JP2007005142A - コネクタ及び該コネクタを備えた電気接続箱 - Google Patents

コネクタ及び該コネクタを備えた電気接続箱 Download PDF

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Abstract

【課題】基板部材の配線パターンと端子との間に過度な摩擦力や接触圧が生じることを防止でき、かつ基板部材の配線パターンと端子との間の接触圧が弱くなり過ぎることを防止できるとともに、基板部材の大きさの変更に容易に対応できるコネクタ及び該コネクタを備えた電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1は本体部とコネクタブロック8を備えている。コネクタブロック8はコネクタ13を備えている。コネクタ13はハウジング14と印刷配線板と一対の固定部材18と弾性支持部19を備えている。ハウジング14は本体部に取り付けられた印刷配線板に取り付けられている。印刷配線板はハウジング14内に圧入される。固定部材18はハウジング14の両端に設けられ印刷配線板の幅方向Xの両端を固定する。弾性支持部19は固定部材18に設けられかつ印刷配線板を弾性支持する。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車などに搭載される各電子機器に電力を分配するために用いられるコネクタ及び該コネクタを備えた電気接続箱に関する。
自動車には、多種多様な電子機器が搭載される。このため、自動車は、前記電子機器に電力を供給するために、ワイヤハーネスを配索しているとともに、電気接続箱を搭載してきた。
ワイヤハーネスは、複数の電線とコネクタなどからなる。電線は、導電性の芯線と、該芯線を被覆した絶縁性の被覆部とを備えた所謂被覆電線である。コネクタは、電線の端末などに取り付けられかつ芯線と接続する端子金具と、該端子金具を収容する箱状のコネクタハウジングとを備えている。前記ワイヤハーネスのコネクタは、電気接続箱のコネクタや各電子機器のコネクタ、電源などと接続する。
前記電気接続箱は、箱本体と、該箱本体内に収容される配線盤とを備えている。箱本体には、ワイヤハーネスのコネクタと接続するためのコネクタ部や、ヒューズ、ヒュージブルリンク及びリレーを取り付ける電気部品装着部が設けられている。配線盤は、互いに重ねられる複数の絶縁性の基板と、基板間に配されるバスバなどを備えている。配線盤は、前記バスバが、コネクタ部に取り付けるコネクタと、電気部品装着部に取り付けられるヒューズ、ヒュージブルリンク及びリレーと、を予め定められたパターンにしたがって、電気的に接続する。
前述した電気接続箱は、ワイヤハーネスから供給される電源からの電力を、前述したヒューズ又はヒュージブルリンクと、リレーとに順に流した後、ワイヤハーネスを介して、前記自動車の各システムの各電子機器に供給する。
前述したワイヤハーネスを構成するコネクタとして、例えば、特許文献1に示されたカードエッジコネクタを用いることがある。この種のカードエッジコネクタは、表面に配線パターンが形成された基板部材としての印刷配線板と、前記印刷配線板の縁が圧入されるハウジングと、前記ハウジングに取り付けられかつ前記印刷配線板の配線パターンと電気的に接続する端子と、前記ハウジングに取り付けられかつ前記印刷配線板の幅方向の両縁を固定する一対の固定部とを備えている。
固定部は、一対の固定部同士が互いに相対する表面から凹に凹溝を備えている。凹溝は、ハウジングへの印刷配線板の圧入方向と平行に直線状に延びている。固定部は、凹溝内に印刷配線板の幅方向の両縁を圧入することで、該印刷配線板を固定する。
特開平7−153533号公報
前述した従来のカードエッジコネクタは、固定部の凹溝に印刷配線板の幅方向の両縁を圧入して、該印刷配線板を固定するため、固定部とハウジングとの相対的な位置に誤差が生じると、印刷配線板と端子との間に過度な摩擦力や接触圧が生じたり、印刷配線板と端子との間の接触圧が弱くなり過ぎることが生じて望ましくない。また、前述した従来のカードエッジコネクタは、固定部の凹溝に印刷配線板の幅方向の両縁を圧入して、該印刷配線板を固定するため、印刷配線板の大きさなどが変更されると、固定部を変更する必要があった。則ち、印刷配線板の大きさの変更に対応することが困難であった。
したがって、本発明の目的は、基板部材の配線パターンと端子との間に過度な摩擦力や接触圧が生じることを防止でき、かつ基板部材の配線パターンと端子との間の接触圧が弱くなり過ぎることを防止できるとともに、基板部材の大きさの変更に容易に対応できるコネクタ及び該コネクタを備えた電気接続箱を提供することにある。
