JP2019043614A - 二重容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】一旦容器に装着されたキャップの取り外しを規制することで、内層体内への空気の導入を抑制することが可能な二重容器を提案する。【解決手段】本発明の二重容器100は、口部4a、胴部及び底部を有するボトル状をなすと共に容器の外殻を形成する外層体4と、外層体4の内側に収められ内容物の収容空間S1を形成する内層体3と、外層体4に形成される空気導入孔4cとを備え、内層体3の減容変形に伴い空気導入孔4cから外層体4と内層体3との間に形成される内部空間に空気を導入可能な容器本体1と、口部4aに装着されるキャップ本体14とを備え、キャップ本体14及び口部4aは、両者を回動係合により固定する少なくとも一対の回動係合部4r,14rと、回動係合部4b,14bの上方に形成された少なくとも一対の回り止め部4r,14rとを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、減容変形可能な内層体とこの内層体を内側に配置した外層体とを備える二重容器に関するものである。
化粧水などの化粧料や、シャンプーやリンス或いは液体石鹸、また食品調味料などを収用する容器としては、このような液体を収容するとともに減容変形可能に設けられる内層体と、この内層体を内側に収めるとともに容器の外殻を形成する外層体とを備える二重容器(デラミ容器、積層剥離容器とも言う)が知られている。このような二重容器の一例では、外層体の口部に、内容物を注出する注出筒を備えるとともに内層体への外気の侵入を防止する弁体を設けた二重容器用キャップ(以下、単に「キャップ」と称する場合もある)が装着される(例えば、特許文献1)。そして、外層体を押圧することで、外層体と内層体との間の空気を介して内層体内を加圧し、これによって弁体を開放させて内容物を注出する。また外層体には、内層体との間に外気を取り込む外気導入孔を設けていて、注出後、外層体が元の形状に復元する際は、この外気導入孔から外気が取り込まれ、内層体は減容変形したままで外層体のみが復元する。
特開2016−193736号公報
しかしながら、特許文献1に記載の二重容器では、使用の途中でキャップを周方向に回転させて、キャップと外層体の口部とのねじ係合を解除すると、キャップが容器から外れて内層体内に空気が入ってしまい、内層体内の内容物の品質が損なわれたり、内層体が復元することで内容物の良好な吐出が損なわれるおそれがあった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、一旦容器に装着されたキャップの取り外しを規制することで、内層体内への空気の導入を抑制することが可能な二重容器を提案するところにある。
本発明の二重容器は、
口部、胴部及び底部を有するボトル状をなすと共に容器の外殻を形成する外層体と、該外層体の内側に収められ内容物の収容空間を形成する内層体と、前記外層体に形成される空気導入孔とを備え、前記内層体の減容変形に伴い前記空気導入孔から前記外層体と前記内層体との間に形成される内部空間に空気を導入可能な容器本体と、
前記口部に装着されるキャップ本体と
を備え、
前記キャップ本体及び前記口部は、両者を回動係合により固定する少なくとも一対の回動係合部と、該回動係合部の上方に形成された少なくとも一対の回り止め部とを有することを特徴とする。
また、本発明の二重容器は、上記構成において、前記少なくとも一対の回り止め部は、少なくとも1つのラチェット歯車を有するラチェット機構であることが好ましい。
また、本発明の二重容器は、上記構成において、前記少なくとも一対の回り止め部は、少なくとも一対のアンダーカット係合部であることが好ましい。
また、本発明の二重容器は、上記構成において、前記空気導入孔は、前記少なくとも一対の回動係合部の下方に形成された貫通孔であることが好ましい。
また、本発明の二重容器は、上記構成において、前記少なくとも一対の回り止め部の前記キャップ本体側の回り止め部は、周方向に間欠的に形成されていることが好ましい。
また、本発明の二重容器は、上記構成において、前記内層体内と外部との連通を遮断する一方、該内層体内の圧力上昇によって開放されて内容物を外部へ供給する逆止弁を有することが好ましい。
本発明によれば、一旦容器に装着されたキャップの取り外しを規制することで、内層体内への空気の導入を抑制することが可能な二重容器を提案することができる。
