JP2017137725A - 自動水栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動水栓装置において、コップからの捨て水等による水跳ねによって生じる誤検知を抑制する。【解決手段】吐水口を有する吐水部と、吐水口から吐水される吐水流を受ける受水面を有する凹状のボウル部と、受水面に向けて下方向に電波を放射するセンサ部と、を備えた自動水栓装置において、センサ部は、吐水口よりも高い位置に配置されており、ボウル部は、受水面を含みボウル部の底部を形成する受水部と、センサ部が設けられて受水部の奥側から上方に延びるセンサ配置部と、を有し、センサ部の被検知体の検知範囲である有効電波領域には、受水部からセンサ配置部が立ち上がる角部付近の隅部領域が含まれ、受水面には、吐水口からの吐水流を排水する排水口と、センサ配置部に向かって上方に傾く傾斜面と、が設けられ、排水口が、受水面の下端であって有効電波領域よりも手前側の位置に形成されていることを特徴とする自動水栓装置。【選択図】図5

Description

本発明は、自動水栓装置に関し、特に電波センサを用いて吐水及び止水を自動的に行う自動水栓装置に関する。
従来から、例えばマイクロ波ドップラセンサなどの電波センサによって、被検知体(例えば、使用者の手等)の移動速度を検知して、吐水及び止水を自動的に行う自動水栓装置が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1の図1等に記載された自動水栓装置においては、電波センサがボウル部の奥側の低い位置に配置されており、電波センサから斜め上方に向けて電波が放射されるようになっている。つまり、電波の放射方向は使用者の手が吐水口に向けて接近してくる方向に向けられており、これにより、使用者の手の動きの検知が容易となる。しかしながら、この構成では、電波がボウル部の外部に向けられているため、例えば、使用者が鏡を覗き込む動作のようなボウル部外での使用者の接近動作が、使用者の手の動きと誤検知され、誤吐水が生じるおそれがある。
一方、特許文献2の図11等には、ボウル部の奥側且つ吐水口よりも高い位置に配置された電波センサから下方に向けて電波が放射される自動水栓装置が記載されている。この自動水栓装置においては、電波が三つの方向に向けて選択的に放射されるようになっている。この三つの放射方向は、いずれもボウル部の上方空間における使用者の手の動きを検知するように段階的に角度設定されている。そのため、特許文献1に記載された自動水栓装置のように、ボウル部外での使用者の接近動作を誤検知することを抑制することができる。
特開2009−150190号公報 特開2006−283441号公報
しかしながら、特許文献2に記載のような、ボウル部の上方空間における使用者の手の動きを検知する自動水栓装置では、電波がボウル部の奥側から手前側の内側面に向けて放射される。そのため、例えば、使用者が手洗い中に吐水口から手前側に手を引っ込めた状態で行う石鹸水の手もみ動作や手に付いた水を払う水切り動作を、水を受けるために吐水口に手を近づける動作と誤検知してしまうおそれがあった。このため、特許文献2に記載の自動水栓装置では、不必要な吐水が継続するという問題があった。
この問題を解決するために、電波センサの検知範囲が手もみ動作や水切り動作を行う空間を含まなくなるように、電波放射方向の下方への傾き角度をさらに大きく再設定することが一つの解決策として考えられる。この構成により、手もみ動作や水切り動作を誤検知してしまうことが抑制される。
しかしながら、上記のように電波放射方向の傾き角度を再設定した自動水栓装置では、電波放射方向がボウル部の底面に向くことになる。そして、このように電波の放射方向の傾き角度を再設定した自動水栓装置では、止水中に、例えばコップから水をボウル部内に捨てた場合に、ボウル部の内側表面を伝って流れた水がボウル部の周壁面に衝突して生じた水跳ねを、電波センサが使用者の手と誤検知し、誤吐水が生じるおそれがある。すなわち、電波センサは、コップからの水がボウル部の内側表面上を伝うように流れる層状流として流れる間はこの層状流を検知しない。しかしながら、この層状流がボウル部の周壁面に衝突し、この周壁面に沿って跳ね上がった場合には、この跳ね上がった水が電波センサに向かって近づく動き、及び、跳ね上がった水が上昇後に乱れて大きな検知面積を形成しながら広がって落下する動きを、電波センサが使用者の手の動きと誤検知してしまう場合がある。
本発明は、このような新たな課題を解決するためになされたものであり、吐水口よりも上方位置に配置された電波センサから下方に向けて電波が放射される自動水栓装置において、コップからの捨て水等による水跳ねによって生じる誤検知を抑制することができる自動水栓装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る自動水栓装置によれば、吐水口を有する吐水部と、吐水口から吐水される吐水流を受ける受水面を有する凹状のボウル部と、受水面に向けて下方向に電波を放射し、この電波の反射波に基づいて被検知体を検知するためのセンサ部と、このセンサ部から出力された検知信号に基づいて吐水口から吐水される吐水流の吐止水を制御する制御部と、を備えた自動水栓装置において、センサ部は、吐水口よりも高い位置に配置されており、ボウル部は、受水面を含みボウル部の底部を形成する受水部と、センサ部が設けられて受水部の奥側から上方に延びるセンサ配置部と、を有し、センサ部の被検知体の検知範囲である有効電波領域には、受水部からセンサ配置部が立ち上がる角部付近の隅部領域が含まれ、受水面には、吐水口からの吐水流を排水する排水口と、センサ配置部に向かって上方に傾く傾斜面と、が設けられ、排水口が、傾斜面の下端であって有効電波領域よりも手前側の位置に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、受水面からセンサ配置部に向かって流れる水の速度が遅くなり、ボウル部の受水面を伝う水が、受水部からセンサ配置部が立ち上がる角部付近の隅部領域にて跳ね返ってしまうことを抑制することができる。そのため、隅部領域にて跳ね返った水をセンサ部が検知してしまうことによる誤吐水を抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る自動水栓装置において、好ましくは、排水口は、左右方向に延びるスリット状の開口であることを特徴とする。
