JP2017180510A - シール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シール性能を高めて電気自動車のインホイールモータに適したシール構造を提供する。
【解決手段】シール構造10は、開口部8をシールプレート11と保持体12にシールゴム13を固定したシール本体14とで遮蔽し、かつシールプレート11とシール本体14との間に空間20を形成し、シールプレート11の端部とハウジング9の端部16との対向部において、シールプレート11の端部15は、ハウジング9の端面17よりハウジング9の内部側にオフセットされて配置されており、かつ対向部に隙間18が形成されており、シールゴム12に、固定部7に当接する主リップ21と、空間20を横切るように延出させシールプレート11に当接する副リップ22を形成している。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気自動車の車輪の駆動に用いられるアウタロータ型のインホイールモータのシール構造に関する。
電気自動車のモータ駆動に用いられるモータとして、インホイールモータが知られている。インホイールモータは車輪の内側に内蔵して用いられ、その回転により車輪が回転しこれと一体に車輪に装着されたタイヤが回転する。インホイールモータは、モータが地面に近いため、泥水、洗車水及び塩水等の異物のモータ内部への侵入を防止する必要がある。
特許文献1には、インホイール型モータ内蔵車輪用の軸受装置のシール構造が開示されている。このシール構造は芯金と芯金に接合されたシール部材とが一体になった一体型のシールを外方部材に内嵌したものであり、外方部材のアウター側の端面に密着する円板状の堰部が一体に形成されている(特許文献1の図3(a)参照)。この構造によれば、堰部を外方部材のアウター側の端面に密着させることにより、シールの位置決めを精度良く行うことができると共に、シールと外方部材との気密性を向上させることができる。
特開2011−117529号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシール構造によるシール効果は、主にゴム製のシール部材が対象物に密着していることによるものであり、シール効果の向上を図るには限界があった。
本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、シール性能を高めて電気自動車のインホイールモータに適したシール構造を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のシール構造は、電気自動車の車輪の駆動に用いられるアウタロータ型のインホイールモータのシール構造であって、シール構造は、ロータと一体に回転するモータカバーの内径部であるハウジングと固定部との間に形成した開口部をシールして、前記ハウジング内の防水又は防塵のための構造であり、前記開口部をシールプレートと保持体にシールゴムを固定したシール本体とで遮蔽し、かつ前記シールプレートと前記シール本体との間に空間を形成し、前記シールプレートの端部と前記ハウジングの内周部との対向部において、前記シールプレートの端部は、前記ハウジングの端面より前記ハウジングの内部側にオフセットされて配置されており、かつ前記対向部に隙間が形成されており、前記シールゴムに、前記固定部に当接する主リップと、前記空間を横切るように延出させ前記シールプレートに当接する副リップを形成していることを特徴とする。
この構成によれば、シールプレートの形状及びハウジングとの相対的な位置関係により、水切り効果及びラビリンスシール効果を発揮させるようにしてシール効果が高まることに加え、シールゴムは、主リップに加え副リップを備えているのでシールの確実性が高まる。特に、シールプレートによるシール効果は転がり抵抗を増加させることなく発揮することに加え、副リップを備えていることにより主リップとモータ固定部との圧接力を弱めることができるので、シール構造全体としての転がり抵抗を低減できる。このことは、アウタロータ型のインホイールモータは歯車機構及びオイル循環機構がなく転がり抵抗が少なく電気消費量の悪化を防止できるという同モータの長所を損なうことがなく、本発明のシール構造は同モータによる省エネルギー効果に寄与する。
前記本発明のシール構造においては、前記副リップは、前記シールプレートとラップするように延出していることが好ましい。この構成によれば、副リップのシールプレートへの追従性が高まり圧接力を高めることなくシール性が向上する。このことは、シール構造全体としての転がり抵抗を一層低減できることになり、アウタロータ型のインホイールモータによる省エネルギー効果への寄与の度合いが高まる。また、外部から侵入した異物による圧力により、副リップがシールプレートに押し付けられることによってもシール性が向上する。
