JP2017128339A - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャップを回転させた際にも容器本体の開口部における中栓の周方向の位置ずれを防止できる容器を提供する。【解決手段】開口部3を有し内容物が充填された容器本体2と、開口部に同軸で嵌合する中栓6と、容器本体に螺着したときに、嵌合状態の中栓の表面部と容器本体の表面部との少なくとも一方に接して開口部を密閉するキャップ4と、中栓と容器本体とを軸周り方向に位置決めする位置決め部60と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、容器に関するものである。
一般に、液体洗剤、液体漂白剤、液体柔軟剤、溶剤等の液状物や、粒状洗剤、粒状漂白剤、粒状調味料等の粉粒物を収納する容器では、ノズルを有しボトルに装着される中栓と、ノズルから注出される内容液を計量する計量筒部を有し、中栓に着脱自在に装着されるキャップとを有するものがある(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載された容器では、中栓はボトルの開口部に螺合し、キャップは中栓に螺合している。
また、特許文献2には、ノズルを有し容器本体の口部に装着される中栓と、容器本体の口部に装着された中栓を覆って容器本体の口部壁の外側面に螺合するキャップを備えた容器が開示されている。特許文献2に記載された容器では、中栓の筒状部の上縁には外側に突出したフランジが形成され、フランジが、容器本体の口部壁の上端部内側に形成された凸部に掛止されている。キャップは、容器本体の口部壁に螺合した状態で、中栓の筒状部に当接する第1のインナーリングと、容器本体の口部壁に当接する第2のインナーリングと、口部壁の上端面を押圧する当接部とにより密閉性を保持している。
特開2013−133119号公報 特開2012−206744号公報
容器本体における口部の周方向のノズル位置は、容器本体を把持した際に内容物を抽出しやすい位置に設定されている。ところが、特許文献1に記載された容器においてキャップを閉める際、あるいは開ける際にキャップを回転させると、中栓にトルクが伝わって回転しノズルの位置がずれる可能性がある。また、特許文献2に記載された容器についても、密閉性を確保するためにキャップの第1のインナーリングが中栓の筒状部に当接しているため、キャップを回転させたときに中栓も回転してノズルの位置がずれる可能性がある。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、キャップを回転させた際にも容器本体の開口部における中栓の周方向の位置ずれを防止できる容器を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、開口部を有し内容物が充填された容器本体と、前記開口部に同軸で嵌合する中栓と、前記容器本体に螺着したときに、嵌合状態の前記中栓の表面部と前記容器本体の表面部との少なくとも一方に接して前記開口部を密閉するキャップと、前記中栓と前記容器本体とを前記軸周り方向に位置決めする位置決め部と、を備えることを特徴とする容器が提供される。
また、上記本発明の一態様に係る容器において、前記位置決め部は、前記開口部の内側に設けられた嵌合凸部と、前記中栓に設けられ前記軸周り方向に前記嵌合凸部と嵌合する嵌合凹部または切欠部とを含むことを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る容器において、前記位置決め部は、前記軸周り方向における前記内容物の注出位置に対して前記軸を挟んで対向する位置に配置されていることを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る容器において、前記位置決め部は、前記中栓に設けられた切欠部を含み、前記中栓は、前記開口部の内側に嵌合する筒部と、前記筒部の下端から前記容器本体の底部側に縮径して延びる縮径部とを有し、前記切欠部は、前記筒部から前記縮径部に至る長さで形成されていことを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る容器において、前記中栓は、前記内容物を注出する樋状のノズルを有することを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る容器において、前記位置決め部は、前記ノズルの開口領域と前記軸を挟んで対向する領域に一つ以上設けられていることを特徴とする。
本発明の容器では、キャップを回転させた際にも容器本体における開口部の周方向の中栓の位置ずれを防止することができる。
