JP7214323B2 - 吐出容器 - Google Patents

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本発明は、外層体と内層体とを備えた二重構造の容器本体と、容器本体の口部に装着される吐出キャップと、内容物の流路を開閉する逆止弁とを備えた吐出容器に関する。
従来、醤油等の食品調味料、化粧水などの化粧料、シャンプー、リンス、液体石鹸あるいは薬品などの液体を内容物として収容する容器として、外層体と内層体とを備えた二重構造の容器本体と、容器本体の口部に装着された吐出キャップとを備え、吐出キャップに設けられた吐出口から内容物を吐出するようにした吐出容器が知られている。
このような吐出容器の容器本体には、外層体と内層体との間に外気を導入するための外気導入口が設けられ、また、吐出キャップの内側には、内層体の内部から吐出口へ向けた内容物の流出を許容するとともに吐出口から内層体の内部へ向けた内容物や外気の流入を阻止するように内容物の流路を開閉する逆止弁が設けられており、吐出口から内容物を吐出させたときに、逆止弁によって吐出口から内層体の内部への外気の流入を阻止しつつ外気導入口を通して外層体と内層体の間に外気を導入して外層体の形状を保持したまま内層体のみを減容変形させることができるようになっている。これにより、内層体に収容されている内容物を外気と置換させることなく吐出させるようにして、内層体の内部に残った内容物を空気と接触し難くし、その劣化や変質を抑制することができる。
また、上記のような吐出容器として、口部の外周面に設けた雄ねじ部に係合する雌ねじ部を備えた螺着タイプの吐出キャップよりも高い不正開封防止効果を得ることを目的として、開封後に再装着が行い難い打栓タイプの吐出キャップを採用したものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2016-69039号公報
例えば低密度ポリエチレン製の容器本体の口部にポリプロピレン製の吐出キャップが装着されたものなど、容器本体と吐出キャップとが異なる材質で形成されている吐出容器においては、容器本体をリサイクル(再利用)する際に、容器本体から吐出キャップを取り外して分別することが求められる。
しかし、打栓タイプの吐出キャップは口部からの取り外しが困難であり、容器本体をリサイクルする際、吐出キャップを容器本体に対して分別する作業が煩雑になってしまうという問題があった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、打栓により口部に装着された吐出キャップを口部から容易に取り外すことが可能な吐出容器を提供することにある。
本発明の吐出容器は、外層体と該外層体の内側に収容された減容変形自在の内層体とを備えるとともに、前記外層体と前記内層体との間に連通する外気導入口を備えた二重構造の容器本体と、内容物の吐出口が設けられた頂壁部と該頂壁部に連なる円筒状の側壁部とを備え、前記容器本体の円筒状の口部に打栓により装着された吐出キャップと、前記吐出キャップの内側に設けられ、前記吐出口に向けた内容物の流路を開閉する逆止弁と、を有する吐出容器であって、前記口部の外周面に設けられ、前記口部の全周に亘って延びるとともに前記口部の外周面から径方向外側に向けて突出する円環状の口部側係合部と、前記口部の外周面の前記口部側係合部よりも下方側の部分に設けられ、それぞれ上下方向に延びるとともに前記口部の外周面から径方向外側に向けて突出する少なくとも1本の縦リブと、前記側壁部の内周面に設けられ、少なくとも1本の前記縦リブに食い込んで少なくとも1本の前記縦リブにねじを転写する雌ねじ部と、を有することを特徴とする。
本発明の吐出容器は、上記構成において、前記側壁部の内周面に該内周面から径方向内側に向けて突出して設けられ、前記口部側係合部にアンダーカット係合して前記吐出キャップを前記口部に対して抜止め保持するキャップ側係合部をさらに有し、前記雌ねじ部が、前記側壁部の内周面の前記キャップ側係合部よりも下方側の部分に設けられているのが好ましい。
本発明の吐出容器は、上記構成において、前記吐出キャップが、前記容器本体よりも硬質の合成樹脂材料で形成されているのが好ましい。
本発明の吐出容器は、上記構成において、前記容器本体が、積層構造のパリソンを押出しブロー成形して形成された低密度ポリエチレン製のブロー成形品であるのが好ましい。
本発明の吐出容器は、上記構成において、前記吐出キャップが、ポリプロピレン製であるのが好ましい。
