JP2017147864A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被水時にカバーの開口を通じてケース内に水が侵入することを抑制できる電力変換装置を提供する。
【解決手段】電力変換装置1は、半導体モジュール11を有するインバータ10と、インバータ10を収容するケース31と、ケース31の上部を覆うカバー40と、を備え、カバー40は、カバー上面41aに設けられた開口42と、開口42を取り囲むようにカバー上面41aに立設した第1立設壁部43と、第1立設壁部43の外側においてカバー上面41aに立設した第2立設壁部48と、カバー上面41aと第1立設壁部43と第2立設壁部48とによって形成される排水経路50と、を有し、車両搭載時の搭載姿勢によらず被水時に排水経路50における高低差を利用して第1立設壁部43の上端43aを下回る水位で排水を行うように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電力変換装置に関する。
電気自動車、ハイブリッド自動車等の車両は、電力変換を行う電力変換器を搭載している。例えば、下記の特許文献1には、半導体モジュールを有する電力変換回路部と、この電力変換回路部を収容するケースと、を備えた電力変換装置が開示されている。
この電力変換装置は、外部機器のコネクタと電力変換回路部との接続のために、ケースの上部を覆うカバーにコネクタ接続用の開口が設けられている。外部機器のコネクタは、このコネクタ接続用の開口を通じてケース内に挿入されて電力変換回路部に接続されるように構成されている。
特開2015−122884号公報
ところで、上記の電力変換装置において、カバーの上部に開口が設けられている場合、この開口の周辺が被水したときにケース内に水が侵入することが懸念される。このような問題に対しては、カバーの開口に立ち上がり加工(バーリング加工)等を施すことによって開口を取り囲む立設壁部を設けるという対策が考えられる。この対策によれば、カバーの開口に流入しようとする水の流れを立設壁部によって規制することができる。
しかしながら、電力変換装置は、車両に搭載された状態での姿勢(以下、「搭載姿勢」ともいう。)が車両走行中に変化する。また、この搭載姿勢は、車種等によっても異なる場合がある。このため、カバーの開口のまわりに立設壁を設けたとしても、電力変換装置の搭載姿勢によっては被水時に立設壁部を乗り越えてケース内に水が侵入することが起こり得る。従って、この種の電力変換装置を設計する際、開口のまわりに立設壁部を設けた構造のみでは、ケース内に水が侵入するのを防ぐのには不十分である。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、被水時にカバーの開口を通じてケース内に水が侵入することを抑制できる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、
半導体モジュール(11)を有する電力変換回路部(10)と、
上記電力変換回路部を収容するケース(31)と、
上記ケースの上部を覆うカバー(40,140)と、
を備え、
上記カバーは、上記半導体モジュールに電気的に接続される外部機器(60)のコネクタ(61)を上記ケース内に挿入するためにカバー上面(41a)に設けられた開口(42)と、上記開口を取り囲むように上記カバー上面に立設した第1立設壁部(43)と、上記第1立設壁部の外側において上記カバー上面に立設した第2立設壁部(48,148)と、上記カバー上面と上記第1立設壁部と上記第2立設壁部とによって形成される排水経路(50,150)と、を有し、車両搭載時の搭載姿勢によらず被水時に上記排水経路における高低差を利用して上記第1立設壁部の上端(43a)を下回る水位で排水を行うように構成されている、電力変換装置(1,101)にある。
上記電力変換装置によれば、車両搭載時の搭載姿勢が変化した場合でも、被水時に開口のまわりに流入した水は、第1立設壁部の上端に到達しにくい状態でカバーの排水経路によって排水される。これにより、被水時に第1立設壁部の上端を越えて水が開口に流入する機会を減らすことができる。
