JP2007134553A - 制御機器のアクチュエータ - Google Patents

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Kenji Nohara
憲司 野原
Atsushi Kato
敦史 加藤
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Abstract

【課題】本発明は、製作コストの軽減を図ることができ、製作作業の負担の削減を図ることができる制御機器のアクチュエータを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、コイルボビン21の外周に導線が巻かれてなるコイル22と外部電源とを接続するための端子ケース部13を有する電磁弁において、端子ケース部13は、コイル22に接続されるジョイント部42と外部電源に接続されるDIN端子部41との一体成形品である接続部材(34a,34b)を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御機器のアクチュエータに関するものである。
従来より、制御機器のアクチュエータとして代表される電磁弁では、外部電源との接続のために、図20、図21に示すようなDIN端子箱113を有している。図20は上面図を、図21は図20におけるA−A断面図を示している。
図20、図21に示すように、DIN端子箱113はケース133、2つのDIN端子141、基板142などから構成されている。DIN端子141は、ケース133に備える取付孔133aに圧入されている。DIN端子141において圧入される側の一端部は、基板142に備える第1取付孔142aに挿入され、半田140により基板142に接続されている。基板142に備える第2取付孔142bには電磁弁のアクチュエータ部に備えるコイル巻線のピン端子(不図示)が接続される。
基板142に備える第1取付孔142aと第2取付孔142bは、それぞれ2つずつ形成されており、図20に示すように、第1取付孔142aと第2取付孔142bとの位置関係が左右対称になるように配置されている。2つの第1取付孔142aのピッチ間隔は外部電源の端子のピッチ間隔に合わせており、2つの第2取付孔142bのピッチ間隔は電磁弁のコイル巻線の端子のピッチ間隔に合わせている。以上のようなDIN端子箱113により、電磁弁のアクチュエータ部と外部電源とが接続される。
なお、その他の従来の実施例として、DIN端子141と電磁弁のコイル巻線の端子との接続において、基板142の代わりにジャンパー線を用いるものもある。
特許2731321号公報(段落0025−0031、第5図)
しかしながら、従来の電磁弁においては以下の課題が存在する。
DIN端子141と電磁弁のコイル巻き線のピン端子を確実に接続するため、基板142において左右対称に形成される第1取付孔142aおよび第2取付孔142bのそれぞれのピッチ間隔や、第1取付孔142aおよび第2取付孔142bとの間の位置間隔については、高い寸法精度が要求される。そのため、基板142の製作コストが大きくなってしまう。
また、DIN端子141と基板142は半田140を用いて接合しており、半田付けの組み立て工数がかかり、製作作業の負担が生じてしまう。さらに、DIN端子141と電磁弁のコイル巻き線のピン端子との接続のために、基板142やジャンパー線が別途必要になることから、部品点数が多くなってしまい、製作作業の負担が生じ、部品のコストも掛かってしまう。
また、1つの基板142に対して2つのDIN端子141を接合するため、DIN端子141をケース133に備える取付孔133aに圧入する時においては、2つのDIN端子141の圧入深さを揃える必要がある。そのため、製作作業の負担が生じてしまう。
そこで本発明は、製作コストの軽減を図ることができ、製作作業の負担の削減を図ることができる制御機器のアクチュエータを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は以下のようなことを特徴とする。
(1)本発明は、コイルボビンの外周に導線が巻かれてなるコイルと外部電源とを接続するための端子ケース部を有するアクチュエータにおいて、端子ケース部は、コイルに接続されるコイル接続部と外部電源に接続される外部電源用端子部との一体成形品である接続部材を有することを特徴とする。
