JP2017158345A - 中継端子及びモータアクチュエータ - Google Patents

中継端子及びモータアクチュエータ Download PDF

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Abstract

【課題】バネ接触部と雄端子部とを一体に成形する場合に、バネ接触部の小ばね定数化を図りつつ、雄端子部の高剛性化を図ることができる中継端子を提供する。【解決手段】第1外部端子に電気的に接続され、第1外部端子に対して弾性的に接触可能なバネ接触部30と、第2外部端子に電気的に接続される雄端子部32と、バネ接触部30及び雄端子部32との間の部分となる中間部34と、を備え、バネ接触部30、雄端子部32及び中間部34は、導電性をもつ素材により一体に成形され、雄端子部32は、互いの内側面が対向して配置される二つの板状の対向部分と、二つの対向部分を連ねる折り返し部分と、を有し、バネ接触部30は、雄端子部32の高さ寸法より小さい厚み寸法をもつ板状をなす。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の外部端子を導通するための中継端子と、中継端子を用いたモータアクチュエータとに関する。
従来より、種々の機械装置の駆動源としてモータアクチュエータ(以下、単にアクチュエータという)が用いられている。アクチュエータは、通常、ハウジングと、ハウジングに収容される電動モータと、電動モータのモータ端子と外部コネクタのコネクタ端子とを導通するための中継端子とを備えている。
特許文献1には、電動モータに電気的に接続されるモータ接続部を有する給電用ターミナルと、コネクタ端子に電気的に接続される雄端子部を有するコネクタ側ターミナルとを溶接やかしめにより接続した中継端子が開示されている。
特開2012−90510号公報
ところで、中継端子の組立工数の削減により製造コストを抑える観点から、前述のようなモータ接続部と雄端子部とを同部材により一体に成形する場合がある。また、モータ端子との電気的接続をはんだレスで実現するため、モータ端子に弾性的に接触するバネ接触部をモータ接続部に設ける場合がある。
本発明者は、このようなモータ接続部と雄端子部とを同部材により一体に成形した中継端子に関して検討した結果、以下の課題を認識するに至った。バネ接触部のばね定数が大きいと、組立誤差等に起因するバネ接触部の僅かな変位量の違いによりモータ端子に付与される荷重が大きく増減してしまう。よって、バネ接触部からモータ端子に付与される荷重の安定化を図るうえでは、バネ接触部のばね定数を小さくできるとよい。また、コネクタ端子等の外部端子に対して安定的に雄端子部を接触させるうえでは、一定の形状に雄端子部を保持できるように、雄端子部の高剛性化が求められる。
モータ接続部と雄端子部とが同部材により一体に成形される場合、バネ接触部のばね定数を小さくするためにバネ接触部の厚み寸法を小さくすると、雄端子部の厚み寸法も小さくなり、雄端子部の剛性が小さくなってしまう。一方、雄端子部の剛性を確保するために雄端子部の厚み寸法を大きくすると、バネ接触部の厚み寸法も大きくなり、バネ接触部のばね定数が大きくなってしまう。つまり、バネ接触部の小ばね定数化と雄端子部の高剛性化は背反する関係にあり、これら背反する特性を両立できる中継端子は未だ提案されていない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、バネ接触部と雄端子部とを一体に成形する場合に、バネ接触部の小ばね定数化を図りつつ、雄端子部の高剛性化を図ることができる中継端子を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明のある態様は中継端子である。中継端子は、第1外部端子に電気的に接続され、前記第1外部端子に対して弾性的に接触可能なバネ接触部と、第2外部端子に電気的に接続される雄端子部と、前記バネ接触部及び前記雄端子部との間の部分となる中間部と、を備え、前記バネ接触部、前記雄端子部及び前記中間部は、導電性をもつ素材により一体に成形され、前記雄端子部は、互いの内側面が対向して配置される二つの板状の対向部分と、前記二つの対向部分を連ねる折り返し部分と、を有し、前記バネ接触部は、前記対向部分の厚み方向に沿った前記雄端子部の高さ寸法より小さい厚み寸法をもつ板状をなすことを特徴とする。
