JP6151621B2 - メール転送装置、メール転送方法、及びプログラム - Google Patents

メール転送装置、メール転送方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子メールの転送技術に関し、特に、メール利用者の実際のメールアドレスが転用・悪用されることをより効果的に防止することのできるメール転送装置等に関する。
近年、インターネットの普及に伴って電子商取引が盛んに行われている。電子商取引には様々な形態のものがあるが、例えば、各店舗をショッピングモールの形態で集めて顧客(購入者)に対する商品販売の仲介サービスを行うASP(Application Service Provider)などがある。
かかる仲介サービスでは、通常、商品売買が成立するまでの処理を仲介者のサイトで行い、その後の具体的な販売処理、手続きについては、購入者と店舗との間の直接の連絡によって行われている。多くの場合、電子メールの交換によってそれらの手続きが進められる。
しかしながら、この方法の場合、顧客(購入者)の電子メールアドレスが店舗側に知らされることになり、その結果、そのアドレスが他の用途に転用される等の虞がある。
そこで、下記特許文献1では、互いの実際の電子メールアドレスを知らずに電子メールの送受信を行うことができるメール転送システムについて記載されている。当該システムでは、電子メールを受信すると、送信先を実アドレスに、また、送信元を転送アドレスに置換して送信することなどが行われる。
特開2007−233711号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のシステムでは、メール使用者毎に1つの転送アドレスが用いられるだけであるので、その転送アドレスが、その時点で電子メール交換の必要がない他者であって、当該システムの利用可能者に知られた場合には、本来交換が必要な両者間にパーミッション設定がない限りその者からの電子メールの転送を拒絶することはできない。従って、商品購入者の転送アドレスが当該システムに登録される商店に知られた場合には、いわゆるダイレクトメール(宣伝・広告メール)等の取引に必要のないメールが当該購入者に転送されてしまうことになる。
そこで、本発明の目的は、電子メールの転送装置であって、メール利用者の実際のメールアドレスが転用・悪用されることをより効果的に防止することのできるメール転送装置、等を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、受信した電子メールを転送するメール転送装置が、前記受信した電子メールの送信相手と当該電子メールの送信者の組み合わせに対してユニークであり、当該メール転送装置宛てのリレーメールアドレスを生成するリレーアドレス生成部と、前記受信した電子メールの宛先アドレスを、予め登録された前記送信相手の実アドレスに変換すると共に、当該電子メールの送信元アドレスを、前記リレーアドレス生成部が生成したリレーメールアドレスに変換して、当該電子メールを送信するメール中継部と、を有する、ことである。
上記の発明において、その好ましい態様は、前記リレーアドレス生成部は、前記リレーメールアドレスを前記電子メールを受信した際に生成する、ことを特徴とする。
更に、上記の発明において、好ましい態様は、前記リレーアドレスは、前記送信相手の識別情報及び前記送信者の識別情報を含む、ことを特徴とする。
また、上記の発明において、好ましい態様は、前記リレーアドレスは、前記電子メールの送信方向の情報を含む、ことを特徴とする。
更に、上記の発明において、その好ましい態様は、前記リレーアドレスは、前記送信相手又は前記送信者の、前記電子メールの通信に用いられる端末装置の装置種別情報を含む、ことを特徴とする。
更にまた、上記の発明において、好ましい態様は、前記リレーアドレスは、その一部が暗号化されている、ことを特徴とする。
更に、上記の発明において、その好ましい態様は、前記メール中継部は、前記受信した電子メールの宛先アドレスから把握される送信者と、当該電子メールの前記送信元アドレスから把握される送信者が一致しない場合には、当該電子メールの前記送信を行わない、ことを特徴とする。
また、上記の発明において、好ましい態様は、前記メール中継部は、予め設定されている転送許可期限を超過している場合には、当該電子メールの前記送信は行わない、ことを特徴とする。
また、上記の発明において、好ましい態様は、当該メール転送装置は、電子商取引の仲介を行うサーバーシステムとして具現化され、前記電子メールの送信は、当該電子商取引における店舗と商品購入者との間で行われる、ことを特徴とする。
更に、上記の発明において、好ましい態様は、前記店舗の前記実アドレスは複数登録される、ことを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の別の側面は、受信した電子メールを転送するサーバー装置におけるメール転送方法が、前記受信した電子メールの送信相手と当該電子メールの送信者の組み合わせに対してユニークであり、当該サーバー装置宛てのリレーメールアドレスを生成するリレーアドレス生成工程と、前記受信した電子メールの宛先アドレスを、予め登録された前記送信相手の実アドレスに変換すると共に、当該電子メールの送信元アドレスを、前記リレーアドレス生成工程で生成されたリレーメールアドレスに変換して、当該電子メールを送信するメール中継工程と、を有する、ことである。
