JP2017135498A - 車両用負荷駆動制御装置 - Google Patents

車両用負荷駆動制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017135498A
JP2017135498A JP2016012369A JP2016012369A JP2017135498A JP 2017135498 A JP2017135498 A JP 2017135498A JP 2016012369 A JP2016012369 A JP 2016012369A JP 2016012369 A JP2016012369 A JP 2016012369A JP 2017135498 A JP2017135498 A JP 2017135498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side switch
voltage
terminal
control device
downstream terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016012369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6707873B2 (ja
Inventor
洋輝 丸林
Hiroteru Marubayashi
洋輝 丸林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2016012369A priority Critical patent/JP6707873B2/ja
Publication of JP2017135498A publication Critical patent/JP2017135498A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6707873B2 publication Critical patent/JP6707873B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ハーネスを下流端子と負荷との間に接続すると共に異常検出時にフェールセーフ処理可能にする構成において、下流端子のグランド短絡検出の信頼性を向上できるようにした車両用負荷駆動制御装置を提供する。【解決手段】演算装置3は、スイッチ制御部5の機能によりハイサイドスイッチSHをオフしている期間中に異常確認制御部9の機能によりローサイドスイッチSLをオフする。このため、ハーネスが正常に接続されていれば少なくとも電磁コイル2aの下流端子1bとグランドノードNSとの間が開放されることになる。このとき、演算装置3は電圧検出部6により下流端子1bの電圧を検出するが、この下流端子1bの電圧に応じて異常検出部8の機能により下流端子1bのグランドノードNSへの短絡を検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用負荷駆動制御装置に関する。
この種の車両用負荷駆動制御装置は、負荷との間で例えばハーネスなどにより結線接続して構成されている。ハーネスは、車両の整備者などの人的ミスにより、負荷の電源側と電源端子とが短絡接続されたり、負荷のグランド側ノードとグランドノードとが短絡接続されたりする可能性がある。このような短絡を検出する技術が例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1記載の技術によれば、電磁負荷の下流の電圧値を診断部に入力し、ハイサイドドライバのスイッチ素子及びローサイドドライバのスイッチ素子を共にオンしたときの電磁負荷の下流の電圧値を検出することで、ハイサイドドライバのスイッチ素子にレアショート故障を生じたか否かを検出することを開示している。
特開2010−62675号公報(図7)
例えば特許文献1記載の技術を用いたときには以下の不具合を生じる。例えば負荷と下流端子とを接続するためのハーネスのインピーダンスが比較的大きく、当該ハーネスが誤って下流端子とグランドノードとの間に接続されてしまった場合には、ハイサイドドライバのスイッチ素子及びローサイドドライバのスイッチ素子が共にオンしても、短絡電流に応じて電流検出抵抗に流れる電流が大きく変化せず、異常検出を見過ごしてしまい、異常検出の信頼性に劣ってしまう。
本発明の開示の目的は、ハーネスを下流端子と負荷との間に接続すると共に異常検出時にフェールセーフ処理可能にする構成において、下流端子のグランドノードへの短絡検出の信頼性を向上できるようにした車両用負荷駆動制御装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、上流端子と下流端子との間に接続される車両用の負荷を駆動する車両用負荷駆動制御装置を対象としている。この車両用負荷駆動制御装置は、ハイサイドスイッチ、ローサイドスイッチ、スイッチ制御部、異常確認制御部、及び、異常検出部を備える。ハイサイドスイッチは電源電圧供給ノードと負荷の上流端子との間に接続されており、ローサイドスイッチはグランドノードと負荷の下流端子との間に接続されている。
また、通常時にはスイッチ制御部がローサイドスイッチを通常オンし続けると共にハイサイドスイッチにデューティ制御のパルス信号を印加することに応じてハイサイドスイッチを通常オン/通常オフして誘導性負荷を駆動する。異常確認するときには、異常確認制御部は、ハイサイドスイッチを通常オフしている期間中にローサイドスイッチをオフする。このとき、ハーネスが正常に接続されていれば、少なくとも誘導性負荷の下流端子とグランドノードとの間が開放されることになる。通常、下流端子がグランドノードに短絡していなければ下流端子とグランドノードとの間が開放される。逆に、下流端子が例えばハーネスによりグランドノードに短絡していれば、異常検出部は、下流端子のグランドノードへの短絡を検出できる。これにより、グランドノードへの短絡検出の信頼性を向上できる。
