JP2017163733A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、特定の素子での発熱を抑制可能な電力変換装置を提供することにある。
第1インバータは、コイルの一端(111、121、131)と第1電圧源(41)との間に設けられる。
第2インバータは、コイルの他端(112、122、132)と第2電圧源(42)との間に設けられる。
制御部は、第1インバータを駆動要求に応じて制御する駆動側インバータとし、第2インバータを中性点側インバータとする第1状態と、第1インバータを中性点側インバータとし、第2インバータを駆動側インバータとする第2状態とを、インバータ切替周波数で切り替える。
本明細書では、単位時間あたりの制御の切替回数を「切替周波数」とする。
制御部は、駆動側インバータから中性点側インバータに切り替えるとき、最大発熱箇所を含むアームとは上下反対側のアームを最初にオン固定する。
これにより、特定の素子での発熱を抑制可能である。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による電力変換装置を図1〜図9に示す。
図1に示すように、回転電機駆動システム1は、回転電機としてのモータジェネレータ10、および、電力変換装置15を備える。
本実施形態では、U相コイル11に流れる電流をU相電流Iu、V相コイル12に流れる電流をV相電流Iv、W相コイル13に流れる電流をW相電流Iwとする。以下、コイル11〜13に流れる電流について、第1インバータ20側から第2インバータ30側に流れる電流を正、第2インバータ30側から第1インバータ20側に流れる電流を負とする。また、絶対値が最も大きい相電流を「最大相電流」とする。最大相電流が第1インバータ20側から第2インバータ30側に流れるとき、第1インバータ20を上流側、第2インバータ30を下流側とする。一方、最大相電流が第2インバータ30側から第1インバータ20側に流れるとき、第2インバータ30を上流側、第1インバータ20を下流側とする。
第1インバータ20は、コイル11〜13の通電を切り替える3相インバータであり、スイッチング素子21〜26を有する。第2インバータ30は、コイル11〜13の通電を切り替える3相インバータであり、スイッチング素子31〜36を有する。
スイッチング素子21は、トランジスタ211およびダイオード221を有する。スイッチング素子22〜26、31〜36も同様に、それぞれ、トランジスタ212〜216、311〜316、および、ダイオード222〜226、321〜326を有する。本実施形態では、トランジスタ211〜216、311〜316が「素子部」、ダイオード221〜226、321〜326が「還流部」に対応する。また、トランジスタおよびダイオードを、適宜「デバイス」という。
以下適宜、高電位側に接続されるスイッチング素子21〜23、31〜33を「上アーム素子」、低電位側に接続されるスイッチング素子24〜26、34〜36を「下アーム素子」という。
リチウムイオン電池等の充放電可能な直流電源である第2電圧源としての第2バッテリ42は、第2インバータ30と接続され、第2インバータ30を経由してモータジェネレータ10と電力を授受可能に設けられる。
第1バッテリ41の電圧と第2バッテリ42の電圧とは、等しくてもよいし、異なっていてもよい。
第2コンデンサ44は、第2高電位側配線37と第2低電位側配線38とに接続される。第2コンデンサ44は、第2バッテリ42から第2インバータ30側への電流、または、第2インバータ30側から第2バッテリ42側への電流を平滑化する平滑コンデンサである。
電流検出部50は、相電流Iu、Iv、Iwを検出する。図1では、各相にホール素子等の電流検出素子が設けられているが、2相に電流検出素子を設け、残りの1相を3相和=0から演算してもよい。
制御部65は、マイコンを主体として構成され、各種演算処理を行う。制御部65における各処理は、予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理であってもよいし、専用の電子回路によるハードウェア処理であってもよい。
制御部65は、第1インバータ20および第2インバータ30を制御する。具体的には、トルク指令値trq*や電流指令値Iu*、Iv*、Iw*等のモータジェネレータ10の駆動に係る指令値に基づき、スイッチング素子21〜26、31〜36のトランジスタ211〜216、311〜316のオンオフ作動を制御する制御信号を生成し、ドライバ回路61、62に出力する。
