JP7056456B2 - 電気機器 - Google Patents

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Description

本明細書が開示する技術は、電気機器に関する。特に、電気機器の筐体本体の側面に段差が設けられているとともに、その段差にコネクタを取り付ける開口が設けられている電気機器に関する。
特許文献1には、筐体本体のカバーを外し易くする工夫が施された電気機器が開示されている。特許文献1に開示された電気機器の筐体本体には、その上部開口を覆うカバーの縁に側方へ延びる締結部が設けられているとともに、締結部の先端から筐体の側面に沿って下方へ延びる延出部が設けられている。カバーを取り外す際、筐体本体の側面と延出部の間に工具を差し入れ、差し入れた箇所を起点にして工具の下端を上方へ回転させることでカバーを容易に外すことができる。
また、特許文献2には、筐体の側面にコネクタが接続されている電気機器が開示されている。
特開2016-082000号公報 特開2015-204688号公報
本明細書は、筐体本体の側面に段差が設けられているとともに、その段差にコネクタを接続する開口が設けられている電気機器において、カバーを外し易くする技術を提供する。
本明細書が開示する電気機器は、電気部品を収容している筐体本体と、筐体本体の上部開口を塞ぐカバーを備えている。筐体本体には、側面に段差が設けられている。その段差は、側面の段差の上側が段差の下側よりも筐体本体の中心側にずれるように設けられている。また、その段差(上を向いている段差面)に、コネクタを取り付けるコネクタ開口が設けられている。コネクタ開口の周囲に、段差の下側の筐体本体の側面からコネクタ開口まで通じる溝が設けられている。また、カバーの縁には、筐体本体の側面に沿って下方へ延びるフランジが設けられている。フランジと溝は、上下方向と側面の法線方向を含む平面であって上部開口とコネクタ開口を横断する平面上に位置している。
上記の構造によれば、ドライバなどの工具の側部を溝に当接させつつ先端をフランジと筐体本体の側面との間に差し入れ、差し入れた箇所を起点にして工具の下端を回転させることでカバーを容易に外すことができる。工具の側部を溝に当接させることで、溝を設けない場合と比較して、筐体本体の側面に近い位置から工具の先端をフランジの内側に差し入れることができる。工具が差し入れ易くなるとともに、カバーを外し易くなる。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
実施例の電気機器の斜視図である。 図1の符号IIが示す囲み範囲の拡大図である。 段差の周辺を筐体側面の法線方向からみた図である。 図3のIV-IV線に沿った断面図である。 図4と同じ断面であってコネクタを取り付けた状態の断面図である。
図面を参照して実施例の電気機器を説明する。実施例の電気機器は、電気自動車に搭載される電力変換器2である。電力変換器2は、電源の直流電力を走行用モータの駆動電力に変換するデバイスである。電力変換器2は、走行用のモータを内蔵したトランスアクスルの上に固定される。
電力変換器2の筐体本体10には、様々な電気部品が収容されている。筐体本体10の上部の開口10a(図4に図示)は、カバー20で塞がれる。カバー20は、複数のボルト92で筐体本体10に固定される。筐体本体10はアルミニウムで作られており、カバー20は鉄板で作られている。図中の座標系の+Z方向が「上」に相当する。
筐体本体10の側面11には、走行用のフロントモータに電力を供給するパワーケーブルのコネクタを接続するための開口19が設けられている。また、筐体本体10の側面11には、段差12が設けられており、その段差面12aには、走行用のリアモータに電力を供給するパワーケーブル42のコネクタ40を接続するための開口13が設けられている。コネクタ40の先端には貫通孔を有するタブ41が設けられており、コネクタ40は、タブ41の貫通孔に挿通されるボルト91で筐体本体10に固定される。
段差12について説明を補足する。図2に、図1の符号IIが示す囲みの範囲の拡大図を示す。段差12は、側面11の段差12の上側部分11bが、側面11の段差12の下側部分11aよりも筐体本体10の中心側(図中の座標系の-Y側)にずれているように設けられている。別言すれば、段差12は、段差面12aが上を向くように設けられている。さらに別言すれば、段差12は、段差12よりも下側が上側よりも突出する形状である。
段差面12aの開口13の周囲に溝14が設けられている。溝14は、筐体本体10の側面11から開口13まで通じている。さらに、カバー20には、その縁から側面11に沿って下方へ延びるフランジ21が設けられている。フランジ21には切欠22が設けられている。
