JP6187564B2 - 情報処理システム、情報処理装置、連携情報処理システム、情報処理方法、プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、連携情報処理システム、情報処理方法、プログラム Download PDF

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本発明は、情報処理システム、情報処理装置、連携情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
インターネットを介してユーザ端末がEC(Electronic Commerce)サイトにアクセスし、オンラインで商品やサービスを購入するインターネットショッピングが知られている。ユーザがECサイトで商品を選択すると、ECサイトは受注から決済までの購入手続きを実行する。近年では、個人ユーザだけでなく法人ユーザもインターネットショッピングを用いて各種のオフィス用品等を購入することが増えている。
一般に、インターネットショッピングでは、ユーザはECサイトに会員登録しておき、会員の登録後に商品やサービスの購入の際にECサイトにログインする。ECサイトは会員登録により住所(お届け先)などのユーザの情報を取得できる。
また、近年のインターネットショッピングでは、ユーザがログインしたECサイトで扱われている商品以外の商品を、ユーザが購入することができる場合がある(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、ECサイト1とECサイト2が予め提携している。ユーザがECサイト1にログインすることでユーザ端末20に表示されるWebページにはECサイト2へのリンクが表示される。ユーザがこのリンクを押下すると、ユーザ端末20はECサイト2と通信して、ECサイト2の商品を購入できる。
このようなECサイト連携システムでは、ECサイト1に会員登録しているユーザはECサイト2に会員登録しなくてもECサイト2の商品を購入できるという利点がある。また、ECサイト2から見ると、ECサイト1の顧客に商品を買ってもらえる(市場が広がる)という利点がある。また、ECサイト1はECサイト2が扱う商品をユーザに提供でき、ECサイト2からマージンをもらえるという利点がある。
このECサイト2として、例えば、MRO(Maintenance Repair and Operations)商材を扱うECサイトがある。MRO商材とは、消耗品など企業内で日常的に使用されるサプライ用品、設備や機器の修理用部材等をいう。MRO商材は、価格が安く商品種類が極めて多い(数百万〜数千万点)ため、ECサイト1が取り扱うには非常にコストがかかる。このため、ECサイト1はMRO商材を扱うECサイト2と提携することで利点が生じやすくなる。
しかしながら、従来のECサイト連携システムでは、必ずしも2つのECサイト間の連携が十分でないという問題がある。例えば、ECサイト2が管理する商品のデータベースをECサイト1も保持することは無駄が多い。一方、ECサイト1がECサイト2のデータベースを保持することなく効率的に活用することが困難であった。
本発明は、上記課題に鑑み、商品を販売する情報処理装置が適切に連携する情報処理システムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、連携先システムが販売する商品の購入を受け付ける情報処理システムであって、前記情報処理システムで認証が成立したユーザ端末の認証を前記連携先システムに要求する認証要求手段と、前記連携先システムが認証を許可した場合、前記ユーザ端末を前記連携先システムに接続させる接続手段と、前記ユーザ端末が前記連携先システムで選択した選択商品の商品情報を前記連携先システムから受信する商品情報受信手段と、前記商品情報受信手段が受信した前記選択商品に前記情報処理システムで一意の商品識別情報を付与する識別情報付与手段と、前記識別情報付与手段が付与した前記商品識別情報を用いて前記選択商品の受注処理を行う受注処理手段と、を有する。
商品を販売する情報処理装置が適切に連携する情報処理システムを提供することができる。
ECサイトがユーザによる商品の購入を処理する手順を示すシーケンス図の一例である。 ECサイト連携システムの構成図の一例である。 ECサイト1,2のハードウェア構成図の一例である。 ECサイト連携システムの機能ブロック図の一例である。 ユーザ端末がECサイト2から商品を購入する手順を示すシーケンス図の一例である。 ユーザ端末がECサイト2から商品を購入する手順を示すシーケンス図の一例である。 ユーザ端末に表示される画面例を示す図の一例である。 ユーザ端末に表示される画面例を示す図の一例である。 ECサイトの商品コード生成部が商品コード1を商品コードDBに登録する処理を示すフローチャート図の一例である。 ユーザが商品の数量を変更する手順を示すシーケンス図の一例である(変形例1)。 数量の変更により単価が変更される場合にユーザ端末に表示される画面の一例を示す図である。 ユーザがカート内容を確定した後の処理を説明するシーケンス図の一例である(変形例2)。 ユーザがカート内容を確定した後の処理を説明するシーケンス図の一例である(変形例3)。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本実施形態のECサイト連携システム100を説明するにあたって、単体のECサイトがユーザによる商品の購入を処理する手順を説明する。図1は、ECサイト40がユーザによる商品の購入を処理する手順を示すシーケンス図の一例である。
S1:ユーザはECサイト40のポータルサイトなどからログイン画面をユーザ端末20に表示させる。ユーザはこのECサイト40に予め会員登録しているためユーザ情報(ユーザ名、ユーザID、パスワード、お届け先の住所、電話番号等)が登録されている。ユーザがユーザIDとパスワードを入力すると、ユーザ端末20はユーザIDとパスワードの入力を受け付け、ECサイト40にログイン情報を送信する。
S2:ECサイト40の購入システム40aは、ユーザIDとパスワードが予め登録されているものと一致するかどうかによりユーザ認証を行う。このような認証の他、電子証明書を使用した認証方法で認証してもよい。ここでは認証が成立したものとして説明する。
S3:ECサイト40の購入システム40aは、商品の画像、商品コード、単価などを含む商品選択画面を表示させるHTMLデータ、CSS(Cascading Style Sheets)データ及びJavascript(登録商標)等を作成してユーザ端末20に送信する。また、この時、ユーザ端末20とECサイト40の通信状態(セッション)を維持するためのセッション情報(例えばcockyなど)が送信されるが、説明の便宜上、セッション情報はユーザIDとして説明する。
S4:ユーザが購入する商品とその数量を選択すると、ユーザ端末20が選択された商品を受け付ける。ユーザ端末20はユーザID、商品コード及び数量をECサイト40に送信する。
S5:ECサイト40の購入システム40aは、ユーザIDに対応づけられたカートにユーザ端末20が送信した商品に関する情報を登録する。すなわち、商品コード、商品名、数量、単価、合計金額等がカートに登録される。
S6:ECサイト40はユーザ端末20にカート内の情報を表示させるため、商品名、商品コード、数量、単価、合計金額等をユーザ端末20に送信する。
S7:ユーザはカート内容を確認してカート内容を確定させる処理を行う。ここで、法人のユーザは各ユーザが法人の負担で商品を購入することの許可を得るため、承認処理が必要になる場合がある。承認処理に対応したECサイト40の場合、ユーザIDごとに金額上限などの権限が登録されており、権限のないユーザには購入確定ボタンの代わりに承認ボタンとカート内容がユーザ端末20に表示される。ここでは、ユーザが承認ボタンを押下したものとして説明する。ユーザ端末20が承認操作を受け付ける。
S8:ユーザが承認ボタンを押下すると承認者端末19に電子メールなどで承認要求が送信される。なお、承認要求はECサイト40を経由して承認者端末19に送信されてもよい。承認要求には、ユーザ名、ユーザID、商品名、商品コード、数量、単価、合計金額、及び、承認者端末19がECサイト40に接続するためのURL等が含まれる。
S9:承認者が承認すると、承認者端末19が承認を受け付ける。
S10:承認者端末19は、承認結果をURLで指定されるECサイト40に送信する。承認結果にはセッションを特定するためのユーザID、及び、承認OK又は承認NGが含まれる。
S11:このようにして承認を受けることでユーザがECサイト40にアクセスすると、ユーザ端末20に購入確定ボタンが表示される。これにより、ユーザ端末20が確定通知をECサイト40に送信できる。なお、確定通知には少なくともユーザIDが含まれる。
S12:ECサイト40の購入システム40aは、ユーザIDに対応づけられているカートの中身について受注処理を行う。例えば、重複しない発注IDを生成するなど受注情報を生成したりする。受注処理にはこの他、在庫状況の確認、顧客の信用状況の確認、等があり得る。
S13:ECサイト40の購入システム40aは発注IDと共に受注が完了した画面を送信する。ユーザはこの発注IDを問い合わせなどに使用できる。
S14:ECサイト40の購入システム40aは、受注情報を営業システム40bに送信する。受注情報には、例えば、発注ID、ユーザID、商品コード、数量、単価及び合計金額等が含まれる。これにより、商品を購入したユーザから代金を回収することができる。
