JP2017171275A - リーン車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの前輪と傾斜可能な車体フレームとを備え、ヘッドランプのリフレクタの面積を確保した上で、トレッド幅を狭くすることとヘッドランプを低い位置に配置することとを両立できるリーン車両を提供する。【解決手段】ヘッドランプ81は、互いに左右に隣接して配置されたLED101,102,103からなる上光源100Aと、LED104,105からなる下光源100Bと、リフレクタ要素91,92,93からなる上リフレクタ90Aと、リフレクタ要素94,95からなる下リフレクタ90Bとを有する。車両正面視において、下光源100Bの左端と右端との間の寸法L1は、上光源100Aの左端と右端との間の寸法L2よりも小さい。下光源100Bの左端と上光源100Aの左端との間の水平方向の距離L3と、下光源100Bの右端と上光源100Aの右端との間の水平方向の距離L4とは等しい。【選択図】図7

Description

本発明は、2つの前輪とヘッドランプとを備え、右旋回時に右方に傾斜し、左旋回時に左方に傾斜するリーン車両に関する。
従来から、2つの前輪とヘッドランプとを備え、右旋回時に右方に傾斜し、左旋回時に左方に傾斜するリーン車両が知られている。例えば、特許文献1および非特許文献1に、そのようなリーン車両が記載されている。
特許文献1および非特許文献1に記載されたリーン車両では、ヘッドランプが比較的高所に配置されている。そのため、ヘッドランプから照射される光の軸線が地面となす角度と、地面を見るときの乗員の視線が地面となす角度との差が、小さくなってしまう。例えば、リーン車両の前方の地面に突起物がある場合、ヘッドランプから照射される光が突起物を照らすことにより、その突起物の前方に影ができる。乗員はその影を視認することにより、突起物があることを容易に認識することができる。ところが、上記両角度の差が小さい場合、突起物自体は容易に認識できるものの、上記両角度の差が大きい場合に比べると、突起物の影は視認しにくくなる。
米国意匠547,242号公報
Catalogo partidi ricambio, MP3 300 ie LT Mod. ZAPM64102, Piaggio社
前輪を2つ備えるリーン車両であれば、ヘッドランプを車両の幅方向の中央に配置することにより、前輪のストローク量を確保しながら、ヘッドランプを低い位置に配置することが可能であると考えられる。しかし、本願発明者による鋭意研究の結果、2つの前輪を備える傾斜可能なリーン車両において、ヘッドランプを低い位置に配置した場合、次のような新たな課題が生じることが分かった。
2つの前輪を備えることの利点を活かしつつ、車両前部の特に車両の幅方向寸法をコンパクトにするためには、2つの前輪同士の間隔(すなわち、トレッド幅)は、できるだけ狭い方がよい。ところが、トレッド幅の狭い傾斜可能なリーン車両では、車体フレームを傾斜させた際に、一方の前輪、前輪懸架装置、および/または操舵装置が、車体フレームの上下方向の上方に上がってくるとともに、車幅方向の中央に近づいてくる。そのため、ヘッドランプを低い位置に配置しようとすると、車体フレームを傾斜させたときに、ヘッドランプと前輪、前輪懸架装置、および/または操舵装置との干渉が懸念される。そのような干渉を避けるためにヘッドランプの寸法を小さくすると、ヘッドランプのリフレクタの面積を確保することが困難となってしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、2つの前輪と傾斜可能な車体フレームとを備え、ヘッドランプのリフレクタの面積を確保した上で、トレッド幅を狭くすることとヘッドランプを低い位置に配置することとを両立できるリーン車両を提供することである。
本発明に係るリーン車両は、右旋回時に右方に傾斜し、左旋回時に左方に傾斜するリーン車両である。当該リーン車両は、ヘッドパイプを有する車体フレームと、前記ヘッドパイプに回転可能に支持されたステアリングシャフトと、車両中央線の左方に配置された左前輪と、車両中央線の右方に配置された右前輪と、前記左前輪を回転可能に支持する左前輪支持部材と、前記右前輪を回転可能に支持する右前輪支持部材と、前記左前輪支持部材を前記車体フレームの上下方向に延びる左操舵軸線周りに回転可能に支持する左サイド部材と、前記右前輪支持部材を前記車体フレームの上下方向に延びる右操舵軸線周りに回転可能に支持する右サイド部材と、前記車体フレーム、前記左サイド部材、および前記右サイド部材に対し、前記車体フレームの前後方向に延びるリンク軸線周りに回転可能に連結され、前記車体フレームの傾斜に応じて前記車体フレームの上下方向における前記左前輪および前記右前輪の相対位置を変化させるリンク機構と、前記車体フレームに固定され、少なくとも一部が前記ステアリングシャフトおよび前記リンク機構よりも前方に配置されたフロントカバーと、前記フロントカバーに取り付けられ、少なくとも一部が車両中央線上に位置し、前記リンク機構よりも前記車体フレームの前後方向の前方に配置されたヘッドランプと、を備える。前記ヘッドランプは、車両正面視にて左右に並ぶ複数の発光体からなる上光源と、車両正面視にて前記上光源よりも下方に配置された1つまたは左右に並ぶ複数の発光体からなる下光源と、前記上光源の前記発光体に対応して設けられ、前記上光源の前記発光体の光を前方に向けて反射する複数のリフレクタ要素からなる上リフレクタと、前記下光源の前記発光体に対応して設けられ、前記下光源の前記発光体の光を前方に向けて反射する1つまたは複数のリフレクタ要素からなる下リフレクタと、を有している。前記上リフレクタの隣り合うリフレクタ要素は、互いに左右に隣接して配置されている。前記リーン車両が水平面上に直立かつ無転舵状態で停止しているときに、車両正面視において、前記下光源の左端と右端との間の寸法は、前記上光源の左端と右端との間の寸法よりも小さく、前記下光源の左端と前記上光源の左端との間の水平方向の距離と、前記下光源の右端と前記上光源の右端との間の水平方向の距離とが等しい。
なお、前述の「前記リンク機構よりも前記車体フレームの前後方向の前方に配置されたヘッドランプ」には、リンク機構が下方に行くほど前方に位置するように鉛直線に対して傾斜している場合、車両平面視においてヘッドランプがリンク機構と重なる場合も含まれる。すなわち、ヘッドランプの後端がリンク機構の前端よりも前方に位置する場合に限らず、車体フレームの上下方向の各位置において、ヘッドランプがリンク機構の前方に位置していることを意味する。換言すれば、前記リーン車両が水平面上に直立かつ無転舵状態で停止しているときに、水平面に平行な各断面において、ヘッドランプがリンク機構の前方に位置していることを意味する。