溝14とフランジ21の関係とそれらの機能について説明する。図3に、筐体本体10の側面11をその法線方向(図中の座標系のY方向)からみた図を示す。図4に、図3のIV-IV線に沿った断面図を示す。図3と図4から理解されるように、溝14とフランジ21は、図中の座標系のYZ平面上に位置する。別言すれば、溝14とフランジ21は、筐体本体10の側面11に直交する平面上に位置している。より詳しくは、溝14とフランジ21は、筐体本体10の側面11及び底面の夫々と直交する平面上に位置している。
図3と図4の仮想線は、ドライバ50である。カバー20を筐体本体10から外すのにドライバ50を用いる。カバー20と筐体本体10の開口周囲との間は、液状ガスケット(FIPG:Formed In Place Gasket)25によって封止されている。液状ガスケット25は、筐体本体10の開口10aの周囲とカバー20の夫々に強く粘着する。従って、ボルト92を外しただけではカバー20は容易には筐体本体10から引きはがすことができない。そこで、ドライバ50の先端をカバー20のフランジ21と筐体本体10の側面11の間に差し入れ、差し入れた箇所を起点にドライバ50を上方へ回転させる。てこの原理でフランジ21を上方へ強く押し上げる力が働き、液状ガスケット25を引き剥がし、カバー20を筐体本体10から離脱させることができる。
図4に示されているように、ドライバ50の側部を溝14の内側に当てることで、溝14が設けられていない場合と比較して、ドライバ50と側面11のなす角度が小さくなる。別言すれば、ドライバ50の側部を溝14の内側に当てることで、ドライバ50の先端をより側面11に近い位置からフランジ21と側面11の間に差し入れることができる。溝14によって、ドライバ50の先端を差し入れ易くなる。さらに、ドライバ50と側面11とのなす角度が小さいほど、ドライバ50を回転させたときにフランジ21を上方へ押し上げる力が強くなり、カバー20が外れ易くなる。カバー20を外すための工具はドライバ50に限定されない、尖った先端を有する棒状の工具であればよい。
図5に、図4と同じ断面であって、コネクタ40(図1参照)を取り付けた状態の断面図を示す。なお、コネクタ40の内部構造については図示を省略した。図5によく表れているように、フランジ21が下方へ延びていることによって、コネクタ40とフランジ21は干渉しない。すなわち、筐体本体10の形状に影響を与えずにフランジ21を付加することができる。
段差面12aにて開口13の周囲に設けた溝14は、上記の効果のほか、段差面12a上の水滴を側面11へ誘導する機能も有する。溝14は、段差面12aの上の水滴を開口13の中へ滴下させないので、開口13の内側の電気部品を水滴から保護することができる。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。溝14とフランジ21は、筐体本体10の側面11及び底面の夫々と直交する平面上に位置していることが望ましい。ただし、溝14とフランジ21が位置する平面は、筐体本体10の底面に直交する別の平面に対していくらかの角度を有していてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:電力変換器
10:筐体本体
10a:開口
11:側面
12:段差
12a:段差面
10a、13、19:開口
14:溝
20:カバー
21:フランジ
25:液状ガスケット
40:コネクタ
50:ドライバ
91、92:ボルト

Claims (1)

  1. 上に向けて開いている上部開口を上部に有しており電気部品を収容している筐体本体と、
    前記筐体本体の前記上部開口を塞ぐカバーと、
    を備えており、
    前記筐体本体には、側面に設けられた段差であって前記側面の当該段差の上側が当該段差の下側よりも前記筐体本体の中心側にずれており前記段差の上側と下側の間に上を向いている段差面が形成されている段差が設けられているとともに、コネクタを取り付けるコネクタ開口が前記段差に設けられており、
    前記コネクタ開口の周囲に、前記段差の下側の前記側面から前記コネクタ開口まで通じる溝が設けられており、
    前記カバーの縁に前記側面に沿って下方へ延びるフランジが設けられており、前記フランジと前記溝は、上下方向と前記側面の法線方向を含む平面であって前記上部開口と前記コネクタ開口を横断する平面上に位置している、電気機器。
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