JP7296774B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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本発明は、ヒンジキャップに関するものである。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、容器本体の口部の開口を閉塞する閉塞板を有するキャップ本体と、キャップ本体にヒンジ部を介して回転可能に連結され、閉塞板を開放可能に覆う蓋体と、を備え、閉塞板に、内側が内容物の注出孔とされた注出筒が設けられ、蓋体に、注出筒内に挿入された挿入筒が設けられたヒンジキャップが知られている。
実用新案登録第2546137号公報
この種のヒンジキャップでは、容器本体に比較的高粘度の内容物が充填されている場合、注出前に容器本体を振る等して内容物を攪拌したときに、内容物が挿入筒内に進入しとどまる場合がある。この状態で、蓋体を開いたときに、挿入筒内の内容物が垂れ落ち、閉塞板の上面、および注出筒の外周面に内容物が付着するおそれがあった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、蓋体を開いたときに、挿入筒内の内容物が、閉塞板の上面、および注出筒の外周面に落下するのを抑制することができるヒンジキャップを提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のヒンジキャップは、容器本体の口部の開口を閉塞する閉塞板を有するキャップ本体と、前記キャップ本体にヒンジ部を介して回転可能に連結され、前記閉塞板を開放可能に覆う蓋体と、を備え、前記閉塞板に、内側が内容物の注出孔とされた注出筒が設けられ、前記蓋体に、前記注出筒内に挿入された挿入筒が設けられ、前記挿入筒のうち、少なくとも前記ヒンジ部側の後部における内周面の下端部に、上下方向に沿う縦断面視で、径方向の外側に向けて窪む曲面状を呈する窪み部が形成され、前記挿入筒のうちの少なくとも後部における内周面と下端開口縁とがなすエッジ部分は、径方向の内側に向けて尖っている。
この発明によれば、挿入筒のうちの少なくとも後部における内周面と下端開口縁とがなすエッジ部分が、径方向の内側に向けて尖っているので、蓋体を上方に向けてヒンジ部回りに回転させて開く過程において、例えば、挿入筒の後部が注出筒を後方に超える前等、蓋体のヒンジ部回りの開角度が小さい段階で、挿入筒内の後部から垂れ落ちようとする内容物を、挿入筒内にとどまっている内容物から、前記エッジ部分によって分断することができる。これにより、挿入筒内から垂れ落ちる内容物を、閉塞板の上面、および注出筒の外周面に落下させず、注出筒内で落下させることができるとともに、内容物が糸を引きながら挿入筒内の後部から垂れ落ちるのを抑制することができる。したがって、蓋体を開いたときに、挿入筒内から垂れ落ちた内容物が、閉塞板の上面、および注出筒の外周面に付着するのを抑制することができる。
挿入筒のうちの少なくとも後部における内周面の下端部に、上下方向に沿う縦断面視で、径方向の外側に向けて窪む曲面状を呈する窪み部が形成されているので、蓋体を開く過程で、挿入筒内の後部から垂れ落ちようとする内容物に対して前述のように分断され、挿入筒内にとどまり続けている内容物を、挿入筒内から落下させにくくすることが可能になり、内容物が、閉塞板の上面、および注出筒の外周面に付着するのを確実に抑制することができる。
ここで、前記挿入筒の後部の下端開口縁は、前記注出筒の下端開口より下方に位置してもよい。
この場合、挿入筒の後部の下端開口縁が、注出筒の下端開口より下方に位置しているので、挿入筒の後部を注出筒の後方に到達させるまでに要する蓋体の開角度を大きくすることが可能になる。これにより、蓋体を開く過程で、挿入筒の後部が注出筒を後方に超える前に、挿入筒内の後部から垂れ落ちようとする内容物を、挿入筒内にとどまっている内容物から、前記エッジ部分によって確実に分断することができる。
また、前記挿入筒の外周面に、全周にわたって連続して延び、前記閉塞板に当接するシール部が形成され、前記挿入筒の後部の下端部は、前記シール部より下方に位置してもよい。
