JP2017173377A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】白色トナーにより有色の記録媒体上に画像を形成する場合に、定着による白色トナーの記録媒体への浸み込みが抑制された画像形成装置を提供する。
【解決手段】白色トナーにより有色の記録媒体上に画像を形成する場合に、白色トナー層と有色の記録媒体との間に下地トナー層が挿入されるように、下地トナー層と白色トナー層とを重ねて形成する画像形成手段と、画像形成手段により形成されたトナー層を記録媒体上に定着する定着手段と、を備えた画像形成装置とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、像形成体上に帯電と像露光と現像を行うプロセス部を複数有する画像形成装置において、一つのプロセス部に透明トナーを有する現像器と白色トナーを有する現像器を有し、像形成体上にトナー像を形成した後、転写することを特徴とする画像形成装置が開示されている。
特開2002−108039公報
本発明の目的は、白色トナーにより有色の記録媒体上に画像を形成する場合に、定着による白色トナーの記録媒体への浸み込みが抑制された画像形成装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、白色トナーにより有色の記録媒体上に画像を形成する場合に、白色トナー層と前記有色の記録媒体との間に下地トナー層が挿入されるように、前記下地トナー層と前記白色トナー層とを重ねて形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により形成されたトナー層を前記記録媒体上に定着する定着手段と、を備えた画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記画像形成手段が、白色画像と下地画像とが重なるように、白色画像の画像情報に基づいて前記下地トナー層を形成する、請求項1に記載の画像形成装置である。ここで「透明」とは可視領域の光を吸収しないことをいう。
請求項3に記載の発明は、前記下地トナー層が、透明トナー層である、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記下地トナー層が、前記有色の記録媒体の吸収波長域に包含される吸収波長域を有する有色トナー層である、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、同じ定着熱量を与えた場合に、前記下地トナー層を形成するトナーの貯蔵弾性率が、前記白色トナーの貯蔵弾性率よりも低い、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記画像形成手段は、有色トナーにより記録媒体上に画像を形成する場合に、前記記録媒体上に有色トナー層を形成する、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項1に記載の発明によれば、白色トナーにより有色の記録媒体上に画像を形成する場合に、定着による白色トナーの記録媒体への浸み込みが抑制される。
請求項2に記載の発明によれば、白色画像の下側には必ず下地画像が形成される。
請求項3に記載の発明によれば、透明トナーは可視領域の光を吸収しないので、透明トナーによる下地トナー層は視認されない。
請求項4に記載の発明によれば、有色トナーが吸収する同じ波長の光を記録媒体が吸収するので、有色トナーによる下地トナー層は視認されない。
請求項5に記載の発明によれば、下地トナー層を形成するトナーの方が、白色トナーより記録媒体に先に浸み込む。
請求項6に記載の発明によれば、有色トナーにより記録媒体上に画像を形成する場合に、通常通り、記録媒体上に有色トナー層が形成される。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す概略図である。 図1に示す画像形成装置の画像形成部(要部)の構成を示す概略構成図である。 第1の実施の形態に係る画像形成装置の電気的構成の一例を示す概略図である。 操作表示部に表示される設定画面の一例を示す模式図である。 トレイと記録媒体の属性との関係の一例を示すテーブルである。 モード選択処理の手順の一例を示すフローチャートである。 通常モードでの画像形成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 白色モードでの画像形成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態で記録媒体上に形成されるトナー層の積層構造の一例を示す断面図である。 記録媒体の吸収波長域と有色トナーの吸収波長域とを示すグラフである。 第2の実施の形態の白色モードでの画像形成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 下地トナー層の画像データ生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 記録媒体(用紙)の色と下地トナー層を形成する特定色との関係の一例を示すテーブルである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
<画像形成装置>
まず、画像形成装置について説明する。図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す概略構成図である。図2は図1に示す画像形成装置の画像形成部(要部)の構成を示す概略構成図である。なお、各図に示す矢印Hは鉛直方向を示し、矢印Wは、水平方向であって装置幅方向を示す。
図1に示すように、画像形成装置10は、電子写真方式により記録媒体としての記録媒体Pに画像を形成する画像形成部12、記録媒体Pを搬送する媒体搬送装置50、及び画像が形成された記録媒体Pに対する後処理等を行う後処理部60を備えている。また、画像形成装置10は、装置各部に電力を供給する電源部80、及び装置各部の制御を行う制御部70を備えている。
画像形成部12は、トナー画像を形成するトナー画像形成部20、トナー画像形成部20で形成されたトナー画像を記録媒体Pに転写する転写装置30、及び記録媒体Pに転写されたトナー画像を記録媒体Pに定着する定着装置40を備えている。
媒体搬送装置50は、画像形成部12に記録媒体Pを供給する媒体供給部52、及びトナー画像が形成された記録媒体Pを排出する媒体排出部54を備えている。また、媒体搬送装置50は、記録媒体Pの両面に画像を形成させる際に用いられる媒体戻し部56、及び中間搬送部58を備えている。