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のコネクタは、表面に配線パターンが形成された基板部材と、前記基板部材が圧入されるハウジングと、前記ハウジングに取り付けられかつ前記基板部材の配線パターンと電気的に接続する端子と、前記ハウジングに取り付けられ、かつ前記基板部材の幅方向の両縁を固定する一対の固定部と、を備えたコネクタにおいて、前記固定部に設けられ、かつ前記基板部材を弾性支持する弾性支持部を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明のコネクタは、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記弾性支持部は、前記基板部材を該基板部材の厚み方向に沿って移動自在に支持する第1弾性支持部を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明のコネクタは、請求項2に記載のコネクタにおいて、前記第1弾性支持部は、長手方向が前記基板部材の前記ハウジングへの圧入方向と平行でかつ長手方向の両端部が前記固定部に取り付けられているとともに、長手方向の中央部が前記固定部から離間した第1弾性片であり、該第1弾性片は、前記中央部を前記基板部材に当接させることで、前記基板部材を該基板部材の厚み方向に沿って移動自在に支持することを特徴としている。
請求項4に記載の本発明のコネクタは、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載のコネクタにおいて、前記弾性支持部は、前記基板部材を該基板部材の幅方向に沿って移動自在に支持する第2弾性支持部を備えたことを特徴としている。
請求項5に記載の本発明のコネクタは、請求項4に記載のコネクタにおいて、前記第2弾性支持部は、長手方向が前記基板部材の前記ハウジングへの圧入方向と平行でかつ長手方向の両端部が前記固定部に取り付けられているとともに、長手方向の中央部が前記固定部から離間した第2弾性片であり、該第2弾性片は、前記中央部を前記基板部材に当接させることで、前記基板部材を該基板部材の幅方向に沿って移動自在に支持することを特徴としている。
請求項6に記載の本発明のコネクタは、請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載のコネクタにおいて、前記一対の固定部を、該一対の固定部が互いに接離する方向に移動自在に支持するとともに任意の位置で固定する移動固定部を備えたことを特徴としている。
請求項7に記載の本発明の電気接続箱は、電源からの電力を電子機器に分配する電気接続箱において、請求項1ないし請求項6のうちいずれか一項に記載のコネクタを備えたことを特徴としている。
請求項1に記載した本発明のコネクタによれば、固定部に基板部材を弾性支持する弾性支持部を備えているので、固定部に対して基板部材が若干移動自在となる。
なお、本明細書に記した弾性支持とは、弾性支持部が、固定部に対して基板部材を移動自在に支持するとともに、該基板部材の固定部に対する移動を徐々に減衰させることを示している。
請求項2に記載した本発明のコネクタによれば、第1弾性支持部により固定部に対して基板部材が厚み方向に若干移動自在となる。
請求項3に記載した本発明のコネクタによれば、第1弾性支持部が、長手方向の両端部が固定部に取り付けられかつ中央部が基板部材と当接する第1弾性片であるので、該基板部材を固定部に対して厚み方向に沿って確実に移動自在にできる。
請求項4に記載した本発明のコネクタによれば、第2弾性支持部により固定部に対して基板部材が幅方向に若干移動自在となる。
請求項5に記載した本発明のコネクタによれば、第2弾性支持部が、長手方向の両端部が固定部に取り付けられかつ中央部が基板部材と当接する第2弾性片であるので、該基板部材を固定部に対して幅方向に沿って確実に移動自在にできる。
請求項6に記載した本発明のコネクタによれば、移動固定部が、一対の固定部の位置を適宜変更自在とするので、幅の異なる基板部材にも対応することができる(を取り付けることができる)。
請求項7に記載した本発明の電気接続箱によれば、コネクタが固定部に基板部材を弾性支持する弾性支持部を備えているので、固定部に対して基板部材が若干移動自在となる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明は、固定部に対して基板部材が若干移動自在となるので、固定部とハウジングとの相対的な位置に誤差が生じても、弾性支持部により基板部材が固定部に対して相対的に移動して、基板部材とハウジングに取り付けられた端子との間の摩擦力や接触圧を変化させることなく、ハウジングに基板部材を取り付けることができる。したがって、基板部材の配線パターンと端子との間に過度な摩擦力や接触圧が生じることを防止できるとともに、基板部材の配線パターンと端子との間の接触圧が弱くなり過ぎることを防止できる。さらに、弾性支持部が基板部材を弾性支持するので、該弾性支持部の弾性変形量を変化させることによって、複数の大きさの基板部材を支持することができる。したがって、基板部材の大きさの変更に容易に対応することができる。
