JP6773365B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電圧源間での電力の移動が可能である電力変換装置を提供することにある。
第1インバータは、第1スイッチング素子(21〜26)を有し、巻線の一端(111、121、131)および第1電圧源(41)に接続される。
第2インバータは、第2スイッチング素子(31〜36)を有し、巻線の他端(112、122、132)に接続される。
制御部は、放電側電圧源の電力による片側駆動が可能であって、放電側電圧源の電力を充電側電圧源に移動させる場合、放電側インバータを回転電機の駆動要求に応じて制御し、充電側インバータにおいて、非充電期間と充電期間とを、切替周波数にて切り替える。非充電期間は、充電側インバータが中性点化され、電力が充電側電圧源に供給されない。充電期間は、非充電期間とはスイッチング状態を切り替え、電力が充電側電圧源に供給される。
第3態様では、制御部は、非充電期間において、充電側インバータの高電位側に接続されるスイッチング素子である上アーム素子、または、低電位側に接続されるスイッチング素子である下アーム素子の一方を全相オン、他方を全相オフすることで、充電側インバータを中性点化し、充電期間において、充電側インバータの全てのスイッチング素子をオフにする全オフ状態とし、全オフ状態の前の非充電期間と、当該全オフ状態の後の非充電期間とで、全相オンされるアームの上下を入れ替える。
第4態様では、電力変換装置は、第1インバータおよび第2インバータの高電位側同士または低電位側同士を、回転電機を介さずに接続する接続線(51、56)と、接続線に設けられ、制御部により開閉状態が制御される開閉器(52、57)と、をさらに備える。
制御部は、回転電機の停止中に、放電側電圧源から前記充電側電圧源へ電力を移動させるとき、前記開閉器を閉とする。ここで、接続線が設けられる側のアームに設けられるスイッチング素子を接続側アーム素子、接続線が設けられない側のアームに設けられるスイッチング素子を開放側アーム素子とする。制御部は、回転電機が停止しているときに、第1電圧源または第2電圧源の一方から他方へ電力を移動する場合、放電側インバータの開放側アーム素子の全相をオン、接続側アーム素子の全相をオフとし、放電側電圧源の電圧が充電側電圧源の電圧より高い場合、充電側インバータの全てのスイッチング素子をオフとする。
制御部は、放電側電圧源の電圧が充電側電圧源の電圧以下の場合、充電期間と非充電期間とを切替周波数にて切り替える。充電期間において、充電側インバータの接続側アーム素子の全相をオン、開放側アーム素子の全相をオフとし、非充電期間において、充電側インバータの全てのスイッチング素子をオフにする、または、充電側インバータの開放側アーム素子の全相をオン、接続側アーム素子の全相をオフとする。
充電期間において、非充電期間とはスイッチング状態を切り替えることで、充電期間にて巻線に蓄えられたエネルギが、充電側インバータの高電位側に設けられるダイオードを経由して、充電側電圧源に供給される。これにより、放電側電圧源の電圧が充電側電圧源の電圧以下であっても、回転電機を駆動しつつ、放電側電圧源の電力を充電側電圧源に移動させることができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図6に示す。
図1に示すように、回転電機駆動システム1は、回転電機としてのモータジェネレータ10、および、電力変換装置15を備える。
本実施形態では、U相コイル11に流れる電流をU相電流Iu、V相コイル12に流れる電流をV相電流Iv、W相コイル13に流れる電流をW相電流Iwとする。また、U相電流Iu、V相電流Iv、および、W相電流Iwを、適宜、相電流Iu、Iv、Iwという。本実施形態では、第1インバータ20側から第2インバータ30側へ流れる電流を正、第2インバータ30側から第1インバータ20側へ流れる電流を負とする。
第1インバータ20は、コイル11〜13の通電を切り替える3相インバータであり、スイッチング素子21〜26を有する。第2インバータ30は、コイル11〜13の通電を切り替えるスイッチング素子31〜36を有する。
スイッチング素子21は、素子部211および還流ダイオード221を有する。他のスイッチング素子22〜26、31〜36も同様、それぞれ、素子部212〜216、311〜316、および、還流ダイオード222〜226、321〜326を有する。本実施形態では、還流ダイオード221〜226、321〜326が「ダイオード」に対応する。