この構成によれば、排水口付近を流れる水はスリット状の排水口に流れ込み、排水口付近から受水面の傾斜面を遡ってセンサ配置部に向かって流れる水が抑制される。これにより、受水部からセンサ配置部が立ち上がる角部付近の隅部領域にて水が跳ね返ってしまうことを抑制することができる。そのため、隅部領域にて跳ね返った水をセンサ部が検知してしまうことによる誤吐水をより確実に抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る自動水栓装置において、好ましくは、ボウル部は、受水部に接続し、センサ配置部に対向する位置に設けられている前壁部をさらに有し、前壁部が、受水部の手前側端部から鉛直上方又は手前側上方に延びるように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、例えば使用者がコップ内の水をボウル部へ捨てる際、受水面のより手前側の位置に水を捨てることができ、受水面からセンサ配置部に向かう水の速度をより遅くすることができる。これにより、受水部からセンサ配置部が立ち上がる角部付近の隅部領域にて水が跳ね返ってしまうことを抑制することができる。そのため、隅部領域にて跳ね返った水をセンサ部が検知してしまうことによる誤吐水をより確実に抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る自動水栓装置において、好ましくは、前壁部は、受水部の手前側端部から鉛直上方に延びるように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、ボウル部の前後方向長さが同一である条件下において、排水口よりも手前側に排水を受ける受水面が形成されている場合に比べて、受水面の前後方向長さを大きく形成することができる。そのため、受水面の傾斜面の長さが長くなり、受水面からセンサ配置部に向けて流れる水の速度をより遅くすることができる。これにより、受水部からセンサ配置部が立ち上がる角部付近の隅部領域にて水が跳ね返ってしまうことを抑制することができる。そのため、隅部領域にて跳ね返った水をセンサ部が検知してしまうことによる誤吐水をより確実に抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る自動水栓装置において、好ましくは、受水面は、排水口の奥側の開口縁部を形成するとともに手前側から奥側に向かって上り傾斜している第1受水面と、排水口の手前側の開口縁を形成するとともに奥側から手前側に向かって下り傾斜している第2受水面と、を有し、手前側の開口縁が奥側の開口縁よりも低い位置に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、例えばコップ内の水を第2受水面に捨てた際、第2受水面を伝う水は、第1受水面に流れることが抑制され、そのまま排水口に流れ込む。つまり、第1受水面からセンサ配置部に向かって水が流れることがより抑制される。これにより、受水部からセンサ配置部が立ち上がる角部付近の隅部領域にて水が跳ね返ってしまうことを抑制することができる。そのため、隅部領域にて跳ね返った水をセンサ部が検知してしまうことによる誤吐水をより確実に抑制することができる。
本発明によれば、吐水口よりも電波センサが上方位置に配置された自動水栓装置において、コップからの捨て水等の水跳ねによる誤検知を抑制することができる。
本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置の斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置の上面図である。 本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置の側面断面図である。 本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置のセンサ部と制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置のボウル部の水の流れを模式的に表した側面断面図である。 本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置の斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置の上面図である。 本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置の側面断面図である。 本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置のボウル部の水の流れを模式的に表した側面断面図である。 本発明の第三実施形態に係る自動水栓装置の斜視図である。 本発明の第三実施形態に係る自動水栓装置の上面図である。 本発明の第三実施形態に係る自動水栓装置の側面断面図である。 本発明の第三実施形態に係る自動水栓装置のボウル部の水の流れを模式的に表した側面断面図である。 本発明の第四実施形態に係る自動水栓装置の斜視図である。 本発明の第四実施形態に係る自動水栓装置の上面図である。 本発明の第四実施形態に係る自動水栓装置の側面断面図である。 本発明の第四実施形態に係る自動水栓装置のボウル部の水の流れを模式的に表した側面断面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第一実施形態)
<自動水栓装置の構成>
まず、図1〜図4を参照して、本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置の構成について説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置の斜視図である。図2は、本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置の上面図である。図3は、本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置の側面断面図である。図4は、本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置のセンサ部と制御部の構成を示すブロック図である。
図1〜図3に示すように、自動水栓装置1は、ボウル部100と、吐水機構200と、センサ部300と、制御部400と、を備える。
ボウル部100は、陶器又は樹脂等の電波透過性材料で形成されており、全体が凹状形状に形成されている。また、ボウル部100は、受水部110と、周壁部120と、排水部130と、を有する。
受水部110はボウル部100の底部を構成しており、受水部110の表面(後述する内側面100a側の面)は、吐水機構200から吐水される吐水流を受ける受水面111を構成する。
なお、受水部110及び周壁部120のうち使用者により視認可能で後述する吐水口240から吐水される吐水流にさらされる表面(受水面111と、周壁部120の受水面111側の面)を内側面100aとし、受水部110及び周壁部120のうち使用者により視認できない面(内側面100aとは反対側の裏面)を外側面100bとする。
周壁部120は、受水部110の周縁部から上方に延びるように形成されており、後壁部121と、前壁部122と、右壁部123と、左壁部124と、からなる。