この態様によれば、雄端子部は、二つの対向部分と折り返し部分とを有するため、一つの対向部分のみとするよりも高い剛性を得られる。バネ接触部は、雄端子部の高さ寸法より厚み寸法が小さい板状をなすため、バネ接触部の厚み寸法を雄端子部の高さ寸法と同等にするよりも、バネ接触部のばね定数を小さくできる。よって、バネ接触部と雄端子部とを一体に成形する場合に、バネ接触部のばね定数を小さくしつつ、雄端子部の剛性を確保し易くなる。
第1実施形態の中継端子が用いられるアクチュエータの内部構造を示す平面図である。 図1の拡大図である。 図2の矢視Aからアクチュエータの一部を見た断面図である。 第1実施形態の第1中継端子及び第2中継端子の平面図である。 図5(a)は、第1実施形態の第1中継端子の正面図であり、図5(b)は、第1実施形態の第2中継端子の正面図である。 図6(a)は、第1実施形態の第1中継端子の展開図であり、図6(b)は、第1実施形態の第2中継端子の展開図である。 図7(a)は、図4の矢視Bから第1中継端子の雄端子部を見た図であり、図7(b)は、図4のC−C線断面図である。 図8(a)は、図4のD−D線断面図であり、図8(b)は、図2のE−E線断面図である。 第2実施形態の中継端子の使用状態を示す平面図である。 図3と同じ視点から第2実施形態のアクチュエータの一部を見た断面図である。 図11(a)は、第2実施形態の第1中継端子の正面図であり、図11(b)は、第2実施形態の第2中継端子の正面図である。
以下、実施形態、変形例では、同一の構成要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、各図面では、説明の便宜のため、構成要素の一部を適宜省略したり、構成要素の寸法を適宜拡大、縮小して示す。
(第1の実施の形態)
図1は、第1実施形態の中継端子10が用いられるアクチュエータ12の内部構造を示す平面図である。本図では後述するハウジング14の下側ハウジング部材14aの内部構造を示す。アクチュエータ12は、ハウジング14と、電動モータ16と、減速機構18と、出力軸20と、二つの中継端子10とを備える。
ハウジング14は合成樹脂等を素材とする。ハウジング14内には、アクチュエータ12に用いられる、電動モータ16、中継端子10等の内部部品が収容される。ハウジング14は、上側ハウジング部材(不図示)と下側ハウジング部材14aとにより構成される。各ハウジング部材14aはハウジング14を出力軸20の軸方向に分割した形状をもつ。各ハウジング部材14aはスナップフィット方式等により着脱可能に組み付けられる。ハウジング14の側部には筒状のコネクタ部14bが設けられる。コネクタ部14bには外部電源装置に電気的に接続される外部コネクタ(不図示)が装着される。
電動モータ16は直流モータである。電動モータ16は、モータケーシング16aと、モータシャフト16bと、一対のモータ端子16cとを備える。モータケーシング16aは筒状をなし、その筒軸方向の両側がブラケットにより閉塞される。モータケーシング16aには図示しないロータやステータ等の内部部品が収容される。モータシャフト16bは、モータケーシング16aの前面部から突出する。一対のモータ端子16cは、モータケーシング16aの後面部から突出する。一対のモータ端子16cは板状をなし、互いに略平行に設けられ、かつ、一方向X(以下、前後方向Xという)に間隔を空けて並べられる。一対のモータ端子16cは電動モータ16のコイル等の内部部品に給電するための電源端子として機能する。一対のモータ端子16cには、ハウジング14のコネクタ部14bに近い側にある第1モータ端子16c(A)と、ハウジング14のコネクタ部14bから遠い側にある第2モータ端子16c(B)とが含まれる。以下、第1モータ端子16c(A)と第2モータ端子16c(B)を総称するときは単にモータ端子16cという。
