JP6367744B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置に関する。
従来、2つのインバータによりモータの電力を変換するインバータ駆動システムが知られている。例えば特許文献1では、高電圧時において、第1のインバータシステムと第2のインバータシステムのパルス幅変調信号(以下、パルス幅変調を「PWM」という。)の基本波成分の位相を180[°]ずらすことで2つの電源が電気的に直列接続され、2つの電源電圧の和によりモータを駆動する。また、特許文献1では、低電圧時において、第1のインバータシステムまたは第2のインバータシステムの一方の上アームまたは下アームのいずれかを3相同時オンし、他方をPWM駆動している。
特開2006−238686号公報
特許文献1のインバータ駆動システムにおいて、例えば、一方のインバータ側に異常が生じた場合、異常が生じた側のインバータを中性点化可能であれば、他方のインバータを用いてモータの駆動を継続可能である。しかしながら、例えば上下アームの短絡故障や開放故障、または、ドライバ回路の故障等、異常が生じた側のインバータを中性点化できない異常が生じた場合、回転電機を駆動することができない。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、インバータを中性点化できない異常が生じた場合であっても回転電機の駆動を継続可能な電力変換装置を提供することにある。
本発明の電力変換装置は、巻線を有する回転電機の電力を変換する電力変換装置であって、第1インバータと、第2インバータと、第1電源側開閉器と、第2電源側開閉器と、第1接続線と、第1接続線開閉器と、第2接続線と、第2接続線開閉器と、を備える。
第1インバータは、還流機能をもつ第1スイッチング素子を有し、巻線の一端および第1電圧源に接続される。
第2インバータは、還流機能をもつ第2スイッチング素子を有し、巻線の他端および第2電圧源に接続される。
第1電源側開閉器は、第1電圧源と第1インバータとの間に設けられる。
第2電源側開閉器は、第2電圧源と第2インバータとの間に設けられる。
第1接続線は、第1電源側開閉器よりも第1インバータ側にて、第1インバータの高電位側と第1インバータの低電位側とを接続する。
第1接続線開閉器は、第1接続線に設けられる。
第2接続線は、第2電源側開閉器よりも第2インバータ側にて、第2インバータの高電位側と第2インバータの低電位側とを接続する。
第2接続線開閉器は、第2接続線に設けられる。
本発明の電力変換装置には、第1接続線および第1接続線開閉器が設けられている。第1電源側開閉器を開として第1電圧源を第1インバータから切り離した状態にて、第1接続線開閉器を閉とすることで、第1インバータの状態によらず、コイルの一端側を中性点化することができる。
また、電力変換装置には、第2接続線および第2接続線開閉器が設けられている。第2電源側開閉器を開として第2電圧源を第2インバータから切り離した状態にて、第2接続線開閉器を閉とすることで、第2インバータの状態によらず、コイルの他端側を中性点化することができる。
これにより、第1インバータまたは第2インバータを中性点化できない異常が生じた場合であっても、回転電機の駆動を継続することができる。
本発明の一実施形態による電力変換装置を示す概略構成図である。 本発明の一実施形態による片側駆動動作を説明する説明図である。 本発明の一実施形態による反転駆動動作を説明する説明図である。 本発明の一実施形態において、第1インバータまたは第2インバータを中性点化できない異常が生じた場合の制御を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態による電力変換装置を示す概略構成図である。 参考例による電力変換装置を示す概略構成図である。
以下、本発明による電力変換装置を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による電力変換装置を図1〜図4に基づいて説明する。
図1に示すように、回転電機駆動システム1は、回転電機としてのモータジェネレータ10、および、電力変換装置15を備える。
モータジェネレータ10は、例えば電気自動車やハイブリッド車両等の電動自動車に適用され、図示しない駆動輪を駆動するためのトルクを発生する、所謂「主機モータ」である。モータジェネレータ10は、駆動輪を駆動するための電動機としての機能、および、図示しないエンジンや駆動輪から伝わる運動エネルギによって駆動されて発電する発電機としての機能を有する。本実施形態では、モータジェネレータ10が電動機として機能する場合を中心に説明する。
モータジェネレータ10は、3相交流の回転機であって、U相コイル11、V相コイル12、および、W相コイル13を有する。U相コイル11、V相コイル12およびW相コイル13が「巻線」に対応し、以下適宜、U相コイル11、V相コイル12およびW相コイル13を「コイル11〜13」という。
