JP2017158345A - 中継端子及びモータアクチュエータ - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態の中継端子10が用いられるアクチュエータ12の内部構造を示す平面図である。本図では後述するハウジング14の下側ハウジング部材14aの内部構造を示す。アクチュエータ12は、ハウジング14と、電動モータ16と、減速機構18と、出力軸20と、二つの中継端子10とを備える。
二つの中継端子10は、第1外部端子としての電動モータ16のモータ端子16cと、第2外部端子としての外部コネクタ24のコネクタ端子(不図示)とを導電するためのものである。二つの中継端子10は、第1電気機器となる電動モータ16と第2電気機器となる外部電源装置とを電気的に接続し、外部電源装置から電動モータ16に給電するための電源ラインの一部を構成する。
雄端子部32は、互いの内側面が上下に対向して略平行に配置される二つの板状の対向部分32aと、二つの対向部分32aを連ねる板状の折り返し部分32bとを有する。折り返し部分32bは、下側の板状部分32aの側端縁から上方に折り曲げられ、かつ、上側の板状部分32aの側端縁から下方に折り曲げられる。雄端子部32は、二つの対向部分32aと折り返し部分32bとにより、角形のピン状をなしている。また、雄端子部32は、二つの対向部分32aと折り返し部分32bとにより、その横断面が溝状(コ字状)をなしている。二つの対向部分32aは、互いの内側面が隙間32cを挟んで対向して配置されている。下側の対向部分32aは、図4に示すように、中間部34の被挿通部分36の下端縁から左右方向Yに折り曲げられている。雄端子部32は、その先端部において、その先端側に向かうにつれて縮径するようにテーパー面32dが形成される。
中継端子10のバネ接触部30、雄端子部32及び中間部34は、導電性をもつ素材により一体に成形されている。よって、バネ接触部30と雄端子部32とを別部材により構成する場合と比べて部品点数を削減でき、組立工数の削減により製品コストを抑えられる。また、部品点数の削減により、使用素材量を抑え易くなり、その点でも製品コストを抑えられるうえ、更には中継端子10の軽量化も図り易くなる。
図7に示すように、雄端子部32は、二つの対向部分32aの内側面32eがバリ面となるように構成される。ここでのバリ面とは、板材の打ち抜き加工によって、バリが周縁部に形成されている面をいう。これにより、中継端子10の雄端子部32のバリ面ではなくダレ面(外側面)をコネクタ端子と接触させることで、中継端子10の雄端子部32とコネクタ端子との接触面積を確保し易くなり、良好な導通信頼性を得やすくなる。
図5、図8に示すように、中継端子10の中間部34の被挿通部分36には弾性片28の一端部28aが固定される。弾性片28は板状をなし、一端部28a側が固定端側となり、他端部28b側が自由端側となる。弾性片28は、未変形状態にあるとき、中継端子10の被挿通部分36の下端縁36cから上端縁36dに向けて折り返すように設けられる。中継端子10の被挿通部分36及び弾性片28は、中継端子10の被挿通部分36との間でなす角度θを狭める方向Pb1に弾性片28が弾性変形した状態で、ハウジング14の第2端子挿通部40内に配置される。弾性片28は、中継端子10の被挿通部分36との間でなす角度θを広げる方向Pb2に復元力を付与する。中継端子10の被挿通部分36及び弾性片28は、弾性片28の復元力により、ハウジング14の第2端子挿通部40に対して保持される。
図9は、第2実施形態の中継端子10の使用状態を示す平面図である。図10は、図3と同じ視点からアクチュエータ12の一部を見た断面図である。図11(a)は、第2実施形態の第1中継端子10(A)の正面図であり、図11(b)は、第2実施形態の第2中継端子10(B)の正面図である。
Claims (7)
- 第1外部端子に電気的に接続され、前記第1外部端子に対して弾性的に接触可能なバネ接触部と、
第2外部端子に電気的に接続される雄端子部と、
前記バネ接触部及び前記雄端子部との間の部分となる中間部と、を備え、
前記バネ接触部、前記雄端子部及び前記中間部は、導電性をもつ素材により一体に成形され、
前記雄端子部は、互いの内側面が対向して配置される二つの板状の対向部分と、前記二つの対向部分を連ねる折り返し部分と、を有し、
前記バネ接触部は、前記対向部分の厚み方向に沿った前記雄端子部の高さ寸法より小さい厚み寸法をもつ板状をなすことを特徴とする中継端子。 - 前記二つの対向部分は隙間を挟んで配置される請求項1に記載の中継端子。
- 前記バネ接触部は、前記第1外部端子との接触面とは反対面がバリ面となるように構成される請求項1又は2に記載の中継端子。
- 前記雄端子部は、前記二つの対向部分の内側面がバリ面となるように構成される請求項1から3のいずれかに記載の中継端子。
- ハウジングと、
前記ハウジング内に収容される電動モータであって、前後方向に並べられる第1モータ端子と第2モータ端子とを有する電動モータと、
請求項1から4のいずれかに記載の中継端子である第1中継端子と、
請求項1から4のいずれかに記載の中継端子である第2中継端子と、を備え、
前記第1中継端子の前記バネ接触部は、前記第1モータ端子に対して前後方向の一方側から弾性的に接触し、
前記第2中継端子の前記バネ接触部は、前記第2モータ端子に対して前後方向の他方側から弾性的に接触することを特徴とするモータアクチュエータ。 - 前記第1中継端子及び前記第2中継端子のそれぞれの前記中間部は、
長尺状の第1部分と、
前記第1部分の一端部から前後方向と交差する左右方向に折り曲げられる第2部分と、を有し、
前記バネ接触部は、前記第2部分の上端縁から上方に向かって延び、
前記第1中継端子と前記第2中継端子とは、前記第1部分に対する前記第2部分の折り曲げ方向が前記左右方向の互いに逆向きになるように設定され、
前記第1中継端子及び前記第2中継端子それぞれの前記バネ接触部は、前記モータ端子との接触面とは反対面がバリ面となるように構成されることを特徴とする請求項5に記載のモータアクチュエータ。 - ハウジングと、
前記ハウジング内に収容される電動モータであって、モータ端子を有する電動モータと、
請求項1から4のいずれかに記載の中継端子と、を備え、
前記中継端子の前記バネ接触部は、上下に延びるとともに、前記モータ端子に対して前後方向での弾性変形を伴い接触し、
前記中継端子の前記中間部は、前記バネ接触部の下端縁から下方に向かって延びる第2部分を有し、
前記ハウジングは、前記中継端子の前記第2部分に対して、前記バネ接触部の前記モータ端子との接触面とは前後逆側に配置される変位規制部を有することを特徴とするモータアクチュエータ。
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JP2016040731A JP2017158345A (ja) | 2016-03-03 | 2016-03-03 | 中継端子及びモータアクチュエータ |
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Family Applications (1)
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2016
- 2016-03-03 JP JP2016040731A patent/JP2017158345A/ja active Pending
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