第2バッテリ42の電力を用いる片側駆動制御では、第1インバータ20の上アーム素子21〜23の全相、または、下アーム素子24〜26の全相の一方をオン、他方をオフし、第1インバータ20を中性点化する。また、第2インバータ30のスイッチング素子31〜36を、駆動要求に応じてスイッチングする。
以下、中性点化するインバータにおいて、上アーム素子の全相をオンすることを「上アームのオン固定」、下アーム素子の全相をオンすることを「下アームのオン固定」とする。また、中性点化するインバータを「中性点側インバータ」、駆動要求に応じてスイッチングするインバータを「駆動側インバータ」とする。
本実施形態では、発熱の偏りを防ぐべく、モードM1、M2、M3を適宜切り替える。
図4(a)に示すように、モードM1では、最大相電流であるU相電流Iuは、駆動側インバータである第1インバータ20のU相上側のトランジスタ211、U相下側のダイオード224、および、中性点側インバータである第2インバータ30のU相上側のダイオード321に流れる。第1インバータ20側では、トランジスタ211〜216がキャリア周波数でスイッチングされるので、U相において、上側のトランジスタ211がオン、下側のトランジスタ214がオフされているとき、トランジスタ211に電流が流れ、上側のトランジスタ211がオフ、下側のトランジスタ214がオンされているとき、ダイオード224に電流が流れる。すなわち、第1インバータ20のU相では、キャリア周波数で、電流が流れるデバイスが切り替わる。
また、モードM1にて第2インバータ30の下アームをオン固定する場合、トランジスタ314が最大発熱箇所となる。また、モードM1にて第1インバータ20の上アームをオン固定する場合、トランジスタ211が最大発熱箇所となり、下アームをオン固定する場合、ダイオード224が最大発熱箇所となる(図5参照)。
そこで本実施形態では、ダイオード321の温度が許容温度Tthになると、電流制限に替えて、モードM1からモードM2に切り替えることでダイオード321の温度を下げる。モードM2は、第2インバータ30が中性点側インバータである状態を継続し、第2インバータ30において、上アーム素子がオン固定される状態と、下アーム素子がオン固定される状態とを切り替える上下切替モードである。すなわち、モードM2では、図4(a)の状態と図4(b)の状態とを切り替える。
図4にて説明した通り、モードM2では、トランジスタ211またはダイオード224が最大発熱箇所となる。トランジスタ211またはダイオード224のどちらが最大発熱箇所となるかは、デューティ、デバイスの損失特性および熱抵抗等によって決まる。
これにより、最大発熱箇所の温度を低下させることができるので、最大トルクを出力可能な時間を長くすることができる。
駆動側インバータから中性点側インバータに切り替えるときに、中性点側インバータにて最初にオンするアームを図6に基づいて説明する。図6では、(a)はモータジェネレータ10を一定駆動したときの電気角1周期分の相電流を示している。図6(a)に示すように、区間Zaでは、最大相電流の通電方向が正であり、区間Zbでは、最大相電流の通電方向が負である。
図6(b)に示すように、中性点側インバータを第1インバータ20から第2インバータ30に切り替える場合、第2インバータ30において、最大相電流が正である区間Zaでは、最初に上アームをオン固定し、最大相電流が負である区間Zbでは、最初に下アームをオン固定する。
中性点側インバータを第2インバータ30から第1インバータ20に切り替える場合、第1インバータ20において、最大相電流が正である区間Zaでは、最初に下アームをオン固定し、最大相電流が負である区間Zbでは、最初に上アームをオン固定する。
換言すると、Ht>Hdであって、駆動側インバータから中性点側インバータに切り替えるインバータが、最大相電流の上流側であるとき、最初に下アームをオン固定し、下流側であるとき、最初に上アームをオン固定する。
中性点側インバータを第1インバータ20から第2インバータ30に切り替える場合、第2インバータ30において、最大相電流が正である区間Zaでは、最初に下アームをオン固定し、最大相電流が負である区間Zbでは、最初に上アームをオン固定する。
中性点側インバータを第2インバータ30から第1インバータ20に切り替える場合、第1インバータ20において、最大相電流が正である区間Zaでは、最初に上アームをオン固定し、最大相電流が負である区間Zbでは、最初に下アームをオン固定する。
換言すると、Ht<Hdであって、駆動側インバータから中性点側インバータに切り替えるインバータが、最大相電流の上流側であるとき、最初に上アームをオン固定し、下流側であるとき、最初に下アームをオン固定する。
S101では、制御部65は、温度検出素子231〜236、331〜336の検出値に基づき、スイッチング素子21〜26、31〜36の温度である素子温度を演算する。演算された素子温度のうち、最も高温である素子の温度を最高温度Tmaxとする。
