JP2017123417A - 光ビーコン車載機 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ビーコン車載機10の内部に埃が侵入することを抑制する。
【解決手段】光ビーコン車載機10は、側壁15を有し、光通信素子25が実装された回路基板を収容するロアケース11と、ロアケース11に組み付けられたアッパーケース13と、を備え、アッパーケース13は、ロアケース11と組み付けられた状態で、側壁15の外側に位置する外側防塵壁30と、側壁15の内側に位置する内側防塵壁31と、を有する。
【選択図】図6

Description

本明細書に開示された技術は、道路に設置された光ビーコンと光通信可能な光ビーコン車載機に関する。
従来、道路に設置された光ビーコンと光通信可能な光ビーコン車載機として、特開2013−34125号公報に記載のものが知られている。この光ビーコン車載機は、光ビーコンに光信号を送信する発光部と、光ビーコンから送信される光信号を受信する受光部と、発光部及び受光部を収容する筐体と、を備える。筐体のうち、少なくとも受光部及び発光部と対向する部分は、光通信に用いる波長の光を透過することができるようになっている。
特開2013−34125号公報
しかしながら、上記の構成において、筐体内に埃が侵入し、この埃が受光部又は発光部に付着したり、ロアケースのうち受光部及び発光部と対向する部分に付着したりすると、光ビーコンと、光ビーコン車載機との間の通信が妨げられる虞れがある。
本明細書に開示された技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、光ビーコン車載機の内部に埃が侵入することを抑制することを目的とする。
本明細書に開示された技術は、光ビーコン車載機であって、側壁を有し、光通信素子が実装された回路基板を収容するロアケースと、前記ロアケースに組み付けられたアッパーケースと、を備え、前記アッパーケースは、前記ロアケースと組み付けられた状態で、前記側壁の外側に位置する外側防塵壁と、前記側壁の内側に位置する内側防塵壁と、を有する。
上記の構成によれば、アッパーケースがロアケースの開口部を塞いだ状態で、ロアケースの側壁は、アッパーケースの外側防塵壁と内側防塵壁との間に挟まれた状態になる。これにより、埃等の異物は、外側防塵壁と側壁との隙間を通った後、更に、内側防塵壁と側壁との隙間を通らなければ、光ビーコン車載機の内部に侵入することができないようになっている。この結果、光ビーコン車載機の内部に埃が侵入することを抑制することができる。
本明細書に開示された技術の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記側壁の外面には外方に突出するフランジが前記側壁の周方向に沿って形成されており、前記アッパーケースと前記ロアケースとが組み付けられた状態で、前記フランジは、前記外側防塵壁と前記側壁との隙間を塞いでいることが好ましい。
上記の構成によれば、外側防塵壁と側壁との隙間がフランジによって塞がれているので、外側防塵壁と側壁との隙間から埃等の異物が侵入することが抑制される。これにより、この結果、光ビーコン車載機の内部に埃が侵入することを一層、抑制することができる。
前記回路基板には基板コネクタが取り付けられており、前記基板コネクタは、前記ロアケースと前記アッパーケースとの間に挟まれた状態で、前記ロアケース及び前記アッパーケースの外方に開口するコネクタハウジングを有し、前記外側防塵壁の先端縁は前記コネクタハウジングに当接していることが好ましい。
光ビーコン車載機は、外部の電子機器とワイヤーハーネスによって電気的に接続される。ワイヤーハーネスの端部には電線コネクタが接続されている。この電線コネクタと、基板コネクタとが嵌合することにより、外部の電子機器と、光ビーコン車載機とが電気的に接続されるようになっている。
基板コネクタは、光ビーコン車載機の外部に露出しているので、基板コネクタと、アッパーケースとの隙間から埃等の異物が侵入することが懸念される。
そこで、上記の構成によれば、外側防塵壁の先端縁は、基板コネクタのコネクタハウジングに当接するようになっている。これにより、基板コネクタと、外側防塵壁との隙間から埃等の異物が侵入することが抑制されるようになっている。
前記基板コネクタは、前記回路基板のうち前記光通信素子と反対側の面に実装されていることが好ましい。
上記の構成によれば、仮に、基板コネクタと外側防塵壁との隙間から埃等の異物が侵入した場合でも、異物が、回路基板のうち光通信素子が実装された面に移動して、光通信素子の表面に付着することが抑制される。
前記内側防塵壁は、前記回路基板のうち前記光通信素子が実装された面に当接する当接部を有することが好ましい。
上記の構成によれば、少なくとも当接部が回路基板と当接している部分においては、埃等の異物が回路基板のうち光通信素子が実装された面に移動して、光通信素子の表面に付着することが抑制される。