S15:ECサイト40の営業システム40bは、発注要求を購買管理システム80に送信する。購買管理システム80は商品の発注先であり発注に関する処理を行うシステムであり、商品の手配や配送を行う。発注要求には、発注ID、ユーザ情報(ユーザの住所などユーザIDに基づいてデータベースから取得する)、商品コード及び数量等が含まれる。これにより、購買管理システム80は商品をユーザに配送できる。
S16:購買管理システム80はECサイト40から指示された商品を手配し(在庫があれば在庫を1つ減らし、在庫がなければ発注する)ユーザの住所などに配送する。
S17:商品を配送した購買管理システム80はECサイト40の営業システム40bに対し、お届け完了通知を送信する。お届け完了通知には少なくとも発注IDが含まれる。
S18:ECサイト40の営業システム40bは、発注IDでユーザ等を特定し、ユーザから購入した商品に対する代金を回収する。例えば、締め日になるとユーザの銀行から代金を引き落としたり、クレジットカード会社に請求したりする。
以上のように、本実施形態ではユーザ情報と共に商品コードを購買管理システム80に通知することで商品の手配を行っている。しかしながら、図1のECサイト40が別のECサイトと連携した場合、このような仕組みを利用することが以下の理由から困難になる。以下、図1のECサイトを「ECサイト1」、ECサイト1が連携するECサイトを「ECサイト2」と称する。
A.ECサイト2が扱う商品はECサイト2が管理しているが、商品種類が極めて多い。このため、ECサイト1がECサイト2の商品情報をECサイト2とは別に管理することは現実的には困難になる。例えば、ECサイト2が商品の登録、更新、削除などを行うと、その度にECサイト1の管理者が同様の作業を行う必要があるが、商品種類が数百万〜数千万点のように膨大な場合、多くの時間と労力が必要になる。
B.そこで、ECサイト2が商品の管理に使用する商品コードを利用してECサイト1が購買管理システム80に発注することが検討されるが、この商品コードはECサイト2で一意性が保証されているに過ぎない。購買管理システム80にECサイト1と体系が異なる商品コードを送信しても、購買管理システム80は商品を正しく特定できない。
C.ユーザはECサイト2で商品を購入したことを把握するため、発注IDを用いてECサイト2に納期などを問い合わせするおそれがある。しかし、発注IDはECサイト1が生成するため、ECサイト2は発注IDに基づいて商品の発送状況などを回答できない。
本実施形態のECサイト連携システム100は、以上のような不都合を解決する。
A.ユーザはECサイト2の商品コードで商品を購入し、ECサイト1はECサイト2からユーザが購入した商品の商品コードを取得する。このため、ECサイト1はECサイト2と同じ商品を事前にデータベースに登録したり管理したりする必要がない。
B.ユーザがECサイト2で購入した商品について、ECサイト1で重複しない商品コードを生成する。また、購買管理システム80にも生成した商品コードを登録する。これにより、ECサイト1がECサイト2と同じ商品コードでECサイト2の商品を管理することなく、ECサイト1で一意の商品コードで購買管理システム80に発注を要求できる。
C.ECサイト2における商品の購入についてECサイト1が付与した発注IDを、ECサイト1がECサイト2に送信する。これにより、ユーザがECサイト2に問い合わせした場合に、ECサイト2は発注IDに基づいて購入した商品の納期などを回答できる。
<システム構成例>
図2は、本実施形態にかかるECサイト連携システム100の構成図の一例である。ECサイト連携システム100は、ネットワークNを介して接続された、ユーザ端末20、購買管理システム80、ECサイト1(符号は40)、及び、ECサイト2(符号は60)を有している。
ECサイト1、2は、商品の販売者が運営する電子商取引のための1つ以上のWebサーバである。販売者は、ECサイト1、2が販売する商品に関する情報(価格や画像など)を予め用意しておき、ECサイト1、2はこれらの情報でWebページを作成しユーザ端末20に送信する。
ECサイト1、2にはクラウドコンピューティングが利用される場合があり、ECサイト1、2が1つの情報処理装置で構築されているとは限らない。例えば、データセンタ内の任意の情報処理装置に動的にECサイト1又はECサイト2が配置される場合がある。また、ECサイト1の複数の機能又はECサイト2の複数の機能が、物理的に異なる場所に配置されてもよい。
ユーザ端末20は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルPC(例えば、Head Up Display、腕時計など)等、ユーザが使用する情報処理装置である。ユーザは、ユーザ端末20を用いてECサイト1,2にアクセスし、ECサイト1,2のWebページ上で表示される商品の購入を行う。なお、本実施形態では、ユーザはECサイト1にアクセスした後、ECサイト2にアクセスするものとして説明する。しかし、ユーザはECサイト1にのみアクセスして商品を購入することが可能であり、ECサイト2にのみアクセスして商品を購入することが可能である。また、ユーザはECサイト2にアクセスした後、ECサイト1にアクセスすることも可能である。
また、ユーザは法人のユーザ又は一般消費者のどちらでもよい。本実施形態では説明の便宜上、法人のユーザであるものとして説明する。
購買管理システム80は、ECサイト1から商品の発注要求を受け付けると、商品を手配しユーザに配送を行うシステムである。購買管理システム80の少なくとも一部が情報処理装置として構成される。購買管理システム80は商品の在庫がなければ商品をメーカに手配し、在庫があれば配送者が配送を行う。なお、上記のように、購買管理システム80はECサイト1から商品コードで発注処理を受け付けるため、購買管理システム80とECサイト1は同じ体系の商品コードを保持している。また、購買管理システム80はECサイト1以外のECサイトからも(ECサイト2でもよいしその他のECサイトでもよい)発注要求を受け付ける。従って、ECサイトごとに商品コードを管理している。
ネットワークNは、ユーザが所属する法人内のLAN、LANをインターネットに接続するプロバイダのプロバイダネットワーク、及び、回線事業者が提供する回線等の少なくとも1つを含んで構築されている。ユーザ端末20が直接、回線電話網や携帯電話網に接続する場合は、LANを介さずにプロバイダネットワークに接続することができる。ネットワークNにはインターネットが含まれていてよい。ネットワークNは有線又は無線のどちらで構築されてもよく、また、有線と無線が組み合わされていてもよい。
<ハードウェア構成>
(ECサイト1,2のハードウェア構成)
続いて、図3を用いてECサイト1,2のハードウェア構成について説明する。図3はECサイト1,2のハードウェア構成図の一例である。ECサイト1,2は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203及び補助記憶装置204を備える。更に、ECサイト1,2は、入力部205、表示制御部206、ネットワークI/F207及び外部機器I/F208を備える。なお、ECサイト1,2の各部は、バスBを介して相互に接続されている。従って、ECサイト1,2は情報処理装置としての機能を有する。
CPU201は、補助記憶装置204に格納された各種プログラム、OS(Operating System))等を実行する。ROM202は不揮発性メモリである。ROM202は、補助記憶装置204に格納された各種プログラムを、CPU201が実行するために必要なプログラム、データ等を格納する。
RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置である。CPU201によって実行される際に補助記憶装置204に格納された各種プログラムがRAM203に展開され、RAM203はCPU201の作業領域となる。
補助記憶装置204は、CPU201により実行される各種プログラム(ECサイトプログラム)。及び各種プログラムがCPU201により実行される際に利用される各種データベースを記憶する。補助記憶装置204は例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの不揮発性メモリである。なお、各種データベースについては後述する。
入力部205は、オペレータがECサイト1,2に各種指示を入力するためのインタフェースである。例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、音声入力装置などである。
表示制御部206は、CPU201からの要求により、ECサイト1,2が有する各種情報をカーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの形態でディスプレイ210に表示する。表示制御部206は、例えばグラフィックチップやディスプレイI/Fである。
ネットワークI/F207は、ネットワークNを介して、ユーザ端末20等が通信を行う通信装置である。ネットワークI/F207は例えばイーサネット(登録商標)カードであるがこれに限られない。
外部機器I/F208は、USBケーブル、又は、USBメモリ等の各種の記憶媒体220などを接続するためのインタフェースである。
なお、ECサイト1,2にはクラウドコンピューティングが適用されている場合がある。クラウドコンピューティングの物理的な構成に厳密な定義はないが、情報処理装置を構成するCPU、RAM、ストレージなどのリソースが負荷に応じて動的に接続・切断されることで情報処理装置の構成や設置場所が柔軟に変更されてよい。また、クラウドコンピューティングでは、ECサイト1,2が仮想化されることが一般的である。一台の情報処理装置が仮想化によって複数のECサイト1,2としての機能を提供することや、複数の情報処理装置が仮想化によって一台のECサイト1,2としての機能を提供することができる。
