JP2017140422A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヨレによる不快感をなくし、身体の動きに追従しやすくする。
【解決手段】透液性表面シート3と不透液性裏面シート2との間に吸収体4が介在されたパンティライナー1において、前記吸収体4は、後端部の幅方向中央に吸収体切欠部10が形成され、前記透液性表面シート3及び不透液性裏面シート2はそれぞれ、前記吸収体切欠部10に沿うようにシート切欠部11が形成されている。これにより、パンティライナー1の後端部が臀部にかかっても、臀部の割れ目部分に、切欠部10、11が位置するので、装着中に脚や臀部の動きによって臀部の割れ目部分のパンティライナー1にヨレや皺が発生せず、不快感が生じなくなる。また、左右の脚や臀部が異なる動きをしても、左右の臀部を覆う部分がそれぞれ独立して変形可能であるので、身体の動きに追従しやすくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、経血やおりものなどを吸収するための生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド等の吸収性物品に係り、身体にフィットしてヨレ難く、かつ身体の動きに追従し易くした吸収性物品に関する。
従来より、パンティライナー、生理用ナプキン、失禁パッドなどの吸収性物品として、ポリエチレンシートまたはポリエチレンシートラミネート不織布などの不透液性裏面シートと、不織布又は透液性プラスチックシートなどの透液性表面シートとの間に粉砕パルプ等の紙綿からなる吸収体を介在したものが知られている。
この種の吸収性物品にも幾多の改良が重ねられ、フィット性を向上させ漏れを防止するための手段が種々講じられている。例えば、下記特許文献1には、透液性トップシートと不透液性バックシートとの間に吸収体を設け、前記吸収体の前後両端部の幅方向における中間部に形成した切欠部と、前記切欠部に対応する領域に設けられ、且つ切欠部の開閉方向に伸縮自在で透液性トップシートと不透液性バックシートの前後両端部を吸収面側へ湾曲させる伸縮ギャザーとを設けた吸収性物品が開示されている。
特開2003−38553号公報
特にパンティライナーの場合、吸収体として例えばエアレイド吸収体を用いた薄型のものが好まれるとともに、長さが14〜17cmと生理用ナプキンなどに比べると短めのものが多く、装着時には後端部が股間部の臀部の割れ目に少しかかる状態で装着されるため、装着中に脚や臀部の動きなどによってヨレが発生しやすかった。すなわち、歩行時などにおいて、左右の脚(臀部)が異なる動きをしたとき、臀部の割れ目を覆うパンティライナーの後端部の幅方向中央部がヨレて皺になりやすいという問題があった。このヨレが装着中の不快感を生じさせていた。
上記特許文献1記載の吸収性物品では、後端部に伸縮ギャザーが設けられているため、この伸縮ギャザーが臀部の割れ目に当たって装着時の不快感を引き起こすおそれがあった。また、前記伸縮ギャザーを設けることによって、この伸縮ギャザーの収縮力によって切欠部が閉じられて、吸収性物品の後端部がある程度立ち上がるようになるというものであるが、このような伸縮ギャザーを設けた場合には、歩行時などに左右で異なる脚(臀部)の動きに追従しづらくなるという問題があった。
そこで本発明の主たる課題は、ヨレによる不快感をなくし、身体の動きに追従しやすい吸収性物品を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された吸収性物品において、
前記吸収体は、後端部の幅方向中央に吸収体切欠部が形成され、
前記透液性表面シート及び裏面シートはそれぞれ、前記吸収体切欠部に沿うようにシート切欠部が形成されていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の発明では、前記吸収体は、後端部の幅方向中央に吸収体切欠部が形成され、前記透液性表面シート及び裏面シートはそれぞれ、前記吸収体切欠部に沿うようにシート切欠部が形成されているため、吸収性物品の後端部が臀部にかかっても、臀部の割れ目部分に透液性表面シート、裏面シート及び吸収体が存在しない切欠部が位置するようになるので、装着中に脚や臀部の動きによって臀部の割れ目部分の吸収性物品にヨレや皺が発生することがなく、不快感が生じなくなる。
また、前記吸収体切欠部及びシート切欠部を設けることによって、吸収性物品の後端部の幅方向中央に、透液性表面シート、裏面シート及び吸収体が介在しなくなるので、左右の脚や臀部がそれぞれ異なる動きをしても、左右の臀部を覆う部分がそれぞれ独立して変形でき、脚や臀部などの身体の動きに追従しやすくなる。