また、当接部が回路基板と当接することにより、当接部を基準として、内側防塵壁の先端縁と、回路基板のうち光通信素子が実装された面との間隔を、所定の値に設定することができる。これにより、内側防塵壁の先端縁と、回路基板のうち光通信素子が実装された面との間隔について規定していない場合に比べて、埃等の異物が回路基板のうち光通信素子が実装された面に移動して、光通信素子の表面に付着することを抑制することができる。
前記ロアケースには、前記側壁の内側の領域に、前記アッパーケース側に突出するリブが設けられており、前記内側防塵壁には、前記リブが挿入される溝が、前記内側防塵壁の先端縁から陥入して形成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、リブが溝内に挿入されることにより、ロアケースと、アッパーケースとの相対的な位置決めを確実に行うことができる。これにより、ロアケースとアッパーケースとの組み付け精度を向上させることができるので、ロアケースとアッパーケースとの隙間が過度に大きくなることを抑制することができる。この結果、ロアケースとアッパーケースとの隙間から埃等の異物が侵入することを抑制することができる。
前記回路基板には、前記リブが挿入される凹部が、前記回路基板の側縁から陥没して形成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、ロアケースと、回路基板との位置決めを精度よく行うことができる。
本明細書に開示された技術によれば、光ビーコン車載機の内部に埃が侵入することを抑制することができる。
実施形態1に係る光ビーコン車載機を示す分解斜視図 光ビーコン車載機を示す分解斜視図 アッパーケースを示す背面図 光ビーコン車載機を示す正面図 図4におけるV−V線断面図 図4におけるVI−VI線断面図 図4におけるVII−VII線断面図 図4におけるVIII−VIII線断面図 光ビーコン車載機を示す平面図
<実施形態1>
本明細書に開示された技術の実施形態1を、図1ないし図9を参照しつつ説明する。実施形態1に係る光ビーコン車載機10は、車両(図示せず)に搭載されて、道路に設置された光ビーコン(図示せず)との間で双方向の光通信を行う。図1及び図2に示すように、光ビーコン車載機10は、ロアケース11と、ロアケース11に収容された回路基板12と、ロアケース11に取り付けられたアッパーケース13と、を備える。
以下の説明においては、X方向を右方とし、Y方向を前方とし、Z方向を上方として説明する。なお、上記の方向は説明の便宜のために用いるものである。なお、光ビーコン車載機10は、道路に設置された光ビーコンからの赤外線を受信可能な範囲内で、車両に任意の姿勢で取り付けることができる。
また、複数の部材については、一部の部材にのみ符号を付して、他の部材の符号を省略することがある。
(ロアケース11)
ロアケース11は、合成樹脂製であって、前方から見て、角の丸められた長方形状をなしている。ロアケース11は、底壁14と、底壁14の側縁から前方に延びる側壁15と、を有する。側壁15の前端部は前方に開口している。これにより、ロアケース11には、前方に開口する開口部16が、側壁15によって形成されている。
ロアケース11の底壁14には、前方に突出する複数の支持部17が形成されている。この支持部17の底壁14からの突出高さ寸法は、側壁15の底壁14からの突出高さ寸法よりも低い。複数の支持部17の前端縁に回路基板12が取り付けられるようになっている。
ロアケース11の底壁14のうち、左端部寄りの位置には前方に突出するボス18が形成されている。ボス18は略円柱形状をなしている。ボス18の前端部には、前後方向に延びるネジ孔19が形成されている。このネジ孔19にはボルト20が螺合されるようになっている。
回路基板12はロアケース11の開口部16内に収容されている。回路基板12が支持部17の前端縁に取り付けられた状態で、回路基板12に貫通されたボルト挿通孔36内にボルト20が挿通されて、ボス18のネジ孔19に螺合されることにより、回路基板12は、ロアケース11に固定されるようになっている。
ロアケース11の底壁14及び側壁15には、前後方向に延びる複数(本実施形態では3つ)のリブ21が形成されている。リブ21の底壁14からの突出高さ寸法は、支持部17の底壁14からの突出高さ寸法よりも大きく設定されると共に、側壁15の底壁14からの突出高さ寸法よりは小さく設定されている。
回路基板12の側縁には、リブ21が挿入される凹部22が、回路基板12の側縁から陥没して形成されている。このリブ21が凹部22内に嵌入することにより、ロアケース11と回路基板12との位置決めがなされるようになっている。
ロアケース11の側壁15の外面には、複数(本実施形態では5つ)のロック部23が外方に突出して形成されている。また、ロアケース11の側壁15の外面には、側壁15の前端縁からやや後方の位置に、側壁15の周方向に沿って外方に突出するフランジ24が形成されている。
(回路基板12)