電力変換装置15は、モータジェネレータ10の電力を変換するものであって、第1インバータ20、第2インバータ30、第1電源側開閉器51、第2電源側開閉器52、第1接続線53、第1接続線開閉器54、第2接続線55、および、第2接続線開閉器56、ドライバ回路61〜64、および、制御部70等を備える。
第1インバータ20は、コイル11〜13への通電を切り替える3相インバータであり、6つのスイッチング素子であるU1上アーム素子21、V1上アーム素子22、W1上アーム素子23、U1下アーム素子24、V1下アーム素子25、および、W1下アーム素子26を有する。以下適宜、U1上アーム素子21、V1上アーム素子22、W1上アーム素子23、U1下アーム素子24、V1下アーム素子25、および、W1下アーム素子26を「(第1)スイッチング素子21〜26」という。
U1上アーム素子21はU1下アーム素子24の高電位側に接続され、V1上アーム素子22はV1下アーム素子25の高電位側に接続され、W1上アーム素子23はW1下アーム素子26の高電位側に接続される。以下適宜、高電位側に接続されるU1上アーム素子21、V1上アーム素子22およびW1上アーム素子23を「(第1)上アーム素子21〜23」、低電位側に接続されるU1下アーム素子24、V1下アーム素子25およびW1下アーム素子26を「(第1)下アーム素子24〜26」という。
第1インバータ20は、コイル11、12、13の一端111、121、131と第1バッテリ41との間に接続される。具体的には、対になるU1上アーム素子21とU1下アーム素子24との接続点27がU相コイル11の一端111に接続され、V1上アーム素子22とV1下アーム素子25との接続点28がV相コイル12の一端121に接続され、W1上アーム素子23とW1下アーム素子26との接続点29がW相コイル13の一端131に接続される。また、第1上アーム素子21〜23の高電位側を接続する高電位側配線46が第1バッテリ41の正極と接続され、第1下アーム素子24〜26の低電位側を接続する低電位側配線47が第1バッテリ41の負極と接続される。
第2インバータ30は、コイル11〜13への通電を切り替える3相インバータであり、6つのスイッチング素子であるU2上アーム素子31、V2上アーム素子32、W2上アーム素子33、U2下アーム素子34、V2下アーム素子35およびW2下アーム素子36を有する。以下適宜、U2上アーム素子31、V2上アーム素子32、W2上アーム素子33、U2下アーム素子34、V2下アーム素子35およびW2下アーム素子36を「(第2)スイッチング素子31〜36」という。
U2上アーム素子31はU2下アーム素子34の高電位側に接続され、V2上アーム素子32はV2下アーム素子35の高電位側に接続され、W2上アーム素子33はW2下アーム素子36の高電位側に接続される。以下適宜、高電位側に接続されるU2上アーム素子31、V2上アーム素子32およびW2上アーム素子33を「(第2)上アーム素子31〜33」、低電位側に接続されるU2下アーム素子34、V2下アーム素子35およびW2下アーム素子36を「(第2)下アーム素子34〜36」という。
第2インバータ30は、コイル11、12、13の他端112、122、132と第2バッテリ42との間に接続される。具体的には、対になるU2上アーム素子31とU2下アーム素子34との接続点37がU相コイル11の他端112に接続され、V2上アーム素子32とV2下アーム素子35との接続点38がV相コイル12の他端122に接続され、W2上アーム素子33とW2下アーム素子36との接続点39がW相コイル13の他端132に接続される。また、第2上アーム素子31〜33の高電位側を接続する高電位側配線48が第2バッテリ42の正極と接続され、第2下アーム素子34〜36の低電位側を接続する低電位側配線49が第2バッテリ42の負極と接続される。
このように、本実施形態では、第1インバータ20および第2インバータ30がコイル11〜13の両側に接続される。
本実施形態では、スイッチング素子21〜26、31〜36は、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)であって、いずれも還流ダイオードを有する。すなわち、スイッチング素子21〜26、31〜36がオンされると、高電位側から低電位側へ電流が流れ、オフされると、高電位側から低電位側への電流が遮断される。また、スイッチング素子21〜26、31〜36は、オンオフ状態によらず、還流ダイオードを経由して、低電位側から高電位側への通電が許容される。すなわち、本実施形態のスイッチング素子21〜26、31〜36は、低電位側から高電位側への通電を許容する還流機能を有している、といえる。