ヘッドランプの発光体が1つしかない場合、ヘッドランプのリフレクタは、その発光体とリフレクタの各部分との距離ができるだけ均等になるように、発光体を中心とした球面状に形成する必要がある。しかし、上記リーン車両によれば、ヘッドランプは、複数の発光体と、それぞれの発光体に対応する複数のリフレクタ要素とを備えている。そのため、ヘッドランプ全体の光源およびリフレクタの形状および配置の自由度が大きい。上記リーン車両では、光源およびリフレクタの形状および配置の自由度が高いことを利用し、ヘッドランプの光源を上光源と下光源とに分割することとした。また、少なくとも上光源は、左右に並ぶ複数の発光体を有することとした。更に、車両正面視において、下光源の左端と右端との間の寸法を、上光源の左端と右端との間の寸法よりも小さくすることとした。下光源の左端と上光源の左端との間の水平方向の距離と、下光源の右端と上光源の右端との間の水平方向の距離とを等しくすることとした。上リフレクタの隣り合うリフレクタ要素を、互いに左右に隣接するように配置した。このような配置により、ヘッドランプと左前輪および右前輪との干渉、ヘッドランプと左前輪支持部材および右前輪支持部材との干渉、ヘッドランプと左サイド部材および右サイド部材との干渉、および/または、ヘッドランプとリンク機構との干渉を避けながら、ヘッドランプを比較的低い位置に配置することができる。したがって、上記リーン車両によれば、ヘッドランプのリフレクタの面積を確保した上で、トレッド幅を狭くすることとヘッドランプを低い位置に配置することとを両立することができる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記リーン車両が水平面上に直立かつ無転舵状態で停止しているときに、車両正面視にて左右に並ぶ複数の発光体からなる前記上光源の左端は、車両正面視において前記左前輪支持部材の右端よりも右方に配置され、車両正面視にて左右に並ぶ複数の発光体からなる前記上光源の右端は、車両正面視において前記右前輪支持部材の左端よりも左方に配置されている。
上記態様によれば、前述の効果を得ることが容易になる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記リーン車両が水平面上に直立かつ無転舵状態で停止しているときに、前記下光源は、前記上光源よりも前記車体フレームの前後方向の前方に配置されている。
上記態様によれば、ヘッドランプの下光源を、より前方に配置することができる。ヘッドランプの下光源と左前輪支持部材および右前輪支持部材との干渉、ヘッドランプの下光源と左サイド部材および右サイド部材との干渉、および/または、ヘッドランプの下光源とリンク機構との干渉を避けやすくなる。したがって、ヘッドランプのリフレクタの面積を確保しながら、ヘッドランプを低い位置に配置しやすくなる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記リーン車両が水平面上に直立かつ無転舵状態で停止しているときに、前記下リフレクタの前端は、前記上リフレクタの前端よりも前記車体フレームの前後方向の前方に位置している。
上記態様によれば、前述の効果を得ることが容易になる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記リーン車両が水平面上に直立かつ無転舵状態で停止しているときに、前記下光源は、車両側面視において前記左前輪の車輪軸線および前記右前輪の車輪軸線よりも前記車体フレームの前後方向の前方に配置されている。
上記態様によれば、前述の効果を得ることが容易になる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記上光源は、左右に並ぶN個(ただし、Nは2以上の自然数)の発光体からなり、前記下光源はN−1個の発光体からなっている。
上記態様によれば、ヘッドランプの発光体およびリフレクタの前述の配置を容易に実現することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記下光源の前記発光体は、左右方向に関して前記上光源の隣り合う2つの発光体の間に配置されている。
上記態様によれば、ヘッドランプの発光体およびリフレクタの前述の配置を容易に実現することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記リーン車両は、車両正面視にて左右に並ぶ複数の発光体からなる前記上光源の左端よりも前記車体フレームの左右方向の左方に配置された左ポジションランプと、車両正面視にて左右に並ぶ複数の発光体からなる前記上光源の右端よりも前記車体フレームの左右方向の右方に配置された右ポジションランプと、を更に備えている。
上記態様によれば、上記リーン車両の周囲にいる歩行者などに、上記リーン車両の大きさを容易に認識させることができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記リンク機構は、前記車体フレーム、前記左サイド部材、および前記右サイド部材に対し、それぞれ前記車体フレームの前後方向に延びる上リンク軸線周りに回転可能に連結された上クロス部材と、前記上クロス部材よりも前記車体フレームの上下方向の下方に配置され、前記車体フレーム、前記左サイド部材、および前記右サイド部材に対し、それぞれ前記車体フレームの前後方向に延びる下リンク軸線周りに回転可能に連結された下クロス部材と、を有している。前記上リフレクタの下端は、前記下クロス部材の上端よりも下方に位置している。
上記態様によれば、ヘッドランプが低い位置に配置されている。トレッド幅を狭くし、かつ、ヘッドランプを低い位置に配置しながら、ヘッドランプのリフレクタの面積を確保することができる。
本発明によれば、2つの前輪と傾斜可能な車体フレームとを備え、ヘッドランプのリフレクタの面積を確保した上で、トレッド幅を狭くすることとヘッドランプを低い位置に配置することとを両立できるリーン車両を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るリーン車両の側面図である。 上記リーン車両の一部の正面図である。 左折時の上記リーン車両の一部の正面図である。 上記リーン車両の操舵機構の正面図である。 上記リーン車両の一部の平面図である。 上記リーン車両の一部の部分側面図である。 フロントランプの正面図である。 フロントランプの図7のVIII−VIII線断面図である。 フロントランプの照射領域を模式的に示す説明図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の一形態について説明する。図1および図2に示すように、本実施形態に係るリーン車両1は、2つの前輪20Lおよび20Rと、1つの後輪21とを備える鞍乗型の三輪車両である。リーン車両1は、右旋回時に右方に傾斜し、左旋回時に左方に傾斜する車両である。詳しくは図3に示すように、リーン車両1は、車体フレーム13が地面に対して傾斜可能であって、車体フレーム13の傾斜に伴って左前輪20Lおよび右前輪20Rの車体フレーム13の上下方向の相対位置が変化する車両である。