(2)本発明は、(1)に記載するアクチュエータにおいて、接続部材は、コイル接続部がL字型に形成されL字型の一端に外部電源用端子部が形成されているものであって、コイル接続部と外部電源用端子部とが垂直に交わるように形成されていることを特徴とする。
(3)本発明は、(1)または(2)に記載するいずれか一つのアクチュエータにおいて、外部電源用端子部は突起部を備えることを特徴とする。
(4)本発明は、(1)乃至(3)に記載するいずれか一つのアクチュエータにおいて、コイル接続部には、コイルのピン端子を接続するためのコイル端子接続孔が複数個形成されていることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明は、以下のような作用・効果を有する。
(1)本発明は、コイルボビンの外周に導線が巻かれてなるコイルと外部電源とを接続するための端子ケース部を有するアクチュエータにおいて、端子ケース部は、コイルに接続されるコイル接続部と外部電源に接続される外部電源用端子部との一体成形品である接続部材を有するので、外部電源やコイル端子との位置関係に精度よく対応した外部電源用端子接続部材を容易に製作できることから製作コストの軽減を図ることができ、ケースに外部電源用端子接続部材を圧入させるだけで外部接続用端子ケース部を組み立てができることから製作作業の負担の削減を図ることができる。
(2)本発明は、(1)に記載するアクチュエータにおいて、接続部材は、コイル接続部がL字型に形成されL字型の一端に外部電源用端子部が形成されているものであって、コイル接続部と外部電源用端子部とが垂直に交わるように形成されているので、(1)に記載する効果に加えて、左右対称の一対の接続部材を使用するにより端子間距離が異なる一対の外部電源端子と一対のコイル端子とを接続してコイルと外部電源を接続することができる。
(3)本発明は、(1)または(2)に記載するいずれか一つのアクチュエータにおいて、外部電源用端子部は突起部を備えるので、(1)または(2)に記載する効果に加えて、突起部の位置を管理しつつ突起部がケースに接触する位置まで接続部材をケースに圧入固定することにより外部電源用端子部についてケースからの突出量を管理することができ、外部電源端子との接続状態を向上させることができる。
(4)本発明は、(1)乃至(3)に記載するいずれか一つのアクチュエータにおいて、コイル接続部には、コイルのピン端子を接続するためのコイル端子接続孔が複数個形成されているので、電磁弁の大きさに応じてピン端子の位置が異なる場合でも、コイル接続部とピン端子を接続することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明のアクチュエータの一例としてソレノイド部11を有する電磁弁1について説明する。まず、電磁弁1の構成について説明する。図1は電磁弁1の断面図、図2は電磁弁1の上面図である。また、図3は電磁弁1のソレノイド部11の側面図である。
図1に示すように、電磁弁1はソレノイド部11と弁部12とから構成されている。そして、ソレノイド部11の中心には、両端部にフランジを有する中空円筒状のコイルボビン21の胴部に銅線が巻かれたコイル22がある。コイル22の外周を囲んで、コの字の形状をした磁気枠23,24が天板同士を重ね合わせた状態でカシメにより固定されている。具体的には、コイルボビン21の中空部の上側に固定鉄心25が挿入され、固定鉄心25の段差部が磁気枠23,24の天板の貫通孔に挿入されて上端がカシメられている。一方、コイルボビン21の中空部の下側にガイドスリーブ26を介して、可動鉄心27が摺動可能に保持されている。
次に、ソレノイド部11のコイル22への配線を説明する。図4は、ソレノイド部11のうち端子ケース部13を取り外したときの構成を示す斜視図である。図4に示すように、コイル22の銅線の2つの端部は、コイルボビン21に取り付けられた1組のピン端子29の各々にはんだ付け等により電気的に接続している。1組のピン端子29は磁気枠24の側板部24aに穿設されたピン端子用開口部31より磁気枠24の外部に出ている。また、磁気枠24の側板部24aには、ピン端子用開口部31の他にアース端子接続用開口部32が穿設されている。