周壁部120の後壁部121は、受水部110の奥側端部(後方側端部)から鉛直上方に延びるように形成されており、他の壁部(前壁部122、右壁部123、左壁部124)よりも上方へ延びている。この後壁部121には、吐水機構200及びセンサ部300が設けられている。また、前壁部122は、受水部110に接続し、後壁部121に対向する位置に設けられている。この前壁部122は、受水部110の手前側端部(前方側端部)から鉛直上方に延びるように形成されている。
また、右壁部123及び左壁部124は、受水部110の左方側端部及び右方側端部のそれぞれから鉛直上方に延びるように形成されており、後壁部121と前壁部122とを接続している。つまり、受水部110と周壁部120とは、連続して一体的に形成されている。
なお、本実施形態及び、第二実施形態〜第四実施形態において、後壁部121がセンサ配置部としての機能を果たす。
受水面111には、吐水機構30からの吐水やボウル部100に捨てられた水を排水する排水口112が開口している。また受水面111には、排水口112に向かって下り傾斜するように設けられた傾斜面が設けられている。すなわち、傾斜面は、前方側から後方側(後壁部121側)に向かって上方に傾いた形状である。本実施形態では、受水面111の前端部(下端部)に排水口112が開口しており、受水面111が全体として後上がりの傾斜面となっている。ただし、受水面111における排水口112の位置等により、受水面111の一部が後上がりの傾斜面であってもよい。
排水口112は、円形形状を有しており、受水面111の傾斜面の下端であって、後述するセンサ部300の被検知体の検知範囲である有効電波領域Rよりも手前側(前方側)の位置に形成されている。つまり、排水口112は、有効電波領域Rの範囲外の位置に形成されている。また、図3に表したように、排水口112は、自動水栓装置1の前後方向の中央よりも後方側に形成されている。
また、排水口112の下方には、排水部130が設けられている。排水部130には、排水口112に連通する排水流路131が形成されている。排水流路131は排水口112から鉛直下方に向かって延びる流路であり、排水流路131の下流端部には、排水口112から排水流路131に流れ込んだ水をボウル部100外に排出する排水管(図示せず)が接続されている。
吐水機構200は、給水管210と、開閉弁220と、吐水部230と、吐水口240と、を有する。
給水管210は後壁部121の裏面側(外側面100b側)において上下方向に延びる管路であり、給水管210の上流は図示しない給水源に接続されている。給水管210内において、上流から流れてきた水は、流れ方向Wに向かって流れる。また、給水管210の管路途中には、制御部400からの信号によって開閉する開閉弁220が設けられており、給水管210の下流側先端部には、吐水部230が設けられている。吐水部230は、その下流側先端に吐水口240を有する。吐水部230は、後壁部121に形成された貫通孔を通して奥側(後方側)から手前側(前方側)に突出しており、吐水口240から吐水するようになっている。本実施形態では、吐水部230は、略円筒状の管部分であって、やや前下がりの傾斜方向に突設されており、その突設方向に対して略垂直な面に沿うように吐水口240が開口している。
センサ部300は、特定の周波数帯域(移動体検知センサであるセンサ部300は、特定小電力機器であるため、日本国内において10.50〜10.55[GHz]又は24.05〜24.25[GHz]の周波数帯域での使用が認められている。)のマイクロ波ドップラセンサであり、受水面111に向けて前方斜め下方向に電波を放射し、この電波の反射波に基づいて被検知体を検知する。これにより、センサ部300による被検知体の検知範囲の関係から、例えば、使用者が手洗い中に吐水口240から手前側に手を引っ込めた状態で行う石鹸水の手もみ動作や手に付いた水を払う水切り動作を、水を受けるために吐水口240に手を近づける動作と誤検知してしまうことを抑制することができる。
センサ部300は、使用者から視認できないように、後壁部121の裏側(外側面100b側)において吐水部230の上方の位置に配置されている。そのため、後述する有効電波領域R内に吐水口240を含めやすくなる。また、センサ部300は、後壁部121の裏側に設けられた支持部材(図示せず)によって、後壁部121の裏側の面(外側面100b側の面)に配置されている。なお、このセンサ部300が配置される後壁部121の裏側には、センサ部300又はセンサ部300が搭載される基盤の幅以上の空間が設けられている。このように、センサ部300と後壁部121の裏側の面(外側面100b側の面)との間に広めの空間を設けることで、センサ部300の取付角度を適宜設定することが可能となる。そのため、自動水栓装置1の寸法や各部品の位置関係に応じた電波の放射角度を容易に設定及び調整することができる。
センサ部300は、センサ部300から所定の電波放射方向Aに沿って延びる中心軸線C(図3参照)を中心とする指向性パターンを有し、センサ部300の被検知体の検知範囲である有効電波領域Rを形成する。この有効電波領域Rは、中心軸線Cに沿う方向の断面が略楕円形状の指向性パターンを有する。また、センサ部300は、吐水口240よりも高い位置に配置されており、電波放射方向Aが吐水部230の上方からボウル部100の内側面100a(受水面111)に向かうように設定されている。さらに詳しくは、センサ部300は、有効電波領域Rを吐水口240から吐水される吐水流の少なくとも一部が通過するように位置決めされている。また、有効電波領域Rがその領域内に吐水口240を含むようにセンサ部300が位置決めされている。
また、図4に示すように、センサ部300は、電波を放射する送信部310と、電波を受信する受信部320と、放射する電波を生成する発振回路330と、送信波と反射波の信号を合成するミキサ回路340と、を有する。
まず、発振回路330にて、放射する電波の周波数に応じた信号が生成されると、その信号が送信部310及びミキサ回路340へ送信される。送信部310は、発振回路330にて生成された信号に応じた周波数の電波を送信波として不図示のアンテナからボウル部100へ放射する。送信部310から放射された送信波が動いている被検知体に当たって反射されると、被検知体の動きに応じて電波の周波数が変化する。そして、送信部310から放射された電波の反射波が被検知体で反射して不図示のアンテナに入射すると、受信部320は当該アンテナを介して反射波を受信する。受信部320で受信した電波の周波数に応じた信号は、ミキサ回路340へ送信される。ミキサ回路340は、送信部310から放射した送信波の信号と、受信部320で受信した反射波の信号と、に基づいて検知信号(被検知体の移動情報を表す電圧信号)を生成する。ミキサ回路340によって生成された検知信号は、制御部400へ出力される。
なお、送信部320に対応するアンテナと、受信部320に対応するアンテナとは、それぞれ別であってもよい。
また、電波を送信波として放射するアンテナとして送信部310を機能させてもよい。さらに、放射された電波の反射波が被検知体で反射して入射するアンテナとして、受信部320を機能させてもよい。
制御部400は、判定部410と記憶部420とを有し、センサ部300から出力された検知信号に基づいて吐水口240から吐水される吐水流の吐止水を制御する。
