JP3190690U - 指装着型歯間ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】使用が簡単で正確且つ安全に使用できる指装着型の歯間ブラシを提供する。【解決手段】この考案は、指先の第1関節(末節)を被覆するように装着するキャップ状又は袋状の装着体1の先端に指先方向に筆状又はブラシ状に突出し弾力性を備えた多数の線状のブラシ材3よりなるブラシ部4を植毛している。上記ブラシ部4をその先端を基端部側より細くして円錐形に形成し、ブラシ部4の中央のブラシ材3を外周側のブラシ材より高い剛性を有する材料とした。【選択図】図1

Description

この考案は、指に装着して使用する指装着型歯間ブラシに関する。
従来指に装着して使用する歯間ブラシとして特許文献1に示すものが知られており、この例では指サックの周面に通常のブラシを植毛したものが示されている。
また棒状の把持部(柄)の先端に筆先状のブラシを取付けたものとして特許文献2に示すものが知られている。
実開平6−58718号公報(図1) 特開2007−195713合公報(全図)
しかし上記特許文献1の考案のブラシは、指サック内の指に対して横向きとなる外周方向にブラシ材が植毛されているため、口内の奥歯等の細部を磨く際に指先を奥深く挿入する必要があるほか、指先を口内の限られたスペースで左右や上下に振る方向や指方向に往復動させる必要がある。
さらにブラシ部が通常の一般的なブラシ形状であることもあり、奥歯の細部等のブラッシングが十分に行えないほか、要介護者や幼児にとっては口内での上記指の動きを煩わしく感じる等の欠点がある。
また特許文献2のブラシは棒状の柄を口内に挿入するので、要介護者や幼児等は予期しない急な動作をすることが多く危険を伴うことがあるほか、口内の細部を注意深く視認しながらブラッシングしなければならない煩わしさを伴う欠点がある。
上記課題を解決するため本考案の歯間ブラシは、第1に、指先の第1関節(末節)を被覆するように装着するキャップ状又は袋状の装着体1の先端に指先方向に筆状又はブラシ状に突出し弾力性を備えた多数の線状のブラシ材3よりなるブラシ部4を植毛してなることを特徴としている。
第2に、ブラシ部4をその先端を基端部側より細くして円錐形に形成したことを特徴としている。
第3に、ブラシ部4の中央のブラシ材3が外周側のブラシ材より高い剛性を有することを特徴としている。
第4に、ブラシ部4の中央のブラシ材3として外周側のブラシ材より太い径のものを用いたことを特徴としている。
第5に、ブラシ部4の中央のブラシ材3として外周側のブラシ材より硬質のものを用いたことを特徴としている。
第6に、複数本の線状のブラシ材3を束状にまとめて単位株3a,3bとし、該単位株3a,3bをブラシ部中心とその周辺の複数位置に配置して植毛したことを特徴としている。
第7に、装着体1の先端にブラシ材3を直接植毛してなることを特徴としている。
第8に、ブラシ材3を皿状又は円板状の植毛ベース2に植毛し、該植毛ベース2を装着体1の先端に取付けてなることを特徴としている。
第9に、植毛ベース2を装着体1の先端周面に固着したことを特徴としている。
第10に、装着体1の先端に植毛ベース2の先端側を挿入する挿入孔8を設け、装着体1の内部より植毛ベース2を挿入して固定したことを特徴としている。
以上のように構成される本考案の指装着型歯間ブラシは、以下のような効果を奏する。
(1)装着体を介してブラシ部の先端が歯間やポケットに接触する感触を直接指先に感じながらブラッシングできる。このため必要部位に応じたブラッシングを正確に且つ最適な接触感で行えるほか、過不足のない押圧力となるよう指先で加減しながら行える利点がある。
(2)指先の第一関節(末節)や第2関節(中節)を屈伸揺動させ又は指軸を中心に回動させ又は押圧する口内での簡単で小さな指動作だけでブラッシングができ、指を振る動作や指軸方向に前後動させる必要がないため、余分な部位への摩擦や過度な押圧によるブラッシングが防止できる。またコントロールが容易な指動作だけのブラッシングなので要介護者や幼児等の不意な動きに対しても対応し易く安全性も高い。
(3)筆状に形成された弾力性のあるブラシ部を備えているため、歯間やポケット等の細部のブラッシングが行い易く且つ正確にコントロールができる。そして中心部のブラシ材の剛性を高く、周辺部を低くすることにより、さらにブラシ材の単位株を中心とその周辺に複数配置することにより上記の効果が一層高まることになる。
(4)またブラシ材を装着体に直接植毛することによりブラシ全体の構造が簡単になるほか、植毛ベースに植毛して装着体に取付けることにより製造が簡単で、着脱式等の工夫を行うことによりブラシ部のみを交換できる構造にすることもできる。
本考案の第1実施例を示す装着状態の歯間ブラシの全体斜視図である。 同じく歯間ブラシの使用状態を示す全体斜視図である。 (A)は歯間ブラシの断面構造を示す拡大断面図,(B)は歯間ブラシのブラシ部材の植毛部を示す拡大断面図である。 (A),(B)は共に本考案のキャップ型の歯間ブラシの第2実施例及び第3実施例を示す拡大断面図である。
[実施例1]
図1〜図3は本考案の第1実施例を示しており、ゴム又は硬質のプラスチック材からなる吸盤状の植毛ベース2が接着又は熱圧着等により一体的に固着されており、その先端側にはナイロンその他の一定以上の弾力性と耐水性を有するブラシ材3が筆状又はブラシ状に植毛され、ブラシ部4を形成している。
この例では装着体1は指6の指先(第1関節=末節)に装着される指サックであり、弾力性及び伸縮性を備えている。ブラシ材3は図3に示すように例えば10本程度の単位株(束)3a,3bにまとめられ、できるだけ各単位株自体は円錐形に先端が細くなる形状が望ましく且つ全体としても円錐形(筆状)に先端が細くなるように収束している。また植毛ベース2の表面側中央の単位株3a,3bはJIS規格で「かため」と呼ばれる硬質のナイロン線材(糸)が使用され、その周辺に配置して植毛された単位株4aにはJIS規格で「ふつう」と称される比較的軟質の線材が使用され、ブラシ部4の突出長さは例えば15mm前後で足りる。この単位株3a,3bの剛性の差は、中央の単位株3aの線材径を太く、外周の単位株3bの線材径を細くすることによって付しても良い。
図2は上記実施例の歯間ブラシを用いて右上顎の歯Tのうち第1小臼歯Tと第2小臼歯T間にブラシ部4を挿入してブラッシングしている状態を示しており、これを同一要領で歯周部のポケット7にブラシ部4を挿入してブラッシングすることもでき、ブラシ部4が筆状で且つナイロン等の比較的柔軟な材質なのでブラッシングが確実で痛みを伴うこともない。
[実施例2,3]
図4(A),(B)は共に本考案の第2実施例と第3実施例を示し、共に装着体1が指先に被せるキャップ状に形成されている。図4(A)の例では装着体1が円錐形の筒状体からなり、その先端には細径の筒状に連設形成されたブラシ部4の挿入孔8が形成されている。
また装着体1の内部先端には円板状又は皿状の植毛ベース2が挿入され、その内部に嵌合されて固着されており、該植毛ベース2に先の例と同様にブラシ部4が植毛され、挿入孔8より先端側と突出している。この例によればブラシ部4を植毛ベース2と共に交換することが可能である。
図4(B)の実施例では装着体1の先端に貫通しない挿入孔8が形成され、装着体1の挿入孔8に対して、ブラシ部4の単位株が直接植毛されている。いずれの例もブラシ部4の弾力性が発揮し易くブラッシングも正確に行える。その他上記装着体1や植毛ベース2の材質は軟質,硬質いずれのプラスチック材でもよいが、幼児や要介護者向けには軟質材が望ましい。
1 装着体
2 植毛ベース
3 ブラシ材
3a.3b 単位株
4 ブラシ部
6 指
7 ポケット
8 挿入孔
T 歯
第1小臼歯
第2小臼歯