後処理部60は、画像形成部12でトナー画像が転写された記録媒体Pを冷却する媒体冷却部62、記録媒体Pの湾曲を矯正する矯正装置64、及び記録媒体Pに形成された画像を検査する画像検査部66を備えている。後処理部60を構成する各部は、媒体搬送装置50の媒体排出部54中に配置されている。
画像形成装置10は、排出媒体受け部541を除く各部が筐体90内に収容されている。この実施の形態における筐体90は、装置幅方向に隣り合う第1筐体91及び第2筐体92より成る2分割構造とされている。これにより、画像形成装置10の搬送単位が装置幅方向に小型化されている。
第1筐体91には、定着装置40を除く画像形成部12の主要部、及び媒体供給部52が収容されている。第2筐体92には、画像形成部12を構成する定着装置40、媒体排出部54、媒体冷却部62、画像検査部66、媒体戻し部56、制御部70、及び電源部80が収容されている。
第1筐体91と第2筐体92とは、一例として図示しないボルト・ナット等の締結手段によって結合されている。この結合状態で第1筐体91と第2筐体92との間には、画像形成部12の転写ニップNTから定着ニップNFへの記録媒体Pの連絡開口部90C1、及び媒体戻し部56から媒体供給部52への記録媒体Pの連絡路90C2が形成されている。
(画像形成部)
ここで「画像形成部」について詳細に説明する。
画像形成部12は、トナー画像形成部20、転写装置30、及び定着装置40を備えている。本実施の形態では、第1特別色(V)、第2特別色(W)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の、各色毎にトナー画像を形成するトナー画像形成部20V、20W、20Y、20M、20C、20Kが設けられている。
トナー画像形成部20V、20W、20Y、20M、20C、20Kは、転写ベルト31の上辺部に沿って、転写ベルト31の移動方向上流側から、トナー画像形成部20W→20Y→20M→20C→20K→20Vの順で配置されている。即ち、転写ベルト31上には、W色→Y色→M色→C色→K色→V色の順でトナー画像が形成される。
また、本実施の形態では、第1特別色(V)は透明であり、トナー画像形成部20Vは、透明トナーによりトナー画像を形成する。一方、第2特別色(W)は、白色であり、トナー画像形成部20Wは、白色トナーによりトナー画像を形成する。なお、透明トナー及び白色トナーについての詳細、及び白色トナーにより有色の記録媒体上に画像を形成する際の制御部70による各部の制御等については後述する。
トナー画像形成部20V、20W、20Y、20M、20C、20Kの各々は、同様に構成されている。これらを色毎に区別する必要がない場合は、トナー画像形成部20と総称する。トナー画像形成部20は、図2に示すように、画像形成ユニット14、及びトナーを保持するトナーカートリッジ27を備えている。各色の画像形成ユニット14についても、色毎に区別することなく説明する。画像形成ユニット14は、像保持体の一例である感光体ドラム21、帯電器22、露光装置23、現像器の一例である現像装置24、清掃装置25、及び除電装置26を備えている。
感光体ドラム21の表面には、感光層が形成されている。帯電器22は、例えば、コロナ放電方式等により、感光体ドラム21の表面(感光層)を帯電させる。露光装置23は、帯電器22により帯電された感光体ドラム21の表面に露光光Lを照射して、感光体ドラム21の表面に静電潜像を形成する。露光光Lは、制御部70の画像信号処理部71(図1参照)から受け取った画像データに応じて変調されている。現像装置24は、トナーを含む現像剤Gで感光体ドラム21の表面に形成された静電潜像を現像することで、感光体ドラム21の表面にトナー画像を形成する。
清掃装置25は、ブレード状とされており、転写装置30へのトナー画像の転写後に感光体ドラム21の表面に残留したトナーを感光体ドラム21の表面から掻き取る。除電装置26は、転写後の感光体ドラム21に光を照射して除電を行う。これにより、感光体ドラム21の表面の帯電履歴がキャンセルされる。トナーカートリッジ27は、現像装置24にトナーを供給する。
転写装置30は、各色の感光体ドラム21のトナー画像を転写ベルト31に重畳して一次転写し、該重畳されたトナー画像を記録媒体Pに二次転写する。以下、具体的に説明する。
転写ベルト31は、図2に示すように、無端状を成し、複数のロール32に巻き掛けられている。ロール32Dは、図示しないモータの動力により転写ベルト31を矢印A方向に周回させる駆動ロールとして機能する。また、ロール32Tは、転写ベルト31に張力を付与する張力付与ロールとして機能する。ロール32Bには、転写ベルト31の鈍角を成す下端側の頂部が巻き掛けられている。ロール32Bは、後述する二次転写ロール34の対向ロールとして機能する。この転写ベルト31は、装置幅方向に延びる上辺部において、各色の感光体ドラム21に下方から接触している。
転写ベルト31の内側には、各感光体ドラム21のトナー画像を転写ベルト31に転写させる転写部材の一例である一次転写ロール33が配置されている。各一次転写ロール33は、転写ベルト31を挟んで対応する色の感光体ドラム21に対して対向配置されている。また、一次転写ロール33には、トナー極性とは逆極性の転写バイアス電圧が印加される。この転写バイアス電圧の印加により、感光体ドラム21に形成されたトナー画像が転写ベルト31に転写される
また、転写装置30は、転写ベルト31に重畳されたトナー画像を記録媒体Pに転写する二次転写ロール34を備えている。二次転写ロール34は、ロール32Bとの間に転写ベルト31を挟むように配置され、転写ベルト31との間に転写ニップNTを形成している。この転写ニップNTには、媒体供給部52から適時に記録媒体Pが供給される。二次転写ロール34には、図示しない給電部によって、トナー極性とは逆極性の転写バイアス電圧が印加される。この転写バイアス電圧の印加により、転写ニップNTを通過する記録媒体Pに、転写ベルト31から記録媒体Pにトナー画像が転写される。
さらに、転写装置30は、二次転写後に転写ベルト31を清掃する清掃装置35を備えている。清掃装置35は、転写ベルト31の周回方向において、二次転写が行われる部分(転写ニップNT)の下流側で、かつ一次転写が行われる部分の上流側に配置されている。清掃装置35は、ブレード351を備え、転写ベルト31の表面に残留したトナーを転写ベルト31の表面から掻き取る。
定着装置40は、転写装置30においてトナー画像が転写された記録媒体Pに、該トナー画像を定着させる。本実施の形態では、定着装置40は、複数のロール413に巻き掛けられた定着ベルト411と加圧ロール42とで形成される定着ニップNFにおいてトナー画像を加熱しつつ加圧することで、トナー画像を記録媒体Pに定着する。