従って、図示したECサイト1,2のハードウェア構成は、1つの筐体に収納されていたり一まとまりの装置として備えられていたりする必要はなく、ECサイト1,2が備えていることが好ましいハード的な要素を示す。なお、ECサイト1,2がクラウドコンピューティングとしてではなく単独の情報処理装置により提供されることも可能である。
なお、ユーザ端末20及び購買管理システム80も、ECサイト1,2と同様のハードウェア構成を有しているものとする。完全に同一である必要はないが、差異があっても本実施形態の説明には支障がないものとする。
この場合、ユーザ端末20にはプログラムとしてブラウザソフトウェアがインストールされており、購買管理システム80にはプログラムとして購買管理システム80が発注処理等を行うための購買管理プログラムがインストールされている。これらプログラムは、記憶媒体220に記憶された状態で配布される他、プログラムを配信するサーバからユーザ端末20又は購買管理システム80に配布される。
<機能について>
図4は、ECサイト連携システム100の機能ブロック図の一例である。以下、ユーザ端末20、ECサイト1,2、及び、購買管理システム80について説明する。
<<ユーザ端末20>>
ユーザ端末20は、通信部21、画面表示部22、操作入力受付部23、及び、記憶・読出部29を有している。これら各機能部は、図3に示される各構成要素のいずれかが、補助記憶装置204やRAM203に格納されているブラウザソフトウェア2010に従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
また、ユーザ端末20は、図3に示される補助記憶装置204、RAM203又はROM202のいずれか1つ以上により構築される記憶部2000を有している。記憶部2000には、ブラウザソフトウェア2010が記憶されている。
(ユーザ端末20の機能について)
通信部21は、図3に示されるCPU201及びネットワークI/F207等によって実現される。通信部21は、ECサイト1,2との間で各種のデータを送信したり受信したりする。例えば、ECサイト1又はECサイト2から、商品の画像、商品コード、単価などを含む商品選択画面のHTMLデータ、CSSデータ及びJavascript(登録商標)等を受信する。また、ユーザの各種の操作内容をECサイト1又はECサイト2に送信する。
画面表示部22は、図3に示されるCPU201及び表示制御部206等により実現される。画面表示部22は、HTMLデータ、CSSデータ及びJavascript(登録商標)を解釈してディスプレイ210に商品選択画面等を表示する。
操作入力受付部23は、図3に示されるCPU201及び入力部205等によって実現される。操作入力受付部23は、ユーザ端末20に対するユーザからの各種の操作を受け付ける。
記憶・読出部29は、図3に示されるROM202、RAM203、及び、補助記憶装置204等により実現され、記憶部2000に各種データを記憶したり、記憶部2000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
<<ECサイト1>>
ECサイト1は、通信部41、購入システム40a、及び、営業システム40bを有している。また、購入システム40aは、Webサーバ部42、ワークフロー処理部43、商品コード生成部44、発注要求部45、稼動確認部46、ログイン情報送信部47、リダイレクト部48、認証処理部51、受注通知部52、注文情報取得部53、及び、記憶・読出部49を有している。また、営業システム40bは、発注処理部55を有している。
これら各機能部は、図3に示される各構成要素のいずれかが、補助記憶装置204やRAM203に格納されているECサイトプログラム1(符号は4010)に従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
また、ECサイト1は、図3に示される補助記憶装置204、RAM203又はROM202のいずれか1つ以上により構築される記憶部4000を有している。記憶部4000には、商品データDB1(符号は4001)、ユーザデータDB4002、連携情報4003、及び、ECサイトプログラム1が記憶されている。
以下、記憶部4000に記憶されている各種のデータベースについて説明する。
Figure 0006187564
表1はユーザデータDB4002に登録される情報を模式的に示す。ユーザデータDB4002には、「ユーザID」、「パスワード」、「名称(氏名)」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」、「権限情報」などの情報が登録されている。「名称(氏名)」、「住所」は商品のお届け先や請求先として使用される。ユーザIDはECサイト1においてユーザを一意に識別するための識別情報である。パスワードはユーザの認証に用いられる。権限情報は商品の購入に関するユーザの権限である。例えば、権限情報と購入の金額とが比較され承認が必要か否かが判定される。なお、ユーザごとに承認者のメールアドレス等が管理されている。この他、性別、年齢、生年月日、勤務先などが登録されてもよく、登録される情報はこれらに限られない。また、ユーザデータDB4002の項目は1つのデータベースに登録される必要はなく、複数のデータベースに分散して登録されていてもよい。
Figure 0006187564
表2は、ECサイト1の商品データDB1に登録される情報を模式的に示す。商品データDB1には、「商品コード1」、「商品名」、「定価」、「メーカ名」、「常時在庫区分」などの情報が登録されている。商品コード1は、ECサイト1で重複しない商品の識別情報であり、ECサイト1の複数の商品からある特定の商品を一意に区別するために用いられる、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、ギリシャ文字、数値、若しくは、記号(−、+、%、&、$、#など)又はこれらのうち2つ以上の組み合わせである。商品コード1は、商品のカテゴリーなどに応じて統一された体系で運営者により登録される。
商品名は商品の一般的な名称である。定価は商品の単価を意味する。定価はユーザが一度に購入する数によって変動しうるものであり、1つであるとは限らない。メーカ名は商品を製造する又は卸売りする企業名や企業コードである。常時在庫区分には、常時、在庫があるか又は受注の度に発注されるかがフラグなどで登録される。また、表2の商品データDB1は他にも多くのフィールドを有しているが説明の便宜上、省略されている。
Figure 0006187564
表3は連携情報4003を模式的に示す図の一例である。連携情報4003はECサイト1がECサイト2と連携するための情報であり、「キーコード」と「連携元識別情報」を有する。キーコードは連携ごとに使用される一意の番号、アルファベット及び記号などを組み合わせたものである。ECサイト1は連携のたびに新しいキーコードを使用する。連携元識別情報はECサイト1がECサイト2にログインする(認証を求める)際に、ECサイト1からのログインであることをECサイト2に通知するECサイト1の識別情報である。キーコードはECサイト2から配布され、ECサイト2も同じキーコードを有している。あるいは、ECサイト1と2で同じ情報(共有される情報)から同じ算出方法でキーコードを算出してもよい。
(ECサイト1の機能について)
通信部41は、図3に示されるCPU201及びネットワークI/F207等によって実現され、ユーザ端末20やECサイト2と各種のデータの送受信を行う。なお、本実施形態では、ECサイト1は通信部41を介して通信するがその際、冗長となることを避けるため「通信部を介して」という記載を省略する場合がある。
認証処理部51は、図3に示されるCPU201等によって実現され、ユーザ端末20から送信されたユーザIDとパスワードがユーザデータDB4002に登録されているか否かによって、ユーザを認証する。なお、認証処理部51はこのような認証を認証サーバに依頼してもよい。また、ユーザIDとパスワードを使用する認証は一例であって、ICカードなどをユーザ端末20が読み取って送信したPIN番号や生体認証情報により認証してもよい。
Webサーバ部42は、図3に示されるCPU201等により実現され、ユーザ端末20に対しWebサーバ又はWebアプリとして動作する。すなわち、サーバ機能を提供し、ユーザ端末20のHTTP/HTTPsリクエストに対し、商品選択画面などの各種の画面を表示させるHTMLデータ等を生成して送信する。
ワークフロー処理部43は、図3に示されるCPU201等により実現され、予め定められた承認ワークフローに沿って、ユーザの権限情報を参照し商品の購入に承認が必要かどうかを判定する。承認が必要ない場合、又は、承認が必要で承認者端末19から承認が得られた場合、Webサーバ部42に受注を許可する。
商品コード生成部44は、図3に示されるCPU201等により実現され、商品データDB1に登録されていない商品の商品コードを生成する。詳細は図9にて説明される。
発注要求部45は、図3に示されるCPU201等により実現され、ユーザが確定した商品の発注情報をECサイト2に送信する。これにより、ECサイト2は受注を受け付ける。詳細は後述される。
稼動確認部46は、図3に示されるCPU201等により実現され、ECサイト2が稼動しているか否かを判定する。例えば、ECサイト2のIPアドレスを宛先にしてPINGコマンドを定期的に送信してもよいし、定期的に停止していないことを意味する情報を交換してもよい。
ログイン情報送信部47は、図3に示されるCPU201等により実現され、ECサイト1がECサイト2にログインするための情報を送信する。ログインするための情報は、上記の連携情報(キーコードと連携元識別情報)4003である。