また、前記副リップ、前記シールプレート、前記固定部及び前記主リップで囲まれる空間をグリース溜りとしていることが好ましい。この構成によれば、シールプレートの形状の設定により、前記副リップ、前記シールプレート、前記固定部及び前記主リップで囲まれる空間を広くできるので、この空間に十分な量のグリースを溜めることができ、長期間のシール性と潤滑性を確保することができる。あわせて、空間内のグリースによって空間内への異物の侵入防止効果も高まる。
また、前記インホイールモータの外部側にシールカバーをさらに設けており、前記シールカバーは前記開口部を遮蔽し、かつ前記ハウジングと対向する外周部を設け、前記外周部と前記ハウジングとの間に隙間が形成されていることが好ましい。この構成によれば、外部からの泥水等の異物のシールプレートへの直撃を避けることができ、シール効果を高めることができる。また、シールプレートによるシール効果と同様に、シール効果は転がり抵抗を増加させることなく発揮される。
本発明の効果は前記のとおりであり、シールプレートの形状及びハウジングとの相対的な位置関係により、水切り効果及びラビリンスシール効果を発揮させるようにしてシール効果が高まることに加え、シールゴムは、主リップに加え、副リップを備えているのでシールの確実性が高まり、あわせて本発明のシール構造はシール構造全体としての転がり抵抗を低減できるので、アウタロータ型のインホイールモータによる省エネルギー効果に寄与する。
本発明の一実施形態に係るシール構造を備えたインホイールモータの近傍を示す外観図。 図1に示したシール構造の拡大図。 本発明の別の一実施形態に係るシール構造の拡大図。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るシール構造を備えたインホイールモータ1の近傍を示す外観図である。図示の便宜のため、ホイール2は断面状態で図示しており、車内側(シャフト4側)の上側半分(A部)も断面状態で図示し、ホイール2に取り付けられるタイヤの図示は省略している。インホイールモータ1は、電気自動車のホイール2の内側に内蔵して用いられ、図1は電気自動車の1輪部分を示している。
インホイールモータ1は、モータケース3を備えている。モータケース3の内部に、モータ構造が内蔵されている。モータ構造は、それぞれ図示はしていないが、モータケース3と一体的に結合されている回転子である円環状のロータコア、ロータコアの円周上に固定された磁石、及び固定子である円環状のステータコアを主要部品として構成されている。ステータコアには巻回されたコイルを備えている。また、モータケース3には、ロータコアからのトルクが伝達されるので、モータケース3についてもモータ構造の一部を構成する部品である。
本実施形態に係るインホイールモータ1は、アウターロータ型であり、アウターロータであるロータコアが回転し、これと一体にモータケース3、ホイール2及びシャフト4が回転する。あわせて、モータケース3に固定されたモータカバー5も回転する。モータカバー5は内径部にシール本体14(図2参照)を固定するハウジング9を有しており、円筒状のハウジング9がモータ固定部7を囲むように配置されている。一方、ハブユニット6の外筒部分は回転しない固定部であり、これに固定されたモータ固定部7も回転しない。回転部であるハウジング9の内周部16(図2参照)と、固定部であるモータ固定部7の外径部との間の開口部8には、シール構造10が介在している。
図2は、図1に示したシール構造10の拡大図を示している。シール構造10は、開口部8をシールして、ハウジング9の内部すなわちインホイールモータ1の内部への防水又は防塵のための構造である。より具体的には、シール構造10によるシールにより、インホイールモータ1の外部(B部)からの液体や粉体等の異物がインホイールモータ1の内部(B部)のモータ構造への侵入が防止される。異物である液体としては、例えば泥水、洗車水及び塩水が挙げられ、粉体としては、例えば土砂や鉄粉が挙げられる。
シール構造10は、シールプレート11とシール本体14とを備えており、これらの部材により開口部8を二重に遮蔽している。シール本体14は、保持体12に軟質材のシールゴム13を固定したものである。シールプレート11の端部15とハウジング9の内周部16との対向部において、シールプレート11の端部15は、ハウジング9の端面17よりハウジング9の内部側にオフセット量dだけオフセットされて配置されており、かつ隙間18が形成されている。シールプレート11及び保持体12の材料は例えば板金製であり、シールゴム13の材料は例えばニトリルゴムである。
シールプレート11の端部15がオフセットされているので、外部から開口部8に向かってくる(矢印a参照)泥水等の液体の水切りがハウジング9の端面17で行なわれる。このことにより、泥水等の液体が直接隙間18に侵入することが防止される。この侵入防止の効果は、粉体等の固形物であっても同様である。隙間18の大きさは例えば0.5〜1.5mmの範囲内である。