上記の目的を達成するために、本発明の更に別の側面は、受信した電子メールを転送するコンピューターにメール転送処理を実行させるプログラムが、前記受信した電子メールの送信相手と当該電子メールの送信者の組み合わせに対してユニークであり、当該コンピューター宛てのリレーメールアドレスを生成するリレーアドレス生成工程と、前記受信した電子メールの宛先アドレスを、予め登録された前記送信相手の実アドレスに変換すると共に、当該電子メールの送信元アドレスを、前記リレーアドレス生成工程で生成されたリレーメールアドレスに変換して、当該電子メールを送信するメール中継工程と、を前記コンピューターに実行させる、ことである。
本発明を適用したメール転送装置の実施の形態例に係る構成図である。 電子商取引による商品の売買が成立した後の処理手順を例示したフローチャートである。 メール中継処理及び履歴情報の記憶処理の手順を例示したフローチャートである。 購入者端末2に表示される履歴画面の一例を示した図である。 絞り込み画面の一例を示した図である。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は、本発明を適用したメール転送装置の実施の形態例に係る構成図である。図1に示すECサーバー1(メール転送装置)が本発明を適用した装置であり、電子商取引の仲介を行い、店舗側と購入者側との間で行われる電子メールによる通信を中継する機能を備える。本ECサーバー1は、当該電子メールの中継の際に、送信相手に実際の電子メールアドレスが知られないようにリレーアドレスを用いた転送を行うが、そのリレーアドレスは、電子メールの送受信者である店舗と購入者にユニークに定められた(店舗と購入者の組み合わせ毎に一意に生成された)ものを使用する。これにより、ECサーバー1が提供する電子商取引仲介サービスに登録された当事者以外の者による、メールアドレスの転用・悪用を効果的に防止することができる。
図1に示すように、ECサーバー1は、インターネット4を介して複数の購入者端末2及び複数の店舗端末3と通信可能に接続される。ECサーバー1は、各店舗が提供する商品を各購入者に販売する仲介サービスを提供する、インターネット4上の所定のサイトに設けられたサーバーシステムであり、当該サービスを主にWebページを用いて提供する。
購入者端末2は、上述した商品の購入者が使用する端末装置であり、いわゆるパーソナルコンピューター、スマートフォン、携帯電話等で構成することができる。従って、図示していないが、CPU、RAM、HDD、通信装置、操作装置、表示装置等を備えている。
機能構成としては、図1に示すように、各購入者端末2は、ブラウザー21とメーラー22を備えている。ブラウザー21は、インターネット4上の各サイトを閲覧するための一般的な機能を備え、メーラー22は、インターネット4を介した電子メールによる一般的な通信機能を備える。両者とも、従前のプログラム、当該プログラムに従って処理を実行するCPU等で構成される。ECサーバー1による電子商取引の仲介サービスを利用する購入者は、当該購入者端末2からブラウザー21を用いてECサーバー1のサイトにアクセスし、メーラー22を用いて商品を販売する各店舗の店舗端末3と電子メールを交換する。
また、店舗端末3は、商品の販売者である店舗が使用する端末装置であり、いわゆるパーソナルコンピューター等で構成することができる。従って、図示していないが、CPU、RAM、HDD、通信装置、操作装置、表示装置等を備えている。
機能構成としては、図1に示すように、各店舗端末3は、ブラウザー31とメーラー32を備えている。ブラウザー31は、インターネット4上の各サイトを閲覧するための一般的な機能を備え、メーラー32は、インターネット4を介した電子メールによる一般的な通信機能を備える。両者とも、従前のプログラム、当該プログラムに従って処理を実行するCPU等で構成される。ECサーバー1による電子商取引の仲介サービスを利用する店舗は、当該店舗端末3からブラウザー31を用いてECサーバー1のサイトにアクセスし、メーラー32を用いて商品を購入する各購入者の購入者端末2と電子メールを交換する。
ECサーバー1は、一般的なサーバーシステム(コンピューターシステム)で構成され、図示していないが、CPU、RAM、HDD、通信装置、操作装置、表示装置等を備えている。当該ECサーバー1が備える機能は、電子商取引全般に係る機能と電子メールの転送機能に大別される。
図1に示す機能構成において、仲介サービス提供部12及び情報格納部11が上記電子商取引全般に係る機能を担う部分である。
仲介サービス提供部12は、上述した店舗、購入者間の商品売買を仲介する各種処理の全般を担う。ここで行われる仲介サービスは、主に、Webページを生成して購入者端末2及び店舗端末3へ送信し、そのページに対するレスポンスを受ける形で行われる。仲介サービス提供部12は、各処理で、その処理に適したWebページを生成して購入者端末2及び店舗端末3へ送信し、必要な情報の提示と取得を行う。
例えば、店舗が商品情報を登録する際に、その旨の要求を受けて商品登録用のWebページを店舗端末3へ送信する。また、購入者から商品情報の提供要求を受けて、指定された店舗の商品情報を提示するWebページを購入者端末2へ送信する。
この仲介サービス提供部12は、各処理内容を記述したプログラム、当該プログラムに従って処理を実行するCPU、RAM等で構成される。