以上のごとく、上記態様の電力変換装置によれば、被水時にカバーの開口を通じてケース内に水が侵入することを抑制できる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1の電力変換装置の概要を示す図。 図1のII−II線矢視断面図。 実施形態1におけるカバーの斜視図。 電力変換装置が第1位置にあるときの搭載姿勢を示す図。 電力変換装置が第2位置にあるときの搭載姿勢を示す図。 電力変換装置が第3位置にあるときの搭載姿勢を示す図。 図3中のカバーの排水構造をモデル化した排水構造モデルの斜視図。 図7の平面図。 図7の側面図。 実施形態1における排水構造モデルが最大水溜り状態にあるときの様子を示す斜視図。 実施形態1において排水構造モデルの適正排水条件を定式化するための第1構造を示す平面図。 実施形態1において排水構造モデルの適正排水条件を定式化するための第2構造を示す斜視図。 実施形態2におけるカバーの斜視図。 図13中のカバーの排水構造をモデル化した排水構造モデルの斜視図。 図14の平面図。 図14の側面図。 図15のXVII-XVII線矢視断面図。 実施形態2における排水構造モデルが最大水溜り状態にあるときの様子を示す斜視図。 実施形態2において排水構造モデルの適正排水条件を定式化するための第3構造を示す平面図。
以下、電力変換装置に係る実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、本明細書の図面では、特に断わらない限り、半導体モジュールの幅方向及び冷却管の長手方向である第1方向を矢印D1で示し、該半導体モジュールの積層方向である第2方向を矢印D2で示し、第1方向及び第2方向の双方と直交する第3方向を矢印D3で示すものとする。
(実施形態1)
図1及び図2が参照されるように、実施形態1の電力変換装置1は、いずれも電力変換回路部を構成するインバータ10及びコンバータ20と、収容体30と、を備えている。
インバータ10は、直流電力を交流電力に変換する機能を有する。コンバータ20は、直流電力を電圧の異なる直流電力に変換する機能を有する。電力変換装置1は、インバータ10及びコンバータ20を備えているため、電気自動車、ハイブリッド自動車等の車両への搭載に適した電力変換装置である。
インバータ10は、半導体素子を内蔵した複数の半導体モジュール11と、その半導体モジュール11を冷却する冷媒を流通させる複数の冷却管(冷却部)14とが第2方向D2に交互に積層された積層体を備えている。半導体モジュール11は、冷却管14によって両側から挟持されている。半導体モジュール11は、IGBT等のスイッチング素子やFWD等のダイオードを内蔵している。
複数の冷却管14のそれぞれの流入部は、外部から冷媒を供給する冷媒供給ヘッダ15に連結され、且つ複数の冷却管14のそれぞれの流出部は、外部に冷媒を排出する冷媒排出ヘッダ16に連結されている。従って、冷媒供給ヘッダ15から冷却管14の流入部に流入した冷媒は、冷却管14内の冷媒流路を流通するときにこの冷却管14の第1方向D1の両側に位置する半導体モジュール11を冷却したのちに、冷却管14の流出部から冷媒排出ヘッダ16に排出される。
半導体モジュール11は、制御端子12及び電極端子13を備えている。制御端子12は、制御回路基板17に接続されており、半導体モジュール11のスイッチング素子を制御する制御信号が制御端子12を通じて該半導体モジュール11に入力される。電極端子13は、外部電源(図示省略)に電気的に接続された金属製のバスバー(図示省略)に接続されている。
インバータ10は、リアクトル18及びコンデンサ19等を備えている。リアクトル18は、半導体モジュール11への入力電圧を昇圧するための昇圧回路の一部を構成する。コンデンサ19は、入力電圧又は昇圧した電圧を平滑化する平滑コンデンサとして構成されている。
収容体30は、その本体部分であるケース31と、カバー32及びカバー40を備えている。この収容体30は、軽量且つ高度な寸法精度が要求される自動車部品であり、典型的にはアルミニウム材料を用いたアルミダイカスト製法によって作製される。
ケース31は、インバータ10及びコンバータ20と、その他の複数の電子部品と、を少なくとも収容する箱形状の部材である。カバー32は、ケース31の下部を覆うようにケース31に取付けられている。カバー40は、ケース31の上部を覆うようにケース31に取付けられている。
図2に示されるように、カバー40は、本体部41のカバー上面41aから上方に突出した突出部41bを備えている。カバー40に突出部41bを設けることによって、ケース31との間の収容空間を増やすことができ、収容部品の搭載性が向上する。また、カバー40は、本体部41を貫通するように開口形成された開口42を備えている。この開口42は、半導体モジュール11と電気的に接続される外部機器60のコネクタ61をケース31内に挿入するために本体部41のカバー上面41aに設けられている。外部機器60は、車両側の車両制御部(ECU)である。カバー40の開口42を通じて挿入されたコネクタ61は、制御回路基板17に電気的に接続されるように構成されている。