リダイレクト部48は、図3に示されるCPU201等により実現され、ユーザ端末20をECサイト1からECサイト2にリダイレクトさせる。ユーザはECサイト1にアクセスしてECサイト2へのリンクを選択(クリック)するが、その際、ECサイト2のログイン画面の表示を行うことなく、ユーザ端末20をECサイト2の画面に遷移させる。
受注通知部52は、図3に示されるCPU201等により実現され、営業システム40bに受注したこと及び商品の発注、回収等に必要な情報を通知する。これにより、営業システム40bは、購買管理システム80に発注を要求する。例えば、必要な情報の1つに仕切り価格があり、受注通知部52は仕切り価格を営業システム40bに通知する。
注文情報取得部53は、図3に示されるCPU201等により実現され、ECサイト2でユーザが選択した商品の情報をECサイト2から取得する。
記憶・読出部49は、図3に示されるROM202、RAM203、及び、補助記憶装置204等により実現され、記憶部4000に各種データを記憶したり、記憶部4000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
発注処理部55は、図3に示されるCPU201等により実現され、購買管理システム80に対し発注を要求する。ユーザがECサイト2の商品を購入した場合、商品の発注以降の作業を行うのはECサイト2である。このため、本実施形態の購買管理システム80に対する発注要求は、従来と異なるものとなる。購買管理システム80は、ECサイト2に対する発注要求であることを検出すると、ECサイト2に対し仕切り価格に基づく請求書を要求する。すなわち、ECサイト1のマージンを除いた分の金額の請求書をECサイト2に要求する。従って、購買管理システム80は具体的な発注作業を行わない。
<<ECサイト2>>
ECサイト2は、通信部61、稼動確認部62、ECサイト認証部63、Web商品情報送信部64、商品情報送信部65、受注処理部66、リダイレクト部67、及び、記憶・読出部69を有している。これら各機能部は、図3に示される各構成要素のいずれかが、補助記憶装置204やRAM203に格納されているECサイトプログラム2に従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
また、ECサイト2は、図3に示される補助記憶装置204、RAM203又はROM202のいずれか1つ以上により構築される記憶部6000を有している。記憶部6000には、商品データDB2(符号は6001)、連携情報6002、及び、ECサイトプログラム2(符号は6010)が記憶されている。
図示するECサイト2の機能は、主にECサイト1との連携に使用される機能にすぎず、ECサイト2は図示する以外にも機能を有している。例えば、ECサイト2も、ユーザ端末20からの購入を受け付ける機能(購入システム40a)を有しているが、冗長を避けるために記載されていない。
以下、記憶部6000に記憶されている各種のデータベースについて説明する。
Figure 0006187564
表4は、ECサイト2の商品データDB2に登録される情報を模式的に示す。商品データDB2には、「商品コード2」、「商品名」、「販売価格1」、「販売価格2」、「仕切り価格1」、「仕切り価格2」、「メーカ名」、「常時在庫区分」などの情報が登録されている。商品コード2は、ECサイト2で重複しない商品の識別情報であり、ECサイト2の複数の商品からある特定の商品を一意に区別するために用いられる、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、ギリシャ文字、数値、若しくは、記号(−、+、%、&、$、#など)又はこれらのうち2つ以上の組み合わせである。商品コード2は、商品のカテゴリーなどに応じて統一された体系で運営者により登録される。
販売価格1はいわゆる定価であり、1度に購入される数量がM個以下の場合に適用される。販売価格2も定価であるが、1度に購入される数量がM個超の場合に適用される。仕切り価格1は販売価格1に対する仕切り価格(ECサイト2がECサイト1に販売する価格)、仕切り価格2は販売価格2に対する仕切り価格である。商品名、メーカ名、常時在庫区分等については商品データDB1と同様である。なお、図示する商品データDB2は一例に過ぎず、これ以外にも多くフィールドを有している。
Figure 0006187564
表5はECサイト2の連携情報6002を模式的に示す図の一例である。表5の連携情報6002はECサイト1が有する連携情報4003と同じものである。ECサイト2はこれによりECサイト1を認証することができる。
(ECサイト2の機能について)
通信部61は、図3に示されるCPU201及びネットワークI/F207等によって実現され、ECサイト1と各種のデータの送受信を行う。なお、本実施形態では、ECサイト2は通信部61を介して通信するがその際、冗長となることを避けるため「通信部を介して」という記載を省略する場合がある。
稼動確認部62は、図3に示されるCPU201等により実現され、ECサイト1が稼動しているか否かを判定する。例えば、ECサイト1のIPアドレスを宛先にしてPINGコマンドを定期的に送信してもよいし、定期的に停止していないことを意味する情報を交換してもよい。
ECサイト認証部63は、図3に示されるCPU201等によって実現され、ECサイト1から送信されたキーコードと連携元識別情報が連携情報6002に登録されているか否かによって、ECサイト1を認証する。なお、認証方法はこれに限られない。
Web商品情報送信部64は、図3に示されるCPU201等により実現され、ユーザ端末20に対しWebサーバ又はWebアプリとして動作する。すなわち、サーバ機能を提供し、ユーザ端末20のHTTP/HTTPsリクエストに対し、商品選択画面などの各種の画面を表示させるHTMLデータ等を生成して送信する。
商品情報送信部65は、図3に示されるCPU201等により実現され、ユーザがECサイト2で購入した商品などについて注文情報を作成しECサイト1に送信する。
受注処理部66は、図3に示されるCPU201等により実現され、ECサイト1から送信された発注情報に基づいて受注処理を行う。
リダイレクト部67は、図3に示されるCPU201等により実現され、ユーザ端末20をECサイト2からECサイト1にリダイレクトさせる。ユーザがECサイト2で商品をカートに入れ所定の操作を行うと、そのカートがECサイト1のカートにとしてユーザ端末20に表示される。
記憶・読出部69は、図3に示されるROM202、RAM203、及び、補助記憶装置204等により実現され、記憶部6000に各種データを記憶したり、記憶部6000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
<<購買管理システム80>>
購買管理システム80は、通信部81、処理判定部82、商品発注部83、請求書要求部84、及び、記憶・読出部89を有している。これら各機能部は、図3に示される各構成要素のいずれかが、補助記憶装置204やRAM203に格納されている購買管理プログラム8010に従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
また、購買管理システム80は、図3に示される補助記憶装置204、RAM203又はROM202のいずれか1つ以上により構築される記憶部8000を有している。記憶部8000には、商品コードDB8001、及び、購買管理プログラム8010が記憶されている。
なお、図示する購買管理システム80の機能は、本実施形態で説明に用いられる機能が記載されているにすぎず、購買管理システム80は図示する以外にも機能を有している。
記憶部8000に記憶されている各種のデータベースについて説明する。
Figure 0006187564
表6は、商品コードDB8001に登録されている情報を模式的に示す。商品コードDB8001には、「商品コード1」、「商品名」、「定価」、「在庫数」など、商品の発注に必要な情報が登録されている。購買管理システム80は、商品コード1で商品を識別するため、ECサイト1と同じ体系の商品コード1で商品を管理している。このため、商品コードDB8001には商品データDB1と同じものであるか又は少なくとも一部が共通している。具体的には、ECサイト1が商品データDB1の更新レコードを管理し、定期的に購買管理システム80と同期させることで、商品データDB1と商品コードDB8001とが同等の情報を有することができる。なお、購買管理システム80は種々のECサイトから発注要求を受け付けているため、商品コードDB8001には、ECサイトごとに商品コードが登録されている。
(購買管理システム80の機能について)
通信部81は、図3に示されるCPU201及びネットワークI/F207等によって実現され、ECサイト1と各種のデータの送受信を行う。なお、本実施形態では、購買管理システム80は通信部81を介して通信するがその際、冗長となることを避けるため「通信部を介して」という記載を省略する場合がある。
処理判定部82は、図3に示されるCPU201等により実現され、ECサイト1からの発注要求がECサイト2の商品によるものか、ECサイト1の商品によるものかを判定する。例えば、ECサイト2の商品の発注要求であることを後述する連携フラグで判定し、ECサイト2の商品によるものである場合、請求書要求部84に処理を要求し、ECサイト1の商品によるものである場合、商品発注部83に処理を要求する。
商品発注部83は、図3に示されるCPU201等により実現され、ECサイト1から指示された商品を手配し(在庫があれば在庫を1つ減らし、在庫がなければ発注する)ユーザの住所などに配送する。
請求書要求部84は、図3に示されるCPU201等により実現され、ECサイト2に対し請求書を要求する。すなわち、ECサイト2の仕切り価格による金額の請求書をECサイト2に要求する。