請求項2に記載の本発明は、第1弾性支持部により固定部に対して基板部材が厚み方向に若干移動自在となるので、固定部とハウジングとの相対的な位置に誤差が生じても、弾性支持部により基板部材が固定部に対して確実に相対的に移動できる。
請求項3に記載の本発明は、第1弾性支持部が、基板部材を固定部に対して厚み方向に沿って確実に移動自在にできる。
請求項4に記載の本発明は、第2弾性支持部により固定部に対して基板部材が幅方向に若干移動自在となるので、固定部とハウジングとの相対的な位置に誤差が生じても、弾性支持部により基板部材が固定部に対して確実に相対的に移動できる。
請求項5に記載の本発明は、第2弾性支持部が、基板部材を固定部に対して幅方向に沿って確実に移動自在にできる。
請求項6に記載の本発明は、幅の異なる基板部材にも対応することができる(を取り付けることができる)ので、異なる品番で大きさの異なる基板部材を同じ固定部に取り付けることができる。このため、基板部材の品番が増加しても、固定部の品番の増加を抑制でき、コストの高騰を抑制することができる。
請求項7に記載の本発明は、前述したコネクタを備えているので、固定部とハウジングとの相対的な位置に誤差が生じても、基板部材の配線パターンと端子との間に過度な摩擦力や接触圧が生じることを防止できるとともに、基板部材の配線パターンと端子との間の接触圧が弱くなり過ぎることを防止できる。
本発明の一実施形態を、図1ないし図11を参照して説明する。図1などに示す電気接続箱1は、ワイヤハーネス2(図1に一部示す)とともに自動車に搭載されて、該ワイヤハーネス2と共同して、該自動車の発電機やバッテリなどの電源からの電力を、前記自動車に搭載される各電子機器に供給(分配)するものである。
前記ワイヤハーネス2は、図1に示すように、複数の電線3と、複数のコネクタ4などを備えている。電線3は、導電性の芯線と、該芯線を被覆する絶縁性の被覆部とを備えた所謂被覆電線である。コネクタ4は、電線3の端末などに取り付けられて、該電線3の芯線と電気的に接続する端子金具と、コネクタハウジング4aとを備えている。端子金具は、導電性の板金を折り曲げるなどして、形成される。コネクタハウジング4aは、絶縁性の合成樹脂からなり箱状に形成されている。コネクタハウジング4aは、端子金具を収容する端子収容室を備えている。コネクタハウジング4aは、電気接続箱1の後述する本体部5のコネクタ部9や、各電子機器に設けられたコネクタなどと結合する。
前述したワイヤハーネス2は、前述したコネクタ4のうち一部が、電気接続箱1の本体部5のコネクタ部9などと結合し、前述したコネクタ4のうち他の一部が、前述した電子機器のコネクタなどと結合する。さらに、前述したワイヤハーネス2を構成する電線3のうち少なくとも一本の電線3は、前述した電源と接続されている。こうして、ワイヤハーネス2は、前述した自動車に配索(配線)されて、前述した電源などから供給される電力を、後述の電気接続箱1と協働して各電子機器に供給する。
また、前述した自動車は、例えば、電子制御燃料噴射装置(以下燃料噴射装置と記す)、アンチロックブレーキシステム(Antilock Brake System:以下ABSと記す)や、各種のファンを駆動するシステム(以下FANと記す)などの各種のシステム(系統)を備えている。これらのシステムは、それぞれ、モータ、ポンプなどの各種の電子機器を備えている。また、これらのシステムは、車種が異なったり、同一車種であってもグレードが異なったり、ユーザの要望により、前述した電子機器が異なることがある。
電気接続箱1は、図1に示すように、本体部5と、カバー6と、分配ユニット7と、コネクタブロック8とを備えている。
本体部5は、扁平な箱状に形成されている。本体部5には、前述したワイヤハーネス2のコネクタ4が嵌合するコネクタ部9が複数設けられている。
カバー6は、本体部5に着脱自在である。カバー6は、本体部5に取り付けられると、該本体部5の表面に取り付けられた分配ユニット7の後述する印刷配線板10とコネクタブロック8とを、前述した本体部5とともに覆う。
分配ユニット7は、図示しない配線盤と、印刷配線板10とを備えている。配線盤は、導電性のバスバと、絶縁板などを備えている。バスバは、導電性の板金に打ち抜き加工などのプレス加工が施されて得られる。バスバは、複数設けられている。複数のバスバは、互いに重ねられている。バスバは、一端がコネクタ部9内に位置して、前述したワイヤハーネス2のコネクタ4の端子金具則ち電線3と電気的に接続する。バスバは、他端が印刷配線板10の後述する配線パターン12(図7に示す)と接続している。
