JP5570313B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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本発明は、移動体としての自動車などに搭載される電気接続箱に関する。
移動体としての自動車には、一般に、ヘッドランプ及びテールランプなどのランプ類、スタータモータ及びエアコンディショナ用のモータ等のモータ類、などの多種多様な電子機器が搭載されている。
前述した多種多様な電子機器に電力を供給するために、前記自動車は、ジャンクションブロックを適宜箇所に配置してきた。前記ジャンクションブロックは、多数のヒューズやリレー等の各種の電気回路ユニットを集約して構成されている。
なお、ジャンクションブロックは、ヒューズ、リレー、ブスバーなどを有することもあることから、ヒューズブロック、リレーボックス、又は総称して電気接続箱とも呼ばれる。本明細書では、前述したヒューズブロック、リレーボックス、ジャンクションブロックを、総称して以下電気接続箱(例えば、特許文献1参照)と呼ぶ。
特許文献1などに示された電気接続箱は、外郭を形成する箱本体と、この箱本体に取り付けられる複数のカセットブロックと、前記カセットブロック同士などを接続する接続部材としての複数のケーブルとを備えている。箱本体は、絶縁性の合成樹脂で構成され、かつ箱状に形成されている。
カセットブロックは、その上面にヒューズ、リレーなどの電気部品が取り付けられ、かつその下面に複数の電線の端末が取り付けられるとともに、内部に前記電線と前記電気部品とを予め定められたパターンにしたがって電気的に接続するバスバを備えている。また、複数のカセットブロックのうちの一つのカセットブロックの上面には、バッテリなどの電源に接続された電源ケーブルが接続される。複数のカセットブロックのバスバ同士を接続するケーブルの端末が、これらカセットブロックの下面に取り付けられている。このケーブルは、カセットブロック間の電力の供給を担う。
前述した電気接続箱は、電源からの電力が電源ケーブルにより供給され、この電力をケーブル、複数のカセットブロックのバスバなどにより分岐し、前述したヒューズやリレーを通した後に、電線を介して、各種の電子機器に供給する。
特開平9-45213号公報
前述した特許文献1などに示された従来の電気接続箱では、カセットブロックの下面に各電子機器に電力を供給するための電線や、カセットブロック間の電力の供給を担うケーブルが取り付けられている。このため、特に、カセットブロック間の電力の供給を担うケーブルがカセットブロックの下面に取り付けられているために、前述した特許文献1などに示された従来の電気接続箱は、前記ケーブルや電線の発熱によりカセットブロックの下面側が高温となってしまうという不具合があった。
また、前述した特許文献1などに示された従来の電気接続箱は、複数のカセットブロックを箱本体に取り付けるために、前記自動車の走行中やエンジンの振動により、当該複数のカセットブロックが箱本体内で振動してしまい、異音が発生するという問題があった。
したがって、本発明の目的は、複数のカセットブロックを取り付ける電気接続箱であっても、下面側が高温となることを防止できかつ異音が発生することを防止できる電気接続箱を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電気接続箱は、箱本体と、この箱本体に設けられた取り付け孔内に収容される複数の箱状のカセットブロックと、前記カセットブロック同士を接続する接続部材と、を備えた電気接続箱において、前記接続部材が、導電性の板金で構成されたバスバを備え、前記バスバが、前記カセットブロックの上面に接続する一対の接続部と、前記接続部間に設けられかつこれら一対の接続部同士に相対的な位置が変化するように弾性変形自在な弾性変形部と、を備え、前記接続部材が、絶縁性の合成樹脂で構成され、かつ前記弾性変形部を収容する絶縁部材をさらに備えていることを特徴としている。
請求項2に記載の本発明の電気接続箱は、請求項1記載の電気接続箱において、前記絶縁部材が、互いの間に弾性変形部を挟む一対の挟持部と、前記挟持部の互いに相対する内面から凸でかつ前記弾性変形部に当接する当接凸部と、を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明の電気接続箱は、請求項2記載の電気接続箱において、前記絶縁部材が、前記当接凸部を前記弾性変形部の長手方向に沿って間隔をあけて複数設けていることを特徴としている。