請求項2に係る本発明として、前記吸収体は、前記吸収体切欠部より前側であって、少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域に、他の部分より剛性が高くなるように形成された高剛性領域が設けられている請求項1記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項2記載の発明では、前記吸収体の吸収体切欠部より前側であって、少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域に、他の部分より剛性が高くなるように形成された高剛性領域を設けることによって、前記吸収体切欠部が設けられた後側部分が臀部の動きに追従するように変形したとしても、前側の排血口部に対応する部位ではヨレや皺が抑えられ、排血口部にフィットしやすい構造となっている。
なお、本発明において「高剛性領域」とは、相対的に他の領域よりも剛性が高い領域を意味する。一般的に「剛性」とは、曲がり難さの指標値であり、断面形状(断面二次モーメント)と素材の硬軟度(ヤング係数)で定義されるものである。従って、仮に同質の吸収体の場合は断面形状、すなわち厚みが大きい場合は高剛性領域となる。また、厚みが同じであってもエンボスによる圧縮加工により他の領域よりも密度が高い場合は素材自体が硬くなるため高剛性領域となる。
請求項3に係る本発明として、前記吸収体は、吸収性物品の略長手方向に沿って左右一対で配設された吸収体要素からなり、少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域で前記吸収体要素が積層されることにより前記高剛性領域を形成するとともに、後端部の幅方向中央で左右に離間して配置されることにより前記吸収体切欠部を形成している請求項2記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項3記載の発明では、前記吸収体の具体的な構成として第1の形態例について規定している。すなわち、前記吸収体として、吸収性物品の略長手方向に沿って左右一対で配設された吸収体要素から構成し、この吸収体要素同士が少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域で積層されることにより前記高剛性領域を形成するとともに、後端部の幅方向中央で左右に離間して配置されることにより前記吸収体切欠部を形成している。このように、本第1形態例に係る吸収体は、左右に別々の吸収体要素を配置することによって構成されているので、左右で異なる身体の動きに対して追従しやすくなるとともに、同じ形状で製作した2つの吸収体要素の一方を反転させて所定領域で重ね合わせることによって吸収体が製造できるので、部品点数が少なくて済み製造コストが抑えられるようになる。
請求項4に係る本発明として、前記吸収体は、前記吸収体切欠部が設けられた下層吸収体と、前記下層吸収体の少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域に積層されることにより前記高剛性領域を形成する上層吸収体とから構成されている請求項2記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項4記載の発明では、前記吸収体の具体的な構成として第2の形態例について規定している。本第2形態例では、前記吸収体は、前記吸収体切欠部が設けられた下層吸収体と、前記下層吸収体の少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域に積層されることにより前記高剛性領域を形成する上層吸収体とから構成している。このように、下層吸収体が吸収性物品の幅方向に対して一体的に形成されることにより、上記第1形態例に比べ左右で異なる身体の動きに対しての追従性は若干劣るものの、下層吸収体が幅方向両側から脚圧を受けたときに、下層吸収体の幅方向両側部が幅方向中央側に押されて上層吸収体の下側に入り込む変形を生じるため、幅方向中央部が肌側に隆起しやすくなり、身体との密着性が確保されやすくなる。
請求項5に係る本発明として、前記吸収体は、前記吸収体切欠部が設けられた1層の吸収体からなり、少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域にエンボスが付与されることにより前記高剛性領域が形成されている請求項2記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項5記載の発明は、前記吸収体の第3の形態例であり、前記吸収体として吸収体切欠部が設けられた1層の吸収体によって構成し、少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域にエンボスを付与することによって前記高剛性領域を形成するようにしたものである。