次に、ソレノイド部11の構成の一つであって、コイル22と外部電源を接続する端子ケース部13について図5、図6により説明する。図5は外部接続用端子ケース部13を磁気枠24側から見た平面図を、図6は図5のA−A断面図を示す。
外部接続用端子ケース部13は、ケース33、接続部材(34a,34b)、アース端子35などから構成される。ケース33は、合成樹脂からなるものであり、図5、図6に示すように長方形に形成されている。
ここで、接続部材(34a,34b)について説明する。図7、図8は各々左右対称の形状からなる接続部材(34a,34b)の平面図、図9は接続部材34の側面図を示している。接続部材(34a,34b)は材質が黄銅にスズのメッキを施したものであり、図7〜図9に示すように板状に形成されており、DIN端子部41とジョイント部42から構成される。接続部材(34a,34b)は、図7、図8に示すようにジョイント部42がL字型に形成され、L字の一端側にDIN端子部41が形成されている。
このように接続部材34はDIN端子部41とジョイント部42とが一体成形されたものであり、プレス加工などにより板金を打ち抜いた後、DIN端子部41とジョイント部42とがほぼ垂直に交わるようにDIN端子部41とジョイント部42とを折り曲げて形成する。そのため、寸法精度を高めつつ安価に製作できることから製作コストの軽減を図ることができる。
DIN端子部41は、図7〜図9に示すようにジョイント部42の一端に接続する接続部54とDIN端子55とを備える。
ジョイント部42は、図7、図8に示すように幅がほぼ均一の長部51と短部52との組み合わせからなるL字型に形成されている。そして、長部51には前記のピン端子29を接続するためのコイル端子接続孔53が3箇所形成されている。このようにコイル端子接続孔53が複数個形成されているのは、電磁弁1の大きさに応じてピン端子29の位置が異なる場合でも、ジョイント部42とピン端子29を接続することができるように対応させたものである。
図10はケース33に接続部材(34a,34b)を圧入固定するときの概要図である。図10に示すように、予め接続部材(34a,34b)のジョイント部42をソレノイド部11の仕様に合わせて適切な長さに切断しておく。そして、接続部材(34a,34b)のDIN端子部41をケース33の貫通孔33aに圧入し、ジョイント部42の平面部分がケース33の磁気枠24側の端面に接触する位置まで圧入ことにより、ケース33に接続部材(34a,34b)を固定する。このように、接続部材(34a,34b)がケース33に圧入されるので、接続部材(34a,34b)は確実にケース33に固定される。
特に本発明では、接続部材(34a,34b)は幅広に形成されるDIN端子部41にてケース33に圧入されるので、より強固に接続部材(34a,34b)はケース33に固定される。そのため、DIN端子部41に外部電源端子(不図示)を接続する際にDIN端子部41に大きな荷重が掛かった場合でもDIN端子部41が脱落するおそれがなく、接続部材(34a,34b)がケース33から外れることはない。
なお、接続部材(34a,34b)は図7、図8に示すように、DIN端子部41を圧入する際に圧入方向に押さえる接続部54が平面となっているため、DIN端子部41をケース33に圧入し易くなっている。
次に、図3に示すようにケース33の中央位置にある外部端子ケース取付雌ネジ部33bは、外部端子ケース(不図示)を雄ネジによりネジ止めするためのものである。外部端子ケースは制御ボックスと電磁弁1とを電気的に接続するために使用するものであり、DIN端子部41およびアース端子35と嵌合する雌端子部を有している。外部端子ケースをケース33に接続するのにネジ止めするのは、電磁弁1が作業者の作業範囲に置かれることがあり、作業者がぶつかる等してソケットが抜けること等を防止するためである。
電磁弁1が駆動しているシリンダー等のアクチュエータは他のアクチュエータと複合的な動作をする場合が多く、ソケットの抜けが大きな事故を発生させる危険があり、十分な安全性をもってしっかりとケース33と外部端子ケースとを固定しておく必要があるからである。
ケース33の外部端子ケース取付雌ネジ部33bの上側にアース端子35の端子部35aが突き出している。アース端子35は図11に示すように、直角に折り曲げられた金属片であり、折り曲げられた一面が端子部35aを形成し、他の一面である折り曲げ部35bの端部には半長孔状の切り欠きが形成され、その切り欠きに外部端子ケースを取り付けるための取付ネジ36が嵌合されている。