この場合、挿入筒の後部の下端部が、シール部より下方に位置していて、挿入筒の後部の下端部の外周面と、閉塞板の下面と、がなすコーナ部分に内容物がたまりやすくなっているにもかかわらず、前述のように、蓋体を開いたときに、内容物が糸を引きながら挿入筒内の後部から垂れ落ちるのを抑制することが可能になることから、蓋体を開いたときに、前記コーナ部分の内容物と、挿入筒内の後部から垂れ落ちようとする内容物と、が繋がるのを抑えることができる。これにより、蓋体を開いたときに、前記コーナ部分の内容物が引き上げられて、閉塞板の上面、および注出筒の外周面に落下するのを防ぐことができる。
また、前記挿入筒の下端開口縁のうちの少なくとも後部は、前記ヒンジ部の反対側の前方から、前記挿入筒の中心軸回りに沿って後方に向かうに従い、下方に向けて延びてもよい。
この場合、挿入筒の下端開口縁のうちの少なくとも後部が、挿入筒の中心軸回りに沿って前方から後方に向かうに従い、下方に向けて延びているので、例えば、ヒンジキャップが装着された容器本体を振る等したときに、内容物が挿入筒内に進入しても、この内容物に生ずる表面張力を低く抑えることが可能になり、内容物を挿入筒内にとどまらせず落下させやすくすることができる。
また、前記挿入筒は、前記蓋体と別体とされた中栓の一部とされ、前記キャップ本体、前記蓋体、および前記ヒンジ部は、一体に形成され、前記中栓と、前記蓋体、若しくは前記キャップ本体と、には、前記中栓の、前記蓋体、および前記キャップ本体に対する周方向の位置を決める位置決め部が各別に形成されてもよい。
この場合、挿入筒を一部に有する中栓が、蓋体と別体となっているので、挿入筒の形態を制約少なく設計することができる。
中栓と、蓋体、若しくはキャップ本体と、に、位置決め部が各別に形成されているので、中栓と蓋体とを別体にしても、キャップ本体および蓋体に対する挿入筒の周方向の位置を容易に決めることができる。
本発明によれば、蓋体を開いたときに、挿入筒内の内容物が、閉塞板の上面、および注出筒の外周面に落下するのを抑制することができる。
本発明に係る第1実施形態として示したヒンジキャップの縦断面図である。 本発明に係る第2実施形態として示したヒンジキャップの縦断面図である。 図2に示すヒンジキャップの製造方法の一例を説明する説明図である。
以下、図面を参照し、本発明の第1実施形態に係るヒンジキャップ1について説明する。
本実施形態のヒンジキャップ1は、図1に示されるように、容器本体Wの口部W1の開口を閉塞する閉塞板11を有するキャップ本体12と、キャップ本体12にヒンジ部13を介して回転可能に連結され、閉塞板11を開放可能に覆う蓋体14と、を備えている。
容器本体Wに収容される内容物としては、例えば中濃ソース、およびドレッシングなどが挙げられ、23℃での粘度が1000mPa・s~100000mPa・s程度の比較的粘度の高いもの等が挙げられる。粘度は、B型粘度計(回転粘度計)を用い、JIS K7117-1に準拠する方法で求めることができる。
図示の例では、キャップ本体12、および蓋体14は、有頂筒状に形成されるとともに、共通軸と同軸に配設されている。以下、この共通軸をキャップ軸Oといい、キャップ軸Oに沿って、蓋体14の頂壁部26側を上側といい、キャップ本体12の周壁部27の開放端側を下側という。上下方向から見て、キャップ軸Oに交差する方向を径方向といい、キャップ軸O回りに周回する方向を周方向という。
閉塞板11は、有頂筒状に形成されたキャップ本体12の頂壁部分を構成している。閉塞板11に、内側が内容物の注出孔15とされた注出筒16と、注出筒16を径方向の外側から囲う固定筒28と、注出筒16の内側に配設されたシール補助筒22と、が設けられている。注出筒16、固定筒28、およびシール補助筒22は、キャップ軸Oと同軸に配設されている。
なお、閉塞板11に、固定筒28およびシール補助筒22を設けなくてもよい。
注出孔15は、閉塞板11を上下方向に貫いている。注出筒16は、閉塞板11の上面から上方に向けて突出している。
固定筒28は、閉塞板11の上面の外周縁部から上方に向けて突出している。固定筒28は、周方向の全長にわたって連続して延びている。固定筒28の上端部は、注出筒16の上端部より下方に位置している。固定筒28には、径方向の外側に向けて突出した外側係止突部が形成されている。
閉塞板11の下面に、下方に向けて延び、口部W1内に嵌合される容器嵌合筒34が形成されている。容器嵌合筒34は、キャップ軸Oと同軸に配設されている。容器嵌合筒34は、閉塞板11の下面のうち、固定筒28より径方向の内側に位置する部分に配設されている。