本明細書では特に断らない限り、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」とは、リーン車両1が水平面上に無転舵状態で静止しているときに、シート3に着座した乗員4から見た前、後、左、右、上、下をそれぞれ意味することとする。図面中の符号F、Re、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表す。「車体フレームの前後方向」、「車体フレームの上下方向」、「車体フレームの左右方向」とは、車体フレームを基準とした前後方向、上下方向、左右方向を意味する。無転舵かつ車体フレーム13が直立した状態では、車体フレーム13の前後方向、上下方向、左右方向は、それぞれリーン車両1の前後方向、上下方向、左右方向と一致する。しかし、転舵状態または車体フレーム13が傾斜した状態では、車体フレーム13の前後方向、上下方向、左右方向は、それぞれリーン車両1の前後方向、上下方向、左右方向と異なる場合がある。「前後方向に延びる軸線」には、前後方向と平行な軸線に限らず、前後方向に対して−45°〜+45°の範囲で傾斜している軸線も含まれる。同様に、「上下方向に延びる軸線」、「左右方向に延びる軸線」には、それぞれ上下方向に対して−45°〜+45°の範囲で傾斜している軸線、左右方向に対して−45°〜+45°の範囲で傾斜している軸線が含まれる。以下の説明では特に断らない限り、リーン車両1の部材および部位の位置および形状等については、リーン車両1が無積載の状態(すなわち、乗員が乗車しておらず、かつ、燃料タンクに燃料が入っていない状態)で水平面上に直立かつ無転舵状態で静止しているときの位置および形状等を意味するものとする。
図1および図4に示すように、リーン車両1は、車体フレーム13と、左前輪20Lと、右前輪20Rと、後輪21と、左前輪20Lおよび右前輪20Rを操舵する操舵機構23と、車体フレーム13の傾斜に合わせて左前輪20Lおよび右前輪20Rを傾斜させるリンク機構25と、乗員4が着座するシート3と、後輪21を駆動するための駆動力を発生するパワーユニット2とを備えている。図2に示すように、リーン車両1は、フロントカバー80と、ヘッドランプ81と、ポジションランプ82L,82Rと、フラッシャー83L,83Rとを備えている。以下の説明では、始めにリーン車両1の車体構成について説明し、その後、ヘッドランプ81、ポジションランプ82L,82R、およびフラッシャー83L,83Rについて説明する。
図4に示すように、車体フレーム13は、ヘッドパイプ10と、ヘッドパイプ10の左方に配置された左サイド部材34Lと、ヘッドパイプ10の右方に配置された右サイド部材34Rとを有している。また、図1に示すように、車体フレーム13は、ヘッドパイプ10に接続され、車両側面視においてヘッドパイプ10から後方に延びるメインフレーム12を有している。
ヘッドパイプ10は、車両側面視において後斜め上向きに延びている。図4に示すように、ヘッドパイプ10は、車両正面視において上下方向に延びている。左サイド部材34Lおよび右サイド部材34Rはパイプ状に形成されており、ヘッドパイプ10と平行に配置されている。
メインフレーム12の構成は特に限定されないが、本実施形態では図5に示すように、メインフレーム12は左フレーム24Lおよび右フレーム24Rを有している。左フレーム24Lは車両中央線CLの左方に配置され、右フレーム24Rは車両中央線CLの右方に配置されている。なお、「車両中央線CL」とは、ヘッドパイプ10の中心軸線10c(図4参照)と交差し、車体フレーム13の前後方向に延びる線のことである。左フレーム24Lおよび右フレーム24Rは、それぞれヘッドパイプ10に接続されている。
図1に示すように、左フレーム24Lは、左下フレーム18Lと、左上フレーム16Lと、左下フレーム18Lと左上フレーム16Lとを接続する左接続フレーム22Lとを有している。左下フレーム18Lおよび左上フレーム16Lは、それぞれヘッドパイプ10に接続されている。ただし、左上フレーム16Lは、ヘッドパイプ10のうち左下フレーム18Lが接続された部分よりも上方の部分に接続されている。
右フレーム24Rは、車両中央線CLを境として、左フレーム24Lに対し左右対称の形状を有しており、左右対称に配置されている。それ以外については左フレーム24Lと同様であるので、右フレーム24Rの詳細な説明は省略する。
図1に示すように、リーン車両1は、シート3に着座する乗員の左足、右足がそれぞれ載せられる左足載せ台70L、右足載せ台70Rを備えている。なお、図1はリーン車両1の左側面図であるので右足載せ台70Rは直接図示されていないが、車両中央線CLを境として左足載せ台70Lと対象の位置に右足載せ台70Rが設けられている。左足載せ台70L、右足載せ台70Rは、それぞれ車両中央線CLの左方、右方に配置されている。また、左足載せ台70Lおよび右足載せ台70Rは、ヘッドパイプ10よりも後方、シート3の少なくとも一部よりも前方、かつ、前記ヘッドパイプ10およびシート3よりも下方に配置されている。
リーン車両1は、車体フレーム13の少なくとも一部を覆う車体カバー74を備えている。車体カバー74は、左足載せ台70Lの右方、右足載せ台70Rの左方、かつ左足載せ台70Lおよび右足載せ台70Rよりも上方に位置するセンタートンネル72を有している。図示は省略するが、センタートンネル72の車体フレーム13の前後方向に垂直な断面は、車体フレーム13の上下方向の上方に凸となった形状に形成されている。
図4に示すように、リンク機構25は、ヘッドパイプ10、左サイド部材34L、および右サイド部材34Rを連結している。リンク機構25は、ヘッドパイプ10の傾斜に合わせて左サイド部材34Lおよび右サイド部材34Rを傾斜させるように構成されている。リンク機構25は、第1クロス部材41と、第1クロス部材41よりも車体フレーム13の上下方向の下方に配置された第2クロス部材42とを備えている。
第1クロス部材41は、左右方向に延びている。第1クロス部材41は、ヘッドパイプ10の前方に配置されている。ただし、第1クロス部材41はヘッドパイプ10の後方に配置されていてもよい。第1クロス部材41は、ヘッドパイプ10、左サイド部材34L、および右サイド部材34Rに対し、それぞれ車体フレーム13の前後方向に延びる上リンク軸線H1周りに回転可能に連結されている。