次に、情報格納部11は、当該仲介サービスで必要な各種情報を格納する記憶装置であり、HDDなどで構成される。格納される情報には、まず、店舗情報があり、この情報として、各店舗のマスター情報(店舗主氏名、連絡先情報、所在地情報など)のほか、販売する商品の情報(商品情報)などが記憶されている。特に、店舗のマスター情報として、店舗の識別情報である店舗ID、その店舗の(店舗端末3の)実際の電子メールアドレス(以降、店舗実アドレスと称す)が記憶されている。
また、会員情報として、登録された顧客(購入者)のマスター情報(顧客の氏名、連絡先情報など)などが記憶されている。特に、この情報として、購入者の識別情報である購入者ID、購入者端末2の実際の電子メールアドレス(以降、購入者実アドレスと称す)が記憶されている。なお、購入者が、携帯電話とパーソナルコンピューターなどの他の端末装置の両方から当該サービスを利用する場合には、両者の購入者実アドレスが登録されて記憶されている。この場合それらの情報には、それぞれ、ハードウェア(装置)を識別する装置識別情報(PC系/携帯電話)が付される。
また、販売情報として、売買契約が成立する度に、その情報がロギングされる。具体的には、例えば、日時、販売された商品、購入者、販売した店舗、販売金額、特典付与の有無等の情報が記録される。なお、商品、購入者、店舗の情報は、それらの識別情報(ID)で表現される。
次に、図1に示すメール転送部14及び履歴情報記憶部13が上記電子メールの転送機能を担う部分である。
メール転送部14は、機能構成として図1に示すように、リレーアドレス生成部141、メール中継部142、及び履歴情報提供部143を備えている。
リレーアドレス生成部141は、購入者端末2又は店舗端末3からリレーアドレス宛ての電子メールを受信した際などに、購入者端末2、店舗端末3のリレーアドレスを生成する部分である。リレーアドレスとは、電子メールが送信先に届く前に当該ECサーバー1で中継するための電子メールアドレスであり、購入者端末2と店舗端末3の間の電子メール交換では、購入者端末2と店舗端末3において、宛先としてこのリレーアドレスが用いられ、購入者端末2と店舗端末3の実アドレスは用いられない。
このリレーアドレスは、そのドメイン識別部分がECサーバー1のドメインとなっており、上記購入者端末2と店舗端末3の間の電子メールはまず、メール転送部14が受信するようになっている。また、このリレーアドレスは、購入者端末2と店舗端末3の間の電子メールがECサーバー1で受信された際に、都度、生成され、そのリレーアドレスは、その電子メールの送受信者である購入者及び店舗の組み合わせについてユニークに生成される。また、当該購入者及び店舗の組み合わせが同じであっても電子メールの送信方向毎に異なるアドレスとして生成される。さらに、購入者側では、上述の通り、端末装置(PC系/携帯電話)が異なる場合があるので、当該装置識別によって異なるアドレスが生成される。なお、具体的なリレーアドレスの生成方法については後述する。
また、メール転送部14が電子メールを受信した際に生成するリレーアドレスは、その電子メールの送信元のリレーアドレスを生成し、送信元が購入者(購入者端末2)である場合に生成されるリレーアドレスを購入者リレーアドレスと称し、送信元が店舗(店舗端末3)である場合に生成されるリレーアドレスを店舗リレーアドレスと称することにする。
次に、メール中継部142は、上述の通り、購入者端末2と店舗端末3の間の電子メールを中継する部分であり、受信したメールの送信先を実アドレスに、また、送信元を上記生成されるリレーアドレスに変換して、受信したメールを転送する。また、メール中継部142は、転送した電子メールの履歴情報を、都度、履歴情報記憶部13に記憶する。
また、履歴情報提供部143は、購入者端末2又は店舗端末3から要求があった際に、メール中継部142が中継した電子メールの履歴情報を、購入者端末2又は店舗端末3に提供する部分である。具体的な処理内容については後述するが、当該履歴情報の提供は、Webページによってなされる。
なお、リレーアドレス生成部141、メール中継部142、及び履歴情報提供部143を含むメール転送部14は、処理内容を記述したプログラム、当該プログラムに従って処理を実行するCPU、RAM等によって構成される。
次に、履歴情報記憶部13は、上述したメール転送に係る履歴情報を格納する記憶装置であり、HDDなどで構成される。格納される情報には、メール履歴情報及び未読/既読情報がある。メール履歴情報としては、転送したメール毎に、メールID、送信者名(購入者名/店舗名)、送信者ID(購入者ID/店舗ID)、送信先名称(購入者名/店舗名)、送信先ID(購入者ID/店舗ID)、送信日時、件名(メールの題名)、メール本文、貼付ファイルの有無等の情報が記憶されている。
また、未読/既読情報は、履歴情報が記憶されるメール毎に、そのメールの送信先が上記履歴情報提供部143による情報提供を利用してそのメールを読んだか否かを示す情報であり、購入者(購入者ID)、店舗(店舗ID)毎に記憶される。当該情報は、初期状態で「未読」とされ、上記履歴情報提供部143によって提供されるWebページ上の操作によって「既読」とされる。
以上説明したような構成を有するECサーバー1、購入者端末2、及び店舗端末3では、上述した電子メールの転送及びその履歴情報の提供に特徴があり、以下、当該処理を中心にECサーバー1における処理手順、処理内容について説明する。