記憶・読出部89は、図3に示されるROM202、RAM203、及び、補助記憶装置204等により実現され、記憶部8000に各種データを記憶したり、記憶部8000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
<動作手順>
図5、図6を用いて、ユーザがECサイト2から商品を購入する手順を説明する。図5、図6は、ユーザ端末20がECサイト2から商品を購入する手順を示すシーケンス図の一例である。また、適宜、図7,8の図を参照して説明する。
S1:ECサイト1の稼動確認部46とECサイト2の稼動確認部62はそれぞれ互いの稼動状態を定期的に確認する。
S2:ユーザがユーザ端末20を操作してECサイト1にログインする。ユーザはECサイト1のポータルサイトなどからログイン画面をユーザ端末20に表示させる。ユーザはECサイト1に予め会員登録してあるユーザIDとパスワードを入力する。ユーザ端末20の操作入力受付部23はユーザIDとパスワードの入力を受け付け、ECサイト1に送信する。本実施形態ではユーザの認証が成立してログインできたものとする。これにより、ユーザ端末20には図7(a)に示すようなECサイト1の画面UI11が表示される。画面UI11はECサイト1の商品選択画面の一例である。
S3:次に、ユーザはECサイト1の画面からバナー504を押下する。このバナー504はECサイト2への接続を受け付けるバナーであり、ECサイト2への遷移を要求する情報などと関連づけられている。ユーザ端末20の操作入力受付部23はバナー504の押下を受け付ける。
S4:ユーザ端末20の通信部21はECサイト2への遷移をECサイト1に要求する。
S5:ECサイト1の通信部21はECサイト2への遷移要求を受信し、ECサイト1のリダイレクト部48がパラメータを作成する。このパラメータの1つは、遷移用画面である。ユーザ端末20を単にECサイト2にアクセスさせるとログイン画面が表示されてしまう。そこで、遷移用画面を作成しユーザ端末20には表示させないでログイン処理を行う。また、パラメータの1つはECサイト1のURLを含むユーザ端末20の状態(画面など)である。これにより、ユーザ端末20はECサイト2で商品の購入後、元の画面に戻ることができる。
S6:ECサイト1のログイン情報送信部47はECサイト2にログイン要求を送信する。ログイン要求には、連携情報4003から読み出されたキーコードと連携元識別情報が含まれる。このキーコードはユーザ端末20とECサイト1,2の間でセッションを保持するセッション情報(cockyの1つ)として利用される。
S7:ECサイト2の通信部61はログイン要求を受信し、ECサイト2のECサイト認証部63がキーコードと連携元識別情報に基づいてECサイト1を認証する。ここでは認証が成立したものとして説明する。
S8:ECサイト2の通信部61はキーコードと共にログイン結果をECサイト1に送信する。キーコードはECサイト1とECサイト2が連携している場合に、連携状態を特定するための情報となる。
S9:ECサイト1の通信部41はログイン結果を受信し、ECサイト1のリダイレクト部48がECサイト1にユーザ端末20が戻るためのECサイト1のURL等をキーコードと共にECサイト2に送信する。
S10:リダイレクト部48はユーザ端末20をECサイト2にリダイレクトさせる。ECサイト2のURLは予め既知である。また、ECサイト2との連携のためキーコードを通知する。
S11:ユーザ端末20の通信部21はキーコードと共にECサイト2のURLに接続する。
S12:ECサイト2のWeb商品情報送信部64は商品選択のための画面をユーザ端末20に送信する。これにより、ユーザ端末20には図7(b)に示すようなECサイト2の画面UI21が表示される。
S13:ユーザが購入する商品とその数量を選択すると、ユーザ端末20の操作入力受付部23が選択された商品を受け付ける。ユーザ端末20はキーコード、商品コード2及び数量をECサイト2に送信する。
S14:ECサイト2のWeb商品情報送信部64は、キーコードに対応づけられたカートにユーザ端末20が送信した商品に関する情報を登録する。すなわち、商品コード2、商品名、数量、単価等が登録される。これにより、ユーザ端末20には図8(a)に示すようなECサイト2の画面UI22が表示される。
S15:ユーザはECサイト2での商品の購入が終わると、ECサイト1に戻るため図8(a)の画面UI22で購入手続きへボタン705を押下する。この購入手続きへボタン705は商品の購入をECサイト1で行うためのボタンである。ユーザ端末20の操作入力受付部23は購入手続きへボタン705の押下を受け付ける。
S16:ユーザ端末20の通信部21は、キーコードと共にECサイト2への遷移要求をECサイト2に送信する。
S17:ECサイト2の通信部61は遷移要求を受信し、ECサイト2の商品情報送信部65はカートに登録されている情報に基づいて注文情報を作成しECサイト1に送信する。ECサイト1の注文情報取得部53は注文情報を受信する。注文情報については表7にて説明する。これにより、ECサイト1はユーザが購入した商品を特定できる。
Figure 0006187564
表7は、ECサイト2がECサイト1に送信する注文情報を模式的に示す。すでに説明した項目の説明は省略する。1行目に「キーコード」、「見積番号」、「有効期限」が、2,3行目に「見積明細番号」、「商品コード2」、「商品名」、「仕切り価格1」、「仕切り価格2」、「販売価格1」、「販売価格2」、「数量」、「メーカ名」、「常時在庫区分」、「出荷目安」が記載されている。
1行目は注文情報に1つだけであるが、2,3行目は商品の数だけ注文情報に含まれる。見積番号はECサイト2におけるユーザの注文内容を特定するための識別情報である。有効期限は見積の有効な日数を示す。ユーザがECサイト1でカート内容を確定するまでの間に有効期限が経過すると、ECサイト2は発注要求を受け付けない。
見積明細番号は、商品ごとの注文内容を特定するための識別情報である。これにより、ユーザは商品単位で商品を削除することができる。出荷目安は出荷されるまでの予想される日数を示す。
なお、「販売価格1」と「販売価格2」のうちどちらが採用されたかをフラグなどで示すことが好ましい(仕切り価格1と仕切り価格2についても同様。)。仮にこのフラグがなくても、数量とM個を比較することでECサイト1はどちらが採用されたかを判定できる。
S18:次に、ECサイト2のリダイレクト部48はECサイト1のURL等をキーコードと共にユーザ端末20に送信する。
S19:ユーザ端末20の通信部21はキーコードを送信してECサイト1のURLに接続する。
S20:ECサイト1のWebサーバ部42はキーコードに基づき注文情報を特定し、注文情報があれば、ECサイト1のカートにユーザが購入した商品を登録する。そして、購入した商品を含むECサイト1の画面を作成する。ECサイト1のWebサーバ部42は、この画面をユーザ端末20に送信する。なお、注文情報がなければ、ユーザ端末20がECサイト2にリダイレクトする前に表示していた画面をユーザ端末20に送信する。これにより、図8(b)に示すようなECサイト1の画面UI12がユーザ端末20に表示される。
続いて、図6を用いて、ユーザがカート内容を確定した後の処理を説明する。図1にて説明したようにカート内容の確定の前に承認者による承認が必要になるが、図6では省略されている。
S21:ユーザがカート内容を確定する操作(画面UI12の購入確定ボタン805を押下)を行うと、ユーザ端末20の操作入力受付部23が確定操作を受け付ける。
S22:ユーザ端末20の通信部21はキーコードと共に確定通知をECサイト1に送信する。
S23:ECサイト1の通信部41は確定通知を受信し、ECサイト1の発注要求部45は発注情報をECサイト2に対し送信する。発注情報については表8にて説明する。発注要求部45は発注を特定するための重複しない発注IDを作成する。なお、上記のステップS17で注文情報が送信されてからの経過日数を算出し、注文情報に含まれる有効期限を超過しているか否かを判定してもよい。超過している場合、ECサイト2に発注情報を送信しても受注されないので、ECサイト1の発注要求部45はユーザ端末20にその旨のメッセージ(例えば「カートの商品の有効期限が過ぎています」など)とエラーを通知する。この場合、ステップS23以降の処理は行われない。
Figure 0006187564
表8は、ECサイト1がECサイト2に送信する発注情報を模式的に示す。すでに説明した項目の説明は省略する。1行目に「発注ID」、「見積番号」、「ユーザ情報」が,2行目に「見積明細番号」、「仕切り価格1」、「販売価格1」、「商品コード2」、「数量」、「出荷目安」、「ECサイト1の見積明細番号」が記載されている。この発注IDはユーザに通知されるため、この発注IDがECサイト2に送信されることで、ユーザからの問い合わせに対しECサイト2が納期等を回答できるようになる。ECサイト1の見積明細番号は、ECサイト1で各商品の受注を識別するための識別情報である。
1行目は発注情報に1つだけであるが、2行目は商品の数だけ発注情報に含まれる。ユーザ情報は、ユーザデータDB4002に登録されている情報であり、商品のお届け先等に使用される。
また、「仕切り価格1」は数量によっては「仕切り価格2」となる場合があり、「販売価格1」は数量によっては「販売価格2」となる場合がある。
S24:ECサイト2の通信部61は発注情報を受信し、ECサイト2の受注処理部66は正式な受注処理を行う。受注処理部66はECサイト1から指示された商品を手配し(在庫があれば在庫を1つ減らし、在庫がなければ発注する)ユーザの住所などに配送する。
S25:ECサイト2の受注処理部66は受注結果をECサイト1に送信する。