請求項4に記載の本発明の電気接続箱は、請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の電気接続箱において、前記弾性変形部が、前記接続部に連なりかつ前記取り付け孔同士を仕切る隔壁と平行に延在した一対の平行延在部と、前記平行延在部同士を連結した連結部と、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載した本発明の電気接続箱によれば、複数のカセットブロック同士を接続する接続部材のバスバが当該カセットブロックの上面に接続する接続部を一対備えているので、当該接続部材がカセットブロックの上面同士を接続することとなる。
また、カセットブロック同士を接続する接続部材のバスバが板金で構成されているので、カセットブロックが箱本体に対して振動すると、接続部材のバスバが弾性変形することとなる。
また、請求項1に記載した本発明の電気接続箱によれば、接続部材のバスバが一対の接続部間に設けられて弾性変形自在な弾性変形部を備えているので、カセットブロックが箱本体に対して振動すると、接続部材のバスバが確実に弾性変形することとなる。
また、請求項1に記載した本発明の電気接続箱によれば、接続部材が絶縁性の合成樹脂で構成されかつバスバの弾性変形部を収容する絶縁部材を備えているので、接続部材をカセットブロックの上面に取り付ける場合でも、作業者や運転者などが接続部材に接触しても、当該バスバに直接接触することを防止できる。
請求項2に記載した本発明の電気接続箱によれば、絶縁部材が一対の挟持部から凸でかつ弾性変形部に当接する当接凸部を備えているので、当該絶縁部材の挟持部とバスバの弾性変形部との間に隙間が存在することとなる。
請求項3に記載した本発明の電気接続箱によれば、絶縁部材が、当接凸部を弾性変形部の長手方向に沿って間隔をあけて複数設けているので、これら複数の当接凸部間においては、挟持部と弾性変形部との間に確実に隙間が生じる。
請求項4に記載した本発明の電気接続箱によれば、バスバの弾性変形部が一対の平行延在部と当該平行延在部同士を連結した連結部を備えて、所謂コ字状に形成されているので、カセットブロックが箱本体に対して振動すると、接続部材のバスバがより確実に弾性変形することとなる。
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、接続部材がカセットブロックの上面同士を接続するので、接続部材が発する熱がカセットブロックの上面側を加熱することとなって、当該カセットブロックの下面側を加熱することがない。
また、カセットブロックが箱本体に対して振動すると、接続部材のバスバが弾性変形するので、当該バスバの弾性復元力によりカセットブロックの振動が減衰されることとなる。
よって、複数のカセットブロックを取り付ける電気接続箱であっても、下面側が高温となることを防止できかつ異音が発生することを防止することができる。
また、請求項1に記載の本発明は、カセットブロックが箱本体に対して振動すると、接続部材のバスバが確実に弾性変形するので、異音が発生することを確実に防止することができる。
また、請求項1に記載の本発明は、作業者や運転者などが接続部材に接触しても、当該バスバに直接接触することを防止できる。
請求項2に記載の本発明は、絶縁部材の挟持部とバスバの弾性変形部との間に隙間が存在するので、当該絶縁部材が弾性変形部の弾性変形を妨げることを防止することができる。よって、カセットブロックが箱本体に対して振動すると、接続部材のバスバがより一層確実に弾性変形するので、異音が発生することをより一層確実に防止することができる。
請求項3に記載の本発明は、複数の当接凸部間においては、挟持部と弾性変形部との間に確実に隙間が生じるので、当該絶縁部材が弾性変形部の弾性変形を妨げることを確実に防止することができる。よって、カセットブロックが箱本体に対して振動すると、接続部材のバスバがより一層確実に弾性変形するので、異音が発生することをより一層確実に防止することができる。
請求項4に記載の本発明は、カセットブロックが箱本体に対して振動すると、接続部材のバスバがより確実に弾性変形するので、異音が発生することをより確実に防止することができる。