第1電圧源40は、第1バッテリ41および第1コンデンサ43を有する。
第1バッテリ41は、リチウムイオン電池等の充放電可能な直流電源であり、第1インバータ20と接続され、第1インバータ20を経由してモータジェネレータ10と電力を授受可能に設けられる。
第1コンデンサ43は、高電位側配線46と低電位側配線47とに接続される。第1コンデンサ43は、第1バッテリ41から第1インバータ20側への電流、または、第1インバータ20から第1バッテリ41側への電流を平滑化する平滑コンデンサである。
第2電圧源45は、第2バッテリ42および第2コンデンサ44を有する。
第2バッテリ42は、リチウムイオン電池等の充放電可能な直流電源であり、第2インバータ30と接続され、第2インバータ30を経由してモータジェネレータ10と電力を授受可能に設けられる。
第2コンデンサ44は、高電位側配線48と低電位側配線49とに接続される。第2コンデンサ44は、第2バッテリ42から第2インバータ30側への電流、または、第2インバータ30側から第2バッテリ42側への電流を平滑化する平滑コンデンサである。
第1電源側開閉器51は、第1バッテリ41と第1インバータ20との間に設けられる。本実施形態では、第1電源側開閉器51は、第1コンデンサ43の正極が接続される箇所よりも第1インバータ20側の第1高電位側配線46に設けられる。第1電源側開閉器51が閉のとき、第1バッテリ41および第1コンデンサ43と第1インバータ20との間の通電が許容され、第1電源側開閉器51が開のとき、第1バッテリ41および第1コンデンサ43と第1インバータ20との間の通電が遮断される。
第2電源側開閉器52は、第2バッテリ42と第2インバータ30との間に設けられる。本実施形態では、第2電源側開閉器52は、第2コンデンサ44の負極が接続される箇所よりも第2インバータ30側の第2高電位側配線48に設けられる。第2電源側開閉器52が閉のとき、第2バッテリ42および第2コンデンサ44と第2インバータ30との間の通電が許容され、第2電源側開閉器52が開のとき、第2バッテリ42および第2コンデンサ44と第2インバータ30との間の通電が遮断される。
第1接続線53は、第1電源側開閉器51よりも第1インバータ20側にて、第1高電位側配線46と第1低電位側配線47とを接続する。
第1接続線開閉器54は、第1接続線53に設けられる。第1接続線開閉器54が閉のとき、第1接続線53の通電が許容され、第1接続線開閉器54が開のとき、第1接続線53の通電が遮断される。
第2接続線55は、第2電源側開閉器52よりも第2インバータ30側にて、第2高電位側配線48と第2低電位側配線49とを接続する。
第2接続線開閉器56は、第2接続線55に設けられる。第2接続線開閉器56が閉のとき、第2接続線55の通電が許容され、第2接続線開閉器56が開のとき、第2接続線55の通電が遮断される。
第1ドライバ回路61は、インバータ制御部71から出力される制御信号に応じたゲート信号を第1スイッチング素子21〜26のゲートに出力する。
第2ドライバ回路62は、インバータ制御部71から出力される制御信号に応じたゲート信号を第2スイッチング素子31〜36のゲートに出力する。
第3ドライバ回路63は、開閉器制御部72からの信号に応じ、第1接続線開閉器54を駆動する。
第4ドライバ回路64は、開閉器制御部72からの信号に応じ、第2接続線開閉器56を駆動する。
本実施形態では、第1ドライバ回路61、第2ドライバ回路62、第3ドライバ回路63、および、第4ドライバ回路64は、独立しており、例えば第1ドライバ回路61に異常が生じた場合であっても、第3ドライバ回路63により、第1接続線開閉器54を駆動可能である。
なお、第1電源側開閉器51および第2電源側開閉器52についても、それぞれ対応するドライバ回路が設けられているが、図1においては記載を省略した。
制御部70は、通常のコンピュータとして構成されており、内部にはCPU、ROM、RAM、I/O、および、これらの構成を接続するバスライン等を備える。制御部70における各処理は、予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理であってもよいし、専用の電子回路によるハードウェア処理であってもよい。
制御部70は、機能ブロックとして、インバータ制御部71、開閉器制御部72、および、異常検出部73等を有する。
インバータ制御部71は、トルク指令値や電流指令値等のモータジェネレータ10の駆動に係る指令値に基づき、スイッチング素子21〜26、31〜36のオンオフ作動を制御する制御信号を生成する。生成された制御信号は、ドライバ回路61、62に出力される。これにより、インバータ制御部71は、ドライバ回路61、62を介して、第1インバータ20および第2インバータ30を制御する。