また、隙間18が形成されている部分においては、空間が狭められているので、外部から侵入しようとする異物にとって侵入の抵抗となり、隙間18によりラビリンスシールの効果が発揮される。また、隙間18が形成されていることにより、固定部であるシールプレート11は、回転部であるハウジング9上を摺動することがないので、シールプレート11がハウジング9の回転の抵抗になることがなく、シールプレート11が摩耗することもなく、シールプレート11によるシール効果は転がり抵抗を増加させることなく発揮される。
すなわち、シール構造10は、シールプレート11の形状及びハウジング9との相対的な位置関係により、水切り効果及びラビリンスシール効果を発揮させるようにして、転がり抵抗を増加させることなく、シール効果を高めている。以下に説明するとおり、シール構造10は、シールプレート11に加え、シール本体14を備えていることにより、シール効果をさらに高めるようにしている。
前記のとおり、シール本体14は、保持体12にシールゴム13を一体成形したものである。シールゴム13には、主リップ21と補助リップ22と副リップ23が形成されている。シール本体14はハウジング9に固定されており、ハウジング9と一体に回転する。この回転により、主リップ21と補助リップ22は固定部であるモータ固定部7上を摺動し、副リップ23は固定部であるシールプレート11上を摺動する。図2において、シールプレート11とシール本体14との間に空間20及び空間25が形成されており、副リップ23は空間20及び空間25を横切るように延出している。
本実施形態においては、前記のとおりシールゴム12は、主リップ21に加え補助リップ22及び副リップ23を備えているので、シールの確実性が高められている。すなわち、空間20内に侵入した異物がさらに空間25に侵入しインホイールモータ1の内部側に向う進行については、シールプレート11に当接した副リップ23によるシールにより防止され、異物が副リップ23を通過したとしても、後記のように空間25をグリース溜りとした構成では、そのグリースによって異物の進行を防止できる。
この構成において、空間25に異物が侵入しても、主リップ21及び補助リップ22により異物の進行が防止される。一般に、主リップ21及び補助リップ22と固定部7の間に設けた空隙24はグリース溜りとして設定されており、そのグリースによっても異物の侵入を防止できる。補助リップ22については、インホイールモータ1内部からの鉄粉等の異物の侵入を防止し、主リップ21を保護する役目も果たしている。
ここで、シール抵抗はモータ効率に影響し、電気消費を悪化させる要因の一つであるので、シール抵抗を小さく抑えることで電気消費の悪化を防止できる。この点、シール構造10は、副リップ23を備えていることにより主リップ21とモータ固定部7との圧接力を弱めることができるので、シール構造10全体としての転がり抵抗を低減できる。このことは、アウタロータ型のインホイールモータは歯車機構及びオイル循環機構がなく転がり抵抗が少なく電気消費量の悪化を防止できるという同モータの長所を損なうことがなく、シール構造10は同モータによる省エネルギー効果に寄与する。
本実施形態では、図2に示したように、副リップ23はシールプレート11にラップするように延出している。この構成によれば、副リップ23のシールプレート11への追従性が高まり圧接力を高めることなくシール性が向上するとともに、回転に伴うシール抵抗を小さく抑えることができる。このことは、シール構造10全体としての転がり抵抗を一層低減できることになり、アウタロータ型のインホイールモータによる省エネルギー効果への寄与の度合いが高まる。また、外部から侵入した異物による圧力により、副リップ23がシールプレート11に押し付けられることによってもシール性が向上する。
また、図2において、副リップ23、シールプレート11、固定部7及び主リップ11で囲まれる空間25をグリース溜りとしていることが好ましい。この構成によれば、図2のように固定部7との間に間隔をあけるようにシールプレート11の形状を設定することにより空間25を広くできるので、空間25に十分な量のグリースを溜めることができ、長期間のシール性と潤滑性を確保することができる。あわせて、空間25内のグリースによって空間25内への異物の侵入防止効果も高まる。
前記のように空間25をグリース溜りとし、さらに空隙24はグリース溜りであり、十分な量のグリースをシール構造10中に介在させることができる。このことにより、長期間のシール性と潤滑性を確保できる効果が高まり、空間25及び空隙24内のグリースによる異物の侵入防止効果も高まる。
図3は本発明の別の一実施形態に係るシール構造10の拡大図を示している。本図に示したシール構造10は、図2に示したシール構造10に対して、インホイールモータ1の外部側(B部側)にシールカバー30を追加したものである。シールカバー30は開口部8を遮蔽し、かつハウジング9と対向する外周部31を設けており、外周部31とハウジング9との間に隙間32が形成されている。この構成によれば、外部から向かってくる(矢印a参照)泥水等の異物のシールプレート11への直撃を避けることができ、シール効果を高めることができる。