減速機構18は、電動モータ16のモータシャフト16bから入力される回転動力を減速して出力軸20に伝達するためのものである。減速機構18は、ウォーム18aや複数の歯車18bを組み合わせて構成される。出力軸20は電動モータ16の回転動力を駆動対象となる外部機器に出力するためのものである。
図2は、図1の拡大図である。図3は、図2の矢視Aからアクチュエータ12の一部を見た断面図である。図3では二つの中継端子10の一部を省略して示す。
二つの中継端子10は、第1外部端子としての電動モータ16のモータ端子16cと、第2外部端子としての外部コネクタ24のコネクタ端子(不図示)とを導電するためのものである。二つの中継端子10は、第1電気機器となる電動モータ16と第2電気機器となる外部電源装置とを電気的に接続し、外部電源装置から電動モータ16に給電するための電源ラインの一部を構成する。
二つの中継端子10は電動モータ16の一対のモータ端子16cのそれぞれに一対一に対応して設けられる。二つの中継端子10には、第1モータ端子16c(A)に電気的に接続される第1中継端子10(A)と、第2モータ端子16c(B)に電気的に接続される第2中継端子10(B)とが含まれる。以下、第1中継端子10(A)と第2中継端子10(B)を総称するときは単に中継端子10という。
図4は、第1中継端子10(A)及び第2中継端子10(B)の平面図である。図5(a)は、第1中継端子10(A)の正面図であり、図5(b)は、第2中継端子10(B)の正面図である。図6(a)は、第1中継端子10(A)の展開図であり、図6(b)は、第2中継端子10(B)の展開図である。図6では中継端子10の折り曲げ部分を二点鎖線で示す。
中継端子10は、一端側のバネ接触部30と、他端側の雄端子部32と、バネ接触部30と雄端子部32との間の部分となる中間部34とを備える。中継端子10は、リン青銅等の導電性及びばね性をもつ金属等を素材とする。中継端子10は、打ち抜き加工と折り曲げ加工とを組み合わせたプレス加工により全体が一体に成形される一体成形品である。バネ接触部30、雄端子部32及び中間部34は、導電性をもつ素材により一体に成形されることになる。中継端子10は、同等の板厚をもつ複数の板状部分が折り曲げ部分を介して連ねた形状となるように一体に成形される。本明細書での「同等」とは、比較対象となる両者が完全に同一の場合と、ほぼ同一の場合とが含まれる。
図3、図6に示すように、バネ接触部30は、モータ端子16cに電気的に接続される部位である。バネ接触部30は、中間部34の連設部分38(後述する)の上端縁から上方に延びる板状をなす。バネ接触部30は、上下に延びる板状をなすともいえる。バネ接触部30は、モータ端子16cの片面と前後方向Xに対向するとともに、モータ端子16cの片面と接触する接触面30aを有する。
バネ接触部30は板バネとしての機能をもつ。バネ接触部30は、その下端縁が中間部34の連設部分38の上端縁に固定される固定端となり、その上端縁側が自由端側となる。バネ接触部30は、その下端縁に沿った軸30b周りに回動するように前後に弾性変形可能である。バネ接触部30には上方に向かう途中位置に接触面30a側に凸となる曲げ部分30cが設けられ、その曲げ部分30cがモータ端子16cに接触する。
バネ接触部30は、その接触面30aとは前後方向Xの逆側に弾性変形した状態でモータ端子16cに接触している。つまり、バネ接触部30は、モータ端子16cに対して弾性的に接触している。バネ接触部30は、モータ端子16cに対して前後方向Xでの弾性変形を伴い接触しているともいえる。図3では、バネ接触部30が未変形状態にあるときの位置関係を二点鎖線で示す。バネ接触部30には、自らの弾性変形に起因して、その接触面30a側に向かう方向Paの復元力が付与されている。バネ接触部30は、その復元力により、モータ端子16cに対して押し当てられている。なお、バネ接触部30には、曲げ部分30cより下側の箇所から上端縁にかけての範囲に二股状に分かれて延びる股部分30dが設けられている。