請求項に係る本発明として、前記シート切欠部は、吸収性物品の後側外形線との接続部分において、角部を丸くしたR加工が施されている請求項1〜いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項記載の発明では、前記シート切欠部が肌と接したときに違和感を与えないように、角を丸くするようにしている。
請求項に係る本発明として、前記裏面シートの外面に装着時に下着とのズレ止めを図るためのズレ止め粘着剤層が設けられ、前記ズレ止め粘着剤層は、前記吸収体切欠部及びシート切欠部より前側に配置される前側粘着剤層と、この前側粘着剤層より後側に離間して配置される後側粘着剤層とから構成されている請求項1〜いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項記載の発明では、前記裏面シートの外面にズレ止め粘着剤層を設けたとき、前記ズレ止め粘着剤層は、前記吸収体切欠部及びシート切欠部より前側に配置される前側粘着剤層と、この前側粘着剤層より後側に離間して配置される後側粘着剤層とから構成することによって、吸収性物品の後側部分と前側部分とが異なる変形をする自由度を高め、後側部分が脚(臀部)の動きに追従して変形しやすくなるようにする一方で、前側部分が排血口部に密着しやすくなるようにしている。
以上詳説のとおり本発明によれば、ヨレによる不快感をなくし、身体の動きに追従しやすい吸収性物品が提供できるようになる。
本発明に係るパンティライナー1の一部破断展開図である。 そのII−II線矢視図である。 図1のIII−III線矢視図である。 吸収体4の分解斜視図である。 (A)、(B)は吸収体4の平面図である。 第2形態例に係る吸収体4の分解斜視図である。 吸収体4の横断面図である。 第3形態例に係る吸収体4の斜視図である。 パンティライナー1の後側部分を示す拡大図である。 パンティライナー1の裏面図である。 パンティライナー1の裏面図である。 パンティライナー1の裏面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔パンティライナー1の基本構成〕
本発明に係るパンティライナー1は、図1及び図2に示されるように、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシートなどからなる不透液性裏面シート2と、経血やおりものなどを速やかに透過させる透液性表面シート3と、これら両シート2,3間に介在された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、前記吸収体4の形状保持および拡散性向上のために前記吸収体4を囲繞するクレープ紙5と、表面両側部にそれぞれ長手方向に沿って配設されたサイド不織布7,7とから構成されている。前記吸収体4の周囲において、そのライナー長手方向の前後端縁部では、前記不透液性裏面シート2と透液性表面シート3との外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、またその両側縁部では吸収体4の端縁よりも側方に延出している前記不透液性裏面シート2と前記サイド不織布7とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、外周に吸収体4の存在しない外周フラップ部が形成されている。また、前側端部の外周フラップ部には、シール用エンボス9が施されるとともに、後側端部の外周フラップ部には、シール用エンボス8が施されている。
以下、さらに前記パンティライナー1の構造について詳述すると、
前記不透液性裏面シート2は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シートなどの少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他にポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には防水フィルムと不織布とで不透液性裏面シートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートである。
次いで、前記透液性表面シート3は、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、スパンボンド法はドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法及びエアスルー法は嵩高でソフトである点で優れている。
これら不透液性裏面シート2と透液性表面シート3との間に介在される吸収体4は、たとえばパルプ中に高吸水性樹脂を混入したもの、或いはパルプ中に化学繊維を混入させるとともに、高吸水性ポリマーを混入したものが使用される。この吸収体4については、後段で詳述する。前記吸収体4は、形状保持、および経血等を速やかに拡散させるとともに、一旦吸収した経血等の逆戻りを防止するためにクレープ紙(図示せず)によって囲繞することも可能である。