ロール413Hは、内部に例えばヒータを備えると共に図示せぬモータから伝達される駆動力により回転する加熱ロールとされている。これにより、定着ベルト411が矢印R方向に周回するようになっている。また、加圧ロール42も図示せぬモータから伝達される駆動力により、定着ベルト411の周速度と同様の周速度で回転するようになっている。
(媒体搬送装置)
ここで「媒体搬送装置」について詳細に説明する。
媒体搬送装置50は、媒体供給部52、媒体排出部54、媒体戻し部56、及び中間搬送部58を含んで構成されている。
媒体供給部52は、記録媒体Pが積載して収容される収容器521を備えている。本実施の形態では、収容器521は、転写装置30に対して下方で装置幅方向に沿って2つ並べて配置されている。各収容器521から二次転写位置である転写ニップNTまでには、複数の搬送ロール対522等によって媒体供給経路52Pが形成されている。
各収容器521の上側には、収容器521に積載された最上位の記録媒体Pを送り出す送出ロール523が配置されている。複数の搬送ロール対522のうち、記録媒体Pの搬送方向の最上流側の搬送ロール対522Sは、送出ロール523によって収容器521から重なって送り出された記録媒体Pを一枚ずつに分離する分離ロールとして機能する。また、複数の搬送ロール対522のうち、記録媒体Pの搬送方向において転写ニップNTの直上流に位置する搬送ロール対522Rは、転写ベルト31上のトナー画像の移動タイミングと記録媒体Pの搬送タイミングを合わせるように動作される。
また、媒体供給部52は、予備搬送経路52Prを備えている。予備搬送経路52Prは、第1筐体91の第2筐体92側とは反対側の開口部91Wから発し、媒体供給経路52Pの折返部52P2に合流している。予備搬送経路52Prは、第1筐体91の開口部91W側に隣接して配置されるオプションの記録媒体供給装置(図示省略)から送り出された記録媒体Pを画像形成部12に送り込む際の搬送経路とされている。
中間搬送部58は、転写装置30の転写ニップNTから定着装置40の定着ニップNFまでの間に配置され、ロールに巻き掛けられた無端状の搬送ベルトを備えたベルト搬送部材581を複数備えている。ベルト搬送部材581は、内側から空気を吸引(負圧吸引)して記録媒体Pを搬送ベルトの表面に吸い付けながら、搬送ベルトが周回して記録媒体Pを搬送する仕組みとされている。
媒体排出部54は、画像形成部12の定着装置40でトナー画像が定着された記録媒体Pを、第2筐体92における第1筐体91側とは反対側の端部に形成された排出口92Wから筐体90の外部に排出する。媒体排出部54は、排出口92Wから排出された記録媒体Pを受ける排出媒体受け部541を備えている。
媒体排出部54は、定着装置40(定着ニップNF)から排出口92Wまでに記録媒体Pを搬送する媒体排出経路54Pを有する。媒体排出経路54Pは、ベルト搬送部材543、複数のロール対542等によって形成されている。そして、複数のロール対542のうち、記録媒体Pの排出方向の最下流に配置されたロール対542Eは、記録媒体Pを排出媒体受け部541上に排出する排出ロールとして機能する。
媒体戻し部56は、複数のロール対561を備えている。複数のロール対561は、両面に画像を形成する要求がある場合に、画像検査部66を通過した記録媒体Pが送り込まれる反転経路56Pを形成している。反転経路56Pは、分岐パス56P1、搬送パス56P2、及び反転パス56P3を有する。分岐パス56P1は、媒体排出経路54Pから分岐されている。搬送パス56P2は、分岐パス56P1から受け取った記録媒体Pを媒体供給経路52Pに送り込む。反転パス56P3は、搬送パス56P2の途中に設けられ、搬送パス56P2を搬送される記録媒体Pの搬送方向を逆向きに折り返すことで(スイッチバック搬送させて)表裏を反転させる。
(後処理部)
後処理部60を構成する媒体冷却部62、矯正装置64、及び画像検査部66は、媒体排出部54の媒体排出経路54P上において分岐パス56P1の分岐部分に対する記録媒体Pの排出方向の上流側に、排出方向の上流側からこの順で配置されている。
媒体冷却部62は、記録媒体Pの熱を吸収する吸熱装置621、及び記録媒体Pを吸熱装置621に押し付ける押付装置622を備えている。吸熱装置621は、媒体排出経路54Pに対する上側に配置され、押付装置622は、媒体排出経路54Pに対する下側に配置されている。
吸熱装置621は、無端状の吸熱ベルト6211、吸熱ベルト6211を支持する複数のロール6212、吸熱ベルト6211内に配置されたヒートシンク6213、及びヒートシンク6213を冷却するためのファン6214を備えている。吸熱ベルト6211は、外周面において記録媒体Pと熱交換可能に接触する。複数のロール6212のうち、ロール6212Dは、吸熱ベルト6211に駆動力を伝達する駆動ロールとして機能する。ヒートシンク6213は、媒体排出経路54Pに沿った定められた範囲で吸熱ベルト6211の内周面に摺動可能に面接触されている。
押付装置622は、無端状の押付ベルト6221、及び押付ベルト6221を支持する複数のロール6222を備えている。押付ベルト6221は、複数のロール6222に巻き掛けられている。押付装置622は、記録媒体Pを吸熱ベルト6211(ヒートシンク6213)へ押し付けながら、吸熱ベルト6211と共に記録媒体Pを搬送する。
矯正装置64は、媒体排出部54における媒体冷却部62の下流側に設けられている。矯正装置64は、媒体冷却部62から受け取った記録媒体Pの湾曲(カール)を矯正するようになっている。また、画像検査部66の主要部を成すインラインセンサ661は、媒体排出部54における矯正装置64の下流側に配置されている。インラインセンサ661は、記録媒体Pに照射し記録媒体Pから反射された光に基づいて、定着されたトナー画像のトナー濃度欠陥、画像欠陥、画像位置欠陥等の有無や程度を検出する。
<画像形成装置の電気的構成>
次に、画像形成装置の電気的構成について説明する。
図3は第1の実施の形態に係る画像形成装置の電気的構成の一例を示す概略図である
。図3に示すように、制御部70は、装置全体の制御及び各種演算を行うコンピュータとして構成されている。即ち、制御部70は、CPU(中央処理装置; Central Processing Unit)70A、ROM(Read Only Memory)70B、RAM(Random Access Memory)70C、不揮発性のメモリ70D、及び入出力インターフェース(I/O)70Eを備えている。