本発明の吐出容器は、上記構成において、前記外気導入口が、前記容器本体の底部分に設けられているのが好ましい。
本発明の吐出容器は、上記構成において、前記外気導入口が、前記口部に設けられているのが好ましい。
本発明の吐出容器は、上記構成において、前記外気導入口が、前記口部の前記口部側係合部よりも下方側部分に設けられ、前記頂壁部に外部に開口する通気口が設けられ、前記側壁部の内周面の前記口部側係合部の外周面が接する部分に、前記外気導入口と前記通気口とを連通させる通気溝が設けられているのが好ましい。
本発明によれば、打栓により口部に装着された吐出キャップを口部から容易に取り外すことが可能な吐出容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態である吐出容器の一部切欠き正面図である。 図1に示す吐出容器の要部を拡大して示す拡大断面図である。 図2に示す吐出キャップの断面図である。 図2に示す容器本体の口部の断面図である。 図4に示す口部の斜視図である。 吐出キャップを口部に対して相対回転させた状態における断面図である。 図1に示す吐出容器の変形例の一部切欠き正面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明をより具体的に例示説明する。
図1に示すように、本発明の一実施の形態である吐出容器1は、例えば醤油等の食品調味料を内容物(内容液)として収容する用途に用いられるスクイズ式のものであり、容器本体2と吐出キャップ3とを備えている。
本明細書及び特許請求の範囲においては、上下方向は、図1に示すように、吐出容器1を容器本体2に対して吐出キャップ3が上方に位置する正立姿勢とした状態における上下方向を意味するものとし、径方向は、吐出容器1の軸心Oを通るとともに軸心Oに垂直な直線に沿う方向を意味するものとする。
容器本体2は、外層体10と、外層体10の内側に収容された内層体20とを備えた二重構造となっている。本実施の形態においては、外層体10と内層体20は低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)製である。
容器本体2は、外層体10に対応した層と内層体20に対応した層とを有する積層構造のパリソンを押出しブロー成形(EBM:Extrusion Blow Molding)して形成されたブロー成形品となっている。このようなブロー成形品である容器本体2は、内層体20が外層体10の内面に剥離可能に積層された積層剥離容器となっている。
外層体10は容器本体2の外殻を構成する部分であり、口部11と、口部11の下端に一体に連なる胴部12とを備えたボトル形状となっている。
口部11は円筒状に形成されており、その下端にはネックリング13が一体に設けられている。ネックリング13は口部11の全周に亘って円環状に延びており、口部11の外周面から径方向外側に向けて突出している。
胴部12は、口部11の下端に一体に連なるとともに下方に向けて徐々に拡径することで口部11に対して径方向外側に向けて張り出す肩状部分12aと、肩状部分12aの下端に一体に連なる円筒状の胴本体部分12bと、胴本体部分12bの下端を閉塞する底部分12cとを有している。
胴本体部分12bは可撓性を有しており、スクイズ(押圧)されることで弾性変形して径方向内側に向けて凹むことができるとともに、当該凹んだ状態から元の形状に自力で復元することができる。
底部分12cには、押出しブロー成形の際に積層パリソンが金型によって食い切られることによりピンチオフ部12dが設けられている。そして、底部分12cには、ピンチオフ部12dの一部が割られることでスリット状の外気導入口14が設けられている。外気導入口14は外層体10と内層体20との間に連通しており、外層体10と内層体20との間に外気を導入することができる。
内層体20は柔軟な袋状に形成されており、外層体10の内面の全体に剥離可能に積層して配置されている。内層体20の内部は内容物の収容空間となっており、その口部分は外層体10の口部11において開口している。内層体20は、内容物が口部11を通して外部に注出されるのに伴って外層体10の内面から剥離し、内容積を減少させるように減容変形することができる。内層体20が減容変形すると、それに伴って外気導入口14から外層体10と内層体20との間に外気が導入される。これにより、容器本体2は、胴部12を元の形状に維持したまま内層体20のみを減容変形させて内容物を吐出することができる。