判定部410は、センサ部300のミキサ回路340より送信された検知信号を受信し、受信した検知信号に基づいて被検知体が検出されたか否かを判定し、開閉弁220を駆動する。
具体的には、判定部410は、記憶部420に記憶されている所定の閾値を呼び出し、検知信号の電圧値と、記憶部420から呼び出した所定の閾値と、を比較する。検知信号の電圧値が記憶部420から呼び出した所定の閾値以上である場合、つまり、センサ部300が被検知体の動きを検知した場合に、判定部410の制御により開閉弁220が開かれる。この期間中、吐水口240からボウル部100へ水が吐水される。このとき、センサ部300が被検知体の動きを検知し続けている状態であれば、開閉弁220は開いままで、吐水口240から吐水され続ける。その後、検知信号の電圧値が所定の閾値未満になると、開閉弁220が閉じられ、吐水口240からの水が止水される。なお、検知信号の電圧値が記憶部420から呼び出した所定の閾値以上であることを検知してから所定時間後に、判定部410は開閉弁220を閉じるように制御してもよい。一方、検知信号の電圧値が記憶部420から呼び出した所定の閾値未満である場合には、つまり、センサ部300が被検知体の動きを検知していない場合には、判定部410は開閉弁220を開く制御を行わない。
また、記憶部420から呼び出され、開閉弁220の開閉に用いられる所定の閾値において、開閉弁220が閉じた状態から開けられるときに用いられる閾値と、開閉弁220が開いた状態から閉じられるときに用いられる閾値と、が異なるように構成してもよい。
<動作及び作用>
つづいて、図5を参照して、本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置の動作及び作用について説明する。
図5は、本発明の第一実施形態に係る自動水栓装置のボウル部の水の流れを模式的に表した側面断面図である。
なお、受水面111上を伝って流れる流体の流れがF1で示されている。
図5に示すように、有効電波領域R内には、受水部110から後壁部121が立ち上がる角部付近の隅部領域140が含まれている。この隅部領域140は、受水部110と後壁部121との角部付近において水飛沫が跳ね上がりやすい領域であり、受水面111を流れる水が後壁部121に衝突したと仮定したときに水が後壁部121に沿って上昇し、その後、跳ね返って落下する空間部分を含む。隅部領域140は、例えば、図5に示す受水部110と後壁部121の断面において、受水部110と周壁部120とによって囲われる空間の受水部110と後壁部121の角部を中心とした半径10[cm]〜15[cm]程度の範囲である。
例えば、図5に示すように、コップからボウル部100内の手前側の部分に流体Fが流されると、流体Fは後壁部121に向けて手前側(前方側)から奥側(後方側)へ受水面111を伝って流れていく(流れF1)。流体Fは受水面111上を伝うように流れる層状流として流れるため、仮に受水面111が有効電波領域Rに含まれていても、センサ部300からは捉え難くなる。すなわち、センサ部300によって層状流として流れる流体Fは被検知体として検出されない。
また、受水面111には後壁部121に向かって上方に傾く傾斜面が設けられているので、流体Fの流れF1の速度が後壁部121に近づくにつれて遅くなり、流れF1方向に向かう流体Fの勢いも弱くなる。すなわち、後壁部121に向けて手前側(前方側)から奥側(後方側)へ受水面111を伝って流れる流体Fが、後壁部121及び隅部領域140に到達しにくくなる。仮に、後壁部121に向けて手前側(前方側)から奥側(後方側)へ受水面111を伝って流れる流体Fが後壁部121に到達して衝突したとしても、受水面111の傾斜面によって流体Fの勢いが弱められているので、隅部領域140にて流体Fが跳ね返りにくい。
受水面111を伝って流れF1方向に流れた流体Fは、受水面111の傾斜面によって徐々に手前側(前方側)に向かって流れ、傾斜面の下端に設けられた排水口112に流入する。ここで、排水口112は有効電波領域Rの範囲外に設けられているので、例えば排水口112に流体Fが流入するときに流体Fが乱れた場合であっても、乱れた流体Fがセンサ部300によって被検知体として検出されることが抑制される。
排水口112に流入した流体Fは、排水部130の排水流路131を介して図示しない排水管に排出される。
ここで、受水面111に傾斜面が形成されていない場合、コップからボウル部100内に流された流体Fは、コップからボウル部100へ流されたときの勢いを保ったまま受水面111を伝って後壁部121に向かって流れ、隅部領域140において後壁部121に衝突し跳ね返る。すなわち、後壁部121に衝突した流体Fは、後壁部121を伝って上昇し、さらに、後壁部121から手前側に向けて落下する。このとき、隅部領域140において、流体Fがセンサ部300に接近してくる動作、及び、流体Fが乱れて広がりながら落下する動作が、センサ部300にとって捉えやすくなる。従って、受水面111に傾斜面が形成されていない場合、流体Fの跳ね返りに起因してセンサ部300の誤検知が生じるおそれがある。
上述した本発明の第一実施形態による自動水栓装置1によれば、受水面111には後壁部121に向かって上方に傾く傾斜面が設けられている。これにより、受水面111から後壁部121に向かって流れる水の速度が遅くなり、ボウル部100の受水面111を伝う水が、受水部110から後壁部121が立ち上がる角部付近の隅部領域140にて跳ね返ってしまうことを抑制することができる。そのため、隅部領域140にて跳ね返った水をセンサ部300が検知してしまうことによる誤吐水を抑制することができる。
また、上述した本発明の第一実施形態による自動水栓装置1によれば、前壁部122が受水部110の手前側端部から鉛直上方又は手前側上方に延びるように形成されていることから、例えば使用者がコップ内の水をボウル部100へ捨てる際、受水面111のより手前側の位置に水を捨てることができ、受水面111から後壁部121に向かう水の速度をより遅くすることができる。仮に、前壁部122が受水部110の手前側端部から奥側上方に延びるように(オーバーハング状に)形成されている場合、受水面111の前端部位に水を捨てることが難しくなるが、本実施形態の自動水栓装置1によれば、容易に受水面111の前端部位に水を捨てることができるので、後上がりの傾斜面である受水面111の作用を効果的に得ることができる。これにより、受水部110から後壁部121が立ち上がる角部付近の隅部領域140にて水が跳ね返ってしまうことを抑制することができる。そのため、隅部領域140にて跳ね返った水をセンサ部300が検知してしまうことによる誤吐水をより確実に抑制することができる。