CPU70A、ROM70B、RAM70C、メモリ70D、及びI/O70Eの各々は、バス70Fを介して互いに接続されている。CPU70Aは、ROM70Bに記憶されたプログラムを読み出して、RAM70Cをワークエリアとしてプログラムを実行する。制御部70のI/O70Eには、画像形成部12、媒体搬送装置50、後処理部60、操作表示部100、通信部102、及び記憶部104の各部が接続されている。制御部70は、これら各部を制御する。
操作表示部100は、スタートボタンやテンキー等の各種ボタン、設定画面等の各種画面を表示するためのタッチパネルなどを含んで構成されている。操作表示部100は、上記構成により、利用者の操作を受け付けると共に、利用者に各種情報を表示する。
通信部102は、有線又は無線の通信回線を介して外部装置と通信を行うためのインターフェースである。例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続されたコンピュータと通信を行うためのインターフェースとして機能する。記憶部104は、ハードディスク等の記憶装置を備えている。記憶部104には、ログデータ等の各種データ、制御プログラム等が記憶される。
画像情報は、画像形成装置内の画像読取装置(図示せず)から取得してもよく、通信部102を介して外部装置から取得してもよい。画像形成指示及び選択設定情報は、操作表示部100から取得してもよく、通信部102を介して外部装置から取得してもよい。ここで「選択設定情報」とは、利用者により選択及び設定された画像形成条件に関する情報である。本実施の形態では、選択設定情報には、記録媒体の種類、及び記録媒体の色に関する情報が含まれる。選択設定情報は、ページ、部数、記録媒体のサイズ、記録媒体1枚に印刷するページ数、余白等、画像形成条件に関する他の情報を含んでいてもよい。
<画像形成動作(作用)>
次に、画像形成装置10による記録媒体Pへの画像形成工程及び後処理工程について説明する。画像形成工程は、利用者により選択及び設定された種々の画像形成条件に基づいて実施される。本実施の形態では、画像形成工程に対して、有色トナーにより記録媒体に画像を形成する「通常モード」と、白色トナーにより有色の記録媒体上に画像を形成する「白色モード」とが用意されている。
「白色モード」では、白色トナー層と記録媒体との間に、記録媒体表面の凹凸を埋めるために、透明トナー層が形成される。透明トナー層は「下地トナー層」の一例である。なお、後述する通り、第2の実施の形態では、有色トナー層が「下地トナー層」の一例である。下地トナー層を形成するトナーを「下地トナー」と仮称する。下地トナーの色に拘らず、下地トナー層を挿入することで、白色トナーの記録媒体への浸み込みが抑制される。
(透明トナー、白色トナー、及び有色トナー)
透明トナーは、顔料を含まず、バインダー樹脂と各種添加剤とを含んで構成されている。白色トナーは、白色顔料とバインダー樹脂と各種添加剤とを含んで構成されている。イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各色の有色トナーは、各色顔料とバインダー樹脂と各種添加剤とを含んで構成されている。なお、有色とは、透明や白色ではないことを意味する。これらのトナーは、キャリアと組み合わせることにより現像剤として使用される。
透明トナー、白色トナー、及び有色トナーの各々は、中心粒径を3μm以上9μm以下の範囲とし、比重を1以上1.7以下の範囲とするのがよい。また、本実施の形態では、記録媒体の種類に応じて、下地トナー層を形成する場合の単位面積当たりの下地トナーのトナー量が予め設定されている。
例えば、記録媒体が非コート紙の場合は、下地トナーを記録媒体上に0.7層以上1層以下の範囲で形成することで、記録媒体の凹凸が埋められる。したがって、中心粒径6μm、比重1.1の下地トナーを用いた場合には、下地トナーの単位面積当たりのトナー量を3g/m以上4g/m以下の範囲とすればよい。
なお、記録媒体の凹凸が埋められて記録媒体の表面が平坦化した場合には、白色トナーを記録媒体上に1層以上1.5層以下の範囲で形成することで、良好な白色濃度が得られる。したがって、中心粒径6μm、比重1.1の白色トナーを用いた場合には、白色トナーの単位面積当たりのトナー量を4g/m以上6g/m以下の範囲とすればよい。
また、同じ定着熱量を与えた場合に、下地トナーが白色トナーより記録媒体に浸み込み易くなるように、下地トナーの貯蔵弾性率が白色トナーの貯蔵弾性率よりも低い方がよい。ここで「貯蔵弾性率」とは、測定周波数f[Hz]におけるせん断複素弾性率G*の実数部分を示しており、単位はパスカル(Pa)である。具体的には、JIS K 7244−6「プラスチック−動的機械特性の試験方法−第6部:せん断振動−非共振法」に規定の方法に準じて、貯蔵弾性率測定装置により測定される値である。
例えば、測定周波数1Hzにおける、下地トナー(透明トナーまたは有色トナー)の貯蔵弾性率を1.0×103.5[Pa]以上1.0×104.2[Pa]以下の範囲とし、白色トナーの貯蔵弾性率を1.0×104.2[Pa]以上1.0×10[Pa]以下の範囲としてもよい。なお、定着熱量は定着温度及び定着時間に応じて変化し、貯蔵弾性率の数値は定着熱量に応じて変化する。そこで、同じ定着熱量を与えた場合に、下地トナーの貯蔵弾性率が白色トナーの貯蔵弾性率よりも低くなるようにする。
(記録媒体)
画像形成装置では、種類等の異なる複数の記録媒体が使用される。本実施の形態では、画像形成装置10は、記録媒体Pが積載して収容される2つの収容器521を備えている(図1参照)。2つの収容器521には、種類、色、及びサイズの異なる記録媒体を収容してもよい。収容器52に収容される記録媒体の種類、色、及びサイズは、利用者により収容器52毎に設定登録される。即ち、記録媒体が白色か有色かも、利用者により設定される。
以下では、2つの収容器521を「トレイ1、トレイ2」という。また、記録媒体を「用紙」という。図4は操作表示部に表示される設定画面の一例を示す模式図である。図4に示すように、操作表示部100には、用紙種類、用紙色、及び用紙サイズを設定する設定画面106が表示される。図示した例は「トレイ1」に対する設定画面である。
設定画面106は、普通紙、非コート紙、再生紙等の用紙種類を選択設定する設定部108、用紙サイズを入力する入力部110、白、ピンク、水色、黒等の用紙色を選択設定する設定部112、取り消しボタン114、及び閉じるボタン116を含んでいる。利用者は、設定画面106を操作することにより、トレイ1に対して用紙種類、用紙色、及び用紙サイズを設定する。同様に、トレイ2に対しても用紙種類、用紙色、及び用紙サイズを設定する。
