JP7189190B2 - バスバ、及び、樹脂体 - Google Patents

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Description

本発明は、バスバ、及び、樹脂体に関する。
従来から、複数の樹脂体を互いに組み付けて構成される電気接続箱が提案されている。一般に、電気接続箱は、ブロック本体と、フレームと、から構成されている。また、電気接続箱は、例えば、車両に搭載され、搭載される車両の車種やグレード等の違いによって回路構成が異なる。このため、ブロック本体の内方においては、何れの車両にも共通して使用されるベース領域と、一部の車両にのみ使用する一又は複数のオプション領域と、から構成されている(例えば、特許文献1を参照。)。
上述した従来の電気接続箱は、ベース領域にはベース回路を有するベースブロックが収容されており、オプション領域には予め空洞が設けられている。空洞には、車両の車種やグレード等によってオプション回路を有するオプションブロックが搭載される。
特開2018-7424号公報
一般に、電気接続箱では、ベースブロック及びオプションブロックのそれぞれが有するバスバがねじ等によって互いに重ね合わせて締結される。これにより、ベースブロック及びオプションブロックは互いに電気的に接続されている。しかし、電気接続箱は、車両に搭載されるため、車両内の複雑な振動に起因して、複数のブロックが異なる方向に動く、又は、略同方向に動いても振動数が異なる等があった。このため、フレーム及びベースブロックと、フレーム及びオプションブロックとは異なる動き(いわゆる、別位相の動き)をすることがあった。これにより、バスバ同士の締結箇所には、大きな応力(具体的には、バスバ同士の張力や引力等)が掛かる。この結果、バスバの締結箇所周辺にも応力が生じてしまい、バスバが破損するおそれがあった。
一方、上述した問題によりバスバが破損しないように、バスバ同士をワイヤハーネスで接続して、車両内の複雑な振動を吸収する方法もある。しかし、上述した方法は、各バスバを電気的に接続する電線、並びに、各バスバ及び電線の両端部に設けるコネクタが必要となる。つまり、上述した方法は、部品点数が増加するため、コストの観点から望ましくない。更に、上述した方法は、ワイヤハーネスを用いることで、電気接続箱の内部で電線を配策するスペースが必要となるため、電気接続箱の収納性の観点でも望ましくない。
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、締結されたバスバ同士の締結箇所及び締結箇所近傍に生じる外力を起因とする応力を抑制するバスバ、及び、樹脂体、の提供である。
前述した目的を達成するために、本発明に係るバスバ、及び、樹脂体は、下記[1]~[3]を特徴としている。
[1]
樹脂体に収容されて、相手側バスバと締結されることになるバスバであって、
前記樹脂体に収容されることになる本体部と、
前記相手側バスバと締結されることになる締結部と、
前記本体部と前記締結部とを連結する連結部と、を備え、
前記連結部は、
前記締結部側に位置する第1箇所と、
前記本体部側に位置する第2箇所と、
前記第1箇所から前記第2箇所まで延びる延在部と、を有し、
前記第1箇所は、
前記連結部の前記締結部側の端部、及び、前記延在部の前記締結部側の端部が、所定の第1中心周りに互いに近付くような形状を有して、該第1箇所の前記第1中心に向かい合う面が、曲面であり、
前記第2箇所は、
前記連結部の前記本体部側の端部、及び、前記延在部の前記本体部側の端部が、所定の第2中心周りに互いに近付くような形状を有して、該第2箇所の前記第2中心に向かい合う面が、曲面である、
バスバであること。
[2]
上記[1]に記載のバスバにおいて、
所定方向において、前記本体部と前記締結部とがそれぞれ異なる位置に位置する、
バスバであること。
[3]
第1バスバを有する第1ブロックと、前記第1バスバと締結される第2バスバを有する第2ブロックと、を備えた樹脂体であって、
前記第2バスバは、
前記第2ブロックに収容される本体部と、
前記第1バスバと締結されることになる締結部と、
前記本体部と前記締結部とを連結する連結部と、を備え、
前記連結部は、
前記締結部側に位置する第1箇所と、
前記本体部側に位置する第2箇所と、
前記第1箇所から前記第2箇所まで延びる延在部と、を有し、
前記第1箇所は、