図2に示すように、吐出キャップ3はキャップ本体30と蓋体40とを備えている。
キャップ本体30は、頂壁部31と、この頂壁部31の外周縁に一体に連なる円筒状の側壁部32とを備えた略有頂円筒状に形成されており、側壁部32が口部11の外周を覆い、且つ、頂壁部31が口部11の開口端を上方から覆うように口部11に装着されている。
頂壁部31の上面には内容物の吐出口33が一体に設けられている。吐出口33は頂壁部31を貫通しており、内層体20に収容されている内容物を吐出口33から外部に吐出することができる。本実施の形態においては、吐出口33は、頂壁部31から上方に向けて徐々に拡径する筒状に形成されているが、その形状や大きさは、内層体20に収容される内容物の種類等に応じて種々変更可能である。
蓋体40は、キャップ本体30と略同径の有頂円筒状に形成され、外周面の一部においてヒンジ41を介してキャップ本体30に開閉自在に連結されている。蓋体40は、その天壁42の内面に円筒状の栓部材43を一体に備えており、蓋体40がキャップ本体30の上方を覆う閉位置とされると、栓部材43が吐出口33の内周面に嵌合して吐出口33が閉塞されるようになっている。また、天壁42の内面には、栓部材43の軸心に沿って下方に向け延びる棒状突起44が一体に設けられている。
なお、蓋体40は、その開口縁の内周に設けられた係止溝45が頂壁部31の外周縁にアンダーカット係合することにより、キャップ本体30の頂壁部31を覆った閉状態に保持される。一方、蓋体40が図1に二点鎖線で示す開位置とされると、栓部材43が吐出口33から離脱して、吐出口33は内容物を吐出可能な状態に開放される。
吐出キャップ3は、容器本体2よりも硬質の合成樹脂材料で形成されるのが好ましい。本実施の形態では、吐出キャップ3は、低密度ポリエチレンよりも硬質の合成樹脂材料であるポリプロピレン製となっている。
吐出キャップ3の内側には、内層体20の内部の収容空間から吐出口33に向けた内容物の流路を開閉する逆止弁50が設けられている。本実施の形態では、逆止弁50は、吐出口33の下方に一体に連ねて設けられた円筒状の筒状壁51と、筒状壁51の内側に配置された弁体52とを有するボール弁型に構成されている。筒状壁51は、上方から下方に向けて徐々に内径が狭まるように縮径しており、その内周面には弁体52を保持する複数本のリブ53が設けられている。弁体52は、鋼材や樹脂等により球状(ボール)に形成されており、筒状壁51の内側で上下方向に移動自在となっている。
容器本体2が吐出口33を上方に向けた正立姿勢のときには、逆止弁50は、弁体52が筒状壁51の縮径部分に全周に亘って当接することで吐出口33を閉塞している。一方、容器本体2が吐出口33を下方に向けた傾倒姿勢とされると、図2において二点鎖線で示すように、弁体52が自重により筒状壁51の内部を吐出口33の側に向けて移動することで逆止弁50は開かれる。これにより、吐出口33は内層体20の内部の収容空間に連通するように開放され、内層体20の内部に収容されている内容物は自重で吐出口33を通して外部に吐出される。内容物が外部に吐出されると、内層体20は吐出された内容物の容積の分だけ減容変形し、外層体10の内面から剥離する。このとき、胴本体部分12bをスクイズすることで、吐出口33から吐出される内容物の勢いないし量を調整することができる。
内容物が注出された後、容器本体2が吐出口33を上方に向けた正立姿勢に戻されると、弁体52が自重により筒状壁51の内部を下方に向けて移動して縮径部分に全周に亘って当接して吐出口33は閉塞される。このとき、弁体52の移動によって吐出口33の内部に残った内容物を筒状壁51の内部に向けて吸引することができる。これにより、吐出口33の内部に残る内容物の残量を減らして、吐出口33からの液垂れを防止することができる。また、胴本体部分12bのスクイズが解除されても、外気導入口14から外層体10と内層体20との間に外気が導入されることで、内層体20を減容変形させたまま胴本体部分12bのみが元の形状に復元する。これにより、内層体20に収容されている内容物を外気と置換させることなく吐出させるようにして、内層体20の内部に残った内容物を空気と接触し難くし、その劣化や変質を抑制することができる。
本実施の形態の吐出容器1では、吐出キャップ3は容器本体2の口部11に打栓機を用いた打栓により装着される構成となっている。そのため、口部11の外周面には口部側係合部60が設けられ、吐出キャップ3の側壁部32の内周面にはキャップ側係合部61が設けられている。
