JP6880653B2 - 密封口栓 - Google Patents
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Description
前記キャップ本体の天板部には、細状ノズルが立設され、該細状ノズルの先端部には、薄肉連結部を介してノズル閉塞部材が設けられ、該ノズル閉塞部材の上面には、開封用係止部が設けられ、
前記上蓋の天面部の内面に設けたインナーリングの外側の偏心位置に、前記開封用係止部に嵌合可能な、係合部を備えた収容部が設けられていることを特徴とするノズルキャップを提案している。
容器本体の上部に取り付けられ外側に突出する注出筒を有するノズルキャップと、注出筒に挿嵌する液止め機構を有するオーバーキャップと、からなり、
オーバーキャップが天板内面から垂下し底部を持つインナー突起を有し、
前記インナー突起が、ノズルキャップ先端の注出筒内面に挿入されてなる口栓において、
上記液止め機構がリング状突起によって係止可能な挿嵌当接部と、該リング状突起で係
止した相対位置で挿嵌当接部より注出筒先端側で当接する注出口当接部と、の2箇所で当接可能な構成を有しており、
挿嵌当接部は、インナー突起下端近傍の外周に設けた突出部が、注出筒内面に設けたリング状突起を乗り越え、係止可能とした当接部であることを特徴とする密封口栓である。
本発明の密封口栓は、図1−1で示すように、容器本体3と、容器本体上部の口先に取り付けられ凸形状の注出筒21を有するノズルキャップ2と、ノズルキャップ注出筒21に挿嵌し液止め機構を有するオーバーキャップ1とからなる。
注出筒21は、液ダレ防止の効果を付与するため、外側へ広がるラッパ状の注出筒先端211と、内側に突出するリング状突起212が形成されている。
部231を有し、嵌合する機構になっているが、打栓機構であってもかまわない。
外ネジ部231を用いる場合、オーバーキャップ側壁12外周に、ローレット123を設ける。
ノズルキャップ2と容器本体3との打栓式の嵌合では、互いに回転しないよう、形状を角状にするか、リブ等を設けることが望ましい。
オーバーキャップ1をノズルキャップ2に被せ、嵌合し始めると、インナー突起111が注出筒21の内側に当接し、注出筒内側に付着した内容物が押し下げられ、容器内部にぬぐうように戻される。
図2−1は、オーバーキャップ1をノズルキャップ2に挿入し、インナー突起111が注出筒先端211に挿嵌を開始した状態を示している。
インナー突起111は、オーバーキャップ天板11中央の内側から垂下した突起であって、突起先端には底部112が形成され、かつ、底部周縁に外側へ凸状に飛び出した底部周縁突起113と、底部周縁からオーバーキャップ天板11に伸びるインナー突起側壁114が設けられている。
インナー突起側壁114は、円錐台の側面を逆さにした傾斜面を有する側壁になっており、下端断面が小さな径で、上端断面が大きな径の外径になっている。
そして、底部周縁突起113はインナー突起側壁114の下端断面よりも大きな径で形成されている。
そして、注出筒21先端には、外側に広がった液ダレ防止の注出筒先端211が形成され、注出筒先端から少し下方内面には、リング状突起212が設けられている。
このリング状突起212は、インナー突起111の底部周縁突起113の外径よりも小さな内径を有し、その上下にリング状突起212を底部周縁突起113が乗り越え易く、かつ、底部周縁突起113が当接して密封性を得られるような曲面で縦断面が形成されている。
図2−1では、底部周縁突起113が注出筒21内面に当接しており、注出筒先端に付着した内容物をぬぐうように押し下げることができると共に、この時点で、容器は密封状態に入ることができる。
注出筒21のリング状突起212から上側内面では勾配は最小限にして、ほぼ垂直な筒状の内面とすることが望ましい。
ここでは、リング状突起212の上端に底部周縁突起113が当接し、外気と容器内部が遮断され、密封されている。
である。
このような状態になることで、底部周縁突起113がリング状突起212に当接した形で嵌合すると共に、注出口当接部213もインナー突起側壁114に当接し、二重に密封することができる。
リング状突起212を底部周縁突起113が越えて挿嵌当接部215に到達した時点では、底部周縁突起113と挿嵌当接部215が当接すると共に、注出口当接部213がインナー突起側壁114に当接し、より確実に密封できる状態になっている。
左右に力が掛かっても、下方又は上方の接触が強くなり、注出筒21とインナー突起111は互いに追随して、一定の密封を保つ機能を発揮できる。