本発明の第1実施形態に係る二重容器の正面断面図である。 図1におけるA−A断面図である。 図1における容器本体の口部の(a)平面図、(b)正面図である。 図1におけるキャップ本体の(a)正面半断面図、(b)(a)におけるB−B断面図である。 本発明の第1実施形態に係る二重容器における一対の回り止め部の変形例を示す、部分拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る二重容器の正面断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
本発明の第1実施形態に係る二重容器について、図1〜図4を用いて詳細に例示説明する。なお、本明細書、特許請求の範囲、要約書および図面では、容器の正立状態を基準とし、図1における上側を上方とし、下側を下方とする。
図1に示すように、本実施形態に係る二重容器100は、容器本体1と、容器本体1の口部4aに着脱可能なキャップ本体14と、キャップ本体14により容器本体1に取り付けられるポンプ8と、キャップ本体14の上方に隣接して配置されるリング部材11と、内容物を注出するノズル筒6を備えたヘッド部5とを備えている。
本実施形態において、容器本体1は、口部4aと、当該口部4aよりも幅広に形成されて鉛直方向に延びる胴部と、胴部の下部を閉塞する図示しない底部とを有する。口部4aの外周面には雄ねじ部4b(回動係合部)が設けられ、キャップ本体14の内周面に設けられている雌ねじ部14b(回動係合部)とねじ係合するように構成されている。また、本実施形態では、雄ねじ部4bの上方に、ラチェット歯車4r(回り止め部)が形成されている。ラチェット歯車4rは、後述するように、キャップ本体14の内周面に形成されたラチェット歯車14r(回り止め部)と噛み合うことで、一旦締結された雄ねじ部4bと雌ねじ部14bとのねじ係合が緩む方向へのキャップ本体14の回転を規制するラチェット機構を構成している。
容器本体1を構成する内層体3及び外層体4は、本実施形態ではともに合成樹脂製であって、相互に相溶性が低い樹脂を用いている。また容器本体1は、内層体3の合成樹脂素材と外層体4の合成樹脂素材とを積層して形成されるパリソンに対し、ブロー成形を行うことによって形作っている。また、図示は省略するが、内層体3と外層体4との間に、縦方向に延在して内層体3と外層体4とを部分的に接合する、1本或いは複数本の接着帯を設けてもよい。
内層体3は、減容変形可能に形成されるものであって、本実施形態では、積層状態で形成された容器本体1に対し、外層体4から剥離させることで得られるものである。内層体3は、図1に示すように、その内側に内容物を収容する収容空間S1と、この収容空間S1につながる上部開口3aを備えている。
外層体4には、口部4aに、内層体3との相互間に空気を取り込むための空気導入孔4cが設けられている。なお、図1に示すように、空気導入孔4cは外層体4のみを貫く貫通孔であり、内層体3は貫通していない。
なお、容器本体1は、予め射出成形等によって形成された積層構造のプリフォームを二軸延伸ブロー成形して形成されたものとすることもできる。また、容器本体1は、外層体4と内層体3とを別体で形成した後にそれらを組み合わせて構成してもよい。更に、容器本体1は、内層体3が減容変形可能な構成であれば、その他の構成を用いてもよい。
キャップ本体14は、手動押し下げ式のポンプ8を容器本体1に対して組み付け固定するための部材である。キャップ本体14は、先述のように内周面に雌ねじ部14bを有しており、容器本体1の口部4aの外周面に設けられている雄ねじ部4bにねじ係合させることにより固定することができる。また、雌ねじ部14bの上方にはラチェット歯車14rが形成されており、上述のラチェット歯車4rと噛み合うことで雄ねじ部4bと雌ねじ部14bとのねじ係合が緩む方向へのキャップ本体14の回転を規制している。つまり、ラチェット歯車4r,14rは、一対の回り止め部を構成している。
図2は、図1におけるラチェット歯車4r、14r近傍のA−A断面に沿う断面図である。図2に示すように、容器本体1側のラチェット歯車4rは、周方向に対して概ね直交し、キャップ本体14を平面視で反時計回りに回したときに対向するラチェット歯車14rと噛み合う噛み合い面4sと、周方向に対して緩やかに傾斜し、キャップ本体14を平面視で時計回りに回したときに対向するラチェット歯車14r上を乗り越え可能な乗り越え面4tとを有している。同様に、キャップ本体14側のラチェット歯車14rは、周方向に対して概ね直交し、キャップ本体14を平面視で反時計回りに回したときに対向するラチェット歯車4rと噛み合う噛み合い面14sと、周方向に対して緩やかに傾斜し、キャップ本体14を平面視で時計回りに回したときに対向するラチェット歯車4r上を乗り越え可能な乗り越え面14tとを有している。