前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶融パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。本発明が対象とする薄型パンティライナーでは、前記吸収体4は、エアレイド法により作製されたものが用いられる。また、前記高吸水性ポリマーとしては、高吸水ポリマー粒状粉(SAP)や高吸水ポリマー繊維(SAF)を用いることができる。
一方、本パンティライナー1の表面側両側部にはそれぞれ、長手方向に沿ってかつライナー1のほぼ全長に亘ってサイド不織布7,7が設けられている。このサイド不織布7,7が側方に延在されるとともに、同じく側方に延在された不透液性裏面シート2とによって側方フラップ部が形成され、側縁の外形線が全体的に幅方向中央側に凸となる湾曲線状に形成されるとともに、長手方向中心部が外形線に沿って凹部と凸部が交互に配置された波状に形成されている。
前記サイド不織布7としては、重要視する機能の点から撥水処理不織布または親水処理不織布を使用することができる。たとえば、体液が浸透するのを防止する、あるいは肌触り感を高めるなどの機能を重視するならば、シリコン系、パラフィン系、アルキルクロミッククロリド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いることが望ましい。また、前記サイド不織布7における体液の吸収性を重視するならば、合成繊維の製造過程で親水基を持つ化合物、例えばポリエチレングリコールの酸化生成物などを共存させて重合させる方法や、塩化第2スズのような金属塩で処理し、表面を部分溶解し多孔性とし金属の水酸化物を沈着させる方法等により合成繊維を膨潤または多孔性とし、毛細管現象を応用して親水性を与えた親水処理不織布を用いるようにすることが望ましい。
前記吸収体4は、後端部の幅方向中央に吸収体が存在しない吸収体切欠部10が形成されている。また、前記透液性表面シート3及び不透液性裏面シート2はそれぞれ、前記吸収体切欠部10に沿うように各シート2、3が存在しないシート切欠部11が形成されている。なお、前記吸収体切欠部10においては、前記透液性表面シート3及び不透液性裏面シート2がそれぞれ、吸収体4より吸収体切欠部10の内側に延在して設けられ、この延在部分で前記透液性表面シート3及び不透液性裏面シート2が前記シール用エンボス8によって接合されている。
パンティライナー1の後端部の幅方向中央に吸収体切欠部10及びシート切欠部11が設けられることによって、装着時にパンティライナー1の後端部が臀部にかかっても、臀部の割れ目部分に前記透液性表面シート3、不透液性裏面シート2及び吸収体4が存在しない前記切欠部10、11が位置するようになるので、装着中に脚や臀部の動きによって臀部の割れ目部分のパンティライナー1にヨレや皺の発生がなくなり、不快感が生じなくなる。
また、パンティライナー1の後端部の幅方向中央には、透液性表面シート3、不透液性裏面シート2及び吸収体4が介在しないので、脚や臀部が左右で異なる動きをしても、左右の臀部をそれぞれ覆うパンティライナー1の後側部分がそれぞれ独立して変形することができるようになり、脚や臀部などの身体の動きに追従しやすくなる。
前記吸収体4は、前記吸収体切欠部10よりライナー前側であって、少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域に、他の部分より剛性が高くなるように形成された高剛性領域4aが設けられている。この高剛性領域4aを設けることによって、吸収体切欠部10が設けられたライナー後側部分が臀部の動きに追従するように変形したとしても、前側の排血口部に対応する部位では剛性が高められているためヨレや皺が抑えられ、排血口部にフィットしやすい構造となっている。
前記吸収体4の構造について更に詳細に説明すると、前記吸収体4の第1形態例としては、図1〜図4に示されるように、前記吸収体4がパンティライナー1の略長手方向に沿って左右一対で配設された吸収体要素4A、4Bからなり、これら吸収体要素4A、4B同士が少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域で積層されることにより前記高剛性領域4aが形成されるとともに、後端部の幅方向中央で前記吸収体要素4A、4Bが左右に離間して配置されることにより、前記吸収体切欠部10が形成されている。前記吸収体要素4A、4Bは、前記高剛性領域4aにてホットメルト接着剤等の接合手段によって接合することが好ましい。