図2は、電子商取引による商品の売買が成立した後の処理手順を例示したフローチャートである。ECサーバー1における仲介サービスにより、購入者が店舗が提供するある商品を購入することが決まると、ずなわち、商品売買の契約が成立すると(図2のステップS1)、仲介サービス提供部12は、商品売買の内容を確認するための電子メールを購入者の購入者端末2及びその商品を提供する店舗の店舗端末3に送信するが、その際に、リレーアドレスの情報を載せるため、リレーアドレス生成部141にリレーアドレスの生成を要求する。その際には、当該購入者の購入者ID、当該店舗の店舗ID、及び購入者が使用した端末装置の装置識別情報(PC系/携帯電話)がリレーアドレス生成部141に与えられる。
リレーアドレス生成部141は、当該要求を受けて、購入者ID、店舗ID、装置識別情報から購入者リレーアドレス及び店舗リレーアドレスを生成し(図2のステップS2)、生成したアドレスを仲介サービス提供部12に知らせる。なお、具体的なリレーアドレスの生成方法等については後述する。
仲介サービス提供部12は、生成されたリレーアドレスを含む上述した確認の電子メールを、上記購入者端末2及び店舗端末3に送信する(図2のステップS3)。なお、送信するメールは、それぞれ、送信先の実アドレスを宛先として送信され、それらの実アドレスは、購入者ID、店舗IDによって、情報格納部11に記憶される上述した店舗情報及び会員情報から取得される。また、当該確認メールに含めるリレーアドレスは、購入者宛てのメールでは上記店舗の店舗リレーアドレスであり、店舗宛てのメールでは上記購入者の購入者リレーアドレスである。また、当該確認メールには、契約が成立した売買に係る商品、価格等の情報が含まれる。
確認メールは、購入者端末2及び店舗端末3で受信され(図2のステップS4、S5)、その後、内容に問題がなければ、通常、配送方法や支払い方法等について、店舗側から購入者側に問合せの電子メールを送信する(図2のステップS6)。具体的には、上記店舗端末3のメーラー32から送信される。この場合、その電子メールのあて先は、上記確認メールに含まれていた購入者リレーアドレスとされ、送信元のメールアドレスは、メーラー32の一般的な機能により店舗実アドレスとされる。
当該問合せメールは、その宛先が購入者リレーアドレスとなっており、すなわち、そのドメイン識別部分がECサーバー1のドメインとなっているので、メール転送部14で受信される。その後、リレーアドレス生成部141が、当該メールの送信元である店舗の店舗リレーアドレスを生成する(図2のステップS7)。
生成された店舗リレーアドレスはメール中継部142に知らされ、メール中継部142による上記問合せメールの中継処理及び履歴記憶処理がなされる。これら処理の具体的手順については後述するが、転送可否の判断を行い、転送可能である場合には、メールアドレスの変更を行って、当該問合せメールを上記購入者端末2に送信する(図2のステップS8)。この場合、メールの宛先は購入者実アドレスとされ、送信元は上記生成した店舗リレーアドレスとされている。
当該問合せメールが上記購入者端末2で受信されると(図2のステップS9)、購入者は、メーラー22を用いて問い合わせに対する回答メールを生成し、当該回答メールを店舗側へ送信する(図2のステップS10)。この場合、その電子メールのあて先は、上記確認メール及び上記問合せメールに含まれていた店舗リレーアドレスとされ、送信元のメールアドレスは、メーラー22の一般的な機能により購入者実アドレスとされる。なお、宛先としての店舗リレーアドレスの設定は、問合せメールに対するメーラー22の一般的な返信機能で行われる。
当該回答メールは、その宛先が店舗リレーアドレスとなっており、すなわち、そのドメイン識別部分がECサーバー1のドメインとなっているので、メール転送部14で受信される。その後、リレーアドレス生成部141が、当該メールの送信元である購入者の購入者リレーアドレスを生成する(図2のステップS11)。
生成された購入者リレーアドレスはメール中継部142に知らされ、メール中継部142による上記問合せメールの中継処理及び履歴記憶処理がなされる。そして、転送可否の判断を行い、転送可能である場合には、メールアドレスの変更を行って、当該回答メールを上記店舗端末3に送信する(図2のステップS12)。この場合、メールの宛先は店舗実アドレスとされ、送信元は上記生成した購入者リレーアドレスとされている。
当該回答メールが上記店舗端末3で受信されると(図2のステップS13)、その内容に従って店舗側の手続き、処理が行われる。
以降、必要に応じて同様に電子メールの交換が行われる。
一方、購入者端末2と店舗端末3の間の上記電子メールの交換に関して、その履歴を確認したい場合には、購入者及び店舗は、適宜、それぞれの購入者端末2及び店舗端末3からECサーバー1にアクセスして、履歴情報の表示を要求する(図2のステップS21、S22)。当該要求は、仲介サービス提供部12が提供する上述したWebページから行うことができる。例えば、購入者の場合には自分が当該仲介サービスを用いて購入した商品の売買に係る情報を一覧できるWebページから、また、店舗の場合にはその店舗が関わった取引の内容を一覧できるWebページから要求することができる。この場合には、購入者端末2のブラウザー21、店舗端末3のブラウザー31が用いられる。
この電子メールの履歴情報の表示要求は、メールがECサーバー1によって転送されたにも関わらず宛先で受信されなかった場合など、メール不達により予定しているメールが届かない状況などで用いられる。