本発明の一実施形態に係る電気接続箱の斜視図である。 図1に示された電気接続箱を分解して示す斜視図である。 図2に示された電気接続箱のカセットブロックの要部を示す斜視図である。 図1に示された電気接続箱の接続部材を示す斜視図である。 図4に示された電気接続箱の接続部材を分解して示す斜視図である。 図4中のVI−VI線に沿う断面図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる電気接続箱を図1ないし図6に基づいて説明する。本実施形態にかかる図1に示す電気接続箱1は、移動体としての自動車に搭載される。電気接続箱1は、図1及び図2に示すように、箱本体2と、複数のカセットブロック3(図2には、二つのみ示す)と、図示しない複数の電気部品としてのリレーやヒューズと、図示しない一本の電源ケーブルと、少なくとも一つの接続部材4(図2には、一つのみ示す)と、を備えている。
箱本体2は、絶縁性の合成樹脂からなり、周知の射出成形により成形される。箱本体2は、複数の外壁5により、筒状(箱状)に形成されている。箱本体2内には、複数の隔壁6により区画された複数の取り付け孔7が設けられている。取り付け孔7は、箱本体2を構成する複数の外壁5や隔壁6によって囲まれた空間である。取り付け孔7の図1及び図2では上下に位置する両端は、開口している。このため、箱本体2は、筒状(枠状)に形成されている。また、箱本体2の取り付け孔7の内面には、カセットブロック3が係止する図示しない係止受け部が設けられている。
カセットブロック3は、前記取り付け孔7内に収容可能な大きさの箱状に形成されている。カセットブロック3は、取り付け孔7の図1及び図2中の上方側の開口を通して、この取り付け孔7内に挿入される。カセットブロック3は、前記取り付け孔7内に収容可能な大きさの箱状に形成されたブロック本体8と、このブロック本体8の図1及び図2中の上方側の上面3aに設けられた複数の部品装着部9と、前記ブロック本体8の図1及び図2中の下方側の下面に設けられた図示しないコネクタ装着部と、前記ブロック本体8内に収容された図示しないバスバと、一つの端子台10(図3に示す)と、を備えている。なお、上面3aとは、カセットブロック3のリレーやヒューズなどが取り付けられる面を示している。
また、部品装着部9には、前述したリレーやヒューズなどの電気部品が装着される。コネクタ装着部には、前記自動車に配索されるワイヤハーネスのコネクタが嵌合する。ワイヤハーネスの端末に前記コネクタが取り付けられた電線は、自動車に搭載される各種の電子機器に接続している。バスバは、導電性の板金などで構成され、前記コネクタ装着部に嵌合したワイヤハーネスのコネクタの端子即ち電線と部品装着部9に装着される前記電気部品とを予め定められたパターンにしたがって電気的に接続している。
端子台10は、図3に示すように、バスバに連なって前記カセットブロック3の図1及び図2中の上方側に位置する上面3aに露出したベース板部11と、このベース板部11から立設したネジ軸12とを備えている。ベース板部11が、カセットブロック3の上面3aに露出することで、当該端子台10は、カセットブロック3の上面3aに設けられている。ベース板部11は、勿論、導電性の金属で構成されている。ネジ軸12の外周面には、ネジ溝が設けられている。
電気部品としてのリレーやヒューズは、前記カセットブロックの部品装着部に取り付けられる。電源ケーブルは、自動車に搭載されるバッテリや発電機と接続している。電源ケーブルは、その端末に取り付けられた端子金具が複数のカセットブロック3のうち一つのカセットブロック3の端子台10に取り付けられる。電源ケーブルは、前述した端子金具が一つのカセットブロック3の端子台10に取り付けられると、当該一つのカセットブロック3のバスバと接続する。
接続部材4は、互いに隣り合う二つのカセットブロック3の端子台10に取り付けられて、当該互いに隣り合う二つのカセットブロック3のバスバ同士を接続する。接続部材4は、図4及び図5に示すように、バスバ13と、絶縁部材14とを備えている。