このように、本実施形態では、第1インバータ20および第2インバータ30がコイル11〜13の両側に接続される。
以下適宜、高電位側に接続されるスイッチング素子21〜23、31〜33を「上アーム素子」、低電位側に接続されるスイッチング素子24〜26、34〜36を「下アーム素子」という。
リチウムイオン電池等の充放電可能な直流電源である第2電圧源としての第2バッテリ42は、第2インバータ30と接続され、第2インバータ30を経由してモータジェネレータ10と電力を授受可能に設けられる。
以下、第1バッテリ41の電圧を第1バッテリ電圧Vb1、第2バッテリ42の電圧を第2バッテリ電圧Vb2とする。
第2コンデンサ44は、第2高電位側配線37と第2低電位側配線38とに接続される。第2コンデンサ44は、第2バッテリ42から第2インバータ30側への電流、または、第2インバータ30側から第2バッテリ42側への電流を平滑化する平滑コンデンサである。
制御部65は、マイコンを主体として構成され、各種演算処理を行う。制御部65における各処理は、予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理であってもよいし、専用の電子回路によるハードウェア処理であってもよい。
制御部65は、第1インバータ20および第2インバータ30を制御する。具体的には、トルク指令値trq*や電流指令値Iu*、Iv*、Iw*等のモータジェネレータ10の駆動に係る指令値に基づき、スイッチング素子21〜26、31〜36の素子部211〜216、311〜316のオンオフ作動を制御する制御信号を生成し、ドライバ回路61、62に出力する。以下適宜、スイッチング素子21〜26、31〜36の素子部211〜216、311〜316のオンオフ作動を制御することを、単にスイッチング素子21〜26、31〜36のオンオフ作動を制御する、という。
スイッチング素子21〜26は、例えば第1基本波F1とキャリア波とに基づいてオンオフ作動が制御される。また、スイッチング素子31〜36は、例えば第2基本波F2とキャリア波とに基づいてオンオフ作動が制御される。
基本波F1、F2の振幅は、等しくてもよいし、異なっていてもよい。
第1バッテリ41の電力にてモータジェネレータ10を駆動する場合、第2インバータ30の上アーム素子31〜33の全相、または、下アーム素子34〜36の全相の一方をオン、他方をオフし、第2インバータ30を中性点化する。
以下適宜、上アーム素子31〜33の全相をオンすることを、「上アームをオン固定する」といい、下アーム素子34〜36の全相をオンすることを、「下アームをオン固定する」という。第1インバータ20を中性点化する場合も同様とする。
また、第1バッテリ41の電力にてモータジェネレータ10を駆動する場合、モータジェネレータ10の駆動要求に応じ、PWM制御や矩形波制御等により第1インバータ20を制御する。
なお、第1基本波F1と第2基本波F2との位相差は、180[°]とするが、第1バッテリ41の電圧および第2バッテリ42の電圧の和に相当する電圧をモータジェネレータ10に印加可能な程度のずれは許容されるものとする。
そこで本実施形態では、バッテリ41、42のSOCに応じ、電力をバッテリ間で移動させる。ここでは、第1バッテリ41を放電側電圧源、第1インバータ20を放電側インバータとし、第2バッテリ42を充電側電圧源、第2インバータ30を充電側インバータとし、第2インバータ30を中性点側インバータとして片側駆動しているときに、第1バッテリ41から第2バッテリ42へ電力を移動させる場合を例に説明する。なお、図2等においては、煩雑になることを避けるため、素子部および還流ダイオードの符番を省略した。また、図2等において、オンである素子を実線、オフである素子を破線で示す。
このとき、第2バッテリ42は充電されていないので、図2(a)に示す状態である期間を、非充電期間とする。非充電期間において、モータジェネレータ10のコイル11〜13は、昇圧チョッパのインダクタとして機能し、エネルギが蓄えられた状態とみなすことができる。
非充電期間と充電期間とを繰り返すことで、第1バッテリ41の電力を第2バッテリ42に移動可能である。なお、図2では図示を省略しているが、第2コンデンサ44も充電される。すなわち、「充電側電圧源側」には、第2バッテリ42に加え、第2コンデンサ44も含まれると捉えられる。図3、図8および図12についても同様である。
以下、非充電期間と充電期間とを周期的に切り替える制御を「中性点切替制御」とする。