開閉器制御部72は、第1電源側開閉器51、第2電源側開閉器52、第1接続線開閉器54、および、第2接続線開閉器56の開閉を制御する。なお、第1電源側開閉器51および第2電源側開閉器52への制御線は、煩雑になることを避けるため、省略した。
異常検出部73は、第1インバータ20、および、第2インバータ30の異常を検出する。
まず、第1インバータ20および第2インバータ30がいずれも正常である場合の通常制御について、図2および図3に基づいて説明する。図2および図3中においては、オンされる素子を実線、オフされる素子を破線で示す。また、制御部70等、一部の構成や符号の記載を適宜省略する。図4についても同様とする。
第1インバータ20および第2インバータ30がいずれも正常である場合、開閉器制御部72は、第1電源側開閉器51および第2電源側開閉器52を閉、第1接続線開閉器54および第2接続線開閉器56を開とする。なお、後述の片側駆動動作において、第2インバータ30側を中性点化する場合、第2電源側開閉器52を開としてもよく、第1インバータ20側を中性点化する場合、第1電源側開閉器51を開としてもよい。
モータジェネレータ10を比較的軽負荷で駆動する場合、第1バッテリ41または第2バッテリ42の電力によりモータジェネレータ10を駆動する。第1バッテリ41または第2バッテリ42の電力で駆動する動作を、片側駆動動作とする。
図2(a)に示すように、第1バッテリ41の電力にてモータジェネレータ10を駆動する場合、第2上アーム素子31〜33の全相または第2下アーム素子34〜36の全相の一方をオン、他方をオフし、第2インバータ30を中性点化する。また、モータジェネレータ10の駆動要求に応じ、PWM制御等により第1インバータ20を制御する。PWM制御には、指令に応じた基本波の振幅が三角波等のキャリア波の振幅以下である「正弦波PWM制御」、および、基本波の振幅がキャリア波の振幅よりも大きい「過変調PWM制御」を含むものとする。
図2(a)に示す例では、第2上アーム素子31〜33の全相がオン、第2下アーム素子34〜36の全相がオフされることにより、第2インバータ30が中性点化される。また、第1インバータ20において、U1上アーム素子21、V1下アーム素子25、および、W1下アーム素子26がオンされると、2点鎖線の矢印で示す経路の電流が流れる。
図2(b)に示すように、第2バッテリ42の電力にてモータジェネレータ10を駆動する場合、第1上アーム素子21〜23の全相または第1下アーム素子24〜26の全相の一方をオン、他方をオフし、第1インバータ20を中性点化する。また、モータジェネレータ10の駆動要求に応じ、PWM制御等により第2インバータ30を制御する。
図2(b)に示す例では、第1上アーム素子21〜23の全相がオン、第1下アーム素子24〜26の全相がオフされることにより、第1インバータ20が中性点化される。また、第2インバータ30において、U2上アーム素子31、V2下アーム素子35、および、W2下アーム素子36がオンされると、2点鎖線の矢印で示す経路の電流が流れる。
第2インバータ30側を中性点化する場合、スイッチング素子31〜36の熱劣化等に応じ、第2上アーム素子31〜33がオンされる状態と、第2下アーム素子34〜36がオンされる状態とを適宜切り替えてもよい。第1インバータ20側を中性点化する場合も同様である。
中性点化するインバータは、スイッチング素子21〜26、31〜36の熱劣化等に応じ、適宜切り替えてもよい。また、中性点化しない側のインバータは、PWM制御に限らず、矩形波制御等、どのように制御してもよい。
片側駆動動作では、一方のインバータが中性点化される。これにより、2つのインバータ20、30のスイッチング素子21〜26、31〜36をスイッチングする後述の反転駆動動作等と比較し、スイッチング損失が低減されるので、低出力時の効率を高めることができる。
また、第1バッテリ41の電圧と第2バッテリ42の電圧とが異なる場合、電圧が低い方の出力で駆動要求を満たせる場合、高電圧側を中性点化し、低電圧側で駆動することで、スイッチング損失をより低減することができる。
第1バッテリ41または第2バッテリ42の電力にて駆動要求を満たせない比較的高負荷にてモータジェネレータ10を駆動する場合、第1バッテリ41と第2バッテリ42とが直列接続される状態とし、両側電源を用いた両側電源駆動とする。本実施形態では、両側電源駆動とすべく、第1インバータ20および第2インバータ30を反転駆動動作させる。
ここで、第1インバータ20は、第1基本波F1とキャリア波との比較によりPWM制御され、第2インバータ30が、第2基本波F2とキャリア波との比較によりPWM制御されるものとする。
反転駆動動作では、第1基本波F1と第2基本波F2の位相が反転されている。換言すると、第1基本波F1と第2基本波F2とは、位相が略180[°]ずれている。これにより、第1バッテリ41と第2バッテリ42とが直列接続されている状態とみなすことができ、第1バッテリ41の電圧と第2バッテリ42の電圧との和に相当する電圧をモータジェネレータ10に印加可能である。