さらに、上述した本発明の第一実施形態による自動水栓装置によれば、ボウル部100の前後方向長さが同一である条件下において、排水口112よりも手前側に排水を受ける受水面が形成されている構成や、前壁部122が受水部110の手前側端部から手前側上方に延びるように形成されている構成等と比べて、全体的に後上がりに傾斜した受水面111の前後方向長さを大きく形成することができる。つまり、本実施形態の自動水栓装置1によれば、受水面111の前端部(下端部)に排水口112が開口しており、受水面111が全体として後上がりの傾斜面となっていることから、例えば後述する第三実施形態の自動水栓装置3のように受水面111の前後中途部に排水口112bが設けられた構成との比較において、後上がりの傾斜面の全長を長くすることができる。また、本実施形態の自動水栓装置1によれば、前壁部122が受水部110の手前側端部から鉛直上方に延びるように形成されていることから、例えば後述する第四実施形態の自動水栓装置4のように前壁部122が受水部110の手前側端部から手前側上方に延びた構成との比較において、ボウル部100の前後方向長さが所定の長さに規定されている場合、後上がりの傾斜面の全長を長くすることができる。そのため、受水面111の傾斜面の長さが長くなり、受水面111から後壁部121に向けて流れる水の速度をより遅くすることができる。これにより、受水部110から後壁部121が立ち上がる角部付近の隅部領域140にて水が跳ね返ってしまうことを抑制することができる。そのため、隅部領域140にて跳ね返った水をセンサ部300が検知してしまうことによる誤吐水をより確実に抑制することができる。
(第二実施形態)
<自動水栓装置の構成>
つぎに、図6〜図8を参照して、本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置の構成について説明する。
なお、本実施形態において、上述した本発明の第一実施形態における自動水栓装置1と同一の部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図6は、本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置の斜視図である。図7は、本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置の上面図である。図8は、本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置の側面断面図である。
図6〜図8に示すように、自動水栓装置2の受水面111には、吐水機構200からの吐水やボウル部100に捨てられた水を排水する排水口112aが開口している。また受水面111には、前方側から後方側(後壁部121側)に向かって上方に傾く傾斜面が設けられている。
排水口112aは、左右方向に横長に延びるスリット状の開口であり、左右方向の一方の壁部(右壁部123または左壁部124)の内側面100a側の面から他方(右壁部123または左壁部124)の壁部の内側面100a側の面にかけて形成されている。この排水口112aは、受水面111の傾斜面の下端であってセンサ部300の被検知体の検知範囲である有効電波領域Rよりも手前側(前方側)の位置に形成されている。つまり、排水口112aは、有効電波領域Rの範囲外の位置に形成されている。また、有効電波領域Rの左右方向の幅は、排水口112aの左右方向の幅よりも小さく形成されている。そして、排水口112aの手前側(前方側)の開口縁は、前壁部122の内側面100a側の面と、一体的に設けられている。また、排水口112aの右方側及び左方側の開口縁は、右壁部123及び左壁部124の内側面100a側の面と一体的に設けられている。一方、排水口112aの奥側(後方側)の開口縁である奥側開口縁113は、受水面111に設けられている傾斜面の最下端の縁部分である。
排水口112aの下方には排水部130が設けられており、排水部130は排水口112aから下方に向かって凹む凹部132を有している。凹部132は、ボウル部100内の手前側の縁部に相当する受水面111の手前側において左右方向の全体にわたって形成された溝状の部分である。この凹部132は、後方側面132aと、後方側面132aに対向する面である前方側面132bと、後方側面132aと前方側面132bの右方及び左方端部を接続する右方側面132c及び左方側面132dと、底面132eとからなる。
凹部132の後方側面132aは、奥側開口縁113から鉛直下方に延びるように形成されている面である。つまり、受水面111と後方側面132aの角部分が、奥側開口縁113となる。また、前方側面132bは、前壁部122の内側面100a側の面から連続して一体的(面一に)に形成されて、排水口112aから鉛直下方に延びる面である。さらに、右方側面132c及び左方側面132dは、右壁部123及び左壁部124の内側面100a側の面から連続して一体的(面一に)に形成されて、排水口112aから鉛直下方に延びる面である。
凹部132の底面132eは、左右方向に延びるように形成された水平面であり、後方側面132a、前方側面132b、右方側面132c及び左方側面132d、のそれぞれの下端部を接続している。つまり、受水面111から凹部132の後方側面132a及び底面132eにかけて、段状に形成されている。
また、凹部132の底面132eには複数の流出口133が開口している。本実施形態では、底面132eの左右方向の中央部において、左右対称となる3箇所の位置に、流出口133が設けられている。流出口133の下方には、流出口133から鉛直下方に延びる流路がそれぞれ形成されている。つまり、この流路は、ボウル部100の底部を構成する受水部110の手前側における段下がりの底部分を上下に貫通する孔部であり、この孔部の上側の開口が、流出口133となる。この各流路の下流において、各流路が合流して一つの流路が形成されている。また、合流した流路の下流端部には、排水口112aから流れ込んだ水をボウル部100外に排出する排水管(図示せず)が接続されている。
なお、本実施形態においては、凹部132から排水部130の下流端部(排水管との接続部分)までが、排水流路としての機能を果たす。
<動作及び作用>
つづいて、図9を参照して、本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置の動作及び作用について説明する。
図9は、本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置のボウル部の水の流れを模式的に表した側面断面図である。
なお、受水面111上を伝って流れる流体の流れがF1及びF2で示されている。
図9に示すように、有効電波領域R内には、受水部110から後壁部121が立ち上がる角部付近の隅部領域140が含まれている。この隅部領域140は、受水部110と後壁部121との角部付近において水飛沫が跳ね上がりやすい領域であり、受水面111を流れる水が後壁部121に衝突したと仮定したときに水が後壁部121に沿って上昇し、その後、跳ね返って落下する空間部分を含む。隅部領域140は、例えば、図9に示す受水部110と後壁部121の断面において、受水部110と周壁部120とによって囲われる空間の受水部110と後壁部121の角部を中心とした半径10[cm]〜15[cm]程度の範囲である。