なお、一対の回り止め部は、上述のように2つのラチェット歯車4r,14rを対向配置させる態様に限定されない。一対の回り止め部は、例えば、容器本体1側に形成したラチェット歯車4rと、キャップ本体14側に形成した、噛み合い面4sに対向する噛み合い面を有しラチェット歯車4rよりも径方向外側の回転軸周りに回動可能な爪部とから構成されていてもよい。すなわち、一対の回り止め部は、少なくとも1つのラチェット歯車を有していればよい。また、一対の回り止め部は、キャップ本体14を平面視で反時計回りに回そうとしたときにキャップ本体14の動きを規制可能な他の構成を有していてもよい。
図3(a),(b)は、それぞれ容器本体1の口部4aの拡大平面図、及び拡大正面図である。ラチェット歯車4rは、図3(a)に示すように、周方向の対向する2箇所に、それぞれ3個ずつ所定のピッチで連続して形成されている。また、ラチェット歯車4rの外周面の直径は、雄ねじ部4bの谷径よりも小さくなるように構成されている。これによって、キャップ本体14を容器本体1に装着する際に、キャップ本体14側の雌ねじ部14bがラチェット歯車4rに極力接触しないようにしている。
図4(a),(b)は、それぞれキャップ本体14の正面図、及びB−B断面による断面図である。ラチェット歯車14rは、図4(b)に示すように、周方向の4箇所に、それぞれ3個ずつ所定のピッチで連続して形成されている。このように、ラチェット歯車14rを、容器本体1側のラチェット歯車4rよりも多くの領域に設けることで、容器本体1又はキャップ本体14のねじ係合部(雄ねじ部4b、雌ねじ部14b)が弾性変形する等の理由により締結位置が変化しても、ラチェット歯車4r,14rが噛み合うことができるように構成されている。
ポンプ8は、従来より一般的に使用されているポンプの一例であり、ヘッド部5を押下してステム9を押し下げることにより、容器本体1内の内容物を吸い上げて、ノズル筒6の先端に設けられた注出口7から注出させることができる。図1に示すように、ポンプ8の外形を形成するシリンダ30のシリンダ壁31の上端から径方向外側に延びるフランジ32が、キャップ本体14の頂壁14cと容器本体1の口部4a上端との間で挟持されることにより、ポンプ8はキャップ本体14と共に容器本体1の口部4aに装着され固定される。なお、フランジ32と口部4aの上端との間には、ゴム等で形成されたパッキン35が配置されており、容器本体1の内部の気密性を向上させている。
キャップ本体14の上方に隣接してリング部材11が配置されている。リング部材11は、図1に示すように、径方向外側に向かって延びる天壁11tと、天壁11tの外周端から垂下する外周壁11aと、外周壁11aの径方向内側に配置され、シリンダ30のフランジ32から上方へと延びる係合筒33にアンダーカット係合する中周壁11bと、中周壁11bの更に径方向内側に配置され、ステム9等を収容する内周壁11dとを備えている。図1に図示するように、外周壁11a、中周壁11b、及び内周壁11dは、いずれも天壁11tから下方に垂下して設けられている。シリンダ30の係合筒33とリング部材11の中周壁11bとの係合は、係合筒33の係合突部33aが中周壁11bの内周面に形成された突起部11cにアンダーカット係合することにより行われる。このとき、係合筒33の内周面に周方向に間欠的に設けられたリブ33bが、内周壁11dの外周面において周方向に間欠的に形成されたリブ11e同士の間に入り込むことにより、リング部材11は、シリンダ30に対して周方向にも固定されている。これによって、リング部材11とシリンダ30とは、上下方向及び周方向に強固に固定されている。
リング部材11の内周壁11dの上部外周面には、雄ねじ部11sが形成されている。雄ねじ部11sは、二重容器100の未使用状態において、図1に示すように、ヘッド部5の周壁5cの下部に形成されている雌ねじ部5aにねじ係合することでヘッド部5を下方に移動させた状態で固定している。ヘッド部5における周壁5cの径方向内側には、内周壁5bが形成されている。内周壁5bは、ステム9の内周面にアンダーカット係合し、リブ5eと共に、ヘッド部5からの押圧力をステム9を通じてポンプ8に伝えている。
図1の状態から、内容物を使用するに際しては、利用者は、ヘッド部5を軸周りに回動させて、リング部材11の雄ねじ部11sとヘッド部5の雌ねじ部5aとのねじ係合を解除する。上方に付勢されたヘッド部5が可動部上端に達した後、利用者はヘッド部5を下方に向けて数回程度押圧する。これによって、ポンプ8を作動させ、内層体3内の内容物をステム9を通じて上方に圧送し、ノズル筒6内を経由して注出口7から外部に注出することができる。
