前記保険対応電子商取引サイトへアクセスするためのアドレス情報を前記一のユーザのユーザ端末へ送信し、前記事故識別情報を含むデータを前記電子商取引サーバへ送信し、前記電子商取引サーバにより生成された前記事故識別情報に対応付けられた前記保険対応電子商取引サイトへアクセスした前記一のユーザのユーザ端末からの操作情報に基づいて、前記保険対応電子商取引サイトにおいて生成された前記事故識別情報に対応する前記損害品目リストを含むデータを前記ユーザ端末又は前記電子商取引サーバから受信する。
このように構成された本発明によれば、上記のサービス提供システムが含む保険者サーバを実現することができる。
本発明の一態様としてのサービス提供方法は、保険の加入者ごとの保険契約に関する保険契約情報を管理する保険者サーバと、前記保険に加入しているユーザのユーザ端末と、電子商取引サービスを、電子商取引サイトを介して提供する電子商取引サーバと、がネットワークを介して接続された、保険金支払業務サービスをユーザに提供するためのサービス提供システムにおけるサービス提供方法であって、前記電子商取引サイトは、前記ユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引サービスで扱われる商品を当該商品の金額とともに所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記保険契約において保険金請求に必要な損害品目リストを生成可能な保険対応電子商取引サイトを含み、前記保険者サーバにおいて、一のユーザにより事故が発生したことを示す情報を受け付けると、前記発生した事故を識別するための事故識別情報を生成するとともに、前記保険契約情報を参照して、当該事故識別情報を前記保険者サーバが管理する当該一のユーザを識別可能な情報と関連付けて記憶するステップと、前記保険者サーバから、前記事故識別情報に対応付けられた前記保険対応電子商取引サイトへアクセスするためのアドレス情報を前記一のユーザのユーザ端末へ送信するステップと、前記保険者サーバから、前記事故識別情報を含むデータを前記電子商取引サーバへ送信するステップと、前記電子商取引サーバにおいて、前記保険対応電子商取引サイトを前記事故識別情報に対応付けるステップと、前記電子商取引サーバにおいて、前記一のユーザのユーザ端末からアクセスを受け付けると、前記保険対応電子商取引サイトを前記一のユーザのユーザ端末へ提供するステップと、前記電子商取引サーバにおいて、前記保険対応電子商取引サイトに対する前記一のユーザのユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引で扱われる商品及び当該商品の金額を前記所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記事故識別情報に対応する前記損害品目リストを生成し、生成された前記損害品目リストを含むデータを前記保険者サーバへ送信するステップと、を有する。
このように構成された本発明によれば、ユーザ端末において保険対応電子商取引サイトにアクセスし、通常の電子商取引サイトでの購入と同様の操作を行うことにより、例えば仮想カートへの商品の出し入れ操作や商品の確定操作により、保険金請求に必要な書類(損害品目リスト)を生成することや提出することができる。更に損害品目リストを生成すると、電子商取引サーバにより損害品目リスト上の各商品のそれぞれの金額及びその合計金額が算出されるため、ユーザが商品の金額を調べる必要性を無くすことができるとともに、保険者が当該商品の金額について調べる必要性を無くすこともできる。
本発明によれば、より簡易な方法によって保険加入者がより早く保険金を利用することができる。
本発明の実施形態によるサービス提供システムの概略構成図である。 本発明の実施形態による保険者サーバが備えるデータベースを示す図である。 本発明の実施形態による電子商取引サーバが備えるデータベースを示す図である。 本発明の実施形態によるサービス提供システムの動作例を示す図である。 本発明の他の実施形態によるサービス提供システムの動作例を示す図である。 本発明の実施形態による保険対応電子商取引サイトの商品のリスト及びその合計金額を表示する画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による保険金支払業務サービスをユーザに提供するためのサービス提供システムについて説明する。なお本発明の実施形態においては、説明を簡単にするため、保険は家財保険であって、ユーザは当該家財保険に加入しているものとする。また本発明の実施形態においては、ユーザ(保険加入者)は、保険契約者等の保険契約者等の当該補償受益者を表すことができ、保険者の例示である保険会社は、保険会社・共済・補償サービス提供会社などの火災保険・動産保険・盗難保険・サービス補償等の補償提供事業者を表すことができるものとする。
[システム構成]
図1は、本発明の実施形態によるサービス提供システム100の全体構成図の一例である。図1に示すように、サービス提供システム100は、保険者サーバ10と、電子商取引サーバ20と、1又は複数のユーザ端末30(30−1、…、30−N)とを含む。保険者サーバ10、電子商取引サーバ20、及びユーザ端末30は、インターネットなどのネットワーク50に接続され、互いに通信可能である。