例えば、図9に示すように、コップからボウル部100内の手前側の部分に流体Fが流されると、流体Fは後壁部121に向けて手前側(前方側)から奥側(後方側)へ受水面111を伝って流れていく(流れF1)。流体Fは受水面111上を伝うように流れる層状流として流れるため、仮に受水面111が有効電波領域Rに含まれていても、センサ部300からは捉え難くなる。すなわち、センサ部300によって層状流として流れる流体Fは被検知体として検出されない。
また、受水面111には後壁部121に向かって上方に傾く傾斜面が設けられているので、流体Fの流れF1の速度が後壁部121に近づくにつれて遅くなり、流れF1方向に向かう流体Fの勢いも弱くなる。すなわち、後壁部121に向けて手前側(前方側)から奥側(後方側)へ受水面111を伝って流れる流体Fが、後壁部121及び隅部領域140に到達しにくくなる。仮に、後壁部121に向けて手前側(前方側)から奥側(後方側)へ受水面111を伝って流れる流体Fが後壁部121に到達して衝突したとしても、受水面111の傾斜面によって流体Fの勢いが弱められているので、隅部領域140にて流体Fが跳ね返りにくい。
受水面111を伝って流れF1方向に流れた流体Fは、受水面111の傾斜面によって徐々に手前側(前方側)に向かって流れ、傾斜面の下端に設けられた排水口112aに流入する(流れF2)。ここで、排水口112aは左右方向に延びるスリット状の開口であるため、受水面111を伝って流れF2方向に流れた流体Fは、排水口112aに到達すると、層状流のまま、排水口112aに流入する。つまり、受水面111を伝って流れF2方向に流れた流体Fは、前壁部122に衝突しにくく、さらに、前壁部122に衝突してから受水面111の傾斜面を遡って後壁部121に向かって流れにくい。
排水口112aに流入した流体Fは、排水部130の凹部132に流れ込む。凹部132に流れ込んだ流体Fは、複数の流出口133から鉛直下方に延びる各流路を流れ、その後、図示しない排水管に排出される。
また、上述した本発明の第二実施形態による自動水栓装置2によれば、前述した第一実施形態の自動水栓装置1の効果に加え、次のような効果が得られる。すなわち、排水口112aは左右方向に延びるスリット状の開口であるので、排水口112a付近を流れる水はスリット状の排水口112aに流れ込み、排水口112a付近から受水面111の傾斜面を遡って後壁部121に向かって流れる水が抑制される。これにより、受水部110から後壁部121が立ち上がる角部付近の隅部領域140にて水が跳ね返ってしまうことを抑制することができる。そのため、隅部領域140にて跳ね返った水をセンサ部300が検知してしまうことによる誤吐水をより確実に抑制することができる。
(第三実施形態)
<自動水栓装置の構成>
つぎに、図10〜図12を参照して、本発明の第三実施形態に係る自動水栓装置の構成について説明する。
なお、本実施形態において、上述した本発明の第一実施形態および第二実施形態における自動水栓装置1、2と同一の部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図10は、本発明の第三実施形態に係る自動水栓装置の斜視図である。図11は、本発明の第三実施形態に係る自動水栓装置の上面図である。図12は、本発明の第三実施形態に係る自動水栓装置の側面断面図である。
図10〜図12に示すように、自動水栓装置3の受水面111には、吐水機構200からの吐水やボウル部100に捨てられた水を排水する排水口112bが開口している。また、受水面111には、排水口112bよりも奥側(後方側)に形成された第1受水面111aと、排水口112bよりも手前側(前方側)に形成された第2受水面111bと、が形成されている。つまり、受水面111が、排水口112bを介して第1受水面111aと第2受水面111bとに前後に2分割されている。
排水口112bは、左右方向に横長に延びるスリット状の開口であり、左右方向の一方の壁部(右壁部123または左壁部124)の内側面100a側の面から他方(右壁部123または左壁部124)の壁部の内側面100a側の面にかけて形成されている。この排水口112bは、センサ部300の被検知体の検知範囲である有効電波領域Rよりも手前側(前方側)の位置に形成されている。つまり、排水口112bは、有効電波領域Rの範囲外の位置に形成されている。本実施形態では、排水口112bは、受水面111における前後方向の中央位置よりも手前側寄りの位置に設けられている。したがって、受水面111の後側の部分である第1受水面111aの方が、受水面111の後側の部分である第2受水面111bよりも広い。また、有効電波領域Rの左右方向の幅は、排水口112bの左右方向の幅よりも小さく形成されている。
第1受水面111aは、排水口112bの奥側の開口縁部である奥側開口縁113を形成するとともに手前側(前方側)から奥側(後方側)に向かって上り傾斜している。言い換えると、排水口112bの奥側(後方側)の開口縁である奥側開口縁113が、第1受水面111aに設けられている傾斜面の最下端の縁部分である。また、第1受水面111aの奥側(後方側)端部、つまり、第1受水面111aの最上端は、後壁部121の内側面100a側の面の下端に接続されている。
第2受水面111bは、排水口112bの手前側の開口縁部である手前側開口縁114を形成するとともに手前側(前方側)から奥側(後方側)に向かって下り傾斜している。言い換えると排水口112bの手前側(前方側)の開口縁である手前側開口縁114が、第2受水面111bに設けられている傾斜面の最下端の縁部分である。また、第2受水面111bの手前側(前方側)端部、つまり、第2受水面111bの最上端は、前壁部122の内側面100a側の面の下端に接続されている。
排水口112bの下方には排水部130が設けられており、排水部130は排水口112bから下方に向かって凹む凹部132を有している。この凹部132は、後方側面132aと、後方側面132aに対向する面である前方側面132bと、後方側面132aと前方側面132bの右方及び左方端部を接続する右方側面132c及び左方側面132dと、底面132eとからなる。
凹部132の後方側面132aは、奥側開口縁113から鉛直下方に延びるように形成されている面である。また、前方側面132bは、手前側開口縁114から鉛直下方に延びるように形成されている面である。つまり、第1受水面111aと後方側面132aの角部分が、奥側開口縁113となり、第2受水面111bと前方側面132bの角部分が、手前側開口縁114となる。さらに、右方側面132c及び左方側面132dは、右壁部123及び左壁部124の内側面100a側の面から連続して一体的(面一に)に形成されて、排水口112bから鉛直下方に延びる面である。
ここで、排水口112bの手前側開口縁114が、奥側開口縁113よりも低い位置に形成されている。つまり、凹部132の前方側面132bの上端が、凹部132の後方側面132aの上端よりも低い位置に形成されている。