左右一対で配設される前記吸収体要素4A、4Bは、同じ形状に製作されたものが使用され、一方の吸収体要素の表裏を幅方向に反転させ、所定の高剛性領域4aで重ね合わせて配置されている。各吸収体要素4A、4Bの平面形状は、両側縁が直線状に形成されるとともに前後端縁が外側に膨出した円弧状に形成された平面視略小判形のものを、一方の側縁の中間位置から幅方向中心線CLを跨いで他方側の後側端縁の中間位置にかけて、斜めに直線的に切除した形状を有している。前記吸収体要素4A、4Bは、一方の吸収体要素を反転させ、前側端縁を合わせるようにして積層させると、前側の所定領域が吸収体要素4A、4Bの高剛性領域4aとされるとともに、後側の両側部にそれぞれ吸収体要素4A、4Bが配置され、更に後端部の幅方向中央部に吸収体要素4A、4Bが左右に離間した吸収体切欠部10が形成されるようになる。なお、前記吸収体要素4A、4Bを重ね合わせたときの平面形状は、前後端縁がライナー幅方向に沿って直線的になるように形成してもよいし、両側縁が脚の付け根の内側形状に合わせて内側に膨出した円弧状になるように形成してもよい。
上記第1形態例に係る吸収体4では、特に脚や臀部の動きの影響を受けやすい後側部分に、左右別々の吸収体要素4A、4Bが配置されるので、左右で異なる身体の動きに対して追従しやすくなる。また、左右の吸収体要素4A、4Bとして同じ形状で製作したものを使用し、一方の吸収体要素を反転させて他方の吸収体要素と積層することによって吸収体4が製造できるので、部品の共通化がなされて部品点数が少なくて済み製造コストが抑えられるようになる。
各吸収体要素4A、4Bが上述の平面形状で形成されることによって、前記吸収体切欠部10は、ライナー後端部から前側に向けて直線的に漸次幅狭となるV字状に形成されるようになる。また、前記高剛性領域4aは、前記吸収体切欠部10の前側の頂部を基点に、吸収体切欠部10の両側縁をそれぞれ前側に延長させた線に対応する前側に向けて直線的に漸次幅広となるV字状の後端縁を有するように形成されるようなる。
このように、高剛性領域4aを吸収体切欠部10の頂部を基点に形成することによって、吸収体切欠部10のV字状の頂部を臀部の割れ目の股下側の開始点に合わせて装着したとき、臀部の割れ目の開始点より後側部分においては、吸収体切欠部10の両側にそれぞれ吸収体要素4A、4Bが配設されるので、左右で異なる身体の動きに合わせて各吸収体要素4A、4Bが別々に変形して身体の動きに追従しやすくなるとともに、臀部の割れ目の開始点より前側部分においては、両側の脚の付け根部分の間隔が前側に向けて徐々に拡がるのに合わせて高剛性領域4aの後端縁が漸次幅広に形成されるので、パンティライナー1が排血口部にフィットしやすくなるとともに、高剛性領域4aの後端縁を折り線として高剛性領域4aが肌側に隆起する変形が生じやすくなり、身体との密着性がより確実に確保できるようになる。
前記第1形態例の変形例として、図5に示される構成とすることも可能である。図5(A)では、各吸収体要素4A、4Bは、上述と同様の平面視略小判形のものを、一方の側縁と前側端縁との隅部から幅方向中心線CLを跨いで他方側の後側端縁の中間位置にかけて、斜めに直線的に切除した形状を有している。これによって、両側縁では各吸収体要素4A、4Bがそれぞれ配置された1層からなるとともに、前側端縁から吸収体切欠部10の頂部までの間の三角形状(又は扇形状)の領域が前記吸収体要素4A、4Bが積層された高剛性領域4aとされている。
また、図5(B)では、各吸収体要素4A、4Bは、平面視略小判形のものより一方の側縁が幅方向中心線CL寄りに形成されたものを用い、一方の側縁の中間位置から幅方向中心線CLを跨いで他方側の後側端縁の中間位置にかけて、斜めに直線的に切除した形状を有している。これによって、両側縁では各吸収体要素4A、4Bがそれぞれ配置された1層からなるとともに、幅方向中央部分に前記吸収体要素4A、4Bが積層された高剛性領域4aが形成されている。
吸収体4の第2形態例としては、図6に示されるように、前記吸収体4が、前記吸収体切欠部10が設けられた下層吸収体4Cと、前記下層吸収体4Cの少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域に積層され、必要に応じてホットメルト接着剤等によって接合されることにより前記高剛性領域4aを形成する上層吸収体4Dとから構成されている。前記下層吸収体4Cは、両側縁が直線状とされ、前後端縁が外側に膨出した円弧状とされた外形線を有する平面視略小判形に形成され、後端部の幅方向中央に吸収体切欠部10が形成されている。一方、前記上層吸収体4Dは、上記第1形態例の高剛性領域4aに対応する平面形状で形成されている。すなわち、図6に示される例では、下層吸収体4Cの前側端縁から両側縁の中間位置にかけての外形線が下層吸収体4Cと一致するとともに、後側端縁は両側縁の中間位置から下層吸収体4Cの吸収体切欠部10の頂部に向けて漸次直線的に幅狭になる外形線で形成されている。