例えば、保険者サーバ10、電子商取引サーバ20、及びユーザ端末30は、各部を制御するCPU等の処理部と、ROMやRAM等の記憶素子やハードディスクドライブ等の記憶部と、ディスプレイ等の表示部と、マウス、キーボード、タッチパネル等のインタフェース部(操作部)と、ネットワークボード等の通信部とを備える。これらの構成要素はバスを介して接続される。なお、以下に説明するこれらの構成要素のデータ構造やデータベース構造は一例であって、これらには限定されない。
ユーザ端末30は、保険に加入しているユーザが使用するコンピュータであり、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機などとすることができる。ユーザ端末30は、ウェブブラウザが予めインストールされる。ユーザはウェブブラウザを用いてウェブページを閲覧したり、ウェブページ上の入力フォームを用いてデータをウェブサーバに送信したりすることができる。好ましくは、ユーザ端末30は、メーラーが予めインストールされる。この場合ユーザは、メーラーを用いて、メールサーバ経由で電子メールを送受信することができる。なおユーザ端末30は、SMS(ショートメッセージサービス)機能を有することもでき、この場合、ユーザはSMSメッセージを送受信することもできる。
保険者サーバ10は、家財保険の新規契約や契約内容の変更等の保険契約業務の支援を行うためのアプリケーションがインストールされたコンピュータ等であり、一般的に保険会社が管理する。なお本明細書において、保険会社は、文脈に応じて保険会社の職員等を表すものである。
保険者サーバ10は、図2aに示すとおり、主に、保険の加入者ごとの保険契約に関する保険契約情報を記憶する加入者データベース(加入者DB)11を備える。保険者サーバ10は、ウェブサーバとして機能することもでき、要求に応じてウェブページの生成や送信等の処理を行うことができる。また保険者サーバ10は、アプリケーションサーバとして機能することもでき、データベースへの接続制御やトランザクション処理等を行うことができる。保険者サーバ10が備える記憶部は、ウェブページを提供するためのデータ、例えば、HTML文書、画像、アプリケーションサーバ機能のためのプログラム、などを記憶することができる。更に保険者サーバ10は、メールサーバとして機能することもでき、必要に応じて電子メールの生成や送受信処理を行うことができる。なお保険者サーバ10はSMS機能を有することもでき、この場合、保険者サーバ10はSMSメッセージの送受信処理を行うこともできる。
これらの機能は、例えば、保険者サーバ10にインストールされたプログラムに従って処理部が動作することにより実現される。保険者サーバ10は、複数のサーバを組み合わせて構成してもよい。また、加入者データベース11は、保険者サーバ10の外部に通信可能に構成してもよい。
加入者データベース11は、加入者ID、加入者(契約者)の氏名、年齢、住所、メールアドレス等の連絡先などの保険加入者に関する情報と、保険契約の種類、内容、開始日、終了日(満期日)、目的、他の保険の加入有無などの保険契約に関する情報と、を含む保険契約情報を記憶するデータベースである。加入者データベース11は、保険の加入者ごとに、保険契約情報の各情報を関連付けて記憶する。加入者IDは、保険加入者を識別するための一意の識別情報である。
保険者サーバ10は、保険契約において補償対象である事故が発生した場合に当該事故の発生の連絡を受け付けるインタフェース画面(例えばウェブブラウザにおける入力フォーム)を提供する。保険会社は、当該インタフェースを介して、当該事故の発生について、加入者ID等とともに入力する。
保険者サーバ10は、当該事故の発生に関する情報を受け付けると、当該事故を識別するための一意の事故識別情報(例えば、一意の番号である事故番号)を生成し、当該事故識別情報を加入者ID等と関連付けて記憶する。好ましくは、加入者データベース11に記憶する。
なお保険者サーバ10は、ネットワーク50を介して、ユーザ端末30から入力フォームに入力されたデータを受け付けることもできる。保険者サーバ10は、当該データを受信したことに応答して、自動的に事故識別情報を生成し、当該事故識別情報を加入者ID等と関連付けて記憶することができる。
保険者サーバ10は、事故識別情報が生成されたことに応じて、電子商取引サーバ20へ事故識別情報を含む事故識別情報データを送信する。同様に、保険者サーバ10は、事故発生の連絡を受け付けたユーザのユーザ端末30へ、事故識別情報に対応付けられた後述の保険対応電子商取引サイトのウェブページのアドレスを送信する。例えば、保険者サーバ10は、加入者データベース11が記憶する当該ユーザのメールアドレスに対して、当該事故識別情報に対応付けられた保険対応電子商取引サイトのウェブページのURLを送信する。URLはQRコード(登録商標)等を使用したものであってもよい。またユーザが利用するユーザ端末30は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