なお、例えば、非充電期間として下アーム素子34〜36がオンされている状態から、全オフ状態を経て、上アーム素子31〜33がオンされている状態に移行する場合、充電期間の完了前に、上アーム素子31〜33をオンしてもよい。このようにしても、コイル11〜13にエネルギが蓄積されている間は、第2バッテリ42を充電可能である。
図3(a)は、図2(a)と同様、第2インバータ30の下アーム素子34〜36がオン固定されている。図3(a)の例では、V相とW相では、インバータ20、30にて、共に下アーム素子がオンされている。一方、U相では、第1インバータ20にて上アーム素子21がオンされ、第2インバータ30にて下アーム素子34がオンされている。そのため、図3(a)の状態から、同相スイッチング状態とするには、第2インバータ30のU相のスイッチング状態を切り替える。同相スイッチング状態へ移行するには、図3(b)に示すように、第2インバータ30のU相のスイッチング素子31、34が共にオフとなるデッドタイム期間が必要である。また、図3(b)の状態を経て、図3(c)に示す同相スイッチング状態へ移行する。図3(c)の状態から図3(a)の状態に戻る際も、図3(b)の状態を経る必要がある。
図4(a)、(c)に示すように、中性点切替制御を行った場合の相電流は、中性点切替制御を行わない場合の電流に高調波成分が重畳された状態となる。中性点切替制御を行わない場合、図4(d)に示すように、電力移動は生じない。一方、中性点切替制御を行うことで、図4(b)に示すように、重畳された高調波成分に応じた電力を移動させることができる。
最初のS101では、制御部65は、バッテリ41、42のSOCを取得する。
第1バッテリ電圧Vb1が第2バッテリ電圧Vb2より高い場合、すなわちVb1>Vb2の場合、電圧差によらず、切替周期のうちの所定期間を充電期間とする。例えば、第2インバータ30にてオン固定されるアームを切り替える場合、デッドタイムを充電期間とすればよい。また、充電期間は、デッドタイム以上であってもよい。
Vb2={1/(1−D)}×Vb1 ・・・(1)
S105では、制御部65は、モータジェネレータ10の駆動要求に基づき、第1バッテリ41での片側駆動が可能か否かを判断する。第1バッテリ41での片側駆動が可能ではないと判断された場合(S105:NO)、すなわち、モータジェネレータ10の駆動要求が比較的高負荷であり、第1バッテリ41での片側駆動では駆動要求を満たせない場合、S112へ移行する。第1バッテリ41での片側駆動が可能であると判断された場合(S105:YES)、S106へ移行する。
第1バッテリ41のSOCが充電必要閾値TH_b1より小さく、かつ、第2バッテリ42のSOCが電力移動可能閾値TH_a2より大きいと判断された場合(S107:YES)、すなわち第2バッテリ42から第1バッテリ42への電力移動が必要かつ可能である場合、S108へ移行する。
S109にて肯定判断された場合に移行するS110では、制御部65は、モータジェネレータ10の駆動要求に基づき、第2バッテリ42での片側駆動が可能か否かを判断する。第2バッテリ42での片側駆動が可能ではないと判断された場合(S110:NO)、すなわち、モータジェネレータ10の駆動要求が比較的高負荷であり、第2バッテリ42での片側駆動では駆動要求を満たせない場合、S112へ移行する。第2バッテリ42での片側駆動が可能であると判断された場合(S110:YES)、S111へ移行する。
なお、モータジェネレータ10が停止中の場合、または、放電側バッテリでの片側駆動ができない場合、S101〜S103、S107、S108の処理を適宜省略するようにしてもよい。処理順についても適宜入れ替え可能である。
また、バッテリ41、42の電圧に応じて充電期間と非充電期間との比率を決定するとともに、SOCに応じて切替周波数fcを決定しているので、電圧差やSOCに応じて、適切に電力を移動させることができる。
第1インバータ20は、第1スイッチング素子21〜26を有し、コイル11、12、13の一端111、121、131および第1バッテリ41に接続される。
第2インバータ30は、第2スイッチング素子31〜36を有し、コイル11、12、13の他端112、122、132および第2バッテリ42に接続される。
制御部65は、第1バッテリ41または第2バッテリ42の一方の電力を用いる片側駆動、または、第1バッテリ41および第2バッテリ42の両方の電力を用いる両側駆動により、モータジェネレータ10の駆動を制御する。
制御部65は、充電期間において、第2インバータ30の全てのスイッチング素子31〜36をオフにする全オフ制御、または、第2インバータ30における各相のスイッチング状態を第1インバータ20と同じとする同相スイッチング状態とする。