カバー40の開口42のまわりには立設壁部43が設けられている。この立設壁部43は、本体部41の平坦面であるカバー上面41aに第3方向D3に立設するように構成されている。この立設壁部43は、典型的には、開口42に立ち上がり加工(バーリング加工)を施すことによって形成され得る。
ところで、電力変換装置1が車両に搭載された状態では、その搭載姿勢が車両走行中に変化する場合や車種等によって異なる場合がある。このとき、上記のカバー40のように、その上部に開口42が設けられていると、開口42の周辺が被水したときに立設壁部43を乗り越えてケース31内に水が侵入することが懸念される。そこで、本実施形態では、カバー40は、電力変換装置1の搭載姿勢によらず開口42を通じてケース31内に水が侵入しにくくできるように構成されている。
図3に示されるように、本実施形態のカバー40において、開口42は四角形であり、且つ立設壁部43は、上面視が開口42と概ね同形状の四角形をなすように構成されている。また、カバー40は、第1立設壁部としての立設壁部43に対して、第2立設壁部としての立設壁部48を備えている。この立設壁部48は、本体部41の突出部41bの一部を利用して構成されている。本構成によれば、カバー40に立設壁部48を設ける際に突出部41bを有効利用できる。
立設壁部48は、立設壁部43の外側においてカバー上面41aから立設するように構成されている。この立設壁部48は、第1壁面48a及び第2壁面48bを有する。第1壁面48aは、第3方向D3について立設壁部43の立設高さを上回る高さで立設し、且つ立設壁部43に沿って第1方向D1に延在するように構成されている。第2壁面48bは、第1壁面48aに連接し、第3方向D3について第1壁面48aの立設高さを下回る高さで立設し、且つ立設壁部43に沿って第2方向D2に延在するように構成されている。
電力変換装置1は、その搭載姿勢が、図4に示される第1位置、図5に示される第2位置、図6に示される第3位置などに変化し得る。第1位置は、第1方向D1に延在するピッチ軸M1を中心に電力変換装置1が角度θaで回動した位置である。第2位置は、第2方向D2に延在するロール軸M2を中心に電力変換装置1が角度θbで回動した位置である。第3位置は、第3方向D3に延在するヨー軸M3を中心に電力変換装置1が角度θbで回動した位置である。
そこで、本実施形態において、カバー40は、カバー上面41aと第1立設壁部43と第2立設壁部48との間に排水経路50(図3参照)を形成するように構成されている。そして、このカバー40は、車両搭載時の搭載姿勢によらず被水時に排水経路50における高低差を利用して第1立設壁部43の上端43aを下回る水位で排水を行うように構成されている。
排水経路50には、3つの経路51,52,53が含まれる。第1経路51は、立設壁部48の第1壁面48aと第2壁面48bとが連接する連接部51aに形成される径路、即ち第2壁面48bを乗り越える経路である。第2経路52は、立設壁部48の第1壁面48aの両端部のうち第1方向D1について第2壁面48bとは反対側の端部52aに形成される径路である。この第2経路52は、第1壁面48aと立設壁部43とによって区画される領域を通ってカバー上面41aの縁部に至る。第3経路53は、立設壁部48の第2壁面48bの両端部のうち第2方向D2について第1壁面48aとは反対側の端部53aに形成される径路である。この第3経路53は、第2壁面48bと立設壁部43とによって区画される領域を通ってカバー上面41aの縁部に至る。
本体部41のカバー上面41aは立設壁部43,48に対して低所となるため、本体部41のカバー上面41aに高低差(「段差」或いは「凹凸」ともいう。)が形成される。この高低差によって本体部41のカバー上面41aを異なる3方向に延びる経路51,52,53(排水経路50)が形成され、これら3つの経路51,52,53を通じて円滑に排水を行うことができる。
ここで、本発明者は、上記構成のカバー40の設計を支援するために、カバー40についての排水構造モデルを作成し、この排水構造モデルに基づいてカバー40を設計する手法を確立した。以下、この手法について具体的に説明する。この手法には第1ステップS1〜第3ステップS3までの3つのステップが含まれている。
(第1ステップ)
第1ステップS1は、カバー40の排水構造を設計パラメータによって一般化するステップである。図7に示されるように、先ず、カバー40の排水構造をモデル化した排水構造モデル40Mを作成した。