前記連結部の前記締結部側の端部、及び、前記延在部の前記締結部側の端部が、所定の第1中心周りに互いに近付くような形状を有して、該第1箇所の前記第1中心に向かい合う面が、曲面であり、
前記第2箇所は、
前記連結部の前記本体部側の端部、及び、前記延在部の前記本体部側の端部が、所定の第2中心周りに互いに近付くような形状を有して、該第2箇所の前記第2中心に向かい合う面が、曲面である、
樹脂体であること。
上記[1]の構成のバスバについて以下に述べる。一般に、バスバと相手側バスバとが締結された後に、バスバ同士が外力に起因して互いに、いわゆる別位相に動くと、バスバの締結箇所には大きな応力が生じる。また、バスバには、締結箇所のみならず、締結箇所の近傍においても応力が生じ得る。しかし、本構成のバスバは、第1箇所及び第2箇所がそれぞれ曲面を有していることで、曲面を有さない場合に比べて、締結箇所や締結箇所の近傍における応力集中を緩和できる。つまり、本構成のバスバは、連結部が曲面を有するため、応力が局所的に集中しない(即ち、応力を抑制できる)。別の言い方をすると、本構成のバスバの第1箇所および第2箇所が、曲面と、その曲面の凸側において連結部の締結部側の端部と延在部の締結部側の端部とを繋ぐ本体部分と、を有することで、第1箇所および第2箇所の本体部分の形状の如何によらず、曲面を有さない場合よりも上述した応力集中を生じ難くすることができる。この結果、本構成のバスバは、締結されたバスバ同士の締結箇所及び締結箇所近傍に生じる外力を起因とする応力を緩和できる。
上記[2]の構成のバスバについて以下に述べる。一般に、本体部と締結部とが所定方向(例えば、上下方向)の異なる位置に位置する場合、バスバ同士が上述したように別位相に動いたときに、上述した応力集中が生じやすい。一方、本構成のバスバでは、第1箇所及び第2箇所が曲面を有することで、そのような応力集中を抑制できる。この結果、本構成のバスバは、締結されたバスバ同士の締結箇所及び締結箇所近傍に生じる外力を起因とする応力をより適正に緩和できる。
上記[3]の構成の樹脂体によれば、第2バスバの第1箇所及び第2箇所がそれぞれ曲面を有していることで、曲面を有さない場合に比べて、上述した応力集中を緩和できる。つまり、第2バスバは、連結部が曲面を有するため、応力が局所的に集中しない(即ち、応力を抑制できる)。この結果、本構成の樹脂体は、締結されたバスバ同士の締結箇所及び締結箇所近傍に生じる外力を起因とする応力を緩和できる。
更に別の効果として、本構成の樹脂体は、第1ブロックと第2ブロックとをバスバ同士(即ち、第1バスバ、及び、第2バスバ)で締結しているため、ワイヤハーネスを用いる接続方法に比べて、コスト及び電気接続箱の収納性の観点で優れる。
このように、本発明によれば、締結されたバスバ同士の締結箇所及び締結箇所近傍に生じる外力を起因とする応力を抑制するバスバ、及び、樹脂体、を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る樹脂構造体の分解斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係る第1樹脂体を上方から見た正面図である。 図3は、図2における第1樹脂体との分解斜視図である。 図4は、第1ブロックと第1バスバとの分解斜視図である。 図5は、第2ブロックと第2バスバとの分解斜視図である。 図6(a)は、第1バスバと第2バスバとの締結状態を示す斜視図であり、図6(b)は、図6(a)における側面図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、図1に示す本発明の実施形態に係る樹脂構造体1について説明する。樹脂構造体1は、典型的には、車両に搭載され、リレー等の電子部品を収容するリレーボックス(電気接続箱)である。
図1に示すように、樹脂構造体1は、リレーとの電子部品(及び、その他の部品、図示省略)が収容されることになるブロック本体10と、ブロック本体10の外周を取り囲むように組み付けられるフレーム20と、を含んで構成される。ブロック本体10及びフレーム20の各々は、樹脂構造体1である。ブロック本体10は、本発明の「第1樹脂体」に対応し、フレーム20は、本発明の「第2樹脂体」に対応している。
以下、説明の便宜上、図1~図6に示すように、「上下方向」、「周方向」、「内外方向」、「上」、「下」、「内」及び「外」を定義する。「上下方向」、「周方向」及び「内外方向」は、互いに直交している。樹脂構造体1において、「上下方向」は、ブロック本体10とフレーム20との組付方向に対応している。「周方向」は、ブロック本体10の後述する周壁11及びフレーム20の後述する周壁21における周方向に対応し、「内外方向」は、周壁11及び周壁21における厚み方向に対応している。