第2クロス部材42は、左右方向に延びている。本実施形態では第2クロス部材42は、ヘッドパイプ10の前方に配置された前クロス部材42aと、ヘッドパイプ10の後方に配置された後クロス部材42bとを有している(図6参照)。ただし、第2クロス部材42は、前クロス部材42aのみで構成されていてもよく、後クロス部材42bのみで構成されていてもよい。第2クロス部材42は、ヘッドパイプ10、左サイド部材34L、および右サイド部材34Rに対し、それぞれ車体フレーム13の前後方向に延びる下リンク軸線H2周りに回転可能に連結されている。なお、下リンク軸線H2は、上リンク軸線H1よりも車体フレーム13の上下方向の下方に位置している。
図4に示すように操舵機構23は、ステアリングシャフト14と、ハンドルバー15と、左前輪支持部材30Lと、右前輪支持部材30Rと、タイロッド50とを備えている。
ステアリングシャフト14はヘッドパイプ10に挿入されており、ヘッドパイプ10に回転可能に支持されている。ステアリングシャフト14はヘッドパイプ10に対し、車体フレーム13の上下方向に延びる中央操舵軸線V2C周りに回転可能に設けられている。なお、車両正面視において、中央操舵軸線V2Cは車両中央線CLと一致する。ステアリングシャフト14の上部14aはヘッドパイプ10の上方に位置し、ステアリングシャフト14の下部14bはヘッドパイプ10の下方に位置している。
ハンドルバー15は、ステアリングシャフト14の上部14aに固定されている。ハンドルバー15は、左右方向に延びている。ハンドルバー15は、乗員の右手によって握られる右グリップ15Rと、左手によって握られる左グリップ15Lとを有している。
左前輪支持部材30Lは、左サイド部材34Lに対し、車体フレーム13の上下方向に延びる左操舵軸線V2L周りに回転可能に設けられている。左前輪支持部材30Lには、左前輪20Lが車体フレーム13の左右方向に延びる車輪軸線H3周りに回転可能に支持されている。左前輪支持部材30Lは、左前輪20Lが車輪軸線H3周りに回転可能に支持された左フォーク32Lと、左サイド部材34Lに左操舵軸線V2L周りに回転可能に支持された左シャフト35Lと、左フォーク32Lと左シャフト35Lとを接続する左ブラケット36Lとを有している。
左シャフト35Lは、左操舵軸線V2L周りに回転可能なように左サイド部材34Lに挿入されている。左フォーク32Lは、左シャフト35Lよりも車幅方向の内方に配置されている。なお、車幅方向の内方とは車両中央線CLに近づく方をいい、車幅方向の外方とは車両中央線CLから遠ざかる方をいう。図6に示すように、左フォーク32Lは、テレスコピック式緩衝器48と、テレスコピック式緩衝器48と平行に配置された回転防止部材60とを備えている。テレスコピック式緩衝器48は、アウターチューブ44と、アウターチューブ44に摺動可能に挿入されたインナーチューブ46とを有している。回転防止部材60は、テレスコピック式緩衝器48のアウターチューブ44とインナーチューブ46との相対回転を防止する部材である。回転防止部材60は、テレスコピック式緩衝器48の前方に配置されている。ただし、回転防止部材60は、テレスコピック式緩衝器48の後方に配置されていてもよい。回転防止部材60の構成は特に限定されないが、本実施形態では回転防止部材60は、アウターチューブ62と、アウターチューブ62に摺動可能に挿入されたインナーチューブ64とを備えている。
テレスコピック式緩衝器48のインナーチューブ46および回転防止部材60のインナーチューブ64は、左ブラケット36Lに固定されている。図4に示すように、左ブラケット36Lは、左シャフト35Lが固定された左シャフト固定部37Lと、左フォーク32L(詳しくは、インナーチューブ46および64)が固定された固定部39Lと、タイロッド50が連結された左連結部40Lとを備えている。
図4に示すように、右シャフト35R、右フォーク32R、右ブラケット36Rは、それぞれ車両中央線CLを境として左シャフト35L、左フォーク32L、左ブラケット36Lと左右対称の形状を有し、左右対称に配置されている。右シャフト35Rの構成は左シャフト35Lの構成と同様であり、右フォーク32Rの構成は左フォーク32Lの構成と同様であり、右ブラケット36Rの構成は左ブラケット36Lの構成と同様であるので、それらの詳細な説明は省略する。右フォーク32Rもテレスコピック式緩衝器48と回転防止部材60とを備えている。
タイロッド50は、ステアリングシャフト14の中央操舵軸線V2C周りの回転と、左前輪支持部材30Lの左操舵軸線V2L周りの回転と、右前輪支持部材30Rの右操舵軸線V2R周りの回転とを同期させるものである。タイロッド50は、ステアリングシャフト14、左前輪支持部材30L、および右前輪支持部材30Rに対し、それぞれ車体フレーム13の上下方向に延びる軸線V1周りに回転可能に連結されている。
図6に示すように、フロントカバー80は、車体フレーム13に固定されている。フロントカバー80の少なくとも一部は、ステアリングシャフト14およびリンク機構25よりも前方に配置されている。車両側面視において、フロントカバー80の上縁は、前方に行くほど下方に向かうように傾斜している。フロントカバー80の前端80fは、左前輪20Lおよび右前輪20Rの車輪軸線H3よりも前方に位置している。本実施形態では、フロントカバー80は車体カバー74と別体であり、車体カバー74に接続されている。しかし、フロントカバー80の一部または全部が車体カバー74と一体化されていてもよい。
図2に示すように、フロントカバー80には、ヘッドランプ81、左ポジションランプ82L、右ポジションランプ82R、左フラッシャー83L、および右フラッシャー83Rが取り付けられている。ただし、左ポジションランプ82L、右ポジションランプ82R、左フラッシャー83L、および右フラッシャー83Rは、フロントカバー80以外の部材に取り付けられていてもよい。
ヘッドランプ81は、主に、夜間などの周囲が暗いときに運転者が路面を見やすいように、リーン車両1の前方を照らす役割を果たす照明灯である。ヘッドランプ81はリンク機構25よりも車体フレーム13の前後方向の前方に配置されている。ヘッドランプ81の少なくとも一部は、車両中央線CLに位置している。ヘッドランプ81の左端は車両中央線CLよりも左方に位置し、ヘッドランプ81の右端は車両中央線CLよりも右方に位置している。図7は、ヘッドランプ81の拡大正面図である。ヘッドランプ81は、複数のLED(Light Emitting Diode)と、それらLEDのそれぞれに対応して設けられた複数のリフレクタ要素とを備えている。本実施形態では図7に示すように、ヘッドランプ81は、5つのLED101,102,103,104,105および5つのリフレクタ要素91,92,93,94,95を備えている。