なお、第1基本波F1と第2基本波F2との位相差は、180[°]とするが、第1バッテリ41の電圧および第2バッテリ42の電圧の和に相当する電圧をモータジェネレータ10に印加可能な程度のずれは許容されるものとする。
また、第1基本波F1の振幅と、第2基本波F2の振幅とは、等しくてもよいし、異なっていてもよい。
また、第1基本波F1および第2基本波F2は、ともに正弦波であるように同様の波形であってもよいし、第1インバータ20または第2インバータ30の一方を正弦波PWM制御し、他方を過変調PWM制御するといった場合のように、異なる波形であってもよい。また、振幅を無限大とみなし、基本波F1、F2の半周期ごとにオンオフが切り替えられる矩形波制御としてもよい。矩形波制御は、180度通電制御ともいえる。また、矩形波制御に替えて、基本波F1、F2に基づく120度通電制御としてもよい。
第1基本波F1および第2基本波F2の振幅および波形が等しい場合、各相にてオンされる素子が第1インバータ20と第2インバータ30とで上下反対になる。図3に示す例では、U1上アーム素子21、V1下アーム素子25、W1下アーム素子26、V2上アーム素子32、W2上アーム素子33、および、U2下アーム素子34がオンされると、2点鎖線の矢印で示す経路の電流が流れる。
なお、反転駆動動作において、基本波F1、F2の振幅や波形が異なる場合、各相にてオンされる素子は、第1インバータ20と第2インバータ30とで必ずしも上下反対にならない。
このように、第1インバータ20および第2インバータ30が正常である場合、モータジェネレータ10の駆動要求に応じて、片側駆動動作と反転駆動動作とを切り替えることで、モータジェネレータ10を高効率に駆動することができる。
次に、第1インバータ20または第2インバータ30に異常が生じた場合の制御について説明する。ここでは、第1インバータ20に異常が生じ、第2インバータ30が正常である場合を中心に説明する。
第1上アーム素子21〜23の少なくとも1つが短絡故障した場合、第1上アーム素子21〜23の全相をオン、第1下アーム素子24〜26のを全相をオフとして第1インバータ20を中性点化し、モータジェネレータ10の駆動要求に応じた第2インバータ30を制御することで、片側駆動動作にて、モータジェネレータ10の駆動を継続可能である。
第1下アーム素子24〜26の少なくとも1つが短絡故障した場合、第1下アーム素子24〜26の全相をオン、第1上アーム素子21〜23の全相をオフとして第1インバータ20を中性点化し、モータジェネレータ10の駆動要求に応じた第2インバータ30を制御することで、片側駆動動作にて、モータジェネレータ10の駆動を継続可能である。
また、第1上アーム素子21〜23の少なくとも1つが開放故障した場合、第1下アーム素子24〜26の全相をオン、第1上アーム素子21〜23の全相をオフとして第1インバータ20を中性点化し、モータジェネレータ10の駆動要求に応じた第2インバータ30を制御することで、片側駆動動作にて、モータジェネレータ10の駆動を継続可能である。
第1下アーム素子24〜26の少なくとも1つが開放故障した場合、第1上アーム素子21〜23の全相をオン、第1下アーム素子24〜26のを全相をオフとして第1インバータ20を中性点化し、モータジェネレータ10の駆動要求に応じた第2インバータ30を制御することで、片側駆動動作にて、モータジェネレータ10の駆動を継続可能である。
すなわち、第1インバータ20に異常が生じたとしても、第1インバータ20を中性点化できる場合、図2にて説明した片側駆動動作とすることで、モータジェネレータ10の駆動を継続可能である。
ここで、図6に示す参考例のように、第1接続線53、第1接続線開閉器54、第2接続線55、および、第2接続線開閉器56がない電力変換装置19において、第1インバータ20を中性点化できないような異常が生じた場合、モータジェネレータ10を駆動することができない。第1インバータ20を中性点化できない異常とは、例えば、上下アームの短絡故障や開放故障、第1ドライバ回路61に異常が生じた場合等が挙げられる。ここで、第1ドライバ回路61および第2ドライバ回路62の異常についても、「第1インバータおよび第2インバータの異常」の概念に含まれるものとする。
なお、図6においては、制御部等の記載を省略した。
本実施形態では、図4(a)に示すように、第1インバータ20を中性点化できない異常が生じた場合、開閉器制御部72は、第2電源側開閉器52および第1接続線開閉器54を閉、第1電源側開閉器51および第2接続線開閉器56を開とする。また、インバータ制御部71は、モータジェネレータ10の駆動要求に応じて第2インバータ30を制御する。例えば、図4(a)に示すように、U2上アーム素子31、V2下アーム素子35、および、W2下アーム素子36がオンされると、2点鎖線の矢印で示す経路の電流が流れる。