内層体3内の内容物の注出によって内層体3が減容変形する一方、外層体4は、自らの剛性によって形状を維持するため、外層体4と内層体3との間の空間の体積が増大して負圧となる。このため、図1において、キャップ本体14の下端部と容器本体1との隙間から流入した空気が空気導入孔4cを経由して外層体4と内層体3との間の空間に導入される。これによって、内層体3は、内容物の残量に応じて減容変形した状態を維持することができるので、内層体3内に空気が入ることなく、内層体3内の内容物の品質を良好に維持することができる。
なお、本実施形態では、容器本体1の口部4aに形成された空気導入孔4cから外層体4と内層体3との間の空間に空気を導入するように構成したが、この態様には限定されない。空気導入孔4cは、口部4aに形成する代わりに、ブロー成形によって形成された底部のピンチオフ部に形成されるスリットを用いて実現してもよい。
また、本実施形態では、一対の回動係合部(雄ねじ部4b、雌ねじ部14b)及び一対の回り止め部(ラチェット歯車4r,14r)を有するように構成したが、この態様には限定されず、二対以上の回動係合部、又は二対以上の回り止め部を有するように構成されていてもよい。
以上述べたように本実施形態では、キャップ本体14が、内層体3からの内容物を圧送するポンプ8と共に口部4aに装着されるように構成された二重容器100において、キャップ本体14及び容器本体1の口部4aが、両者をねじ係合により固定する一対のねじ係合部(雄ねじ部4b及び雌ねじ部14b)と、ねじ係合部の上方に形成された一対の回り止め部とを有するように構成した。これによって、キャップ本体14が容器本体1にねじ締結された状態で周方向への回転を規制し、キャップ本体14の開放トルクを大幅に上昇させることができる。従って、二重容器100を使用中に誤ってキャップ本体14を開放して内層体3内の内容物に空気が接触するのを抑制することができる。
なお、ここでいうキャップ本体14の回転規制は、ラチェット歯車4r,14rが変形してしまうような大きな力でキャップ本体14を回すことが無ければ、キャップ本体14の取り外しが抑制される、という意味に理解すべきである。
また、本実施形態では、回り止め部(ラチェット歯車4r,14r)をねじ係合部(雄ねじ部4b及び雌ねじ部14b)よりも上方に設けたので、ねじ係合部の下方におけるキャップ本体14の下端部と容器本体1との隙間から空気を安定して導入することができる。
また、本実施形態では、回り止め部として、ラチェット歯車4r,14rを備えるように構成した。これによって、簡素な構成でキャップ本体14の開放を効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、空気導入孔4cを、一対のねじ係合部(雄ねじ部4b及び雌ねじ部14b)の下方に貫通孔として形成するように構成した。これによって、キャップ本体14の下端部と容器本体1との隙間から空気を安定して導入することができる。
図5は、本実施形態の一対の周り止め部の変形例を示す図である。図5の例では、回り止め部として、ラチェット歯車4r,14rに代えて、一対のアンダーカット係合部(突出部4u,係合突部14u)が形成されている。キャップ本体14を容器本体1の口部4aに対して平面視で時計回りに回動させ、雄ねじ部4bと雌ねじ部14bとのねじ係合を完了させると、雄ねじ部4bの上方に形成された径方向外側に突出する突出部4uが、雌ねじ部14bの上方に形成された係合突部14uを乗り越えてアンダーカット係合する(図5の状態)。この状態では、キャップ本体14を反時計回りに回動させようとしても、係合突部14uが再び突出部4uを容易に乗り越えることができないため、キャップ本体14をそれ以上反時計回りに回動させることはできない。
なお、図5の例では、突出部4uの外周面の直径は、雄ねじ部4bの谷径よりも小さくなるように構成されている。これによって、キャップ本体14を容器本体1に装着する際に、キャップ本体14側の雌ねじ部14bが突出部4uに極力接触しないようにしている。
以上述べたように、図5の変形例では、一対の回り止め部として、アンダーカット係合部(突出部4u及び係合突部14u)を備えるように構成した。これによって、簡素な構成でキャップ本体14の開放を効果的に抑制することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る二重容器について、図6を用いて詳細に例示説明する。なお、本明細書、特許請求の範囲、要約書および図面では、容器の正立状態を基準とし、図6における上側を上方とし、下側を下方とする。