バスバ13は、導電性の板金に打ち抜き加工や曲げ加工が施されて得られる。バスバ13は、図5に示すように、互いに平行な一対の接続部15と、当該接続部15同士を連結した弾性変形部16とを一体に備えている。接続部15は、それぞれ、平板状に形成され、互いに間隔をあけて設けられている。なお、図示例では、一対の接続部15は、当該接続部15の表面と平行な方向と当該表面に対して直交する方向との双方に沿って、互いに間隔をあけて設けられている。接続部15には、端子台10のネジ軸12を通す通し孔17が貫通している。接続部15は、図3に示すように、通し孔17内にネジ軸12を通してベース板部11に重ねられ、当該ネジ軸12に図示しないナットがねじ込まれて、端子台10とナットとの間に挟みこまれて、当該端子台10に取り付けられる即ちカセットブロック3の上面に接続される。
弾性変形部16は、一対の帯状の平行延在部18と、これら一対の平行延在部18同士を連結した平板状の連結部19とを一体に備えて、側方からみてコ字状に形成されている。平行延在部18は、接続部15の縁から当該接続部15の表面に対して直交する方向に沿って延在している。一対の平行延在部18は、互いに間隔をあけて平行に設けられている。また、一対の平行延在部18は、接続部材4が互いに連結する二つのカセットブロック3が取り付けられる取り付け孔7同士を仕切る隔壁6と平行に延在している(設けられている)。連結部19は、平行延在部18の接続部15から離れた側の端同士を連結している。連結部19は、その表面が接続部15の表面と平行に設けられている。弾性変形部16は、一対の平行延在部18と連結部19とを一体に備えて、主に平行延在部18の両端を中心として弾性変形することで、一対の接続部15同士の相対的な位置が変化するように弾性変形自在となっている。
絶縁部材14は、絶縁性の合成樹脂で構成され、かつ、図6に示すように、部材本体20と、複数の当接凸部21とを一体に備えている。部材本体20は、弾性変形部16の両表面上に重ねられる平板状の一対の挟持部22と、これら一対の挟持部22の幅方向の一方の縁同士を連結した連結部23とを備えて、断面コ字状に形成されている。部材本体20は、一対の挟持部22間にバスバ13の弾性変形部16を挟み込んで、当該バスバ13の弾性変形部16を収容する。当接凸部21は、部材本体20の挟持部22の互いに相対する内面から凸に形成されている。当接凸部21は、挟持部22の長手方向即ち部材本体20内に収容するバスバ13の弾性変形部16の長手方向に沿って互いに間隔をあけて複数設けられている。また、一対の挟持部22の互いに相対する内面から突出した当接凸部21は、互いに相対している。当接凸部21は、部材本体20内に収容されたバスバ13の弾性変形部16の表面に当接して、当該弾性変形部16と部材本体20の挟持部22との間に隙間を生じさせる。
接続部材4は、接続部15が互いに隣り合うカセットブロック3の端子台10に取り付けられて、バスバ13が当該カセットブロック3の端子台10即ちこれらのカセットブロック3のバスバ同士を電気的に接続する。
前述した構成の電気接続箱1は、以下のように組み立てられる。まず、カセットブロック3が箱本体2に取り付けられ、当該カセットブロック3にヒューズやリレーなどの伝記部品が取りつけられるとともに、ワイヤハーネスのコネクタが取り付けられる。そして、接続部材4が互いに隣り合うカセットブロック3に取りつけられるとともに、一つのカセットブロック3の端子台10に電源ケーブルが取り付けられた端子金具が取り付けられる。
前述した電気接続箱1は、電源ケーブルを介して供給された電源などからの電力を、分岐した後、ヒューズ、リレーを通して、ワイヤハーネスの各電線を介して、前記自動車に搭載される各種の電子機器に分配する。
本実施形態によれば、複数のカセットブロック3同士を接続する接続部材4のバスバ13が当該カセットブロック3の上面に設けられた端子台10に接続する接続部15を一対備えているので、当該接続部材4がカセットブロック3の上面3a同士を接続することとなる。このために、接続部材4が発する熱がカセットブロック3の上面3a側を加熱することとなって、当該カセットブロック3の下面側を加熱することがない。
また、カセットブロック3同士を接続する接続部材4のバスバ13が板金で構成されているので、カセットブロック3が箱本体2に対して振動すると、接続部材4のバスバ13が弾性変形することとなる。このために、バスバ13の弾性復元力によりカセットブロック3の振動が減衰されることとなる。よって、複数のカセットブロック3を取り付ける電気接続箱1であっても、下面側が高温となることを防止できかつ異音が発生することを防止することができる。
