JP2017137725A - 自動水栓装置 - Google Patents
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Abstract
Description
<自動水栓装置の構成>
まず、図1〜図4を参照して、本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置の構成について説明する。
受水部110はボウル部100の底部を構成しており、受水部110の表面(後述する内側面100a側の面)は、吐水機構200から吐水される吐水流を受ける受水面111を構成する。
なお、受水部110及び周壁部120のうち使用者により視認可能で後述する吐水口240から吐水される吐水流にさらされる表面(受水面111と、周壁部120の受水面111側の面)を内側面100aとし、受水部110及び周壁部120のうち使用者により視認できない面(内側面100aとは反対側の裏面)を外側面100bとする。
周壁部120の後壁部121は、受水部110の奥側端部(後方側端部)から鉛直上方に延びるように形成されており、他の壁部(前壁部122、右壁部123、左壁部124)よりも上方へ延びている。この後壁部121には、吐水機構200及びセンサ部300が設けられている。また、前壁部122は、受水部110に接続し、後壁部121に対向する位置に設けられている。この前壁部122は、受水部110の手前側端部(前方側端部)から鉛直上方に延びるように形成されている。
また、右壁部123及び左壁部124は、受水部110の左方側端部及び右方側端部のそれぞれから鉛直上方に延びるように形成されており、後壁部121と前壁部122とを接続している。つまり、受水部110と周壁部120とは、連続して一体的に形成されている。
なお、本実施形態及び、第二実施形態〜第四実施形態において、後壁部121がセンサ配置部としての機能を果たす。
排水口112は、円形形状を有しており、受水面111の傾斜面の下端であって、後述するセンサ部300の被検知体の検知範囲である有効電波領域Rよりも手前側(前方側)の位置に形成されている。つまり、排水口112は、有効電波領域Rの範囲外の位置に形成されている。また、図3に表したように、排水口112は、自動水栓装置1の前後方向の中央よりも後方側に形成されている。
給水管210は後壁部121の裏面側(外側面100b側)において上下方向に延びる管路であり、給水管210の上流は図示しない給水源に接続されている。給水管210内において、上流から流れてきた水は、流れ方向Wに向かって流れる。また、給水管210の管路途中には、制御部400からの信号によって開閉する開閉弁220が設けられており、給水管210の下流側先端部には、吐水部230が設けられている。吐水部230は、その下流側先端に吐水口240を有する。吐水部230は、後壁部121に形成された貫通孔を通して奥側(後方側)から手前側(前方側)に突出しており、吐水口240から吐水するようになっている。本実施形態では、吐水部230は、略円筒状の管部分であって、やや前下がりの傾斜方向に突設されており、その突設方向に対して略垂直な面に沿うように吐水口240が開口している。
まず、発振回路330にて、放射する電波の周波数に応じた信号が生成されると、その信号が送信部310及びミキサ回路340へ送信される。送信部310は、発振回路330にて生成された信号に応じた周波数の電波を送信波として不図示のアンテナからボウル部100へ放射する。送信部310から放射された送信波が動いている被検知体に当たって反射されると、被検知体の動きに応じて電波の周波数が変化する。そして、送信部310から放射された電波の反射波が被検知体で反射して不図示のアンテナに入射すると、受信部320は当該アンテナを介して反射波を受信する。受信部320で受信した電波の周波数に応じた信号は、ミキサ回路340へ送信される。ミキサ回路340は、送信部310から放射した送信波の信号と、受信部320で受信した反射波の信号と、に基づいて検知信号(被検知体の移動情報を表す電圧信号)を生成する。ミキサ回路340によって生成された検知信号は、制御部400へ出力される。
なお、送信部320に対応するアンテナと、受信部320に対応するアンテナとは、それぞれ別であってもよい。
判定部410は、センサ部300のミキサ回路340より送信された検知信号を受信し、受信した検知信号に基づいて被検知体が検出されたか否かを判定し、開閉弁220を駆動する。
つづいて、図5を参照して、本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置の動作及び作用について説明する。
なお、受水面111上を伝って流れる流体の流れがF1で示されている。
排水口112に流入した流体Fは、排水部130の排水流路131を介して図示しない排水管に排出される。
<自動水栓装置の構成>
つぎに、図6〜図8を参照して、本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置の構成について説明する。
なお、本実施形態において、上述した本発明の第一実施形態における自動水栓装置1と同一の部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
排水口112aは、左右方向に横長に延びるスリット状の開口であり、左右方向の一方の壁部(右壁部123または左壁部124)の内側面100a側の面から他方(右壁部123または左壁部124)の壁部の内側面100a側の面にかけて形成されている。この排水口112aは、受水面111の傾斜面の下端であってセンサ部300の被検知体の検知範囲である有効電波領域Rよりも手前側(前方側)の位置に形成されている。つまり、排水口112aは、有効電波領域Rの範囲外の位置に形成されている。また、有効電波領域Rの左右方向の幅は、排水口112aの左右方向の幅よりも小さく形成されている。そして、排水口112aの手前側(前方側)の開口縁は、前壁部122の内側面100a側の面と、一体的に設けられている。また、排水口112aの右方側及び左方側の開口縁は、右壁部123及び左壁部124の内側面100a側の面と一体的に設けられている。一方、排水口112aの奥側(後方側)の開口縁である奥側開口縁113は、受水面111に設けられている傾斜面の最下端の縁部分である。