すなわち、本実施形態では、第1インバータ20を中性点化できない異常が生じた場合、第1電源側開閉器51を開とし、第1電圧源40を第1インバータ20から電気的に切り離した上で、第1接続線開閉器54を閉とすることで、第1スイッチング素子21〜26の還流ダイオードを用いて、第1インバータ20側を中性点化する。図4(a)に示す例では、U1上アーム素子23の還流ダイオード、第1接続線53、V1下アーム素子25およびW1下アーム素子26の還流ダイオードに電流が流れることで、第1インバータ20側が中性点化される。
これにより、第1インバータ20を中性点化できない異常が生じた場合であっても、第1スイッチング素子21〜26の還流ダイオードおよび第1接続線53を用いて、第1インバータ20側を中性点化することができるので、モータジェネレータ10の駆動を継続することができる。
特に、本実施形態では、第1インバータ20の制御に係る第1ドライバ回路61と、第1接続線開閉器54の制御に係る第3ドライバ回路63とが別途に設けられている。そのため、第1ドライバ回路61に異常が生じて第1スイッチング素子21〜26をオンオフできなくなったとしても、第1接続線開閉器54の開閉を制御可能であり、第1接続線開閉器54を閉とすることで、第1インバータ20側を中性点化することができる。
また、図4(b)に示すように、第2インバータ30を中性点化できない異常が生じた場合、開閉器制御部72は、第1電源側開閉器51および第2接続線開閉器56を閉、第2電源側開閉器52および第1接続線開閉器54を開とする。また、インバータ制御部71は、モータジェネレータ10の駆動要求に応じて第1インバータ20を制御する。例えば、図4(b)に示すように、U1上アーム素子21、U1下アーム素子25、および、W1下アーム素子26がオンされると、2点鎖線の矢印で示す経路の電流が流れる。
すなわち、本実施形態では、第2インバータ30を中性点化できない異常が生じた場合、第2電源側開閉器52を開とし、第2電圧源45を第2インバータ30から電気的に切り離した上で、第2接続線開閉器56を閉とすることで、第2スイッチング素子31〜36の還流ダイオードを用いて、第2インバータ30側を中性点化する。図4(b)に示す例では、U2上アーム素子31の還流ダイオード、第2接続線55、V2下アーム素子35およびW2下アーム素子36の還流ダイオードに電流が流れることで、第2インバータ30側が中性点化される。
これにより、第2インバータ30を中性点化できない異常が生じた場合であっても、第2スイッチング素子31〜36の還流ダイオードおよび第2接続線55を用いて、第2インバータ30側を中性点化することができるので、モータジェネレータ10の駆動を継続することができる。
特に、本実施形態では、第2インバータ30の制御に係る第2ドライバ回路62と、第2接続線開閉器56の制御に係る第4ドライバ回路64とが別途に設けられている。そのため、第2ドライバ回路62に異常が生じて第2スイッチング素子31〜36をオンオフできなくなったとしても、第2接続線開閉器56の開閉を制御可能であり、第2接続線開閉器56を閉とすることで、第2インバータ30側を中性点化することができる。
なお、例えば、U1上アーム素子21が短絡故障または開放故障した場合等、第1インバータ20のスイッチング素子21〜26を制御することで、第1インバータ20を中性点化することができる。このような場合においても、図4(a)にて説明したように、第1電源側開閉器51を開、第1接続線開閉器54を閉とすることで、第1接続線53を用いて第1インバータ20側を中性点化してもよい。第1インバータ20の制御により中性点化するか、第1接続線53を用いて中性点化するか、については、例えば、発熱や効率等を考慮し、適宜選択可能である。
第2インバータ30側を中性点化する場合についても同様である。
以上詳述したように、本実施形態の電力変換装置15は、コイル11〜13を有するモータジェネレータ10の電力を変換するものであって、第1インバータ20と、第2インバータ30と、第1電源側開閉器51と、第2電源側開閉器52と、第1接続線53と、第1接続線開閉器54と、第2接続線55と、第2接続線開閉器56と、を備える。
第1インバータ20は、還流機能をもつ第1スイッチング素子21〜26を有し、コイル11、12、13の一端111、121、131および第1電圧源40に接続される。
第2インバータ30は、還流機能をもつ第2スイッチング素子31〜36を有し、コイル11、12、13の他端112、122、132および第2電圧源45に接続される。
第1電源側開閉器51は、第1電圧源40と第1インバータ20との間に設けられる。第2電源側開閉器52は、第2電圧源45と第2インバータ30との間に設けられる。