図2、図4及び図5に示すように、口部側係合部60は、口部11の外周面において口部11の全周に亘って延びる円環状に形成されており、口部11の外周面から径方向外側に向けて突出している。すなわち、口部側係合部60は、口部11の上端側部分における外周面から径方向外側に向けて突出する円環リブ状となっている。
図2、図3に示すように、キャップ側係合部61は、側壁部32の内周面から径方向内側に向けて突出する突起状に形成されている。本実施の形態では、複数のキャップ側係合部61が周方向に間隔を空けて並べて設けられている。図2に示すように、キャップ側係合部61は、吐出キャップ3が口部11に打栓機を用いて打栓されると、口部側係合部60を乗り越えて口部側係合部60の下側にアンダーカット係合し、吐出キャップ3を口部11に対して抜止め保持することができる。
なお、キャップ側係合部61は、側壁部32の全周に亘って延びる円環状に形成することもできる。
上記のように、打栓により口部側係合部60にキャップ側係合部61をアンダーカット係合させて吐出キャップ3を口部11に装着した構成において、吐出キャップ3を口部11から容易に取り外すことができるようにするために、吐出キャップ3の側壁部32の内周面に雌ねじ部70が設けられるとともに、口部11の外周面に少なくとも1本の縦リブ71が設けられている。本実施の形態では、口部11の外周面に複数本の縦リブ71を周方向に並べて設けるようにしている。なお、縦リブ71は口部11の外周面に少なくとも1本設けられていればよい。
図2、図3に示すように、雌ねじ部70は側壁部32のキャップ側係合部61よりも下方側における内周面に一体に設けられている。雌ねじ部70は、側壁部32の内周面から径方向内側に向けて突出するとともに螺旋状に延びており、その断面形状は、上向きのフランクのフランク角よりも下向きのフランクのフランク角の方が大きい先端鋭角な略三角形状となっている。
なお、本実施の形態では、雌ねじ部70は一条ねじに構成されているが、二条ねじに構成してもよく、また三条以上のねじに構成してもよい。また、ねじの形状も種々変更可能である。
図4、図5に示すように、複数本の縦リブ71は、それぞれ口部11の外周面の口部側係合部60よりも下方側の部分に一体に設けられている。なお、複数本の縦リブ71は、少なくとも、吐出キャップ3が口部11に打栓により装着された状態において雌ねじ部70に対向する範囲に設けられる。複数本の縦リブ71は、それぞれ上下方向に延びるとともに口部11の外周面から径方向外側に向けて突出しており、その下端はネックリング13の上面に連なっている。
図5に示すように、本実施の形態においては、複数本の縦リブ71は、それぞれ口部11の外周面からの突出高さに対して周方向の幅が十分に大きい幅広のリブ状に形成されている。なお、複数本の縦リブ71は、上記形状に限らず、口部11の外周面からの突出高さに対して周方向の幅が同等程度となる細長いリブ状に形成するなど、その形状は種々変更可能である。また、縦リブ71の周方向の幅の大小に応じて、口部11の外周面に設ける縦リブ71の本数を種々変更することもできる。
複数本の縦リブ71の径方向外側における先端部分を通る仮想円の直径は、吐出キャップ3の側壁部32の内周面に設けられた雌ねじ部70の径方向内側の先端部分を通る仮想円の直径よりも大きく、且つ、側壁部32の内周面の直径よりも小さくなっている。したがって、口部11に吐出キャップ3が打栓により装着された状態においては、図2に示すように、雌ねじ部70が複数本の縦リブ71のそれぞれに食い込んで、複数本の縦リブ71は、それぞれ雌ねじ部70によってねじ72が転写された状態となっている。
上記構成を有する吐出容器1は、吐出キャップ3を容器本体2の口部11に打栓によって装着する構成であるにも拘わらず、吐出キャップ3を口部11に対して相対回転させるだけの簡単な操作で、吐出キャップ3を容器本体2の口部11から容易に取り外すことができる。