当該要求は、仲介サービス提供部12から履歴情報提供部143に渡され、履歴情報提供部143は、履歴情報記憶部13に記憶される上述したメール履歴情報及び未読/既読情報を用いて、履歴画面(Webページ)を生成する(図2のステップS23)。当該履歴画面の具体的な内容については、後述するが、当該画面では、各転送メールについて、電子メールの相手の名称(購入者名/店舗名)、送受信の識別、件名、本文、送信日時、添付ファイルの有無等の情報が示される。
生成された履歴画面は、要求元の購入者端末2又は店舗端末3に送信され、そこのブラウザー21、31によって表示される(図2のステップS24、S25)。当該表示された履歴情報により、購入者及び店舗は、それぞれ、ECサーバー1で転送されたメールの内容を確認する。そして、自分の端末(2、3)で受信していないメールなどがあれば、その画面で本文の内容を確認することができる。また、そのメールについて返信を行う場合には、その画面から送信元へメールの返信を行える機能も備える。
このようにして、購入者及び店舗は、ECサーバー1による転送メールの状況を、適宜、確認することができる。
次に、リレーアドレス生成部141によるリレーアドレス生成処理(S2、S7、S11)の具体的な内容について説明する。本ECサーバー1で用いられるリレーアドレスは、「リレーメールユーザーID」“@”「ドメイン名」という構成であり、「ドメイン名」は、上述の通り、ECサーバーのドメインが設定される。
「リレーメールユーザーID」には、ヘッダー、転送方向を識別する情報、上述した装置識別情報、及び「メールリレーID」が含まれる。「メールリレーID」には、購入者ID及び店舗IDが含まれ、この「メールリレーID」の部分は暗号化されている。
リレーアドレスは、このような構成により、購入者・店舗の組み合わせ、転送方向、及び装置種別(PC系/携帯電話)によって一意の情報となる。
上述したステップS2における生成では、売買契約が成立した購入者と店舗の購入者IDと店舗IDが判明しており、また、購入者リレーアドレスか店舗リレーアドレスかで転送方向が分かり、仲介サービス時にアクセスを受けていた購入者端末2の装置種別も分かるので、それらの情報から、上記構成による各リレーアドレスを生成する。
また、ステップS7、S11においては、受信した電子メールの宛先となっていたリレーアドレスと生成するリレーアドレスにおいて、その購入者・店舗の組み合わせ、及び、装置種別は変わらないので、宛先となっていたリレーアドレスの「ドメイン名」、「メールリレーID」、及び装置識別情報は変えずに、転送方向を識別する情報をそれとは逆方向の情報に変更してリレーアドレスを生成する。
このように、本ECサーバー1では、各購入者についてメールを交換する店舗に関わらず一つのリレーアドレスが生成されるのではなく、同様に、各店舗についてメールを交換する購入者に関わらず一つのリレーアドレスが生成されるのではない。また、リレーアドレスは予め生成し記憶しておいたものをメール転送時に使用するのではなく、メール転送時に生成して使用する。
次に、メール中継部142によるメール中継処理及び履歴情報の記憶処理(S8、S12)について説明する。図3はこれら処理の手順を例示したフローチャートである。メール中継部142は、上述の通り、電子メールを受信すると、そのメールの宛先とされていたリレーメールアドレスを解釈して、そのメールの転送可否を判断する(図3のステップS81)。当該処理では、まず、当該リレーアドレスの上記「メールリレーID」の部分を複合化して購入者ID及び店舗IDを取得し、また、リレアアドレスの上述した構成要素から転送方向及び装置種別を把握する。
そして、それらの情報及び当該電子メールの情報に基づいて、下記の拒否条件を満たすか否かを判断する。
条件(1):リレーアドレスが不正である。
条件(2):メールのサイズ(容量)が上限を超過している。
条件(3):送信元アドレスが登録された店舗実アドレス又は許可されたメールアドレスでない。
条件(4):転送許可期限が切れている。
なお、上記条件(1)−(4)は、購入者向けの転送時に適用され、上記条件(1)−(2)は、店舗向けの転送時に適用される。これは、購入者への不正な電子メールの送信を、店舗への送信の場合よりもより厳しく制限しようとするものである。
条件(1)は、受信したメールの宛先となっているリレーアドレスが不正である、という条件であり、上述したリレーアドレスの構成、予め定められたデータ形式に適合していない場合には不正であると判断される。また、上記取得された購入者ID/店舗IDと当該電子メールの送信元アドレス(購入者/店舗実アドレス)に相応する購入者ID/店舗IDが一致していない場合にも不正とみなされる。これにより、ECサーバー1に登録された店舗であっても、当該電子メールの交換に係る商品売買に関係ない店舗からの購入者へのいわゆるDM(広告、宣伝メール)を防止することができる。なお、送信元アドレス(購入者/店舗実アドレス)に相応する購入者ID/店舗IDは、情報格納部11の店舗情報、会員情報にアクセスして取得される。
条件(2)は、メールサイズ(容量)が上限値をオーバーしているということである。