第1実施形態に係る計量キャップ付き容器1の正立状態の頂部の縦断面図である。 図1におけるA−A線視断面図である。 図1における嵌合凸部21周辺の部分拡大図である。 計量キャップ付き容器1の使用方法を説明するための図である。 第2実施形態に係る開口部3の断面図である。 第3実施形態に係る計量キャップ付き容器1の正立状態の頂部の縦断面図である。 図6における嵌合凸部21周辺の部分拡大図である。 計量キャップ付き容器1の上下を逆方向にした図である。 計量キャップ付き容器1の変形例を示す部分拡大図である。
以下、本発明の容器の実施の形態を、図1ないし図10を参照して説明する。
なお、以下の実施の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る計量キャップ付き容器(容器)1の正立状態の頂部の縦断面図である。計量キャップ付き容器1は、内容物を収納する容器本体2と、容器本体2における頂部に位置する開口部3の外側に着脱可能に装着される計量キャップ(キャップ)4と、開口部3の内側に嵌合する中栓(ノズルキャップ)6とを備えている。
容器本体2は、例えばポリエチレン等のオレフィン系合成樹脂を用いたブロー成型により一体形成されている。容器本体2は、内容物として、例えば、液体洗剤、液体漂白剤、液体柔軟剤、溶剤等の液状物や、粒状洗剤、粒状漂白剤、粒状調味料等の粉粒物を収納するための収納空間2aを有している。容器本体2の開口部3は、上下方向に延びる軸線Cを中心とする円筒状に形成されており、収納空間2aを上方に開放している。開口部3の外周には、軸線C周りに雄ねじ部3aが形成されている。
以下の説明では、軸線Cに沿った方向を軸線方向、軸線Cに直交する方向を径方向、軸線Cを中心とする軸周り方向を周方向と適宜称する。また、軸線方向における開口部3の開放側を上方、開口部3のボトル内方側を下方と適宜称する。また、軸線方向をZ方向とし、図1中、左右方向をX方向とし、Z方向およびX方向と直交する方向(図1中、紙面と直交する方向)をY方向として適宜説明する。
図2は、図1におけるA−A線視断面図である。図2においては、計量キャップ4の図示を省略している。図2に示すように、開口部3における軸線Cの+X側には、内側(内周側)に突出する嵌合凸部21が形成されている。嵌合凸部21の外周面側は、嵌合凸部21の形状に対応した窪み21a(図3参照)が形成されている。従って、容器本体2をブロー成型する際の金型に、窪みに応じた凸部を設けることにより、嵌合凸部21が成型される。また、開口部3の外周面には、後述するように、雄ねじ部3aが形成され、当該雄ねじ部3aに計量キャップ4の雌ねじ部42aが螺合するが、開口部3の外周面に窪みが形成されても上記の螺合に支障を来さない。図3は、図1における嵌合凸部21周辺の部分拡大図である。嵌合凸部21は、雄ねじ部3aよりも+Z側に配置されている。
図1に戻り、中栓6は、例えば、ポリプロピレン等のオレフィン系合成樹脂を用いた射出成型により形成されている。中栓6は、軸線Cを中心とする筒部31、筒部31の上方側の端部から径方向外側に延びる環状のフランジ部32、筒部31の下端から下方に延び、収納空間2aに入り込む有底円筒状の挿入部(縮径部)33と、挿入部33におけるボトル下方に凸のV字状の底壁部33aの一方の傾斜面からボトル上方に、図2に示すように、+X側に開口する断面U字状をなして延びる樋状のノズル34とを有する。
筒部31は、開口部3の内周面に、例えば圧入や、アンダーカット部の係合等により上方に抜けないように挿入されて嵌合している。フランジ部32は、筒部31が開口部3の内側に挿入されたときに、開口部3の上端に上方から係合する。
筒部31は、図2および図3に示されるように、嵌合凸部21と対向する位置に周方向で嵌合凸部21と嵌合する嵌合凹部35を有する。嵌合凸部21と嵌合凹部35とが嵌合することにより、嵌合凸部21と嵌合凹部35とは周方向に位置決めされる。すなわち、嵌合凸部21と嵌合凹部35とは、中栓6と容器本体2とを周方向に位置決めする位置決め部60を構成する。
挿入部33は、筒部31の下端から縮径して開口部3の内周面から離間する方向に傾斜して底壁部33aと接続される周壁部33bを有している。底壁部33aには、断面U字状をなすノズル34の内部と容器本体2の収納空間2aとを連通させる連通部36が形成されている。
計量キャップ4は、例えばポリプロピレン等のオレフィン系合成樹脂を用いた射出成型により形成されている。計量キャップ4は、上方からノズル34を収容するように挿入部33内に入り込む有蓋円筒状の計量部41と、計量部41の軸線方向中間部の径方向外側に離間して設けられる円筒状の外筒部42と、外筒部42の上方側の端部から径方向内側に延びて計量部41の外周面に接続されるフランジ部43とを有している。
計量キャップ4は、透明又は半透明に構成されており、計量部41の開口部を上方に向けた状態で注入した洗剤等の内容物と、計量部41の外周面あるいは内周面に刻印又は印字等により記された計量目盛(図示せず)との相対位置を外方から視認可能である。計量部41の上面は、XY平面と平行であり、計量部41の開口部を上方に向けた状態で安定して載置することが可能である。