これにより、第1バッテリ電圧Vb1および第2バッテリ電圧Vb2によらず、第2インバータ30の上アーム素子31〜33の還流ダイオード321〜323を経由して、適切に電力移動を行うことができる。
切替周波数fcは、第1バッテリ41および第2バッテリ42の充電状態であるSOCに応じて決定される。具体的には、移動したい電力量に応じて、切替周波数fcを切り替える。より詳細には、移動したい電力量が大きいほど、切替周波数fcを高める。これにより、所望の電力量を適切に移動させることができる。
本発明の第2実施形態を図7〜図10に示す。
図7に示すように、本実施形態の電力変換装置16は、モータジェネレータ10の電力を変換するものであって、第1インバータ20、第2インバータ30、低電位側接続線51、開閉器52、および、制御部65等を備える。
低電位側接続線51は、第1低電位側配線28と第2低電位側配線38とを接続する。低電位側接続線51には、第1インバータ20側と第2インバータ30側との断接を切り替え可能である開閉器52が設けられる。開閉器52は、制御部65により制御される。本実施形態では、停止時中性点切替制御を行うときを除き、開閉器52を開とする。
モータジェネレータ10の駆動中において、開閉器52を開とすることで、第1実施形態と同様の駆動時中性点切替制御により、バッテリ41、42の一方から他方への電力移動が可能である。
モータ停止中における中性点切替制御を図8に基づいて説明する。ここでは、第1バッテリ電圧Vb1が第2バッテリ電圧Vb2より低く、第1バッテリ41から第2バッテリ42に電力を移動させる場合を例に説明する。図8では(a)が非充電期間、(b)、(c)が充電期間に対応する。
このとき、モータジェネレータ10が回転しない状態にて、矢印Y6で示す直流の電流が流れる。電流がコイル11〜13に流れることで、コイル11〜13が昇圧チョッパのインダクタLとして機能し、エネルギが蓄えられる。
また、図8(c)に示すように、第1インバータ20にて上アーム素子21〜23のオン固定を継続しつつ、第2インバータ30の上アーム素子31〜33を全相オンにする。この場合も、図8(b)と同様、矢印Y7で示す経路で電流が流れることで、第2バッテリ42が充電される。
本実施形態では、図8中の(a)と(c)との間にデッドタイムとして(b)を挟み、(a)、(b)、(c)、(b)、(a)、(b)・・・と、第2インバータ30のスイッチング状態を切り替えることで、第2バッテリ42を充電する。チョッパ動作の詳細は、第1実施形態にて説明した通りである。
また、第1バッテリ電圧Vb1が第2バッテリ電圧Vb2より大きい場合、図8(b)に示すように、第1インバータ20の上アーム素子21〜23をオンにすることで、第1バッテリ41の電力を第2バッテリ42に移動可能である。
図9(a)、(b)に示すように、モータジェネレータ10が停止している状態にて、中性点切替制御を行うことで、コイル11〜13には、直流の電流が流れ、この直流電流に応じた電力を移動させることができる。
S201〜S203の処理は、図5中のS101〜S103の処理と同様である。
S205では、制御部65は、開閉器52を開とする。
S206およびS207の処理は、図5中のS105およびS106の処理と同様である。S206にて否定判断された場合、S218へ移行する。
S209では、制御部65は、停止時中性点切替制御により、インバータ20、30を制御する。具体的には、制御部65は、第1インバータ20の上アーム素子21〜23をオン固定する。また、第1バッテリ電圧Vb1が第2バッテリ電圧Vb2以下の場合、第2インバータ30を、S203で決定された充電期間と非充電期間との比率、および、切替周波数fcに基づく中性点切替制御とする。第1バッテリ電圧Vb1が第2バッテリ電圧Vb2より大きい場合、第2インバータ30は、スイッチング素子31〜36が全オフである全オフ状態を継続する。
これにより、モータジェネレータ10の停止中において、第1バッテリ41の電力を第2バッテリ42へ移動可能である。
S212では、S204と同様、制御部65は、モータジェネレータ10が駆動中か否かを判断する。モータジェネレータ10が駆動中ではないと判断された場合(S212:NO)、S216へ移行する。モータジェネレータ10が駆動中であると判断された場合(S212:YES)、S213へ移行する。
S213では、制御部65は、開閉器52を開とする。