条件(3)は、当該電子メールの送信元アドレスが不正であるということであり、情報格納部11の店舗情報にアクセスして、当該送信元のアドレスがいずれかの店舗の店舗実アドレスとして登録されているか否かがチェックされ、登録されていなければ転送不可と判断する。但し、許可されたメールアドレスとして、店舗実アドレス以外に事前に登録された許可アドレスがある場合で、そのメールアドレスと一致すれば不正でなく転送可能と判断する。これにより、購入者リレーアドレスがECサーバー1に登録されていない第三者に知られてしまった場合にも、そのような第三者からのメール送信を阻止することができる。
条件(4)は、メールの受信時期が転送許可期間内でないということであり、当該受信時期が、売買契約の成立(S1)時から予め定められた転送許可期間を超過している場合には、転送不可と判断される。これにより、契約が成立した商品売買に関係のない、店舗からの電子メールの送信(例えば、DMの送信)を阻止する。
以上の条件に基づいて、受信した電子メールの転送可否が判断され、転送可能との判断をした場合には(図3のステップS81の「可」)、メールアドレスの変更処理を行う(図3のステップS82)。具体的には、受信した電子メールの送信元をリレーアドレス生成部141が生成したリレーアドレスに置き換え、更に、宛先を実アドレス(購入者/店舗実アドレス)に置き換える。実アドレスは、上記解釈したリレーアドレスから送信先のID(購入者ID/店舗ID)が把握されるので、情報格納部11の店舗情報/会員情報から当該IDに対応するアドレスを取得する。
その後、当該電子メールを送信し(図3のステップS83)、今回のメール転送処理について履歴情報を記憶する(図3のステップS84)。具体的には、転送したメールについて、メールID、送信者名(購入者名/店舗名)、送信者ID(購入者ID/店舗ID)、送信日時、件名(メールの題名)、メール本文、貼付ファイルの有無等の情報を、履歴情報記憶部13に記憶する。
一方、上記判断において、転送不可であると判断した場合には(図3のステップS81の「否」)、転送不可である旨を知らせるエラーメールを生成し(図3のステップS85)、上記受信した電子メールの送信元へ送信する(図3のステップS86)。そして、この場合には、上記履歴情報の記憶は行わない。
以上のようにして、メール中継部142による処理が実行される。
次に、履歴情報提供部143による履歴画面の生成処理(S23)等について説明する。図4は、生成され購入者端末2に表示される履歴画面の一例を示した図である。図4に示す「メール履歴」の画面が履歴情報提供部143によって生成される履歴画面であり、Aで指し示す部分には、各転送メールの情報が表示される。A1で指し示す部分には、電子メールの通信相手の店舗名が示され、A2で指し示す部分には件名が示され、A3で指し示す部分には送信日時が示される。
また、各転送メールの本文を読む場合には、そのメールの表示部分の所定箇所、例えば、件名の部分(A2)を指示(クリック等)することにより、履歴情報提供部143がそのメールの本文を表示する画面を生成して購入者端末2に提供する。また、図4において「未読」、「既読」部分は、当該画面によってそのメールの本文を読んだか否か示している。また、「件名」の左側に表示される矢印は、そのメールの送信方向を示している。なお、本文を表示したメールについては、履歴情報提供部143によって履歴情報記憶部13の未読/既読情報が「既読」とされる。この未読/既読情報は、購入者ID毎に、また、店舗ID毎に記憶される。
また、図4の履歴画面には、履歴情報としてリストアップされているメールの件数、画面のページ数、未読の件数等が示される(図中のBの部分)。
さらに、当該履歴画面には、表示するメール情報を絞り込む機能が備えられており、当該機能を利用する場合には、図中のCで指し示す「絞り込み検索」の部分を指示(クリック等)する。当該部分が指示されると履歴情報提供部143は、絞り込み画面を生成して購入者端末2に提供する。
図5は、絞り込み画面の一例を示した図である。図中のDで指し示す部分が絞り込み検索を行うための操作部分であり、D1及びD2で指し示す部分で、それぞれ、表示させる「メールの種類」と「メールの状態」を指定することができる。また、D3で指し示す部分では、メールを表示させる店舗を指定することができる。例えば、この欄に「店舗A」と入力して検索を行うと、店舗Aに送信したメール及び店舗Aから送信されたメールに絞り込んで履歴情報を表示させることができる。
また、図5のD4及びD5で指し示す部分は、それぞれ、上述した条件での絞り込み検索の実行を指示する部分、及び、絞り込みの解除を指示する部分である。そして、D4の部分が指示されると、上述した「メールの種類」、「メールの状態」、「店舗」等の条件に基づいた絞り込み検索が実行され、検索結果がDの部分の下に表示される。これら検索処理及び検索結果の表示処理も履歴情報提供部143によって行われる。
以上、購入者側における履歴情報の表示について説明したが、店舗側においても同様に履歴情報の表示を行うことができる。
なお、上述の説明においては、メール転送部14が転送するメールを受信後、転送可否の判断前にリレーアドレスを生成する手順としたが、転送可否の判断後にリレーアドレスを生成する手順としてもよい。この場合には、転送可能と判断された際にリレーアドレスを生成する。
また、店舗側においては、1店舗(1店舗ID)に複数の店舗実アドレスを店舗情報として登録できるようにしてもよい。この場合、その店舗の店舗リレーアドレスは一つであるが、登録されているどの店舗実アドレスからも購入者への電子メールを送信することができる。また、購入者側からの電子メールは、予め定められた代表の店舗実アドレスに転送される。このような複数の店舗実アドレス登録は、店舗において複数の担当者が利用できる点で便利である。