図2、図4、図5に示すように、雄端子部32は、外部コネクタ24のコネクタ端子に電気的に接続される部位である。コネクタ端子は、図示しないが、端子挿入孔を有する雌型端子である。雄端子部32は、ハウジング14に形成される溝状の第1端子挿通部42に挿通される。また、雄端子部32は、ハウジング14のコネクタ部14b内に配置される。雄端子部32は、コネクタ部14bに外部コネクタ24が装着されたとき、そのコネクタ端子の端子挿入孔内に挿入され、コネクタ端子と接触することにより、コネクタ端子に電気的に接続される。
図7(a)は、図4の矢視Bから第1中継端子10(A)の雄端子部32を見た図であり、図7(b)は、図4のC−C線断面図である。第2中継端子10(B)の雄端子部32も同じ構成となるため、図示は省略する。
雄端子部32は、互いの内側面が上下に対向して略平行に配置される二つの板状の対向部分32aと、二つの対向部分32aを連ねる板状の折り返し部分32bとを有する。折り返し部分32bは、下側の板状部分32aの側端縁から上方に折り曲げられ、かつ、上側の板状部分32aの側端縁から下方に折り曲げられる。雄端子部32は、二つの対向部分32aと折り返し部分32bとにより、角形のピン状をなしている。また、雄端子部32は、二つの対向部分32aと折り返し部分32bとにより、その横断面が溝状(コ字状)をなしている。二つの対向部分32aは、互いの内側面が隙間32cを挟んで対向して配置されている。下側の対向部分32aは、図4に示すように、中間部34の被挿通部分36の下端縁から左右方向Yに折り曲げられている。雄端子部32は、その先端部において、その先端側に向かうにつれて縮径するようにテーパー面32dが形成される。
雄端子部32の一つの対向部分32aの厚み方向に沿った雄端子部32の高さ寸法をLaとする。ここでの高さ寸法とは雄端子部32の横断面において一つの対向部分32aの板幅方向(図7(b)の紙面左右方向)と直交する方向での外形寸法をいう。このとき、図5に示すように、バネ接触部30は、雄端子部32の高さ寸法Laより小さい厚み寸法Lbをもつ板状をなしている。より詳しくは、バネ接触部30は、雄端子部32の対向部分32aの厚み寸法Lc(図7参照)と同等の厚み寸法Lbをもっている。
図2、図4、図5に示すように、中間部34は、前後方向Xに延びる長尺状の被挿通部分36(第1部分)と、被挿通部分36とバネ接触部30とを連ねるように設ける連設部分38(第2部分)とを有する。被挿通部分36は、ハウジング14に形成される溝状の第2端子挿通部40内に挿通される。被挿通部分36は板状をなしており、その板幅方向の両端を上下に向けて配置されている。被挿通部分36の連設部分38側の一端部36aは、他の部位より上方に延び出るように設けられる。第1中継端子10(A)の被挿通部分36と第2中継端子10(B)の被挿通部分36とは左右に並べて設けられる。
連設部分38は、被挿通部分36の連設部分38側の一端部から前後方向Xと交差する左右方向Yに折り曲げられている。前述のバネ接触部30は連設部分38の上端縁から上方に向かって延びている。連設部分38は、バネ接触部30の下端縁から下方に向かって延びているともいえる。
第1実施形態の中継端子10の作用効果を説明する。
中継端子10のバネ接触部30、雄端子部32及び中間部34は、導電性をもつ素材により一体に成形されている。よって、バネ接触部30と雄端子部32とを別部材により構成する場合と比べて部品点数を削減でき、組立工数の削減により製品コストを抑えられる。また、部品点数の削減により、使用素材量を抑え易くなり、その点でも製品コストを抑えられるうえ、更には中継端子10の軽量化も図り易くなる。
仮に、バネ接触部30と雄端子部32と別部材により構成する場合、別部材同士の接続箇所での導通信頼性を確保するため、スポット溶接、かしめ加工等の別の加工工程を要する。この点、第1実施形態によれば、バネ接触部30、雄端子部32及び中間部34が一体に成形されているため、別の加工工程をせずとも導通信頼性を確保できる。