Claims (10)

  1. 指先の第1関節(末節)を被覆するように装着するキャップ状又は袋状の装着体(1)の先端に指先方向に筆状又はブラシ状に突出し弾力性を備えた多数の線状のブラシ材(3)よりなるブラシ部(4)を植毛してなる指装着型歯間ブラシ。
  2. ブラシ部(4)をその先端を基端部側より細くして円錐形に形成した請求項1の指装着型歯間ブラシ。
  3. ブラシ部(4)の中央のブラシ材(3)が外周側のブラシ材より高い剛性を有する請求項1又は2に記載の指装着型歯間ブラシ。
  4. ブラシ部(4)の中央のブラシ材(3)として外周側のブラシ材より太い径のものを用いた請求項1〜3のいずれかに記載の指装着型歯間ブラシ。
  5. ブラシ部(4)の中央のブラシ材(3)として外周側のブラシ材より硬質のものを用いた請求項1〜4のいずれかに記載の指装着型歯間ブラシ。
  6. 複数本の線状のブラシ材(3)を束状にまとめて単位株(3a),(3b)とし、該単位株(3a),(3b)をブラシ部中心とその周辺の複数位置に配置して植毛した請求項1〜5のいずれかに記載の指装着型歯間ブラシ。
  7. 装着体(1)の先端にブラシ材(3)を直接植毛してなる請求項1〜6のいずれかに記載の指装着型歯間ブラシ。
  8. ブラシ材(3)を皿状又は円板状の植毛ベース(2)に植毛し、該植毛ベース(2)を装着体(1)の先端に取付けてなる請求項1〜6のいずれかに記載の指装着型歯間ブラシ。
  9. 植毛ベース(2)を装着体(1)の先端周面に固着した請求項8に記載の指装着型歯間ブラシ。
  10. 装着体(1)の先端に植毛ベース(2)の先端側を挿入する挿入孔(8)を設け、装着体(1)の内部より植毛ベース(2)を挿入して固定した請求項8に記載の指装着型歯間ブラシ。
JP2014001080U 2014-03-03 2014-03-03 指装着型歯間ブラシ Expired - Lifetime JP3190690U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017143967A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 株式会社 華光 生体洗浄器、生体洗浄方法

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