電子商取引サーバ20は、消費者端末に、例えばユーザ端末30に、電子商取引サービスを提供するサーバ装置であり、一般的に電子商取引を扱う会社が管理する。電子商取引サービスは、例えばネット通販と呼ばれるサービスであり、インターネットを利用して商品又はサービスを購入できる電子商取引サイト(ショッピングサイト)を介して提供される。
電子商取引サーバ20は、ウェブサーバとして機能し、要求に応じて電子商取引サイト等のウェブページの生成や送信等の処理を行う。また電子商取引サーバ20は、アプリケーションサーバとしても機能することができ、データベースへの接続制御やトランザクション処理等を行うことができる。電子商取引サーバ20が備える記憶部は、ウェブページを提供するためのデータ、例えば、HTML文書、画像、アプリケーションサーバ機能のためのプログラム、などを記憶することができる。更に電子商取引サーバ20は、メールサーバとして機能することもでき、必要に応じて電子メールの生成や送受信処理を行うことができる。なお電子商取引サーバ20はSMS機能を有することもでき、この場合、電子商取引サーバ20はSMSメッセージの送受信処理を行うこともできる。
電子商取引サーバ20は、主に、電子商取引サイトの会員登録をしているユーザの情報を記憶する会員データベース(会員DB)21と、注文対象の商品の情報を記憶する商品データベース(商品DB)22と、注文情報を記憶する注文管理データベース(注文管理DB)23と、を備える。なお電子商取引サイトが扱うものは商品に限定されず、役務であっても構わない。
これらの機能は、例えば、電子商取引サーバ20にインストールされたプログラムに従って処理部が動作することにより実現される。電子商取引サーバ20は、複数のサーバを組み合わせて構成してもよい。また、電子商取引サーバ20が備える各データベースは電子商取引サーバ20の外部に通信可能に構成してもよい。
会員データベース21は、電子商取引サイトの会員の会員情報を記憶するデータベースである。会員情報は、電子商取引サイトの閲覧者が、例えば自身の端末を用いて、会員登録をすることにより生成され、会員からの要求に応じて適宜変更することができる。
会員情報は、会員ID、会員の氏名、年齢、住所、パスワード、メールアドレス等の連絡先などを含む。会員IDは、電子商取引サイトの利用登録をしている会員を識別するための一意の識別情報である。パスワードは、その会員の認証に用いるパスワードである。会員の認証には、会員情報のユーザID及びパスワードを少なくとも用いる。会員情報は、電子商取引サイトにおいてお金として使用することができるデポジットデータを含むことができる。例えば会員が所定の銀行口座に会員IDを明記するなどしてお金を振り込むことにより、当該会員のデポジットデータに対して振り込んだお金に対応するデポジットが反映(加算)される。
商品データベース22は、電子商取引サイトの注文対象の商品の商品情報を記憶するデータベースである。
商品情報は、商品コード、商品名、単価、商品説明、画像情報、などを含む。商品コードは、電子商取引サイトの注文対象の商品を識別するための一意の識別情報である。商品説明は、その商品の内容・品質・属性等を簡単に説明する文字列である。画像情報は、その商品の画像データや当該画像を識別するURLである。
1つの例では、電子商取引サーバ20は、電子商取引サイトに出店する店舗の店舗情報を管理する店舗データベースを備える。店舗情報は、電子商取引サイトに出店を希望する事業者が、例えば自身の端末を用いて、店舗登録をすることにより生成され、店舗からの要求に応じて適宜変更することができる。
店舗情報は、店舗名称、住所、店舗ID、パスワード、メールアドレス等の連絡先などを含む。店舗IDは、電子商取引サイトの店舗登録をしている店舗を識別するための一意の識別情報である。パスワードは、その店舗の認証に用いるパスワードである。店舗の認証には、店舗情報の店舗ID及びパスワードを少なくとも用いる。
1つの例では、商品データベース22は、店舗データベースと関連付けられる。例えば、商品情報における商品の一部又は全部は、店舗IDに関連付けられる。或いは、商品情報における商品の一部又は全部は、当該店舗IDの店舗のウェブページにリンクされる。
注文管理データベース23は、電子商取引サイトにおいて受け付けられた注文情報を記憶し、注文情報を管理するためのデータベースである。
注文情報は、注文番号、注文内容、注文ステータス、などを含む。注文番号は、電子商取引サイトにおいて受け付けられた注文を識別するための一意の識別情報である。注文内容は、当該注文が含む商品情報における1又は複数の商品コード及び数量(注文数)並びにこれらの合計金額を含み、商品データベース22と関連付けられる。注文ステータスは、当該注文手続きのステータスを示す。例えば、注文ステータスは、注文無し、購入予約、決済処理待ち、購入確定、発送待ち、完了、などである。
ここで、ユーザ端末30により、電子商取引サーバ20が提供する通常の電子商取引サイトを表示する場合の情報処理の概要を説明する。
ユーザは、ユーザ端末30においてウェブブラウザを操作することにより、例えば電子商取引サーバ20が管理する電子商取引サイトのURLを入力することにより、指定されたURL(URI)を含むHTTPリクエスト等のリクエストを送信する。電子商取引サーバ20は、ユーザ端末30から送信されるリクエストを受信すると、当該リクエストに応じて該当するウェブページを記憶部から読み出し、読み出されたウェブページを含むHTTPレスポンス等のレスポンスを当該リクエストの送信元のユーザ端末30へ送信する。当該レスポンスには、状態管理を行うためのクッキーを含むことができる。