また、雄端子部32は二つの対向部分32aと折り返し部分32bとを有するため、一つの対向部分32a(板状部分)のみとするよりも高い剛性を得られる。よって、雄端子部32の剛性を確保し易くなり、雄端子部32の形状を一定に保持し易くなる。
また、バネ接触部30は雄端子部32の高さ寸法Laより厚み寸法Lbが小さい板状をなす。よって、バネ接触部30の厚み寸法Lbが雄端子部32の高さ寸法Laと同等にするよりも、バネ接触部30のばね定数を小さくできる。特に、本実施形態のバネ接触部30の厚み寸法Lbは雄端子部32の対向部分32aの厚み寸法Lcと同等であるため、バネ接触部30のばね定数を効果的に小さくできる。このため、バネ接触部30からモータ端子16cに付与される荷重を抑えつつバネ接触部30の変位量を大きくでき、バネ接触部30に要求される寸法条件を緩和した設計を実現できる。
仮に、バネ接触部30と雄端子部32との両方が同等の厚み寸法の板状をなすように一体に成形する場合を考える。この場合、バネ接触部30のばね定数を小さくするために厚み寸法を小さくすると、その背反として、雄端子部32の十分な剛性を確保し難くなる。また、雄端子部32の剛性を確保するために厚み寸法を大きくすると、その背反として、バネ接触部30のばね定数が大きくなってしまう。この対策として、バネ接触部30と雄端子部32とを別部材により構成するとなると、前述の通り、製品コストの増大を招く。
この点、第1実施形態によれば、バネ接触部30と雄端子部32とを一体に成形する場合に、バネ接触部30のばね定数を小さくしつつ、雄端子部32の剛性を確保でき、背反する特性を両立しつつも製品コストを抑え易くなる面で大きな利点がある。
なお、雄端子部32の剛性を確保しつつ、バネ接触部30のばね定数を小さくする観点からは、バネ接触部30の厚み寸法Lbは、雄端子部32の高さ寸法Laの半分以下となるようにすると好ましい。
また、雄端子部32の二つの対向部分32aは隙間32cを挟んで配置されるため、次の利点がある。仮に、二つの対向部分32aの間に隙間32cがない場合を考える。この場合、プレス加工において、二つの対向部分32aの間に隙間32cがない状態から、折り返し部分32bに対する二つの対向部分32aの折り曲げ量を更に大きくすることができない。よって、プレス加工において、二つの対向部分32aがスプリングバックすることで、二つの対向部分32aの間に隙間32cがない形状、つまり、目標形状をもつ雄端子部32aを得にくくなる。この点、第1実施形態によれば、二つの対向部分32aの間に隙間32cがない場合よりも、プレス加工において、折り返し部分32bに対する二つの対向部分32aの折り曲げ量を多くできる。よって、二つの対向部分32aのスプリングバック量を予め見込んで折り曲げ量を多くすることで、プレス加工により目標形状をもつ雄端子部32aを得やすくなる。
第1実施形態の中継端子10の他の特徴を説明する。
図7に示すように、雄端子部32は、二つの対向部分32aの内側面32eがバリ面となるように構成される。ここでのバリ面とは、板材の打ち抜き加工によって、バリが周縁部に形成されている面をいう。これにより、中継端子10の雄端子部32のバリ面ではなくダレ面(外側面)をコネクタ端子と接触させることで、中継端子10の雄端子部32とコネクタ端子との接触面積を確保し易くなり、良好な導通信頼性を得やすくなる。
図3に示すように、第1中継端子10(A)のバネ接触部30は、第1モータ端子16c(A)に対して前後方向Xの一方側(図3の左側)から接触する。第2中継端子10(B)のバネ接触部30は、第2モータ端子16c(B)に対して前後方向Xの他方側(図3の右側)から接触する。つまり、各中継端子10のバネ接触部30は、別々のモータ端子16cに対して前後方向Xの異なる側から接触する。よって、各中継端子10のバネ接触部30からモータ端子16cに付与される弾性付勢力を相殺でき、電動モータ16の姿勢の安定化を図ることができる。