LED101,102,103は、左右に並んでいる。LED104,105は左右に並んでいる。LED101,102,103は基板51に実装され、LED104,105は基板52に実装されている。基板52は基板51よりも下方に配置されている。LED104,105は、LED101,102,103よりも下方に配置されている。LED101,102,103は、上光源100Aを構成している。上光源100Aは、左右に並ぶ3個のLED101,102,103からなっている。LED104,105は、下光源100Bを構成している。下光源100Bは、左右に並ぶ2個のLED104,105からなっている。LED104は、左右方向に関して、LED101とLED102との間に配置されている。LED105は、左右方向に関して、LED102とLED103との間に配置されている。本実施形態では、LED101,102,103は、同一の高さに配置されている。LED104,105は、同一の高さに配置されている。しかし、LED101,102,103は、上下方向に関して互いにずれていてもよい。LED104,105は、上下方向に関して互いにずれていてもよい。
車両正面視において、下光源100Bの左端と右端との間の寸法L1は、上光源100Aの左端と右端との間の寸法L2よりも小さい。下光源100Bの左端と上光源100Aの左端との間の水平方向の距離L3と、下光源100Bの右端と上光源100Aの右端との間の水平方向の距離L4とは等しい。すなわち、LED105の左端とLED104の右端との間の寸法L1は、LED103の左端とLED101の右端との間の寸法L2よりも小さい。LED105の左端とLED103の左端との間の水平方向の距離L3は、LED104の右端とLED101の右端との間の水平方向の距離L4と等しい。図2に示すように、車両正面視において、車両正面視にて左右に並ぶ複数のLEDからなる上光源100Aの左端は、左前輪支持部材30Lの右端よりも右方に配置されている。すなわち、LED103の左端は、左フォーク32Lの右端よりも右方に配置されている。車両正面視において、車両正面視にて左右に並ぶ複数のLEDからなる上光源100Aの右端は、右前輪支持部材30Rの左端よりも左方に配置されている。すなわち、LED101の右端は、右フォーク32Rの左端よりも左方に配置されている。
図8に示すように、下光源100Bは、上光源100Aよりも車体フレーム13の前後方向の前方に配置されている。LED104,105は、LED101,102,103よりも車体フレーム13の前後方向の前方に配置されている。本実施形態では、LED101,102,103の車体フレーム13の前後方向の位置は同一であるが、それらは異なっていてもよい。また、LED104,105の車体フレーム13の前後方向の位置は同一であるが、それらは異なっていてもよい。
上光源100Aおよび下光源100Bは、下方に向けて光を照射するように配置されている。LED101,102,103,104,105は、下方に向けて光を照射するように配置されている。図7に示すように、リフレクタ要素91の少なくとも一部は、LED101の下方に配置されている。リフレクタ要素91は、LED101の光を前方に向けて反射するように構成されている。同様に、リフレクタ要素92,93,94,95の少なくとも一部は、それぞれLED102,103,104,105の下方に配置されている。リフレクタ要素92,93,94,95は、それぞれLED102,103,104,105の光を前方に向けて反射するように構成されている。図8に示すように、リフレクタ要素91,92,93,94,95は、下方に行くほど前方に向かうように傾斜している。
図7に示すように、リフレクタ要素91,92,93は、互いに左右に隣接して配置されている。ここで、「左右に隣接して配置されている」とは、左右に隣り合う2つのリフレクタ要素の間隔が、各リフレクタ要素の左右方向の寸法よりも小さいことをいう。左右に隣り合う2つのリフレクタ要素の間隔は、例えば、いずれか一方のリフレクタ要素の左右方向の寸法の1/2以下であってもよく、その間隔は特に限定されない。ここでは、リフレクタ要素91とリフレクタ要素92との間隔、および、リフレクタ要素92とリフレクタ要素93との間隔は、いずれも零である。すなわち、リフレクタ要素91とリフレクタ要素92とは連続しており、リフレクタ要素92とリフレクタ要素93とは連続している。リフレクタ要素94とリフレクタ要素95とは、互いに左右に隣接して配置されている。ここでは、リフレクタ要素94とリフレクタ要素95との間隔は零であり、リフレクタ要素94とリフレクタ要素95とは連続している。
リフレクタ要素94,95は、リフレクタ要素91,92,93よりも下方に配置されている。リフレクタ要素91,92,93は上リフレクタ90Aを構成している。リフレクタ要素94,95は下リフレクタ90Bを構成している。図9に模式的に示すように、上リフレクタ90Aによって反射される光が照射する領域R1と、下リフレクタ90Bによって反射される光が照射する領域R2とは相違する。本実施形態では、下リフレクタ90Bによって反射される光が照射する領域R2は、上リフレクタ90Aによって反射される光が照射する領域R1よりも前方に位置する。上光源100Aは単独で点灯する。一方、下光源100Bは、上光源100Aとともに点灯する。上光源100Aおよび上リフレクタ90Aは、いわゆるロービームを形成する。下光源100Bおよび下リフレクタ90Bは、いわゆるハイビームを形成する。ただし、上光源100Aおよび上リフレクタ90Aがハイビームを形成し、下光源100Bおよび下リフレクタ90Bがロービームを形成してもよい。上リフレクタ90Aによって反射される光が照射する領域R1が、下リフレクタ90Bによって反射される光が照射する領域R2よりも前方に位置するようになっていてもよい。なお、図9は説明のための模式図であり、領域R1およびR2の実際の位置は、図9に図示される位置とは異なっている。
図6に示すように、上リフレクタ90Aの上端90Atは、上クロス部材41の上端41tよりも下方に位置している。上リフレクタ90Aの上端90Atは、上下方向に関して上クロス部材41の下端41bと同じ位置にあってもよく、上クロス部材41の下端41bよりも上方に位置していてもよいが、本実施形態では上クロス部材41の下端41bよりも下方に位置している。上リフレクタ90Aの下端90Abは、下クロス部材42の上端42tよりも下方に位置している。上リフレクタ90Aの下端90Abは、下クロス部材42の下端42bbよりも上方に位置している。下リフレクタ90Bの上端90Btは、下クロス部材42の上端42tよりも下方に位置している。下リフレクタ90Bの下端90Bbは、上下方向に関して下クロス部材42の下端42bbと同じ位置にあってもよく、下クロス部材42の下端42bbよりも上方に位置していてもよいが、本実施形態では下クロス部材42の下端42bbよりも下方に位置している。