本第2形態例に係る吸収体4では、下層吸収体4Cが幅方向に一体的に形成されているため上記第1形態例に係る吸収体4に比べて左右で異なる身体の動きに対する追従性が若干劣るものの、幅方向両側から脚圧を受けたときの肌との密着性に優れるようになる。詳細には図7に示されるように、幅方向両側から脚圧を受けたとき、下層吸収体4Cの幅方向両側部が幅方向中央側に押されて上層吸収体4Dの下側に入り込むような変形を生じるため、幅方向中央部が肌側に隆起しやすくなり、身体との密着性が確保されやすくなる。
なお、前記上層吸収体4Dは、上記第1形態例の他の形態例で説明した図5(A)、(B)に示される高剛性領域4aに対応する平面形状で形成することも可能である。
更に、吸収体4の第3形態例としては、図8に示されるように、前記吸収体4として前記吸収体切欠部10が設けられた1層の吸収体4Eからなり、この吸収体4Eの前記高剛性領域4aにエンボスを付与することによって、他の部分より高剛性に形成している。前記エンボスを付与する領域は、上記第1形態例で説明した吸収体要素4A、4Bが積層される領域である。この領域に、ドット状、線状などのエンボスが適宜のパターンで付与されている。前記エンボスは、上記第1形態例で示した吸収体要素4A、4Bの積層領域の全面に亘って設けるのが好ましいが、これら積層領域の一部に設けることも可能である。一部に設ける場合には、製品長手方向中央部を中心として前側及び後側の所定領域に設けるようにする。製品長手方向中央部から前側の範囲をa、製品長手方向中央部から後側の範囲をbとすると、a≧bの範囲に設けることが好ましい。
次に、前記シート切欠部11について詳細に説明すると、前記シート切欠部11は、パンティライナー1の後側端縁の外形線から前側に向けて漸次幅狭となるように透液性表面シート3及び不透液性裏面シート2を切り欠いた部分であり、両側縁がほぼ前記吸収体切欠部10の側縁と平行する直線的に形成されている。
前記シート切欠部11は、パンティライナー1の後側端縁の外形線との接続部分において、角部を丸くしたR加工が施されるようにすることが好ましい。この部分は、装着時に臀部に接触する部分であるので、この部分に尖った角があると、肌を傷つけたり、違和感を生じる可能性がある。前記R加工の大きさとしては、R3〜R10mm、好ましくはR5〜R8mm程度とするのがよい。
本パンティライナー1では、特に後側のフラップ部の幅(吸収体4とライナー外形線との距離)が広いと剛性が低くヒラヒラとしてフィット性が低下するため、通常のものよりフラップ部を狭い幅で形成することが好ましい。具体的に吸収体4と外周シール部との距離は、2〜12mm、好ましくは2〜7mmとするのがよい。2mmより小さいと外周シール部が形成しにくくなるし、12mmより大きいとフラップ部がヒラヒラするようになる。
前記シート切欠部11の寸法は、図9に示されるように、パンティライナー1の後端部から切欠部11の頂部までの長さLが、パンティライナー全長の10%以上27%以下とするのがよく、望ましくは11%以上24%以下とするのがよい。また、切欠部11の幅(切欠部11両側のライナー後端部の間隔)Wが、15〜40mm、好ましくは20〜30mmとするのがよい。
ところで、図10及び図11に示されるように、前記不透液性裏面シート2の外面には、装着時に下着とのズレ止めを図るためのズレ止め粘着剤層12が設けられている。前記ズレ止め粘着剤層12は、吸収体切欠部10及びシート切欠部11よりライナー前側に配置される前側粘着剤層12aと、この前側粘着剤層12aより後側に離間して配置される後側粘着剤層12bとによって、前側と後側とで不連続的に形成することが好ましい。これによって、パンティライナー1の後側部分と前側部分とが別々に変形する自由度が高まり、ライナー後側部分が脚(臀部)の動きに伴って変形しやすくなる一方で、前側部分が排血口部に密着しやすくなる。前記前側粘着剤層12aは、シート切欠部11より前方に設けられ、前記後側粘着剤層12bは、シート切欠部11のほぼ両側部に設けられている。
図10に示される例では、前側粘着剤層12aがほぼライナー長手方向に沿って設けられるとともに、後側粘着剤層12bが吸収体切欠部10(シート切欠部11)の側縁とほぼ平行する方向に沿って設けられている。図10(A)では、後側粘着剤層12bとして、細い線状のものが離間して複数、図示例では2本配置されている。また、図10(B)では、後側粘着剤層12bとして、幅広の帯状のものが1本配置されている。
また、図11に示される例では、前側粘着剤層12a及び後側粘着剤層12bがほぼライナー幅方向に沿って設けられている。
図10及び図11に示される例では、前記シート切欠部11の前側の頂点11aと、前側粘着剤層12aの後側端部との間が前側に離間しているが、このような離間部が設けられていると、その間は下着と接着しない状態なので、大股歩行等により脚を前後に大きく動かすと、前記離間部がシート切欠部11の頂点11aから透液性表面シート3及び不透液性裏面シート2が引き裂かれる可能性がある。そこで、図12に示されるように、少なくとも幅方向中央部に配設される前側粘着剤層12aは、後側端部がシート切欠部11の頂点11aを基点に、シート切欠部11の頂点11aと前側粘着剤層12aの後側端部とがライナー長手方向に離間しないように配置されていることが望ましい。これによって、シート切欠部11の頂点11aを基点として透液性表面シート3及び不透液性裏面シート2が引き裂かれるのが防止できる。