なお、図3に示すように、第1モータ端子16c(A)、第2モータ端子16c(B)とは、前述の前後方向Xに間隔を空けて並べられている。この前後方向Xは、電動モータ16のモータシャフト16b(図1参照)に沿った軸方向と直交するシャフト直交面と平行な一方向となる。このシャフト直交面と平行で、かつ、前後方向Xと直交する方向を上下方向Zとする。このとき、第1中継端子10(A)のバネ接触部30の第1モータ端子16c(A)に対する接触位置と、第2中継端子10(B)のバネ接触部30の第2モータ端子16c(B)に対する接触位置とは、上下方向Zでの位置が揃えられている。ここでの位置が揃うとは、比較対象となる二者の上下方向Zでの位置が同一又はほぼ同一なことをいう。これにより、各中継端子10のバネ接触部30からモータ端子16cに付与される弾性付勢力により電動モータ16に曲げモーメントが作用し難くなり、電動モータ16の姿勢の更なる安定化を図ることができる。
図2、図4に示すように、第1中継端子10(A)は、被挿通部分36に対する連設部分38の折り曲げ方向が左右方向Yの一方の向き(図中下向き)となるように設定される。第2中継端子10(B)は、被挿通部分36に対する連設部分38の折り曲げ方向が左右方向Yの他方の向き(図中上向き)となるように設定される。つまり、第1中継端子10(A)と第2中継端子10(B)とは、被挿通部分36に対する連設部分38の折り曲げ方向が左右方向Yの互いに逆向きとなるように設定される。また、図3に示すように、各中継端子10それぞれのバネ接触部30はモータ端子16cとの接触面30aとは反対面30eがバリ面となるように構成される。
これにより、各中継端子10のバネ接触部30の前後方向Xの異なる面をバリ面としつつ、各中継端子10の被挿通部分36の左右方向Yの同じ面(図4の下側の面)をバリ面にできる。よって、各中継端子10のバネ接触部30の接触面30aとは反対面30eをバリ面としつつ、各中継端子10の雄端子部32の内側面32eをバリ面とするうえで、各中継端子10の被挿通部分36から雄端子部32にかけて同様の板状部分及び折り曲げ部分をもつ形状にできる。
また、バネ接触部30は、モータ端子16cとの接触面30aとは反対面30eがバリ面となるように構成される。これにより、中継端子10のバネ接触部30のバリ面ではなくダレ面(接触面30a)をモータ端子16cと弾性的に接触させることで、中継端子10のバネ接触部30とモータ端子との接触面積を確保し易くなり、良好な導通信頼性を得やすくなる。特に、中継端子10の雄端子部32とバネ接触部30との両方の接続相手となる端子に対する接触面積を確保し易くなるため、特に良好な導通信頼性を得やすくなる。
図2、図3に示すように、ハウジング14は、第1中継端子10の連設部分38に対して、第1中継端子10のバネ接触部30のモータ端子16cとの接触面30aとは前後逆側に配置される第1変位規制部44(A)を有する。また、ハウジング14は、第2中継端子10の連設部分38に対して、第2中継端子10のバネ接触部30のモータ端子16cとの接触面30aとは前後逆側に配置される第2変位規制部44(B)を有する。ハウジング14の下側ハウジング部材14aには出力軸20の軸方向の一方側に底壁部14cが設けられ、第1変位規制部44(A)及び第2変位規制部44(B)は、ハウジング14の下側ハウジング部材14aの底壁部14cから突き出る壁部により構成される。
第1中継端子10(A)のバネ接触部30は、第1モータ端子16c(A)に対して前後方向Xでの弾性変形を伴い接触しており、第1モータ端子16c(A)から前後方向Xの反力が付与される。第1変位規制部44(A)は、第1中継端子10の連設部分38との係合により、この反力による第1中継端子10(A)の変位を規制するためのものである。第2中継端子10(B)のバネ接触部30も、第2モータ端子16c(B)に対して前後方向Xでの弾性変形を伴い接触しており、第2モータ端子16c(B)から前後方向Xの反力が付与される。第2変位規制部44(B)は、第2中継端子10(B)の連設部分38との係合により、この反力による第2中継端子10の変位を規制するためのものである。
ハウジング14は第1変位規制部44(A)と第2変位規制部44(B)とを有するため、各モータ端子16cからの反力による各中継端子10の位置ずれを防止でき、各中継端子10をハウジング14内の定位置に安定して配置できる。