請求項3記載の発明によれば、通常、下流端子がグランドノードに短絡していなければ下流端子とグランドノードとの間が開放されるため、誘導性負荷に流れていた電流が還流ダイオードを通じて電源電圧供給ノードに流れることになり下流端子の電圧はグランド電位に比較して大きな値となる。逆に、下流端子が例えばハーネスによりグランドノードに短絡していれば下流端子の電圧がグランド電位又はこの電圧に近い値となる。このため、異常検出部は、電圧検出部により検出される下流端子の電圧又はこの電圧に比例する電圧に応じて下流端子のグランドノードへの短絡を検出できる。これにより、グランドノードへの短絡検出の信頼性を向上できる。
第1実施形態の電子制御装置を概略的に示す電気的構成図 動作を概略的に示すタイミングチャート フェールセーフ動作を概略的に示すタイミングチャート 比較対象技術を概略的に表す説明図 第2実施形態の電子制御装置を概略的に示す電気的構成図 動作を概略的に示すタイミングチャート
以下、車両用負荷駆動制御装置としての電子制御装置の幾つかの実施形態について図面を参照しながら説明する。以下に説明する各実施形態において、同一又は類似の動作を行う構成については、同一又は類似の符号を付して必要に応じて説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は電子制御装置の電気的構成例を概略的なブロック図により示す。電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)1は、例えば燃料ポンプ2を駆動するために構成される。例えばコモンレールシステムを用いたディーゼルエンジンなどの内燃機関は、燃料を高圧圧縮し、燃料ポンプ2により圧縮された高圧の燃料をコモンレールに吐出する。このとき電子制御装置1は燃料ポンプ2を駆動制御する車両用負荷駆動制御装置として動作する。燃料ポンプ2は電磁コイル2aを用いて駆動されるようになっており、この電磁コイル2aは電子制御装置1の上流端子1aと下流端子1bとの間に接続され、誘導性負荷として構成される。
電子制御装置1は、演算装置3と、この演算装置3の後段に接続される駆動回路4とを備える。演算装置3は、例えばマイクロコンピュータなどにより構成され、CPU、入出力部、及びRAM、ROM、EEPROMなどの記憶部(図示せず)を備えており、記憶部に記憶されたプログラムに基づいて誘導性負荷を駆動する。この演算装置3は、スイッチ制御部5、電圧検出部6、電流検出部7、異常検出部8、異常確認制御部9としての機能を備える。電圧検出部6は、エッジ検出電圧V1を検出したり、下流端子の電圧V2を検出したりする。
演算装置3は、各種センサ信号を取得するセンサ信号取得端子3a、指令信号を出力する指令信号出力端子3b、エッジ検出電圧を取得するエッジ検出電圧取得端子3c、異常確認制御信号を出力する異常確認制御端子3d、下流端子1bの電圧を取得する下流端子電圧取得端子3e、フェールセーフ時の制御信号を出力するフェールセーフ時制御信号出力端子3f、及び、電磁コイル2aに流れる電流信号を取得する検出電流取得端子3g、を備える。
電磁コイル2aを駆動する駆動回路4は、コンパレータCP1、オペアンプOP1、抵抗R1〜R14、コンデンサC1、C2、還流ダイオードD1、D2、及びトランジスタTr1〜Tr4、SH、SLを備える。図1に示すように、この駆動回路4は、ハイサイドとローサイドにトランジスタSH、SLを最終段に備えるが、説明の便宜上、これらのトランジスタSH、SLを他のトランジスタTr1〜Tr4と区別するため、それぞれ、ハイサイドスイッチSH、ローサイドスイッチSLと定義する。
演算装置3は、例えばセンサ信号取得端子3aから取得されるセンサ信号に応じてデューティ制御によるパルス信号を指令信号として指令信号出力端子3bから出力する。指令信号出力端子3bには、抵抗R1及びコンデンサC1を介してコンパレータCP1の非反転入力端子が接続されている。抵抗R1及びコンデンサC1は指令信号出力端子3bの出力電圧を遅延させコンパレータCP1に入力させる。コンパレータCP1は、当該コンパレータCP1の入力電圧の高低に基づいて出力を「H」又は「L」のロジックレベルとし、当該ロジックレベルを抵抗R2、R3を通じてトランジスタTr1の制御端子に印加する。
トランジスタTr1の種類は特に限られないが、トランジスタTr1は例えばNチャネル型のMOSトランジスタにより構成される。このトランジスタTr1は、コンパレータCP1の出力ロジックレベルを制御端子であるゲートに入力することでドレインソース間をオン/オフする。抵抗R2はコンパレータCP1の出力端子とトランジスタTr1の制御端子との間に直列接続されており、抵抗R3は、トランジスタTr1の制御端子とロジック電源Vccの供給ノードNVCとの間に接続されており、ロジック電源Vccにプルアップするプルアップ抵抗として構成される。演算装置3のエッジ検出電圧取得端子3cは、トランジスタTr1の制御端子に接続されており、これによりエッジ検出電圧V1を取得できる。この演算装置3のエッジ検出電圧取得端子3cは、抵抗R2、R3とトランジスタTr1の制御端子との共通接続ノードの電圧を取得するために設けられる。
また、抵抗R4は、バッテリ電圧VBの電源電圧供給ノードNBとトランジスタTr1のドレインとの間に直列接続され、この共通接続点とハイサイドスイッチSHの制御端子との間には抵抗R5が接続されている。ハイサイドスイッチSHは、例えばPチャネル型のMOSトランジスタにより構成され、電源電圧供給ノードNBと上流端子1aとの間にソースドレイン間を接続して構成されている。電源電圧供給ノードNBにはバッテリ電圧VBが供給されている。上流端子1aと、グランド電位が与えられるグランドノードNSとの間には、ダイオードD2が逆方向接続されている。このダイオードD2は、還流ダイオードとして構成される。
他方、演算装置3のフェールセーフ時制御信号出力端子3fは、抵抗R6を通じてトランジスタTr2の制御端子に接続されている。このフェールセーフ時制御信号出力端子3fは、電磁コイル2aの駆動異常を検出したときに強制的に通電オフすることでフェールセーフ処理するために用いられる端子であり、通常動作するときには、演算装置3はこのフェールセーフ時制御信号出力端子3fの出力をノンアクティブレベル「L」とし、強制的に動作を停止するときには、このフェールセーフ時制御信号出力端子3fの出力をアクティブレベル「H」とする。トランジスタTr2は、例えばNPN形トランジスタにより構成され、通電端子としてのエミッタはグランドノードNSに接続され、通電端子としてのコレクタはプルアップ抵抗R7を介してロジック電源Vccの供給ノードNVCに接続されている。
また、トランジスタTr2のコレクタは抵抗R8を介してローサイドスイッチSLの制御端子に接続されている。ローサイドスイッチSLは、例えばNチャネル型のMOSトランジスタにより構成され、下流端子1bとグランドノードNSとの間にドレインソース間を接続して構成されている。電源電圧供給ノードNBと下流端子1bとの間にはダイオードD1が逆方向接続されている。このダイオードD1は還流ダイオードとして構成される。演算装置3の下流端子電圧取得端子3eは下流端子1bに接続されている。この演算装置3の下流端子電圧取得端子3eは、下流端子1bの電圧の情報を得るために設けられる。
下流端子1bとグランドノードNSとの間には、ローサイドスイッチSLの2つの通電端子となるドレインソースと共に電流検出抵抗R9が直列接続されている。電流検出抵抗R9の両端子は分圧用の抵抗R10、R11を介してオペアンプOP1の非反転入力端子に入力されている。オペアンプOP1は、その出力端子と反転入力端子との間に介在して抵抗R13が接続されており、さらに反転入力端子とグランドノードNSとの間に抵抗R12が接続されている。これにより、オペアンプOP1及び抵抗R12、R13により正相増幅回路10が構成されている。オペアンプOP1の出力端子は抵抗R14を通じて演算装置3の検出電流取得端子3gに接続されている。検出電流取得端子3gは特に電流検出抵抗R9に流れる電流の情報を得るために設けられており、電流検出部7は、検出電流取得端子3gから電流検出抵抗R9に流れる電流の情報を取得する。
検出電流取得端子3gとグランドノードNSとの間にはコンデンサC2が接続されており、抵抗R14及びコンデンサC2によりローパスフィルタ11が構成されている。また、オペアンプOP1の出力は抵抗R15を通じてコンパレータCP1の反転入力端子に入力されており、これによりフィードバック制御回路12が構成される。
演算装置3の異常確認制御端子3dはトランジスタTr3、Tr4の制御端子に接続されている。この異常確認制御端子3dは、異常確認するために定期的にハイサイドスイッチSH及びローサイドスイッチSLをオフするための信号を出力するために設けられる。トランジスタTr3は例えばPNP形トランジスタにより構成される。トランジスタTr3のエミッタにはロジック電源Vccが与えられると共にコレクタは抵抗R6及びトランジスタTr2の制御端子の共通接続ノードに接続されている。また、この演算装置3の異常確認制御端子3dはトランジスタTr4の制御端子に接続されている。トランジスタTr4は例えばPNP形トランジスタにより構成され、エミッタにはロジック電源Vccが与えられると共にコレクタは抵抗R2及びR3並びにトランジスタTr1の制御端子の共通接続ノードに接続されている。これらの構成は、下流端子1bのグランドノードNSへの短絡異常に対処するために設けられる構成である。
なお、詳細構成は記載していないが、この電子制御装置1の演算装置3は、図示しない構成を用いて上流端子1aがバッテリ電圧VBに電源短絡したことを検知したときには、ローサイドスイッチSLをオフすることで、バッテリ電圧VBの電源供給動作をストップすることでフェールセーフ処理するように構成されている。
また、演算装置3は、後述するように、下流端子1bがグランドノードNSに短絡したことを検知したときには、ハイサイドスイッチSHをオフすることで、バッテリ電圧VBの電源供給動作をストップすることでフェールセーフ処理するように構成されている。
上記構成の動作について説明する。図2は演算装置3の指令信号に応じた各ノードの電圧、電流等の信号を表すタイミングチャートを概略的に示している。まず、通常時には、演算装置3は、スイッチ制御部5の機能によりフェールセーフ時制御信号をノンアクティブレベル「L」として出力することでトランジスタTr2をオフする。これにより、ローサイドスイッチSLの制御端子には、プルアップ抵抗R7を通じてロジック電源Vccが印加されることになり、ローサイドスイッチSLは通常オンする。ローサイドスイッチSLが通常オンしている状態において、演算装置3は、スイッチ制御部5の機能により指令信号としてパルス信号をハイサイドスイッチSHの制御端子に出力することでハイサイドスイッチSHをオン/オフ切替えし、これにより、電磁コイル2aに通電制御する。
図2に示すように、指令信号のロジックレベル「H」「L」が変化すると、抵抗R1及びコンデンサC1による遅延回路の時定数の影響に応じて、コンパレータCP1の出力ロジックレベルが遅延して変化する。例えば、コンパレータCP1の出力レベルが「H」になると、トランジスタTr1がオンするため、ハイサイドスイッチSHの制御端子が「L」になり、これによりハイサイドスイッチSHがオンする。ローサイドスイッチSLは前述したとおり通常オンしているため、ハイサイドスイッチSHがオンすれば、電流がハイサイドスイッチSH、電磁コイル2a、ローサイドスイッチSL、電流検出抵抗R9、の経路に沿って流れる。これにより、図2の期間T1、T3に示すように、電磁コイル2aに流れる負荷電流は単調増加する。
逆に、コンパレータCP1の出力ロジックレベルが「L」になると、トランジスタTr1がオフするため、ハイサイドスイッチSHの制御端子が「H」になり、これによりハイサイドスイッチSHがオフする。ローサイドスイッチSLは通常オンしているため、ハイサイドスイッチSHがオフすれば、電磁コイル2aに流れていた電流が還流用のダイオードD2に流れることになり、電流はダイオードD2の順方向、電磁コイル2a、ローサイドスイッチSL、電流検出抵抗R9、の経路に流れる。これにより、電流が電源電圧供給ノードNBから供給されなくなり、図2の期間T2、T4に示すように、電磁コイル2aに流れる電流は単調減少する。これにより、演算装置3は指令信号をパルス制御することで電磁コイル2aの負荷電流を上昇/下降制御できる。
指令信号はそのパルス信号のデューティ比が大きいと負荷電流が増加し、テューティ比が小さいと負荷電流が低下する。このとき、負荷電流が増加すれば電流検出抵抗R9による検出電圧は増加し、負荷電流が減少すれば電流検出抵抗R9による検出電圧も減少する。オペアンプOP1は抵抗R10〜R13と共にこの電流検出抵抗R9による検出電圧を正相増幅する。オペアンプOP1の出力が抵抗R15を通じてコンパレータCP1の反転入力端子に入力されているため、負荷電流が増加すればオペアンプOP1の出力が増加し、コンパレータCP1がこのオペアンプOP1の出力を基準として動作すれば、結果的に指令信号のデューティ比を低く抑制できるようになり負帰還制御できる。車両内ではバッテリ電圧VBは様々な要因に応じて変動するが、演算装置3がこのフィードバック制御作用に応じて、負荷電流をある定電流を中心とした一定範囲に制御するようにハイサイドスイッチSHを駆動できるため、たとえバッテリ電圧VBが変化したとしても負荷電流を一定範囲に制御できるようになる。
<異常確認制御処理>
このような通常時の流れの中で、演算装置3は異常確認制御信号を異常確認制御端子3dから出力する。このとき演算装置3は、異常確認するためにハイサイドスイッチSHをオンすると共にローサイドスイッチSLをオフするための異常確認制御信号を出力する。
また、この場合、演算装置3は、異常確認制御信号のアクティブレベル「L」を負荷電流が低下している途中となるようにする、すなわち、コンパレータCP1の出力が「L」レベルとなりハイサイドスイッチSHが通常オフしている期間中に異常確認制御信号をアクティブレベル「L」とすることでローサイドスイッチSLをオフすることが望ましい。また、例えば、演算装置3は異常確認制御信号の「L」レベルをアクティブレベルとしたとき、当該アクティブレベルの期間を、ハイサイドスイッチSHを通常オフする期間よりも短くすることが望ましい。
本実施形態では、演算装置3は、電圧検出部6によりエッジ検出電圧取得端子3cのエッジ検出電圧を取得し、このエッジ検出電圧が「H」から「L」に移行したタイミングからわずかに遅れてエッジ検出電圧が確実に「L」になっているときに、異常確認制御部9の機能により異常確認制御信号のアクティブレベル「L」を出力し、その後、異常確認制御信号をノンアクティブレベル「H」とする。
演算装置3が異常確認制御信号をアクティブレベル「L」として出力すると、トランジスタTr3、Tr4が共にオンする。トランジスタTr4がオンすると、トランジスタTr1の制御端子にはロジック電源Vccに近い電圧が入力され、これにより、トランジスタTr1がオンし、これに伴いハイサイドスイッチSHの制御端子が「L」となりハイサイドスイッチSHがオンする。この動作と同時に、トランジスタTr3がオンすると、トランジスタTr2の制御端子にはロジック電源Vccに近い電圧が入力され、これによりトランジスタTr2がオンし、これに伴い、ローサイドスイッチSLがオフする。すなわち、演算装置3が異常確認制御信号をアクティブレベル「L」として出力すると、図2の期間T2aに示すように、ハイサイドスイッチSHがオンすると共にローサイドスイッチSLがオフする。
通常、負荷電流が低下している期間T2、T4中には、前述したように、電流は、上流側の還流用のダイオードD2、電磁コイル2a、ローサイドスイッチSL、電流検出抵抗R9を通じて流れている。ここで、演算装置3が異常確認制御信号をアクティブレベル「L」として出力することでハイサイドスイッチSHがオンすると共にローサイドスイッチSLがオフすると、この電流経路が遮断される。すなわち、バッテリ電圧VBが、ハイサイドスイッチSH、電磁コイル2aを通じて下流端子1bに印加されるようになる。この直前に電磁コイル2aに流れていた電流の影響を考慮すれば、電流は電磁コイル2aから下流側の還流用のダイオードD1を通じてバッテリ電圧VBのノードNB側に回生する。
このため、例えばハーネス短絡異常を生じていなければ、図2の期間T2aに示すように、異常確認制御信号がアクティブレベル「L」となるタイミングと同期して下流端子1bの電圧V2がパルス状に上昇する。演算装置3は、異常確認制御信号と同期して下流端子電圧取得端子3eの電圧V2を取得し、この電圧V2が予め定められた閾値電圧Vtに達しているか否かを判定し、閾値電圧Vtに達していれば正常であると判定する。
ここで、下流端子1bがグランドノードNSに短絡した場合について説明する。下流端子1bはハーネスH1を用いて電磁コイル2aに接続されるが、誤ってグランドノードNSに接続されることが想定される。例えば、ハーネスH1のインピーダンスが例えば20mΩ程度と比較的低いとき、電流検出抵抗R9の抵抗値が例えば数Ω程度であれば、短絡電流がハーネスH1を通じてグランドノードNSに流れる。このとき、例えば図3に示すように、演算装置3がパルス状の指令信号を出力し続けていたとしても、グランドノードNSの短絡タイミングから、短絡電流がハーネスH1を通じてグランドノードNSの側に流れ続ける。このため電流検出抵抗R9の検出電流が低下し概ね0になる。
演算装置3はパルス状の指令信号を出力し続けても電流検出抵抗R9の検出電流が上昇しなければオペアンプOP1の出力が上昇しない。このためコンパレータCP1の反転入力端子には比較的低い電圧が入力されることになり、コンパレータCP1はその出力を「H」のまま保持する。このとき演算装置3は、エッジ検出電圧取得端子3cから取得したエッジ検出電圧V1が指令信号に同期していないため、異常検出部8の機能により図3の期間T10において異常状態と判断できる。この異常状態において、演算装置3はフェールセーフ時制御信号をアクティブレベル「H」としてフェールセーフ時制御信号出力端子3fから出力することで、図3のタイミングtaにおいてトランジスタTr2をオンしローサイドスイッチSLを強制的にオフする。すなわち、このような場合には、下流端子1bの電圧を取得しなくてもフェールセーフ処理を実現できる。
下流端子1bが比較的高いインピーダンスとなるようにグランド短絡した場合を考慮し、例えば、ポンプに用いられる電磁コイル2aと電子制御装置1との間が相当距離離間していると、この間を接続するハーネスH2のインピーダンスは比較的高くなり例えば200mΩ程度になる。このような場合、例えば電流検出抵抗R9の抵抗値がこの値と同程度(例えば数分の1〜数倍)になると、図4にその波形例を示すように、図4の異常状態の期間T11においては、電流検出抵抗R9による検出電流が大きく変化しない。このとき、演算装置3が検出電流取得端子3gから信号を取得してグランド短絡検出処理に用いたとしても異常検出を見過ごしてしまう虞があることが判明した。
例えば下流端子1bがハーネスH2によりグランド短絡しているにも拘らず、異常検出できないまま電磁コイル2aを駆動し続けると、指令信号のパルス信号のデューティに対応した負荷電流が少なくなるため、この負荷電流を多くするようにフィードバック制御が働くことになる。このとき負荷電流が大きくなってしまうものの、この負荷電流の増大を検知できないという問題を生じる。電磁コイル2aをコモンレールに燃料を送り出すポンプに適用したときには、負荷電流が大きくなることにより燃料を送り出すポンプが閉弁することでコモンレールの燃料圧力が低下し、異常原因が判明しないまま、エンジンストップすることになってしまう。
この場合、演算装置3はフェールセーフ時制御信号をアクティブレベル「H」として出力することができず、フェールセーフ処理を正常に実現できなくなる。このため、本実施形態では、このハーネスH2のインピーダンスの影響があったとしても異常検出の信頼性を向上するため、下流端子電圧取得端子3eを設け、下流端子1bの電圧に応じてグランド短絡検出するようにしている。
<本実施形態の作用>
図2に示すように、演算装置3は、下流端子電圧取得端子3eから下流端子1bの電圧V2を取得している。このため、演算装置3が異常確認制御信号を定期的にアクティブレベル「L」としてハイサイドスイッチSHをオンすると共にローサイドスイッチSLをオフし、このタイミングと同期して下流端子電圧取得端子3eから下流端子1bの電圧を取得する。このとき、下流端子1bの電圧V2が閾値電圧Vtに達しなければ、図2のタイミングtb、tcに示すように異常状態であると判断する。
比較的インピーダンスの高いハーネスH2が下流端子とグランドとの間に接続されたときには、ローサイドスイッチSLがオフされている間、電流がハーネスを通じてグランドノードNSに短絡することになる。このとき、ハーネスH2のインピーダンスが例えば200mΩ程度であれば下流端子1bの電圧は上昇することはなく、演算装置3は、異常検出部8の機能により異常状態であると判断できる。これにより、ハーネスH2がグランドノードNSに短絡していることを信頼性良く検出できる。なお、低インピーダンスのハーネスH1が下流端子1bとグランドノードNSとの間に接続されたときにも、下流端子1bの電圧は同様に上昇しない。このため、検出電流取得端子3gの信号を用いることなく下流端子1bの電圧V2に応じて判定することもできる。
本実施形態の内容を機能的にまとめると以下に示すようになる。演算装置3は、スイッチ制御部5の機能によりハイサイドスイッチSHを通常オフしている期間中に異常確認制御部9の機能により異常確認のためにローサイドスイッチSLをオフしている。このため、ハーネスH1、H2が正常に接続されていれば少なくとも電磁コイル2aの下流端子1bとグランドノードNSとの間が開放されることになる。このとき、演算装置3は電圧検出部6により下流端子1bの電圧を検出するが、この下流端子1bの電圧に応じて異常検出部8の機能により下流端子1bのグランドノードNSへの短絡を検出する。
通常、下流端子1bがグランドノードNSに短絡していなければ下流端子1bとグランドノードNSとの間が開放されるため、電流が下流端子1bから還流ダイオードD1を通じてバッテリ電圧VBのノードNB側に流れることになり、下流端子1bの電圧は持ち上がり、グランドノードNSの電圧0Vに比較して大きくなる。逆に、下流端子1bが例えばハーネスH1、H2によりグランド短絡していれば、下流端子1bの電圧がグランドノードNSの電圧又はこの電圧に近い値となる。このため演算装置3は、異常検出部8の機能により電磁コイル2aの下流端子1bのグランドノードNSへの短絡を検出できる。これによりグランドノードNSへの短絡検出の信頼性を向上できる。
演算装置3は、異常確認のためにローサイドスイッチSLをオフするときにはハイサイドスイッチSHをオンしているが、このとき上流端子1aの電位は概ねバッテリ電圧VBとなると共に下流端子1bの電位は概ねバッテリ電圧VBとなる。したがって、このとき電磁コイル2aの両端の印加電圧は、通常時にハイサイドスイッチSHをオフしているときにダイオードD1を通じて電流が還流するときの電磁コイル2aに印加される電圧(≒0V)と概ね同じ電圧に制御できる。このため、電磁コイル2aに流れる電流の変化度合を極力変化させることなく、グランドノードNSへの短絡異常を生じたか否かを確認できる。
演算装置3は、異常確認制御部9によりローサイドスイッチSLのオフ制御とハイサイドスイッチSHのオン制御とのタイミングを指令し、異常確認制御部9からタイミング指令された期間中において、異常検出部8がローサイドスイッチSLのオン/オフの切替に応じた下流端子1bの出力変化に応じてグランドノードNSへの短絡を検出する。このため、演算装置3は異常確認制御部9の指令に応じてタイミング制御できる。
演算装置3は、異常検出部8により下流端子1bがグランドノードへの短絡を検出したときには、ハイサイドスイッチSHをオフしてフェールセーフ処理するようにしているため、異常を生じたとしてもこの異常に対して即座に対処できる。
(第2実施形態)
図5及び図6は第2実施形態の追加説明図を示す。図5は図1に代わる電子制御装置の電気的構成例を概略的に示しており、図6は図2に代わるタイミングチャートを概略的に示している。
図5に示すように、演算装置3に代わる演算装置203には異常確認制御端子3dが設けられていない。その代わりに電子制御装置201はワンショットタイマ13を異常確認制御部として備えている。ワンショットタイマ13は、コンパレータCP1の出力を入力し、この出力の立下りタイミングを検出すると、立下りパルスを出力する。このワンショットタイマ13の出力は、トランジスタTr3、Tr4の制御端子に入力されている。その他の構成は図1に示す構成と同様であるため、その構成の説明を省略する。
この構成の動作について図6を用いて説明する。図6に示すように、指令信号の変化に遅延してコンパレータCP1の出力も変化するが、このコンパレータCP1の立下り出力に同期してワンショットタイマ13がアクティブレベル「L」のパルスを出力する。
すなわち、コンパレータCP1の出力が「H」から「L」に変化すると同時に、ワンショットタイマ13がアクティブレベル「L」のパルスを出力するため、各トランジスタTr3、Tr4はこの図6に示すタイミングt21、t23でオンする。このとき、各トランジスタTr3、Tr4の制御端子にはロジック電源Vccが印加されるため、前述実施形態と同様に、ハイサイドスイッチSHはオンし、ローサイドスイッチSLはオフする。このワンショットタイマ13が、アクティブレベル「L」のパルスを出力するタイミングt21及びt23の直前のタイミングにおいて、ハイサイドスイッチSHはオンしているため、タイミングt21〜t22及びt23〜t24にかけて、ハイサイドスイッチSHがオン状態を継続する。この動作を言い換えるならば、ワンショットタイマ13は、スイッチ制御部5によりハイサイドスイッチSHがオンされている状態からオフ指令されても所定時間t21〜t22、t23〜t24だけハイサイドスイッチSHのオン状態を継続させていることになる。
ハーネスH1、H2が正常に接続されていれば、コンパレータCP1の出力が立下るタイミングt21、t23において、電流が還流ダイオードD1を通じて流れることになり、下流端子1bの電圧は上昇する。演算装置203は、下流端子電圧取得端子3eから下流端子1bの電圧V2を取得することで、この電圧が閾値電圧Vtに達しているか否かを判定し達していれば正常と判断する。
高インピーダンスのハーネスH2がグランドノードNSに短絡した異常状態であるときには、コンパレータCP1の出力が立下るタイミングt25、t27であっても下流端子1bの電圧V2は上昇しない。このため、演算装置203は、タイミングt25〜t26、t27〜t28において、下流端子1bの電圧V2が閾値電圧Vtに達していないと判断することで異常状態であると判断する。この動作は低インピーダンスのハーネスH1がグランド短絡しているときも同様である。
したがって、本実施形態によっても前述実施形態と同様の作用効果を奏する。しかも、ワンショットタイマ13が、スイッチ制御部5によりハイサイドスイッチSHがオンされている状態からハイサイドスイッチSHのオフ指令が発生しても所定時間だけハイサイドスイッチSHのオン状態を継続させており、この同期間中にローサイドスイッチSLをオフ制御している。このため、演算装置203が、トランジスタTr3、Tr4のオン/オフの指令タイミングを生成しなくても制御できるようになり、第1実施形態に示す異常確認制御部9の制御方法を演算装置203に組み込む必要がなくなる。
(他の実施形態)
本発明は前述実施形態に限定されるものではなく、例えば以下に示す変形又は拡張が可能である。前述実施形態の構成は適宜組み合わせて適用できる。
演算装置3、203の電圧検出部6は、下流端子電圧取得端子3eを通じて下流端子1bの電圧をそのまま取得する形態を示したが、この下流端子1bの電圧V2について、抵抗分圧回路を通じて当該電圧V2に比例する電圧を取得して検出するようにしても良い。
演算装置3は、異常確認制御部9によりローサイドスイッチSLをオフするタイミングにおいてハイサイドスイッチSHをオンする形態を示したが、このとき、ハイサイドスイッチSHをオフしたままでも良い。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、本発明の一つの態様として前述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図面中、1、201は電子制御装置、1aは上流端子、1bは下流端子、3、203は演算装置、5はスイッチ制御部、6は電圧検出部、9は異常確認制御部、13はワンショットタイマ(タイマ、異常確認制御部)、SHはハイサイドスイッチ、SLはローサイドスイッチ、D1は還流ダイオード、を示す。

Claims (6)

  1. 上流端子(1a)と下流端子(1b)との間にハーネスを用いて接続される車両用の誘導性負荷を駆動する電子制御装置であって、
    電源電圧供給ノード(NB)と前記上流端子(1a)との間を接続するハイサイドスイッチ(SH)と、
    前記電源電圧供給ノードに供給される電源電圧よりも低いグランド電位が与えられるグランドノード(NS)と前記誘導性負荷の下流端子との間を接続するローサイドスイッチ(SL)と、
    通常時には前記ローサイドスイッチを通常オンし続けると共に前記ハイサイドスイッチにデューティ制御のパルス信号を印加することに応じて当該ハイサイドスイッチを通常オン/通常オフして前記誘導性負荷を駆動するスイッチ制御部(5)と、
    異常確認するときに、前記ハイサイドスイッチを通常オフしている期間中に前記ローサイドスイッチをオフする異常確認制御部(9、13)と、
    前記ローサイドスイッチがオフされたときに前記下流端子のグランドノード(NS)への短絡を検出する異常検出部(8)と、を備える車両用負荷駆動制御装置。
  2. 請求項1記載の車両用負荷駆動制御装置において、
    前記異常確認制御部は、前記ハイサイドスイッチを通常オフしている期間中において、前記ローサイドスイッチをオフすると共に前記ハイサイドスイッチをオンする車両用負荷駆動制御装置。
  3. 請求項1または2記載の車両用負荷駆動制御装置において、
    前記電源電圧供給ノードと前記ローサイドスイッチとの間に逆方向接続される還流ダイオード(D1)と、
    前記下流端子の電圧又はこの電圧に比例する電圧を取得する電圧検出部(6)と、をさらに備え、
    前記異常検出部は、前記電圧検出部により検出される前記下流端子の電圧又はこの電圧に比例する電圧に応じて前記下流端子のグランドノードへの短絡を検出する車両用負荷駆動制御装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の車両用負荷駆動制御装置において、
    前記異常確認制御部(9)は、前記ローサイドスイッチのオフ制御と前記ハイサイドスイッチのオン制御とのタイミングを指令するように構成され、
    前記異常検出部は、前記異常確認制御部からタイミング指令された期間の前記ローサイドスイッチのオン/オフの切替に応じた前記下流端子又はその比例した電圧の変化に応じてグランドノードへの短絡を検出する車両用負荷駆動制御装置。
  5. 請求項1から3の何れか一項に記載の車両用負荷駆動制御装置において、
    前記異常確認制御部(13)は、前記スイッチ制御部により前記ハイサイドスイッチがオンされている状態からオフ指令されても所定時間だけ前記ハイサイドスイッチのオン状態を継続させ、前記ハイサイドスイッチのオン状態を継続させる期間と同じ期間だけ前記ローサイドスイッチをオフさせるタイマ(13)を用いて構成され、
    前記異常検出部は、前記タイマによる前記ローサイドスイッチのオン/オフの切替に応じた前記下流端子又はその比例した電圧の変化に応じて前記グランドノードへの短絡を検出する車両用負荷駆動制御装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の車両用負荷駆動制御装置において、
    前記異常検出部がグランドノードへの短絡を検出したときには、前記ハイサイドスイッチをオフしてフェールセーフするように構成される車両用負荷駆動制御装置。
JP2016012369A 2016-01-26 2016-01-26 車両用負荷駆動制御装置 Active JP6707873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016012369A JP6707873B2 (ja) 2016-01-26 2016-01-26 車両用負荷駆動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016012369A JP6707873B2 (ja) 2016-01-26 2016-01-26 車両用負荷駆動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017135498A true JP2017135498A (ja) 2017-08-03
JP6707873B2 JP6707873B2 (ja) 2020-06-10

Family

ID=59503919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016012369A Active JP6707873B2 (ja) 2016-01-26 2016-01-26 車両用負荷駆動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6707873B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019165347A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 三菱電機株式会社 駆動装置及びパワーモジュール
JPWO2020241469A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03
CN112912738A (zh) * 2018-11-06 2021-06-04 日立安斯泰莫株式会社 负载驱动装置和变速机的驱动系统

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5380049U (ja) * 1976-12-07 1978-07-04
JPH11299094A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd 負荷駆動回路
JP2010062675A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Hitachi Ltd 電磁負荷回路の故障診断装置
JP2011023802A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Denso Corp 誘導性負荷制御装置
JP2012182949A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Denso Corp 負荷駆動装置
JP2013247547A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Toyota Motor Corp 電流モニタ回路

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5380049U (ja) * 1976-12-07 1978-07-04
JPH11299094A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd 負荷駆動回路
JP2010062675A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Hitachi Ltd 電磁負荷回路の故障診断装置
JP2011023802A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Denso Corp 誘導性負荷制御装置
JP2012182949A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Denso Corp 負荷駆動装置
JP2013247547A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Toyota Motor Corp 電流モニタ回路

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019165347A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 三菱電機株式会社 駆動装置及びパワーモジュール
JP7305303B2 (ja) 2018-03-20 2023-07-10 三菱電機株式会社 駆動装置及びパワーモジュール
CN112912738A (zh) * 2018-11-06 2021-06-04 日立安斯泰莫株式会社 负载驱动装置和变速机的驱动系统
CN112912738B (zh) * 2018-11-06 2023-11-17 日立安斯泰莫株式会社 负载驱动装置和变速机的驱动系统
JPWO2020241469A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03
WO2020241469A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 日立オートモティブシステムズ株式会社 電流制御装置
JP7282881B2 (ja) 2019-05-28 2023-05-29 日立Astemo株式会社 電流制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6707873B2 (ja) 2020-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104656000B (zh) 检测开关结构中的短路的器件和方法
US9570978B2 (en) Power supply control device for inductive loads
US9780664B2 (en) Open-circuit detection in a switching structure
JP7006204B2 (ja) 噴射制御装置
JP2010062675A (ja) 電磁負荷回路の故障診断装置
JP6707873B2 (ja) 車両用負荷駆動制御装置
JP6717176B2 (ja) 噴射制御装置
JP2019085925A (ja) 噴射制御装置
JP5333503B2 (ja) モータ駆動装置
JP2014138303A (ja) 誘導性負荷駆動装置
US20180323776A1 (en) Safe control of a consumer
JP2016143799A (ja) 異常検出回路
US5341282A (en) Circuit for detecting short-circuiting of inductive load drive devices
JPWO2018155084A1 (ja) 電子制御装置および電子制御装置の異常正常判定方法
JP3990669B2 (ja) 負荷の故障診断方法及び装置並びに負荷の故障処理方法及び装置
JP2018150884A (ja) 電子制御装置
JP2019190307A (ja) 噴射制御装置
CN111322165B (zh) 燃料喷射阀驱动装置
JP4613200B2 (ja) 駆動回路用の供給ユニットを動作させる方法、および駆動回路用の供給ユニット
JP2004201410A (ja) 誘導性負荷駆動装置及びその異常検出方法
JP2021099069A (ja) 噴射制御装置
JP2008011347A (ja) 負荷断線検出回路
JP2019190453A (ja) 噴射制御装置
JP4329083B2 (ja) 車載電気負荷の駆動装置
JP2021099070A (ja) 噴射制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200421

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200504

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6707873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250