本実施形態では、上リフレクタ90Aの上端90Atは上リフレクタ90Aの後端でもあり、上リフレクタ90Aの下端90Abは上リフレクタ90Aの前端でもある。下リフレクタ90Bの上端90Btは下リフレクタ90Bの後端でもあり、下リフレクタ90Bの下端90Bbは下リフレクタ90Bの前端でもある。上リフレクタ90Aの後端90Atは、車輪軸線H3よりも後方に位置している。なお、図6に示す直線V10は、車軸軸線H3を通る鉛直線である。上リフレクタ90Aの前端90Abは、車輪軸線H3よりも前方に位置している。下リフレクタ90Bの後端90Btは、車輪軸線H3よりも後方に位置していてもよいが、本実施形態では車輪軸線H3よりも前方に位置している。下リフレクタ90Bの前端90Bbは、車輪軸線H3よりも前方に位置している。下リフレクタ90Bの前端90Bbは、上リフレクタ90Aの前端90Abよりも車体フレーム13の前後方向の前方に位置している。
上光源100Aは、上クロス部材41の上端41tよりも下方に位置している。上光源100Aは、上クロス部材41の下端41bよりも上方に位置していてもよいが、本実施形態では上クロス部材41の下端41bよりも下方に位置している。また、上光源100Aは、下クロス部材42の上端42tよりも上方に位置していてもよいが、本実施形態では下クロス部材42の上端42tよりも下方に位置している。下光源100Bは、下クロス部材42の上端42tよりも下方に位置している。下光源100Bは、下クロス部材42の下端42bbよりも上方に位置している。
上光源100Aは、前後方向に関して車輪軸線H3と同じ位置にあってもよく、車輪軸線H3よりも前方に位置していてもよく、車輪軸線H3よりも後方に位置していてもよい。下光源100Bは、前後方向に関して車輪軸線H3と同じ位置にあってもよく、車輪軸線H3よりも前方に位置していてもよく、車輪軸線H3よりも後方に位置していてもよい。本実施形態では、下光源100Bは、車両側面視において車軸軸線H3よりも車体フレーム13の前後方向の前方に配置されている。
なお、上光源100A、下光源100B、上リフレクタ90A、および下リフレクタ90Bの上記配置は例示に過ぎず、特に限定される訳ではない。
図8に示すように、上光源100A、下光源100B、上リフレクタ90A、および下リフレクタ90Bの前方には、透明なアウタレンズ85が配置されている。アウタレンズ85は、フロントカバー80の表面に沿った形状に形成されている。アウタレンズ85は、車両側面視において、前方に行くほど下方に向かうように傾斜している。
図2に示すように、左ポジションランプ82Lは車両中央線CLよりも左方に配置され、右ポジションランプ82Rは車両中央線CLよりも右方に配置されている。左ポジションランプ82Lは、車両正面視にて左右に並ぶ複数のLEDからなる上光源100Aの左端(換言すればLED103の左端)よりも車体フレーム13の左右方向の左方に配置されている。右ポジションランプ82Rは、車両正面視にて左右に並ぶ複数のLEDからなる上光源100Aの右端(換言すればLED101の右端)よりも車体フレーム13の左右方向の右方に配置されている。ポジションランプ82L,82Rは、リーン車両1の周囲にいる他の車両または歩行者などに、リーン車両1の大きさ(車幅等)を認識させる役割を果たす照明灯である。本実施形態では、左ポジションランプ82Lおよび右ポジションランプ82Rは、ヘッドランプ81よりも上方に配置されている。しかし、左ポジションランプ82Lの少なくとも一部および右ポジションランプ82Rの少なくとも一部は、上下方向に関して、ヘッドランプ81と同じ位置に配置されていてもよい。左ポジションランプ82Lの少なくとも一部および右ポジションランプ82Rの少なくとも一部は、左右方向に関して、ヘッドランプ81と同じ位置に配置されていてもよい。しかし本実施形態では、左ポジションランプ82Lはヘッドランプ81よりも左方に配置され、右ポジションランプ82Rはヘッドランプ81よりも右方に配置されている。左ポジションランプ82Lの少なくとも一部は、左前輪支持部材30Lの右端よりも左方に配置されている。左ポジションランプ82Lの少なくとも一部は、左フォーク32Lの右端よりも左方に配置されている。なお、左ポジションランプ82Lの全体が左前輪支持部材30Lの右端よりも左方に配置されていてもよい。同様に、右ポジションランプ82Rの少なくとも一部は、右前輪支持部材30Rの左端よりも右方に配置されている。右ポジションランプ82Rの少なくとも一部は、右フォーク32Rの左端よりも右方に配置されている。なお、右ポジションランプ82Rの全体が右前輪支持部材30Rの左端よりも右方に配置されていてもよい。
フラッシャー83L,83Rは、右折や左折の際に点滅することにより、リーン車両1の周囲の他の車両または歩行者などに、右折や左折を合図する役割を果たす照明灯である。図2に示すように、左フラッシャー83Lは車両中央線CLよりも左方に配置され、右フラッシャー83Rは車両中央線CLよりも右方に配置されている。本実施形態では、左フラッシャー83Lおよび右フラッシャー83Rは、ヘッドランプ81よりも上方に配置されている。しかし、左フラッシャー83Lの少なくとも一部および右フラッシャー83Rの少なくとも一部は、上下方向に関して、ヘッドランプ81と同じ位置に配置されていてもよい。
図示は省略するが、左ポジションランプ82L、右ポジションランプ82R、左フラッシャー83L、および右フラッシャー83Rは、発光体およびリフレクタを備えている。発光体の種類は特に限定されない。発光体として、電球(Electric Light Bulb)、LEDなどを用いることができる。
以上がヘッドランプ81、ポジションランプ82L,82R、およびフラッシャー83L,83Rの構成である。
発光体およびリフレクタを備えたヘッドランプにおいて、発光体が1つしかない場合、発光体とリフレクタの各部分との距離ができるだけ均等になるように、リフレクタは発光体を中心とした球面状に形成する必要がある。しかし、本実施形態に係るリーン車両1によれば、ヘッドランプ81は、複数の発光体101〜105と、それぞれの発光体101〜105に対応する複数のリフレクタ要素91〜95とを備えている。そのため、光源およびリフレクタの形状および配置の自由度が大きい。本実施形態に係るリーン車両1では、この自由度が高いことを利用し、ヘッドランプ81の光源を上光源100Aと下光源100Bとに分割することとした。また、少なくとも上光源100Aは、左右に並ぶ複数の発光体101〜103を有することとした。更に、車両正面視において、下光源100Bの左端と右端との間の寸法L1を、上光源100Aの左端と右端との間の寸法L2よりも小さくすることとした。下光源100Bの左端と上光源100Aの左端との間の水平方向の距離L3と、下光源100Bの右端と上光源100Aの右端との間の水平方向の距離L4とを等しくした。また、上リフレクタ90Aのリフレクタ要素91〜93を互いに左右に隣接するように配置した。