図2に示すように、吐出キャップ3が容器本体2の口部11に打栓により装着された状態では、複数本の縦リブ71には雌ねじ部70が食い込むことによってねじ72が転写されている。この状態から吐出キャップ3を口部11に対して軸心Oを中心としてねじ72に対する雌ねじ部70のねじ結合を緩める方向に相対回転させると、図6に示すように、雌ねじ部70が複数本の縦リブ71に形成されたねじ72に沿って螺旋状に移動して、吐出キャップ3に上方に向けた押上げ力が加えられることになる。すなわち、雌ねじ部70が複数本の縦リブ71に食い込んでねじ72が転写されることによって、吐出キャップ3は簡易的に口部11にねじ結合された状態となる。したがって、吐出キャップ3を口部11に対してねじ結合を緩める方向に相対回転させることで、吐出キャップ3を口部11に対して上方に向けて押し上げることができる。そして、吐出キャップ3を口部11に対して相対的に上方に向けて押し上げることで、吐出キャップ3に設けられたキャップ側係合部61が口部11に設けられた口部側係合部60を乗り越え、キャップ側係合部61の口部側係合部60へのアンダーカット係合が解除されて、吐出キャップ3は口部11から取り外される。
このように、本実施の形態の吐出容器1によれば、口部11の外周面に少なくとも1本の縦リブ71を設けるとともに吐出キャップ3の側壁部32の内周面に少なくとも1本の縦リブ71に食い込んでねじ72を転写する雌ねじ部70を設けるようにしたので、吐出キャップ3を口部11に対して相対回転させるだけの簡単な操作で、打栓によって容器本体2の口部11に装着された吐出キャップ3を当該口部11から容易に取り外すことができる。したがって、吐出キャップ3を打栓によって容器本体2の口部11に装着される高い不正開封防止効果を有する構成としつつ、容器本体2の口部11から吐出キャップ3を容易に取り外すことができるようにして、容器本体2をリサイクルする際における、吐出キャップ3を容器本体2から分別する作業を容易にすることができる。
また、本実施の形態の吐出容器1では、口部11の外周面の少なくとも1本の縦リブ71よりも上方側の部分に、口部11の全周に亘って延びる円環状の口部側係合部60が設けられているので、上記のように吐出キャップ3を口部11に対して相対回転させて当該口部11から取り外した後、再度、雌ねじ部70をねじ72にねじ結合させて吐出キャップ3をねじ締めにより口部11に装着しようとしても、手作業では、雌ねじ部70が口部側係合部60を乗り越えるように吐出キャップ3を口部11に押し込むことは困難であり、雌ねじ部70は口部側係合部60の上面に沿って空回りすることになる。このように、本実施の形態の吐出容器1によれば、口部11から取り外された吐出キャップ3が、再度、手作業により口部11に装着されることを防止することができる。なお、吐出キャップ3を手作業により無理に口部11に装着しようとしても、口部11に加わる荷重をネックリング13で支持することができないことから、容器本体2が座屈し、打栓は困難である。したがって、本実施の形態の吐出容器1によれば、店頭や生産中、流通時において、吐出キャップ3が不正開封されたことを容易に判別することが可能となる。
さらに、本実施の形態では、吐出キャップ3を、容器本体2よりも硬質の合成樹脂材料で形成するようにしたので、吐出キャップ3に設けられた雌ねじ部70が少なくとも1本の縦リブ71に容易に食い込むことができるようにして、少なくとも1本の縦リブ71に確実にねじ72を転写させることができる。
さらに、本実施の形態では、容器本体2を、積層構造のパリソンを押出しブロー成形して形成された低密度ポリエチレン製のブロー成形品としたので、容器本体2を安価で容易に製造することができるものとしつつ、上記効果を確実に得ることができる。
さらに、本実施の形態では、吐出キャップ3をポリプロピレン製としたので、吐出キャップ3を安価で容易に製造することができるものとしつつ、上記効果を確実に得ることができる。
上記のように、少なくとも1本の縦リブ71が設けられる容器本体2(口部11)を低密度ポリエチレン製とし、吐出キャップ3を容器本体2よりも硬質のポリプロピレン製とした場合には、吐出キャップ3に設けられた雌ねじ部70が少なくとも1本の縦リブ71により容易に食い込むことができるようにして、少なくとも1本の縦リブ71に確実にねじ72を転写させることができる。これにより、外層体10が低密度ポリエチレン製である容器本体2の口部11にポリプロピレン製の吐出キャップ3が装着された吐出容器1においても、上記効果を確実に得ることができる。
さらに、本実施の形態では、雌ねじ部70を先端が鋭角な三角形状に形成するようにしたので、吐出キャップ3に設けられた雌ねじ部70が少なくとも1本の縦リブ71に容易に食い込むことができるようにして、少なくとも1本の縦リブ71に確実にねじ72を転写させることができる。