Figure 0006187564
表9は、ECサイト2がECサイト1に送信する受注結果を模式的に示す。すでに説明した項目の説明は省略する。1行目に「発注ID」が,2行目に「ECサイト1の見積明細番号」、「商品コード2」、「出荷日」が記載されている。1行目は受注結果に1つだけであるが、2行目は商品の数だけ発注情報に含まれる。出荷日は確定した出荷日であるが実際の出荷前でも設定可能な値である。これにより、ECサイト1でも出荷日を管理できる。
S26:正式な受注が完了したので、ECサイト1の通信部41は発注ID等をユーザ端末20に送信する。ユーザはこの発注IDを問い合わせなどに使用できる。
S27:ECサイト1の通信部41が受注結果を受信すると、商品コード生成部44が商品コード登録処理を行う。詳細は図9にて説明される。
S28:ECサイト1の受注通知部52は、受注情報を営業システム40bに送信する。受注情報には、例えば、連携フラグ、発注ID、ユーザID、商品コード1、数量、単価及び合計金額等が含まれる。これにより、商品を購入したユーザから代金を回収することができる。なお、連携フラグは、発注IDで特定される発注がECサイト2との連携によるものかどうかを示すフラグである。ECサイト1の受注通知部52はECサイト2から受注結果を受信すると受注情報の連携フラグにその旨を設定する(例えば、ECサイト2との連携あり:1、ECサイト2との連携なし:0)。
S29:ECサイト1の営業システム40bの発注処理部55は、発注要求を購買管理システム80に送信する。
S30:購買管理システム80の通信部81は発注要求を受信し、購買管理システム80の処理判定部82は連携フラグをチェックする。連携フラグが、ECサイト1とECサイト2の連携を示す場合、購買管理システム80の請求書要求部84が発注IDと共にECサイト2に請求書を要求する。ECサイト2には発注IDが送信されているので、ECサイト2は仕切り価格1に基づいて請求書を発行できる。なお、ECサイト1から見積番号を取得しておき、見積番号と共に請求書を要求してもよい。
S31:ECサイト2の受注処理部66は発注IDと共に請求書をECサイト1に送信する。
S32:商品を配送したECサイト2はECサイト1の営業システム40bに対し、お届け完了通知を送信する。お届け完了通知には少なくとも発注IDが含まれる。
S33:ECサイト1の営業システム40bは、発注IDでユーザ等を特定し、ユーザから購入した商品に対する代金を回収する。例えば、締め日になるとユーザの銀行から代金を引き落としたり、クレジットカード会社に請求したりする。また、請求書に基づいてECサイト2に仕切り価格を支払う。
なお、図5,6では、ステップS17でECサイト1がECサイト2から注文情報を受けた後、ユーザ端末20がECサイト1にリダイレクトしている。その後、ユーザ端末20がカート内容を確定している(S21)。しかし、ECサイト2が注文の確定を受け、次いでステップS24,S17、S25のような処理が実行されてもよい。この場合、ユーザ端末20はECサイト2からECサイト1にリダイレクトしなくてよく、ECサイト1で生成された発注IDはECサイト2に送信されECサイト2からユーザ端末20に送信される。ユーザとしては画面遷移が少なくて済むという利点がある。
<<画面例>>
図7,8は、ユーザ端末20に表示される画面例を示す図の一例である。
図7(a)は、ECサイト1にログインした後にユーザ端末20に表示される画面UI11である。図7(a)の画面UI11は、当該画面がECサイト1の画面であることを示す情報501、カート502、商品グループ選択ボタン503、及び、バナー504を有している。ユーザがバナー504を押下することで、ユーザ端末20がECサイト2に接続する。
図7(b)はユーザ端末20がECサイト2に接続した際に表示される画面UI21である。図7(b)の画面UI21は、当該画面がECサイト2の画面であることを示す情報601、商品グループ選択ボタン602、及び、バナー603を有している。ユーザがバナー603を押下することで、ユーザ端末20がECサイト1に接続する(図7(a)に戻る)。
図8(a)は、ECサイト2においてユーザが商品をカートに入れることで表示される画面UI22である。図8(a)の画面UI22は、当該画面がECサイト2の画面であることを示す情報701、商品情報(価格、数量)702、合計金額703、バナー704、購入手続きへボタン705を有している。ユーザがバナー704を押下すると、ユーザ端末20は商品を購入することなくECサイト1に接続する(図7(a)に戻る)。ユーザが購入手続きへボタン705を押下すると、ECサイト1における商品の購入処理が始まる(商品を購入するためECサイト1に戻る操作)。購入手続きへボタン705の押下により図8(b)の画面UI12が表示される。
図8(b)は、ECサイト2からECサイト1に遷移した際にユーザ端末20に表示される画面UI12である。図8(b)の画面UI12は、当該画面がECサイト1の画面であることを示す情報801、商品情報(価格、数量)802、合計金額803、承認依頼ボタン804、及び、購入確定ボタン805を有している。ユーザが承認依頼ボタン804を押下すると承認ワークフローが始まる。ユーザが購入確定ボタン805を押下すると、確定通知がECサイト1に送信される。
<<商品コード登録処理>>
図9は、ECサイト1の商品コード生成部44が商品コード1を商品コードDB8001に登録する処理を示すフローチャート図の一例である。すなわち、図6のステップS27の処理について説明する。
商品コード生成部44は、発注情報に含まれる商品コード2で商品データDB1を検索する(S10)。商品コード生成部44にとって発注情報がECサイト2の商品が購入されたことにより作成されているかどうかは必ずしも明らかでない。このため、商品コード生成部44にとって発注情報の商品コードが商品コード1であるか商品コード2であるかは不明である。
商品コード生成部44は、商品コード2が商品データDB1に登録されているか否かを判定する(S20)。具体的には、商品コード2だけでなく、商品名及び定価が商品データDB1に登録されているか否かを判定する。商品コード2だけでは受注情報を作成したり(S28)、発注要求できない(S29)ためである。
ステップS20の判定がYesの場合、商品コード生成部44は何もせず図9の処理は終了する。重複した商品コード1を登録しないので商品データDB1の肥大化を抑制できる。
ステップS20の判定がNoの場合、商品コード生成部44は商品コード2の商品について商品コード1を採番する(S30)。採番される商品コード1は重複しなければよいが、例えば、日付や日時から商品コード1を生成したり、商品コード2に記号を付加するなどして作成する。
次に、商品コード生成部44は商品データDB1に商品を登録する(S40)。すなわち、作成した商品コード1、商品名及び定価を少なくとも登録し、その他、発注情報に含まれる情報を登録してよい。
次に、購買管理システム80との同期のタイミングが到来すると、商品コード生成部44は商品データDB1を更新したレコードを購買管理システム80に送信して、商品コードDB8001と同期させる(S50)。これにより、ECサイト1と購買管理システム80とが同じ商品コード1で商品を管理できるので、購買管理システム80はECサイト1からの発注要求を、ECサイト1における商品購入と同様に扱うことができる。
従って、本実施形態のECサイト連携システム100の処理によれば、ユーザはECサイト2の商品コード2で商品を購入し、ECサイト1はECサイト2からユーザが購入した商品の商品コード2を取得する。このため、ECサイト1はECサイト2と同じ商品を事前にデータベースに登録したり管理したりする必要がない。
また、ユーザがECサイト2で購入した商品について、ECサイト1で重複しない商品コード1を生成し、購買管理システム80と同期する。これにより、ECサイト1がECサイト2と同じ商品コード2でECサイト2の商品を管理することなく、ECサイト1で一意の商品コード1で購買管理システム80に発注を要求できる。
また、ECサイト2における商品の購入についてECサイト1が付与した発注IDを、ECサイト1がECサイト2に送信するので、ユーザがECサイト2に問い合わせした場合に、ECサイト2は発注IDに基づいて購入した商品の納期などを回答できる。
<変形例>
続いて、ECサイト連携システム100のいくつかの変形例について説明する。
<<変形例1>>
変形例1では、ECサイト1でユーザが数量を変更することが可能なECサイト連携システム100について説明する。
図10は、変形例1において、ユーザが商品の数量を変更する手順を示すシーケンス図の一例である。図10の処理は、図5の処理が終了し、ユーザ端末20がECサイト1に再度、接続した後にスタートする。すなわち図8(b)の画面UI12が表示されている状態である。
S41:ユーザはECサイト2ですでに商品の数量を選択済みである。しかし、ECサイト1で数量を変更したい場合がある。この場合、ユーザはECサイト1においてECサイト2で購入した商品の数量を変更する操作を行う。ユーザ端末20の操作入力受付部23は、ユーザの数量変更を受け付ける。
S42:ユーザ端末20の通信部21は数量変更通知をECサイト1に送信する。数量変更通知にはキーコード、数量が変更された商品の商品コード2、及び、変更後の数量が含まれる。
S43:ここで、数量の変更により価格が変わる場合がある。販売価格1と販売価格2は数量によって変わるためである。そこで、ECサイト1のWebサーバ部42は図5のステップS17の注文情報に含まれるM個を閾値にして、変更前の数量と変更後の数量で販売価格1から販売価格2、又は、販売価格2から販売価格1へ変化するか否かを判定する。切り替わる場合、ECサイト1のWebサーバ部42は価格変更通知をユーザ端末20に送信する。これにより、ユーザ端末20には図11のような画面UI13が表示される。