樹脂構造体1では、図1に示すように、周方向における複数個所(本例で、4箇所)にて、係合箇所(即ち、係合部12及び係合部22)が設けられている。係合箇所では、ブロック本体10とフレーム20との組付状態にて両者の上下方向への分離を防止するために両者を係合している。以下、樹脂構造体1を構成する各部材について順に説明をする。
まず、ブロック本体10について説明する。ブロック本体10は、ポリフェニレンエーテル(PPE)等の樹脂材料から成形され、図1に示すように、一部が窪むとともに、上下方向に延びる略矩形筒状の周壁11を有する。ブロック本体10の周壁11には、フレームの係合部22と係合される係合部12が設けられている。
図2に示すように、ブロック本体10は、ベースブロック30と、オプションブロック40と、から構成されている。具体的には、後述するベースブロック30の収容部32に、上方からオプションブロック40が組み付けられることで、ブロック本体10が構成される(図3参照)。
図3~図4に示すように、ベースブロック30は、周壁31、収容部32、内壁33及び、ベース側バスバ300を含んで構成される。周壁31は、周壁11をなしており、周壁11と同様に、一部が窪むとともに、上下方向に延びる略矩形筒状の形状を有する。つまり、ベースブロック30の外形は、ブロック本体10の外形をなしている。
収容部32は、内壁33(例えば、周壁31の内方等を含む)に囲まれて、ベースブロック30の内方に設けられる。収容部32には、オプションブロック40が組み付けられる。
内壁33には、第1係合部35(図2参照)が設けられ、オプションブロック40の第2係合部42と係合される。第1係合部35と第2係合部42とが係合されることでベースブロック30にオプションブロック40が組み付けられる。
ベース側バスバ300は、例えば、係合部(不図示)を有し、ベース側バスバ300の係合部とベースブロック30のバスバ用係合部(不図示)とが係合されている。なお、ベース側バスバ300は、ベースブロック30にインサート成形されていてもよい。図4及び図6に示すように、ベース側バスバ300は、オプション側バスバ400と締結される締結部301、電子部品(例えば、ベース回路)等と接続される本体部302、及び、締結部301と本体部302とを連結する連結部303から構成されている。
締結部301には、ボルト2が挿通される挿通孔301aが設けられる。挿通孔301aは、オプション側バスバ400の挿通孔401aとともにボルト2及びナット3によって締結される。図4に示すように、締結部301及び本体部302は、周方向及び上下方向に離間しており、連結部303によって連結される。
図3及び図5に示すように、オプションブロック40は、周壁41、第2係合部42、及び、オプション側バスバ400を含んで構成される。周壁41は、上下方向に延びる略矩形筒状の形状を有し、周壁41の外方には、第2係合部42が設けられる。周壁41の外形は、収容部32に沿う形状を有している。これにより、ベースブロック30(即ち、収容部32)に、オプションブロック40が収容可能となる。
オプション側バスバ400は、例えば、係合部(不図示)を有し、オプション側バスバ400の係合部とオプションブロック40のバスバ用係合部(不図示)とが係合されている。なお、オプション側バスバ400は、オプションブロック40にインサート成形されていてもよい。図5~図6に示すように、オプション側バスバは、ベース側バスバ300と締結される締結部401、電子部品(例えば、オプション回路)等と接続される本体部402、及び、締結部401と本体部402とを連結する連結部403から構成されている。
締結部401には、ボルト2が挿通される挿通孔401aが設けられる。挿通孔401aは、ベース側バスバ300の挿通孔301aとともにボルト2及びナット3によって締結される。図5に示すように、連結部403は、上下方向に異なる位置に位置し、且つ、周方向に離間している締結部401及び本体部402を連結する。
連結部403は、締結部401側に位置する第1箇所411と、本体部402側に位置する第2箇所412と、第1箇所411と第2箇所412との間に位置する延在部413と、を有する。延在部413は、第1箇所411から第2箇所412まで延びている。具体的には、延在部413は、締結部401側の端部413aから、本体部402側の端部413bまで延びている。