排水構造モデル40Mにおいて、第1立設壁部43は、上方視が四角形をなす4つの平板部44,45,46,47からなる。第1平板部44及び第4平板部47は、互いに平行に第1方向D1に延在するように構成されている。第2平板部45は、第1平板部44の一端部から第1方向D1と直交する第2方向D2に延在するように構成されている。第3平板部46は、第1平板部44の他端部から第2方向D2に延在するように構成されている。一方で、立設壁部48の第1壁面48aは、立設壁部43の第1平板部44に沿って延在するように構成されている。また、立設壁部48の第2壁面48bは、第1壁面48aに連接し且つ立設壁部43の第2平板部45に沿って延在するように構成されている。これにより、第1立設壁部43は、立設壁部48の第1壁面48a及び第2壁面48bによって二方向から取り囲まれている。
この排水構造モデル40Mにおいて、原点Oから第1方向D1に沿って延びる軸をX軸とし、原点Oから第2方向D2に沿って延びる軸をY軸とし、原点Oから第3方向D3に沿って延びる軸をZ軸とした。このとき、カバー40のカバー上面41a、第1壁面48a及び第2壁面48bの3つが接する点を原点Oとした。即ち、これら3つの面41a,48a,48bのそれぞれが原点Oにおいて他の2つの面に連接している。
ここで、図8に示されるように、立設壁部48について、第1壁面48aのX軸方向(第1方向D1)の延在長さをcとし、第2壁面48bのY軸方向(第2方向D2)の延在長さをbとした。また、立設壁部48の第1壁面48aと立設壁部43の第1平板部44との間のY軸方向(第2方向D2)の距離をvとし、立設壁部48の第2壁面48bと第1立設壁部43の第2平板部45との間のX軸方向(第1方向D1)の距離をuとした。この場合、距離vを、第1壁面48aと第2壁面48bとの境界から第1平板部44までのY軸方向(第2方向D2)の距離、或いは原点Oから第1平板部44までのY軸方向(第2方向D2)の距離ということもできる。また、距離uを、第2壁面48bとカバー上面41aとの境界から第2平板部45までのX軸方向(第1方向D1)の距離、或いは原点Oから第2平板部45までのX軸方向(第1方向D1)の距離ということもできる。更に、立設壁部48の第1壁面48aが立設壁部43の第1平板部44となす角度をθとした。
図9に示されるように、立設壁部43の立設高さ、したがって第1平板部44及び第2平板部45の立設高さをwとした。この立設高さwを、開口42への水の侵入を防ぐ(シールする)ためのシール高さともいう。また、立設壁部48について、第2壁面48bのZ軸方向(第3方向D3)の立設高さをaとした。また、第2壁面48bの立設高さaが立設壁部43の立設高さwを上回るように設定されている。
(第2ステップ)
第2ステップS2は、排水構造モデル40Mにおいて、被水時にカバー40のカバー上面41aと立設壁部48との間の領域に水が最大限に溜まる状態(以下、「最大水溜り状態」ともいう。)を想定し、この最大水溜り状態を定式化するステップである。
図10に示されるように、搭載姿勢の変化によって排水構造モデル40Mが最大水溜り状態にあるとき、カバー40のカバー上面41aと立設壁部48との間の領域に水溜り領域Rが形成される。この水溜り領域Rは、四面体OABCによって表現される。この水溜り領域Rの水面Sは三角形ABCが延在する平面上にある。ここで、点Aは、立設壁部48の第2壁面48bの上端のZ軸線上の点である。点Bは、立設壁部48の第2壁面48bの先端のY軸線上の点である。点Cは、立設壁部48の第1壁面48aの先端のX軸線上の点である。
この場合、水溜り領域Rの水面S(三角形ABC)上の任意の点の座標は、下記の式(f1)によって定義される。
Figure 2017147864
ただし、下記の式(f2)及び式(f3)が成り立つものとする。
Figure 2017147864
Figure 2017147864
(第3ステップ)
第3ステップS3は、第2ステップS2で得られた式(f1)〜(f3)に基づいて、電力変換装置1の車両搭載時の搭載姿勢によらず、水溜り領域Rの水が立設壁部43の上端43aを乗り越えない条件(以下、「適正排水条件」ともいう。)を定式化するステップである。この適正排水条件は、次の第1構造又は第2構造によって具現化される。
図11に示されるように、第1構造は、被水時に形成される水溜り領域Rから外れた位置に開口42を配置した構造である。この第1構造によれば、立設壁部43の立設高さに相当する、水溜り領域Rの水位上昇が許容される。即ち、立設壁部43の立設高さが開口42への水の侵入を防ぐマージンとなる。この第1構造を定式化することによって、下記の式(1)が導出される。
Figure 2017147864