閉塞板11の下面、容器嵌合筒34の外周面、およびキャップ本体12の周壁部27の内周面により、下方に向けて開口し、かつ周方向の全長にわたって連続して延びるとともに、キャップ軸Oと同軸に配設された環状溝が画成されている。この環状溝内に口部W1が差し込まれている。閉塞板11の下面に、口部W1の上端開口縁が当接し、容器嵌合筒34は、口部W1の内側をシールする。キャップ本体12の周壁部27の内周面に、口部W1の外周面に形成された容器係止突部にアンダーカット嵌合するアンダーカット突部が形成されている。
シール補助筒22は、キャップ軸Oと同軸に配設されている。シール補助筒22の上端部は、注出筒16の上端部より下方に位置している。シール補助筒22の下端開口縁、および閉塞板11の下面における注出孔15の開口周縁部それぞれの上下方向の位置は、互いに同等になっている。シール補助筒22の外周面と、注出孔15の内周面と、の間の径方向の隙間は、後述する中栓36のシール筒29の下端部の厚さ以下となっている。シール補助筒22の外周面、および注出孔15の内周面それぞれの下端部同士は、周方向に間隔をあけて配設された複数の連結片33を介して連結されている。
閉塞板11の上面は、固定筒28が形成された環状の外周部18と、外周部18に対して径方向の内側で、かつ上方に位置して内側が注出孔15とされた環状の内周部19と、外周部18と内周部19とを連結し、径方向の外側を向く段部20と、を備えている。
内周部19の外周縁部のうち、最もヒンジ部13の近くに位置する後端部に、上方に向けて突出するガイド壁部19aが形成されている。
以下、上下方向から見て、キャップ軸Oに対してヒンジ部13側を後方といい、これと反対側を前方という。
ガイド壁部19aの上端部は、注出筒16の上端部より下方に位置している。ガイド壁部19aの周方向の大きさは、ヒンジ部13の周方向の大きさより小さくなっている。ガイド壁部19aは、後方から見て周方向に長い長方形状を呈する。
閉塞板11の下面のうち、外周部18の直下に位置する部分に、容器嵌合筒34が形成されている。外周部18の内周縁部に、キャップ軸Oと同軸に配設されるとともに、周方向の全長にわたって連続して延びる環状凹部18aが形成されている。
段部20の上端部は、下方に向かうに従い、径方向の外側に向けて延びている。段部20の下部に、径方向の外側に向けて突出し、周方向の全長にわたって連続して延びる突条部が形成されている。突条部は、後述する中栓36の外筒30の下端部内に、離脱可能に密に嵌合されている。段部20の外周面の後端部に、後方に向けて突出する第1位置決め部37が形成されている。第1位置決め部37は、外周部18の環状凹部18aの底面と一体に形成されている。第1位置決め部37は、環状凹部18aの外周縁より径方向の内側に位置している。第1位置決め部37の上端部は、ガイド壁部19aの下端部に前後方向で接続されている。
蓋体14は、キャップ本体12の周壁部27にヒンジ部13を介して連結されている。蓋体14、キャップ本体12、およびヒンジ部13は一体に形成されている。
蓋体14の周壁部24は、固定筒28に着脱可能に外嵌されている。蓋体14の周壁部24の内周面に、固定筒28の外側係止突部にアンダーカット嵌合するアンダーカット突部が形成されている。蓋体14の周壁部24の下端部における前端部に、前方に向けて突出した操作突片23が形成されている。
蓋体14の頂壁部26に、下方に向けて突出した筒状の規制部25が形成されている。規制部25は、キャップ軸Oと同軸に配設されている。規制部25に、径方向の内側に向けて突出した規制突部25aが形成されている。規制突部25aは、周方向の全長にわたって連続して延びてもよいし、間欠的に延びてもよいし、点在してもよい。規制部25の下端開口縁は、閉塞板11の上面のうちの外周部18と上下方向で対向している。規制部25の下端開口縁は、外周部18のうち、環状凹部18aと固定筒28との間に位置する部分と上下方向で対向している。
蓋体14の内側に中栓36が設けられている。中栓36は、注出孔15を上方から覆って封止している。中栓36は、キャップ本体12、および蓋体14と別体に形成されている。中栓36は、蓋体14の頂壁部26の下面から下方に離れている。