図6は、本実施形態の二重容器200を示しており、二重容器用キャップ101(以下、「キャップ101」という)が、これに適合する容器本体102に装着された状態を示す。キャップ101は、キャップ本体110、中栓120、移動弁体130、逆止弁140、蓋体150で構成されている。また、容器本体102は、内層体103、及び外層体104で構成されている。
容器本体102を構成する内層体103及び外層体104は、本実施形態ではともに合成樹脂製であって、相互に相溶性が低い樹脂を用いている。また容器本体102は、内層体103の合成樹脂素材と外層体104の合成樹脂素材とを積層して形成されるパリソンに対し、ブロー成形を行うことによって形作っている。
内層体103は、減容変形可能に形成されるものであって、本実施形態では、積層状態で形成された容器本体102に対し、外層体104から剥離させることで得られるものである。内層体103は、図6に示すように、その内側に内容物を収容する収容空間S2と、この収容空間S2につながる上部開口103aを備えている。
外層体104は、図6に示すように、円筒状の口部104aに、復元自在な可撓性を有する胴部、及び胴部の下端を閉鎖する図示しない底部を連結したものである。また、図6に示すように、口部104aの外周面には雄ねじ部104b(回動係合部)を設けている。また、口部104aには、内層体103との相互間に空気を取り込むための空気導入孔104cを設けている。更に、本実施形態では、雄ねじ部104bの上方に、ラチェット歯車104r(回り止め部)が形成されている。ラチェット歯車104rは、後述するように、キャップ本体110の外周壁111の内周面に形成されたラチェット歯車111r(回り止め部)と噛み合うことで、一旦締結された雄ねじ部104bと雌ねじ部112とのねじ係合が緩む方向へのキャップ本体110の回転を規制している。
次に、キャップ101に関し、キャップ本体110について説明する。キャップ本体110は、口部104aを取り囲む外周壁111を備えていて、外周壁111の内周面には、口部104aの雄ねじ部104bに対応する雌ねじ部112(回動係合部)が形成されている。また、雌ねじ部112の上方にはラチェット歯車111rが形成されており、上述のラチェット歯車104rと噛み合うことで雄ねじ部104bと雌ねじ部112とのねじ係合が緩む方向へのキャップ本体110の回転を規制している。つまり、ラチェット歯車104r,111rは、一対の回り止め部を構成している。なお、ラチェット歯車104r,111rの詳細な形状は、第1実施形態の図2と近似しているので、ここでの更なる説明は省略する。また、外周壁111の上部には、頂壁113が一体に連結している。頂壁113には注出筒114が設けられており、注出筒114の径方向内側には内容物を注出する注出孔114aが形成されている。また、頂壁113の下面には、同心二重配置となる一対の上部嵌合壁115が設けられている。更に、上部嵌合壁115より径方向外側には、頂壁113を貫通する外気導入孔116を設けている。本実施形態では、頂壁113の中央部分と外周部分との間に段差を設け(中央部分に対し外周部分は高さが低くなっている)、この段差に径方向外側に向けて開口するようにして外気導入孔116を設けている。このように構成することで、頂壁113上に溢れた内容物が、外気導入孔116に入り難くなる。なお、図6に示すように、外周壁111の下端部にはシール突起111pが形成されており、外周壁111の下端部と口部104aとは気密に当接しシールされている。また、口部104aと外周壁111との間には、空気導入孔104cに通じる通気路Tが設けられている。なお、本実施形態では、雄ねじ部104bと雌ねじ部112との隙間が通気路Tとして用いられているが、例えば雄ねじ部104bに縦溝を形成して、当該縦溝が通気路Tとして機能するように構成してもよい。
また、本実施形態では、ラチェット歯車104r,111r間の隙間を通して空気が通過可能に構成されている。すなわち、本実施形態のラチェット歯車104r,111rは、図3(a),(b)、及び図4(a),(b)に示すラチェット歯車4r,14rと同様に、周方向に2箇所又は4箇所に間欠的に形成されている。従って、これらの間欠的に形成されたラチェット歯車104r,111r同士の間の空間を通じて、外気導入孔116から導入された空気を通過させ、更に通気路Tを通じて空気導入孔104cから外層体104と内層体103との間の内部空間に空気を導入することができる。なお、ラチェット歯車104r,111rの少なくともいずれか一方において歯車が周方向に間欠的に形成されていればよい。