この図のように、オーバーキャップ1の内ネジ部121に切り欠き122、ノズルキャップ2の外ネジ部231にロック用リブ232を設けることによって、互いに係合してロックアップした状態となり、決まった位置まで締め込むことができる。そのことによって、注出筒21に対するインナー突起111の嵌合位置が安定し、確実に密封性を保つことができると共に、無理な力が掛かっても、密封性に影響がない密封口栓にすることができる。
そして、これらオーバーキャップやノズルキャップは、射出成形金型を用い、一般的な射出成形機で量産できるので、生産性も高い。
そして、容器本体は、一般的なブロー成形機や延伸ブロー成形機、射出ブロー成形機などで量産できるので、生産性も高い。
これらは、特に新たな部品を追加する必要も無く、生産性の高い射出成形で量産できるので、安価に供給可能になるなど、本発明のメリットは高い。
11・・・・・・・オーバーキャップ天板
111・・・・・・インナー突起
112・・・・・・底部
113・・・・・・底部周縁突起
114・・・・・・インナー突起側壁
12・・・・・・・オーバーキャップ側壁
121・・・・・・内ネジ部
122・・・・・・切り欠き(ネジ部切り欠き)
123・・・・・・ローレット
13・・・・・・・内リブ
2・・・・・・・・ノズルキャップ
21・・・・・・・注出筒
211・・・・・・注出筒先端
212・・・・・・リング状突起
213・・・・・・注出口当接部
214・・・・・・リング状突起当接部
215・・・・・・挿嵌当接部
22・・・・・・・ノズルキャップ天板
23・・・・・・・ノズルキャップ側壁
231・・・・・・外ネジ部
232・・・・・・ロック用リブ
24・・・・・・・ノズルキャップ脚部
3・・・・・・・・容器本体
Claims (3)
- 容器本体の上部に取り付けられ外側に突出する注出筒を有するノズルキャップと、注出筒に挿嵌する液止め機構を有するオーバーキャップと、からなり、
オーバーキャップが天板内面から垂下し底部を持つインナー突起を有し、
前記インナー突起が、ノズルキャップ先端の注出筒内面に挿入されてなる口栓において、
上記液止め機構がリング状突起によって係止可能な挿嵌当接部と、該リング状突起で係止した相対位置で挿嵌当接部より注出筒先端側で当接する注出口当接部と、の2箇所で当接可能な構成を有しており、
挿嵌当接部は、インナー突起下端近傍の外周に設けた突出部が、注出筒内面に設けたリング状突起を乗り越え、係止可能とした当接部であることを特徴とする密封口栓。 - ノズルキャップとオーバーキャップとが螺嵌機構を有する容器であって、インナー突起が、ノズルキャップ先端の注出筒内面に、リング状突起により係止する位置で螺合による係止が可能なネジロック機構を有することを特徴とする請求項1に記載の密封口栓。
- ネジロック機構が、ネジ部の一部に切り欠きを設けたオーバーキャップと、ネジ部に突起を設けたノズルキャップからなり、
切り欠きが突起に嵌合し、螺嵌が緩まないように係止する機構であることを特徴とする請求項2に記載の密封口栓。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2016212951A JP6880653B2 (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 密封口栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016212951A JP6880653B2 (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 密封口栓 |
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---|---|
JP2018070228A JP2018070228A (ja) | 2018-05-10 |
JP6880653B2 true JP6880653B2 (ja) | 2021-06-02 |
Family
ID=62113766
Family Applications (1)
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JP2016212951A Active JP6880653B2 (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 密封口栓 |
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-
2016
- 2016-10-31 JP JP2016212951A patent/JP6880653B2/ja active Active
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