中栓36は、注出孔15内に嵌合されたシール筒29と、シール筒29を径方向の外側から囲い、かつ下端部が閉塞板11の上面に当接、若しくは近接した外筒30と、シール筒29と外筒30とを連結した連結板31と、シール筒29の内側を閉塞する閉塞部32と、を備えている。シール筒29、外筒30、連結板31、および閉塞部32は、キャップ軸Oと同軸に配設されている。
シール筒29の下端部は、外筒30の下端部、および閉塞板11の内周部19より上方に位置している。シール筒29の下端部の外径は、注出孔15の内径より大きく、シール筒29の下端部は、注出孔15内に弾性変形した状態で嵌合されている。シール筒29は、注出孔15の内周面、およびシール補助筒22の外周面の双方に密に当接している。シール筒29の上端部は、注出筒16の上端部より上方に位置し、かつ蓋体14の頂壁部26の下面から下方に離れている。
連結板31は、環状に形成され、注出筒16の上端開口縁を上方から覆っている。連結板31の下面は、注出筒16の上端開口縁より上方に位置している。連結板31の上面は、蓋体14の頂壁部26の下面より下方に位置している。なお、連結板31の上面は、蓋体14の頂壁部26の下面に当接してもよい。
外筒30の下端部は、閉塞板11の段部20に外嵌されている。外筒30の内周面は、全域にわたって平滑に形成されている。なお、外筒30の内周面に、段部20に当接する突部を形成してもよい。外筒30の内周面の後端部は、閉塞板11のガイド壁部19aの後面に当接、若しくは近接している。ヒンジキャップ1の開封後、蓋体14を閉じる際に、外筒30の下端部がガイド壁部19aの後面に当接することで、外筒30の下端部内に段部20が円滑に嵌合される。外筒30の下端開口縁は、閉塞板11の外周部18に当接、若しくは近接している。外筒30の下端開口縁は、外周部18の環状凹部18aの底面に当接、若しくは近接している。
外筒30に、閉塞板11の第1位置決め部37に係合する第2位置決め部38が形成されている。第1位置決め部37、および第2位置決め部38が互いに係合することにより、中栓36の、蓋体14、およびキャップ本体12に対する周方向の位置が決められる。第2位置決め部38は、外筒30の下端部における後端部に形成されている。第2位置決め部38は、外筒30を径方向に貫き、下方に向けて開口している。
なお、中栓36の第2位置決め部が係合される第1位置決め部は、蓋体14に形成してもよい。第1位置決め部37、および第2位置決め部38の形態は、適宜変更してもよい。
外筒30の上端部は、蓋体14の頂壁部26の下面から下方に離れた状態で、規制部25内に挿入されている。外筒30の外周面は、規制部25の内周面から径方向の内側に離れている。外筒30の上端部は、規制部25内に上下動可能に配設されている。外筒30を規制部25内で上下動させるのに要する力が、シール筒29の下端部を、シール補助筒22の外周面と注出孔15の内周面との間で上下動させるのに要する力、並びに、後述するシール部21をシール補助筒22内で上下動させるのに要する力より小さくなっている。
外筒30の外周面に、径方向の外側に向けて突出した係止部36aが形成されている。係止部36aは、外筒30の上端部に配設されている。係止部36aは、蓋体14の規制部25に形成された規制突部25aに、規制突部25aの上方から当接、若しくは近接している。これにより、規制突部25aは、蓋体14が閉塞板11を開放したときに、係止部36aに対して係止部36aの下方から係合することで、中栓36の蓋体14からの脱落を規制する。
閉塞部32は、注出筒16内に挿入された挿入筒17と、挿入筒17とシール筒29とを連結する連結部39と、を備えている。
連結部39は、シール筒29の内周面から径方向の内側に向けて突出し、環状に形成されている。連結部39は、キャップ軸Oと同軸に配設されている。連結部39は、シール筒29の内周面のうち、シール補助筒22に外嵌された下端部より上方に位置する部分に連結されている。連結部39は、シール補助筒22の上端開口縁を径方向に跨いでいる。連結部39の下面は、シール補助筒22の上端開口縁より上方に位置している。
挿入筒17は、有頂筒状に形成され、キャップ軸Oと同軸に配設されている。挿入筒17の天壁部の上面、および連結板31の上面それぞれの上下方向の位置は、互いに同等になっている。