キャップ本体110の内側には、中栓120が設けられている。中栓120は、注出筒114と内層体103との間に位置するとともに、内層体103の上部開口103aを覆う隔壁121を備えている。
隔壁121には、一端が注出筒114側に開口するとともに他端が内層体103の収容空間S2側に開口する筒状壁122が設けられている。本実施形態の筒状壁122は、図6に示すように、隔壁121の中央部よりも径方向外側寄りに貫通孔122aを設け、この貫通孔122aの縁部から下方に向けて円筒部122bを延在させ、傾斜部122cを介して、収容空間S2に通じる貫通孔122dを設けたものである。また隔壁121には、筒状壁122より径方向内側にこの隔壁121を貫通する孔(連通口123)が設けられている。
また隔壁121は、連通口123より径方向外側において収容空間S2側に屈曲する段部124を備えていて、段部124より径方向外側には、段部124との間で上向き開放の溝を形成する嵌合壁125が設けられている。そして隔壁121の下面には、外層体104との間で内層体103を挟み込む環状のシール壁126を設けている。なお、図6に示すように隔壁121の外縁には、少なくとも1つの溝127が設けられている。
筒状壁122内には、本実施形態では球状となる移動弁体130が設けられている。筒状壁122と移動弁体130との間には、容器本体102の姿勢変更に応じて移動弁体130が移動可能、且つ内容物はほとんど通過させない(実質的に通過させない)程度の隙間が設けられている。なお、筒状壁122の注出筒114側は、貫通孔122aによって開口し、収容空間S2側は、貫通孔122dによって開口しているので、筒状壁122内に入り込んだ内容物が移動弁体130の移動を妨げることはない。また移動弁体130は、容器本体102を起立姿勢(容器本体102の底部を水平な台の上に載置した状態の姿勢)にすることで、筒状壁122の傾斜部122cに着座する。これによって収容空間S2をシールすることができる。
キャップ本体110と中栓120との間には、逆止弁140が設けられている。逆止弁140は、本実施形態では円筒状になる環状壁141の径方向内側に、3つのアーム142を介して連結する板状の弁体143を備えていて、所謂3点弁の形態をなしている。また逆止弁140は、図6に示すようにキャップ本体110、中栓120に対して取り付けた際、環状壁141の下部が段部124と嵌合壁125との間で嵌合保持され、環状壁141の上部が一対の上部嵌合壁115で嵌合保持されるようになっている。これにより、図6に示すように、環状壁141の径方向内側には、連通口123と注出筒114とを連通させて内容物の流路を形成する内側空間K1が区画形成され、環状壁141の径方向外側には、外気導入孔116と溝127とを連通させて空気の流路を形成する外側空間K2が区画形成される。また、弁体143は、貫通孔122a及び連通口123をほぼ覆い隠す大きさになっており、通常時は隔壁121に着座して連通口123を閉鎖する。
蓋体150は、図6に示すように、ヒンジ151を介してキャップ本体110の外周壁111に連結していて、ヒンジ151で折り曲げることで、注出筒114及び外気導入孔116を覆い隠すことができる。より詳細には、蓋体150は、平板状の上壁152と、上壁152の縁部に連結するとともに外周壁111に連なる形状となる蓋体周壁153とを備えていて、上壁152には、蓋体150を閉めた際に注出筒114の内側に入り込んで注出筒114をシールする筒状のシール部154が設けられている。なお、蓋体150は、ヒンジ151を設けずにキャップ本体110とは別体のものとし、ねじやアンダーカットでキャップ本体110に装着するように構成してもよい。