口部側係合部60、キャップ側係合部61、雌ねじ部70及び少なくとも1本の縦リブ71の形状ないし材質等は、吐出キャップ3を容器本体2の口部11に打栓する際の押圧力が150~250Nとなるように設定されるのが好ましい。これにより、内容物を吐出させる等の通常使用時に吐出キャップ3が容器本体2の口部11から容易に離脱しない程度に吐出キャップ3を容器本体2に確実に保持させつつ、吐出キャップ3を容器本体2の口部11から容易に取り外すことが可能な強度で、雌ねじ部70を少なくとも1本の縦リブ71に食い込ませることができる。
なお、上記打栓の押圧力は、高密度ポリエチレン製の容器本体2の口部11にポリプロピレン製の吐出キャップ3を打栓する場合には300~400N、ポリエチレンテレフタレート製の容器本体2の口部11にポリプロピレン製の吐出キャップ3を打栓する場合には200~300Nに設定するのが好ましい。これにより、高密度ポリエチレン製の容器本体2の口部11にポリプロピレン製の吐出キャップ3を打栓する場合及びポリエチレンテレフタレート製の容器本体2の口部11にポリプロピレン製の吐出キャップ3を打栓する場合の何れにおいても、内容物を吐出させる等の通常使用時に吐出キャップ3が容器本体2の口部11から容易に離脱しない程度に吐出キャップ3を容器本体2に確実に保持させつつ、吐出キャップ3を容器本体2の口部11から容易に取り外すことが可能な強度で、雌ねじ部70を少なくとも1本の縦リブ71に食い込ませることができる。
吐出容器1は、吐出キャップ3を容器本体2から取り外す際に必要な回転トルクが100~200N・cmの範囲となるように構成されているのが好ましく、回転トルクが150N・cmであるのがより好ましい。このような構成により、吐出容器1の流通時には吐出キャップ3が容器本体2から容易に外れず、内容物を吐出させた使用後の分別作業時には吐出キャップ3を容器本体2から容易に取り外すことができる構成とすることができる。
図7は、図1に示す吐出容器の変形例の一部切欠き正面図である。なお、図7においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号を付してある。
図1に示す吐出容器1の容器本体2は、胴部12の底部分12cにスリット状の外気導入口14を備えた構造となっているが、図7に変形例として示すように、容器本体2として口部11に外気導入口14を備えた構成のものを用いることもできる。この外気導入口14は、口部11を径方向に貫通する貫通孔として構成されており、その一端側において外層体10と内層体20との間に連通している。
この変形例においては、外気導入口14は、口部11の口部側係合部60が設けられる部分よりも下方側の部分に設けられるのが好ましい。本実施の形態では、外気導入口14は、口部11の少なくとも1本の縦リブ71が設けられる部分に設けられている。このような構成により、外気導入口14を口部11に設ける構成としても、口部11が軸方向に長く大型化することを抑制することができる。
図示する場合では、軸心Oを中心として互いに対向する一対の外気導入口14を口部11に設けた場合を示すが、口部11に設ける外気導入口14の数は種々変更可能である。
この変形例においては、口部11の外周面に、外気導入口14よりも下方に位置して口部11の全周に亘って延びる環状の閉止用突起15が一体に設けられ、キャップ本体30の側壁部32の下端側における内周面が閉止用突起15に気密に当接している。これにより、吐出キャップ3と口部11との間は密閉空間とされ、外気導入口14は上記の密閉空間に開口している。
一方、キャップ本体30の頂壁部31には外部に開口する通気口34が設けられている。また、側壁部32の内周面の口部側係合部60の外周面が接する部分には、外気導入口14と通気口34とを連通させる通気溝35が設けられている。通気溝35は、少なくとも1本が設けられていればよいが、周方向に間隔を空けて複数本設けることもできる。
吐出キャップ3と口部11との間の密閉空間は、通気溝35及びキャップ本体30の内側に設けられた中栓80と側壁部32との間の隙間とを介して通気口34に連通している。このように、外気導入口14は、上記の密閉空間、通気溝35及び通気口34を介して外部の空気を外層体10と内層体20との間に導入する構成とされている。なお、外気導入口14と通気口34との間に外気導入用の逆止弁を設けた構成としてもよい。
このように、側壁部32の内周面の口部側係合部60の外周面が接する部分に、外気導入口14と通気口34とを連通させる通気溝35を設けたことにより、口部11の口部側係合部60が設けられる部分よりも下方側の部分に外気導入口14を設けることを可能として、口部11が軸方向に長く大型化することを抑制することができる。