絶縁板は、互いに重ねられたバスバ間などに配され、バスバ同士が意図しない箇所で相互に電気的に接続すること則ち短絡することを防止するとともに、バスバを位置決めしている。
印刷配線板10は、図7に示すように、絶縁性の基板11と、該基板11の表面に形成された配線パターン12とを備えている。基板11は、本体部5の表面に取り付けられている。配線パターン12は、銅などの導電性の金属で構成されている。配線パターン12は、バスバから供給された電線からの電力を各システムに分配(供給)する則ちコネクタブロック8の後述する各コネクタ13に分配(供給)する。
分配ユニット7は、配線盤が本体部5内に収容されかつ印刷配線板10が本体部5の表面に取り付けられて、ワイヤハーネス2から供給された電源からの電力を各システムに対応して設けられたコネクタ13に分配する。そして、分配ユニット7は、各システムに対応して設けられたコネクタ13の後述する半導体リレーなどの電気部品内を流れた電力をワイヤハーネス2の電線3を介して各電子機器に供給する。こうして、分配ユニット7は、ワイヤハーネス2の各電線3と、各コネクタ13の半導体リレーなどの電気部品とを予め定められたパターンにしたがって、互いに電気的に接続する。
コネクタブロック8は、図1に示すように、複数のコネクタ13を備えている。これらのコネクタ13は、それぞれ、前述したシステムと対応して、該システム毎に設けられている。それぞれのコネクタ13は、印刷配線板10に取り付けられている。複数のコネクタ13は、印刷配線板10上に並設されている。一つのコネクタ13は、例えば、前述した燃料噴射装置と対応している。他の一つのコネクタ13は、前述したABSと対応している。更に他の一つのコネクタ13は、前述したFANと対応している。なお、このコネクタブロック8のコネクタ13が、特許請求の範囲に記載されたコネクタをなしている。
コネクタ13は、図2及び図3に示すように、前述した印刷配線板10に取り付けられるハウジング14と、該ハウジング14に圧入される基板部材としての印刷配線板15と、前記ハウジング14に取り付けられた端子16(図7に示す)と、移動固定部17と、前記ハウジング14に取り付けられた一対の固定部材18と、該固定部材18に設けられた弾性支持部19と、を備えている。
ハウジング14は、絶縁性の合成樹脂で構成されている。ハウジング14は、端子16により印刷配線板15に取り付けられている。コネクタ13のハウジング14同士は、互いに長手方向が平行な状態で、互いに間隔をあけて重ねられている。
ハウジング14には、基板圧入孔20と、複数の端子収容室21(図7に示す)とが設けられている。基板圧入孔20は、ハウジング14のカバー6と相対する表面に開口している。基板圧入孔20は、ハウジング14の長手方向に沿って、直線状に延在している。端子収容室21は、ハウジング14内に設けられた空間である。端子収容室21は、ハウジング14の長手方向に沿って多数並設されている。端子収容室21は、それぞれ、基板圧入孔20と連通している。端子収容室21は、それぞれ、一対の端子16を収容する。これら一対の端子16は、厚み方向Zに沿って並設される。
印刷配線板15は、図3及び図7に示すように、絶縁性の基板22と、該基板22の表面に形成された配線パターン23とを備えている。基板22は、平板状に形成されている。基板22は、平面形状が矩形状の本体部24と、該本体部24の外縁に連なった圧入部25とを一体に備えている。
圧入部25は、本体部24の長手方向の一つの外縁から該本体部24の外方向に向かって延在している。圧入部25は、前述した基板圧入孔20内に圧入される。圧入部25が基板圧入孔20内に圧入される際には、印刷配線板15は、基板22の表面に沿って基板圧入孔20に近づけられる。さらに、圧入部25が基板圧入孔20内に圧入されると、コネクタ13の印刷配線板15同士は、互いに平行でかつ互いに間隔をあけた状態に配置される。
なお、圧入部25が基板圧入孔20に圧入される方向K(図3などに矢印で示し、圧入される際に移動する方向)に直交し、かつ印刷配線板15の基板22の表面と平行な方向を、矢印Xで示し、本明細書では印刷配線板15の幅方向と記す。また、圧入部25が基板圧入孔20に圧入される方向K(圧入される際に移動する方向)と、印刷配線板15の基板22の表面と、前述した幅方向Xとの全てに直交する方向を、矢印Zで示し、本明細書では印刷配線板15の厚み方向と記す。
配線パターン23は、本体部24の表面と圧入部25の表面とに亘って取り付けられている。配線パターン23は、銅などの導電性の金属で構成されている。また、印刷配線板15の表面には、電気部品としての図示しない半導体リレー(半導体継電器や、トランジスタリレーなどともいう)が実装されている。配線パターン23の一部は、圧入部25に設けられており、後述する端子16などを介してワイヤハーネス2の電線3と接続される。配線パターン23は、分配ユニット7や端子16などを介して供給された電線3からの電力を、前述した半導体リレーに流した後、前述した分配ユニット7、端子16やワイヤハーネス2の電線3を介して、対応するシステムの各電子機器に供給可能なパターンに形成されている。