S214およびS215の処理は、図5中のS110およびS111の処置と同様である。S214にて否定判断された場合、S218へ移行する。
なお、上記実施形態と同様、中性点切替制御を行わない場合、S201〜S203、S210、S211の処理を適宜省略するようにしてもよい。この場合、処理順についても適宜入れ替え可能である。
S217では、制御部65は、停止時中性点切替制御により、インバータ20、30を制御する。具体的には、制御部65は、第2インバータ30の上アーム素子31〜33をオン固定する。また、第2バッテリ電圧Vb2が第1バッテリ電圧Vb1以下の場合、第1インバータ20を、S211で決定された充電期間と非充電期間との比率、および、切替周波数fcに基づく中性点切替制御とする。これにより、第2バッテリ42の電力が第1バッテリ41へ移動される。第2バッテリ電圧Vb2が第1バッテリ電圧Vb1より大きい場合、第1インバータ20は、スイッチング素子21〜26が全オフである全オフ状態を継続する。
これにより、モータジェネレータ10の停止中において、第2バッテリ42の電力を第1バッテリ41へ移動可能である。
制御部65は、モータジェネレータ10の停止中に、放電側電圧源から充電側電圧源へ電力を移動させるとき、開閉器52を閉とする。
これにより、モータジェネレータ10の停止中においても、放電側電圧源から充電側電圧源への電力移動が可能である。特に、全相のコイル11〜13を用いて電力移動が可能であるので、1相または2相での電力移動を行う場合と比較し、電力移動を速やかに行うことができる。
制御部65は、モータジェネレータ10が停止しているときに、第1バッテリ41から第2バッテリ42へ電力を移動する場合、第1インバータ20の上アーム素子21〜23を全相オン、下アーム素子24〜26の全相をオフとする。
制御部65は、第1バッテリ電圧Vb1が第2バッテリ電圧Vb2以下の場合、非充電期間と充電期間とを切替周波数fcにて切り替える。充電期間において、第2インバータ30の全てのスイッチング素子31〜36をオフにする、または、第2インバータ30の上アーム素子31〜33を全相オン、下アーム素子34〜36を全相オフとする。
これにより、バッテリ電圧Vb1、Vb2によらず、適切に電力移動を行うことができる。
本発明の第3実施形態を図11および図12に示す。
図11に示すように、本実施形態の電力変換装置17は、モータジェネレータ10の電力を変換するものであって、第1インバータ20、第2インバータ30、高電位側接続線56、開閉器57、および、制御部65等を備える。
高電位側接続線56は、第1高電位側配線27と第2高電位側配線37とを接続する。高電位側接続線56には、第1インバータ20側と第2インバータ30側との断接を切り替え可能である開閉器57が設けられる。開閉器57は、制御部65により制御される。本実施形態では、第2実施形態の開閉器52と同様、停止時中性点切替制御を行うときを除き、開閉器57を開とする。
モータジェネレータ10の駆動中において、開閉器57を開とすることで、第1実施形態と同様の駆動時中性点切替制御により、バッテリ41、42の一方から他方への電力移動が可能である。
モータ停止中における中性点切替制御を図12に基づいて説明する。ここでは、第2実施形態と同様、第1バッテリ電圧Vb1が第2バッテリ電圧Vb2より低く、第1バッテリ41から第2バッテリ42に電力を移動させる場合を例に説明する。図12では(a)が非充電期間、(b)、(c)が充電期間に対応する。
このとき、モータジェネレータ10が回転しない状態にて、矢印Y8で示す直流の電流が流れる。電流がコイル11〜13に流れることで、コイル11〜13が昇圧チョッパのインダクタLとして機能し、エネルギが蓄えられる。
また、図12(c)に示すように、第1インバータ20にて下アーム素子24〜26のオン固定を継続しつつ、第2インバータ30の下アーム素子34〜36を全相オンにする。この場合も、図12(b)と同様、矢印Y9で示す経路で電流が流れることで、第2バッテリ42が充電される。
本実施形態では、図12中の(a)と(c)との間にデッドタイムとして(b)を挟み、(a)、(b)、(c)、(b)、(a)、(b)・・・と、第2インバータ30のスイッチング状態を切り替えることで、第2バッテリ42を充電する。チョッパ動作の詳細は、第1実施形態にて説明した通りである。
また、第1バッテリ電圧Vb1が第2バッテリ電圧Vb2より大きい場合、図12(b)に示すように、第1インバータ20の下アーム素子24〜26をオンにすることで、第1バッテリ41の電力を第2バッテリ42に移動可能である。