本実施形態に係るリーン車両1によれば、このような配置により、ヘッドランプ81と左前輪20Lおよび右前輪20Rとの干渉、ヘッドランプ81と左前輪支持部材30Lおよび右前輪支持部材30Rとの干渉、ヘッドランプ81と左サイド部材34Lおよび右サイド部材34Rとの干渉、および/または、ヘッドランプ81とリンク機構25との干渉を避けながら、ヘッドランプ81を比較的低い位置に配置することができる(図3参照)。したがって、上記リーン車両1によれば、ヘッドランプ81のリフレクタ90A,90Bの面積を確保しながら、トレッド幅を狭くすることとヘッドランプ81を低い位置に配置することとの両立が可能となる。
また、本実施形態に係るリーン車両1によれば、図8に示すように、光源およびリフレクタの形状および配置の自由度が大きいことを利用し、下光源100Bを上光源100Aよりも車体フレーム13の前後方向の前方に配置している。そのため、ヘッドランプ81の下光源100Bを、より前方に配置することができる。これにより、下光源100Bと左前輪支持部材30Lおよび右前輪支持部材30Rとの干渉、下光源100Bと左サイド部材34Lおよび右サイド部材34Rとの干渉、および/または、下光源100Bとリンク機構25との干渉を避けやすくなる。したがって、ヘッドランプ81のリフレクタ90A,90Bの面積を確保しながら、トレッド幅を狭くすることとヘッドランプ81を低い位置に配置することとの両立が可能となる。
また、本実施形態に係るリーン車両1によれば、下リフレクタ90Bの前端90Bbは、上リフレクタ90Aの前端90Abよりも車体フレーム13の前後方向の前方に位置している。そのため、下リフレクタ90Bをより前方に配置することができる。これにより、下リフレクタ90Bと左前輪支持部材30Lおよび右前輪支持部材30Rとの干渉、下リフレクタ90Bと左サイド部材34Lおよび右サイド部材34Rとの干渉、および/または、下リフレクタ90Bとリンク機構25との干渉を避けやすくなる。したがって、ヘッドランプ81のリフレクタ90A,90Bの面積を確保しながら、トレッド幅を狭くすることとヘッドランプ81を低い位置に配置することとの両立が可能となる。
また、本実施形態に係るリーン車両1によれば、下光源100BのLEDの個数は、上光源100AのLEDの個数よりも1つ少ない。下リフレクタ90Bのリフレクタ要素の個数は、上リフレクタ90Aのリフレクタ要素の個数よりも1つ少ない。したがって、ヘッドランプ81の発光体およびリフレクタ要素の好適な配置、すなわち、トレッド幅を狭くし、かつ、ヘッドランプ81を低い位置に配置しながら、リフレクタ90A,90Bの面積を確保することができる配置を容易に実現することができる。
また、本実施形態に係るリーン車両1によれば、図9に示すように、ヘッドランプ81の上リフレクタ90Aおよび下リフレクタ90Bは、上リフレクタ90Aによって反射される光が照射する領域R1と、下リフレクタ90Bによって反射される光が照射する領域R2とが異なるように構成されている。本実施形態では、上光源100Aをロービーム用の光源、上リフレクタ90Aをロービーム用のリフレクタとして利用することができる。下光源100Bをハイビーム用の光源、下リフレクタ90Bをハイビーム用のリフレクタとして利用することができる。
本実施形態に係るリーン車両1によれば、上リフレクタ90Aの下端90Abは、リンク機構25の下クロス部材42の上端42tよりも下方に位置している。ヘッドランプ81は、比較的低い位置に配置されている。本実施形態に係るリーン車両1によれば、このようにヘッドランプ81を低い位置に配置しながら、トレッド幅を狭くし、かつ、ヘッドランプ81のリフレクタ90A,90Bの面積を確保することができる。
以上、本発明の実施の一形態について説明したが、本発明は他にも種々の形態にて実施することが可能であり、前記実施形態に限定されないことは勿論である。
前記実施形態において、LED101〜105は発光体の一例であるが、ヘッドランプ81の発光体はLEDに限られない。発光体は電球などであってもよい。
前記実施形態では、上光源100Aは3つのLED101,102,103からなり、下光源100Bは2つのLED104,105からなっている。しかし、上光源100Aが備えるLEDの数は3つに限られず、下光源100Bが備えるLEDの数は2つに限られない。上光源100Aは2つのLEDからなり、下光源100Bは1つのLEDからなっていてもよい。また、上光源100Aは4つ以上のLEDからなり、下光源100Bは3つ以上のLEDからなっていてもよい。なお、リフレクタ要素は発光体に対応して設けられるので、リフレクタ要素についても同様である。
前記実施形態では、車両正面視において、リフレクタ要素91および92は左右に連続し、リフレクタ要素92および93は左右に連続し、リフレクタ要素94および95は左右に連続している。しかし、車両正面視において、リフレクタ要素91とリフレクタ要素92との間隔が各リフレクタ要素91,92の左右方向の寸法より小さい限り、リフレクタ要素91とリフレクタ要素92とは互いに離間していてもよい。同様に、車両正面視において、リフレクタ要素92とリフレクタ要素93との間隔が各リフレクタ要素92,93の左右方向の寸法より小さい限り、リフレクタ要素92とリフレクタ要素93とは互いに離間していてもよい。車両正面視において、リフレクタ要素94とリフレクタ要素95との間隔が各リフレクタ要素94,95の左右方向の寸法より小さい限り、リフレクタ要素94とリフレクタ要素95とは互いに離間していてもよい。
前記実施形態では、ステアリングシャフト14は1本のシャフトにより構成されているが、ステアリングシャフト14は複数本のシャフトにより構成されていてもよい。例えば、ステアリングシャフト14は、ハンドルバー15が固定された第1シャフトと、第1シャフトの前方に配置された第2シャフトと、第1シャフトと第2シャフトとを接続する接続部材とを備えていてもよい。
前記実施形態では、タイロッド50がヘッドパイプ10の中心軸線10cより車体フレーム13の前後方向の後方に配置されているが、タイロッド50はヘッドパイプ10の中心軸線10cより車体フレーム13の前後方向の前方に配置されていてもよい。
前記実施形態では、車体カバー74はセンタートンネル72を有していたが、センタートンネル72は必ずしも必要ではない。車体カバー74はセンタートンネル72を有していなくてもよい。
パワーユニット2の構成は何ら限定されない。パワーユニット2は、例えば内燃機関を備えていてもよく、電動モータを備えていてもよい。