第1接続線53は、第1電源側開閉器51よりも第1インバータ20側にて、第1インバータ20の高電位側と第1インバータ20の低電位側とを接続する。
第1接続線開閉器54は、第1接続線53に設けられる。
第2接続線55は、第2電源側開閉器52よりも第2インバータ30側にて、第2インバータ30の高電位側と第2インバータ30の低電位側とを接続する。
第2接続線開閉器56は、第2接続線55に設けられる。
本実施形態では、電力変換装置15には、第1接続線53および第1接続線開閉器54が設けられている。第1電源側開閉器51を開として第1電圧源40を第1インバータ20と切り離した状態にて、第1接続線開閉器54を閉とすることで、第1インバータ20の状態によらず、コイル11、12、13の一端111、121、131側を中性点化することができる。
また、電力変換装置15には、第2接続線55および第2接続線開閉器56が設けられている。第2電源側開閉器52を開として第2電圧源45と第2インバータ30とを切り離した状態にて、第2接続線開閉器56を閉とすることで、第2インバータ30の状態によらず、コイル11、12、13の他端112、122、132側を中性点化することができる。
これにより、第1インバータ20または第2インバータ30を中性点化できない異常が生じた場合であっても、モータジェネレータ10の駆動を継続することができる。
電力変換装置15は、制御部70をさらに備える。制御部70は、異常検出部73、インバータ制御部71、および、開閉器制御部72を有する。
異常検出部73は、第1インバータ20および第2インバータ30の異常を検出する。
インバータ制御部71は、第1インバータ20および第2インバータ30の異常状態に応じて第1インバータ20および第2インバータ30を制御する。
開閉器制御部72は、第1インバータ20および第2インバータ30の異常状態に応じて第1電源側開閉器51、第2電源側開閉器52、第1接続線開閉器54および第2接続線開閉器56の開閉を制御する。
これにより、第1インバータ20および第2インバータ30の異常状態に応じて、インバータ20、30、および、開閉器51、52、54、56を適切に制御することができる。
開閉器制御部72は、第1インバータ20を中性点化できない異常が生じた場合、第2電源側開閉器52および第1接続線開閉器54を閉、第1電源側開閉器51および第2接続線開閉器56を開とする。また、開閉器制御部72は。第2インバータ30を中性点化できない異常が生じた場合、第1電源側開閉器51および第2接続線開閉器56を閉、第2電源側開閉器52および第1接続線開閉器54を開とする。
これにより、第1インバータ20を中性点化できない異常が生じた場合であっても、第1インバータ20側を中性点化できるので、モータジェネレータ10の駆動を継続することができる。また、第2インバータ30を中性点化できない異常が生じた場合であっても、第2インバータ30側を中性点化できるので、モータジェネレータ10の駆動を継続することができる。
本実施形態では、異常検出部73が「異常検出手段」に対応し、インバータ制御部71が「インバータ制御手段」に対応し、開閉器制御部72が「開閉器制御手段」に対応する。
(他の実施形態)
(ア)スイッチング素子
上記実施形態では、スイッチング素子は、還流ダイオードを有するIGBTである。他の実施形態では、スイッチング素子は、寄生ダイオードを有するMOSFET(金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)等としてもよい。また、スイッチング素子は、還流ダイオードが内蔵されているデバイスに限らず、還流ダイオードが外付けされていてもよい。
(イ)開閉器
上記実施形態では、開閉器をいずれもメカリレーとして図示した。他の実施形態では、メカリレーに替えて、半導体リレーとしてもよい。図5(a)に示す第1電源側開閉器81、第2電源側開閉器82、第1接続線開閉器84および第2接続線開閉器86は、2つのIGBTを組み合わせたものである。図5(b)に示す第1電源側開閉器91、第2電源側開閉器92、第1接続線開閉器94および第2接続線開閉器96は、1つのIGBTと4つのダイオードを組み合わせたものである、
開閉器として半導体リレーを用いる場合、図5に例示したもののように、閉としたときに双方向に通電可能なデバイスを用いる。
他の実施形態では、開閉器ごとに異なる種類のものを用いてもよい。
上記実施形態では、第1電源側開閉器は、第1電圧源の正極側に設けられる。他の実施形態では、第1電源側開閉器を、第1電圧源の負極側に設けてもよいし、正極側および負極側に設けてもよい。第2電源側開閉器についても同様である。
(ウ)第1電圧源、第2電圧源