S109では、制御部65は、駆動モードをモードM3に変更する。すなわち、中性点側インバータと駆動側インバータの切り替えを行う。
なお、相電流Iu、Iv、Iwは、図3(b)の状態が継続しているものとする。すなわち、最大相電流がU相電流Iuであって、U相電流Iuが正であるものとする。
第2インバータ30のU相において、下アームがオン固定されると、トランジスタ314に電流が流れるので、トランジスタ314の温度が上がり、ダイオード321の温度が下がる。上アームがオン固定されると、ダイオード321に電流が流れるので、ダイオード321の温度が上がり、トランジスタ314の温度が下がる。ここで、Ht<Hdである場合、ダイオード321の発熱量とトランジスタ314の発熱量とが略均等となるように、上アームがオン固定される期間PHが、下アームがオン固定される期間PLより短くなるように、期間PH、PLを設定する。これにより、第2インバータ30における特定のデバイスの昇温が抑制される。
時刻x12では、再度、駆動側インバータと中性点側インバータとを入れ替える。
第1インバータ20は、コイル11、12、13の一端111、121、131と、第1バッテリ41との間に設けられる。
第2インバータ30は、コイル11、12、13の他端112、122、132と、第2バッテリ42との間に設けられる。
制御部65は、中性点化されるインバータである中性点側インバータにおいて、上アーム素子の全相をオンする上アームオン固定状態と、下アーム素子の全相をオンする下アームオン固定状態とを、上下切替周波数Fnで切り替える。
例えばトルクロック状態のように、特定の相に比較的大きな電流が通電される状態が継続されることがある。このような場合であっても、片側駆動制御において中性点化される箇所を切り替えて最大発熱箇所を切り替えていくことで、発熱の偏りが抑制される。これにより、特定のデバイスでの発熱が抑制され、特定のデバイスの昇温を防ぐことができる。また、発熱の偏りを防ぐことで、電流制限が必要な温度に達するのを遅らせることができるので、トルクロック時等において、最大トルクを出力可能な期間を長くすることができる。
これにより、最高温度Tmaxに基づき、駆動モードを適切に切り替えることできる。最高温度Tmaxが下がるように駆動モードを切り替えることで、特定のデバイスの温度上昇を防ぎ、最大トルクを出力可能な期間を長くすることができる。
(ア)モード切り替え
上記実施形態では、駆動モードの切り替えと、電流制限の開始とを同一の閾値にて判定する。他の実施形態では、駆動モードを切り替える温度を、電流制限を開始する温度よりも低い温度に設定してもよい。また、中性点固定モードから上下切替モードへの切り替えに係る温度閾値と、上下切替モードからインバータ切替モードへの切り替えに係る温度閾値とが異なっていてもよい。
上記実施形態では、最高温度が許容温度を超えると、駆動モードを切り替える。他の実施形態では、最高温度が許容温度より低い場合であっても、インバータ切替モードとしてもよい。
上記実施形態では、素子温度を検出する温度検出素子がスイッチング素子ごとに設けられる。他の実施形態では、温度検出素子は、必ずしもスイッチング素子ごとに設けられなくてもよく、一部の素子の温度検出素子を省略してもよい。例えば、各インバータに1つずつの温度検出素子を設けるようにしてもよい。また、他の実施形態では、温度検出素子を省略し、相電流等に基づいて素子温度を推定し、推定された素子温度に基づいて制御を行ってもよい。なお、相電流は、検出値であってもよいし、指令値であってもよい。
上記実施形態では、第1電圧源および第2電圧源として、リチウムイオン電池等を例示した。他の実施形態では、第1電圧源および第2電圧源は、リチウムイオン電池以外の鉛蓄電池、燃料電池等であってもよい。また、第1電圧源と第2電圧源とで、同一の種類、特性のものを用いてもよいし、異なる種類、特性のものを用いてもよい。また、第1電圧源または第2電圧源の一方を電気二重層キャパシタやリチウムイオンキャパシタ等のキャパシタとしてもよい。また、第1電圧源または第2電圧源の一方を、エンジン等の駆動源により駆動されて発電する発電機等としてもよい。
上記実施形態では、回転電機はモータジェネレータである。他の実施形態では、回転電機は、発電機の機能を持たない電動機であってもよいし、電動機の機能を持たない発電機であってもよい。また、上記実施形態の回転電機は3相である。他の実施形態では、回転電機は、4相以上としてもよい。
