JP2017121870A - 車載スピーカー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スペースを有効に活用してスピーカーを設置することのできる車載スピーカー装置を提供する。【解決手段】車両10は、ボディの一部をなすとともに車室外側(後方側)に蓄電池16が配置されたボディパネル15を有する。ボディパネル15は、その車室内側(前方側)の部分と後方側の部分とを連通する形状の連通孔15Cを有する。ボディパネル15の前方側にはダクト20が取り付けられる。ダクト20の内部空間S2は、ボディパネル15の連通孔15Cを介して、同ボディパネル15の後方側のスペースS1に連通されている。スピーカー14は、ダクト20の内部空間S2に背圧が直接作用するとともに、同ダクト20の外部であり且つボディパネル15よりも前方側の部分に正圧が直接作用する態様で、ダクト20と一体である。【選択図】図5

Description

本発明は、車載スピーカー装置に関するものである。
自動車などの車両には、音響機器として、車室内に向けて音を発生させるためのスピーカー装置が設けられている(例えば特許文献1)。
特許文献1の車載スピーカー装置では、車両のリヤシートの後方に設置されたリアトレイにスピーカーが設置されている。この車両におけるリアトレイの下方はトランクルームになっており、トランクルームとスピーカーの車室外側の部分とが連通するように、スピーカーは配設されている。上記車載スピーカー装置では、車両のトランクルームがスピーカーの背圧を逃がすためのスペース(いわゆるバックキャビティ)として利用される。
実開昭63−114581号公報
近年における車室内のデザインの高度化に伴うデザイン上の制約の増加や、車両の多機能化に伴う車載機器の増加に起因して、車両においてスピーカー装置(具体的には、スピーカーやそのバックキャビティ)を設置可能なスペースが狭くなる傾向にある。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スペースを有効に活用してスピーカーを設置することのできる車載スピーカー装置を提供することにある。
上記課題を解決するための車載スピーカー装置は、ボディの一部をなすとともに車室外側に車載機器が配置されたボディパネルを有する車両に適用されて、前記ボディパネルに設けられて同ボディパネルの車室内側の部分と車室外側の部分とを連通する形状の連通孔と、少なくとも一部が前記車室内側の部分に設けられるとともに、内部に区画された空間が前記連通孔を介して前記車室外側の部分に連通される形状のダクトと、前記ダクトの内部に背圧が直接作用するとともに、同ダクトの外部であり且つ前記ボディパネルよりも車室内側の部分に正圧が直接作用し、前記ダクトと一体に形成されるスピーカーとを有する。
上記装置では、スピーカーの車室外側(背面側)の部分が、ダクトの内部空間およびボディパネルの連通孔を介して、同ボディパネルの車外側の部分における車載機器が収容されたスペースに連通される。そのため、車載機器が収容されたスペースを、スピーカーの背圧(背面側の圧力)が作用するバックキャビティとして有効に活用することができる。また、ダクトにスピーカーが設けられているとはいえ、スピーカーの車室内側(正面側)の部分が、ボディパネルよりも車室内側の部分におけるダクトの外部にあたる部分に連通されている。そのため、スピーカーの正圧(正面側の圧力)を車室内に作用させることができる。しかも、例えばダクトからスピーカーを取り外したりダクトの一部を取り外したりすることにより、ボディパネルの連通孔を車室内から見える状態にすることが可能になる。これにより、連通孔を介して車室内から車載機器についての作業を行うといったように、スピーカーの機能確保のために設けられた連通孔を利用して車載機器についての作業を行うことができるようになるため、車両のサービス性の向上を図ることができる。このように上記装置によれば、スペースを有効活用してスピーカーを設置することができる。
上記車載スピーカー装置において、前記スピーカーは、前記ボディパネルと前記ダクトとが並ぶ方向において、前記連通孔と重ならない位置に配置されてなり、前記ダクトは、前記並ぶ方向において前記連通孔と重なる位置であって且つ前記ボディパネルよりも車室内側の位置に設けられて同ダクトの内部および外部を連通する形状の貫通孔と、同貫通孔を塞ぐ形状で設けられた着脱可能な蓋体と、を有することが好ましい。