本実施形態の電力変換装置17は、第1インバータ20および第2インバータ30の高電位側同士を、モータジェネレータ10を介さずに接続する高電位側接続線56と、高電位側接続線56に設けられ、制御部65により開閉状態が制御される開閉器57と、をさらに備える。
制御部65は、モータジェネレータ10の停止中に放電側電圧源から充電側電圧源へ電力を移動させるとき、開閉器57を閉とする。
このように構成しても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(1)電圧源
上記実施形態では、電圧源として、リチウムイオン電池等を例示した。他の実施形態では、電圧源は、リチウムイオン電池以外の鉛蓄電池や燃料電池、または、電気二重層キャパシタ等であってもよい。
(2)回転電機
上記実施形態では、回転電機はモータジェネレータである。他の実施形態では、回転電機は、発電機の機能を持たない電動機であってもよいし、電動機の機能を持たない発電機であってもよい。また、上記実施形態の回転電機は3相である。他の実施形態では、回転電機は、4相以上としてもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
15〜17・・・電力変換装置
20・・・第1インバータ 21〜26・・・第1スイッチング素子
30・・・第2インバータ 31〜36・・・第2スイッチング素子
211〜216、311〜316・・・素子部
221〜226、321〜326・・・還流ダイオード(ダイオード)
41・・・第1バッテリ(第1電圧源)
42・・・第2バッテリ(第2電圧源)
65・・・制御部
Claims (9)
- 巻線(11、12、13)を有する回転電機(10)の電力を変換する電力変換装置であって、
第1スイッチング素子(21〜26)を有し、前記巻線の一端(111、121、131)および第1電圧源(41)に接続される第1インバータ(20)と、
第2スイッチング素子(31〜36)を有し、前記巻線の他端(112、122、132)および第2電圧源(42)に接続される第2インバータ(30)と、
前記回転電機の駆動要求に応じ、前記第1電圧源または前記第2電圧源の一方の電力を用いる片側駆動、または、前記第1電圧源および前記第2電圧源の両方の電力を用いる両側駆動により前記回転電機の駆動を制御する制御部(65)と、
を備え、
前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子は、それぞれ、高電位側から低電位側への通電の許容および遮断を切り替え可能である素子部(211〜216、311〜316)、および、低電位側から高電位側への通電を許容するダイオード(221〜226、321〜326)を有し、
前記制御部は、
前記第1電圧源または前記第2電圧源の一方である放電側電圧源の電力による片側駆動が可能であって、前記放電側電圧源の電力を、前記第1電圧源または前記第2電圧源の他方である充電側電圧源に移動させる場合、
前記放電側電圧源に接続されるインバータである放電側インバータを、前記回転電機の駆動要求に応じて制御し、
前記充電側電圧源に接続されるインバータである充電側インバータにおいて、前記充電側インバータが中性点化され、電力が前記充電側電圧源側に供給されない非充電期間と、前記非充電期間とはスイッチング状態を切り替え、電力が前記充電側電圧源側に供給される充電期間とを、切替周波数にて切り替え、
前記非充電期間と前記充電期間との比率は、前記第1電圧源の電圧および前記第2電圧源の電圧に応じて決定される電力変換装置。 - 前記切替周波数は、前記第1電圧源および前記第2電圧源の充電状態に応じて決定される請求項1に記載の電力変換装置。
- 巻線(11、12、13)を有する回転電機(10)の電力を変換する電力変換装置であって、
第1スイッチング素子(21〜26)を有し、前記巻線の一端(111、121、131)および第1電圧源(41)に接続される第1インバータ(20)と、
第2スイッチング素子(31〜36)を有し、前記巻線の他端(112、122、132)および第2電圧源(42)に接続される第2インバータ(30)と、
前記回転電機の駆動要求に応じ、前記第1電圧源または前記第2電圧源の一方の電力を用いる片側駆動、または、前記第1電圧源および前記第2電圧源の両方の電力を用いる両側駆動により前記回転電機の駆動を制御する制御部(65)と、
を備え、
前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子は、それぞれ、高電位側から低電位側への通電の許容および遮断を切り替え可能である素子部(211〜216、311〜316)、および、低電位側から高電位側への通電を許容するダイオード(221〜226、321〜326)を有し、
