JP7054045B2 - 便座装置 - Google Patents
便座装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7054045B2 JP7054045B2 JP2018015399A JP2018015399A JP7054045B2 JP 7054045 B2 JP7054045 B2 JP 7054045B2 JP 2018015399 A JP2018015399 A JP 2018015399A JP 2018015399 A JP2018015399 A JP 2018015399A JP 7054045 B2 JP7054045 B2 JP 7054045B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet seat
- seat device
- toilet
- human body
- function
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Toilet Supplies (AREA)
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
図1は、実施形態に係る便座装置が設けられたトイレ装置を例示する斜視図である。
トイレ装置200は、実施形態に係る便座装置100と、洋式腰掛便器(以下、単に「便器」と称する)150と、を有する。便座装置100は、便器150の上に設けられている。
図2は、本体部20のケーシング21の内部の様子を模式的に示す。また、破線により便座10を示す。図2に示すように、本体部20の内部には、温水ヒータ30、回路部32、第1ノズル34、ノズルモータ35、第2ノズル36、流路切替ユニット38、送風ユニット40、便座開閉部50、便蓋開閉部60、及び、電波センサ70などが設けられている。
第1ノズル34は、ノズルモータ35からの駆動力を受け、便器150のボウル151内に進出したり、ケーシング21の内部に後退することができる。つまり、ノズルモータ35は、回路部32からの信号に基づいて第1ノズル34を進退させることができる。
同様に、便蓋開閉部60は、便蓋15を軸支する回転軸61を有する。また、便蓋開閉部60の内部には、回転軸61と係合する機構(モータやギア等)が設けられている。便蓋開閉部60の内部のモータが、制御部321からの信号に基づいて動作することにより、便蓋15を開閉することができる。
便座暖房ユニット11は、便座10の着座面を温めるヒータとして便座10の内部に設けられた金属部材11aを有する(図1参照)。金属部材11aは、便座の開口の周りに沿って設けられている。使用者が便座10に着座する際に、金属部材11aに通電が行われることで、便座10が温められる。便座10に設けられるヒータとしては、例えば、チュービングヒータや、シーズヒータ、ハロゲンヒータ、カーボンヒータなどが用いられる。金属部材11aは、例えば、アルミニウムや銅などで構成される。また、金属部材11aの形状は、シート状やワイヤ状、メッシュ状など、種々の形状を採用することができる。
電波センサ70は、所定の検知領域に向かって電波を放射し、検知領域内に入った人体などの対象物(位置など)を検知する。また、電波センサ70は、ドップラー効果を利用し、被検知体の動き(移動した距離や速度など)を検知することができる。電波センサ70は、例えば、マイクロ波の周波数帯域を利用したマイクロ波センサである。あるいは、電波センサ70は、ミリ波帯域の電波を利用したミリ波センサであってもよい。電波は、木材や樹脂、陶器等の比誘電率が比較的低い物質を透過する。このため、電波センサ70は、樹脂製のケーシング21の内部に配置されていても、ケーシング21を透過した電波によって人体の移動状態を検知することができる。
便座装置の機能によっては、その動作によって、便座装置の部材や水が動く。その動きによって、反射波の状態が変化するため、電波センサの検知信号が変化する。これにより、検知精度が低下し、人体の誤検知が生じる恐れがある。例えば、便座装置の機能の動作と、人体の動きと、を判別できず、使用者がいないにも拘わらず人体有りと判定する誤検知が生じる。また、例えば、検知感度を調整して、便座装置の機能の影響を抑えようとすると、使用者がいるにも拘わらず人体無しと判定してしまう誤検知が生じる。人体の誤検知は、便座装置の機能の誤動作を招くことがある。
例えば、使用者が存在せず、便座装置100の第1機能のみが動作している場合に、第1条件は満たされる。一方、このときに、第2条件は満たされない。
図4(d)は、電圧Vsの波数kを表す。波数kは、電圧Vsにおける波の数の累積値に対応し、この例では、極大値の数と極小値の数との和である。波数kは、使用者Mが電波センサ70に近づくにつれて、大きい値となる。言い換えれば、波数kは、使用者Mの移動距離に関する情報(移動距離情報J)を含む。波数kの値が大きいほど、使用者Mが便座装置に対して移動した距離が長いことを意味する。
図4(e)は、判定部322による判定結果を表す。
本願明細書において、「判定部は、移動距離に関する情報が判定条件(第1条件、第2条件など)を満たすと人体有りと判定する」という範囲は、移動距離情報J(例えば波数k)のみに基づいて人体の有無を判定する場合だけでなく、移動距離情報Jと他の情報(例えば振幅Va)とに基づいて人体の有無を判定する場合を含む。
図5(a)は、便座装置100の第1機能が動作中であること(ON)、または、第1機能が停止中であること(OFF)を示す。図5(b)は、波数kの閾値THkを表す。
図6(b)は、便座装置100の第1機能が動作中であること(ON)、または、第1機能が停止中であること(OFF)を示す。図6(a)は、検知信号の電圧Vsのうち、第1機能のON/OFFによる成分を示す。図6(c)は、波数kを表す。
図7に示すように、トイレ室TRは、便座装置100の左前方に位置する入口Eを有する。便座装置100の電波センサ70は、前方に向けて電波(送信波TW)を放射している。
図8(a)は、図7における便座装置100の周辺を拡大した平面図であり、送信波TWが放射される範囲を表す。図8(b)は、図8(a)に示すA-A線における断面図である。
一方、ケース2では、上方から見た使用者Mは、使用者Mと便座装置100とを結ぶ直線SLに対して交差する方向(方向D2)に移動しながら便座装置100に近づく。ケース2は、図7のように、トイレ室TRの入口が便座装置100の側方に設けられた場合に対応する。この例では、方向D2は、便座装置100の前後方向に対して垂直な方向である。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (5)
- 便器の上に設けられる本体部と、
前記本体部に対して回動可能に支持された便座と、
前記本体部の内部に設けられ、放射した電波の被検知体からの反射波を受信して、前記被検知体に関する検知信号を取得する電波センサと、