上記装置によれば、蓋体をダクトから取り外すことにより、同ダクト内部およびボディパネルの連通孔を介して車室内から車載機器が見える状態にすることが可能になるため、スピーカーをダクトから取り外すことなく、車室内から車載機器についての作業を行うことができるようになる。また、蓋体をダクトに取り付けることにより、ダクトの内部に区画された空間が車室内に直接連通されない状態になるため、スピーカー装置が適正に機能するようになる。
上記車載スピーカー装置において、前記蓋体は補強部を有することが好ましい。
上記装置によれば、スピーカーの作動時においてダクト内部にスピーカーの背圧が作用するとはいえ、同背圧の変化に伴って蓋体が振動することを抑えることができ、蓋体の振動に起因するスピーカー装置の機能低下を抑えることができる。
上記車載スピーカー装置において、前記空間と前記ボディパネルの車室外側の部分とが連通される部分に、前記ダクトと前記ボディパネルとの間隙を塞ぐ形状のシール部材が配置されてなることが好ましい。
上記装置によれば、ダクト内部に作用するスピーカーの背圧が、ダクトとボディパネルとの間隙を介して、ボディパネルよりも車室内側の部分におけるダクト外部にあたる部分に漏れることを抑えることができる。そのため、スピーカーからダクト外部に発せられた音(スピーカーの正圧)とダクト内部に発せられた音(スピーカーの背圧)との干渉を抑えて、車室内に伝わる音が不要に小さくなることを抑えることができる。
上記車載スピーカー装置において、前記車両は、駆動力を発生する駆動源としての電動機と、同電動機に電力を供給する前記車載機器としての蓄電池とを有することが好ましい。
駆動源としての電動機を有する車両では、電動機に電力を供給する蓄電池が大型のものであるために、蓄電池を設置するためのスペースも大きい。上記装置によれば、そうした蓄電池の設置スペースをスピーカーのバックキャビティとして有効に活用することができる。しかも、車両のメンテナンスに際して、バックパネルの連通孔を介して蓄電池を操作することができるため、同蓄電池から車両各部への電力供給が遮断された状態にすることができる。
本発明によれば、スペースを有効に活用してスピーカーを設置することができる。
一実施形態の車載スピーカー装置が適用される車両の車室後部構造を示す略図。 スピーカーおよびその周辺の構造を示す斜視図。 スピーカーおよびその周辺の構造を示す分解斜視図。 ダクトの分解斜視図。 ダクトおよびその周辺の端面構造を示す部分端面図。 蓋体を取り外した状態のダクトおよびその周辺の構造を示す側面図。
以下、一実施形態の車載スピーカー装置について説明する。
図1に示すように、車両10のリヤシート11の背もたれ部12には、車室内側(前方側)の面を覆う形状のセンターパネル13が取り付けられている。このセンターパネル13は、リヤシート11の背もたれ部12の幅方向(図1の左右方向)における中央部分に設けられている。リヤシート11の背もたれ部12は上方に向かうほど後方側の位置になるように鉛直方向に対して傾いており、センターパネル13も同様に傾いた状態で配置されている。
センターパネル13の車室外側(後方側)にはスピーカー14が配置されている。このスピーカー14は、オーディオ機器やナビゲーションシステム(共に図示略)に接続されている。センターパネル13における上記スピーカー14の前方にあたる位置には、多数の貫通孔を有する部材からなるメッシュ部13Aが設けられている。スピーカー14から発せられた音は、メッシュ部13Aを通過して、車室内に伝わるようになっている。
図2および図3に示すように、車両10は、ボディの一部をなすボディパネル15を有している。このボディパネル15は、リヤシート11(図1参照)の背もたれ部12の後方において同背もたれ部12に沿って延びる部分15Aと、同部分15Aの上端を始点に後方に向けて延びる部分15Bとからなる板状の部材である。ボディパネル15の後方(詳しくは、上記部分15Aの後方であり且つ上記部分15Bの下方)は車載機器としての蓄電池16を収容するスペースS1になっている。
本実施形態の車両10は、駆動源として内燃機関(図示略)と電動機17とを有するハイブリッド車両であり、上記蓄電池16は電動機17に電力を供給するものである。蓄電池16は着脱可能なプラグ(図示略)と、同プラグの外方を覆う形状のプラグカバー16Bを有している。このプラグカバー16Bは、蓄電池16に、ねじ締結によって着脱可能に取り付けられている。蓄電池16は、上記プラグを取り付けることによって車両10各部への電力供給が可能な状態になる一方、同プラグを取り外すことによって車両10各部への電力供給が遮断された状態になる。