S44:ユーザが価格変更を了承してその旨の操作(OKボタン902の押下)を入力すると、ユーザ端末20の操作入力受付部23は該操作を受け付け、通信部21が価格変更了承をECサイト1に送信する。
S45:ECサイト1の通信部41は数量変更通知を受信し、ECサイト1の発注要求部45は、数量変更通知をECサイト2に送信する。
S46:ECサイト2の通信部81は数量変更通知を受信し、ECサイト2のWeb商品情報送信部64はキーコードに対応づけられているカートの商品の数量を変更する。これにより、合計金額等も変更される。
S47:また、ECサイト1の通信部41は数量変更通知を受信すると、ユーザ端末20をECサイト2にリダイレクトさせる。リダイレクトの方法は図5と同様でよい。
S48:リダイレクトにより、ユーザ端末20はECサイト2に接続する。キーコードによりユーザ端末20が特定されるため、ユーザ端末20には商品の数量が変更された後の図8(a)のような画面UI22が表示される。従って、ユーザはECサイト2において変更後の数量を確認できる。ユーザはECサイト2において更に商品の数量を変更したり、別の商品を購入したりすることもできる。
S49:ユーザはECサイト2での数量の確認を終えると、ECサイト1に戻るため図8(a)の画面で購入手続きへボタン705を押下する。以降の処理は、図5のステップSS15以降と同様でよい。
なお、ステップS45で数量変更通知が送信された後、ステップS47でリダイレクトしなくてもよい。この場合、図6のステップS21以降の処理が実行される。
従って、本変形例によれば、ユーザはECサイト1に戻った後も、商品の数量を変更できる。また、数量の変更に限られず、ユーザはECサイト1で商品を削除することもできる。例えば、商品が3つある場合に、ユーザはそのうちの1つ以上を削除できる。この場合、ユーザ端末20にステップS43の価格変更通知は送信されず、ステップS45で削除されていない商品のみの商品コード2がECサイト2に送信される。あるいは、削除された商品のみの商品コード2をECサイト2に送信してもよいし、削除された商品と削除されていない商品の商品コード2をECサイト2に送信してもよい。
図11は、数量の変更により単価が変更される場合にユーザ端末20に表示される画面UI13の一例を示す。図11では、「商品の単価が変更されます。単価A→単価B」というメッセージ901と、OKボタン902、及び、キャンセルボタン903が表示されている。ユーザは、商品の単価が変更されてもよければ、OKボタン902を押下する。この場合、ECサイト2にリダイレクトされる。商品の単価が変更されることを了承しない場合、キャンセルボタン903を押下する。この場合、ステップS44以降の処理は行われない。
これにより、ユーザは事前の単価の変更を把握できるので、数量を変更するかどうかを判断しやすい。
<<変形例2>>
続いて、お届け先をECサイト1がECサイト2の配送システムに通知するECサイト連携システム100について説明する。
図12は、ユーザがカート内容を確定した後の処理を説明するシーケンス図の一例である。図12では説明の重複を避けるため主に図6との相違を説明する。
S23:図12では、ECサイト1がECサイト2に送信する発注要求にユーザ情報が含まれない。
S41:受注処理したECサイト2の受注処理部66は配送要求をECサイト2の配送システム90に送信する。この配送システム90は、例えばECサイト2が使用する宅配業者の配送システム90である。配送要求には、少なくとも見積番号、商品コード2及び数量が含まれており、ECサイト2の配送システム90が配送すべき商品を特定できる。
また、ステップS28、S29でECサイト1が購買管理システム80に送信する情報には見積番号が含まれる。
S42:購買管理システム80の商品発注部83は、この見積番号を利用してECサイト2の配送システム90に配送要求する。配送要求には、見積番号及びユーザ情報が含まれている。
S43:ECサイト2の配送システム90は、見積番号でステップS41の配送要求とS42の配送要求を照らし合わせ、ステップS41の商品のお届け先をユーザ情報に基づき決定する。これにより、ECサイト2の配送システム90は商品をユーザに配送できる。
本変形例によれば、ECサイト1がECサイト2にユーザ情報を開示する必要がないという利点がある。ECサイト1にとってユーザ情報は資産であるが、それをECサイト2に開示するとECサイト2がユーザ情報を利用して営業活動することなどが可能になる。これに対し本変形例では、ECサイト1がECサイト2にユーザ情報を開示することなくユーザに商品を配送できる。
<<変形例3>>
続いて、ECサイト1が行う配送時のサービスをECサイト連携システム100においても可能とするECサイト連携システム100について説明する。
図13は、ユーザがカート内容を確定した後の処理を説明するシーケンス図の一例である。図13では説明の重複を避けるため主に図6との相違を説明する。
S23:ECサイト1がECサイト2に送信する発注要求にユーザ情報が含まれない。また、代わりにECサイト1の配送センター91の識別情報や住所などが含まれる。従って、ECサイト2の受注処理部66は配送センター91を商品の配送先に設定する。
S51:購買管理システム80の商品発注部83は、ECサイト1の配送センター91に配送要求を送信する。具体的には、商品発注部83は連携フラグを無視してECサイト2と連携しない場合と同様に配送要求する。ただし、ECサイト2に対し請求書の要求は行うものとする。
従って、ECサイト1がECサイト2と連携する際、ECサイト2の商品の配送先をECサイト1の配送センター91に指定することができる。購買管理システム80からECサイト1の配送センター91への配送要求にはユーザ情報が含まれるため、ECサイト1の配送センター91は、ECサイト2から配送された商品をユーザに配送できる。
ECサイト2にはユーザ情報が開示されないので、変形例2と同様の利点がある。また、ECサイト1の配送センター91が複数の商品をまとめて一人のユーザに配送するサービスを行う場合がある。ECサイト2がまとめて配送を行っていなくても、ECサイト2で商品を購入したユーザに対し、ECサイト1が商品をまとめて配送するというサービスを提供できる。
<その他の好適な適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、ECサイト1及びECサイト2は商品でなくサービスを販売してもよい。
また、本実施形態ではECサイト1とECサイト2が1対1の関係にあるが、1つのECサイト2に対し複数のECサイト1が存在してよい(N対1)。また、1つのECサイト1に対し複数のECサイト2が存在してよい(1対N)。すなわち、ECサイト1は複数のECサイト2の商品を、ECサイト1のユーザに一度に購入させることができる。
また、ECサイト1からECサイト2にリダイレクトされたユーザをECサイト2がさらにECサイト3へリダイレクトさせてもよい。つまり、ユーザは複数のサイトを経由して所望の商品を購入できる。
また、図4などの構成例は、ECサイト1、ECサイト2、及び購買管理システム80による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。ECサイト1、ECサイト2、及び購買管理システム80の処理は、処理内容に応じてさらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。
また、ECサイト1、ECサイト2、及び購買管理システム80がそれぞれ有する各データベースを複数の情報処理装置が分散して有していてもよい。
また、図4ではECサイト1、ECサイト2、及び購買管理システム80がそれぞれ一台であるかのように図示したが、ECサイト1、ECサイト2、及び購買管理システム80がそれぞれ複数台、存在してもよい。また、ECサイト1、ECサイト2、及び購買管理システム80が有する機能が複数のサーバに分散して配置されてもよい。
なお、ECサイト1は情報処理システムの一例であり、ECサイト2は連携先システムの一例である。ログイン情報送信部47は認証要求手段の一例であり、リダイレクト部48は接続手段の一例であり、注文情報取得部53は商品情報受信手段の一例であり、商品コード生成部44は識別情報付与手段の一例であり、受注通知部52は受注処理手段、第1の受注処理手段の一例である。商品コード1は商品識別情報の一例である。ECサイト連携システム100は連携情報処理システムの一例であり、ECサイト連携システム100が連携のために行う図5,6等の方法は情報処理方法の一例である。
商品データDB1は商品情報記憶手段の一例であり、ECサイト2でユーザが選択した商品は選択商品の一例である。発注処理部55は発注先発注手段の一例であり、購買管理システム80は発注先システムの一例である。連携フラグは連携情報の一例である。Webサーバ部42は確定通知受信手段の一例であり、ユーザデータDB4002はユーザ情報記憶手段の一例であり、発注要求部45は発注要求手段の一例である。Web商品情報送信部64は受付手段の一例であり、商品情報送信部65は送信手段の一例であり、受注処理部66は第2の受注処理手段の一例である。
20 ユーザ端末
40 ECサイト
42 Webサーバ部
43 ワークフロー処理部
44 商品コード生成部
45 発注要求部
47 ログイン情報送信部
48 リダイレクト部
53 注文情報取得部
55 発注処理部
100 ECサイト連携システム
特許第4224848号公報

Claims (13)

  1. 連携先システムが販売する商品の購入を受け付ける情報処理システムであって、