ただし、式(1)は、0≦u≦cなる範囲において成り立つ。
従って、式(1)を満たす場合に、上記の適正排水条件が満足される。
図12に示されるように、第2構造は、被水時に形成される水溜り領域Rの水面Sよりも高所に立設壁部43の上端43aが常時に位置するようにした構造である。この第2構造によれば、搭載姿勢が変化した場合に、立設壁部43の上端43aを下回る位置に水溜り領域Rの水面Sの水位を維持できる。この第2構造を定式化することによって、下記の式(2)及び(3)が導出される。
Figure 2017147864
Figure 2017147864
ただし、式(2)及び(3)は、0≦u≦cなる範囲において成り立つ。
従って、式(2)及び(3)の両方の式を満たす場合に、上記の適正排水条件が満足される。
次に、実施形態1の電力変換装置1の作用効果について説明する。
上記の電力変換装置1のカバー40によれば、電力変換装置1の車両搭載時の搭載姿勢が変化した場合でも、被水時に開口42のまわりに流入した水は、立設壁部43の上端43aに到達しにくい状態でカバー40の排水経路50によって排水される。これにより、被水時に立設壁部43の上端43aを越えて水が開口42に流入する機会を減らすことができる。特に、上記の式(1)、或いは上記の式(2)及び(3)に基づいて設計されたカバー40を使用することによって、被水時にカバー40の開口42を通じてケース31内に水が侵入することを抑制できる。
また、被水時に形成される水溜り領域Rの水を排水経路50の3つの経路51,52,53のそれぞれを通じて円滑に排水することができる。
(実施形態2)
実施形態2の電力変換装置101は、実施形態1の電力変換装置1とはカバーの構成のみが異なる。その他の構成は、実施形態1と同様である。従って、ここでは図13を参照しつつ、実施形態2におけるカバー140の構成のみについて説明するものとし、その他の要素の説明は省略する。また、図13において、図3に示される要素と同一の要素には同一の符号を付している。
図13に示されるように、実施形態2におけるカバー140は、ケース31の上部を覆うものであり、前記のカバー40の立設壁部48に代えて、第2立設壁部としての立設壁部148を備えている。この立設壁部148は、立設壁部43の外側に立設するように構成され、第1壁面148a、第2壁面148b及び第3壁面148cを有する。
第1壁面148aは、第3方向D3について立設壁部43の立設高さを上回る高さで立設し、且つ立設壁部43に沿って第1方向D1に延在するように構成されている。第2壁面148bは、第1壁面148aの第1方向D1についての一端部に連接し、第3方向D3について第1壁面148aと同じ高さで立設し、且つ立設壁部43に沿って第2方向D2に延在するように構成されている。第3壁面148cは、第1壁面148aの第1方向D1についての他端部に連接し、第3方向D3について立設壁部43と第1壁面148aとの間の高さで立設し、且つ立設壁部43に沿って第2方向D2に延在するように構成されている。
カバー140は、カバー上面41aと第1立設壁部43と第2立設壁部148との間に排水経路150(図13参照)を形成するように構成されている。そして、このカバー140は、車両搭載時の搭載姿勢によらず被水時に第1立設壁部43の上端43aを下回る水位で排水経路150における高低差を利用して排水を行うように構成されている。
排水経路150には、3つの経路151,152,153が含まれる。第1経路151は、立設壁部148の第1壁面148aと第2壁面148bとが連接する連接部151aに形成される径路、即ち第2壁面148bを乗り越える経路である。第2経路152は、第1壁面148aと第3壁面148cとが連接する連接部152aに形成される径路、即ち第3壁面148cを乗り越える経路である。第3経路153は、第2壁面148bの両端部のうち第2方向D2について第1壁面148aとは反対側の端部153aに向けて形成される径路である。この第3経路153は、第2壁面148bと立設壁部43とによって区画される領域を通ってカバー上面41aの縁部に至る。
本体部41のカバー上面41aは立設壁部43,148に対して低所となるため、本体部41のカバー上面41aに高低差(「段差」或いは「凹凸」ともいう。)が形成される。この高低差によって本体部41のカバー上面41aを異なる3方向に延びる経路151,152,153(排水経路150)が形成され、これら3つの経路151,152,153を通じて円滑に排水を行うことができる。