設定されたトレイと用紙種類、用紙色、及び用紙サイズとの関係は、例えば、図5に示すテーブル形式で制御部70のメモリ70D等に記憶される。したがって、利用者がトレイを選択することで、用紙種類、用紙色、及び用紙サイズも選択される。即ち、収容器の選択により記録媒体の種類、色、及びサイズが選択される。
(モード選択処理)
次に、モード選択処理について説明する。
本実施の形態では、画像形成処理の前に、通常モードと白色モードのいずれか一方を選択するモード選択処理が実行される。図6はモード選択処理の手順の一例を示すフローチャートである。モード選択処理は、制御部70のCPU70Aにより実行される。
また、モード選択処理は、制御部70が利用者からの画像形成指示、選択設定情報、及び画像情報を受け取ると開始される。なお、画像形成指示に際して、利用者は収容器を選択することにより、記録媒体の種類、色、及びサイズも選択している。制御部70は、画像形成指示と共にこれらの選択設定情報も受け取る。
まず、ステップ100で、記録媒体の色情報を取得し、ステップ102で、有色の記録媒体か否かを判断する。有色の記録媒体である場合は、ステップ104に進む。ここで、有色の記録媒体ではない場合は、ステップ114に進んで、通常モードを選択する。
次に、ステップ104で、記録媒体の種類情報を取得し、ステップ106で、表面コートされていない記録媒体か否かを判断する。表面コートされていない記録媒体である場合は、ステップ108に進む。ここで、表面コートされた記録媒体である場合は、ステップ114に進んで、通常モードを選択する。
次に、ステップ108で、画像情報を取得し、ステップ110で、白色画像の画像データのみか否かを判断する。白色画像の画像データのみの場合は、ステップ112に進んで、白色モードを選択する。ここで、白色画像の画像データ以外の画像データを含む場合は、ステップ114に進んで、通常モードを選択する。
上記のモード選択処理により、記録媒体が有色で非コートの場合であって、画像情報が白色画像の画像データだけを含む場合に、透明トナーにより下地トナー層を設ける「白色モード」が選択される。また、「白色モード」が選択されない場合は、「通常モード」が選択される。制御部70は、選択されたモードに応じて画像形成指令を行う。
なお、上記のモード選択処理では、記録媒体が有色で非コートの場合であって、画像情報が白色画像の画像データだけを含む場合に、制御部70により「白色モード」を選択したが、「通常モード」と「白色モード」の選択肢を有する選択画面を利用者に表示し、いずれか一方を利用者に選択させるようにしてもよい。また、非コートか否かは問わない、画像情報が白色画像の画像データと他色画像の画像データとを含む等、「白色モード」の選択条件を緩和してもよい。
また、「記録媒体の表面粗さと相関がある物性」に応じて、「通常モード」と「白色モード」のいずれか一方が選択されるようにしてもよい。「記録媒体の表面粗さと相関がある物性」は、普通紙、再生紙、非コート紙等、記録媒体の種類に応じて予め記憶されている。そして、「白色モード」が選択された場合は、上記の物性に応じて、下地トナー層を形成する場合の単位面積当たりのトナー量を設定してもよい。
例えば、「記録媒体の表面粗さと相関がある物性」としては、記録媒体の平滑度や光沢度等がある。平滑度が1000秒以下で60℃グロスが10以下等、平滑度が閾値以下で且つ光沢度が閾値以下の記録媒体に対しては、「白色モード」が選択されるようにしてもよい。ここで「平滑度」とは、ベックの平滑度計における表面平滑度である(JIS P 8119参照)。また、「光沢度(60℃グロス)」とは、入射角60°の条件で測定対象に光を入射し、その反射光を測定することで得られる指標である(JIS Z 8741参照)。
(通常モード)
図7は「通常モード」での画像形成処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図1及び図2も参照しながら「通常モード」での画像形成工程、及び後処理工程について説明する。「通常モード」での画像形成指令を受けた制御部70は、画像形成部12(トナー画像形成部20、転写装置30、定着装置40)、媒体搬送装置50、及び後処理部60等を作動させる。例えば、各色の画像形成ユニット14の感光体ドラム21、現像装置24の現像ロール242が回転され、転写ベルト31が周回される。また、加圧ロール42が回転されると共に、定着ベルト411が周回される。
まず、ステップ200で、各色のトナー画像を形成するように、画像形成部12及び媒体搬送装置50の各部に指示する。各色の感光体ドラム21上に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のうち、対応する色のトナー画像が形成される。具体的には、感光体ドラム21は、帯電器22によって帯電され、露光装置23により対応する色の画像データに応じて露光光Lで露光されて、表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム21に形成された静電潜像は、現像装置24から供給される対応する色の現像剤によって現像される。これにより、各色の感光体ドラム21上には、対応する色のトナー画像が形成される。
次に、ステップ202で、各色のトナー画像が一次転写されるように、画像形成部12及び媒体搬送装置50の各部に指示する。各色の感光体ドラム21に形成された各色のトナー画像は、各色の一次転写ロール33を通じた転写バイアス電圧の印加によって、周回する転写ベルト31に順次転写される。これにより、転写ベルト31上には、6色分のトナー画像が重畳された重畳トナー画像が形成される。本実施の形態では、転写ベルト31側からY色、M色、C色、K色の順で4色分のトナー画像が重畳される。この重畳トナー画像は、転写ベルト31の周回によって転写ニップNTに搬送される。
次に、ステップ204で、重畳トナー画像が二次転写されるように、画像形成部12及び媒体搬送装置50の各部に指示する。転写ニップNTには、重畳トナー画像の搬送にタイミングを合わせて、媒体供給部52の搬送ロール対522Rによって記録媒体Pが供給される。この転写ニップNTにおいて転写バイアス電圧が印加されることで、転写ベルト31から重畳トナー画像が記録媒体Pに転写される。転写後は、記録媒体P側からK色、C色、M色、Y色の順で4色分のトナー画像が重畳されることになる。
次に、ステップ206で、記録媒体P上のトナー画像が定着されるように、画像形成部12及び媒体搬送装置50の各部に指示する。重畳トナー画像が転写された記録媒体Pは、中間搬送部58によって定着装置40の定着ニップNFに向けて搬送される。定着装置40は、定着ニップNFを通過する記録媒体Pに熱及び圧力を付与する。これにより、記録媒体Pに転写されたトナー画像が定着される。