外筒部42の内周面には、開口部3の雄ねじ部3aと螺合する雌ねじ部42aが形成されている。計量キャップ4におけるフランジ部43の下面には、封止突部43aおよび封止突部43bがそれぞれ周方向の全周に亘って環状に形成されている。径方向の内側に配置された封止突部43aは、下方に向かうに従って径方向の内側に向かって傾斜する傾斜面を有している。封止突部43aは、開口部3の雄ねじ部3aと外筒部42の雌ねじ部42aとが螺着したときに、傾斜面が中栓6における筒部31の内周面とフランジ部32の上面との交差部に当接することにより、中栓6の内部空間6aが封止される。封止突部43bは、封止突部43aよりも径方向の外側に配置されている。封止突部43bは、開口部3の雄ねじ部3aと外筒部42の雌ねじ部42aとが螺着したときに、開口部3の上端に係合しているフランジ部32に上方から当接して中栓6の内部空間6aを封止する。
上記構成の計量キャップ付き容器1の組み立ては、まず、開口部3の内側に中栓6を装着する。開口部3の内側への中栓6の装着は、挿入部33を開口部3から収納空間2aに挿入させつつ筒部31を開口部3の内周面に嵌合させるとともに、フランジ部32を開口部3の上端に係合させる。このとき、中栓6の嵌合凹部35を容器本体2(開口部3)の嵌合凸部21に嵌合させつつ中栓6を装着する。これにより、中栓6は、容器本体2(開口部3)に対して周方向に位置決めされる。
次に、開口部3の雄ねじ部3aに計量キャップ4の雌ねじ部42aを螺合(螺入)させながら締結することにより、容器本体2に計量キャップ4が装着される。容器本体2に計量キャップ4が装着された際には、計量キャップ4の封止突部43aが中栓6に当接することにより中栓6の内部空間6aが封止される。また、容器本体2に計量キャップ4が装着された際には、計量キャップ4の封止突部43bが中栓6のフランジ部32に上方から当接して下方への荷重を付加するため、フランジ部32と開口部3の上端との間を封止するとともに、フランジ部32とフランジ部43との隙間を封止し、封止突部43aと中栓6との封止部から内容物が漏れた場合でも内容物の外部への漏洩を抑制できる。このようにして、計量キャップ付き容器1の組み立てが完了する。
計量キャップ付き容器1を使用する際には、まず、計量キャップ4を締結時とは逆方向に回転して、開口部3の雄ねじ部3aと計量キャップ4の雌ねじ部42aとの螺合を解除して計量キャップ4を取り外す。締結時および締結解除時において計量キャップ4を回転させた際には、封止突部43aおよび封止突部43bが中栓6に当接して回転方向(周方向)の荷重を付与するが、嵌合凸部21と嵌合凹部35とが嵌合する位置決め部60により周方向の位置決めがなされているため、容器本体2に対する中栓6(ノズル34)の位置は維持される。
計量キャップ4を取り外すと、図4に示すように、容器本体2を把持してノズル34の開口部を上方に向けた状態で、開口部3が下方に位置するように斜めに傾けることにより、容器本体2に収納された内容物をノズル34から計量キャップ4に注出して計量することができる。
以上説明したように、本実施形態の計量キャップ付き容器1においては、位置決め部60が中栓6と容器本体2とを周方向に位置決めするため、容器本体2に対する計量キャップ4の取り付け、または取り外しの際に計量キャップ4を回転させても、周方向のノズル34の位置ずれを防止できる。そのため、本実施形態の計量キャップ付き容器1においては、予め設定された最適なノズル34の位置を保持することができ、内容物を安定して注出することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、計量キャップ付き容器1の第2実施形態について、図5を参照して説明する。図5は、第2実施形態に係る計量キャップ付き容器1を図2に示した断面図と同じ位置で断面した図である。この図において、図1乃至図4に示す第1実施形態の構成要素と同一の要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態と上記の第1実施形態とが異なる点は、位置決め部60の構成である。図2に示されるように、位置決め部60は、容器本体2の開口部3の内周面に、周方向に間隔をあけて形成された二つの嵌合凹部21Aと、中栓6に嵌合凹部21Aと径方向に対向して形成された嵌合凸部35Aとを有している。他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態の計量キャップ付き容器1においても、嵌合凹部21Aと嵌合凸部35Aとが周方向で嵌合することにより、上記第1実施形態の計量キャップ付き容器1と同様に、計量キャップ4を回転させても、周方向のノズル34の位置ずれを防止でき、内容物を安定して注出することが可能となる。
(第3実施形態)