なお、本実施形態においては、凹部132から排水部130の下流端部(排水管との接続部分)までが、排水流路としての機能を果たす。
つづいて、図9を参照して、本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置の動作及び作用について説明する。
なお、受水面111上を伝って流れる流体の流れがF1及びF2で示されている。
<自動水栓装置の構成>
つぎに、図10〜図12を参照して、本発明の第三実施形態に係る自動水栓装置の構成について説明する。
なお、本実施形態において、上述した本発明の第一実施形態および第二実施形態における自動水栓装置1、2と同一の部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
なお、本実施形態においては、凹部132から排水部130の下流端部(排水管との接続部分)までが、排水流路としての機能を果たす。
つづいて、図13を参照して、本発明の第三実施形態に係る自動水栓装置の動作及び作用について説明する。
なお、コップからボウル部100内に流体Fが流されて第1受水面111aで受けた場合、本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置2の動作及び作用と略同様であるため、この場合の説明は省略する。
なお、第2受水面111b上を伝って流れる流体の流れがF3で示されている。
<自動水栓装置の構成>
つぎに、図14〜図16を参照して、本発明の第四実施形態に係る自動水栓装置の構成について説明する。
なお、本実施形態において、上述した本発明の各実施形態における自動水栓装置と同一の部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
つづいて、図17を参照して、本発明の第四実施形態に係る自動水栓装置の動作及び作用について説明する。
なお、受水面111上を伝って流れる流体の流れがF1で示されている。
排水口112に流入した流体Fは、排水部130の排水流路131を介して図示しない排水管に排出される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
100 ボウル部
110 受水部
111 受水面
111a 第1受水面
111b 第2受水面
112 排水口
112a、112b 排水口
113 奥側開口縁
114 手前側開口縁
120 周壁部
121 後壁部 (センサ配置部)
122 前壁部
122a 前壁部
123 右壁部
124 左壁部
130 排水部
131 排水流路
132 凹部
132a 後方側面
132b 前方側面
132c 右方側面
132d 左方側面
132e 底面
133 流出口
140 隅部領域
200 吐水機構
210 給水管
220 開閉弁
230 吐水部
240 吐水口
300 センサ部
310 送信部
320 受信部
330 発振回路
340 ミキサ回路
400 制御部
410 判定部
420 記憶部
A 電波放射方向
C 中心軸線
F 流体
F1〜F3 流体の流れ
R 有効電波領域
W 給水管内の流れ
Claims (5)
- 吐水口を有する吐水部と、前記吐水口から吐水される吐水流を受ける受水面を有する凹状のボウル部と、前記受水面に向けて下方向に電波を放射し、この電波の反射波に基づいて被検知体を検知するためのセンサ部と、このセンサ部から出力された検知信号に基づいて前記吐水口から吐水される吐水流の吐止水を制御する制御部と、を備えた自動水栓装置において、
前記センサ部は、前記吐水口よりも高い位置に配置されており、
前記ボウル部は、前記受水面を含み前記ボウル部の底部を形成する受水部と、前記センサ部が設けられて前記受水部の奥側から上方に延びるセンサ配置部と、を有し、
前記センサ部の被検知体の検知範囲である有効電波領域には、前記受水部から前記センサ配置部が立ち上がる角部付近の隅部領域が含まれ、
前記受水面には、前記吐水口からの吐水流を排水する排水口と、前記センサ配置部に向かって上方に傾く傾斜面と、が設けられ、
前記排水口が、前記傾斜面の下端であって前記有効電波領域よりも手前側の位置に形成されていることを特徴とする
自動水栓装置。 - 前記排水口は、左右方向に延びるスリット状の開口であることを特徴とする
請求項1に記載の自動水栓装置。 - 前記ボウル部は、前記受水部に接続し、センサ配置部に対向する位置に設けられている前壁部をさらに有し、
前記前壁部が、前記受水部の手前側端部から鉛直上方又は手前側上方に延びるように形成されていることを特徴とする
請求項1または請求項2に記載の自動水栓装置。 - 前記前壁部は、前記受水部の手前側端部から鉛直上方に延びるように形成されていることを特徴とする
請求項3に記載の自動水栓装置。 - 前記受水面は、前記排水口の奥側の開口縁部を形成するとともに手前側から奥側に向かって上り傾斜している第1受水面と、前記排水口の手前側の開口縁を形成するとともに奥側から手前側に向かって下り傾斜している第2受水面と、を有し、
前記手前側の開口縁が前記奥側の開口縁よりも低い位置に形成されていることを特徴とする
請求項2に記載の自動水栓装置。
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2016
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