ここで、本発明者は、実施形態1の場合と同様に、上記構成のカバー140の設計を支援するために、カバー140についての排水構造モデルを作成し、この排水構造モデルに基づいてカバー140を設計する手法を確立した。この手法には、第1ステップS101〜第3ステップS103までの3つのステップが含まれている。
(第1ステップ)
第1ステップS101によって図14に示される排水構造モデル140Mを作成した。この排水構造モデル140Mにおいて、立設壁部148の第1壁面148aは、立設壁部43の第1平板部44に沿って延在するように構成されている。また、立設壁部148の第2壁面148bは、第1壁面148aに連接し且つ立設壁部43の第2平板部45に沿って延在するように構成されている。更に、立設壁部148の第3壁面148cは、第1壁面148aに連接し且つ立設壁部43の第3平板部46に沿って延在するように構成されている。これにより、第1立設壁部43は、立設壁部148の第1壁面148a、第2壁面148b及び第3壁面148cによって三方向から取り囲まれている。また、カバー140のカバー上面41a、第1壁面148a及び第2壁面148bの3つが接する点を原点Oとした。即ち、これら3つの面41a,148a,148bのそれぞれが原点Oにおいて他の2つの面に連接している。
ここで、図15に示されるように、立設壁部148について、第1壁面148aのX軸方向(第1方向D1)の延在長さをcとし、第2壁面148bのY軸方向(第2方向D2)の延在長さをbとした。また、立設壁部148の第1壁面148aと立設壁部43の第1平板部44との間のY軸方向(第2方向D2)の距離をvとし、立設壁部148の第2壁面148bと第1立設壁部43の第2平板部45との間のX軸方向(第1方向D1)の距離をuとした。この場合、距離vを、第1壁面148aとカバー上面41aとの境界から第1平板部44までのY軸方向(第2方向D2)の距離、或いは原点Oから第1平板部44までのY軸方向(第2方向D2)の距離ということもできる。また、距離uを、第2壁面148bとカバー上面41aとの境界から第2平板部45までのX軸方向(第1方向D1)の距離、或いは原点Oから第2平板部45までのX軸方向(第1方向D1)の距離ということもできる。
図16に示されるように、立設壁部43の立設高さ、したがって第1平板部44及び第2平板部45の立設高さをwとした。また、立設壁部148について、第2壁面148bのZ軸方向(第3方向D3)の立設高さをaとし、第3壁面148cのZ軸方向(第3方向D3)の立設高さをdとした。また、第2壁面148bの立設高さaが立設壁部43の立設高さwを上回り、且つ第3壁面148cの立設高さdが、第2壁面148bの立設高さaと立設壁部43の立設高さwとの間になるように設定されている。
図17に示されるように、立設壁部148について、第1壁面148aの傾斜角度をθとした。
(第2ステップ)
第2ステップS102によれば、図18に示されるように、搭載姿勢の変化によって排水構造モデル140Mが最大水溜り状態にあるとき、カバー140のカバー上面41aと立設壁部148との間の領域に水溜り領域Rが形成される。この水溜り領域Rの水面Sは三角形ABCが延在する平面上にある。ここで、点Aは、立設壁部148のうち第1壁面148aの上端と第2壁面148bの上端との境界点である。点Bは、立設壁部148の第2壁面148bの先端のY軸線上の点である。点Cは、立設壁部148において第1壁面148aと第3壁面148cの上端との境界点である。
この場合、水溜り領域Rの水面S(三角形ABC)上の任意の点の座標は、下記の式(f4)によって定義される。
Figure 2017147864
ただし、下記の式(f5)〜(f8)が成り立つものとする。
Figure 2017147864
Figure 2017147864
Figure 2017147864
Figure 2017147864
(第3ステップ)
第3ステップS103では、第2ステップS102で得られた式(f4)〜(f8)に基づいて、電力変換装置101の車両搭載時の搭載姿勢によらず、水溜り領域Rの水が立設壁部43の上端43aを乗り越えない適正排水条件を定式化した。
この適正排水条件は、図19に示される第3構造によって具現される。この第3構造は、水溜り領域Rの水面Sよりも高所に立設壁部43の上端43aが常時に位置するようにした構造である。この第3構造によれば、搭載姿勢が変化した場合に、立設壁部43の上端43aを下回る位置に水溜り領域Rの水面Sの水位を維持できる。この第3構造を定式化することによって、下記の式(4)〜(7)が導出される。
Figure 2017147864
Figure 2017147864
Figure 2017147864
Figure 2017147864
