JP5885120B2 - 自動水栓装置 - Google Patents
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Description
また、上述のような光電センサを用いた自動水栓装置では、光電センサの指向性が強いため、洗浄スポットが検知範囲に含まれるように検知範囲を設定するには、光電センサを連通管内に配置しなければならない。このため、連通管が大型化してしまうので、デザイン自由度が制限されるという問題があった。
また、本発明によれば、吐水口を電波放射口よりも上流側且つ上方にずらして位置させるという水管及び導波管の出口部分における配置の工夫によって、吐水口から垂れた洗浄水が電波放射口の前を落下することを確実に防止することができる。
吐水口からの水垂れが発生しないようにすることが最も好ましい。しかしながら、水垂れの発生を完全に防止するには、装置の大型化や複雑な制御等が必要になり、好ましくない。よって、水垂れが生じた場合であっても、電波センサが水垂れを検知しないようにすることが好ましいやり方である。本発明では、水垂れ防止機構が、吐水口から垂れた洗浄水を電波センサが検知しない状態で水栓本体の外部へ排出させるように構成され、これにより、誤吐水を防止することができる。
このように構成された本発明によれば、吐水口から垂れた洗浄水を、電波放射口の前を通過させずに、電波センサの検知範囲外に導いて外部へ排出させるので、電波センサが水垂れを検知することを確実に防止することができる。
このように構成された本発明によれば、吐水口から垂れた洗浄水を、電波放射口よりも上流側で導波管の上面に伝え、導波管の側面を経由して導波管の下側へ向けて誘導し、排出させるように構成されているので、排出される洗浄水が電波放射口の前を通過することを確実に防止することができる。
このように構成された本発明によれば、導波管の外周面に溝を設けるという簡単な構成によって、吐水口から垂れた洗浄水を、電波センサに検知させることなく、溝を通して導波管の下側へ誘導することができる。
図1に示すように、本実施形態の自動水栓装置1は、シンク2の基台(支持体)3に基端部が固定され使用者側に向けて延びる連通管(スパウト)10及び吐水弁30を備えた水栓本体1Aと、連通管10内に挿入された水管20及び導波管60と、使用者の存在又は使用の有無を含む使用者の動作状態を検出するための電波センサ40と、吐水弁30の開閉動作を制御する制御部50とを備えている。
フレキシブル管22は、その上流端が、吐水弁30に直接的又は間接的に接続され、下流端が、吐水キャップ21に接続されている。
なお、導波管60は、円形導波管であってもよい。
本実施形態では、電波センサ40を連通管10の先端部分以外に配置することができるので、連通管10の先端部分を特に小型化することができる。なお、電波センサ40は、連通管10の外部に配置することが望ましいが、連通管10の内部に配置することも可能である。
本実施形態では、止水中において、図11に示された検知範囲a1内の対象物を検知できるように、導波管60の電波放射口67から放射される電波ビームパターンが設定されている。詳しくは、この検知範囲a1は、放射方向B1に指向性を有しており、放射方向B1に沿って細長く延びるように設定されている。本実施形態では、この放射方向B1は吐水方向Aとほぼ一致している。
本実施形態では、水管20は、連通管10の内側面11に当接するように配置されている。図1から分かるように、連通管10の出口部分は、シンク2の底部に向かって斜め下方へ延びている。また、連通管10の出口部分が延びる方向に、自動水栓装置1を使用する際に使用者が立つ位置が設定されている。
図11は、止水中の状況を示している。図11(A)には、電波センサ40の検知範囲a1が示されている。この検知範囲a1は、止水中において、連通管10の電波放射口67から放射される電波ビームにより対象物を検知できる範囲を示している。
なお、本明細書では、幅方向又は横方向とは、連通管10に正対した使用者の横方向を意味し、図1及び図2では紙面に垂直な方向であり、図4及び図5では紙面の横方向である。
止水中において、吐水口26から洗浄水が水垂れすると、この洗浄水の水滴は、導波管60の上面に落下し、排水溝61内に流れ込む。流れ込んだ洗浄水は、排水溝61内を横方向に誘導され、その後、導波管60の左右の側面を伝って、導波管60の下面まで誘導される。そして、導波管60の下面から洗浄水は下方へ落下し、水栓本体1から外部へ排出される。
遮蔽壁62は、導波管60の先端上面から上方へ突出するように形成されている。このため、水垂れによる洗浄水が排水溝61を溢れて導波管60の上面を更に先端側に伝っていっても、遮蔽壁62によって導波管60の側方へ導かれる。これにより、電波放射口67の前を洗浄水が滴下することが防止され、水垂れによる誤吐水を防止することができる。なお、この遮蔽壁62は、導波管60の上面だけでなく、左右の側面及び下面に設けてもよい。
図14は本発明の他の実施形態による連通管10の出口部分を示している。この実施形態では、連通管10の出口部分において、電波放射口67が設けられている。また、水管20に対して、使用者側Cとは反対側である基端部側Dに導波管60が配置される。また、図14では、吐水口20は、横方向に偏平に形成されている。そして、導波管60によって形成される電波放射口67の横方向の幅W1は、吐水口26の横方向の幅W2よりも幅狭に設定されている。
2 シンク
3 基台
10 連通管
20 水管
26 吐水口
28 反射部材
40 電波センサ
50 制御部
60 導波管
61 排水溝
62 遮蔽壁
67 電波放射口
A 吐水方向
B1,B2 放射方向
a1,a2 検知範囲
Claims (5)
- 支持体に基端部が固定され使用者側に向けて延在する連通管と吐水弁を備えた水栓本体と、前記連通管内に配置され、前記水栓本体の端部である吐水口部に形成された吐水口に洗浄水を供給する水管と、使用者の動作状態を検知するための電波センサと、前記電波センサの検出信号に基づいて前記吐水弁の開閉を切り替えて、前記吐水口からの洗浄水の吐水と止水を行う制御部と、を備えた自動水栓装置において、
前記連通管内面と前記水管との間に設けられた電波を通過させるための電波通過用経路と、
前記電波通過用経路に電波を伝達するように配置された前記電波センサと、
前記電波通過用経路に連通し、前記連通管内を通過してきた電波を外部に放出するために前記吐水口部に形成された電波放射口と、を備え、
前記吐水口部において、前記水管は、斜め下方向に洗浄水を吐水するように構成されており、且つ、前記吐水口は、前記電波放射口に対して上方に配置されており、
前記吐水口部には、止水中に前記吐水口から前記電波放射口へ向かう水垂れを防止する水垂れ防止機構が設けられ、
前記水垂れ防止機構は、前記電波放射口よりも前記吐水口が上流側に位置するように構成されていることを特徴とする自動水栓装置。 - 前記水垂れ防止機構は、前記吐水口から垂れた洗浄水を前記電波センサが検知しない状態で前記水栓本体の外部へ排出させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動水栓装置。
- 前記水垂れ防止機構は、前記吐水口から垂れた洗浄水を、前記電波放射口の前を通過させないように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動水栓装置。
- 前記水垂れ防止機構は、前記吐水口から垂れた洗浄水を前記電波放射口を有する導波管の下側へ向けて誘導した後に排出させることを特徴とする請求項1乃至3に記載の自動水栓装置。
- 前記水垂れ防止機構は、前記吐水口よりも下流側において、前記電波放射口を有する導波管の外周面に形成された、洗浄水を誘導するための溝であることを特徴とする請求項1乃至4に記載の自動水栓装置。
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