取付ネジ36は図11に示すように、六角柱形状のネジ頭部と円柱形状の突起部とよりなり、突起部の中心に雌ネジ部36aが形成されている。
磁気枠23,24にアースを取るのは、電磁弁使用時に、万一コイル22から磁気枠23等の金属部に電流が漏電した場合に、電磁弁の側にいる作業者が感電する危険があり、それを防止するためである。ケース33がソレノイドに嵌合された状態で、樹脂28により全体がモールドされてソレノイド部11が形成される。樹脂28は、ケース33と磁気枠23,24等との全ての隙間に挿入され凝固し固定される。
次に、弁部12について図1により説明する。弁部12を構成する弁本体37には、入力ポート61,出力ポート62とが穿設され、また両ポートを連通させる弁座63が設けられている。可動鉄心27の弁座63に当接する部分に、弾性体で作られた弁体38が埋め込まれている。可動鉄心27の下端部は外側にフランジ部を有しており、そのフランジ部の上面に当接して、可動鉄心27を下向きに付勢するための復帰ばね39がある。復帰ばね39の他端はガイドスリーブ26のフランジ部の下面に当接している。
次に、上記構成を有する電磁弁の動作について説明する。図1は、コイル22に電流が流されていない状態を示している。可動鉄心27は、復帰ばね39により下向きに付勢され、弁体38が弁座63に当接している。これにより、入力ポート61と出力ポート62とは連通していない。一方、コイル22に電流が流されると、固定鉄心25の上下方向に磁界が発生し、固定鉄心25が可動鉄心27を吸引する。この吸引力は、復帰ばね39のばね力よりも強いので、可動鉄心27は、固定鉄心25に当接する位置まで移動する。これにより、弁体38が弁座63から離れ、入力ポート61と出力ポート62とが連通する。
以上のような実施例1により以下のような効果が得られる。
(1)本実施例は、コイルボビン21の外周に導線が巻かれてなるコイル22と外部電源とを接続するための端子ケース部13を有するソレノイド部11において、端子ケース部13は、コイル22に接続されるジョイント部42と外部電源に接続されるDIN端子部41との一体成形品である接続部材(34a,34b)を有するので、外部電源やコイル端子との位置関係に精度よく対応した接続部材(34a,34b)を容易に製作できることから製作コストの軽減を図ることができ、ケース33に接続部材(34a,34b)を圧入させるだけで端子ケース部13を組み立てができることから製作作業の負担の削減を図ることができる。
(2)本実施例は、(1)に記載するソレノイド部11において、接続部材(34a,34b)は、ジョイント部42がL字型に形成されL字型の一端にDIN端子部41が形成されているものであって、ジョイント部42とDIN端子部41とが垂直に交わるように形成されているので、(1)に記載する効果に加えて、左右対称の一対の接続部材(34a,34b)を使用するにより端子間距離が異なる一対の外部電源端子と一対のコイル端子とを接続してコイルと外部電源を接続することができる。
(3)本発明は、(1)または(2)に記載するアクチュエータにおいて、ジョイント部42には、コイル22のピン端子29を接続するためのコイル端子接続孔53が複数個形成されているので、電磁弁の大きさに応じてピン端子29の位置が異なる場合でも、ジョイント部42とピン端子29を接続することができる。
実施例2として、次のような形状の接続部材71を使用した端子ケース部13を有するソレノイド部11も考えられる。図12に接続部材71の平面図を、図13に接続部材71の側面図を示す。図12に示すように、接続部材71はDIN端子部41に突起部41aを設けている。そのため、ケース33に圧入固定する際にこの突起部41aをケース33の面に当てて固定することにより、2つあるDIN端子部41について圧入深さを一律に揃えて、ケース33の外部面からのDIN端子部41の突出量を一律に揃えることができる。なお、接続部材71として形状が左右対称の一対のものをケース33に圧入固定するが、ここでは説明の便宜上、一方の形状の接続部材71のみを紹介している。その他の構成や作用は実施例1と共通するため、以下説明は省略する。