次に、ステップ208で、両面印刷が指示されているか否か判断する。両面印刷が指示されていない場合は、ステップ210に進む。ステップ210では、後処理を行った後に記録媒体Pを排出するように、後処理部60及び媒体搬送装置50の各部に指示して、ルーチンを終了する。
定着装置40から排出された記録媒体Pは、媒体排出部54によって装置外の排出媒体受け部541に向けて搬送されつつ、後処理部60により処理が施される。定着工程により加熱された記録媒体Pは、先ず媒体冷却部62において冷却される。次いで、記録媒体Pは、矯正装置64によって湾曲が矯正される。さらに、記録媒体Pに定着されたトナー画像は、画像検査部66によって、トナー濃度欠陥、画像欠陥、画像位置欠陥等の有無や程度が検出される。そして、記録媒体Pは、媒体排出部54に排出される。
一方、両面印刷が指示されている場合は、ステップ212に進む。ステップ212では、記録媒体Pを表裏反転して媒体供給経路52Pに戻すように、媒体搬送装置50の各部に指示する。
記録媒体Pの画像が形成されていない非画像面に画像を形成させる場合(両面印刷の場合)、制御部70は、画像検査部66の通過後の記録媒体Pの搬送経路を、媒体排出部54の媒体排出経路54Pから媒体戻し部56の分岐パス56P1に切り替える。これにより記録媒体Pは、反転経路56Pを経由して表裏反転されて媒体供給経路52Pに送り込まれる。この記録媒体Pの裏面には、前述した表面への画像形成工程と同様の工程で画像が形成(定着)される。この記録媒体Pは、前述した表面への画像成形後の処理工程と同様の工程を経て、媒体排出部54によって装置外の排出媒体受け部541に排出される。
そして、ステップ200に戻り、ステップ200からステップ210までを実行して、ルーチンを終了する。なお、ステップ208では「両面印刷が指示されていない」と判定する。
(白色モード)
図8は「白色モード」での画像形成処理の手順の一例を示すフローチャートである。図1及び図2も参照しながら「白色モード」での画像形成工程について説明する。第1の実施の形態では、透明トナーにより下地トナー層を形成する例について説明する。また、後処理工程や両面印刷工程は、通常モードの場合と同じであるため説明を省略する。
「白色モード」での画像形成指令を受けた制御部70は、通常モードの場合と同様に、トナー画像形成部20、転写装置30、定着装置40、媒体搬送装置50、及び後処理部60等を作動させる。
まず、ステップ300で、「下地画像の画像データ生成処理」を実施する。画像情報から白色画像の画像データを抽出し、透明トナーによる下地画像の画像データとする。例えば、白色画像が画像形成領域全体に形成されるベタ画像の場合は、透明トナーによる下地画像も画像領域全体に形成されるベタ画像となる。白色画像の画像データを下地画像の画像データとすることで、白色トナーのトナー像が形成される部分の下層には、透明トナーのトナー像が形成されるようになる。また、記録媒体上での白色画像が形成される位置と下地画像が形成される位置とのずれ量が分かっている場合は、ずれ量を考慮して下地画像と白色画像とが重なるように、下地画像の画像データを補正してもよい。例えば、下地画像が白色画像より小さくなるように、下地画像の画像データを補正する。
次に、ステップ302で、透明と白色のトナー画像を形成するように、画像形成部12及び媒体搬送装置50の各部に指示する。透明(V)用のトナー画像形成部20Vにより、感光体ドラム21V上に透明トナーのトナー画像が形成される。具体的には、感光体ドラム21Vは、帯電器22Vによって帯電され、露光装置23Vにより下地画像の画像データに応じて露光光Lで露光されて、表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム21Vに形成された静電潜像は、現像装置24Vから供給される透明トナーを含む現像剤によって現像される。これにより、感光体ドラム21V上には、透明トナーのトナー画像が形成される。
また、白色(W)用のトナー画像形成部20Wにより、感光体ドラム21W上に白色トナーのトナー画像が形成される。具体的には、感光体ドラム21Wは、帯電器22Wによって帯電され、露光装置23Wにより白色画像の画像データに応じて露光光Lで露光されて、表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム21Wに形成された静電潜像は、現像装置24Wから供給される白色トナーを含む現像剤によって現像される。これにより、感光体ドラム21W上には、白色トナーのトナー画像が形成される。
次に、ステップ304で、透明と白色のトナー画像が一次転写されるように、画像形成部12及び媒体搬送装置50の各部に指示する。各色の感光体ドラム21に形成された各色のトナー画像は、各色の一次転写ロール33を通じた転写バイアス電圧の印加によって、周回する転写ベルト31に順次転写される。これにより、転写ベルト31上には、2色分のトナー画像が重畳された重畳トナー画像が形成される。本実施の形態では、転写ベルト31側から白色、透明の順で2色分のトナー画像が重畳される。この重畳トナー画像は、転写ベルト31の周回によって転写ニップNTに搬送される。
次に、ステップ306で、重畳トナー画像が二次転写されるように、画像形成部12及び媒体搬送装置50の各部に指示する。転写ニップNTには、重畳トナー画像の搬送にタイミングを合わせて、媒体供給部52の搬送ロール対522Rによって記録媒体Pが供給される。この転写ニップNTにおいて転写バイアス電圧が印加されることで、転写ベルト31から重畳トナー画像が記録媒体Pに転写される。転写後は、記録媒体P側から透明、白色の順で2色分のトナー画像が重畳されることになる。
次に、ステップ308で、記録媒体上のトナー画像が定着されるように、画像形成部12及び媒体搬送装置50の各部に指示する。重畳トナー画像が転写された記録媒体Pは、中間搬送部58によって定着装置40の定着ニップNFに向けて搬送される。定着装置40は、定着ニップNFを通過する記録媒体Pに熱及び圧力を付与する。これにより、記録媒体Pに転写されたトナー画像が定着される。
次に、ステップ310で、両面印刷が指示されているか否か判断する。両面印刷が指示されていない場合は、ステップ312に進む。ステップ312では、後処理を行った後に記録媒体Pを排出するように、後処理部60及び媒体搬送装置50の各部に指示して、ルーチンを終了する。
定着装置40から排出された記録媒体Pは、媒体排出部54によって装置外の排出媒体受け部541に向けて搬送されつつ、後処理部60により処理が施される。そして、記録媒体Pは、媒体排出部54に排出される。