凹部132の底面132eは、左右方向に延びるように形成された水平面であり、後方側面132a、前方側面132b、右方側面132c及び左方側面132d、のそれぞれの下端部を接続している。つまり、第1受水面111aから凹部132の後方側面132a及び底面132eにかけて、並びに、第2受水面111bから凹部132の前方側面132b及び底面132eにかけて、それぞれ段状に形成されている。
また、凹部132の底面132eには複数の流出口133が開口している。流出口133の下方には、流出口133から鉛直下方に延びる流路がそれぞれ形成されている。この各流路の下流において、各流路が合流して一つの流路が形成されている。また、合流した流路の下流端部には、排水口112bから流れ込んだ水をボウル部100外に排出する排水管(図示せず)が接続されている。
なお、本実施形態においては、凹部132から排水部130の下流端部(排水管との接続部分)までが、排水流路としての機能を果たす。
<動作及び作用>
つづいて、図13を参照して、本発明の第三実施形態に係る自動水栓装置の動作及び作用について説明する。
なお、コップからボウル部100内に流体Fが流されて第1受水面111aで受けた場合、本発明の第二実施形態に係る自動水栓装置2の動作及び作用と略同様であるため、この場合の説明は省略する。
図13は、本発明の第三実施形態に係る自動水栓装置のボウル部の水の流れを模式的に表した側面断面図である。
なお、第2受水面111b上を伝って流れる流体の流れがF3で示されている。
図13に示すように、有効電波領域R内には、受水部110から後壁部121が立ち上がる角部付近の隅部領域140が含まれている。この隅部領域140は、受水部110と後壁部121との角部付近において水飛沫が跳ね上がりやすい領域であり、受水面111を流れる水が後壁部121に衝突したと仮定したときに水が後壁部121に沿って上昇し、その後、跳ね返って落下する空間部分を含む。隅部領域140は、例えば、図13に示す受水部110と後壁部121の断面において、受水部110と周壁部120とによって囲われる空間の受水部110と後壁部121の角部を中心とした半径10[cm]〜15[cm]程度の範囲である。
本実施形態において、コップからボウル部100内に流体Fが流されて第2受水面111bで受けると、第2受水面111bの傾斜面により、流体Fは排水口112bに向けて手前側(前方側)から奥側(後方側)へ第2受水面111bを伝って流れていく(流れF3)。ここで、第2受水面111bは、排水口112bよりも手前側(前方側)、つまり、有効電波領域Rよりも手前側(前方側)に形成されている。そのため、例えばコップからボウル部100内に流体Fが流されて第2受水面111bで受けたときに、第2受水面111bにて上方に水が跳ね上がったとしても、跳ね上がった水が有効電波領域Rに入ることが抑制される。
また、排水口112bは左右方向に延びるスリット状の開口であり、排水口112bの手前側開口縁114が奥側開口縁113よりも低い位置に形成されているので、第2受水面111bを伝って流れF3方向に流れた流体Fは、排水口112bに到達すると、層状流のまま、排水口112bに流入する。つまり、第2受水面111bを伝って流れF3方向に流れた流体Fは、第2受水面111bから奥側開口縁113を越えて第1受水面111aに向かって流れにくい。
排水口112bに流入した流体Fは、排水部130の凹部132に流れ込む。凹部132に流れ込んだ流体Fは、複数の流出口133から鉛直下方に延びる各流路を流れ、その後、図示しない排水管に排出される。
上述した本発明の第三実施形態による自動水栓装置3によれば、前述した第一実施形態の自動水栓装置1及び第二実施形態の自動水栓装置2の効果に加え、次のような効果が得られる。すなわち、排水口112bは左右方向に延びるスリット状の開口であり、排水口112bの手前側開口縁114が奥側開口縁113よりも低い位置に形成されている。これにより、例えばコップ内の水を第2受水面111bに捨てた際、第2受水面111bを伝う水は、第1受水面111aに流れることが抑制され、そのまま排水口112bに流れ込む。つまり、第1受水面111aから後壁部121に向かって水が流れることがより抑制される。これにより、受水部110から後壁部121が立ち上がる角部付近の隅部領域140にて水が跳ね返ってしまうことを抑制することができる。そのため、隅部領域140にて跳ね返った水をセンサ部300が検知してしまうことによる誤吐水をより確実に抑制することができる。
(第四実施形態)
<自動水栓装置の構成>
つぎに、図14〜図16を参照して、本発明の第四実施形態に係る自動水栓装置の構成について説明する。
なお、本実施形態において、上述した本発明の各実施形態における自動水栓装置と同一の部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図14は、本発明の第四実施形態に係る自動水栓装置の斜視図である。図15は、本発明の第四実施形態に係る自動水栓装置の上面図である。図16は、本発明の第四実施形態に係る自動水栓装置の側面断面図である。
図14〜図16に示すように、自動水栓装置4の周壁部120は、受水部110の周縁部から上方に延びるように形成されており、後壁部121と、前壁部122aと、右壁部123と、左壁部124と、からなる。
周壁部120の前壁部122aは、受水部110に接続し、後壁部121に対向する位置に設けられている。この前壁部122aは、前方斜め上方向に延びるように形成されている。言い換えると、前壁部122aは、前壁部122aと受水部110との接続部分から前壁部122aの上端にかけて、前方斜め上方向に延びるように形成されている。また、前壁部122aの内側面100a側の面は、前壁部122aの上端から下端に向かって後方に傾斜している。
<動作及び作用>
つづいて、図17を参照して、本発明の第四実施形態に係る自動水栓装置の動作及び作用について説明する。
図17は、本発明の第四実施形態に係る自動水栓装置のボウル部の水の流れを模式的に表した側面断面図である。
なお、受水面111上を伝って流れる流体の流れがF1で示されている。
図17に示すように、有効電波領域R内には、受水部110から後壁部121が立ち上がる角部付近の隅部領域140が含まれている。この隅部領域140は、受水部110と後壁部121との角部付近において水飛沫が跳ね上がりやすい領域であり、受水面111を流れる水が後壁部121に衝突したと仮定したときに水が後壁部121に沿って上昇し、その後、跳ね返って落下する空間部分を含む。隅部領域140は、例えば、図17に示す受水部110と後壁部121の断面において、受水部110と周壁部120とによって囲われる空間の受水部110と後壁部121の角部を中心とした半径10[cm]〜15[cm]程度の範囲である。
本実施形態では、コップからボウル部100内に流体Fが流されると、流体Fは後壁部121に向けて手前側(前方側)から奥側(後方側)へ受水面111を伝って流れていく(流れF1)。流体Fは受水面111上を伝うように流れる層状流として流れるため、仮に受水面111が有効電波領域Rに含まれていても、センサ部300からは捉え難くなる。すなわち、センサ部300によって層状流である流体Fは被検知体として検出されない。