以上のような実施例2により以下のような効果が得られる。
(1)本実施例は、コイルボビン21の外周に導線が巻かれてなるコイル22と外部電源とを接続するための端子ケース部13を有するソレノイド部11において、端子ケース部13は、コイル22に接続されるジョイント部42と外部電源に接続されるDIN端子部41との一体成形品である接続部材71を有するので、外部電源やコイル端子との位置関係に精度よく対応した接続部材71を容易に製作できることから製作コストの軽減を図ることができ、ケース33に接続部材71を圧入させるだけで端子ケース部13を組み立てができることから製作作業の負担の削減を図ることができ、ケース33に圧入固定する際にこの突起部41aをケース33の面に当てて固定することにより、圧入深さを一律に揃えることができる。
(2)本実施例は、(1)に記載するソレノイド部11において、接続部材71は、ジョイント部42がL字型に形成されL字型の一端にDIN端子部41が形成されているものであって、ジョイント部42とDIN端子部41とが垂直に交わるように形成されているので、(1)に記載する効果に加えて、左右対称の一対の接続部材71を使用するにより端子間距離が異なる一対の外部電源端子と一対のコイル端子とを接続してコイルと外部電源を接続することができる。
(3)本実施例は、(1)または(2)に記載するいずれか一つのソレノイド部11において、DIN端子部41は突起部41aを備えるので、(1)または(2)に記載する効果に加えて、突起部41aの位置を管理しつつ突起部41aがケース33に接触する位置まで接続部材71をケース33に圧入固定することによりDIN端子部41についてケース33からの突出量を管理することができ、外部電源端子との接続状態を向上させることができる。
(4)本発明は、(1)乃至(3)のいずれか一つに記載するアクチュエータにおいて、ジョイント部42には、コイル22のピン端子29を接続するためのコイル端子接続孔53が複数個形成されているので、電磁弁の大きさに応じてピン端子29の位置が異なる場合でも、ジョイント部42とピン端子29を接続することができる。
実施例3として、次のような形状の接続部材72を使用した端子ケース部13を有するソレノイド部11も考えられる。図14に接続部材72の平面図を、図15に接続部材72の側面図を示す。図15に示すように、接続部材72は実施例1の接続部材(34a,34b)と異なりDIN端子部41とジョイント部42との境目で折り曲げている。その他の構成や作用は実施例1と共通するため、以下説明は省略する。
以上のような実施例3により以下のような効果が得られる。
(1)本実施例は、コイルボビン21の外周に導線が巻かれてなるコイル22と外部電源とを接続するための端子ケース部13を有するソレノイド部11において、端子ケース部13は、コイル22に接続されるジョイント部42と外部電源に接続されるDIN端子部41との一体成形品である接続部材72を有するので、外部電源やコイル端子との位置関係に精度よく対応した接続部材72を容易に製作できることから製作コストの軽減を図ることができ、ケース33に接続部材72を圧入させるだけで端子ケース部13を組み立てができることから製作作業の負担の削減を図ることができる。
(2)本実施例は、(1)に記載するソレノイド部11において、接続部材72は、ジョイント部42がL字型に形成されL字型の一端にDIN端子部41が形成されているものであって、ジョイント部42とDIN端子部41とが垂直に交わるように形成されているので、(1)に記載する効果に加えて、左右対称の一対の接続部材72を使用するにより端子間距離が異なる一対の外部電源端子と一対のコイル端子とを接続してコイルと外部電源を接続することができる。
(3)本発明は、(1)または(2)に記載するアクチュエータにおいて、ジョイント部42には、コイル22のピン端子29を接続するためのコイル端子接続孔53が複数個形成されているので、電磁弁の大きさに応じてピン端子29の位置が異なる場合でも、ジョイント部42とピン端子29を接続することができる。