第1箇所411は、連結部403の締結部401側の端部である端部403a、及び、延在部413の締結部401側の端部413aが、第1中心O1周りに互いに近付くような形状を有する(例えば、湾曲形状である)。また、第1箇所411は、第1中心O1と向かい合う面(即ち、第1中心O1に近い面)に曲面411aを有する。換言すると、第1箇所411は、曲面411aと、その曲面411aの凸側で端部403aと端部413aとを繋ぐ本体部分と、を有する。
第2箇所412は、連結部403の本体部402側の端部である端部403b、及び、延在部413の本体部402側に端部413bが、第2中心O2周りに互いに近付くような形状を有する(例えば、湾曲形状である)。また、第2箇所412は、第2中心O2と向かい合う面(即ち、第2中心O2に近い面)に曲面412aを有する。換言すると、第2箇所412は、曲面412aと、その曲面412aの凸側で端部403bと端部413bとを繋ぐ本体部分と、を有する。
第1箇所411、及び、第2箇所412が上述したように形成されていることで、連結部403は、上下方向に交差する方向(内外方向、又は、周方向)に沿って見たとき略S字状の形状を有する(図6(b)参照)。なお、略S字状の形状は、逆S字状の形状も含む。
ベース側バスバ300とオプション側バスバ400とがボルト2及びナット3によって締結されることで、ベースブロックとオプションブロックとの間に通電される。つまり、ベースブロックとオプションブロックは、一体の回路となる。
また、ベース側バスバ300とオプション側バスバ400とがボルト2及びナット3によって締結されることで、締結部301と締結部401とが重なり合う。つまり、2枚のバスバが重なり合うことで、バスバの板厚が2倍になるため、耐熱性が高い。
次いで、フレーム20について説明する。フレーム20は、ポリプロピレン(PP)等の樹脂材料から成形され、図1に示すように、一部が窪むとともに、上下方向に延びる略矩形筒状の周壁21を有する。周壁21の内方には、ブロック本体10の係合部12と係合される係合部22が設けられている。周壁21の外方且つ下方には、例えば、ロアカバー(不図示)と係合されることになる係合部23が設けられている。
なお、係合部23は、周壁21の外方且つ上方に設けられ、アッパーカバー(不図示)と係合されてもよい。更に、係合部23は、周壁21の外方且つ上方、及び、周壁21の外方且つ下方に設けられて、アッパーカバー及びロアカバーに係合されてもよい。
<作用・効果>
本実施形態に係るバスバ(オプション側バスバ400)について以下に述べる。一般に、オプション側バスバ400とベース側バスバ300とが締結された後に、バスバ同士が外力に起因して互いに、いわゆる別位相に動くと、バスバの締結箇所(即ち、締結部301及び締結部401)には大きな応力が生じる。また、オプション側バスバ400には、締結箇所のみならず、締結箇所の近傍においても応力が生じ得る。しかし、本実施形態に係るオプション側バスバ400は、第1箇所411及び第2箇所412がそれぞれ曲面(即ち、曲面411a及び曲面412a)を有していることで、曲面を有さない場合に比べて、締結箇所や締結箇所の近傍における応力集中を緩和できる。つまり、オプション側バスバ400は、連結部403が曲面を有するため、応力が局所的に集中しない(即ち、応力を抑制できる)。別の言い方をすると、オプション側バスバ400の第1箇所411および第2箇所412が、曲面と、その曲面の凸側において連結部403の締結部401側の端部403aと延在部413の締結部401側の端部413aとを繋ぐ本体部分と、を有することで、第1箇所411および第2箇所412の本体部分の形状の如何によらず、曲面を有さない場合よりも上述した応力集中を生じ難くすることができる。この結果、オプション側バスバ400(即ち、樹脂構造体1)は、締結されたバスバ同士の締結箇所及び締結箇所近傍に生じる外力を起因とする応力を緩和できる。
更に、本実施形態に係るオプション側バスバ400について以下に述べる。一般に、本体部402と締結部401とが所定方向(例えば、上下方向)の異なる位置に位置する場合、バスバ同士が上述したように別位相に動いたときに、上述した応力集中が生じやすい。一方、本実施形態に係るオプション側バスバ400では、第1箇所411及び第2箇所412が曲面を有することで、そのような応力集中を抑制できる。この結果、オプション側バスバ400(即ち、樹脂構造体1)は、締結されたバスバ同士の締結箇所及び締結箇所近傍に生じる外力を起因とする応力をより適正に緩和できる。