上記実施形態では、第1電圧源は第1バッテリおよび第1コンデンサを有し、第2電圧源は第2バッテリおよび第2コンデンサを有する。他の実施形態では、第1電圧源および第2電圧源は、コンデンサを省略してもよい。
上記実施形態では、第1バッテリおよび第2バッテリとして、リチウムイオン電池等を例示した。他の実施形態では、第1バッテリおよび第2バッテリは、リチウムイオン電池以外の鉛蓄電池、燃料電池等であってもよい。また、第1電圧源と第2電圧源とで、同一の種類、特性のものを用いてもよいし、異なる種類、特性のものを用いてもよい。また、第1バッテリまたは第2バッテリの一方に替えて、電気二重層キャパシタやリチウムイオンキャパシタ等のキャパシタとしてもよい。また、第1電圧源または第2電圧源の一方を、エンジン等の駆動源により駆動されて発電する発電機等としてもよい。
(エ)回転電機
上記実施形態では、回転電機はモータジェネレータである。他の実施形態では、回転電機は、発電機の機能を持たない電動機であってもよいし、電動機の機能を持たない発電機であってもよい。また、上記実施形態の回転電機は3相である。他の実施形態では、回転電機は、4相以上としてもよい。また、上記実施形態では、回転電機駆動システムは、グランドと接続されていないが、他の実施形態では、回転電機駆動システムを、グランドと接続してもよい。
また、上記実施形態では、回転電機が電動車両の主機モータである。他の実施形態では、回転電機は、主機モータに限らず、例えばスタータ機能とオルタネータ機能とを併せ持つ、所謂ISG(Integrated Starter Generator)や、補機モータであってもよい。また、電力変換装置を車両以外の装置に適用してもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
よい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
10・・・モータジェネレータ(回転電機)
11〜13・・・コイル(巻線)
15・・・電力変換装置
20・・・第1インバータ 30・・・第2インバータ
51・・・第1電源側開閉器 52・・・第2電源側開閉器
53・・・第1接続線
54・・・第1接続線開閉器
55・・・第2接続線
56・・・第2接続線開閉器
70・・・制御部

Claims (3)

  1. 巻線(11〜13)を有する回転電機(10)の電力を変換する電力変換装置であって、
    還流機能をもつ第1スイッチング素子(21〜26)を有し、前記巻線の一端および第1電圧源(40)に接続される第1インバータ(20)と、
    還流機能をもつ第2スイッチング素子(31〜36)を有し、前記巻線の他端および第2電圧源(45)に接続される第2インバータ(30)と、
    前記第1電圧源と前記第1インバータとの間に設けられる第1電源側開閉器(51、81、91)と、
    前記第2電圧源と前記第2インバータとの間に設けられる第2電源側開閉器(52、82、92)と、
    前記第1電源側開閉器よりも前記第1インバータ側にて、前記第1インバータの高電位側と前記第1インバータの低電位側とを接続する第1接続線(53)と、
    前記第1接続線に設けられる第1接続線開閉器(54、84、94)と、
    前記第2電源側開閉器よりも前記第2インバータ側にて、前記第2インバータの高電位側と前記第2インバータの低電位側とを接続する第2接続線(55)と、
    前記第2接続線に設けられる第2接続線開閉器(56、86、96)と、
    を備えることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記第1インバータおよび前記第2インバータの異常を検出する異常検出手段(73)、前記第1インバータおよび前記第2インバータの異常状態に応じて前記第1インバータおよび前記第2インバータを制御するインバータ制御手段(71)、ならびに、前記第1インバータおよび前記第2インバータの異常状態に応じて前記第1電源側開閉器、前記第2電源側開閉器、前記第1接続線開閉器および前記第2接続線開閉器の開閉を制御する開閉器制御手段(72)を有する制御部(70)をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記開閉器制御手段は、
    前記第1インバータを中性点化できない異常が生じた場合、前記第2電源側開閉器および前記第1接続線開閉器を閉、前記第1電源側開閉器および前記第2接続線開閉器を開とし、
    前記第2インバータを中性点化できない異常が生じた場合、前記第1電源側開閉器および前記第2接続線開閉器を閉、前記第2電源側開閉器および前記第1接続線開閉器を開とすることを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
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