実施例4として、次のような形状の接続部材73を使用した端子ケース部13を有するソレノイド部11も考えられる。図16に接続部材73の平面図を、図17に接続部材73の側面図を示す。図16に示すように、DIN端子部41を圧入する際に圧入方向に押さえる接続部54が平面となっているため、DIN端子部41をケース33に圧入し易くなっている。また、DIN端子部41に突起部41aを設けており、ケース33に圧入固定する際にこの突起部41aをケース33の面に当てて固定することにより、圧入深さを一律に揃えることができる。なお、接続部材73として形状が左右対称の一対のものをケース33に圧入固定するが、ここでは説明の便宜上、一方の形状の接続部材73のみを紹介している。その他の構成や作用は実施例1と共通するため、以下説明は省略する。
以上のような実施例4により以下のような効果が得られる。
(1)本実施例は、コイルボビン21の外周に導線が巻かれてなるコイル22と外部電源とを接続するための端子ケース部13を有するソレノイド部11において、端子ケース部13は、コイル22に接続されるジョイント部42と外部電源に接続されるDIN端子部41との一体成形品である接続部材73を有するので、外部電源やコイル端子との位置関係に精度よく対応した接続部材73を容易に製作できることから製作コストの軽減を図ることができ、ケース33に接続部材73を圧入させるだけで端子ケース部13を組み立てができることから製作作業の負担の削減を図ることができ、ケース33に圧入固定する際にこの突起部41aをケース33の面に当てて固定することにより、圧入深さを一律に揃えることができる。
(2)本実施例は、(1)に記載するソレノイド部11において、接続部材73は、ジョイント部42がL字型に形成されL字型の一端にDIN端子部41が形成されているものであって、ジョイント部42とDIN端子部41とが垂直に交わるように形成されているので、(1)に記載する効果に加えて、左右対称の一対の接続部材73を使用するにより端子間距離が異なる一対の外部電源端子と一対のコイル端子とを接続してコイルと外部電源を接続することができる。
(3)本実施例は、(1)または(2)に記載するいずれか一つのソレノイド部11において、DIN端子部41は突起部41aを備えるので、(1)または(2)に記載する効果に加えて、突起部41aの位置を管理しつつ突起部41aがケース33に接触する位置まで接続部材73をケース33に圧入固定することによりDIN端子部41についてケース33からの突出量を管理することができ、外部電源端子との接続状態を向上させることができる。
(4)本発明は、(1)乃至(3)のいずれか一つに記載するアクチュエータにおいて、ジョイント部42には、コイル22のピン端子29を接続するためのコイル端子接続孔53が複数個形成されているので、電磁弁の大きさに応じてピン端子29の位置が異なる場合でも、ジョイント部42とピン端子29を接続することができる。
実施例5として、次のような形状の接続部材74を使用した端子ケース部13を有するソレノイド部11も考えられる。図18に接続部材74の平面図を、図19に接続部材74の側面図を示す。図18に示すように、DIN端子部41を圧入する際に圧入方向に押さえる接続部54が平面となっているため、DIN端子部41をケース33に圧入し易くなっている。また、DIN端子部41に突起部41aを設けており、ケース33に圧入固定する際にこの突起部41aをケース33の面に当てて固定することにより、圧入深さを一律に揃えることができる。さらに、ジョイント部42にエッジ42aが設けられているので、ピン端子29がコイル端子接続孔53に案内され、コイルホビン21のピン端子29との接続状態を確実に維持することができる。なお、接続部材74として形状が左右対称の一対のものをケース33に圧入固定するが、ここでは説明の便宜上、一方の形状の接続部材71のみを紹介している。その他の構成や作用は実施例1と共通するため、以下説明は省略する。
以上のような実施例5により以下のような効果が得られる。
(1)本実施例は、コイルボビン21の外周に導線が巻かれてなるコイル22と外部電源とを接続するための端子ケース部13を有するソレノイド部11において、端子ケース部13は、コイル22に接続されるジョイント部42と外部電源に接続されるDIN端子部41との一体成形品である接続部材74を有するので、外部電源やコイル端子との位置関係に精度よく対応した接続部材74を容易に製作できることから製作コストの軽減を図ることができ、ケース33に接続部材74を圧入させるだけで端子ケース部13を組み立てができることから製作作業の負担の削減を図ることができる。