前記制御部は、
前記第1電圧源または前記第2電圧源の一方である放電側電圧源の電力による片側駆動が可能であって、前記放電側電圧源の電力を、前記第1電圧源または前記第2電圧源の他方である充電側電圧源に移動させる場合、
前記放電側電圧源に接続されるインバータである放電側インバータを、前記回転電機の駆動要求に応じて制御し、
前記充電側電圧源に接続されるインバータである充電側インバータにおいて、前記充電側インバータが中性点化され、電力が前記充電側電圧源側に供給されない非充電期間と、前記非充電期間とはスイッチング状態を切り替え、電力が前記充電側電圧源側に供給される充電期間とを、切替周波数にて切り替え、
前記切替周波数は、前記第1電圧源および前記第2電圧源の充電状態に応じて決定される電力変換装置。 - 前記制御部は、
前記非充電期間において、前記充電側インバータの高電位側に接続されるスイッチング素子である上アーム素子、または、低電位側に接続されるスイッチング素子である下アーム素子の一方を全相オン、他方を全相オフすることで、前記充電側インバータを中性点化し、
前記充電期間において、前記充電側インバータの全てのスイッチング素子をオフにする全オフ状態、または、前記充電側インバータにおける各相のスイッチング状態を前記放電側インバータと同じとする同相スイッチング状態とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力変換装置。 - 前記制御部は、前記充電期間を前記全オフ状態とし、前記全オフ状態の前の前記非充電期間と、当該全オフ状態の後の前記非充電期間とで、全相オンされるアームの上下を入れ替える請求項4に記載の電力変換装置。
- 巻線(11、12、13)を有する回転電機(10)の電力を変換する電力変換装置であって、
第1スイッチング素子(21〜26)を有し、前記巻線の一端(111、121、131)および第1電圧源(41)に接続される第1インバータ(20)と、
第2スイッチング素子(31〜36)を有し、前記巻線の他端(112、122、132)および第2電圧源(42)に接続される第2インバータ(30)と、
前記回転電機の駆動要求に応じ、前記第1電圧源または前記第2電圧源の一方の電力を用いる片側駆動、または、前記第1電圧源および前記第2電圧源の両方の電力を用いる両側駆動により前記回転電機の駆動を制御する制御部(65)と、
を備え、
前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子は、それぞれ、高電位側から低電位側への通電の許容および遮断を切り替え可能である素子部(211〜216、311〜316)、および、低電位側から高電位側への通電を許容するダイオード(221〜226、321〜326)を有し、
前記制御部は、
前記第1電圧源または前記第2電圧源の一方である放電側電圧源の電力による片側駆動が可能であって、前記放電側電圧源の電力を、前記第1電圧源または前記第2電圧源の他方である充電側電圧源に移動させる場合、
前記放電側電圧源に接続されるインバータである放電側インバータを、前記回転電機の駆動要求に応じて制御し、
前記充電側電圧源に接続されるインバータである充電側インバータにおいて、前記充電側インバータが中性点化され、電力が前記充電側電圧源側に供給されない非充電期間と、前記非充電期間とはスイッチング状態を切り替え、電力が前記充電側電圧源側に供給される充電期間とを、切替周波数にて切り替え、
前記非充電期間において、前記充電側インバータの高電位側に接続されるスイッチング素子である上アーム素子、または、低電位側に接続されるスイッチング素子である下アーム素子の一方を全相オン、他方を全相オフすることで、前記充電側インバータを中性点化し、
前記充電期間において、前記充電側インバータの全てのスイッチング素子をオフにする全オフ状態とし、
前記全オフ状態の前の前記非充電期間と、当該全オフ状態の後の前記非充電期間とで、全相オンされるアームの上下を入れ替える電力変換装置。 - 前記第1インバータおよび前記第2インバータの高電位側同士または低電位側同士を、前記回転電機を介さずに接続する接続線(51、56)と、
前記接続線に設けられ、前記制御部により開閉状態が制御される開閉器(52、57)と、
をさらに備え、
前記制御部は、