端子16は、導電性の板金を折り曲げるなどして得られる。端子16は、端子収容室21内に収容された状態で、前述したハウジング14に取り付けられる。前述した厚み方向Zに沿って互いに間隔をあける一対の端子16は、互いの間に印刷配線板15を挟む。端子16は、図7に示すように、電気接触部26と、基板接続部27とを一体に備えている。電気接触部26は、前述した端子収容室21内に収容されている。
電気接触部26は、前述した厚み方向Zに沿って並設される一対の端子16が互いに接離する方向に弾性変形自在となっている。弾性変形していない中立状態の電気接触部26の前述した厚み方向Zに沿って並設される一対の端子16間の間隔は、前述した印刷配線板15の厚みより小さい。電気接触部26は、前述した厚み方向Zに沿って並設される一対の端子16間に印刷配線板15が挿入されると、印刷配線板15により互いに離れる方向に弾性変形して、該印刷配線板15を互いの間に挟み込む。なお、接離とは、互いに近づいたり離れることをいう。電気接触部26は、印刷配線板15の配線パターン23と接触して、該配線パターン23と電気的に接続する。
基板接続部27は、ハウジング14から印刷配線板10側に突出している。基板接続部27は、印刷配線板10の配線パターン12に重ねられて、該配線パターン12に半田を用いたろう付けにより取り付けられる。
移動固定部17は、ハウジング14の幅方向Xの両端に設けられている。移動固定部17は、図10に示すように、ハウジング14と一体に形成されたレール部28と、スライダとしてのナット29と、固定部材としてのねじ30とを備えている。
レール部28は、直線状に延びた筒状に形成されている。レール部28は、ハウジング14の幅方向Xの両端から該幅方向Xに沿って直線状に延びている。また、レール部28のカバー6則ち印刷配線板15に相対する表面には、スリット31が設けられている。スリット31は、レール部28の内外を連通している。スリット31は、レール部28の全長に亘って、該レール部28の長手方向に沿って延在している。
ナット29は、レール部28内に収容されている。ナット29は、レール部28の長手方向に沿って、該レール部28に移動自在に支持されている。ナット29のねじ孔29aは、該ナット29がレール部28内に収容されると前述したスリット31と重なる。ねじ30は、固定部材18の後述するねじ通し孔18aを通った後、ナット29に螺合する。
前述した構成の移動固定部17は、ねじ30がスリット31内を通る位置と、ナット29のレール部28内での位置を適宜変更することで、一対の固定部材18を、該一対の固定部材18が互いに接離する方向に移動自在に支持する。また、移動固定部17は、ねじ30がねじ通し孔18aとスリット31とを通ってナット29のねじ孔29aに螺合することで、固定部材18をレール部28の任意の位置に固定する。
一対の固定部材18は、それぞれ、移動固定部17に対応して設けられている。則ち、一つの固定部材18は、一つの移動固定部17に対応している。固定部材18は、対応する移動固定部17によりハウジング14に取り付けられる。一対の固定部材18は、ハウジング14の幅方向Xの両端に取り付けられる。固定部材18は、特許請求の範囲に記載された固定部をなしている。
固定部材18は、図3及び図10に示すように、平板状の取付部32と、平板状の基板支持部33と、を一体に備えている。取付部32は、帯板状に形成されている。取付部32は、レール部28と平行な状態で、該レール部28に重ねられる。取付部32には、ねじ30を通すねじ通し孔18aが貫通している。ねじ通し孔18aは、勿論、レール部28のスリット31とナット29のねじ孔29aとの双方に重なる。
基板支持部33は、帯板状に形成されている。基板支持部33は、取付部32の長手方向のハウジング14寄りの一端から立設している。取付部32と基板支持部33とで、固定部材18は、側方からみてL字状に形成されている。基板支持部33の長手方向は、取付部32がレール部28に取り付けられると、前述した印刷配線板15の圧入部25のハウジング14の基板圧入孔20への圧入方向Kと平行になる。
基板支持部33の一対の固定部材18が互いに相対する内面33aには、図5、図6、図8及び図9に示すように、凹溝34が設けられている。凹溝34は、勿論、基板支持部33の内面33aから凹に形成されており、該基板支持部33の長手方向に沿って直線状に延在している。凹溝34は、基板支持部33の全長に亘って設けられている。凹溝34の幅は、印刷配線板15の厚みより大きい。一対の固定部材18の凹溝34の底面34a間の距離は、印刷配線板15の本体部24の幅より大きい。凹溝34内には、印刷配線板15の本体部24の幅方向Xの縁が侵入する。
前述した構成の一対の固定部材18は、基板支持部33の凹溝34内に印刷配線板15の本体部24の幅方向Xの両縁を挿入して、該基板支持部33の凹溝34内に印刷配線板15の本体部24の幅方向Xの両縁を固定する。
弾性支持部19は、固定部材18の各々に設けられている。弾性支持部19は、第1弾性支持部としての第1弾性片35と、第2弾性支持部としての第2弾性片36と、を備えている。
第1弾性片35は、図5及び図8に示すように、一つの固定部材18に一対設けられている。これら一対の第1弾性片35は、帯板状に形成されている。一対の第1弾性片35は、長手方向が、印刷配線板15の圧入部25のハウジング14の基板圧入孔20への圧入方向Kと平行に設けられている。一対の第1弾性片35は、厚み方向Zに沿って、互いに間隔をあけて相対している。一対の第1弾性片35は、長手方向の両端部が凹溝34の互いに相対する一対の内面34bに連なり、かつ中央部が凹溝34の内面34bより該凹溝34の内側に向かって突出している。このように、第1弾性片35は、長手方向の両端部が固定部材18に取り付けられているとともに、長手方向の中央部が固定部材18から離間している。
一対の第1弾性片35は、中央部が互いに接離する方向に弾性変形自在である。一対の第1弾性片35の弾性変形していない中立状態での中央部間の間隔は、印刷配線板15の厚みより小さい。一対の第1弾性片35は、凹溝34内に挿入された印刷配線板15により互いに離れる方向に弾性変形して、該印刷配線板15を互いの間に挟み込む。また、一対の第1弾性片35は、互いの間に印刷配線板15を挟み込んだ状態で弾性変形することで、凹溝34内で印刷配線板15を前述した厚み方向Zに沿って移動自在に支持する。このとき、一対の第1弾性片35は、中央部を印刷配線板15に当接させる。さらに、第1弾性片35と印刷配線板15とは、厚み方向Zに沿って、重ねられる。
第2弾性片36は、図6及び図9に示すように、一つの固定部材18に一つ設けられている。この第2弾性片36は、帯板状に形成されている。一対の第2弾性片36は、長手方向が、印刷配線板15の圧入部25のハウジング14の基板圧入孔20への圧入方向Kと平行に設けられている。第2弾性片36は、長手方向の両端部が凹溝34の底面34aに連なり、かつ中央部が凹溝34の底面34aより該凹溝34の内側に向かって突出している。このように、第2弾性片36は、長手方向の両端部が固定部材18に取り付けられているとともに、長手方向の中央部が固定部材18から離間している。
第2弾性片36は、中央部が互いに接離する方向に弾性変形自在である。一対の固定部材18に設けられた一対の第2弾性片36の弾性変形していない中立状態での中央部間の間隔は、印刷配線板15の本体部24の幅より小さい。一対の固定部材18に設けられた一対の第2弾性片36は、幅方向Xに沿って、互いに間隔をあけて相対している。前述した一対の第2弾性片36は、凹溝34内に挿入された印刷配線板15により互いに離れる方向に弾性変形して、該印刷配線板15を互いの間に挟み込む。また、一対の第2弾性片36は、互いの間に印刷配線板15を挟み込んだ状態で弾性変形することで、凹溝34内で印刷配線板15を前述した幅方向Xに沿って移動自在に支持する。このとき、第2弾性片36は、中央部を印刷配線板15に当接させる。第2弾性片36と印刷配線板15とは、幅方向Xに沿って、互いに重なる。
前述した弾性支持部19は、第1弾性片35が弾性変形することで印刷配線板15を厚み方向Zに移動自在に支持し、第2弾性片36が弾性変形することで印刷配線板15を幅方向Xに移動自在に支持する。このように、弾性支持部19は、印刷配線板15を固定部材18に対して移動自在に支持する。また、弾性支持部19は、弾性片35,36が弾性変形することで、固定部材18に対する印刷配線板15の移動を徐々に減衰させる。このように、弾性支持部19は、印刷配線板15を弾性支持する。
前述した構成の電気接続箱1は、以下のように組み立てられる。本体部5に配線盤を収容し、本体部5の表面に印刷配線板10を取り付ける。そして、各コネクタ13のハウジング14の端子収容室21に端子16を挿入した後、該ハウジング14を印刷配線板10に取り付ける。そして、各コネクタ13のハウジング14に印刷配線板15を取り付ける。このとき、印刷配線板15の幅方向Xの両縁を固定部材18の凹溝34内に挿入して、弾性支持部19が印刷配線板15の幅方向Xの両縁を弾性支持する。そして、本体部5にカバー6を取り付ける。こうして、前述した電気接続箱1は、組み立てられる。
そして、電気接続箱1は、本体部5に設けられたコネクタ部9にワイヤハーネス2のコネクタ13が嵌合して、自動車に取り付けられる。すると、自動車の電源からの電力は、分配ユニット7により各システムに分配されて、各システムに対応するコネクタ13の半導体リレーなどを介して、各電子機器に供給される。
