JP7294281B2 - 接続端子、及び電子装置 - Google Patents
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Description
一対の第1突起部及び第2突起部が端子本体の同じ側の面に設けられた二つの接続端子(102A、102B)が、第1突起部及び第2突起部が突出する側と反対側の面である背面(18)同士を対向させた状態でスルーホールに挿入されるように構成されている。
図1に、本実施形態の接続端子を用いた電子装置70が適用されるブレーキ液圧制御装置90の全体構成を示す。図中の接続端子については、代表として第1実施形態の接続端子の形状を図示し、符号「101」を記す。第2~第4実施形態の接続端子も同様に電子装置70に適用される。
(第1実施形態)
図2~図5を参照し、第1実施形態の接続端子101の構成について説明する。図2には接続端子101の単体構成を示し、図3~図5には、接続端子101が基板に組付けられる過程を示す。図5は、図1のV部拡大図に相当する。接続端子101は、ばね性を有する銅系又はSUS系等の導電材で板状に形成されている。以下、平板の長手方向を紙面上下方向に表したとき、図2(b)に示す幅広の面を正面とし、図2(b)の左右方向を「幅方向」、上下方向を「高さ方向」という。また、図2(a)に示す面を側面とし、図2(a)の左右方向を「厚み方向」という。
第1実施形態の接続端子101は、形状が単純であり、板の切り曲げ加工により第1突起部21及び第2突起部22を形成するのみで製造することができる。また、組付後の抜け難さや固定力確保と、組付作業性向上や組付時の応力低減とを両立するための設計パラメータが少なく、設計の最適化が容易である。さらに、基板30の厚さや接続対象物から基板30までの距離が異なるバリエーションに対しても簡単な設計変更のみで容易に対応することができる。
次に、第1実施形態に対し突起部21、22の配置等が異なる第2~第4実施形態について、第1実施形態の図5に対応する組付後状態の図を参照して説明する。図6に示す第2実施形態の接続端子102は、一対の第1突起部21及び第2突起部22が端子本体15の同じ側の面17に設けられている。この構成でも第1実施形態と同様の効果が得られる他、プレス加工において、パンチを同じ側から動作させればよいため、製造がより簡易となる。また、背面18に突起が無いため、部品の保管上も箱に収納しやすくなる。
図7に示す第3実施形態は、第2実施形態による「突起部21、22が端子本体15の同じ側の面17に設けられた二つの接続端子102A、102B」が組み合わされて構成される。詳しくは、二つの接続端子102A、102Bは、第1突起部21及び第2突起部22が突出する側と反対側の面である背面18同士を対向させた状態でスルーホール35に挿入されるように構成されている。
図8に示す第4実施形態の接続端子104は、二対の第1突起部21、23及び第2突起部22、24が幅方向の互いに異なる位置に設けられている。図8の例では、第1突起部21と第2突起部22、第1突起部23と第2突起部24とがそれぞれ対をなし、それぞれ端子本体15の反対側の面における幅方向の同じ位置に設けられている。また、隣り合う第1突起部21、23、及び、隣り合う第2突起部22、24は、それぞれ端子本体15の反対側の面に設けられている。
(a)第1突起部21及び第2突起部22の大きさや形状は同等でなくてもよい。図9に示す接続端子105は、第2突起部22Wの幅が第1突起部21の幅よりも広く形成されている。図10に示す接続端子106は、第2突起部22Lの長さが第1突起部21の長さよりも長く形成されている。これにより、例えば突起部21、22の弾性力や剛性を調整することができる。なお、図9、図10のみに記載される接続端子及び第2突起部の符号については、特許請求の範囲における参照符号の記載を省略する。
15・・・端子本体、 17・・・正面(一方の面)、
21、23・・・第1突起部、
22、24・・・第2突起部、
30・・・基板、 31・・・第1面、 32・・・第2面、
35・・・スルーホール、
40・・・導電層、
70・・・電子装置。
Claims (2)
- ばね性を有する導電材で板状に形成されており、基板(30)の第1面(31)側と、前記第1面の裏側の面である第2面(32)側とを貫通し、孔の周囲に導電層(40)が形成されたスルーホール(35)に挿入される接続端子であって、
端子本体(15)の一方の面(17)から突出する一つ以上の第1突起部(21)と、
前記基板を挟んで前記第1突起部と対をなすように設けられ、前記端子本体における前記第1突起部と同じ側の面から突出する一つ以上の第2突起部(22)と、
を備え、
一対の前記第1突起部及び前記第2突起部が前記端子本体の同じ側の面に設けられた二つの接続端子(102A、102B)が、前記第1突起部及び前記第2突起部が突出する側と反対側の面である背面(18)同士を対向させた状態で前記スルーホールに挿入されるように構成されており、
前記第1突起部及び前記第2突起部のうち少なくとも一方は、前記スルーホールに挿入されるとき前記端子本体に近づくように弾性変形可能であり、且つ、前記スルーホールを通過後、前記スルーホールの外側にまで広がるように弾性変形可能であり、
前記基板に組付けられた状態で、弾性力により、前記第1突起部が前記第1面の前記導電層に当接し、前記第2突起部が前記第2面の前記導電層に当接する接続端子。 - 請求項1に記載の一つ以上の接続端子と、
少なくとも一部の電子素子(61)が実装され、前記接続端子が挿入する前記スルーホールを有し、前記接続端子の前記第1突起部及び前記第2突起部が前記スルーホールの周囲に形成された前記導電層と電気的に接続している基板と、
を備える電子装置。
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