前記回転電機の停止中に、前記放電側電圧源から前記充電側電圧源へ電力を移動させるとき、前記開閉器を閉とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の電力変換装置。 - 前記接続線が設けられる側のアームに設けられるスイッチング素子を接続側アーム素子、前記接続線が設けられない側のアームに設けられるスイッチング素子を開放側アーム素子とすると、
前記制御部は、
前記回転電機が停止しているときに、前記第1電圧源または前記第2電圧源の一方から他方へ電力を移動する場合、
前記放電側インバータの前記開放側アーム素子の全相をオン、前記接続側アーム素子の全相をオフとし、
前記放電側電圧源の電圧が前記充電側電圧源の電圧より高い場合、前記充電側インバータの全てのスイッチング素子をオフとし、
前記放電側電圧源の電圧が前記充電側電圧源の電圧以下の場合、
前記充電期間と前記非充電期間とを前記切替周波数にて切り替え、
前記充電期間において、前記充電側インバータの前記接続側アーム素子の全相をオン、前記開放側アーム素子の全相をオフとし、
前記非充電期間において、前記充電側インバータの全てのスイッチング素子をオフにする、または、前記充電側インバータの前記開放側アーム素子の全相をオン、前記接続側アーム素子の全相をオフとする請求項7に記載の電力変換装置。 - 巻線(11、12、13)を有する回転電機(10)の電力を変換する電力変換装置であって、
第1スイッチング素子(21〜26)を有し、前記巻線の一端(111、121、131)および第1電圧源(41)に接続される第1インバータ(20)と、
第2スイッチング素子(31〜36)を有し、前記巻線の他端(112、122、132)および第2電圧源(42)に接続される第2インバータ(30)と、
前記回転電機の駆動要求に応じ、前記第1電圧源または前記第2電圧源の一方の電力を用いる片側駆動、または、前記第1電圧源および前記第2電圧源の両方の電力を用いる両側駆動により前記回転電機の駆動を制御する制御部(65)と、
前記第1インバータおよび前記第2インバータの高電位側同士または低電位側同士を、前記回転電機を介さずに接続する接続線(51、56)と、
前記接続線に設けられ、前記制御部により開閉状態が制御される開閉器(52、57)と、
を備え、
前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子は、それぞれ、高電位側から低電位側への通電の許容および遮断を切り替え可能である素子部(211〜216、311〜316)、および、低電位側から高電位側への通電を許容するダイオード(221〜226、321〜326)を有し、
前記制御部は、
前記第1電圧源または前記第2電圧源の一方である放電側電圧源の電力による片側駆動が可能であって、前記放電側電圧源の電力を、前記第1電圧源または前記第2電圧源の他方である充電側電圧源に移動させる場合、
前記放電側電圧源に接続されるインバータである放電側インバータを、前記回転電機の駆動要求に応じて制御し、
前記充電側電圧源に接続されるインバータである充電側インバータにおいて、前記充電側インバータが中性点化され、電力が前記充電側電圧源側に供給されない非充電期間と、前記非充電期間とはスイッチング状態を切り替え、電力が前記充電側電圧源側に供給される充電期間とを、切替周波数にて切り替え、
前記回転電機の停止中に、前記放電側電圧源から前記充電側電圧源へ電力を移動させるとき、前記開閉器を閉とし、
前記接続線が設けられる側のアームに設けられるスイッチング素子を接続側アーム素子、前記接続線が設けられない側のアームに設けられるスイッチング素子を開放側アーム素子とすると、
前記回転電機が停止しているときに、前記第1電圧源または前記第2電圧源の一方から他方へ電力を移動する場合、
前記放電側インバータの前記開放側アーム素子の全相をオン、前記接続側アーム素子の全相をオフとし、
前記放電側電圧源の電圧が前記充電側電圧源の電圧より高い場合、前記充電側インバータの全てのスイッチング素子をオフとし、
前記放電側電圧源の電圧が前記充電側電圧源の電圧以下の場合、
前記充電期間と前記非充電期間とを前記切替周波数にて切り替え、
前記充電期間において、前記充電側インバータの前記接続側アーム素子の全相をオン、前記開放側アーム素子の全相をオフとし、
前記非充電期間において、前記充電側インバータの全てのスイッチング素子をオフにする、または、前記充電側インバータの前記開放側アーム素子の全相をオン、前記接続側アーム素子の全相をオフとする電力変換装置。
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