挿入筒17における天壁部の下面と周壁部の内周面との接続部分は、上下方向に沿う縦断面視で、径方向の外側に向かうに従い、下方に向けて延びる凹曲面状を呈する。
これにより、例えば、ヒンジキャップ1が装着された容器本体Wを振る等したときに、内容物が挿入筒17内に進入しても、この内容物を、挿入筒17における天壁部の下面と周壁部の内周面との接続部分上を滑らせやすくすることが可能になり、内容物を挿入筒17内にとどまらせず落下させやすくすることができる。
挿入筒17の下端開口縁は、シール筒29の下端開口縁より下方に位置している。挿入筒17の下端開口縁のうちの少なくとも後部は、周方向に沿って前方から後方に向かうに従い、下方に向けて延びている。挿入筒17の下端開口縁は、周方向の全長にわたって、周方向に沿って前方から後方に向かうに従い、下方に向けて延びている。挿入筒17のうち、後部の下端開口縁は、注出筒16の下端開口より下方に位置し、前部の下端開口は、注出筒16の下端開口より上方に位置している。
挿入筒17の外周面に、周方向の全長にわたって連続して延び、閉塞板11に当接するシール部21が形成されている。シール部21は、挿入筒17の外周面のうち、連結部39の下面に連なる部分に形成されている。シール部21は、シール補助筒22内に着脱可能に密に嵌合されている。シール部21の下端部は、シール補助筒22の下端部より上方に位置している。挿入筒17の後部の下端部は、シール部21より下方に位置している。挿入筒17の後部の下端部の外周面は、シール部21より径方向の内側に位置している。
ここで、中栓36において、最も上方に位置する部分は、連結板31の上面、および挿入筒17の天壁部の上面となっている。連結板31の上面、および挿入筒17の天壁部の上面と、蓋体14の頂壁部26の下面と、の間の上下方向の隙間が、注出孔15に対するシール筒29の嵌合深さ、およびシール補助筒22内に対する挿入筒17の嵌合深さより小さくなっている。図示の例では、注出孔15に対するシール筒29の嵌合深さは、シール補助筒22内に対する挿入筒17の嵌合深さと同等になっている。嵌合深さとは、互いに当接している上下方向の大きさのことをいう。
なお、前記隙間を、各前記嵌合深さ以上としてもよく、各前記嵌合深さを互いに異ならせてもよい。
そして、本実施形態では、挿入筒17のうち、少なくとも後部における内周面の下端部に、上下方向に沿う縦断面視で、径方向の外側に向けて窪む曲面状を呈する窪み部35が形成されている。窪み部35の上端、および注出筒16の下端開口それぞれの上下方向の位置は、互いに同等になっている。挿入筒17の後部の下端部は、径方向の全体が、上方から下方に向かうに従い、径方向の内側に向けて延びるように湾曲している。
挿入筒17のうちの少なくとも後部における内周面と下端開口縁とがなすエッジ部分40は、径方向の内側に向けて尖っている。上下方向に沿う縦断面視で、挿入筒17の後部における下端開口縁は、キャップ軸Oに直交する方向に延びている。エッジ部分40は、窪み部35の下端縁に位置している。エッジ部分40は、挿入筒17の後部における内周面の下端部のなかで、最も径方向の内側に張り出して位置している。
窪み部35およびエッジ部分40は、挿入筒17のうちの後半部における全域(キャップ軸Oを中心とする180°の角度範囲)にわたって形成されている。窪み部35およびエッジ部分40は、例えば射出成形、若しくは射出成形後に、挿入筒17に曲げ加工等の追加工を施すことで形成することができる。
次に、ヒンジキャップ1の組み付け工程について説明する。
まず、蓋体14、キャップ本体12、およびヒンジ部13が一体に形成された成形体と、中栓36と、を個別に形成しておく。このうち、成形体は、上下方向から見て、キャップ本体12、全開状態のヒンジ部13、および上下反転した蓋体14が、前後方向に並べられた態様で、例えば射出成形等により形成される。
次に、中栓36をキャップ本体12に装着する。この際、シール筒29を注出孔15内に嵌合し、挿入筒17のシール部21をシール補助筒22内に嵌合し、外筒30内に閉塞板11の段部20を嵌合し、第2位置決め部38を第1位置決め部37に係合する。
次に、蓋体14をヒンジ部13回りに回転させ、蓋体14の規制突部25aを、中栓36の係止部36aを下方に乗り越えさせ、蓋体14の周壁部24内に固定筒28を嵌合させ、蓋体14により閉塞板11を閉塞する。