ただし、式(4)〜(7)は、0≦u≦cなる範囲において成り立つ。
従って、式(4)〜(7)の全ての式を満たす場合に、上記の適正排水条件が満足される。
上記の電力変換装置101のカバー140によれば、電力変換装置101の車両搭載時の搭載姿勢が変化した場合でも、被水時に開口42のまわりに流入した水は、立設壁部43の上端43aに到達しにくい状態でカバー40の排水経路150によって排水される。これにより、被水時に立設壁部43の上端43aを越えて水が開口42に流入する機会を減らすことができる。特に、上記の式(4)〜(7)に基づいて設計されたカバー140を使用することによって、被水時にカバー140の開口42を通じてケース31内に水が侵入することを抑制できる。
また、被水時に形成される水溜り領域Rの水を排水経路150の3つの経路151,152,153のそれぞれを通じて円滑に排水することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
本発明は、上記の典型的な実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記の実施形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上記の実施形態では、カバー40,140の突出部41bの一部を利用して立設壁部48,148を構成する場合について例示したが、本構成に代えて、突出部41bを省略し、且つ立設壁部48,148の機能を有する部位のみをカバー40,140に設けた構成を採用することもできる。
上記の実施形態では、カバー40,140の開口42及び立設壁部43の上面視がともに四角形である場合について例示したが、開口42及び立設壁部43の上面視の少なくとも一方が四角形以外の形状となるように構成してもよい。
1,101 電力変換装置
10 インバータ(電力変換回路部)
11 半導体モジュール
31 ケース
40,140 カバー
41a カバー上面
42 開口
43 第1立設壁部
43a 上端
44,45,46,47 平板部
48 第2立設壁部
48a 第1壁面
48b 第2壁面
50,150 排水経路
51,151 第1経路
51a,151a,152a 連接部
52,152 第2経路
52a 端部
53,153 第3経路
53a,153a 端部
60 外部機器
61 コネクタ
148 第2立設壁部
148a 第1壁面
148b 第2壁面
148c 第3壁面
D1 第1方向
D2 第2方向
R 水溜り領域
S 水面

Claims (8)

  1. 半導体モジュール(11)を有する電力変換回路部(10)と、
    上記電力変換回路部を収容するケース(31)と、
    上記ケースの上部を覆うカバー(40,140)と、
    を備え、
    上記カバーは、上記半導体モジュールに電気的に接続される外部機器(60)のコネクタ(61)を上記ケース内に挿入するためにカバー上面(41a)に設けられた開口(42)と、上記開口を取り囲むように上記カバー上面に立設した第1立設壁部(43)と、上記第1立設壁部の外側において上記カバー上面に立設した第2立設壁部(48,148)と、上記カバー上面と上記第1立設壁部と上記第2立設壁部とによって形成される排水経路(50,150)と、を有し、車両搭載時の搭載姿勢によらず被水時に上記排水経路における高低差を利用して上記第1立設壁部の上端(43a)を下回る水位で排水を行うように構成されている、電力変換装置(1,101)。
  2. 上記カバーは、被水時に上記カバー上面と上記第2立設壁部の間に形成される水溜り領域(R)から外れた位置に上記開口が配置されるように構成されている、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 上記第1立設壁部は、上方視が四角形をなす4つの平板部(44,45,46,47)からなり、上記4つの平板部には、第1方向(D1)に延在する第1平板部(44)と、上記第1平板部から上記第1方向と直交する第2方向(D2)に延在する第2平板部(45)と、が含まれ、
    上記第2立設壁部は、上記第1立設壁部の上記第1平板部に沿って延在する第1壁面(48a)と、上記第1壁面に連接し且つ上記第1立設壁部の上記第2平板部に沿って延在する第2壁面(48b)と、を有し、
    上記第2立設壁部について、上記第1壁面の上記第1方向の延在長さをcとし、上記第2壁面の上記第2方向の延在長さをbとし、上記第1壁面と上記第1立設壁部の上記第1平板部との間の上記第2方向の距離をvとし、上記第2壁面と上記第1立設壁部の上記第2平板部との間の上記第1方向の距離をuとし、上記第1壁面が上記第1立設壁部の上記第1平板部となす角度をθとしたとき、