ユーザ端末30は、ウェブページを受信すると、ウェブブラウザにより電子商取引画面を表示する。当分野において良く知られるように、例えば、受信したHTML文書中において必要な画像データ等を見つけるたびに、ユーザ端末30は電子商取引サーバ20に対して当該画像データ等をリクエストし、電子商取引サーバ20は、当該リクエストに応じて該当する画像データ等を当該リクエストの送信元のユーザ端末30へ送信することができる。
更に、通常の電子商取引サイトにおいて商品を購入する場合の電子商取引サーバ20とユーザ端末30の情報処理の概要について説明する。なお、電子商取引サイトで扱われる商品は、商品データベース22が記憶する商品であり、管理者による設定変更や在庫状況により変更される場合がある。
ユーザは、ユーザ端末30を操作することにより、商品の検索などの電子商取引サイトの閲覧、会員登録、ログイン、ログアウト、商品の選択、選択した商品の購入(申し込み・決済)、選択した商品の選択解除等を行うことができる。
ユーザが上記の操作を行うにあたって、一般的に、電子商取引サイトの閲覧や商品の選択等については会員登録の必要はない。ただし、商品の購入にあたっては、会員登録を行ったうえでログインをする必要がある。会員登録をすることにより、前述のとおりユーザの会員情報は生成され、会員データベース21に記憶される。
ユーザが会員として電子商取引サービスを受けるために、ユーザ端末30を操作することにより、ユーザ端末30は電子商取引サーバ20からログインを行うための認証情報入力ページを取得する。ユーザが、会員ID及びパスワードを少なくとも含む認証情報を入力・送信することにより、ユーザ端末30は当該認証情報を電子商取引サーバ30に送信する。
電子商取引サーバ20は、受信した当該認証情報を認証すると、当該認証情報に関連付けられた会員情報により、ユーザ端末30において当該会員情報を有する会員として商品の購入等の操作を行うことをできるようにする。その結果、ユーザ端末30は、ログイン状態の電子商取引画面(ウェブページ)を表示する。
ユーザがユーザ端末30を操作することにより電子商取引サイトにおいて商品の選択をする場合、電子商取引サーバ20は、選択された商品を記憶部の所定領域などの所定の格納領域に記憶する。電子商取引サーバ20は、ユーザ端末30からの操作情報に基づいて、選択された商品を所定の格納領域に記憶するとともに、選択解除された商品を所定の格納領域から削除する。また電子商取引サーバ20は、ユーザ端末30からの操作に応じて、所定の格納領域に記憶された商品を、それらの各商品のそれぞれの金額及びその合計金額とともに、ユーザ端末30へ表示するためのデータ(ウェブページ等)を送信することができる。
上記機能を実現するために、電子商取引サーバ20は、例えばショッピングカート(仮想カート)のシステムを提供することができる。ショッピングカートとは、当分野において良く知られるように、購入予定の商品を(所定の格納領域に)一時的に格納することができる仮想のショッピングカートを提供するシステムである。ユーザは商品をショッピングカートに出し入れし、最後にショッピングカートにある1又は複数の商品の購入(申し込み及び決済)を一括で行うことができる。本実施例においては、電子商取引サーバ20は、このような仮想カートの機能を提供するものである。
ログインしたユーザは、仮想カートに1又は複数の商品が格納された状態で、ユーザ端末30において購入ボタンを押すなどの操作をすることにより、仮想カートに格納された商品(所定の格納領域に記憶された商品)の購入の申し込みをすることができる。この場合、電子商取引サーバ20は、各データベースと連携して、選択された商品の購入の申し込みが行われたことを示す内容を含むウェブページをユーザ端末30へ送信するとともに、当該商品に対する注文ステータスを購入予約などに変更する。
電子商取引サーバ20は、前述のとおり、純粋にネットショッピングを行うための電子商取引サイト(一般電子商取引サイト)を提供するが、本発明の実施形態による電子商取引サーバ20は、保険に対応した電子商取引サイトである保険対応電子商取引サイトを更に提供する。
保険対応電子商取引サイトは、商品の検索などのサイトの閲覧、会員登録、ログイン、ログアウト、商品の選択、選択した商品の選択解除等においては、一般電子商取引サイトと同様であり、2つのサイトは電子商取引サーバ20が備えるデータベースを共用する。このような観点から、電子商取引サーバ20が提供する電子商取引サイトは、一般電子商取引サイトと、保険対応電子商取引サイトとを含むものと考えることができる。
しかしながら、ログインしたユーザ端末30からの操作に応じて、仮想カートに格納された1又は複数の商品に対して、当該商品のリスト及びその合計金額を表示する場合において2つのサイトが提供するサービスは異なる。
一般電子商取引サイトにおいて、商品のリスト及びその合計金額を表示する画面(ウェブページ)には、購入ボタンやキャンセルボタン等が配置される。この場合、ユーザ端末30において購入ボタンを押すなどの操作をすることにより、当該商品の購入をすることができる。