また、受水面111には後壁部121に向かって上方に傾く傾斜面が設けられているので、流体Fの流れF1の速度が後壁部121に近づくにつれて遅くなり、流れF1方向に向かう流体Fの勢いも弱くなる。すなわち、後壁部121に向けて手前側(前方側)から奥側(後方側)へ受水面111を伝って流れる流体Fが、後壁部121及び隅部領域140に到達しにくくなる。仮に、後壁部121に向けて手前側(前方側)から奥側(後方側)へ受水面111を伝って流れる流体Fが後壁部121に到達して衝突したとしても、受水面111の傾斜面によって流体Fの勢いが弱められているので、隅部領域140にて流体Fが跳ね返りにくい。
ここで、前壁部122が前方斜め上方向に延びるように形成されているので、例えば使用者がコップ内の流体Fをボウル部100へ流すとき、受水面111のより手前側(前方側)の位置に流体Fを流すことができる。つまり、受水面111を伝って流れ方向F1に向かって流れる流体Fの傾斜面を流れる距離がより長くなる。そのため、受水面111を伝って後壁部121に向かう水の速度をより遅くすることができる。
受水面111を伝って流れF1方向に流れた流体Fは、受水面111の傾斜面によって徐々に手前側(前方側)に向かって流れ、傾斜面の下端に設けられた排水口112に流入する。ここで、排水口112は有効電波領域Rの範囲外に設けられているので、例えば排水口112に流体Fが流入するときに流体Fが乱れた場合であっても、センサ部300によって被検知体として検出されることが抑制される。
排水口112に流入した流体Fは、排水部130の排水流路131を介して図示しない排水管に排出される。
上述した本発明の第四実施形態による自動水栓装置4によれば、各実施形態の自動水栓装置の効果と同様に、次のような効果が得られる。すなわち、受水面111には後壁部121に向かって上方に傾く傾斜面が設けられている。これにより、受水面111から後壁部121に向かって流れる水の速度が遅くなり、ボウル部100の受水面111を伝う水が、受水部110から後壁部121が立ち上がる角部付近の隅部領域140にて跳ね返ってしまうことを抑制することができる。そのため、隅部領域140にて跳ね返った水をセンサ部300が検知してしまうことによる誤吐水を抑制することができる。
また、上述した本発明の第四実施形態による自動水栓装置4によれば、前壁部122aは、前方斜め上方向に延びるように形成されているので、例えば使用者がコップ内の水をボウル部100へ捨てる際、受水面111のより手前側の位置に水を捨てることができ、受水面111から後壁部121に向かう水の速度をより遅くすることができる。これにより、受水部110から後壁部121が立ち上がる角部付近の隅部領域140にて水が跳ね返ってしまうことを抑制することができる。そのため、隅部領域140にて跳ね返った水をセンサ部300が検知してしまうことによる誤吐水をより確実に抑制することができる。
(変形例)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、受水面111、又は、後壁部121の内側面100a側の面は、平面で形成されていなくてもよく、少なくとも一部が曲面で形成されていてもよい。
また、排水口112は一つの開口である構成を説明したが、複数の開口であってもよい。
また、吐水機構200はボウル部100の後壁部121に設けられている構成を説明したが、ボウル部100と別体に形成されていてもよい。
前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の技術的範囲に包含される。
1〜4 自動水栓装置
100 ボウル部
110 受水部
111 受水面
111a 第1受水面
111b 第2受水面
112 排水口
112a、112b 排水口
113 奥側開口縁
114 手前側開口縁
120 周壁部
121 後壁部 (センサ配置部)
122 前壁部
122a 前壁部
123 右壁部
124 左壁部
130 排水部
131 排水流路
132 凹部
132a 後方側面
132b 前方側面
132c 右方側面
132d 左方側面
132e 底面
133 流出口
140 隅部領域
200 吐水機構
210 給水管
220 開閉弁
230 吐水部
240 吐水口
300 センサ部
310 送信部
320 受信部
330 発振回路
340 ミキサ回路
400 制御部
410 判定部
420 記憶部
A 電波放射方向
C 中心軸線
F 流体
F1〜F3 流体の流れ
R 有効電波領域
W 給水管内の流れ

Claims (5)

  1. 吐水口を有する吐水部と、前記吐水口から吐水される吐水流を受ける受水面を有する凹状のボウル部と、前記受水面に向けて下方向に電波を放射し、この電波の反射波に基づいて被検知体を検知するためのセンサ部と、このセンサ部から出力された検知信号に基づいて前記吐水口から吐水される吐水流の吐止水を制御する制御部と、を備えた自動水栓装置において、
    前記センサ部は、前記吐水口よりも高い位置に配置されており、
    前記ボウル部は、前記受水面を含み前記ボウル部の底部を形成する受水部と、前記センサ部が設けられて前記受水部の奥側から上方に延びるセンサ配置部と、を有し、
    前記センサ部の被検知体の検知範囲である有効電波領域には、前記受水部から前記センサ配置部が立ち上がる角部付近の隅部領域が含まれ、
    前記受水面には、前記吐水口からの吐水流を排水する排水口と、前記センサ配置部に向かって上方に傾く傾斜面と、が設けられ、
    前記排水口が、前記傾斜面の下端であって前記有効電波領域よりも手前側の位置に形成されていることを特徴とする
    自動水栓装置。
  2. 前記排水口は、左右方向に延びるスリット状の開口であることを特徴とする
    請求項1に記載の自動水栓装置。
  3. 前記ボウル部は、前記受水部に接続し、センサ配置部に対向する位置に設けられている前壁部をさらに有し、
    前記前壁部が、前記受水部の手前側端部から鉛直上方又は手前側上方に延びるように形成されていることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の自動水栓装置。
  4. 前記前壁部は、前記受水部の手前側端部から鉛直上方に延びるように形成されていることを特徴とする
    請求項3に記載の自動水栓装置。
  5. 前記受水面は、前記排水口の奥側の開口縁部を形成するとともに手前側から奥側に向かって上り傾斜している第1受水面と、前記排水口の手前側の開口縁を形成するとともに奥側から手前側に向かって下り傾斜している第2受水面と、を有し、
    前記手前側の開口縁が前記奥側の開口縁よりも低い位置に形成されていることを特徴とする
    請求項2に記載の自動水栓装置。
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