以上説明したように、本実施の形態例に係るECサーバー1では、電子商取引における当事者間(購入者・店舗間)の電子メールを、リレーアドレスを用いて中継するが、そのリレーアドレスは、電子メールの送受信者である店舗と購入者にユニークに定められた(店舗と購入者の組み合わせ毎に一意に生成された)ものを使用するので、ECサーバー1が提供する電子商取引仲介サービスに登録された当事者以外の者による、メールアドレスの転用・悪用を効果的に防止することができる。例えば、購入者の店舗Aに対するリレーアドレスが、ECサーバー1が提供する電子商取引仲介サービスに登録された店舗Bまたはサービス外の他者Cに知られ、店舗B等から取引に関係のないダイレクトメールをその購入者に送信しても、上述した転送拒否の条件に引っかかって転送が拒否されるので、購入者はそのような無用のメールを受信しなくて済む。
また、当該リレーアドレスは、転送メールを受信したときなど、必要な時に生成されるので、常に記憶しておく必要がなく、記憶装置における記憶容量を必要としない。
また、リレーアドレスに含まれる購入者ID、店舗IDの情報は暗号化されるので、悪用される危険性が少ない。
なお、本実施の形態例では、ECサーバー1にメール転送の機能(メール転送部14及び履歴情報記憶部13)が備えられたが、ECサーバー1と通信可能な別体のサーバーに備えられてもよい。
また、本実施の形態例では、電子商取引の仲介サービスにおける電子メールの転送であったが、本発明は、情報提供の仲介サービスなど他のサービスを仲介するサイトにも適用することができる。
1 ECサーバー、 2 購入者端末、 3 店舗端末、 4 インターネット、 11 情報格納部、 12 仲介サービス提供部、 13 履歴情報記憶部、 14 メール転送部、 21 ブラウザー、 22 メーラー、 31 ブラウザー、 32 メーラー、 141 リレーアドレス生成部、 142 メール中継部、 143 履歴情報提供部

Claims (15)

  1. 受信した電子メールを転送するメール転送装置であって、
    前記受信した電子メールの送信相手と当該電子メールの送信者の組み合わせに対してユニークであり、当該メール転送装置宛てのリレーメールアドレスを生成するリレーアドレス生成部と、
    前記受信した電子メールの宛先アドレスを、予め登録された前記送信相手の実アドレスに変換すると共に、当該電子メールの送信元アドレスを、前記リレーアドレス生成部が生成したリレーメールアドレスに変換して、当該電子メールを送信するメール中継部と、を有し、
    前記リレーアドレス生成部は、前記リレーメールアドレスを前記電子メールを受信した際に生成する
    ことを特徴とするメール転送装置。
  2. 受信した電子メールを転送するメール転送装置であって、
    前記受信した電子メールの送信相手と当該電子メールの送信者の組み合わせに対してユニークであり、当該メール転送装置宛てのリレーメールアドレスを生成するリレーアドレス生成部と、
    前記受信した電子メールの宛先アドレスを、予め登録された前記送信相手の実アドレスに変換すると共に、当該電子メールの送信元アドレスを、前記リレーアドレス生成部が生成したリレーメールアドレスに変換して、当該電子メールを送信するメール中継部と、を有し、
    前記リレーメールアドレスは、前記電子メールの送信方向の情報を含む
    ことを特徴とするメール転送装置。
  3. 受信した電子メールを転送するメール転送装置であって、
    前記受信した電子メールの送信相手と当該電子メールの送信者の組み合わせに対してユニークであり、当該メール転送装置宛てのリレーメールアドレスを生成するリレーアドレス生成部と、
    前記受信した電子メールの宛先アドレスを、予め登録された前記送信相手の実アドレスに変換すると共に、当該電子メールの送信元アドレスを、前記リレーアドレス生成部が生成したリレーメールアドレスに変換して、当該電子メールを送信するメール中継部と、を有し、
    前記リレーメールアドレスは、前記送信相手又は前記送信者の、前記電子メールの通信に用いられる端末装置の装置種別情報を含む
    ことを特徴とするメール転送装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項において、
    前記リレーメールアドレスは、前記送信相手の識別情報及び前記送信者の識別情報を含む
    ことを特徴とするメール転送装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項において、
    前記リレーメールアドレスは、その一部が暗号化されている
    ことを特徴とするメール転送装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか一項において、
    前記メール中継部は、前記受信した電子メールの宛先アドレスから把握される送信者と、当該電子メールの前記送信元アドレスから把握される送信者が一致しない場合には、当該電子メールの前記送信を行わない
    ことを特徴とするメール転送装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項において、