    前記情報処理システムで認証が成立したユーザ端末の認証を前記連携先システムに要求する認証要求手段と、
    前記連携先システムが認証を許可した場合、前記ユーザ端末を前記連携先システムに接続させる接続手段と、
    前記ユーザ端末が前記連携先システムで選択した選択商品の商品情報を前記連携先システムから受信する商品情報受信手段と、
    前記商品情報受信手段が受信した前記選択商品に前記情報処理システムで一意の商品識別情報を付与する識別情報付与手段と、
    前記識別情報付与手段が付与した前記商品識別情報を用いて前記選択商品の受注処理を行う受注処理手段と、を有する情報処理システム。
  2. 前記情報処理システムが扱う商品の商品情報と前記商品識別情報が対応づけて記憶された商品情報記憶手段を有し、
    前記識別情報付与手段は、前記商品情報受信手段が受信した前記連携先システムにおける前記選択商品の識別情報が前記商品情報記憶手段に登録されているか否かを判定し、
    前記商品情報記憶手段に前記選択商品の識別情報が登録されていない場合にのみ、前記商品情報受信手段が受信した前記選択商品に前記商品識別情報を付与し、
    前記選択商品の前記商品識別情報と、前記商品情報受信手段が受信した前記選択商品の商品情報を対応づけて前記商品情報記憶手段に記憶させる請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記受注処理手段が前記受注処理を行った前記選択商品の発注先となる発注先システムに前記商品識別情報を用いて発注を行う発注先発注手段を有し、
    前記識別情報付与手段が、前記選択商品の前記商品識別情報と前記選択商品の商品情報を対応づけて前記商品情報記憶手段に記憶させた場合、
    前記発注先システムに前記選択商品の前記商品識別情報と前記選択商品の商品情報を送信する請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記発注先発注手段は、前記発注先システムに前記商品識別情報を用いて発注を行う際、前記選択商品が前記連携先システムと前記情報処理システムが連携して購入されたものであることを示す連携情報を付加する請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記接続手段が前記連携先システムに前記ユーザ端末を接続させた後、再度、前記ユーザ端末が前記情報処理システムに接続した場合、前記ユーザ端末から前記連携先システムにおける前記選択商品の識別情報で特定される前記選択商品の確定通知を受信する確定通知受信手段と、
    前記確定通知受信手段が前記確定通知を受信した場合、前記ユーザ端末を使用するユーザのユーザ情報が記憶されたユーザ情報記憶手段から前記ユーザ情報を読み出し、前記連携先システムにおける前記選択商品の識別情報及び前記ユーザ情報と共に前記選択商品の発注を前記連携先システムに要求する発注要求手段と、
    を有する請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記接続手段が前記連携先システムに前記ユーザ端末を接続させた後、再度、前記ユーザ端末が前記情報処理システムに接続した場合、前記ユーザ端末から前記連携先システムにおける前記選択商品の識別情報で特定される前記選択商品の確定通知を受信する確定通知受信手段と、
    前記確定通知受信手段が前記確定通知を受信した場合、前記ユーザ端末を使用するユーザのユーザ情報が記憶されたユーザ情報記憶手段の前記ユーザ情報を通知することなく、前記連携先システムにおける前記選択商品の識別情報と共に前記選択商品の発注を前記連携先システムに要求する発注要求手段と、を有し、
    前記受注処理手段は、前記連携先システムの配送システムに対し、前記ユーザ情報を通知する請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記接続手段が前記連携先システムに前記ユーザ端末を接続させた後、再度、前記ユーザ端末が前記情報処理システムに接続した場合、前記ユーザ端末から前記連携先システムにおける前記選択商品の識別情報で特定される前記選択商品の確定通知を受信する確定通知受信手段と、
    前記確定通知受信手段が前記確定通知を受信した場合、前記ユーザ端末を使用するユーザのユーザ情報が記憶されたユーザ情報記憶手段の前記ユーザ情報を通知することなく、前記連携先システムにおける前記選択商品の識別情報及び前記情報処理システムの配送センターを指定する情報と共に前記選択商品の発注を前記連携先システムに要求する発注要求手段と、を有し、
    前記受注処理手段は、前記配送センターに対し前記ユーザ情報を通知する請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記接続手段が前記連携先システムに前記ユーザ端末を接続させた後、再度、前記ユーザ端末が前記情報処理システムに接続した場合、前記ユーザ端末から前記連携先システムにおける前記選択商品の識別情報で特定される前記選択商品の確定通知を受信する確定通知受信手段を有し、
    前記確定通知受信手段が前記確定通知を受信する前に、前記選択商品の数量の変更通知を受信した場合、前記連携先システムにおける前記選択商品の識別情報と共に変更後の数量を前記連携先システムに通知し、
    前記接続手段は前記ユーザ端末を前記連携先システムに接続させる請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記確定通知受信手段が前記確定通知を受信する前に、前記選択商品の数量の前記変更通知を受信した場合、前記数量と閾値を比較して前記選択商品の単価が変化するか否かを判定し、
    単価が変化する場合、前記ユーザ端末に単価が変化する旨を通知する請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 連携先システムが販売する商品の購入を受け付ける情報処理装置であって、
    前記情報処理装置で認証が成立したユーザ端末の認証を前記連携先システムに要求する認証要求手段と、
    前記連携先システムが認証を許可した場合、前記ユーザ端末を前記連携先システムに接続させる接続手段と、
    前記ユーザ端末が前記連携先システムで選択した選択商品の商品情報を前記連携先システムから受信する商品情報受信手段と、
    前記商品情報受信手段が受信した前記選択商品に前記情報処理装置で一意の商品識別情報を付与する識別情報付与手段と、
    前記識別情報付与手段が付与した前記商品識別情報を用いて前記選択商品の受注処理を行う受注処理手段と、を有する情報処理装置。
  11. 商品の購入を受け付ける連携先システムと、前記連携先システムが扱う商品とは少なくとも一部が異なる商品の購入を受け付ける情報処理システムとが通信する連携情報処理システムであって、
    前記情報処理システムは、
    前記情報処理システムで認証が成立したユーザ端末の認証を前記連携先システムに要求する認証要求手段と、
    前記連携先システムが認証を許可した場合、前記ユーザ端末を前記連携先システムに接続させる接続手段と、
    前記ユーザ端末が前記連携先システムで選択した選択商品の商品情報を前記連携先システムから受信する商品情報受信手段と、
    前記商品情報受信手段が受信した前記選択商品に前記情報処理システムで一意の商品識別情報を付与する識別情報付与手段と、
    前記識別情報付与手段が付与した前記商品識別情報を用いて前記選択商品の受注処理を行う第1の受注処理手段と、を有し、
    前記連携先システムは、
    前記ユーザ端末から選択した前記選択商品を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が受け付けた前記選択商品の商品情報を前記情報処理システムに送信する送信手段と、
    前記情報処理システムから前記選択商品の発注要求を取得した場合、前記選択商品の受注処理を行う第2の受注処理手段と、を有する連携情報処理システム。
  12. 連携先システムが販売する商品の購入を受け付ける情報処理システムが行う情報処理方法であって、
    認証要求手段が、前記情報処理システムで認証が成立したユーザ端末の認証を前記連携先システムに要求するステップと、
    接続手段が、前記連携先システムが認証を許可した場合、前記ユーザ端末を前記連携先システムに接続させるステップと、
    商品情報受信手段が、前記ユーザ端末が前記連携先システムで選択した選択商品の商品情報を前記連携先システムから受信するステップと、
    識別情報付与手段が、前記商品情報受信手段が受信した前記選択商品に前記情報処理システムで一意の商品識別情報を付与するステップと、
    受注処理手段が、前記識別情報付与手段が付与した前記商品識別情報を用いて前記選択商品の受注処理を行うステップと、を有する情報処理方法。
  13. 連携先システムが販売する商品の購入を受け付ける情報処理装置を、
    前記情報処理装置で認証が成立したユーザ端末の認証を前記連携先システムに要求する認証要求手段と、
    前記連携先システムが認証を許可した場合、前記ユーザ端末を前記連携先システムに接続させる接続手段と、
    前記ユーザ端末が前記連携先システムで選択した選択商品の商品情報を前記連携先システムから受信する商品情報受信手段と、
    前記商品情報受信手段が受信した前記選択商品に前記情報処理装置で一意の商品識別情報を付与する識別情報付与手段と、
    前記識別情報付与手段が付与した前記商品識別情報を用いて前記選択商品の受注処理を行う受注処理手段と、として機能させるためのプログラム。
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