車両10における車室内とボディパネル15後方のスペースS1との間は、同ボディパネル15や、車両10のボディにおけるボディパネル15以外の部分、リヤシート11などによって仕切られている。そして、ボディパネル15は、後方側の部分(詳しくは、上記スペースS1)と前方側の部分(詳しくは、ボディパネル15およびセンターパネル13の間隙)とを連通する連通孔15Cを有している。この連通孔15Cは、前方から見た場合に同連通孔15Cを介して蓄電池16のプラグカバー16Bが見えるようになる位置に形成されている。スピーカー14はダクト20を介してボディパネル15に取り付けられている。
以下、ダクト20の構造について詳細に説明する。
図3および図4に示すように、ダクト20は、後方側の部分を構成するダクト後部30と、前方側の部分を構成するダクト前部40とを有している。
ダクト後部30は、ボディパネル15に沿って延びる板状の底壁部31を有している。底壁部31は貫通孔32(図4)を有しており、この貫通孔32は、ボディパネル15の連通孔15Cと略同じ開口形状で底壁部31の上方側(図4の右上側)の位置に形成されている。また底壁部31には、ダクト後部30の強度を高くするための補強部33が形成されている。この補強部33は底壁部31の前方側の面から格子状に突出する形状である。
またダクト後部30は、底壁部31の外縁端から同底壁部31の周囲全周にわたり前方に向けて突出する形状の周壁部34を有している。
さらにダクト後部30は、ボディパネル15への固定に用いる固定部35を複数(本実施形態では6つ)備えている。それら固定部35のうちの2つは、ダクト後部30の上端において、周壁部34の外面から上方に向けて突出する形状である。また、固定部35のうちの2つは、ダクト後部30の上下方向における中央部分であり且つ同ダクト後部30の幅方向の両端部において、周壁部34の外面から幅方向に突出する形状である。さらに、固定部35のうちの残りの2つは、ダクト後部30の下端において、周壁部34の外面から後方に向けて突出する形状であり、且つその突出部分の先端が幅方向に突出する形状である。そして、全ての固定部35は、ボディパネル15と一体の雄ねじ15D(図3)が挿通される挿通孔36を有している。
上記ダクト前部40は、ダクト後部30の底壁部31と間隔を置いた位置において同底壁部31に沿って延びる板状の前壁部41を有している。前壁部41は2つの貫通孔(設置孔43および作業孔44[図4])を有している。設置孔43は、断面円形状であり、前壁部41の下方側の部分に形成されている。この設置孔43は、上記スピーカー14が取り付けられて塞がれる。作業孔44は前壁部41の下方側の部分に形成されている。作業孔44は、ボディパネル15とダクト20とが並ぶ方向(詳しくは、ボディパネル15の延設方向と略直交する方向、図3中に矢印Lで示す方向)において、ダクト後部30の貫通孔32(図4)と重なる位置に形成される。具体的には、作業孔44の形成位置と貫通孔32の形成位置との関係が、ボディパネル15とダクト20とが並ぶ方向Lにおいてダクト前部40の作業孔44をダクト後部30の底壁部31に投影した場合にその投影した部分が同底壁部31の貫通孔32と重なる位置関係になっている。
またダクト前部40は、前壁部41の外縁端から同前壁部41の周囲全周にわたり後方に向けて突出する形状の周壁部45を有している。
ダクト20の形成に際しては、ダクト後部30の周壁部34の前端部分とダクト前部40の周壁部45の後端部分とが接続されて一体の環状の壁部をなすように、ダクト後部30とダクト前部40とが組み付けられる。これにより、ダクト20は、ダクト後部30の底壁部31、ダクト前部40の前壁部41、および各周壁部34,45を外壁とする箱形状になっている。ダクト20の内部には、ダクト後部30の底壁部31とダクト前部40の前壁部41とによって挟まれるとともに各周壁部34,45によって周囲を囲まれたスペース(内部空間S2)が形成されている。
ダクト後部30の周壁部34の前端部分とダクト前部40の周壁部45の後端部分との間には、シール部材21(図4)が設けられている。このシール部材21によって各周壁部34,45の間隙が塞がれている。