図4は、保険対応電子商取引サイトの商品のリスト及びその合計金額を表示する画面(ウェブページ)の一例である。商品のリスト及び金額表示については、一般電子商取引サイトと同様であるが、画面の内容は保険契約の内容と関連付けられたものである。
図4に示す画面は、従来、保険金請求をするためにユーザが保険会社に対して提出することが必要な損害品目リストを含む紙媒体の書類の内容(以下、「損害品目リスト」という。)を含めたものである。すなわち、図4に示す画面は、保険金請求に必要な損害品目リストを生成するための画面である。したがって、商品のリストに基づいて算出された合計金額は、支払保険金に相当するものであるため、図4に示すとおり、一般電子商取引サイトにおいて表示される購入金額とは異なる可能性があることを理解されたい。また図4に示すとおり、損害品目リストは、仮想カートの機能を用いたものであり、保険サーバ10が生成する事故番号(事故識別情報)と対応付けられる。
保険契約と関連付けた保険対応電子商取引サイトを実現するために、電子商取引サーバ20は、保険者サーバ10から事故識別情報データを受信すると当該事故識別情報を記憶するとともに保険対応電子商取引サイトを当該事故識別情報に対応付け(又は対応付けて生成し)、保険者サーバ10は、当該事故識別情報に対応付けられた保険対応電子商取引サイトのアドレス(例えば、当該事故識別情報を識別するための文字列が付加された保険対応電子商取引サイトのURL等)を生成する。電子商取引サーバ20は、ユーザ端末30からの当該アドレスへのアクセスに応じて、当該事故識別情報に対応付けられた保険対応電子商取引サイトをユーザ端末30に提供する。
なお事故識別情報に対応付けられた保険対応電子商取引サイトにおいては、例えば図4に示す事故番号の欄に当該事故識別情報を表す事故番号が表示され、この画面で生成される損害品目リストは当該事故識別情報に対応する事故の損害品目リストである。また、事故識別情報に対応付けられた保険対応電子商取引サイトのアドレスの設定方法は予め設定されるのが好ましい。更に事故識別情報に対応付けられた保険対応電子商取引サイトにおいて、ユーザ端末30からログイン操作をされた場合、電子商取引サーバ20は、当該事故識別情報を会員情報と関連付けることができる。
或いは、保険契約と関連付けた保険対応電子商取引サイトを実現するために、電子商取引サーバ20は、事故識別情報ごとに異なる保険対応電子商取引サイトを生成する。
或いは、保険契約と関連付けた保険対応電子商取引サイトを実現するために、電子商取引サーバ20は、1つのアドレスに対応する保険対応電子商取引サイトを生成する。電子商取引サーバ20は、保険者サーバ10から事故識別情報データを受信すると、当該事故識別情報を保険対応電子商取引サイトに対応付けて記憶する。電子商取引サーバ20は、ユーザ端末30からの当該アドレスへのアクセスに応じて、事故識別情報の入力を当該ユーザ端末30へ要求し、当該ユーザ端末30から事故識別情報の入力を受け付けると、事故識別情報に対応付けて保険対応電子商取引サイトを提供する。
[動作例]
図3aは、本発明の実施形態によるサービス提供システム100の動作例を示す。なお、以下の動作例は一例であって、情報処理の順序や端末に表示される画面などはこれらに限定されない。
保険会社は、保険加入者である一のユーザから補償対象である事故発生の連絡を受けると、当該事故が発生したことを示す事故発生情報を保険者サーバ10に入力する。保険者サーバ10は、当該事故発生情報を受け付けると、当該事故を識別するための一の事故識別情報を生成し、当該一の事故識別情報を当該一のユーザの加入者IDと関連付けて記憶する(S301)。前述のとおり、保険者サーバ10は、ネットワーク50を介して、ユーザ端末30から当該事故発生情報を受け付けることもできる。
事故識別情報が生成されたことに応じて、保険者サーバ10は、電子商取引サーバ20へ当該一の事故識別情報を含む事故識別情報データを送信する(S302)。
また事故識別情報が生成されたことに応じて、保険者サーバ10は、事故発生の連絡を受け付けた当該一のユーザのユーザ端末30へ、当該一の事故識別情報に対応付けられた保険対応電子商取引サイトのウェブページのアドレスを送信する(S303)。なお、ステップ302と303は、順序が入れ替わっても構わない。
電子商取引サーバ20は、保険対応電子商取引サイトを、受信した当該一の事故識別情報に対応付ける(又は対応付けて生成する)(S304)。
当該一のユーザは、保険者サーバ10から受信したアドレスを用いて、電子商取引サーバ20が提供する当該一の事故識別情報に対応付けられた保険対応電子商取引サイトにアクセスする(S305)。当該一のユーザは、ユーザ端末30を操作することにより、加入した保険の補償対象である商品を選択して損害品目リストデータを入力する(S306a)。電子商取引サーバ20は、ユーザ端末30からの操作情報に応じて、ユーザ端末30へウェブページを提供する(S306b)。なおステップ305においてアクセスするユーザ端末30は、ステップ304において保険者サーバ10からアドレスを受信するユーザ端末30と異なるものであってもよい。