また、図7に示す変形例においては、逆止弁50は、キャップ本体30の頂壁部31と中栓80との間に保持された筒状部81と、3本の弾性変形自在の脚部82によって筒状部81に保持された円板状の弁体83とを備えた3点弁に構成されている。弁体83は中栓80の上面に配置されて中栓80に設けられた内容物の流通孔84を閉塞している。内容物を吐出するために胴本体部分12bがスクイズされると、内層体20の内部の圧力が高められることにより脚部82を弾性変形して弁体83が中栓80の上面から離れるように移動し、流通孔84が開かれる。これにより、内層体20に収容されている内容物が流通孔84と吐出口33とを通して外部に吐出される。一方、胴本体部分12bのスクイズが解除されると、内層体20の内部の圧力が低下して脚部82の弾性力によって弁体83が中栓80の上面に接する位置に戻り、流通孔84が閉塞される。
なお、図示するように、中栓80に、胴本体部分12bのスクイズが解除されたときに吐出口33に残った内容物を引き込むサックバック用のボール弁90を設けるようにしてもよい。
上記構成を有する変形例の吐出容器1においても、口部11の外周面に少なくとも1本の縦リブ71を設けるとともに吐出キャップ3の側壁部32の内周面に少なくとも1本の縦リブ71に食い込んでねじ72を転写する雌ねじ部70を設けるようにしたので、図1に示すものと同様に、吐出キャップ3を口部11に対して相対回転させるだけの簡単な操作で吐出キャップ3を口部11から容易に取り外すことができる。
また、上記構成を有する変形例の吐出容器1においても、口部11の外周面の少なくとも1本の縦リブ71よりも上方側の部分に、口部11の全周に亘って延びる円環状の口部側係合部60が設けられた構成としたことにより、吐出キャップ3を口部11に対して相対回転させて当該口部11から取り外した後、再度、雌ねじ部70をねじ72にねじ結合させて吐出キャップ3をねじ締めにより口部11に装着することができないようにして、吐出キャップ3が口部11から一旦取り外された後、再度口部11に装着されるという不正開封を防止することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、本実施の形態の吐出容器1は、吐出キャップ3の側壁部32の内周面にキャップ側係合部61が設けられない構成とすることもできる。当該構成においても、打栓機を用いて吐出キャップ3を口部11に打栓することで、雌ねじ部70が口部側係合部60を乗り越えて少なくとも1本の縦リブ71に食い込むことで、吐出キャップ3を口部11に対して抜止め保持することができるとともに、吐出キャップ3を口部11に対して相対回転させるだけの簡単な操作で吐出キャップ3を口部11から容易に取り外すことができる。また、当該構成においても、吐出キャップ3を口部11に対して相対回転させて当該口部11から取り外した後、再度、雌ねじ部70をねじ72にねじ結合させて吐出キャップ3をねじ締めにより口部11に装着しようとしても、雌ねじ部70は口部側係合部60の上面に沿って空回りすることになるので、吐出キャップ3が口部11から一旦取り外された後、再度口部11に装着されるという不正開封を防止することができる。
吐出キャップ3の側壁部32の内周面にキャップ側係合部61が設けられない構成とした場合においては、吐出キャップ3の側壁部32の、吐出キャップ3が口部11に打栓された状態において口部側係合部60に対向する部分にも雌ねじ部70を設けた構成とすることもできる。これにより、打栓機を用いて吐出キャップ3を口部11に打栓したときに、雌ねじ部70を、少なくとも1本の縦リブ71に加えて口部側係合部60にも食い込ませ、これらにねじ72を転写することで、吐出キャップ3を口部11に対してより強固に抜止め保持することができる。
また、前記実施の形態では、容器本体2は積層剥離容器とされているが、これに限らず、例えば、外層体10の内部に外層体10とは別に形成された内層体20を組み込んだ二重容器とすることもできる。
さらに、前記実施の形態では、容器本体2を低密度ポリエチレン製とし、吐出キャップ3をポリプロピレン製としているが、これに限らず、これらの材質は種々変更可能である。
さらに、前記実施の形態では、容器本体2を、積層構造のパリソンを押出しブロー成形して形成されたポリプロピレン製のブロー成形品としたが、これに限らず、例えば、外プリフォームの内側に内プリフォームを組み込んだプリフォーム組立体をブロー成形して形成されたポリエチレンテレフタレート(PET)製のブロー成形品とするなど、その材質や製法は種々変更可能である。