図8(a)は、図4のD−D線断面図であり、図8(b)は、図2のE−E線断面図である。
図5、図8に示すように、中継端子10の中間部34の被挿通部分36には弾性片28の一端部28aが固定される。弾性片28は板状をなし、一端部28a側が固定端側となり、他端部28b側が自由端側となる。弾性片28は、未変形状態にあるとき、中継端子10の被挿通部分36の下端縁36cから上端縁36dに向けて折り返すように設けられる。中継端子10の被挿通部分36及び弾性片28は、中継端子10の被挿通部分36との間でなす角度θを狭める方向Pb1に弾性片28が弾性変形した状態で、ハウジング14の第2端子挿通部40内に配置される。弾性片28は、中継端子10の被挿通部分36との間でなす角度θを広げる方向Pb2に復元力を付与する。中継端子10の被挿通部分36及び弾性片28は、弾性片28の復元力により、ハウジング14の第2端子挿通部40に対して保持される。
(第2の実施の形態)
図9は、第2実施形態の中継端子10の使用状態を示す平面図である。図10は、図3と同じ視点からアクチュエータ12の一部を見た断面図である。図11(a)は、第2実施形態の第1中継端子10(A)の正面図であり、図11(b)は、第2実施形態の第2中継端子10(B)の正面図である。
第2実施形態の中継端子10は、第1実施形態と比べて、中間部34及びバネ接触部30の点で相違する。中継端子10は、一端側の二つのバネ接触部30と、他端側の雄端子部32と、バネ接触部30と雄端子部32との間の部分となる中間部34とを備える。二つのバネ接触部30は、モータ端子16cを前後方向Xから挟むような位置であって、左右方向Yにずれた位置に配置される。二つのバネ接触部30のそれぞれは、モータ端子16cの前後方向Xの異なる面に対して弾性的に接触している。二つのバネ接触部30は、第1実施形態と同様、モータ端子16cとの接触面30aとは反対面30eがバリ面となるように構成される。
中間部34は、前述の被挿通部36と、二つの連設部分38とを有する。被挿通部分36の連設部分38側の一端部36aは他の部位より上方に延び出るように設けられる。二つの連設部分38は、被挿通部分36の一端部36aの前後方向X両側の端縁部から左右方向Yの同じ向きに折り曲げられている。二つのバネ接触部30は、二つの連設部分38のそれぞれの上端縁から上方に向かって延びている。
図9に示すように、第1中継端子10(A)は、被挿通部分36に対する二つの連設部分38の折り曲げ方向が左右方向Yの一方の向き(図中下向き)となるように設定される。第2中継端子10(B)は、被挿通部分36に対する二つの連設部分38の折り曲げ方向が左右方向Yの他方の向き(図中上向き)となるように設定される。つまり、第1中継端子10(A)と第2中継端子10(B)とは、第1実施形態と同様、被挿通部分36に対する連設部分38の折り曲げ方向が左右方向Yの互いに逆向きとなるように設定される。
このように中継端子10のバネ接触部30はモータ端子16cに対して弾性的に接触できていれば、その具体的な構成は特に限定されない。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示すにすぎない。また、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
アクチュエータ12のハウジング14は、中継端子10の取付相手となる取付相手部品の例として説明した。取付相手部品は、アクチュエータ12のハウジング14に限られない。
また、中継端子10は、第1外部端子となるモータ端子16cと第2外部端子となるコネクタ端子とを導通する例を説明したが、第1外部端子や第2外部端子の具体例はこれらに限られない。たとえば、第1外部端子や第2外部端子は、センサモジュールのセンサ端子、回路基板の外部接続端子等でもよい。
雄端子部32の二つの対向部分32aは隙間32cを挟んで配置される例を説明したが、隙間32cを挟まずに接触して配置されてもよい。