商品の選択を終えた当該一のユーザが、ユーザ端末30において損害品目リスト(商品リスト)を確定する画面を表示するための操作をすることにより、電子商取引サーバ20は、仮想カートを用いた図4に示す損害品目リストを生成する画面(ウェブページ)をユーザ端末30へ提供する。ユーザ端末30から、損害品目リスト確定及び保険金請求をするためのOKボタンを押すなどの操作情報を送信すると(S307)、電子商取引サーバ20は、損害品目リストを確定する(S308)。このとき、必要に応じて各データベースと当該情報を連携してもよい。
電子商取引サーバ20は、損害品目リストの確定通知を当該一のユーザのユーザ端末30に送信し(S309)、確定した損害品目リストを含むデータを保険者サーバ10に送信する(S310a)。
保険者サーバ10は、損害品目リストを受信すると、当該損害品目リストに基づいて算出された支払保険金に対応するデポジットを含むデポジットデータを、当該一の事故識別情報に関連付けて、電子商取引サーバ20に送信する(S311)。なお、保険者サーバ10が受信する損害品目リストは当該一の事故識別情報に対応付けられた損害品目リストであり、保険会社は、受信する損害品目リストから当該一のユーザを識別可能である。また当該デポジットデータは、電子商取引サーバ20が提供する一般電子商取引サイトにおいて使用可能なデポジットに関するデータである。
一般的には、保険会社は、保険者サーバ10が損害品目リストを受信すると、受信した損害品目リストの内容を確認する。その内容に問題が無いと判断される場合は、保険会社は、保険者サーバ10を操作することにより、上記のとおり、デポジットデータを電子商取引サーバ20に送信する。なおこの場合において保険会社は、例えば電子商取引を扱う会社に対して、当該デポジットデータが含むデポジットに対応する金額を支払うことになる。なおステップ311において、保険会社がデポジットデータを電子商取引サーバ20に送信する代わりに、保険会社が、当該損害品目リスト上の商品代金を、電子商取引を扱う会社に対して支払うように構成することもできる。
電子商取引サーバ20は、保険者サーバ10よりデポジットデータを受信すると、例えば、当該一のユーザの会員情報が含むデポジットデータに対して、支払保険金に相当する金額に対応するデポジットを反映(加算)する。このようにして、保険加入者である当該一のユーザは、保険金を受領することができる。
他の例では、ステップ311に代えて、保険者サーバ10は、支払保険金に相当する金額をユーザの指定する銀行口座に振り込むように構成することができる。例えば、電子商取引サーバ20が、図4に示す保険金請求に必要な損害品目リストを生成するための画面上において、このような指定を行うことができるインタフェース画面を提供するように構成することができる。
他の例では、サービス提供システム100は、複数の管理者がそれぞれ管理する複数の電子商取引サーバ20を含む。この場合、ステップ302において、保険者サーバ10は、それぞれの電子商取引サーバ20へ当該一の事故識別情報を含む事故識別情報データを送信する。またステップ303において、保険者サーバ10は、事故発生の連絡を受け付けた当該一のユーザのユーザ端末30へ、複数の電子商取引サーバ20それぞれが管理する当該一の事故識別情報に対応付けられた保険対応電子商取引サイトのウェブページのアドレスを送信する。
図3bは、本発明の他の実施形態によるサービス提供システム100の動作例を示す。当該実施形態は、ステップ310以外については上述した実施形態と同じであるため、主に相違点を説明する。
電子商取引サーバ20は、損害品目リストの確定通知を当該一のユーザのユーザ端末30に送信すると(S309)、当該一のユーザは、ユーザ端末30を操作することにより、受信した損害品目リストのデータを保険者サーバ10へ送信する(S310)。保険者サーバ10は、損害品目リストを受信すると、当該損害品目リストに基づいて算出された支払保険金に対応するデポジットデータを、当該一の事故識別情報に関連付けて、電子商取引サーバ20に送信する(S311)。
次に、本発明の実施形態によるサービス提供システム100の作用効果について説明する。本実施形態では、電子商取引サーバ20は、通常の電子商取引サイトと同等の機能を有するサイトであって、保険金請求に必要な損害品目リストを生成可能な保険対応電子商取引サイトを提供する。また本発明によれば、事故が発生した場合に事故発生情報を受け付けると、保険者サーバ10は一意の事故識別情報を生成し、当該事故識別情報はネットワーク50上で識別可能であるように構成される。したがって、ユーザは、ユーザ端末30において保険対応電子商取引サイトにアクセスし、通常の電子商取引サイトでの購入と同様の操作を行うことにより、例えば仮想カートへの商品の出し入れ操作や商品の確定操作により、事故識別情報に対応する保険金請求に必要な書類(損害品目リスト)を生成することや保険会社へ提出することができる。
本実施形態では、損害品目リストを生成すると、電子商取引サーバ20により損害品目リスト上の各商品のそれぞれの金額及びその合計金額が算出されるため、ユーザが商品の金額を調べる必要性を無くすことができる。一方、保険会社が当該商品の金額について調べる必要性を無くすこともできる。これらは従来の保険金支払業務においては、行う必要があるものであった。
本実施形態では、当該ユーザの会員情報が含むデポジットデータに対して、支払保険金に相当するデポジットが反映されるため、ユーザは、通常の電子商取引サイトにおいて速やかに損害品目リストに記載した商品を購入することができる。