そして、蓋体14をヒンジ部13回りに上方に向けて回転させると、蓋体14の規制部25が中栓36の係止部36aに係合することで、中栓36が蓋体14とともに閉塞板11に対して上方に移動する。この際、中栓36のシール筒29および挿入筒17が注出孔15から上方に抜き出され、閉塞板11および注出孔15が開放される。
以上説明したように、本実施形態によるヒンジキャップ1によれば、挿入筒17のうちの少なくとも後部における内周面と下端開口縁とがなすエッジ部分40が、径方向の内側に向けて尖っているので、蓋体14を上方に向けてヒンジ部13回りに回転させて開く過程において、例えば、挿入筒17の後部が注出筒16を後方に超える前等、蓋体14のヒンジ部13回りの開角度が小さい段階で、挿入筒17内の後部から垂れ落ちようとする内容物を、挿入筒17内にとどまっている内容物から、エッジ部分40によって分断することができる。
これにより、挿入筒17内から垂れ落ちる内容物を、閉塞板11の上面、および注出筒16の外周面に落下させず、注出筒16内で落下させることができるとともに、内容物が糸を引きながら挿入筒17内の後部から垂れ落ちるのを抑制することができる。したがって、蓋体14を開いたときに、挿入筒17内から垂れ落ちた内容物が、閉塞板11の上面、および注出筒16の外周面に付着するのを抑制することができる。
挿入筒17のうちの少なくとも後部における内周面の下端部に、上下方向に沿う縦断面視で、径方向の外側に向けて窪む曲面状を呈する窪み部35が形成されているので、蓋体14を開く過程で、挿入筒17内の後部から垂れ落ちようとする内容物に対して前述のように分断され、挿入筒17内にとどまり続けている内容物を、挿入筒17内から落下させにくくすることが可能になり、内容物が、閉塞板11の上面、および注出筒16の外周面に付着するのを確実に抑制することができる。
挿入筒17の後部の下端開口縁が、注出筒16の下端開口より下方に位置しているので、挿入筒17の後部を注出筒16の後方に到達させるまでに要する蓋体14の開角度を大きくすることが可能になる。これにより、蓋体14を開く過程で、挿入筒17の後部が注出筒16を後方に超える前に、挿入筒17内の後部から垂れ落ちようとする内容物を、挿入筒17内にとどまっている内容物から、エッジ部分40によって確実に分断することができる。
挿入筒17の後部の下端部が、シール部21より下方に位置していて、挿入筒17の後部の下端部の外周面と、閉塞板11の下面と、がなすコーナ部分Cに内容物がたまりやすくなっているにもかかわらず、前述のように、蓋体14を開いたときに、内容物が糸を引きながら挿入筒17内の後部から垂れ落ちるのを抑制することが可能になることから、蓋体14を開いたときに、前記コーナ部分Cの内容物と、挿入筒17内の後部から垂れ落ちようとする内容物と、が繋がるのを抑えることができる。これにより、蓋体14を開いたときに、前記コーナ部分Cの内容物が引き上げられて、閉塞板11の上面、および注出筒16の外周面に落下するのを防ぐことができる。
挿入筒17の下端開口縁のうちの少なくとも後部が、周方向に沿って前方から後方に向かうに従い、下方に向けて延びているので、例えば、ヒンジキャップ1が装着された容器本体Wを振る等したときに、内容物が挿入筒17内に進入しても、この内容物に生ずる表面張力を低く抑えることが可能になり、内容物を挿入筒17内にとどまらせず落下させやすくすることができる。
挿入筒17を一部に有する中栓36が、蓋体14と別体となっているので、挿入筒17の形態を制約少なく設計することができる。
キャップ本体12、および中栓36に、第1位置決め部37、および第2位置決め部38が各別に形成されているので、中栓36と蓋体14とを別体にしても、キャップ本体12および蓋体14に対する挿入筒17の周方向の位置を容易に決めることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るヒンジキャップ2を、図2および図3を参照しながら説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、図2に示されるように、キャップ本体41が有底筒状に形成されており、閉塞板42は、キャップ本体41の底壁部分を構成し、キャップ本体41の周壁部43が、口部W1内に密に嵌合されている。周壁部43における上下方向の中間部に、径方向の外側に向けて突出し、全周にわたって連続して延びるフランジ部44が形成されている。フランジ部44の上面に、上方に向けて突出した固定筒28が設けられている。フランジ部44の下面に、下方に向けて延び、口部W1に外嵌される容器外嵌筒45が形成されている。フランジ部44、および容器外嵌筒45は、キャップ軸Oと同軸に配設されている。