前記検知信号に基づく前記被検知体の移動距離に関する情報を取得し、前記情報に基づいて人体の有無を判定する判定部と、
を備えた便座装置であって、
前記判定部は、前記便座装置の第1機能の停止中には前記情報が第1条件を満たすと人体有りと判定し、前記第1機能の動作中には前記情報が第2条件を満たすと人体有りと判定し、
前記第1条件は、前記被検知体の移動距離に関する情報を含む値が第1閾値以上であることであり、前記第2条件は、前記値が第2閾値以上であることであり、
前記第2閾値は、前記第1閾値よりも大きいことを特徴とする便座装置。 - 前記第1条件は、使用者が、前記電波センサと前記使用者とを結ぶ直線と交差する方向に移動しながら前記便座装置に近づいたときに、前記判定部が人体有りと判定可能な条件であることを特徴とする請求項1記載の便座装置。
- 前記第1条件は、前記電波センサが放射する電波の一部が前記便座装置の一部によって遮断されている状態においても、使用者が前記便座装置に近づいたときに、前記判定部が人体有りと判定可能な条件であることを特徴とする請求項1または2に記載の便座装置。
- 前記第1機能は、前記便器と前記便座装置との少なくともいずれかに水を流すことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の便座装置。
- 前記便座装置は、使用者の人体局部に向けて水を吐出するノズルをさらに備え、
前記第1機能は、前記ノズルを前後方向に移動させることを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の便座装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018015399A JP7054045B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 便座装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018015399A JP7054045B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 便座装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019132054A JP2019132054A (ja) | 2019-08-08 |
JP7054045B2 true JP7054045B2 (ja) | 2022-04-13 |
Family
ID=67545836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018015399A Active JP7054045B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 便座装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7054045B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001279780A (ja) | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Toto Ltd | 銀イオン電解装置付局部洗浄装置 |
JP2003284655A (ja) | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Toto Ltd | 便座装置 |
JP2005273284A (ja) | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置 |
-
2018
- 2018-01-31 JP JP2018015399A patent/JP7054045B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001279780A (ja) | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Toto Ltd | 銀イオン電解装置付局部洗浄装置 |
JP2003284655A (ja) | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Toto Ltd | 便座装置 |
JP2005273284A (ja) | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019132054A (ja) | 2019-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6614459B2 (ja) | 衛生洗浄装置 | |
TWI682755B (zh) | 衛生清洗裝置 | |
JP6573133B2 (ja) | 衛生洗浄装置 | |
US10478027B2 (en) | Toilet seat device and toilet device equipped therewith | |
JP6620786B2 (ja) | 衛生洗浄装置 | |
TWI683947B (zh) | 衛生清洗裝置 | |
JP7054045B2 (ja) | 便座装置 | |
US10267025B2 (en) | Wet area device | |
JP6800425B2 (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP4313636B2 (ja) | トイレ設備 | |
JP7180701B2 (ja) | トイレ装置 | |
JP7189492B2 (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP2019136245A (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP2005290718A (ja) | 小便器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201105 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210827 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211126 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220302 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7054045 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |