JP2017131333A - ユニット交換式歯ブラシ - Google Patents

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【課題】使用者自ら調整できる歯ブラシを提供する。【解決手段】歯をブラッシングするためのブラシ部2と、前記ブラシ部に延設される把持部3とを含む歯ブラシ1であって、前記ブラシ部は、ヘッド41と、ネック42と、を含むブラシ部本体4と、前記ブラシ部本体の前記ヘッドに着脱可能に取り付けられ、毛束が基台に植設されて形成されたブラシユニット5と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、歯ブラシに関する。
通常の歯ブラシは、ブラシ部に20〜24タフト(房ないし束)の毛束が植設されている。しかし、歯間の汚れや歯周ポケット内の汚れは、このような歯ブラシではとれにくい。
そのため、このような歯ブラシでは磨きにくい歯間などの隙間を清掃するためのワンタフト歯ブラシが提案されている。例えば、特許文献1には、このようなワンタフト歯ブラシが提案されている。
特許第5154827号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のワンタフト歯ブラシは、毛束の一端を溶着してから毛束基部や尾栓と組み立てた後でなければ、歯ブラシ本体に取り付けることができないため、構造が煩雑で、コストがかかる。
また、歯の状態(歯の大きさ・並び・位置等の生理的状態)や汚れ状態(汚れの位置・種類等)は使用者によって異なるため、ワンタフト歯ブラシのような通常の歯ブラシとは異なる専用歯ブラシは、使用者自らが調整できることが望ましい。
本発明は、上記課題の少なくも一つを解決するためのもので、使用者自ら調整できる歯ブラシを提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するために、本発明に係る歯ブラシは、歯をブラッシングするためのブラシ部と、前記ブラシ部に延設される把持部とを含む歯ブラシであって、前記ブラシ部は、ヘッドと、ネックと、を含むブラシ部本体と、前記ブラシ部本体の前記ヘッドに着脱可能に取り付けられ、毛束が基台に植設されてなるブラシユニットと、を含む。
また、前記歯ブラシは、前記ヘッドに取り付ける前記ブラシユニットの位置を調整することによって、前記毛束の配置位置を調整することができてもよい。
また、前記ブラシ部は、2以上の前記ブラシユニットを含み、前記歯ブラシは、前記ヘッドに取り付ける前記ブラシユニットの数を調整することによって、ブラッシングの際の前記毛束の数を調整することができてもよい。
また、前記ブラシ部は、前記毛束の数が異なる2以上の前記ブラシユニットを含み、前記歯ブラシは、前記ブラシ部本体に取り付ける前記ブラシユニットを取り替えることによって、ブラッシングの際の前記毛束の数を調整することができてもよい。
また、さらに、取付用具が備えられ、前記ブラシユニットは、前記取付用具を用いて、前記歯ブラシの長手方向と直交する方向に着脱可能に取り付けられてもよい。
また、前記ブラシ部は、さらに、連結具を含み、前記ブラシユニットは、前記連結具を用いて、前記歯ブラシの長手方向に着脱可能に取り付けられてもよい。
また、前記ブラシ部は、さらに、調整具を含み、前記歯ブラシは、前記調整具を用いて、前記毛束の間隔を調整することができてもよい。
また、前記歯ブラシは、前記ブラシ部本体と前記把持部とが一体に形成されてもよい。
また、前記歯ブラシは、前記ブラシ部が前記把持部に着脱可能に接続されてもよい。
また、前記ブラシユニットは、複数の前記ブラシユニットを含むブラシユニットシートから小分けされたものであってもよい。
また、前記ブラシユニットシートは、複数の前記基台を含む基台シートに前記毛束を植設してなるものであってもよい。
また、前記歯ブラシは、さらに、軟質素材で形成され、少なくとも前記ヘッド及び前記ブラシユニットの前記基台の露出部分を覆う部材である被覆具を含んでもよい。
また、前記ブラシ部本体は、さらに、軟質素材で形成され、少なくとも前記ヘッドを覆う部分である被覆部を含み、前記被覆部は、前記ブラシユニットを取り付けるための前記ヘッドのブラシ孔を背面側から覆ってもよい。
また、前記軟質素材には、粉体が混合されていてもよい。
本発明によれば、使用者自ら調整できる歯ブラシを提供することができる。
実施形態1に係る歯ブラシを説明するための図で、図1(a)はその全体図、図1(b)は部分拡大図である。 実施形態1に係る歯ブラシのブラシユニットの取付けを説明するための図である。 実施形態1に係る歯ブラシのブラシユニットを説明するための図である。 実施形態2に係る歯ブラシを説明するための図で、図4(a)はその平面図、図4(b)はその正面図、図4(c)はブラシ部の組立てを説明するための図である。 実施形態2に係る歯ブラシの他の例を説明するための図である。 実施形態3に係る歯ブラシを説明するための図で、図6(a)はその平面図、図6(b)はその正面図、図6(c)はブラシユニットを説明するための図である。 実施形態3に係る歯ブラシのブラシユニットの取付けを説明するための図である。 実施形態3に係る歯ブラシのブラシ部の他の例を説明するための図である。 実施形態3の変形例1に係る歯ブラシのブラシ部を説明するための図である。 実施形態4に係る歯ブラシの一例を説明するための図である。 実施形態4に係る歯ブラシの他の例を説明するための図である。 実施形態5に係る歯ブラシを説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態の例を説明する。本願においては、各構成部分の説明に当たり、歯ブラシの全体の長手(長さ)方向を「長手方向」とし、歯ブラシ全体の短手方向を「幅方向」とする。また、歯ブラシの植毛面側の面を「正面」とし、その対向面を「背面」とし、その間の面を「側面」とする。また、正面の方向を「上方」とし、裏面方向を「下方」とする。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る歯ブラシ1を説明するための図で、図1(a)はその全体図、図1(b)は部分拡大図である。歯ブラシ1は、ブラシ部2と、把持部3とを含む。
ブラシ部2は、ブラシ部本体4と、ブラシ部本体4に着脱可能に取り付けられるブラシユニット5とを含む。ブラシ部2は、一例として、図示のように一つのブラシユニット5を含む。なお、後述の実施形態のように複数のブラシユニット5を含んでもよい。
把持部3は、ブラシ部2に延設されてブラッシングの際に使用者が把持する部分で、ここでは、ブラシ部本体4と一体に形成される。
ブラシ部本体4は、ヘッド41と、ネック42とを含む。ヘッド41は、ブラシユニット5が取り付けられる部分で、図示のように略矩形に形成されてもよいし、円形や楕円形、三角形等の形状に形成されてもよい。好ましくは、ヘッド41は、角に丸みのある形状に形成される。
一例として、ヘッド41には、ブラシユニット5を取り付けるためのブラシ孔411が設けられる。また、ブラシ孔411には、ネジ山(雌ネジ)412が設けられる。
ブラシユニット5は、毛束51が基台52に植設されて形成される。ブラシユニット5は、一例として図示のように1束(タフト)の毛束が植設されてもよいし、複数束の毛束が植設されてもよい。
毛束51は、ブラッシングの目的やブラシユニット5に含まれる数等によって所定の太さとすることができる。また、使用者の年齢層によって太さを設定することができる。例えば、主に歯周ポケット内の清掃に用いられるときは細く、長く、例えば、根元部分の直径を1mm〜4mm、高さ(長さ)を7mm〜16mmに設定することができる。また、例えば、主に歯間や奥歯と歯茎の間等の清掃に用いられる場合は、比較的太く(用毛の数を多く)、根元部分の直径を3mm〜6mm、高さ(長さ)を5mm〜10mmに設定することができる。また、図示しないが、毛束51の先端は、中心から外周にかけて高さが漸次短くなるように形成してもよい。毛束51には、ナイロンやポリエステル等の樹脂素材又は天然素材の用毛を用いることができ、又はこれらを2種以上組み合わせたものを用いてもよい。また、毛束に用いられる用毛は、先端の形状が例えば円錐形状や円柱形状等のものを用いることができ、また、異なる形状のものを用いてもよい。さらには、二つ以上の毛束を隣接させてあたかも一つの毛束のようにしてもよい。
基台52は、一例として、図示のように略円柱体状に形成される。基台52には略中央に毛束51を植設するための毛束孔521が設けられる。基台52及び毛束孔521は、必要とする毛束の太さに応じて適宜な大きさに形成することができ、基台52は、例えば、直径を3mm〜8mmとすることができる。基台52にはポリプロピレンやポリエステル等の樹脂素材が用いられる。
一例として、基台52の外周の上段部(毛束51に近い部分)には、ヘッド41に取り付けるためのネジ山(雄ネジ)522が設けられる。また、基台52の外周の下段部には、後述の取付用具10と係合するための凹部523が設けられる。
歯ブラシ1は、ブラシユニット5がブラシ本体4に取り付けられた状態で使用者に提供されてもよいし、使用者自ら取り付けるように、ブラシユニット5が別体に提供されてもよい。また、毛束の太さや長さ、毛束の数が異なる複数のブラシユニット5を提供して、使用者が歯の汚れ状態等に合わせて取り付けて使用するようにしてもよい。
ブラシユニット5のブラシ本体4への取付けは、直接にブラシユニット5をブラシ孔411に捻じ込む等して取り付けてもよいし、例えば、図2(a)に示すような取付用具10を用いてもよい。
取付用具10は、取付部11と掴み部12とを含む。取付部11には取付孔111が設けられ、取付孔111の内壁には対向して二つの凸部112が設けられる。
ブラシユニット5をヘッド41に取り付ける際には、まず、図2(b)に示すように、ブラシユニット5を、毛束51をブラシ孔411に挿通させてヘッド41に仮止めする。次に、図2(c)に示すように、取付用具10にブラシユニット5を取付用具10の凸部112とブラシユニット5の凹部523が係合するように挿入させる。最後に、取付用具10の掴み部12を回動させて、ブラシユニット5のネジ山522とヘッド41のネジ山を螺合させて、取付けを完了する。
次に、歯ブラシ1の製造過程の一例を説明する。把持部3及びブラシ部本体4は、従来技術を用いて製造することができ、例えば、合成樹脂を用いて射出成型機で成形することによって製造される。
ブラシユニット5は、図3(a)に示すように、複数のブラシユニット5を含むブラシユニットシート500を小分けして得られる。
ブラシユニットシート500は、図3(b)に示すように、複数の基台52を含む基台シート501に毛束51を植設して得られる。この植毛加工は、従来技術を用いて行うことができる。例えば、植毛機械を用いて、U字状に半分に折った毛束51を、平線Hと共に、基台シート501の各基台52の毛束孔521に植え込むことによって行われる。
基台シート501は、例えば、射出成形機を用いて、合成樹脂を加熱溶融させ、金型に射出・注入して成形して得られる。基台シート501に含まれる基台52の数は適宜設定することができる。また、隣接の基台52は連結部502によって連結されている。連結部502は射出成形時のランナー部分であってもよい。
すなわち、まずは、射出成形工程で複数の基台52を含む基台シート501を成形する。次に、植毛工程で基台シート501に毛束51を植え込んでブラシユニットシート500とする。最後に、ブラシユニットシート500から各ブラシユニット5を小分けする(連結部502から切り離す)。
なお、図3(c)に示すように、基台52が直方体に形成され、基台シート501が隣接の基台52の間に溝が形成されているシート状に形成されてもよい。この場合、ブラシ部本体4のヘッド41のブラシ孔411は矩形に形成される。
なお、ブラシユニット5の取付けは、ヘッド41にスリット(図示せず)が形成され、ブラシユニット5を基台52側から嵌め込むようにしてもよい。
歯ブラシ1は、ブラシユニット5を使用者が取り扱いやすい形態に形成することによって、使用者自ら自身の歯の状態や歯の汚れ状態に適合した歯ブラシ1と調整することができる。また、毛束の太さや長さ、毛束の数が異なる複数のブラシユニット5を提供して、使用者が歯の汚れ状態等に合わせて調整して取り付けることができる。
<実施形態2>
図4は、実施形態2に係る歯ブラシ1aを説明するための図で、図4(a)はその平面図、図4(b)はその正面図、図4(c)はブラシ部の組立てを説明するための図である。図5は、実施形態2に係る歯ブラシ1aの他の例を示す図である。歯ブラシ1aは、ブラシ部2aと、把持部3aと、を含む。
ブラシ部2aは、ブラシ部本体4aと、ブラシ部本体4aに着脱可能に取り付けられるブラシユニット5aと、を含む。ブラシ部2aは、一例として、図4に示のように3つのブラシユニット5aを含む。また、図5に示すように1つのブラシユニット5aを含んでもよい。
ブラシ部2aは、把持部3aとは別体に形成され、把持部3aに着脱可能に組み立てられる。把持部3aは、把持側接続部31aと、第1指掛け部32aと、第2指掛け部33aと、握り部34aと、を含む。
把持側接続部31aは、一例として筒状に形成され、その内壁面に長手方向に延びるスリット311aが設けられる。
第1指掛け部32aは、指通し孔321aが設けられてリング状に形成される。図示の指通し孔321aは、楕円形であるが、円形や三角形等他の形状であってもよい。また、第1指掛け部32aに貫通孔ではなく凹み部分を設けるようにしてもよい。
第1指掛け部32aは、幅方向(短手方向)の両辺である二つの帯部322aが細く形成される。一例として、帯部322aの幅は3mm〜6mmの範囲内である。帯部322aを細く形成することによって、所定の可撓性を持たせて、ブラッシングの際の無駄な力を逃がせることができる。また、第1指掛け部32aを、図示のように他の部分より上下方向(厚み方向)における幅が薄く形成することで、さらに可撓性を備えやすくすることができる。
第2指掛け部33aは、一例として、図示のように、第1指掛け部32aより、短手方向の幅が広く形成される。
ブラシ部本体4aは、ヘッド41aと、ネック42aと、ブラシ側接続部43aとを含む。ヘッド41aは、図示のように略楕円形に形成されてもよいし、三角形や矩形等他の形状に形成されてもよい。好ましくは、ヘッド41aは、角に丸みのある形状に形成される。
ヘッド41aは、ブラシユニット5aが取り付けられる部分である。ヘッド41aは、一例として、図示のように、3つのブラシユニット5aが取り付けられる。
ネック42aは、一例として、ヘッド41aより細く形成される。ブラシ側接続部43aは、一例として、図示のように棒状に形成され、その外周に長手方向に延びる凸部が形成される。
ブラシユニット5aは、毛束51aが基台52aに植設されて形成される。ブラシユニット5aは、一例として、図示のように、4つの毛束51aが植設される。ブラシユニット5aは、その他の点については、実施形態1に係るブラシユニット5と同様であるため、その説明を省略する。
歯ブラシ1aは、ブラシ部2aと把持部3aとを、ブラシ側接続部43aの凸部を把持側接続部31aのスリット311aに合わせて嵌め込むことによって、組み立てられる。
本実施形態に係る歯ブラシ1aは、さらに、ブラッシングの目的に合わせて取り付けるブラシユニットの数や位置を調整することができる。また、ブラシ部全体を取り替えることもできるため、使用者が、さらにブラッシングの目的や歯の状態に合わせて調整できる幅が広くなる。
<実施形態3>
図6は、実施形態3に係る歯ブラシ1bを説明するための図で、図6(a)はその平面図、図6(b)はその正面図、図6(c)はブラシユニットを説明するための図である。図7は、ブラシユニットの取付けを説明するための図である。図8は、ブラシ部の他の例を説明するための図である。歯ブラシ1bは、ブラシ部2bと、把持部3aと、を含む。
ブラシ部2bは、ブラシ部本体4bと、ブラシ部本体4bに着脱可能に取り付けられるブラシユニット5bと、連結具6とを含む。
ブラシ部2bは、把持部3aとは別体に形成され、把持部3aに接続されて組み立てられる。把持部3aは実施形態2と同様であるため、その説明を省略する。
ブラシ部本体4bは、ヘッド41bと、ネック42bと、ブラシ側接続部43aとを含む。一例として、ネック42bは、ヘッド41bより細く形成され、ヘッド41bとブラシ側接続部43aとの間で、一定の角度で下方に傾斜するように形成される。
ヘッド41bは、ブラシユニット5bが取り付けられる部分である。ヘッド41bには、長手方向に、後述の連結具6を挿入するための挿入孔(図示せず)が二つ設けられる。また、好ましくは、上記挿入孔からヘッド41bの両側面に挿通する係止孔44bが設けられる。
ブラシユニット5bは、毛束51bが基台52bに植設されて形成される。ブラシユニット5bは、一例として、図示のように、4つの毛束51bが植設される。
ブラシユニット5bの基台52bは、図示のように、略立方体状に形成される。また、基台52bには、長手方向に貫通する連結孔524bが設けられる。連結孔524bは、図示のように、毛束孔を避けて、短手方向の両端部近辺に二つ設けられる。
連結具6は、略「コ」の字状に形成される部材で、胴部61と、胴部61から長手方向に突出して形成される二つの足部62とを含む。好ましくは、胴部61は、足部62が形成される面が略平面状に形成され、その反対側の面が凸面状に形成される。足部62の末端には、係止爪621が設けられる。
ブラシユニット5bは、連結具6によってヘッド41bに取り付けられる。具体的には、連結具6の足部62をブラシユニット5bの連結孔524bに挿通させて、連結具6に順にブラシユニット5bを取り付けた後、足部62をヘッド41bの挿入孔に挿入させて、取り付ける。
また、ヘッド41bに係止孔44bが設けられている場合は、これに係止された足部61の係止爪621を押し込むことにより、ブラシユニット5b及び連結具6をブラシヘッド41bから取り外すことができる。
図8に示すように、ヘッド41bには、ブラシユニット5bを2つ取りつけても良いし、1つ取りつけてもよい。ブラッシングの目的に応じて適宜調整することができる。また、連結具6の足部62の長さや、ヘッド41bの長手方向の長さも取り付けるブラシユニット5bの数に応じて適宜設定することができる。
<実施形態3の変形例1>
図9は、実施形態3の変形例1に係るブラシ部2cを説明するための図である。ブラシ部2cは、さらに、調整具7を含む。
調整具7は、略立方体状に形成され、長手方向に貫通する連結孔(図示せず)が設けられる。調整具7を、ブラシユニット5bと同様に、連結具6に通して、ヘッド41bに取り付けることによって、ブラシユニット5b同士の間隙や、ブラッシングの際のブラシユニット5bが歯に当接する位置を調整することができる。
<実施形態4>
図10は実施形態4に係る歯ブラシ1000を説明するための図である。歯ブラシ1000は、歯ブラシ本体1dと、被覆具8とを含む。歯ブラシ本体1dは、実施形態1に係る歯ブラシ1と同様であるため、その構成部分については同様な符号を用いてその説明を省略する。
被覆具8は、少なくとも、ヘッド41及びブラシユニット5の基台52の露出部分を覆う部材である。一例として、図示のように、ネック42の一部を覆うように形成されてもよい。
被覆具8は、軟質素材で形成される。一例として、軟質樹脂、例えばシリコーンで形成される。また、被覆具8は、所定の伸縮性を備えており、ブラシユニット5がヘッド41に取り付けられた後に、ヘッド41及び基台52の露出部分を覆うように組み立てられる。
また、被覆具8は、軟質素材に粉体が混合された素材によって形成されてもよい。粉体は、例えば、シリカ粉体、金属粉体、シリコン粉体、シリコーンゴム粉体、ポリエーテル変性シリコーン、有機樹脂粉体等である。
歯ブラシ1000は、基台52の露出部分及びヘッド41が被覆具8によって覆われるため、これらのバリ(成形時のゲート残部等)処理等は粗処理で済むことができ、作業工数を減らして、コストを低減することができる。また、粉体を混合した素材を用いれば、例えばシリコーン等の軟質素材の場合でも、滑りをよくして、ブラッシングの際の被覆具8の感触を向上させることができる。
なお、ブラシ本体1dは、図11に示すように、実施形態3に係る歯ブラシ1bと同様であってもよい。
<実施形態5>
図12は、実施形態5に係る歯ブラシ1100を説明するための図である。歯ブラシ1100は、ブラシ部2eと、把持部3とを含む。また、ブラシ部2eは、ブラシ部本体4eと、ブラシユニット5とを含む。把持部3及びブラシユニット5は、実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
ブラシ部本体4eは、ヘッド41と、ネック42と、被覆部45eとを含む。ヘッド41及びネック42は、実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
被覆部45eは、少なくとも、ヘッド41を覆う部分である。一例として、図示のようにネック42を覆うように形成されてもよい。また、被覆部45eは、図示のように、ヘッド41のブラシ孔411を背面側から覆うように形成される。
被覆部45eは、軟質素材で形成される。また、被覆部45eは、ブラシユニット5がヘッド41に取り付けられる前に、ヘッド41を覆うように形成される。一例として、被覆部45eは、エラストマーで形成される。例えば、射出成型機を用いて、把持部3及びヘッド41、ネック42を硬質樹脂で成形した後に、さらに、エラストマーで重ね成形することによって、形成される。
歯ブラシ1100は、基台52の露出部分及びヘッド41が被覆部45eによって覆われるため、これらのバリ(成形時のゲート残部等)処理等は粗処理で済むことができ、作業工数を減らして、コストを低減することができる。
以上、本発明に係る歯ブラシの実施形態について説明したが、これらは本発明の実施形態の一例に過ぎず、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明には、以上の各実施形態を組み合わせた形態や、様々な変形例が含まれる。
1 歯ブラシ
2 ブラシ部
3 把持部
4 ブラシ部本体
41 ヘッド
42 ネック
45e 被覆部
5 ブラシユニット
51 毛束
52 基台
500 ブラシユニットシート
501 基台シート
6 連結具
7 調整具
8 被覆具
10 取付用具

Claims (14)

  1. 歯をブラッシングするためのブラシ部と、前記ブラシ部に延設される把持部とを含む歯ブラシであって、
    前記ブラシ部は、
    ヘッドと、ネックと、を含むブラシ部本体と、
    前記ブラシ部本体の前記ヘッドに着脱可能に取り付けられ、毛束が基台に植設されて形成されたブラシユニットと、を含む
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  2. 請求項1に記載の歯ブラシであって、
    前記歯ブラシは、前記ヘッドに取り付ける前記ブラシユニットの位置を調整することによって、前記毛束の配置位置を調整することができる
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  3. 請求項1又は2に記載の歯ブラシであって、
    前記ブラシ部は、2以上の前記ブラシユニットを含み、
    前記歯ブラシは、前記ヘッドに取り付ける前記ブラシユニットの数を調整することによって、ブラッシングの際の前記毛束の数を調整することができる
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  4. 請求項1又は2に記載の歯ブラシであって、
    前記ブラシ部は、前記毛束の数が異なる2以上の前記ブラシユニットを含み、
    前記歯ブラシは、前記ブラシ部本体に取り付ける前記ブラシユニットを取り替えることによって、ブラッシングの際の前記毛束の数を調整することができる
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の歯ブラシであって、
    さらに、取付用具が備えられ、
    前記ブラシユニットは、前記取付用具を用いて、前記歯ブラシの長手方向と直交する方向に着脱可能に取り付けられる
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の歯ブラシであって、
    前記ブラシ部は、さらに、連結具を含み、
    前記ブラシユニットは、前記連結具を用いて、前記歯ブラシの長手方向に着脱可能に取り付けられる
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  7. 請求項6に記載の歯ブラシであって、
    前記ブラシ部は、さらに、調整具を含み、
    前記歯ブラシは、前記調整具を用いて、前記毛束の間隔を調整することができる
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の歯ブラシであって、
    前記歯ブラシは、前記ブラシ部本体と前記把持部とが一体に形成されている
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の歯ブラシであって、
    前記歯ブラシは、前記ブラシ部が前記把持部に着脱可能に接続されている
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  10. 請求項1に記載の歯ブラシであって、
    前記ブラシユニットは、複数の前記ブラシユニットを含むブラシユニットシートから小分けされたものである
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  11. 請求項10に記載の歯ブラシであって、
    前記ブラシユニットシートは、複数の前記基台を含む基台シートに前記毛束を植設して形成されたものである
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の歯ブラシであって、
    前記歯ブラシは、さらに、軟質素材で形成され、少なくとも前記ヘッド及び前記ブラシユニットの前記基台の露出部分を覆う部材である被覆具を含む
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  13. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の歯ブラシであって、
    前記ブラシ部本体は、さらに、軟質素材で形成され、少なくとも前記ヘッドを覆う部分である被覆部を含み、
    前記被覆部は、前記ブラシユニットを取り付けるための前記ヘッドのブラシ孔を背面側から覆う
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  14. 請求項12又は13に記載の歯ブラシであって、
    前記軟質素材には、粉体が混合されている
    ことを特徴とする歯ブラシ。
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