JP6650105B2 - 自動水栓装置 - Google Patents
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Description
また、本発明は、吐水口を有する吐水部と、吐水口から吐水される吐水流を受ける内表面を有する凹状のボウル部と、このボウル部の内表面とは反対側の外表面側に内表面側から視認できないように配置され、ボウル部の内表面に向けて下方向にマイクロ波を放射し、このマイクロ波の反射波に基づいて被検知体を検知するためのセンサ部と、このセンサ部から出力された被検知体に関する検知信号に基づいて吐水口から吐水される吐水流の吐水及び止水を制御する制御部と、を備えた自動水栓装置において、センサ部は、吐水口よりも高い位置に配置されており、センサ部から下方向の電波放射方向に向けて被検知体の検知範囲である有効電波領域を形成し、有効電波領域は、その中心軸線に沿って内表面に向けて延びており、吐水口から吐水される吐水流の軌跡と交差し、有効電波領域の中心軸線は、吐水口から吐出された吐水流と交差することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、吐水部の上方に位置するセンサ部から放射される電波によって形成される有効電波領域が、その領域内に吐水口を含むように、センサ部の電波放射角度を水平方向に対して大きな傾斜角度に設定することができる。これにより、本発明では、手もみ動作や水切り動作が行われるボウル部の手前側の所定領域から有効電波領域を確実に遠ざけて誤吐水を抑制することができる。更に、本発明では、電波放射角度を大きな傾斜角度で下向きに設定することにより、有効電波領域に吐水口及びその付近の吐水流が含まれるため、吐水口付近での人体の動作を確実に検知することができる。
このように構成された本発明においては、センサ部が吐水部に対して正面視で右方向又は左方向のいずれか一方に偏った位置に配置されていることにより、センサ部の真下に遮蔽物となる吐水部や吐水流が存在せず、センサ部から放射される電波が吐水部や吐水流と干渉する程度が低減される。これにより、本発明では、センサ部から放射された電波が吐水部や吐水流によって反射及び減衰される程度を大幅に低減することができるので、吐水口近傍により大きな電波強度の領域を形成して、確実に被検知体を検知することが可能となる。
このように構成された本発明においては、センサ部から放射される電波の最大指向方向がボウル部の前縁よりも下方に向いていることにより、ボウル部の前縁よりも上方の領域にある被検知体(使用者)をセンサ部の有効電波領域の範囲外とすることが可能となる。これにより、本発明では、ボウル部に対して単に接近してきた使用者をセンサ部が誤って検知することを確実に防止することができる。
このように構成された本発明においては、センサ部が吐水口よりも手前に位置していることにより、センサ部の真下には遮蔽物となる吐水部が存在せず、センサ部から放射される電波が吐水部と干渉し難くなる。このため、本発明では、センサ部から放射された電波は遮蔽されることなく、吐水口の近傍に強い電波領域を形成して、確実に被検知体を検知することが可能となる。
このように構成された本発明においては、ボウル部の裏側面(外表面)とセンサ部との間に間隙が形成されていることにより、ボウル部の裏側面に対して、センサ部を傾けて配置することが可能となる。これにより、本発明では、個々の自動水栓装置に対応して、センサ部から放射される電波による有効電波領域が最適になるように、センサ部の設置角度を適宜に調整することができる。
10 ボウル部
10A 内表面
10B 外表面
11 底部
12 周壁部
13 前壁部
14 左壁部
15 右壁部
16 後壁部
16a 傾斜壁部
20 吐水機構
21 スパウト
22 水管
23 電磁弁
24 吐水部
25 吐水口、
30 電波センサ(センサ部)
40 制御部
50 スリット状溝
A,B 電波放射方向
C 中心軸線
G 間隙
H 手
R,r 有効電波領域
W 吐水流
Claims (6)
- 吐水口を有する吐水部と、前記吐水口から吐水される吐水流を受ける内表面を有する凹状のボウル部と、このボウル部の内表面とは反対側の外表面側に前記内表面側から視認できないように配置され、前記ボウル部の内表面に向けて下方向にマイクロ波を放射し、このマイクロ波の反射波に基づいて被検知体を検知するためのセンサ部と、このセンサ部から出力された被検知体に関する検知信号に基づいて前記吐水口から吐水される吐水流の吐水及び止水を制御する制御部と、を備えた自動水栓装置において、
前記センサ部は、前記吐水口よりも高い位置に配置されており、前記センサ部から下方向の電波放射方向に向けて被検知体の検知範囲である有効電波領域を形成し、
前記有効電波領域は、その中心軸線に沿って前記内表面に向けて延びており、前記吐水口から吐水される吐水流の軌跡と交差し、前記有効電波領域の中心軸線が前記ボウル部の内表面と交差する位置は、前記吐水口から吐出された吐水流が前記ボウル部の内表面へ着水する位置よりも、前記ボウル部の後縁側に位置することを特徴とする自動水栓装置。 - 吐水口を有する吐水部と、前記吐水口から吐水される吐水流を受ける内表面を有する凹状のボウル部と、このボウル部の内表面とは反対側の外表面側に前記内表面側から視認できないように配置され、前記ボウル部の内表面に向けて下方向にマイクロ波を放射し、このマイクロ波の反射波に基づいて被検知体を検知するためのセンサ部と、このセンサ部から出力された被検知体に関する検知信号に基づいて前記吐水口から吐水される吐水流の吐水及び止水を制御する制御部と、を備えた自動水栓装置において、
前記センサ部は、前記吐水口よりも高い位置に配置されており、前記センサ部から下方向の電波放射方向に向けて被検知体の検知範囲である有効電波領域を形成し、
前記有効電波領域は、その中心軸線に沿って前記内表面に向けて延びており、前記吐水口から吐水される吐水流の軌跡と交差し、前記有効電波領域の中心軸線は、前記吐水口から吐出された吐水流と交差することを特徴とする自動水栓装置。 - 前記センサ部は、前記吐水部に対して、正面視で右方向又は左方向の一方に偏った位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の自動水栓装置。
- 前記電波放射方向は、前記センサ部から前記ボウル部の内表面の前縁よりも下方向に向けて設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自動水栓装置。
- 前記センサ部は、前記吐水口よりも前記ボウル部の前縁側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の自動水栓装置。
- 前記センサ部は、前記ボウル部の裏側の面との間に間隙を介して配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の自動水栓装置。
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JP2015194255A JP6650105B2 (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 自動水栓装置 |
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JP2015194255A JP6650105B2 (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 自動水栓装置 |
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JP2017066766A JP2017066766A (ja) | 2017-04-06 |
JP6650105B2 true JP6650105B2 (ja) | 2020-02-19 |
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Family Applications (1)
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Family Cites Families (3)
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-
2015
- 2015-09-30 JP JP2015194255A patent/JP6650105B2/ja active Active
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JP2017066766A (ja) | 2017-04-06 |
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