(2)本実施例は、(1)に記載するソレノイド部11において、接続部材74は、ジョイント部42がL字型に形成されL字型の一端にDIN端子部41が形成されているものであって、ジョイント部42とDIN端子部41とが垂直に交わるように形成されているので、(1)に記載する効果に加えて、左右対称の一対の接続部材74を使用するにより端子間距離が異なる一対の外部電源端子と一対のコイル端子とを接続してコイルと外部電源を接続することができる。
(3)本実施例は、(1)または(2)に記載するいずれか一つのソレノイド部11において、DIN端子部41は突起部41aを備えるので、(1)または(2)に記載する効果に加えて、突起部41aの位置を管理しつつ突起部41aがケース33に接触する位置まで接続部材74をケース33に圧入固定することによりDIN端子部41についてケース33からの突出量を管理することができ、外部電源端子との接続状態を向上させることができる。
(4)本発明は、(1)乃至(3)のいずれか一つに記載するアクチュエータにおいて、ジョイント部42には、コイル22のピン端子29を接続するためのコイル端子接続孔53が複数個形成されているので、電磁弁の大きさに応じてピン端子29の位置が異なる場合でも、ジョイント部42とピン端子29を接続することができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様
々な変更が可能である。
本発明の実施例である電磁弁の断面図である。 本発明の実施例である電磁弁の上面図である。 ソレノイド部の側面図である。 ソレノイド部の構成を示す斜視図である。 端子ケース部の平面図である。 図5のA−A断面図である。 接続部材の平面図である。 接続部材の平面図である。 接続部材の側面図である。 ケースに接続部材を圧入固定するときの概要図である。 アース端子部の構成を示す図である。 接続部材(変形例)の平面図である。 接続部材(変形例)の側面図である。 接続部材(変形例)の平面図である。 接続部材(変形例)の側面図である。 接続部材(変形例)の平面図である。 接続部材(変形例)の側面図である。 接続部材(変形例)の平面図である。 接続部材(変形例)の側面図である。 従来のDIN端子箱の平面図である。 図20のA−A断面図である。 従来のDIN端子箱において、ケースにDIN端子を圧入固定するときの概要図である。
符号の説明
1 電磁弁
11 ソレノイド部
12 弁部
13 端子ケース部
21 コイルホビン
22 コイル
23 磁気枠
24 磁気枠
24a側板部
25 固定鉄心
27 可動鉄心
29 ピン端子
31 ピン端子用開口部
33 ケース
33a貫通孔
34a接続部材
34b接続部材
37 弁本体
41 DIN端子部
42 ジョイント部
51 長部
52 短部
53 コイル端子接続孔

Claims (4)

  1. コイルボビンの外周に導線が巻かれてなるコイルと外部電源とを接続するための端子ケース部を有するアクチュエータにおいて、
    前記端子ケース部は、前記コイルに接続されるコイル接続部と外部電源に接続される外部電源用端子部との一体成形品である接続部材を有すること、
    を特徴とするアクチュエータ。
  2. 請求項1に記載するアクチュエータにおいて、
    前記接続部材は、前記コイル接続部がL字型に形成されL字型の一端に前記外部電源用端子部が形成されているものであって、前記コイル接続部と前記外部電源用端子部とが垂直に交わるように形成されていること、
    を特徴とするアクチュエータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載するアクチュエータにおいて、
    前記外部電源用端子部は突起部を備えること、
    を特徴とするアクチュエータ。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載するいずれか一つのアクチュエータにおいて、
    前記コイル接続部には、コイルのピン端子を接続するためのコイル端子接続孔が複数個形成されていること、
    を特徴とするアクチュエータ。
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