本実施形態では、ユーザ端末30は、保険者サーバ10から複数の電子商取引サイトのアドレスを受信することができるため、ユーザは、その中から1つの電子商取引サイトを選択することができる。
以上に説明してきた各実施例は、本発明を説明するための例示であり、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。各実施例は、矛盾が生じない限りにおいて、適宜組み合わせて本発明の任意の実施形態に適用することができる。すなわち本発明は、その要旨を逸脱しない限り、種々の形態で実施することができる。
10 保険者サーバ
11 加入者データベース
20 電子商取引サーバ
21 会員データベース
22 商品データベース
23 注文管理データベース
30 ユーザ端末
50 ネットワーク
100 システム

Claims (6)

  1. 保険の加入者ごとの保険契約に関する保険契約情報を管理する保険者サーバと、
    前記保険に加入しているユーザのユーザ端末と、
    電子商取引サービスを、電子商取引サイトを介して提供する電子商取引サーバと、
    がネットワークを介して接続された保険金支払業務サービスをユーザに提供するためのサービス提供システムであって、
    前記電子商取引サイトは、
    前記ユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引サービスで扱われる商品を当該商品の金額とともに所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記保険契約において保険金請求に必要な損害品目リストを生成可能な保険対応電子商取引サイトを含み、
    前記保険者サーバは、
    一のユーザにより事故が発生したことを示す情報を受け付けると、前記発生した事故を識別するための事故識別情報を生成するとともに、前記保険契約情報を参照して、当該事故識別情報を前記保険者サーバが管理する当該一のユーザを識別可能な情報と関連付けて記憶し、
    前記事故識別情報に対応付けられた前記保険対応電子商取引サイトへアクセスするためのアドレス情報を前記一のユーザのユーザ端末へ送信し、
    前記事故識別情報を含むデータを前記電子商取引サーバへ送信し、
    前記電子商取引サーバは、
    前記保険対応電子商取引サイトを前記事故識別情報に対応付け、
    前記一のユーザのユーザ端末からアクセスを受け付けると、前記保険対応電子商取引サイトを前記一のユーザのユーザ端末へ提供し、
    前記保険対応電子商取引サイトに対する前記一のユーザのユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引で扱われる商品及び当該商品の金額を前記所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記事故識別情報に対応する前記損害品目リストを生成し、生成された前記損害品目リストを含むデータを前記保険者サーバへ送信する、
    サービス提供システム。
  2. 保険の加入者ごとの保険契約に関する保険契約情報を管理する保険者サーバと、
    前記保険に加入しているユーザのユーザ端末と、
    電子商取引サービスを、電子商取引サイトを介して提供する電子商取引サーバと、
    がネットワークを介して接続された保険金支払業務サービスをユーザに提供するためのサービス提供システムであって、
    前記電子商取引サイトは、
    前記ユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引サービスで扱われる商品を当該商品の金額とともに所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記保険契約において保険金請求に必要な損害品目リストを生成可能な保険対応電子商取引サイトを含み、
    前記保険者サーバは、
    一のユーザにより事故が発生したことを示す情報を受け付けると、前記発生した事故を識別するための事故識別情報を生成するとともに、前記保険契約情報を参照して、当該事故識別情報を前記保険者サーバが管理する当該一のユーザを識別可能な情報と関連付けて記憶し、
    前記事故識別情報に対応付けられた前記保険対応電子商取引サイトへアクセスするためのアドレス情報を前記一のユーザのユーザ端末へ送信し、
    前記事故識別情報を含むデータを前記電子商取引サーバへ送信し、
    前記電子商取引サーバは、
    前記保険対応電子商取引サイトを前記事故識別情報に対応付け、
    前記一のユーザのユーザ端末からアクセスを受け付けると、前記保険対応電子商取引サイトを前記一のユーザのユーザ端末へ提供し、
    前記保険対応電子商取引サイトに対する前記一のユーザのユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引で扱われる商品及び当該商品の金額を前記所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記事故識別情報に対応する前記損害品目リストを生成し、生成された前記損害品目リストを含むデータを前記ユーザ端末へ送信し、