一方、両面印刷が指示されている場合は、ステップ314に進む。ステップ314では、記録媒体Pを表裏反転して媒体供給経路52Pに戻すように、媒体搬送装置50の各部に指示する。そして、ステップ300に戻り、ステップ300からステップ312までを実行して、ルーチンを終了する。なお、ステップ310では「両面印刷が指示されていない」と判定する。
以上の動作により、図9に示すように、白色トナー層200と記録媒体Pとの間には、透明トナー層202が「下地トナー層」として挿入される。重畳トナー画像が定着される際には、透明トナーの浸み込みにより記録媒体Pの凹凸が埋められて、白色トナーの記録媒体への浸み込みが抑制される。これにより、白色画像が均一に形成され、白色トナーの記録媒体への浸み込みに起因して発生する白色トナーの溶融ムラが低減されて、白色度も向上する。
また、透明トナーは可視領域の光を吸収しないので、透明トナーによる下地トナー層は視認されない。したがって、透明トナーによる下地トナー層を形成しても、白色画像の画質に影響を及ぼさない。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態は、「白色モード」において、透明トナーによる下地トナー層の代わりに「有色トナーによる下地トナー層」を形成する以外は、第1の実施の形態と同様であるため、画像形成装置の構成の説明は省略し、「白色モード」での動作のみ説明する。
図10は記録媒体の吸収波長域と有色トナーの吸収波長域とを示すグラフである。横軸は波長λを表し、その単位はnm(ナノメートル)である。縦軸は反射率(R/100)を表し、その単位は%である。反射率が高い波長域の光は反射され、反射率が低い波長域の光は吸収されている。
図示した例では、青色の用紙(B用紙)は、530nm以上の波長域の光を吸収する。緑色の用紙(G用紙)は、400nm〜450nmと600nm以上の波長域の光を吸収する。赤色の用紙(R用紙)は570nm以下の波長域の光を吸収する。黒色の用紙(黒紙)は、全波長域の光を吸収する。これに対して、C色トナーは、580nm以上の波長域の光を吸収する。M色トナーは、440nm前後の青色光と、510nm〜570nmの波長域の光を吸収する。Y色トナーは、450nm以下の波長域の光を吸収する。
例えば、C色トナーの吸収波長域(580nm以上)は、青色の用紙の吸収波長域(530nm以上)に包含される。また、Y色トナーの吸収波長域(450nm以下)は、緑色の用紙の吸収波長域(400nm〜450nmと600nm以上)に包含される。更に、有色トナーの吸収波長域は、黒色の用紙の吸収波長域に必ず包含される。
このように、記録媒体の吸収波長域に包含される吸収波長域を有する特定の有色トナーで下地画像を形成しても、有色トナーは視認されない。以下、下地画像を形成する「特定の有色トナー」の色を「特定色」という。したがって、第2の実施の形態では、記録媒体の色と下地画像を形成する特定色との関係をテーブル等で予め記憶しておいて、上記関係に基づいて記録媒体の色に応じた特定色の有色トナーで下地トナー層を形成する。
図11は第2の実施の形態の「白色モード」での画像形成処理の手順の一例を示すフローチャートである。図12は「下地画像の画像データ生成処理」の手順の一例を示すフローチャートである。図1及び図2も参照しながら「白色モード」での画像形成工程について説明する。第2の実施の形態では、有色トナーにより下地トナー層を形成する例について説明する。また、後処理工程や両面印刷工程は、通常モードの場合と同じであるため説明を省略する。
「白色モード」での画像形成指令を受けた制御部70は、通常モードの場合と同様に、トナー画像形成部20、転写装置30、定着装置40、媒体搬送装置50、及び後処理部60等を作動させる。
まず、ステップ400で、図12に示す「下地画像の画像データ生成処理」を実施する。まず、ステップ500で、画像情報から白色画像の画像データを抽出する。次に、ステップ502で、記録媒体の色(用紙色)と下地画像を形成する特定色との関係を予め記憶したテーブルを読み出し、予め記憶された関係に基づいて、記録媒体の色情報に応じた特定色を決定する。例えば、記録媒体の色が「ピンク」である場合、図13に示すテーブルを参照して、特定色を「M色」と決定する。以下では、特定色を「M色」として説明する。
次に、ステップ504で、抽出された白色画像の画像データを、特定色の有色トナーによる下地画像の画像データとする。同じ画像データを用いることで、白色トナーのトナー像が形成される部分の下層には、必ず特定色の有色トナーのトナー像が形成されるようになる。
ここで、図11に示すフローチャートの説明に戻る。次に、ステップ402で、特定色(M色)と白色のトナー画像を形成するように、画像形成部12及び媒体搬送装置50の各部に指示する。
M色(M)用のトナー画像形成部20Mにより、感光体ドラム21M上にM色トナーのトナー画像が形成される。具体的には、感光体ドラム21Mは、帯電器22Mによって帯電され、露光装置23Mにより下地画像の画像データに応じて露光光Lで露光されて、表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム21Mに形成された静電潜像は、現像装置24Mから供給されるM色トナーを含む現像剤によって現像される。これにより、感光体ドラム21M上には、M色トナーのトナー画像が形成される。
また、白色(W)用のトナー画像形成部20Wにより、感光体ドラム21W上に白色トナーのトナー画像が形成される。具体的には、感光体ドラム21Wは、帯電器22Wによって帯電され、露光装置23Wにより白色画像の画像データに応じて露光光Lで露光されて、表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム21Wに形成された静電潜像は、現像装置24Wから供給される白色トナーを含む現像剤によって現像される。これにより、感光体ドラム21W上には、白色トナーのトナー画像が形成される。
次に、ステップ404で、特定色(M色)と白色のトナー画像が一次転写されるように、画像形成部12及び媒体搬送装置50の各部に指示する。各色の感光体ドラム21に形成された各色のトナー画像は、各色の一次転写ロール33を通じた転写バイアス電圧の印加によって、周回する転写ベルト31に順次転写される。これにより、転写ベルト31上には、2色分のトナー画像が重畳された重畳トナー画像が形成される。本実施の形態では、転写ベルト31側から白色、M色の順で2色分のトナー画像が重畳される。この重畳トナー画像は、転写ベルト31の周回によって転写ニップNTに搬送される。