回路基板12は、前方から見て略長方形状をなしている。回路基板12の前面及び後面の少なくとも一方にはプリント配線技術により導電路(図示せず)が形成されている。本実施形態では、回路基板12の前面及び後面の双方に導電路が形成されている。
回路基板12の前面には、左右方向に延びる光通信素子25が、上下方向に間隔を空けて並んで実装されている。光通信素子25は、発光素子と、受光素子と、を含む概念である。なお、回路基板12の前面はアッパーケース13と対向している。
本実施形態においては、2つの光通信素子25のそれぞれが、発光素子と受光素子の双方を含む構成としてもよく、また、2つの光通信素子25の一方が発光素子のみを含み、他方が受光素子のみを含む構成としてもよい。
受光素子は、フォトダイオード等、公知の受光素子を用いることができる。また、発光素子は、発光ダイオード等、公知の発光素子を用いることができる。
回路基板12の後面(光通信素子25と反対側の面)には、右上端部寄りの位置に、基板コネクタ26が取り付けられている。基板コネクタ26は、絶縁性の合成樹脂からなるコネクタハウジング27を有するコネクタハウジング27は上方に開口している。この開口内に、図示しない相手側コネクタが嵌合するようになっている。
図5に示すように、コネクタハウジング27の下壁には、複数の端子28が貫通されている。端子28のうちコネクタハウジング27の下壁から下方に突出した部分は、前方にクランク状曲げられて回路基板12の後面に当接しており、回路基板12の後面に形成された導電路にはんだ付け等の公知の手法により電気的に接続されている。端子28のうちコネクタハウジング27の内部に位置するものは、相手側コネクタの相手側端子と電気的に接続するようになっている。
(アッパーケース13)
図3及び図4に示すように、アッパーケース13は、前方から見て、角の丸められた長方形状をなしている。アッパーケース13の外形状は、ロアケース11の外形状よりもやや大きく形成されている。アッパーケース13は、光通信素子25と光ビーコンとの光通信に用いられる波長の光を透過可能な合成樹脂により形成されている。
アッパーケース13は、蓋壁29と、蓋壁29の側縁から後方に延びる外側防塵壁30と、蓋壁29の側縁のうち外側防塵壁30のやや内側の位置から、後方に延びる内側防塵壁31と、を有する。外側防塵壁30と、内側防塵壁31との間には、隙間が形成されている。この隙間に、側壁15の前端縁が挿入されるようになっている。
(外側防塵壁30)
外側防塵壁30の外面には、ロアケース11の側壁15に形成されたロック部23に対応する位置に、ロック部23に弾性的に係止する複数(本実施形態では5つ)のロック受け部32が形成されている。ロック受け部32がロック部23に弾性的に係止することにより、アッパーケース13は、ロアケース11に対して、一体に組み付けられるようになっている。このアッパーケース13によって、ロアケース11の開口部16が前方から塞がれている。
図6及び図7に示すように、ロアケース11とアッパーケース13とが一体に組み付けられた状態で、アッパーケース13の外側防塵壁30は、ロアケース11の側壁15の外側に位置するようになっている。また、ロアケース11とアッパーケース13とが一体に組み付けられた状態で、アッパーケース13の内側防塵壁31は、ロアケース11の側壁15の内側に位置するようになっている。換言すると、ロアケース11とアッパーケース13とが一体に組み付けられた状態で、アッパーケース13の側壁15は、ロアケース11の外側防塵壁30と内側防塵壁31とによって挟まれた状態になっている。上記の構成により、ロアケース11の外側防塵壁30と、アッパーケース13の側壁15と、ロアケース11の内側防塵壁31との隙間は、前後方向に入り組んだ、いわゆるラビリンス構造となっている。
また、ロアケース11とアッパーケース13とが一体に組み付けられた状態で、アッパーケース13の外側防塵壁30の後端縁の後方には、ロアケース11のフランジ24が位置するようになっている。このフランジ24によって、ロアケース11の側壁15と、アッパーケース13の外側防塵壁30との隙間が、後方から塞がれるようになっている。フランジ24の先端部は、ロアケース11とアッパーケース13とが一体に組み付けられた状態における外側防塵壁30の外面と、略面一か、やや外方に突出するように設定されている。
図9に示すように、側壁15の右上端部寄りの位置には、ロアケース11とアッパーケース13とが一体に組み付けられた状態で、基板コネクタ26に対応する位置に、基板コネクタ26のコネクタハウジング27が収容されるコネクタ収容部33が後方に陥没して形成されている。基板コネクタ26のコネクタハウジング27は、アッパーケース13とロアケース11との間に挟まれた状態で、アッパーケース13及びロアケース11の外方(上方)に開口している。図5に示すように、外側防塵壁30の後端縁は、コネクタハウジング27の外面に前方から当接するようになっている。
(内側防塵壁31)