    前記メール中継部は、予め設定されている転送許可期限を超過している場合には、当該電子メールの前記送信は行わない
    ことを特徴とするメール転送装置。
  8. 請求項1乃至のいずれか一項において、
    当該メール転送装置は、電子商取引の仲介を行うサーバーシステムとして具現化され、
    前記電子メールの送信は、当該電子商取引における店舗と商品購入者との間で行われる
    ことを特徴とするメール転送装置。
  9. 請求項において、
    前記店舗の前記実アドレスは複数登録される
    ことを特徴とするメール転送装置。
  10. 受信した電子メールを転送するサーバー装置におけるメール転送方法であって、
    前記受信した電子メールの送信相手と当該電子メールの送信者の組み合わせに対してユニークであり、当該サーバー装置宛てのリレーメールアドレスを生成するリレーアドレス生成工程と、
    前記受信した電子メールの宛先アドレスを、予め登録された前記送信相手の実アドレスに変換すると共に、当該電子メールの送信元アドレスを、前記リレーアドレス生成工程で生成されたリレーメールアドレスに変換して、当該電子メールを送信するメール中継工程と、を有し、
    前記リレーアドレス生成工程では、前記リレーメールアドレスを前記電子メールを受信した際に生成する
    ことを特徴とするメール転送方法。
  11. 受信した電子メールを転送するサーバー装置におけるメール転送方法であって、
    前記受信した電子メールの送信相手と当該電子メールの送信者の組み合わせに対してユニークであり、当該サーバー装置宛てのリレーメールアドレスを生成するリレーアドレス生成工程と、
    前記受信した電子メールの宛先アドレスを、予め登録された前記送信相手の実アドレスに変換すると共に、当該電子メールの送信元アドレスを、前記リレーアドレス生成工程で生成されたリレーメールアドレスに変換して、当該電子メールを送信するメール中継工程と、を有し、
    前記リレーメールアドレスは、前記電子メールの送信方向の情報を含む
    ことを特徴とするメール転送方法。
  12. 受信した電子メールを転送するサーバー装置におけるメール転送方法であって、
    前記受信した電子メールの送信相手と当該電子メールの送信者の組み合わせに対してユニークであり、当該サーバー装置宛てのリレーメールアドレスを生成するリレーアドレス生成工程と、
    前記受信した電子メールの宛先アドレスを、予め登録された前記送信相手の実アドレスに変換すると共に、当該電子メールの送信元アドレスを、前記リレーアドレス生成工程で生成されたリレーメールアドレスに変換して、当該電子メールを送信するメール中継工程と、を有し、
    前記リレーメールアドレスは、前記送信相手又は前記送信者の、前記電子メールの通信に用いられる端末装置の装置種別情報を含む
    ことを特徴とするメール転送方法。
  13. 受信した電子メールを転送するコンピューターにメール転送処理を実行させるプログラムであって、
    前記受信した電子メールの送信相手と当該電子メールの送信者の組み合わせに対してユニークであり、当該コンピューター宛てのリレーメールアドレスを生成するリレーアドレス生成工程と、
    前記受信した電子メールの宛先アドレスを、予め登録された前記送信相手の実アドレスに変換すると共に、当該電子メールの送信元アドレスを、前記リレーアドレス生成工程で生成されたリレーメールアドレスに変換して、当該電子メールを送信するメール中継工程と、を前記コンピューターに実行させ
    前記リレーアドレス生成工程では、前記リレーメールアドレスを前記電子メールを受信した際に生成する
    ことを特徴とするプログラム。
  14. 受信した電子メールを転送するコンピューターにメール転送処理を実行させるプログラムであって、
    前記受信した電子メールの送信相手と当該電子メールの送信者の組み合わせに対してユニークであり、当該コンピューター宛てのリレーメールアドレスを生成するリレーアドレス生成工程と、
    前記受信した電子メールの宛先アドレスを、予め登録された前記送信相手の実アドレスに変換すると共に、当該電子メールの送信元アドレスを、前記リレーアドレス生成工程で生成されたリレーメールアドレスに変換して、当該電子メールを送信するメール中継工程と、を前記コンピューターに実行させ、
    前記リレーメールアドレスは、前記電子メールの送信方向の情報を含む
    ことを特徴とするプログラム。
  15. 受信した電子メールを転送するコンピューターにメール転送処理を実行させるプログラムであって、
    前記受信した電子メールの送信相手と当該電子メールの送信者の組み合わせに対してユニークであり、当該コンピューター宛てのリレーメールアドレスを生成するリレーアドレス生成工程と、
    前記受信した電子メールの宛先アドレスを、予め登録された前記送信相手の実アドレスに変換すると共に、当該電子メールの送信元アドレスを、前記リレーアドレス生成工程で生成されたリレーメールアドレスに変換して、当該電子メールを送信するメール中継工程と、を前記コンピューターに実行させ、
    前記リレーメールアドレスは、前記送信相手又は前記送信者の、前記電子メールの通信に用いられる端末装置の装置種別情報を含む
    ことを特徴とするプログラム。
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