本実施形態によれば、固定部材18に印刷配線板15を弾性支持する弾性支持部19を設けているので、固定部材18に対して印刷配線板15が若干移動自在となる。このため、固定部材18とハウジング14との相対的な位置に誤差が生じても、弾性支持部19により印刷配線板15が固定部材18に対して相対的に移動して、印刷配線板15とハウジング14に取り付けられた端子16との間の摩擦力や接触圧を変化させることなく、ハウジング14に印刷配線板15を取り付けることができる。したがって、印刷配線板15の配線パターン23と端子16との間に過度な摩擦力や接触圧が生じることを防止できるとともに、印刷配線板15の配線パターン23と端子16との間の接触圧が弱くなり過ぎることを防止できる。さらに、弾性支持部19が印刷配線板15を弾性支持するので、該弾性支持部19の弾性片35,36弾性変形量を変化させることによって、複数の大きさの印刷配線板15を支持することができる。したがって、印刷配線板15の大きさの変更に容易に対応することができる。
また、第1弾性支持部としての第1弾性片35により固定部材18に対して印刷配線板15が厚み方向Zに若干移動自在となるので、固定部材18とハウジング14との相対的な位置に誤差が生じても、弾性支持部19により印刷配線板15が固定部材18に対して確実に相対的に移動できる。
さらに、第1弾性片35が、長手方向の両端部が固定部材18に取り付けられかつ中央部が印刷配線板15と当接するので、該印刷配線板15を固定部材18に対して厚み方向Zに沿って確実に移動自在にできる。
また、第2弾性支持部としての第2弾性片36により固定部材18に対して印刷配線板15が幅方向Xに若干移動自在となるので、固定部材18とハウジング14との相対的な位置に誤差が生じても、弾性支持部19により印刷配線板15が固定部材18に対して確実に相対的に移動できる。
第2弾性片36が、長手方向の両端部が固定部材18に取り付けられかつ中央部が印刷配線板15と当接するので、該印刷配線板15を固定部材18に対して幅方向Xに沿って確実に移動自在にできる。
移動固定部17が、一対の固定部材18の位置を適宜変更自在とするので、幅の異なる印刷配線板15にも対応することができる(を取り付けることができる)。例えば、図1に示された印刷配線板15より幅の大きな印刷配線板15を固定する際には、図11に示すように、一対の固定部材18間の間隔を、移動固定部17により図1中の間隔より拡げることができる。このように、異なる品番で大きさの異なる印刷配線板15を同じ固定部材18に取り付けることができる。このため、印刷配線板15の品番が増加しても、固定部材18の品番の増加を抑制でき、コストの高騰を抑制することができる。
さらに、電気接続箱1は、前述したコネクタ13を備えているので、各コネクタ13の固定部材18とハウジング14との相対的な位置に誤差が生じても、印刷配線板15の配線パターン23と端子16との間に過度な摩擦力や接触圧が生じることを防止できるとともに、印刷配線板15の配線パターン23と端子16との間の接触圧が弱くなり過ぎることを防止できる。
前述した実施形態では、基板部材として印刷配線板15を用いている。しかしながら、本発明では、これに限ることなく、基板部材を、絶縁板と該絶縁板に重ねられた導電性のバスバなどとで構成しても良い。このとき、バスバが、勿論、配線パターンに相当する。
また、前述した実施形態では、第1弾性片35と、第2弾性片36との双方を設けている。しかしながら、本発明では、第1弾性片35のみを設けても良く、第2弾性片36のみを設けても良い。要するに、本発明は、印刷配線板15を厚み方向Zに沿って移動自在に支持する第1弾性支持部と、印刷配線板15を幅方向Xに沿って移動自在に支持する第2弾性支持部とのうち少なくとも一方を設ければ良い。
さらに、前述した実施形態では、第1弾性片35と第2弾性片36の長手方向を、印刷配線板15のハウジング14への圧入方向Kと平行にしている。しかしながら、本発明は、第1弾性片35と第2弾性片36の長手方向を、印刷配線板15のハウジング14への圧入方向Kに交差させても良い。また、第1弾性片35と第2弾性片36との双方を固定部材18と一体にしている。しかしながら、本発明は、第1弾性片35と第2弾性片36との双方を固定部材18と別体にしても良い。さらに、第1弾性支持部と第2弾性支持部を帯板状に限らず種々の形状にしても良い。
また、前述した実施形態では、第1弾性支持部として第1弾性片35を設け、第2弾性支持部として第2弾性片36を設けている。しかしながら、本発明では、図12(a)及び図12(b)に示すように、第1弾性支持部として、ゴムなどの弾性体35aを用い、該弾性体35aを凹溝34の内面34bに取り付けても良い。さらに、本発明では、図13(a)及び図13(b)に示すように、第2弾性支持部として、ゴムなどの弾性体36bを用い、該弾性体36bを凹溝34の底面34aに取り付けても良い。