内側防塵壁31には、アッパーケース13のリブ21に対応する位置に、リブ21が挿入される溝34が、内側防塵壁31の前端縁から後方に陥没して形成されている。リブ21が溝34に挿入された状態で、内側防塵壁31と、リブ21とによって、回路基板12の外縁が、全周に亘って包囲された状態になっている。これにより、埃等の異物が回路基板12側の領域に入り込むことが抑制されるようになっている(図8参照)。
図3に示すように、内側防塵壁31の後端縁には、回路基板12と対向する位置に、回路基板12の前面に前方から当接する当接部35が設けられている。当接部35は、内側防塵壁31の後端縁から僅かに後方に突出して形成されている。図7に示すように、当接部35と回路基板12とが当接することにより、回路基板12の前面と、内側防塵壁31の後端縁との間隔を、当接部35の、内側防塵壁31の後端縁からの突出高さ寸法に設定することができるようになっている。
(実施形態の作用、効果)
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。本実施形態に係る光ビーコン車載機10は、側壁15を有し、光通信素子25が実装された回路基板を収容するロアケース11と、ロアケース11に組み付けられたアッパーケース13と、を備え、アッパーケース13は、ロアケース11と組み付けられた状態で、側壁15の外側に位置する外側防塵壁30と、側壁15の内側に位置する内側防塵壁31と、を有する。
上記の構成によれば、アッパーケース13がロアケース11の開口部16を塞いだ状態で、ロアケース11の側壁15は、アッパーケース13の外側防塵壁30と内側防塵壁31との間に挟まれた状態になる。これにより、埃等の異物は、外側防塵壁30と側壁15との隙間を通った後、更に、内側防塵壁31と側壁15との隙間を通らなければ、光ビーコン車載機10の内部に侵入することができないようになっている。この結果、光ビーコン車載機10の内部に埃が侵入することを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、側壁15の外面には外方に突出するフランジ24が側壁15の周方向に沿って形成されており、アッパーケース13とロアケース11とが組み付けられた状態で、フランジ24は、外側防塵壁30と側壁15との隙間を塞いでいる。
上記の構成によれば、外側防塵壁30と側壁15との隙間がフランジ24によって塞がれているので、外側防塵壁30と側壁15との隙間から埃等の異物が侵入することが抑制される。これにより、この結果、光ビーコン車載機10の内部に埃が侵入することを一層、抑制することができる。
また、本実施形態によれば、回路基板12には基板コネクタ26が取り付けられており、基板コネクタ26は、ロアケース11とアッパーケース13との間に挟まれた状態で、ロアケース11及びアッパーケース13の外方に開口するコネクタハウジング27を有し、外側防塵壁30の後端縁はコネクタハウジング27に当接している。
光ビーコン車載機10は、外部の電子機器とワイヤーハーネスによって電気的に接続される。ワイヤーハーネスの端部には相手側コネクタが接続されている。この相手側コネクタと、基板コネクタ26とが嵌合することにより、外部の電子機器と、光ビーコン車載機10とが電気的に接続されるようになっている。
基板コネクタ26は、光ビーコン車載機10の外部に露出しているので、基板コネクタ26と、アッパーケース13との隙間から埃等の異物が侵入することが懸念される。
そこで、上記の構成によれば、外側防塵壁30の後端縁は、基板コネクタ26のコネクタハウジング27に当接するようになっている。これにより、基板コネクタ26と、外側防塵壁30との隙間から埃等の異物が侵入することが抑制されるようになっている。
また、本実施形態によれば、基板コネクタ26は、回路基板12のうち光通信素子25と反対側の面に実装されている。
上記の構成によれば、仮に、基板コネクタ26と外側防塵壁30との隙間から埃等の異物が侵入した場合でも、異物が、回路基板12のうち光通信素子25が実装された面に移動して、光通信素子25の表面に付着することが抑制される。
また、本実施形態によれば、内側防塵壁31は、回路基板12のうち光通信素子25が実装された面に当接する当接部35を有する。
上記の構成によれば、少なくとも当接部35が回路基板12と当接している部分においては、埃等の異物が回路基板12のうち光通信素子25が実装された面に移動して、光通信素子25の表面に付着することが抑制される。
また、当接部35が回路基板12と当接することにより、当接部35を基準として、内側防塵壁31の後端縁と、回路基板12のうち光通信素子25が実装された面との間隔を、所定の値に設定することができる。これにより、内側防塵壁31の後端縁と、回路基板12のうち光通信素子25が実装された面との間隔について規定していない場合に比べて、埃等の異物が回路基板12のうち光通信素子25が実装された面に移動して、光通信素子25の表面に付着することを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、ロアケース11には、側壁15の内側の領域に、アッパーケース13側に突出するリブ21が設けられており、内側防塵壁31には、リブ21が挿入される溝34が、内側防塵壁31の先端縁から陥入して形成されている。