次に、ステップ406で、重畳トナー画像が二次転写されるように、画像形成部12及び媒体搬送装置50の各部に指示する。転写ニップNTには、重畳トナー画像の搬送にタイミングを合わせて、媒体供給部52の搬送ロール対522Rによって記録媒体Pが供給される。この転写ニップNTにおいて転写バイアス電圧が印加されることで、転写ベルト31から重畳トナー画像が記録媒体Pに転写される。転写後は、記録媒体P側からM色、白色の順で2色分のトナー画像が重畳されることになる。
次に、ステップ408で、記録媒体上のトナー画像が定着されるように、画像形成部12及び媒体搬送装置50の各部に指示する。重畳トナー画像が転写された記録媒体Pは、中間搬送部58によって定着装置40の定着ニップNFに向けて搬送される。定着装置40は、定着ニップNFを通過する記録媒体Pに熱及び圧力を付与する。これにより、記録媒体Pに転写されたトナー画像が定着される。
次に、ステップ410で、両面印刷が指示されているか否か判断する。両面印刷が指示されていない場合は、ステップ412に進む。ステップ412では、後処理を行った後に記録媒体Pを排出するように、後処理部60及び媒体搬送装置50の各部に指示して、ルーチンを終了する。
定着装置40から排出された記録媒体Pは、媒体排出部54によって装置外の排出媒体受け部541に向けて搬送されつつ、後処理部60により処理が施される。そして、記録媒体Pは、媒体排出部54に排出される。
一方、両面印刷が指示されている場合は、ステップ414に進む。ステップ414では、記録媒体Pを表裏反転して媒体供給経路52Pに戻すように、媒体搬送装置50の各部に指示する。そして、ステップ400に戻り、ステップ400からステップ412までを実行して、ルーチンを終了する。なお、ステップ410では「両面印刷が指示されていない」と判定する。
以上の動作により、白色トナー層と記録媒体Pとの間には、特定色の有色トナー層が「下地トナー層」として挿入される。重畳トナー画像が定着される際には、有色トナーの浸み込みにより記録媒体Pの凹凸が埋められて、白色トナーの記録媒体への浸み込みが抑制される。これにより、白色画像が均一に形成され、白色トナーの記録媒体への浸み込みに起因して発生する白色トナーの溶融ムラが抑制され、白色度も向上する。
また、特定色の有色トナーが吸収する同じ波長の光を記録媒体が吸収するので、特定色の有色トナーによる下地トナー層は視認されない。したがって、特定色の有色トナーによる下地トナー層を形成しても、白色画像の画質に影響を及ぼさない。
<変形例>
なお、上記実施の形態で説明した画像形成装置の構成は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内においてその構成を変更してもよいことは言うまでもない。
上記の実施の形態では、タンデム方式の画像形成装置について説明したが、「白色モード」での画像形成工程において、記録媒体上に下地トナー像と白色トナー像とが重ね合わされた重畳トナー像が形成されればよく、複数の現像器が装着された回転体を回転させ、複数色の現像器を順次感光体に対向あるいは接触させて現像するいわゆるロータリー方式の画像形成装置としてもよい。
また、上記の実施の形態では、有色トナーにより記録媒体に画像を形成する「通常モード」について説明したが、「通常モード」において白色トナーや透明トナーを用いる構成としてもよい。この場合は、図1及び図2に示す画像形成部12において、第1特別色(V)は白色として、トナー画像形成部20Vは白色トナーによりトナー画像を形成する。また、第2特別色(W)を透明として、トナー画像形成部20Wは透明トナーによるトナー画像を形成する。
そして、「通常モード」では、各色の感光体ドラム21上に、透明(W)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、白色(V)のうち、対応する色のトナー画像を形成する。各色の感光体ドラム21に形成された各色のトナー画像を転写ベルト31に順次転写して、転写ベルト31上に6色分のトナー画像が重畳された重畳トナー画像を形成する。転写ベルト31側から透明、Y色、M色、C色、K色、白色の順で6色分のトナー画像が重畳される。次に、転写ベルト31から重畳トナー画像を記録媒体Pに転写する。転写後は、記録媒体P側から白色、K色、C色、M色、Y色、透明の順で6色分のトナー画像が重畳されることになる。
なお、第2特別色(W)を、透明ではなく、他の色に比して頻繁に使用されるユーザ特有のコーポレート色としてもよい。
10 画像形成装置
12 画像形成部
20 トナー画像形成部
30 転写装置
40 定着装置
50 媒体搬送装置
60 後処理部
70 制御部
80 電源部
100 操作表示部
102 通信部
104 記憶部
106 設定画面
108 設定部
110 入力部
112 設定部
114 ボタン
116 ボタン
200 白色トナー層
202 透明トナー層
P 記録媒体

Claims (6)

  1. 白色トナーにより有色の記録媒体上に画像を形成する場合に、白色トナー層と前記有色の記録媒体との間に下地トナー層が挿入されるように、前記下地トナー層と前記白色トナー層とを重ねて形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により形成されたトナー層を前記記録媒体上に定着する定着手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記画像形成手段が、白色画像と下地画像とが重なるように、白色画像の画像情報に基づいて前記下地トナー層を形成する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記下地トナー層が、透明トナー層である、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記下地トナー層が、前記有色の記録媒体の吸収波長域に包含される吸収波長域を有する有色トナー層である、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 同じ定着熱量を与えた場合に、前記下地トナー層を形成するトナーの貯蔵弾性率が、前記白色トナーの貯蔵弾性率よりも低い、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成手段は、有色トナーにより記録媒体上に画像を形成する場合に、前記記録媒体上に有色トナー層を形成する、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
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