また、隙間32が形成されていることにより、固定部であるシールカバー30は、回転部であるハウジング9と摺動することがないので、シールカバー30はハウジング9の回転の抵抗になることがなく、シールカバー30が摩耗することもなく、シールカバー30によるシール効果は、シールプレート11によるシールと同様に、転がり抵抗を増加させることなく発揮される。
以上のように本実施形態に係るシール構造10によれば、シールプレート11の形状及びハウジング9との相対的な位置関係により、水切り効果及びラビリンスシール効果を発揮させるようにしてシール効果が高まることに加え、シールゴム13は、主リップ21に加え副リップ23を備えているのでシールの確実性が高まる。
シール効果が高まりかつシールの確実性が高まることは、インホイールモータ1の内外の温度差によるインホイールモータ1内部の圧力変化により外部からの異物が侵入し易くなることの対策にもなる。具体的には、例えば車両が高速走行後、停車した場合、モータ構造を構成するコイルに電流が流れないのでインホイールモータ1の内部温度が下がり、インホイールモータ1の内部の圧力が走行時に対して低下するので、その後の環境によっては外部からの水等の異物侵入の可能性が生じる。本実施形態に係るシール構造10は、前記のとおりシール効果が高まりかつシールの確実性が高まるので、インホイールモータ1内部の圧力変化により外部からの異物が侵入し易くなっても、特に副リップ23の作用によってシール効果を発揮することができる。
加えて、前記のようにシールの確実性が高まることは、地面に近く異物が侵入し易い場所で使用するインホイールモータのシール構造に適しており、シールプレート11が前記のとおりハウジング9の回転の抵抗になることも摩耗することもないことや、シール構造10全体としての転がり抵抗を低減できることは、回転部を有するインホイールモータ1のシール構造に適している。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限るものではなく適宜変更した構成も含まれる。例えば前記実施形態のインホイールモータ1は一例であり、アウターロータ型の構造を変えない範囲で適宜変更してもよい。また、シールゴム13に形成した主リップ21、副リップ23及び補助リップ22はそれぞれ1つの例で説明したが、複数でもよく、特に副リップ23は複数にするとシール効果向上に有利になる。また、シール本体14を複数用いて開口部8を三重以上に遮蔽してもよい。
1 インホイールモータ
2 ホイール
3 モータケース
5 モータカバー(回転部)
7 モータ固定部(固定部)
9 ハウジング(回転部)
10 シール構造
11 シールプレート
12 保持体
13 シールゴム
14 シール本体
15 シールプレートの端部
16 ハウジングの内周部
17 ハウジングの端面
18,32 隙間
20,25 空間
21 主リップ
22 補助リップ
23 副リップ
24 空隙
30 シールカバー
31 シールカバーの外周部
また、図2において、副リップ23、シールプレート11、固定部7及び主リップ21で囲まれる空間25をグリース溜りとしていることが好ましい。この構成によれば、図2のように固定部7との間に間隔をあけるようにシールプレート11の形状を設定することにより空間25を広くできるので、空間25に十分な量のグリースを溜めることができ、長期間のシール性と潤滑性を確保することができる。あわせて、空間25内のグリースによって空間25内への異物の侵入防止効果も高まる。

Claims (4)

  1. 電気自動車の車輪の駆動に用いられるアウタロータ型のインホイールモータのシール構造であって、
    前記シール構造は、ロータと一体に回転するモータカバーの内径部のハウジングと固定部との間に形成した開口部をシールして、前記ハウジング内の防水又は防塵のための構造であり、
    前記開口部をシールプレートと保持体にシールゴムを固定したシール本体とで遮蔽し、かつ前記シールプレートと前記シール本体との間に空間を形成し、
    前記シールプレートの端部と前記ハウジングの内周部との対向部において、前記シールプレートの端部は、前記ハウジングの端面より前記ハウジングの内部側にオフセットされて配置されており、かつ前記対向部に隙間が形成されており、
    前記シールゴムに、前記固定部に当接する主リップと、前記空間を横切るように延出させ前記シールプレートに当接する副リップを形成していることを特徴とするシール構造。
  2. 前記副リップは、前記シールプレートとラップするように延出している請求項1に記載のシール構造。
  3. 前記副リップ、前記シールプレート、前記固定部及び前記主リップで囲まれる空間をグリース溜りとしている請求項1又は2に記載のシール構造。
  4. 前記インホイールモータの外部側にシールカバーをさらに設けており、前記シールカバーは前記開口部を遮蔽し、かつ前記ハウジングと対向する外周部を設け、前記外周部と前記ハウジングとの間に隙間が形成されている請求項1から3のいずれかに記載のシール構造。
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