以上の構成からなるパンティライナー1を製造するに当たっては、吸収体4をクレープ紙5で囲繞した状態で、吸収体切欠部10部分のクレープ紙5及び必要に応じて吸収体4を切断した後、不透液性裏面シート2の上面に載置し、その上面に透液性表面シート3及びサイド不織布7、7を載置する。外周フラップ部において適宜接着剤による接着及び/又はヒートシール接合を施し、前記シート切欠部11を含むパンティライナー1の外形線に沿ってカッター装置によって裁断する。
1…パンティライナー、2…不透液性裏面シート、3…透液性表面シート、4…吸収体、4A・4B…吸収体要素、4C…下層吸収体、4D…上層吸収体、4E…吸収体、4a…高剛性領域、7…サイド不織布、10…吸収体切欠部、11…シート切欠部11
本発明は、経血やおりものなどを吸収するための生理用ナプキン又はパンティライナーからなる吸収性物品に係り、身体にフィットしてヨレ難く、かつ身体の動きに追従し易くした吸収性物品に関する。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された生理用ナプキン又はパンティライナーからなる吸収性物品において、
前記吸収体は、後端部の幅方向中央のみに吸収体切欠部が形成され、
前記透液性表面シート及び裏面シートはそれぞれ、前記吸収体切欠部に沿うようにシート切欠部が形成されていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の発明では、前記吸収体は、後端部の幅方向中央のみに吸収体切欠部が形成され、前記透液性表面シート及び裏面シートはそれぞれ、前記吸収体切欠部に沿うようにシート切欠部が形成されているため、吸収性物品の後端部が臀部にかかっても、臀部の割れ目部分に透液性表面シート、裏面シート及び吸収体が存在しない切欠部が位置するようになるので、装着中に脚や臀部の動きによって臀部の割れ目部分の吸収性物品にヨレや皺が発生することがなく、不快感が生じなくなる。

Claims (7)

  1. 透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された吸収性物品において、
    前記吸収体は、後端部の幅方向中央に吸収体切欠部が形成され、
    前記透液性表面シート及び裏面シートはそれぞれ、前記吸収体切欠部に沿うようにシート切欠部が形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記吸収体は、前記吸収体切欠部より前側であって、少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域に、他の部分より剛性が高くなるように形成された高剛性領域が設けられている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記吸収体は、吸収性物品の略長手方向に沿って左右一対で配設された吸収体要素からなり、少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域で前記吸収体要素が積層されることにより前記高剛性領域を形成するとともに、後端部の幅方向中央で左右に離間して配置されることにより前記吸収体切欠部を形成している請求項2記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収体は、前記吸収体切欠部が設けられた下層吸収体と、前記下層吸収体の少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域に積層されることにより前記高剛性領域を形成する上層吸収体とから構成されている請求項2記載の吸収性物品。
  5. 前記吸収体は、前記吸収体切欠部が設けられた1層の吸収体からなり、少なくとも着用者の排血口部に相当する部位を含む領域にエンボスが付与されることにより前記高剛性領域が形成されている請求項2記載の吸収性物品。
  6. 前記シート切欠部は、吸収性物品の後側外形線との接続部分において、角部を丸くしたR加工が施されている請求項1〜いずれかに記載の吸収性物品。
  7. 前記裏面シートの外面に装着時に下着とのズレ止めを図るためのズレ止め粘着剤層が設けられ、前記ズレ止め粘着剤層は、前記吸収体切欠部及びシート切欠部より前側に配置される前側粘着剤層と、この前側粘着剤層より後側に離間して配置される後側粘着剤層とから構成されている請求項1〜いずれかに記載の吸収性物品。
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