さらに、前記実施の形態では、複数本の縦リブ71を、それぞれ上下方向(縦方向)に軸心Oに平行に真っ直ぐに延びる形状としているが、これに限らず、軸心Oに対して傾斜して上下方向に延びる形状としてもよい。また、複数本の縦リブ71を、それぞれ当該縦リブ71を上下方向に分断する間欠部を備えた構成とすることもできる。
さらに、前記実施の形態では、複数本の縦リブ71の長さを全て同一の長さとしているが、これに限らず、例えば、複数本の縦リブ71のうちの所定本の縦リブ71の長さを残りの他の縦リブ71の長さよりも長くするなど、長さの相違する縦リブ71が混在した構成とすることもできる。
さらに、容器本体2は、上記の製造方法で形成されたものに限らず、種々の方法で製造されたものを採用することもできる。
さらに、前記実施の形態では、外気導入口14を容器本体2の底部分12cに設けた場合と口部11に設けた場合とを示したが、外気導入口14を設ける位置は、例えば容器本体2の肩状部分12aや胴本体部分12bに設けるなど何れの部分であってもよい。
1 吐出容器
2 容器本体
3 吐出キャップ
10 外層体
11 口部
12 胴部
12a 肩状部分
12b 胴本体部分
12c 底部分
12d ピンチオフ部
13 ネックリング
14 外気導入口
15 閉止用突起
20 内層体
30 キャップ本体
31 頂壁部
32 側壁部
33 吐出口
34 通気口
35 通気溝
40 蓋体
41 ヒンジ
42 天壁
43 栓部材
44 棒状突起
45 係止溝
50 逆止弁
51 筒状壁
52 弁体
53 リブ
60 口部側係合部
61 キャップ側係合部
70 雌ねじ部
71 縦リブ
72 ねじ
80 中栓
81 筒状部
82 脚部
83 弁体
84 流通孔
90 サックバック用のボール弁
O 軸心

Claims (8)

  1. 外層体と該外層体の内側に収容された減容変形自在の内層体とを備えるとともに、前記外層体と前記内層体との間に連通する外気導入口を備えた二重構造の容器本体と、
    内容物の吐出口が設けられた頂壁部と該頂壁部に連なる円筒状の側壁部とを備え、前記容器本体の円筒状の口部に装着された吐出キャップと、
    前記吐出キャップの内側に設けられ、前記吐出口に向けた内容物の流路を開閉する逆止弁と、を有する吐出容器であって、
    前記口部の外周面に設けられ、前記口部の全周に亘って延びるとともに前記口部の外周面から径方向外側に向けて突出する円環状の口部側係合部と、
    前記口部の外周面の前記口部側係合部よりも下方側の部分に設けられ、それぞれ上下方向に延びるとともに前記口部の外周面から径方向外側に向けて突出する少なくとも1本の縦リブと、
    前記側壁部の内周面に設けられ、少なくとも1本の前記縦リブに食い込んで少なくとも1本の前記縦リブにねじを転写する雌ねじ部と、を有することを特徴とする吐出容器。
  2. 前記側壁部の内周面に該内周面から径方向内側に向けて突出して設けられ、前記口部側係合部にアンダーカット係合して前記吐出キャップを前記口部に対して抜止め保持するキャップ側係合部をさらに有し、
    前記雌ねじ部が、前記側壁部の内周面の前記キャップ側係合部よりも下方側の部分に設けられている、請求項1に記載の吐出容器。
  3. 前記吐出キャップが、前記容器本体よりも硬質の合成樹脂材料で形成されている、請求項1または2に記載の吐出容器。
  4. 前記容器本体が、積層構造のパリソンを押出しブロー成形して形成された低密度ポリエチレン製のブロー成形品である、請求項1~3の何れか1項に記載の吐出容器。
  5. 前記吐出キャップが、ポリプロピレン製である、請求項1~4の何れか1項に記載の吐出容器。
  6. 前記外気導入口が、前記容器本体の底部分に設けられている、請求項1~5の何れか1項に記載の吐出容器。
  7. 前記外気導入口が、前記口部に設けられている、請求項1~5の何れか1項に記載の吐出容器。
  8. 前記外気導入口が、前記口部の前記口部側係合部よりも下方側部分に設けられ、
    前記頂壁部に外部に開口する通気口が設けられ、
    前記側壁部の内周面の前記口部側係合部の外周面が接する部分に、前記外気導入口と前記通気口とを連通させる通気溝が設けられている、請求項7に記載の吐出容器。
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