なお、本実施形態では、上下方向において異なる位置に位置する本体部402及び締結部401は、上下方向に対して交差する方向に沿って見たとき略S字状の形状を有する連結部403(図6(b)参照)によって連結される。これにより、本体部402及び締結部401が、上下方向に沿った方向に変位しても(即ち、上下方向に沿って異なる方向へ動いても)、連結部403によって応力が緩和される。つまり、連結部403が略S字状の形状を有することで、上下方向の応力を抑制できる。
本実施形態に係るブロック本体10によれば、オプション側バスバ400の第1箇所411及び第2箇所412がそれぞれ曲面(即ち、曲面411a及び曲面412a)を有していることで、曲面を有さない場合に比べて、上述した応力集中を緩和できる。つまり、オプション側バスバ400は、連結部403が曲面を有するため、応力が局所的に集中しない(即ち、応力を抑制できる)。この結果、本実施形態に係るブロック本体10は、締結されたバスバ同士の締結箇所及び締結箇所近傍に生じる外力を起因とする応力を緩和できる。
更に別の効果として、本実施形態に掛かるブロック本体10は、ベースブロック30とオプションブロック40とをバスバ同士(即ち、ベース側バスバ300、及び、オプション側バスバ400)で締結しているため、ワイヤハーネスを用いる接続方法に比べて、コスト及び電気接続箱の収納性の観点で優れる。
<他の形態>
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本実施形態では、第1箇所411の第1中心O1に遠い面も、曲面(いわゆる、角ばっていない形状)を有している。しかし、第1箇所411の第1中心O1に遠い面は、曲面を有さなくてもよい。即ち、第1箇所411の曲面411aの凸側にある本体部分の形状は、特に制限されず、本実施形態の形状であってもよいし、他の形状であってもよい。なお、好ましくは、本実施形態の形状である。
本実施形態では、第2箇所412の第2中心O2に遠い面も、曲面(いわゆる、角ばっていない形状)を有している。しかし、第2箇所412の第2中心O2に遠い面は、曲面を有さなくてもよい。即ち、第2箇所412の曲面412aの凸側にある本体部分の形状は、特に制限されず、本実施形態の形状であってもよいし、他の形状であってもよい。なお、好ましくは、本実施形態の形状である。
本実施形態では、オプション側バスバ400が曲面411a及び曲面412aを有するように構成されたが、ベース側バスバ300も同様に形成されてもよい。
ここで、上述した本発明に係るバスバ、及び、樹脂体の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
樹脂体(オプションブロック40)に収容されて、相手側バスバ(ベース側バスバ300)と締結されることになるバスバ(オプション側バスバ400)であって、
前記樹脂体に収容されることになる本体部(402)と、
前記相手側バスバと締結されることになる締結部(401)と、
前記本体部と前記締結部とを連結する連結部(403)と、を備え、
前記連結部(403)は、
前記締結部側に位置する第1箇所(411)と、
前記本体部側に位置する第2箇所(412)と、
前記第1箇所から前記第2箇所まで延びる延在部(413)と、を有し、
前記第1箇所(411)は、
前記連結部(403)の前記締結部(401)側の端部(403a)、及び、前記延在部(413)の前記締結部(401)側の端部(413a)が、所定の第1中心(O1)周りに互いに近付くような形状を有して、該第1箇所(411)の前記第1中心(O1)に向かい合う面が、曲面(411a)であり、
前記第2箇所(412)は、
前記連結部(403)の前記本体部(402)側の端部(403b)、及び、前記延在部(413)の前記本体部(402)側の端部(413b)が、所定の第2中心(O2)周りに互いに近付くような形状を有して、該第2箇所(412)の前記第2中心(O2)に向かい合う面が、曲面(412a)である、
バスバ(オプション側バスバ400)。
[2]
上記[1]に記載のバスバ(オプション側バスバ400)において、
所定方向において、前記本体部(402)と前記締結部(401)とがそれぞれ異なる位置に位置する、