また、上記実施形態では、回転電機が電動車両の主機モータである。他の実施形態では、回転電機は、主機モータに限らず、例えばスタータ機能とオルタネータ機能とを併せ持つ、所謂ISG(Integrated Starter Generator)や、補機モータであってもよい。また、電力変換装置を車両以外の装置に適用してもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
10・・・モータジェネレータ(回転電機)
11〜13・・・コイル(巻線)
15・・・電力変換装置
20・・・第1インバータ
30・・・第2インバータ
41・・・第1バッテリ(第1電圧源)
42・・・第2バッテリ(第2電圧源)
65・・・制御部
Claims (8)
- 複数相のコイル(11、12、13)を有する回転電機(10)を制御する電力変換装置であって、
前記コイルの一端(111、121、131)と第1電圧源(41)との間に設けられる第1インバータ(20)と、
前記コイルの他端(112、122、132)と第2電圧源(42)との間に設けられる第2インバータ(30)と、
前記第1インバータまたは前記第2インバータの一方において高電位側に設けられる上アーム素子(21〜23、31〜33)または下アーム素子(24〜26、34〜36)の全相をオンして中性点化し、他方を前記回転電機の駆動要求に応じて制御する片側駆動制御を行う制御部(65)と、
を備え、
前記制御部は、
中性点化されるインバータである中性点側インバータにおいて、前記上アーム素子の全相をオンする上アームオン固定状態と、前記下アーム素子の全相をオンする下アームオン固定状態とを、上下切替周波数で切り替え、
前記第1インバータを前記駆動要求に応じて制御する駆動側インバータとし、前記第2インバータを前記中性点側インバータとする第1状態と、前記第1インバータを前記中性点側インバータとし、前記第2インバータを前記駆動側インバータとする第2状態とを、インバータ切替周波数で切り替え、
前記駆動側インバータから前記中性点側インバータに切り替えるとき、最大発熱箇所を含むアームとは上下反対側のアームを最初にオン固定する電力変換装置。 - 前記制御部は、
前記第1インバータおよび前記第2インバータにおける最高温度が許容温度以下の場合、前記中性点側インバータを前記第1インバータまたは前記第2インバータに固定し、前記上アームオン固定状態または前記下アームオン固定状態とする中性点固定モードとし、
前記中性点固定モードにて前記最高温度が前記許容温度より高くなった場合、前記中性点側インバータを継続した状態にて前記上アームオン固定状態と前記下アームオン固定状態と前記上下切替周波数で切り替える上下切替モードに移行し、
前記上下切替モードにて前記最高温度が前記許容温度より高くなった場合、前記駆動側インバータと前記中性点側インバータとを前記インバータ切替周波数で切り替えるとともに、前記中性点側インバータにおいて、前記上アームオン固定状態と前記下アームオン固定状態とを前記上下切替周波数で切り替えるインバータ切替モードに移行する請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記上下切替周波数は、前記駆動側インバータにおけるスイッチング周波数より低い請求項1または2に記載の電力変換装置。
- 前記インバータ切替周波数は、前記上下切替周波数より低い請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
- 前記上アーム素子および前記下アーム素子は、それぞれ、オンオフにより高電位側から低電位側への通電が許容または遮断される素子部(211〜216、311〜316)、および、前記素子部に並列に接続され、低電位側から高電位側への通電が許容される還流部(221〜226、321〜326)を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置。
- 前記駆動側インバータから前記中性点側インバータに切り替わるインバータにおいて、最初にオン固定するアームは、前記素子部および前記還流部の温度特性、および、絶対値が最も大きい相電流の通電方向に基づいて決定される請求項5に記載の電力変換装置。
- 前記中性点側インバータにおいて、前記上アームオン固定状態とする期間と、前記下アームオン固定状態とする期間との割合は、前記素子部および前記還流部の温度特性に応じて決定される請求項5または6に記載の電力変換装置。
- 前記制御部は、前記上アーム素子および前記下アーム素子の少なくとも一部の温度を検出する温度検出素子(231〜236、331〜336)の検出値、または、相電流に基づき、素子温度を演算する請求項1〜7のいずれか一項に記載の電力変換装置。
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