フランジ部44の下面、容器外嵌筒45の内周面、およびキャップ本体41の周壁部43の外周面により、下方に向けて開口し、かつ周方向の全長にわたって連続して延びるとともに、キャップ軸Oと同軸に配設された環状溝が画成されている。この環状溝内に口部W1が差し込まれている。フランジ部44の下面に、口部W1の上端開口縁が当接し、容器外嵌筒45は、口部W1の外側をシールする。容器外嵌筒45の内周面に、口部W1の外周面に形成された容器係止突部にアンダーカット嵌合するアンダーカット突部が形成されている。
キャップ本体41は、注出孔15を閉塞する栓部47を備えている。栓部47は、破断可能な弱化部47aを介して注出孔15の内周面に連結されている。栓部47に、上方に向けて突出したプルリング48が設けられている。栓部47、弱化部47a、およびプルリング48は、キャップ本体41と一体に形成されている。
注出孔15の内側に、シール補助筒22は設けられていない。
蓋体14に中栓36が設けられておらず、注出筒16内に挿入された挿入筒46は、蓋体14の頂壁部26から下方に向けて延び、蓋体14と一体に形成されている。挿入筒46の下端開口縁は、周方向の全長にわたって、閉塞板42の上面より上方に位置している。挿入筒46の下端開口縁のうち、前半部は、周方向の全長にわたって上下方向の位置が同等とされ、後半部は、周方向に沿って後方に向かうに従い、下方に向けて延びている。
窪み部35およびエッジ部分40は、挿入筒46の後部の下端部に形成されている。窪み部35およびエッジ部分40は、挿入筒46のうちの後半部における全域にわたって形成されている。挿入筒46のシール部21は、窪み部35およびエッジ部分40より上方に位置し、注出孔15内に密に着脱可能に嵌合されている。挿入筒46の後部の下端部の外周面は、シール部21より径方向の内側に位置している。
ヒンジキャップ2は、全体が一体に形成されている。
次に、ヒンジキャップ2の製造方法について説明する。
蓋体14、キャップ本体41、およびヒンジ部13が一体に形成された成形体を、射出成形等により形成する。この際、成形体は、上下方向から見て、キャップ本体41、全開状態のヒンジ部13、および上下反転した蓋体14が、前後方向に並べられた態様となる。また、挿入筒46の下端部における内周面および外周面は、後部を含む周方向の全長にわたって、上下方向に真直ぐ延びている。
次に、図3に示されるように、有頂筒状の冶具Gの内側に、挿入筒46の後部の下端部を挿入し、冶具Gの内面における頂壁部と周壁部との接続部分により、挿入筒46の後部の下端部の外周面を押圧して、挿入筒46の後部の下端部を湾曲させ、窪み部35およびエッジ部分40を形成する。
以上のように構成されたヒンジキャップ2においても、前記実施形態のヒンジキャップ1と同様の作用効果を有する。
なお、窪み部35およびエッジ部分40は、冶具Gを用いて形成せず、射出成形により形成してもよい。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
前記第1実施形態において、キャップ本体12の閉塞板11の上面を、全域にわたって平坦に形成してもよい。
前記第1実施形態において、挿入筒17の後部の下端開口縁を、注出筒16の下端開口より上方に位置させてもよいし、挿入筒17の後部の下端開口縁、および注出筒16の下端開口それぞれの上下方向の位置を互いに同等にしてもよい。
前記第1実施形態において、第1位置決め部37、および第2位置決め部38を設けなくてもよい。
前記第1実施形態において、シール部21およびシール筒29のうちのいずれか一方のみを有する構成を採用してもよい。
前記第1実施形態において、シール補助筒22、および連結片33を設けず、シール部21を、注出孔15内に着脱可能に密に嵌合させてもよい。
前記第2実施形態において、蓋体14の頂壁部26の下面と挿入筒46の内周面との接続部分を、上下方向に沿う縦断面視で、径方向の外側に向かうに従い、下方に向けて延びる凹曲面状を呈するように形成してもよい。