さらに、接続部材4のバスバ13が一対の接続部15間に設けられて弾性変形自在な弾性変形部16を備えているので、カセットブロック3が箱本体2に対して振動すると、接続部材4のバスバ13が確実に弾性変形することとなる。このために、カセットブロック3が箱本体2に対して振動すると、接続部材4のバスバ13が確実に弾性変形するので、異音が発生することを確実に防止することができる。
バスバ13の弾性変形部16が一対の平行延在部18と当該平行延在部18同士を連結した連結部19を備えて、所謂コ字状に形成されているので、カセットブロック3が箱本体2に対して振動すると、接続部材4のバスバ13がより確実に弾性変形することとなる。よって、カセットブロック3が箱本体2に対して振動すると、接続部材4のバスバ13がより確実に弾性変形するので、異音が発生することをより確実に防止することができる。
接続部材4が絶縁性の合成樹脂で構成されかつバスバ13の弾性変形部16を収容する絶縁部材14を備えているので、接続部材4をカセットブロック3の上面に取り付ける場合でも、作業者や運転者などが接続部材4に接触しても、当該バスバ13に直接接触することを防止できる。
また、絶縁部材14が一対の挟持部22から凸でかつ弾性変形部16に当接する当接凸部21を備えているので、当該絶縁部材14の挟持部22とバスバ13の弾性変形部16との間に隙間が存在することとなる。このために、当該絶縁部材14が弾性変形部16の弾性変形を妨げることを防止することができる。よって、カセットブロック3が箱本体2に対して振動すると、接続部材4のバスバ13がより一層確実に弾性変形するので、異音が発生することをより一層確実に防止することができる。
絶縁部材14が、当接凸部21を弾性変形部16の長手方向に沿って間隔をあけて複数設けているので、これら複数の当接凸部21間においては、挟持部22と弾性変形部16との間に確実に隙間が生じる。
複数の当接凸部21間においては、挟持部22と弾性変形部16との間に確実に隙間が生じるので、当該絶縁部材14が弾性変形部16の弾性変形を妨げることを確実に防止することができる。よって、カセットブロック3が箱本体2に対して振動すると、接続部材4のバスバ13がより一層確実に弾性変形するので、異音が発生することをより一層確実に防止することができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 電気接続箱
2 箱本体
3 カセットブロック
3a 上面
4 接続部材
6 隔壁
7 取り付け孔
13 バスバ
14 絶縁部材
15 接続部
16 弾性変形部
18 平行延在部
19 連結部
21 当接凸部
22 挟持部

Claims (4)

  1. 箱本体と、この箱本体に設けられた取り付け孔内に収容される複数の箱状のカセットブロックと、前記カセットブロック同士を接続する接続部材と、を備えた電気接続箱において、
    前記接続部材が、導電性の板金で構成されたバスバを備え、
    前記バスバが、前記カセットブロックの上面に接続する一対の接続部と、前記接続部間に設けられかつこれら一対の接続部同士に相対的な位置が変化するように弾性変形自在な弾性変形部と、を備え、
    前記接続部材が、絶縁性の合成樹脂で構成され、かつ前記弾性変形部を収容する絶縁部材をさらに備えている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 記絶縁部材が、互いの間に弾性変形部を挟む一対の挟持部と、前記挟持部の互いに相対する内面から凸でかつ前記弾性変形部に当接する当接凸部と、を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
  3. 前記絶縁部材が、前記当接凸部を前記弾性変形部の長手方向に沿って間隔をあけて複数設けている
    ことを特徴とする請求項2記載の電気接続箱。
  4. 前記弾性変形部が、前記接続部に連なりかつ前記取り付け孔同士を仕切る隔壁と平行に延在した一対の平行延在部と、前記平行延在部同士を連結した連結部と、を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の電気接続箱。
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