要するに、本発明では、前述した図示例に限定されることなく、第1弾性支持部と第2弾性支持部の構成を適宜変更することができる。勿論、本発明では、前述した図示例に限定されることなく、移動固定部17の構成を適宜変更することができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかる電気接続箱の分解斜視図である。 図1に示された電気接続箱のコネクタブロックのコネクタを示す斜視図である。 図2に示されたコネクタの固定部材から印刷配線板を取り外した状態を示す斜視図である。 図3中のIV部を拡大して示す斜視図である。 図2中のV−V線に沿う断面図である。 図2中のVI−VI線に沿う断面図である。 図2中のVII−VII線に沿う断面図である。 図3中のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図3中のIX−IX線に沿う断面図である。 図2に示されたコネクタの移動固定部を分解して示す斜視図である。 図2に示されたコネクタの固定部材の位置を変更した状態を示す斜視図である。 (a)は図5に示されたコネクタの弾性支持部の第1弾性支持部の変形例を示す断面図であり、(b)は図8に示されたコネクタの弾性支持部の第1弾性支持部の変形例を示す断面図である。 (a)は図6に示されたコネクタの弾性支持部の第2弾性支持部の変形例を示す断面図であり、(b)は図9に示されたコネクタの弾性支持部の第2弾性支持部の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 電気接続箱
13 コネクタ
14 ハウジング
15 印刷配線板(基板部材)
16 端子
17 移動固定部
18 固定部材(固定部)
19 弾性支持部
23 配線パターン
35 第1弾性片(第1弾性支持部)
35a 弾性体(第1弾性支持部)
36 第2弾性片(第2弾性支持部)
36a 弾性体(第2弾性支持部)
K 圧入方向
X 幅方向
Z 厚み方向

Claims (7)

  1. 表面に配線パターンが形成された基板部材と、
    前記基板部材が圧入されるハウジングと、
    前記ハウジングに取り付けられかつ前記基板部材の配線パターンと電気的に接続する端子と、
    前記ハウジングに取り付けられ、かつ前記基板部材の幅方向の両縁を固定する一対の固定部と、を備えたコネクタにおいて、
    前記固定部に設けられ、かつ前記基板部材を弾性支持する弾性支持部を備えたことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記弾性支持部は、前記基板部材を該基板部材の厚み方向に沿って移動自在に支持する第1弾性支持部を備えたことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記第1弾性支持部は、長手方向が前記基板部材の前記ハウジングへの圧入方向と平行でかつ長手方向の両端部が前記固定部に取り付けられているとともに、長手方向の中央部が前記固定部から離間した第1弾性片であり、
    該第1弾性片は、前記中央部を前記基板部材に当接させることで、前記基板部材を該基板部材の厚み方向に沿って移動自在に支持することを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記弾性支持部は、前記基板部材を該基板部材の幅方向に沿って移動自在に支持する第2弾性支持部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載のコネクタ。
  5. 前記第2弾性支持部は、長手方向が前記基板部材の前記ハウジングへの圧入方向と平行でかつ長手方向の両端部が前記固定部に取り付けられているとともに、長手方向の中央部が前記固定部から離間した第2弾性片であり、
    該第2弾性片は、前記中央部を前記基板部材に当接させることで、前記基板部材を該基板部材の幅方向に沿って移動自在に支持することを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  6. 前記一対の固定部を、該一対の固定部が互いに接離する方向に移動自在に支持するとともに任意の位置で固定する移動固定部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載のコネクタ。
  7. 電源からの電力を電子機器に分配する電気接続箱において、
    請求項1ないし請求項6のうちいずれか一項に記載のコネクタを備えたことを特徴とする電気接続箱。
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