上記の構成によれば、リブ21が溝34内に挿入されることにより、ロアケース11と、アッパーケース13との相対的な位置決めを確実に行うことができる。これにより、ロアケース11とアッパーケース13との組み付け精度を向上させることができるので、ロアケース11とアッパーケース13との隙間が過度に大きくなることを抑制することができる。この結果、ロアケース11とアッパーケース13との隙間から埃等の異物が侵入することを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、回路基板12には、リブ21が挿入される凹部22が、回路基板12の側縁から陥没して形成されている。
上記の構成によれば、ロアケース11と、回路基板12との位置決めを精度よく行うことができる。
<他の実施形態>
本明細書に開示された技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に開示された技術の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、ロアケース11の側壁15にはフランジ24が形成される構成としたが、フランジ24は省略してもよい。
(2)本実施形態においては、基板コネクタ26はロアケース11とアッパーケース13との間に挟まれた状態でロアケース11及びアッパーケース13の外方に開口する構成としたが、これに限られず、基板コネクタ26は、ロアケース11及びアッパーケース13の内側の領域に開口する構成としてもよい。
(3)本実施形態においては、基板コネクタ26は、回路基板12のうち光通信素子25と反対側の面に実装される構成としたが、これに限られず、基板コネクタ26は、回路基板12のうち光通信素子25と同じ側に実装される構成としてもよい。
(4)本実施形態においては、内側防塵壁31には回路基板12と当接する当接部35が設けられる構成としたが、当接部35は省略することができる。
(5)本実施形態においては、ロアケース11にはリブ21が設けられる構成としたが、リブ21は省略することができる。
(6)本実施形態においては、回路基板12にはリブ21が挿入される凹部22が形成される構成としたが、凹部22を設けない構成としてもよい。
10:光ビーコン車載機
11:ロアケース
12:回路基板
13:アッパーケース
15:側壁
16:開口部
21:リブ
22:凹部
24:フランジ
25:光通信素子
26:基板コネクタ
27:コネクタハウジング
30:外側防塵壁
31:内側防塵壁
34:溝
35:当接部

Claims (7)

  1. 側壁を有し、光通信素子が実装された回路基板を収容するロアケースと、
    前記ロアケースに組み付けられたアッパーケースと、を備え、
    前記アッパーケースは、前記ロアケースと組み付けられた状態で、前記側壁の外側に位置する外側防塵壁と、前記側壁の内側に位置する内側防塵壁と、を有する、光ビーコン車載機。
  2. 前記側壁の外面には外方に突出するフランジが前記側壁の周方向に沿って形成されており、
    前記アッパーケースと前記ロアケースとが組み付けられた状態で、前記フランジは、前記外側防塵壁と前記側壁との隙間を塞いでいる、請求項1に記載の光ビーコン車載機。
  3. 前記回路基板には基板コネクタが取り付けられており、
    前記基板コネクタは、前記ロアケースと前記アッパーケースとの間に挟まれた状態で、前記ロアケース及び前記アッパーケースの外方に開口するコネクタハウジングを有し、
    前記外側防塵壁の先端縁は前記コネクタハウジングに当接している、請求項1または請求項2に記載の光ビーコン車載機。
  4. 前記基板コネクタは、前記回路基板のうち前記光通信素子と反対側の面に実装されている、請求項3に記載の光ビーコン車載機。
  5. 前記内側防塵壁は、前記回路基板のうち前記光通信素子が実装された面に当接する当接部を有する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光ビーコン車載機。
  6. 前記ロアケースには、前記側壁の内側の領域に、前記アッパーケース側に突出するリブが設けられており、
    前記内側防塵壁には、前記リブが挿入される溝が、前記内側防塵壁の先端縁から陥入して形成されている、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光ビーコン車載機。
  7. 前記回路基板には、前記リブが挿入される凹部が、前記回路基板の側縁から陥没して形成されている、請求項6に記載の光ビーコン車載機。
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