ここに用いられた用語及び表現は、説明のために用いられたものであって限定的に解釈するために用いられたものではない。ここに示されかつ述べられた特徴事項の如何なる均等物をも排除するものではなく、本発明のクレームされた範囲内における各種変形をも許容するものであると認識されなければならない。本発明は、多くの異なった形態で具現化され得るものである。この開示は本発明の原理の実施形態を提供するものと見なされるべきである。それらの実施形態は、本発明をここに記載しかつ/又は図示した好ましい実施形態に限定することを意図するものではないという了解のもとで、実施形態がここに記載されている。ここに記載した実施形態に限定されるものではない。本発明は、この開示に基づいて当業者によって認識され得る、均等な要素、修正、削除、組み合わせ、改良及び/又は変更を含むあらゆる実施形態をも包含する。クレームの限定事項はそのクレームで用いられた用語に基づいて広く解釈されるべきであり、本明細書あるいは本願のプロセキューション中に記載された実施形態に限定されるべきではない。
1 リーン車両
10 ヘッドパイプ
13 車体フレーム
14 ステアリングシャフト
20L 左前輪
20R 右前輪
25 リンク機構
30L 左前輪支持部材
30R 右前輪支持部材
34L 左サイド部材
34R 右サイド部材
80 フロントカバー
81 ヘッドランプ
90A 上リフレクタ
90B 下リフレクタ
91,92,93,94,95 リフレクタ要素
100A 上光源
100B 下光源
101,102,103,104,105 LED(発光体)
CL 車両中央線
H1 上リンク軸線
H2 下リンク軸線
V2L 左操舵軸線
V2R 右操舵軸線

Claims (9)

  1. 右旋回時に右方に傾斜し、左旋回時に左方に傾斜するリーン車両であって、
    ヘッドパイプを有する車体フレームと、
    前記ヘッドパイプに回転可能に支持されたステアリングシャフトと、
    車両中央線の左方に配置された左前輪と、
    車両中央線の右方に配置された右前輪と、
    前記左前輪を回転可能に支持する左前輪支持部材と、
    前記右前輪を回転可能に支持する右前輪支持部材と、
    前記左前輪支持部材を前記車体フレームの上下方向に延びる左操舵軸線周りに回転可能に支持する左サイド部材と、
    前記右前輪支持部材を前記車体フレームの上下方向に延びる右操舵軸線周りに回転可能に支持する右サイド部材と、
    前記車体フレーム、前記左サイド部材、および前記右サイド部材に対し、前記車体フレームの前後方向に延びるリンク軸線周りに回転可能に連結され、前記車体フレームの傾斜に応じて前記車体フレームの上下方向における前記左前輪および前記右前輪の相対位置を変化させるリンク機構と、
    前記車体フレームに固定され、少なくとも一部が前記ステアリングシャフトおよび前記リンク機構よりも前方に配置されたフロントカバーと、
    前記フロントカバーに取り付けられ、少なくとも一部が車両中央線上に位置し、前記リンク機構よりも前記車体フレームの前後方向の前方に配置されたヘッドランプと、を備え、
    前記ヘッドランプは、車両正面視にて左右に並ぶ複数の発光体からなる上光源と、車両正面視にて前記上光源よりも下方に配置された1つまたは左右に並ぶ複数の発光体からなる下光源と、前記上光源の前記発光体に対応して設けられ、前記上光源の前記発光体の光を前方に向けて反射する複数のリフレクタ要素からなる上リフレクタと、前記下光源の前記発光体に対応して設けられ、前記下光源の前記発光体の光を前方に向けて反射する1つまたは複数のリフレクタ要素からなる下リフレクタと、を有し、
    前記上リフレクタの隣り合うリフレクタ要素は、互いに左右に隣接して配置され、
    前記リーン車両が水平面上に直立かつ無転舵状態で停止しているときに、車両正面視において、前記下光源の左端と右端との間の寸法は、前記上光源の左端と右端との間の寸法よりも小さく、前記下光源の左端と前記上光源の左端との間の水平方向の距離と、前記下光源の右端と前記上光源の右端との間の水平方向の距離とが等しい、リーン車両。
  2. 前記リーン車両が水平面上に直立かつ無転舵状態で停止しているときに、車両正面視にて左右に並ぶ複数の発光体からなる前記上光源の左端は、車両正面視において前記左前輪支持部材の右端よりも右方に配置され、車両正面視にて左右に並ぶ複数の発光体からなる前記上光源の右端は、車両正面視において前記右前輪支持部材の左端よりも左方に配置されている、請求項1に記載のリーン車両。
  3. 前記リーン車両が水平面上に直立かつ無転舵状態で停止しているときに、前記下光源は、前記上光源よりも前記車体フレームの前後方向の前方に配置されている、請求項1または2に記載のリーン車両。
  4. 前記リーン車両が水平面上に直立かつ無転舵状態で停止しているときに、前記下リフレクタの前端は、前記上リフレクタの前端よりも前記車体フレームの前後方向の前方に位置している、請求項1〜3のいずれか一つに記載のリーン車両。
  5. 前記リーン車両が水平面上に直立かつ無転舵状態で停止しているときに、前記下光源は、車両側面視において前記左前輪の車輪軸線および前記右前輪の車輪軸線よりも前記車体フレームの前後方向の前方に配置されている、請求項1〜4のいずれか一つに記載のリーン車両。
  6. 前記上光源は、左右に並ぶN個(ただし、Nは2以上の自然数)の発光体からなり、
    前記下光源は、N−1個の発光体からなっている、請求項1〜5のいずれか一つに記載のリーン車両。
  7. 前記下光源の前記発光体は、左右方向に関して前記上光源の隣り合う2つの発光体の間に配置されている、請求項6に記載のリーン車両
  8. 車両正面視にて左右に並ぶ複数の発光体からなる前記上光源の左端よりも前記車体フレームの左右方向の左方に配置された左ポジションランプと、
    車両正面視にて左右に並ぶ複数の発光体からなる前記上光源の右端よりも前記車体フレームの左右方向の右方に配置された右ポジションランプと、を更に備えた、請求項1〜7のいずれか一つに記載のリーン車両。
  9. 前記リンク機構は、
    前記車体フレーム、前記左サイド部材、および前記右サイド部材に対し、それぞれ前記車体フレームの前後方向に延びる上リンク軸線周りに回転可能に連結された上クロス部材と、
    前記上クロス部材よりも前記車体フレームの上下方向の下方に配置され、前記車体フレーム、前記左サイド部材、および前記右サイド部材に対し、それぞれ前記車体フレームの前後方向に延びる下リンク軸線周りに回転可能に連結された下クロス部材と、を有し、
    前記上リフレクタの下端は、前記下クロス部材の上端よりも下方に位置している、請求項1〜8のいずれか一つに記載のリーン車両。
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