    前記保険者サーバは、
    前記ユーザ端末から前記損害品目リストを含むデータを受信する、
    サービス提供システム。
  3. 前記保険者サーバは、
    前記生成された前記事故識別情報に対応する前記損害品目リストに基づいて算出された支払保険金に対応する前記電子商取引サイトにおいて使用可能なデポジットを含むデポジットデータを前記事故識別情報に関連付けて前記電子商取引サーバに送信する、サービス提供システム。
  4. 前記サービス提供システムは、
    複数の管理者がそれぞれ管理する複数の前記電子商取引サーバを含み、
    前記保険者サーバは、
    複数の前記電子商取引サーバそれぞれが管理する前記事故識別情報に対応付けられた前記保険対応電子商取引サイトへアクセスするためのアドレス情報を前記一のユーザのユーザ端末へ送信し、
    前記事故識別情報を含むデータを複数の前記電子商取引サーバそれぞれへ送信する、サービス提供システム。
  5. 保険の加入者ごとの保険契約に関する保険契約情報を管理する保険者サーバと、前記保険に加入しているユーザのユーザ端末と、電子商取引サービスを、電子商取引サイトを介して提供する電子商取引サーバと、がネットワークを介して接続された、保険金支払業務サービスをユーザに提供するためのサービス提供システムにおける保険者サーバであって、
    前記電子商取引サイトは、
    前記ユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引サービスで扱われる商品を当該商品の金額とともに所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記保険契約において保険金請求に必要な損害品目リストを生成可能な保険対応電子商取引サイトを含み、
    前記保険者サーバは、
    一のユーザにより事故が発生したことを示す情報を受け付けると、前記発生した事故を識別するための事故識別情報を生成するとともに、前記保険契約情報を参照して、当該事故識別情報を前記保険者サーバが管理する当該一のユーザを識別可能な情報と関連付けて記憶し、
    前記事故識別情報に対応付けられた前記保険対応電子商取引サイトへアクセスするためのアドレス情報を前記一のユーザのユーザ端末へ送信し、
    前記事故識別情報を含むデータを前記電子商取引サーバへ送信し、
    前記電子商取引サーバにより生成された前記事故識別情報に対応付けられた前記保険対応電子商取引サイトへアクセスした前記一のユーザのユーザ端末からの操作情報に基づいて、前記保険対応電子商取引サイトにおいて生成された前記事故識別情報に対応する前記損害品目リストを含むデータを前記ユーザ端末又は前記電子商取引サーバから受信する、保険者サーバ。
  6. 保険の加入者ごとの保険契約に関する保険契約情報を管理する保険者サーバと、前記保険に加入しているユーザのユーザ端末と、電子商取引サービスを、電子商取引サイトを介して提供する電子商取引サーバと、がネットワークを介して接続された、保険金支払業務サービスをユーザに提供するためのサービス提供システムにおけるサービス提供方法であって、
    前記電子商取引サイトは、前記ユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引サービスで扱われる商品を当該商品の金額とともに所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記保険契約において保険金請求に必要な損害品目リストを生成可能な保険対応電子商取引サイトを含み、
    前記保険者サーバにおいて、一のユーザにより事故が発生したことを示す情報を受け付けると、前記発生した事故を識別するための事故識別情報を生成するとともに、前記保険契約情報を参照して、当該事故識別情報を前記保険者サーバが管理する当該一のユーザを識別可能な情報と関連付けて記憶するステップと、
    前記保険者サーバから、前記事故識別情報に対応付けられた前記保険対応電子商取引サイトへアクセスするためのアドレス情報を前記一のユーザのユーザ端末へ送信するステップと、
    前記保険者サーバから、前記事故識別情報を含むデータを前記電子商取引サーバへ送信するステップと、
    前記電子商取引サーバにおいて、前記保険対応電子商取引サイトを前記事故識別情報に対応付けるステップと、
    前記電子商取引サーバにおいて、前記一のユーザのユーザ端末からアクセスを受け付けると、前記保険対応電子商取引サイトを前記一のユーザのユーザ端末へ提供するステップと、
    前記電子商取引サーバにおいて、前記保険対応電子商取引サイトに対する前記一のユーザのユーザ端末からの操作情報に基づいて選択された前記電子商取引で扱われる商品及び当該商品の金額を前記所定の格納領域に記憶し、当該記憶された商品及び金額を用いて前記事故識別情報に対応する前記損害品目リストを生成し、生成された前記損害品目リストを含むデータを前記保険者サーバへ送信するステップと、
    を有するサービス提供方法。
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