雄端子部32は、二つの対向部分32aと折り返し部分32bとにより角形のピン状をなす例を説明したが、その具体的な形状はこれに限られない。たとえば、雄端子部32は角形のピン状の他、丸形等のピン状でもよいし、平板状等に形成されてもよい。
雄端子部32は、二つの対向部分32aの内側面32eがバリ面となるように構成される例を説明したが、これら対向部分32aの外側面がバリ面となるように構成されてもよい。また、バネ接触部30は、モータ端子16cとの接触面30aとは反対面30eがバリ面となるように構成される例を説明したが、この接触面30aがバリ面となるように構成されてもよい。
10(A)…第1中継端子、10(B)…第2中継端子、12…モータアクチュエータ、14…ハウジング、16…電動モータ、16c(A)…第1モータ端子、16c(B)…第2モータ端子、30…バネ接触部、32…雄端子部、32a…対向部分、32b…折り返し部分、32c…隙間、34…中間部、44…変位規制部。

Claims (7)

  1. 第1外部端子に電気的に接続され、前記第1外部端子に対して弾性的に接触可能なバネ接触部と、
    第2外部端子に電気的に接続される雄端子部と、
    前記バネ接触部及び前記雄端子部との間の部分となる中間部と、を備え、
    前記バネ接触部、前記雄端子部及び前記中間部は、導電性をもつ素材により一体に成形され、
    前記雄端子部は、互いの内側面が対向して配置される二つの板状の対向部分と、前記二つの対向部分を連ねる折り返し部分と、を有し、
    前記バネ接触部は、前記対向部分の厚み方向に沿った前記雄端子部の高さ寸法より小さい厚み寸法をもつ板状をなすことを特徴とする中継端子。
  2. 前記二つの対向部分は隙間を挟んで配置される請求項1に記載の中継端子。
  3. 前記バネ接触部は、前記第1外部端子との接触面とは反対面がバリ面となるように構成される請求項1又は2に記載の中継端子。
  4. 前記雄端子部は、前記二つの対向部分の内側面がバリ面となるように構成される請求項1から3のいずれかに記載の中継端子。
  5. ハウジングと、
    前記ハウジング内に収容される電動モータであって、前後方向に並べられる第1モータ端子と第2モータ端子とを有する電動モータと、
    請求項1から4のいずれかに記載の中継端子である第1中継端子と、
    請求項1から4のいずれかに記載の中継端子である第2中継端子と、を備え、
    前記第1中継端子の前記バネ接触部は、前記第1モータ端子に対して前後方向の一方側から弾性的に接触し、
    前記第2中継端子の前記バネ接触部は、前記第2モータ端子に対して前後方向の他方側から弾性的に接触することを特徴とするモータアクチュエータ。
  6. 前記第1中継端子及び前記第2中継端子のそれぞれの前記中間部は、
    長尺状の第1部分と、
    前記第1部分の一端部から前後方向と交差する左右方向に折り曲げられる第2部分と、を有し、
    前記バネ接触部は、前記第2部分の上端縁から上方に向かって延び、
    前記第1中継端子と前記第2中継端子とは、前記第1部分に対する前記第2部分の折り曲げ方向が前記左右方向の互いに逆向きになるように設定され、
    前記第1中継端子及び前記第2中継端子それぞれの前記バネ接触部は、前記モータ端子との接触面とは反対面がバリ面となるように構成されることを特徴とする請求項5に記載のモータアクチュエータ。
  7. ハウジングと、
    前記ハウジング内に収容される電動モータであって、モータ端子を有する電動モータと、
    請求項1から4のいずれかに記載の中継端子と、を備え、
    前記中継端子の前記バネ接触部は、上下に延びるとともに、前記モータ端子に対して前後方向での弾性変形を伴い接触し、
    前記中継端子の前記中間部は、前記バネ接触部の下端縁から下方に向かって延びる第2部分を有し、
    前記ハウジングは、前記中継端子の前記第2部分に対して、前記バネ接触部の前記モータ端子との接触面とは前後逆側に配置される変位規制部を有することを特徴とするモータアクチュエータ。
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