バスバ(オプション側バスバ400)。
[3]
第1バスバ(ベース側バスバ300)を有する第1ブロック(ベースブロック30)と、前記第1バスバと締結される第2バスバ(オプション側バスバ400)を有する第2ブロック(オプションブロック40)と、を備えた樹脂体(ブロック本体10)であって、
前記第2バスバ(オプション側バスバ400)は、
前記第2ブロックに収容される本体部(402)と、
前記第1バスバと締結されることになる締結部(401)と、
前記本体部と前記締結部とを連結する連結部(403)と、を備え、
前記連結部(403)は、
前記締結部側に位置する第1箇所(411)と、
前記本体部側に位置する第2箇所(412)と、
前記第1箇所から前記第2箇所まで延びる延在部(413)と、を有し、
前記第1箇所(411)は、
前記連結部(403)の前記締結部(401)側の端部(403a)、及び、前記延在部(413)の前記締結部(401)側の端部(413a)が、所定の第1中心(O1)周りに互いに近付くような形状を有して、該第1箇所(411)の前記第1中心(O1)に向かい合う面が、曲面(411a)であり、
前記第2箇所(412)は、
前記連結部(403)の前記本体部(402)側の端部(403b)、及び、前記延在部(413)の前記本体部(402)側の端部(413b)が、所定の第2中心(O2)周りに互いに近付くような形状を有して、該第2箇所(412)の前記第2中心(O2)に向かい合う面が、曲面(412a)である、
樹脂体(ブロック本体10)。
1 樹脂構造体
10 ブロック本体
20 フレーム
30 ベースブロック(第1ブロック)
40 オプションブロック
300 ベース側バスバ(相手側バスバ)
400 オプション側バスバ(バスバ)
401 締結部
401a 挿通孔
402 本体部
403 連結部
403a 端部
403b 端部
411 第1箇所
411a 曲面
412 第2箇所
412a 曲面
413 延在部
413a 端部
413b 端部
O1 第1中心
O2 第2中心

Claims (3)

  1. 樹脂体に収容されて、相手側バスバと締結されることになるバスバであって、
    前記樹脂体に収容されることになる本体部と、
    前記相手側バスバと締結されることになる締結部と、
    前記本体部と前記締結部とを連結する連結部と、を備え、
    前記連結部は、
    前記締結部側に位置する第1箇所と、
    前記本体部側に位置する第2箇所と、
    前記第1箇所から前記第2箇所まで延びる延在部と、を有し、
    前記第1箇所は、
    前記連結部の前記締結部側の端部、及び、前記延在部の前記締結部側の端部が、所定の第1中心周りに互いに近付くような形状を有して、該第1箇所の前記第1中心に向かい合う面が、曲面であり、
    前記第2箇所は、
    前記連結部の前記本体部側の端部、及び、前記延在部の前記本体部側の端部が、所定の第2中心周りに互いに近付くような形状を有して、該第2箇所の前記第2中心に向かい合う面が、曲面である、
    バスバ。
  2. 請求項1に記載のバスバにおいて、
    所定方向において、前記本体部と前記締結部とがそれぞれ異なる位置に位置する、
    バスバ。
  3. 第1バスバを有する第1ブロックと、前記第1バスバと締結される第2バスバを有する第2ブロックと、を備えた樹脂体であって、
    前記第2バスバは、
    前記第2ブロックに収容される本体部と、
    前記第1バスバと締結されることになる締結部と、
    前記本体部と前記締結部とを連結する連結部と、を備え、
    前記連結部は、
    前記締結部側に位置する第1箇所と、
    前記本体部側に位置する第2箇所と、
    前記第1箇所から前記第2箇所まで延びる延在部と、を有し、
    前記第1箇所は、
    前記連結部の前記締結部側の端部、及び、前記延在部の前記締結部側の端部が、所定の第1中心周りに互いに近付くような形状を有して、該第1箇所の前記第1中心に向かい合う面が、曲面であり、
    前記第2箇所は、
    前記連結部の前記本体部側の端部、及び、前記延在部の前記本体部側の端部が、所定の第2中心周りに互いに近付くような形状を有して、該第2箇所の前記第2中心に向かい合う面が、曲面である、
    樹脂体。
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