    上記カバーは、0≦u≦cなる範囲において下記の式(1)によって定義される構成を有する、請求項2に記載の電力変換装置。
    Figure 2017147864
  4. 上記排水経路は、上記第2立設壁部の上記第1壁面と上記第2壁面とが連接する連接部(51a)に形成される第1経路(51)と、上記第1壁面の両端部のうち上記第1方向について上記第2壁面とは反対側の端部(52a)に向けて形成される第2経路(52)と、上記第2壁面の両端部のうち上記第2方向について上記第1壁面とは反対側の端部(53a)に向けて形成される第3経路(53)と、を備える、請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 上記カバーは、被水時に上記カバー上面と上記第2立設壁部の間に形成される水溜り領域(R)の水面(S)よりも高所に上記第1立設壁部の上記上端が常時に位置するように構成されている、請求項1に記載の電力変換装置。
  6. 上記第1立設壁部は、上方視が四角形をなす4つの平板部(44,45,46,47)からなり、上記4つの平板部には、第1方向(D1)に延在する第1平板部(44)と、上記第1平板部から上記第1方向と直交する第2方向(D2)に延在する第2平板部(45)と、が含まれ、
    上記第2立設壁部は、上記第1立設壁部の上記第1平板部に沿って延在する第1壁面(48a)と、上記第1壁面に連接し且つ上記第1立設壁部の上記第2平板部に沿って延在する第2壁面(48b)と、を有し、
    上記第1立設壁部について、上記第1平板部及び上記第2平板部の立設高さをwとし、
    上記第2立設壁部について、上記第1壁面の上記第1方向の延在長さをcとし、上記第2壁面の上記第2方向の延在長さをbとし、上記第2壁面の立設高さをaとし、上記第1壁面と上記第1立設壁部の上記第1平板部との間の上記第2方向の距離をvとし、上記第2壁面と上記第1立設壁部の上記第2平板部との間の上記第1方向の距離をuとし、上記第1壁面が上記第1立設壁部の上記第1平板部となす角度をθとしたとき、
    上記カバーは、0≦u≦cなる範囲において下記の式(2)及び(3)の双方によって定義される構成を有する、請求項5に記載の電力変換装置。
    Figure 2017147864
    Figure 2017147864
  7. 上記第1立設壁部は、上方視が四角形をなす4つの平板部(44,45,46,47)からなり、上記4つの平板部には、第1方向(D1)に延在する第1平板部(44)と、上記第1平板部から互いに平行に上記第1方向と直交する第2方向(D2)に延在する第2平板部(45)及び第3平板部(46)と、が含まれ、
    上記第2立設壁部は、上記第1立設壁部の上記第1平板部に沿って延在する第1壁面(148a)と、上記第1壁面に連接し且つ上記第1立設壁部の上記第2平板部に沿って延在する第2壁面(148b)と、上記第1壁面に連接し且つ上記第1立設壁部の上記第3平板部に沿って延在する第3壁面(148c)と、を有し、
    上記第1立設壁部について、上記第1平板部及び上記第2平板部の立設高さをwとし、
    上記第2立設壁部について、上記第1壁面の上記第1方向の延在長さをcとし、上記第2壁面の上記第2方向の延在長さをbとし、上記第2壁面の立設高さをaとし、上記第3壁面の立設高さをdとし、上記第1壁面と上記第1立設壁部の上記第1平板部との間の上記第2方向の距離をvとし、上記第2壁面と上記第1立設壁部の上記第2平板部との間の上記第1方向の距離をuとし、上記第1壁面の傾斜角度をθとしたとき、
    上記カバーは、0≦u≦cなる範囲において下記の式(4)〜(7)によって定義される構成を有する、請求項5に記載の電力変換装置。
    Figure 2017147864
    Figure 2017147864
    Figure 2017147864
    Figure 2017147864
  8. 上記排水経路は、上記第2立設壁部の上記第1壁面と上記第2壁面とが連接する連接部(151a)に形成される第1経路(151)と、上記第1壁面と上記第3壁面とが連接する連接部(152a)に形成される第1経路(152)と、上記第2壁面の両端部のうち上記第2方向について上記第1壁面とは反対側の端部(153a)に向けて形成される第3経路(153)と、を備える、請求項7に記載の電力変換装置。
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