上記のように構成されるキャップ101から内容物を吐出するに当たっては、図6に示す蓋体150をヒンジ151周りに回動させて開き、容器本体102を起立姿勢から傾倒姿勢に姿勢変更して、外層体104の胴部を押圧する。これにより、筒状壁122内の移動弁体130は注出筒114側に移動し、また、内層体103と外層体104との間の内部空間内の空気を介して収容空間S2が加圧される。なお、外層体104の空気導入孔104cとキャップ本体110の外気導入孔116との間は、通気路T、ラチェット歯車104r,111r間の隙間、溝127、及び外側空間K2でつながっており、常時開放された状態である。但し、溝127は狭くなっていて空気が流れる際に抵抗が生じるため、外層体104を押圧しても、内層体103と外層体104との間の空気はそれ程多く漏れ出すことはなく、収容空間S2への加圧が阻害されることはない。そして、加圧された内容物が、弁体143を持ち上げて連通口123から流出し、アーム142横の空間、及び内側空間K1を経由して注出孔114aから外界に注出される。ここで、連通口123は隔壁121の中央部に設けられているので、連通口123の周囲における内容物の流れは均等化され、内容物が注出される際の液の乱れが抑制される。また、連通口123が弁体143の中央に配置されているので、収容空間S2からの圧力が弁体143の中央にかかることになる。従って、弁体143の傾きが生じにくくなり、流れの乱れがより起きにくくなる。
所要量の内容物を注出した後は、外層体104の胴部への押圧を解除する。これによって収容空間S2内の圧力が下がり、弁体143が連通口123を閉鎖するので、収容空間S2内への外気の入り込みが防止できる。また、外層体104は、それ自身の復元力により元の形状に戻ろうとするため、内層体103と外層体104との間の内部空間は負圧状態となり、これによって、外気導入孔116から外側空間K2、溝127、ラチェット歯車104r,111rの隙間、通気路Tを経て、空気導入孔104cより空気が導入され、内層体103を減容変形させたまま外層体104が復元する。
弁体143が連通口123を閉鎖すると、注出筒114及び内側空間K1内には内容物が残留したままになっているものの、容器本体102を元の起立姿勢に戻すと、移動弁体130は、それ自身の自重や収容空間S2内の圧力低下によって内層体103の収容空間S2側に移動する。これにより、筒状壁122における注出筒114側にはスペースが生じることになるため、注出筒114及び内側空間K1内に残留した内容物を、アーム142横の空間を経由してこのスペースに移動させることができ(サックバック機能)、液だれを有効に防止することができる。
なお、本実施形態では、外気導入孔116経由で空気を内部空間内に導入するように構成したが、この態様に限定されない。例えば、外気導入孔116及び空気導入孔104cの代わりに、ブロー成形によって形成された底部のピンチオフ部に形成されるスリットを用いて空気を導入してもよい。
また、本実施形態では、一対の回り止め部としてラチェット歯車104r,111rを形成するように構成したが、この態様には限定されない。例えば、図5に示した第1実施形態の変形例と同様に、一対の回り止め部として、アンダーカット係合部を形成するようにしてもよい。この場合、一対のアンダーカット係合部の少なくともいずれか一方の係合部について周方向の一部を切り欠くことで、本実施形態のラチェット歯車104r,111rと同様に、外気導入孔116から外側空間K2、溝127、アンダーカット係合部の隙間、通気路Tを経て、空気導入孔104cより空気を導入することができる。
また、本実施形態では、一対の回動係合部(雄ねじ部104b及び雌ねじ部112)及び一対の回り止め部(ラチェット歯車104r,111r)を有するように構成したが、この態様には限定されず、二対以上の回動係合部、又は二対以上の回り止め部を有するように構成されていてもよい。
以上述べたように本実施形態では、キャップ本体110に、内層体103内の内容物を外部に注出する注出孔114aを設けた二重容器200において、キャップ本体110及び容器本体102の口部104aが、両者をねじ係合により固定する一対のねじ係合部(雄ねじ部104b及び雌ねじ部112)と、ねじ係合部の上方に形成された一対の回り止め部(ラチェット歯車104r,111r)とを有するように構成した。これによって、キャップ本体110が容器本体102にねじ締結された状態で周方向への回転を規制し、キャップ本体110の開放トルクを大幅に上昇させることができるので、二重容器200を使用中に誤ってキャップ本体110を開放して内層体103内の内容物に空気が接触するのを抑制することができる。特に本実施形態では、キャップ本体110の頂壁113に形成した外気導入孔116のみから空気を導入する構成をとり、キャップ本体110の下端部と容器本体102とはシール突起111pでシールする必要があるが、一対の回り止め部(ラチェット歯車104r,111r)をねじ係合部(雄ねじ部104b及び雌ねじ部112)の上方に形成したことで、キャップ本体110の下端部にシール突起111pを配置し易くなり、シール性を高めることができる。