次に、計量キャップ付き容器1の第3実施形態について、図6乃至図8を参照して説明する。図6は、第1実施形態に係る計量キャップ付き容器1を図2に示した断面図と同じ位置で断面した図である。図7は、嵌合凸部21周辺の部分拡大図である。これらの図において、図1乃至図4に示す第1実施形態の構成要素と同一の要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、中栓6は、径方向で嵌合凸部21と対向する位置に筒部31を径方向に貫通する切欠部35Bを有している。切欠部35Bには嵌合凸部21が周方向に嵌合している。図7に示すように、切欠部35Bは、嵌合凸部21よりも上方の位置から周壁部33bに亘る範囲に形成されている。他の構成は、上記第1実施形態の計量キャップ付き容器1と同様である。
本実施形態の計量キャップ付き容器1においても、嵌合凹部21と嵌合凸部35Bとが周方向で嵌合することにより、上記第1実施形態の計量キャップ付き容器1と同様に、計量キャップ4を回転させても、周方向のノズル34の位置ずれを防止でき、内容物を安定して注出することが可能となる。
また、容器本体2内の内容物が少なくなり、図8に示すように、計量キャップ付き容器1の上下を逆方向にしたときに、連通部36よりも内容物Sの液位が低くなると内容物Sを注出することができなくなるが、本実施形態の計量キャップ付き容器1においては、開口部3の端部近傍まで切欠部35Bが形成されているため、切欠部35Bから内容物Sを注出することができる。
特に、本実施形態の計量キャップ付き容器1においては、位置決め部60を構成する切欠部35Bを、周方向における内容物Sの注出位置(すなわち、ノズル34の位置)に対して軸線Cを挟んで対向する位置に配置しているため、図4に示したように、ノズル34が注出位置の状態で容器本体2を斜めに傾けたときに、図8中、矢印で示すように、内容物Sが切欠部35Bを介してノズル34の開口部に導入され、計量キャップ4に注出することができる。そのため、本実施形態の計量キャップ付き容器1では、使い切れずに容器本体2内に残留する内容物Sを最小限に抑えることが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記第2実施形態の計量キャップ付き容器1においては、位置決め部60を構成する切欠部35Bが内容物Sの排液口を兼用する構成を例示したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、図9に示すように、第1実施形態の計量キャップ付き容器1で説明した嵌合凸部21および嵌合凹部35を有する位置決め部60とは分離して、中栓6に排液口35Cを設ける構成としてもよい。この構成を採る場合でも、排液口35Cは、ノズル34に対して軸線Cを挟んで対向する領域に設けることが好ましい。また、上記の切欠部35Bは複数設けられていてもよく、この場合についても、ノズル34に対して軸線Cを挟んで対向する領域に切欠部35B設けることが好ましい。この構成を採ることにより、切欠部35Bあるいは排液口35Cから排液された内容物Sがノズル34とは異なる位置(脇位置)から漏れ出すことを回避できる。
1…計量キャップ付き容器(容器)、 2…容器本体、 3…開口部、 4…計量キャップ(キャップ)、 6…中栓(ノズルキャップ)、 21…嵌合凸部、 33…挿入部(縮径部)、 34…ノズル、 35…嵌合凹部、 35A…切欠部、 60…位置決め部

Claims (6)

  1. 開口部を有し内容物が充填された容器本体と、
    前記開口部に同軸で嵌合する中栓と、
    前記容器本体に螺着したときに、嵌合状態の前記中栓の表面部と前記容器本体の表面部との少なくとも一方に接して前記開口部を密閉するキャップと、
    前記中栓と前記容器本体とを前記軸周り方向に位置決めする位置決め部と、
    を備えることを特徴とする容器。
  2. 前記位置決め部は、前記開口部の内側に設けられた嵌合凸部と、前記中栓に設けられ前記軸周り方向に前記嵌合凸部と嵌合する嵌合凹部または切欠部とを含むことを特徴とする請求項1記載の容器。
  3. 前記位置決め部は、前記軸周り方向における前記内容物の注出位置に対して前記軸を挟んで対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項2記載の容器。
  4. 前記位置決め部は、前記中栓に設けられた切欠部を含み、
    前記中栓は、前記開口部の内側に嵌合する筒部と、前記筒部の下端から前記容器本体の底部側に縮径して延びる縮径部とを有し、
    前記切欠部は、前記筒部から前記縮径部に至る長さで形成されていることを特徴とする請求項3記載の容器。
  5. 前記中栓は、前記内容物を注出する樋状のノズルを有することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の容器。
  6. 前記位置決め部は、前記ノズルの開口領域と前記軸を挟んで対向する領域に一つ以上設けられていることを特徴とする請求項5記載の容器。
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