この場合、例えば、ヒンジキャップ2が装着された容器本体Wを振る等したときに、内容物が挿入筒46内に進入しても、この内容物を、蓋体14の頂壁部26の下面と挿入筒46の内周面との接続部分上を滑らせやすくすることが可能になり、内容物を挿入筒46内にとどまらせず落下させやすくすることができる。
挿入筒17、46の下端開口縁は、周方向の全長にわたって上下方向の同じ位置に位置させる等、適宜変更してもよい。
挿入筒17、46の内径は、可能な限り大きくすることが好ましい。これにより、容器本体Wに収容される内容物の粘度が比較的高くても、挿入筒17、46内に進入した内容物を、挿入筒17、46内にとどまらせず落下させやすくすることができる。
前記縦断面視における窪み部35の曲率半径、並びに、前記縦断面視において、挿入筒17、46の内周面と下端開口縁とがなすエッジ部分40の角度は、容器本体Wに収容される内容物の例えば粘度等に応じて調節することができる。
窪み部35およびエッジ部分40は、挿入筒17、46のうちの後半部に限らず、例えば、挿入筒17、46における周方向の全長にわたって設けてもよいし、挿入筒17、46のうちの後端部に限って設けてもよく、窪み部35およびエッジ部分40を設ける、キャップ軸Oを中心とする角度範囲は、適宜変更してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、2 ヒンジキャップ
11、42 閉塞板
12、41 キャップ本体
13 ヒンジ部
14 蓋体
15 注出孔
16 注出筒
17、46 挿入筒
21 シール部
35 窪み部
36 中栓
37 第1位置決め部(位置決め部)
38 第2位置決め部(位置決め部)
40 エッジ部分
W 容器本体
W1 口部

Claims (4)

  1. 容器本体の口部の開口を閉塞する閉塞板を有するキャップ本体と、
    前記キャップ本体にヒンジ部を介して回転可能に連結され、前記閉塞板を開放可能に覆う蓋体と、を備え、
    前記閉塞板に、内側が内容物の注出孔とされた注出筒が設けられ、
    前記蓋体に、前記注出筒内に挿入された挿入筒が設けられ、
    前記挿入筒のうち、少なくとも前記ヒンジ部側の後部における内周面の下端部、上下方向に沿う縦断面視で、上方から下方に向かうに従い、径方向の内側に向けて曲線状に延び、
    前記挿入筒のうちの少なくとも前記ヒンジ部側の後部における内周面と下端開口縁とがなすエッジ部分は、径方向の内側に向けて尖っており、
    前記挿入筒の外周面に、全周にわたって連続して延び、前記閉塞板に当接するシール部が形成され、
    前記挿入筒の前記ヒンジ部側の後部の下端部は、前記シール部より下方に位置している、ヒンジキャップ。
  2. 容器本体の口部の開口を閉塞する閉塞板を有するキャップ本体と、
    前記キャップ本体にヒンジ部を介して回転可能に連結され、前記閉塞板を開放可能に覆う蓋体と、を備え、
    前記閉塞板に、内側が内容物の注出孔とされた注出筒が設けられ、
    前記蓋体に、前記注出筒内に挿入された挿入筒が設けられ、
    前記挿入筒のうち、少なくとも前記ヒンジ部側の後部における内周面の下端部、上下方向に沿う縦断面視で、上方から下方に向かうに従い、径方向の内側に向けて曲線状に延び、
    前記挿入筒のうちの少なくとも前記ヒンジ部側の後部における内周面と下端開口縁とがなすエッジ部分は、径方向の内側に向けて尖っており、
    前記挿入筒は、前記蓋体と別体とされた中栓の一部とされ、
    前記キャップ本体、前記蓋体、および前記ヒンジ部は、一体に形成され、
    前記中栓と、前記蓋体、若しくは前記キャップ本体と、には、前記中栓の、前記蓋体、および前記キャップ本体に対する周方向の位置を決める位置決め部が各別に形成されている、ヒンジキャップ。
  3. 前記挿入筒の前記ヒンジ部側の後部の下端開口縁は、前記注出筒の下端開口より下方に位置している、請求項1または2に記載のヒンジキャップ。
  4. 前記挿入筒の下端開口縁のうちの少なくとも前記ヒンジ部側の後部は、前記ヒンジ部の反対側の前方から、前記挿入筒の中心軸回りに沿って後方に向かうに従い、下方に向けて延びている、請求項1から3のいずれか1項に記載のヒンジキャップ。
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