また、本実施形態では、一対の回り止め部(ラチェット歯車104r,111r)の少なくとも一方の回り止め部は、周方向に間欠的に形成されるように構成した。これによって、外気導入孔116から導入された空気を、このラチェット歯車104r,111rの周方向の隙間を通じて、空気導入孔104cから外層体104と内層体103の間の内部空間に供給することができる。
また、本実施形態では、内層体103内と外部との連通を遮断する一方、内層体103内の圧力上昇によって開放されて内容物を外部へ供給する逆止弁140を有するように構成した。これによって、容器本体102の胴部の押圧による内層体103内の圧力上昇によって内容物を注出可能とする一方、胴部の押圧の解除により内層体103内への空気の流入を更に抑制することができるので、内層体103内の内容物の劣化を更に抑制することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
1 容器本体
3 内層体
3a 上部開口
4 外層体
4a 口部
4b 雄ねじ部(回動係合部)
4c 空気導入孔
4r ラチェット歯車(回り止め部)
4s 噛み合い面
4t 乗り越え面
4u 突出部(回り止め部)
5 ヘッド部
5a 雌ねじ部
5b 内周壁
5c 周壁
5e リブ
6 ノズル筒
7 注出口
8 ポンプ
9 ステム
11 リング部材
11a 外周壁
11b 中周壁
11c 突起部
11d 内周壁
11e リブ
11s 雄ねじ部
11t 天壁
14 キャップ本体
14b 雌ねじ部(回動係合部)
14c 頂壁
14r ラチェット歯車(回り止め部)
14s 噛み合い面
14t 乗り越え面
14u 係合突部(回り止め部)
30 シリンダ
31 シリンダ壁
32 フランジ
33 係合筒
33a 係合突部
33b リブ
35 パッキン
100 二重容器
101 二重容器用キャップ(キャップ)
102 容器本体
103 内層体
103a 上部開口
104 外層体
104a 口部
104b 雄ねじ部(回動係合部)
104c 空気導入孔
104r ラチェット歯車(回り止め部)
110 キャップ本体
111 外周壁
111r ラチェット歯車(回り止め部)
111p シール突起
112 雌ねじ部(回動係合部)
113 頂壁
114 注出筒
114a 注出孔
115 上部嵌合壁
116 外気導入孔
120 中栓
121 隔壁
122 筒状壁
122a 貫通孔
122b 円筒部
122c 傾斜部
122d 貫通孔
123 連通口
124 段部
125 嵌合壁
126 シール壁
127 溝
130 移動弁体
140 逆止弁
141 環状壁
142 アーム
143 弁体
150 蓋体
151 ヒンジ
152 上壁
153 蓋体周壁
154 シール部
200 二重容器
K1 内側空間
K2 外側空間
S1,S2 収容空間
T 通気路

Claims (6)

  1. 口部、胴部及び底部を有するボトル状をなすと共に容器の外殻を形成する外層体と、該外層体の内側に収められ内容物の収容空間を形成する内層体と、前記外層体に形成される空気導入孔とを備え、前記内層体の減容変形に伴い前記空気導入孔から前記外層体と前記内層体との間に形成される内部空間に空気を導入可能な容器本体と、
    前記口部に装着されるキャップ本体と
    を備え、
    前記キャップ本体及び前記口部は、両者を回動係合により固定する少なくとも一対の回動係合部と、該回動係合部の上方に形成された少なくとも一対の回り止め部とを有することを特徴とする二重容器。
  2. 前記少なくとも一対の回り止め部は、少なくとも1つのラチェット歯車を有するラチェット機構である、請求項1に記載の二重容器。
  3. 前記少なくとも一対の回り止め部は、少なくとも一対のアンダーカット係合部である、請求項1に記載の二重容器。
  4. 前記空気導入孔は、前記少なくとも一対の回動係合部の下方に形成された貫通孔である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の二重容器。
  5. 前記少なくとも一対の回り止め部の前記キャップ本体側の回り止め部は、周方向に間欠的に形成されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の二重容器。
  6. 前記内層体内と外部との連通を遮断する一方、該内層体内の圧力上昇によって開放されて内容物を外部へ供給する逆止弁を有する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の二重容器。
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