またダクト20は、ダクト前部40の作業孔44を塞ぐ形状の蓋体50を有している。この蓋体50は、ねじ53によってダクト前部40に締結固定されており、ダクト前部40から取り外すことが可能になっている。蓋体50とダクト前部40との間には、作業孔44の内縁に沿って同作業孔44の周囲全周にわたって延びる環状のシール部材51が設けられている。このシール部材51によって蓋体50とダクト前部40との間隙が塞がれている。蓋体50には、強度を高くするための補強部52が一体に設けられている。この補強部52は、蓋体50の前方側の面から格子状に突出する凸部からなる。
図2および図3に示すように、ボディパネル15は、その前方側の面から前方に向けて突出する形状の雄ねじ15Dを複数(本実施形態では6本)有している。これら雄ねじ15Dは、ボディパネル15における上記ダクト20の各固定部35に対応する位置に一体に設けられている。そして、ダクト20の各固定部35の挿通孔36にボディパネル15の雄ねじ15Dをそれぞれ挿通した状態で、各雄ねじ15Dにナット18を螺合することにより、ダクト20がボディパネル15に締結固定される。これにより、ダクト20は、ボディパネル15の前方側に固定されている。
図5に示すように、このようにしてダクト20をボディパネル15に固定することにより、ダクト20の内部に区画された空間(上記内部空間S2)が、同ダクト20の貫通孔32およびボディパネル15の連通孔15Cを介して、同ボディパネル15よりも後方側の部分(上記スペースS1)に連通される構造になっている。
ダクト20の内部空間S2とボディパネル15後方のスペースS1とが連通される部分、すなわちダクト20の貫通孔32とボディパネル15の連通孔15Cとが接続される部分には、ダクト20とボディパネル15との間に配置されて貫通孔32および連通孔15Cの周囲全周にわたって延びる環状のシール部材19(図4参照)が設けられている。このシール部材19によってダクト20とボディパネル15との間隙が塞がれている。
上記ダクト20は3つの孔(貫通孔32、設置孔43、および作業孔44)を有しているものの、貫通孔32はボディパネル15の連通孔15Cに接続されており、設置孔43はスピーカー14が取り付けられて塞がれており、作業孔44は蓋体50によって塞がれている。そのため、ダクト20の内部空間S2は、ボディパネル15よりも前方側の部分における同ダクト20の外部にあたる部分に直接連通されない構造になっている。
上記スピーカー14は、詳しくは、背圧(背面14A側の部分の圧力)がダクト20の内部に直接作用するとともに、正圧(正面14B側の部分の圧力)がボディパネル15よりも前方側の部分におけるダクト20の外部にあたる部分に直接作用する態様で、ダクト20の設置孔43に一体に設けられている。
またスピーカー14は、ダクト20をボディパネル15に固定した場合に、ボディパネル15とダクト20とが並ぶ方向(図5中に矢印Lで示す方向)において同ボディパネル15の連通孔15Cと重ならない位置に配置されている。具体的には、ボディパネル15の連通孔15Cの形成位置とスピーカー14の配設位置との関係が、上記方向Lにおいてスピーカー14をボディパネル15に投影した場合にその投影した部分がボディパネル15の連通孔15Cと重ならない位置関係になっている。
以下、本実施形態の車載スピーカー装置による作用効果について説明する。
本実施形態では、スピーカー14の背面14A側(図5における右側)の部分が、ダクト20の内部空間S2およびボディパネル15の連通孔15Cを介して、同ボディパネル15の後方側のスペースS1に連通されている。そのため、ボディパネル15の後方において蓄電池16を収容するためのスペースS1を、スピーカー14の背圧が作用するバックキャビティとして有効に活用することができる。これにより、高音質の車載スピーカ装置を高い自由度で実現することができる。
本実施形態の車両10は、ハイブリッド車両であり、電動機17(図2参照)に電力を供給する蓄電池16が大型のものであるために、蓄電池16を収容するためのスペースS1も大きい。本実施形態によれば、そうしたスペースS1をスピーカー14のバックキャビティとして有効に活用することができる。
また、ダクト20にスピーカー14が設けられているとはいえ、スピーカー14の正面14B側(図5における左側)の部分がボディパネル15よりも前方側の部分におけるダクト20の外部にあたる部分に連通されている。そのため、スピーカー14の正圧を、ダクト前部40の前壁部41とセンターパネル13との間隙に作用させることができ、同間隙にセンターパネル13のメッシュ部13Aを介して連通している車室内にも作用させることができる。これにより、スピーカー14の発する音が車室内に伝達されるようになる。
ここで、車両10のメンテナンス作業に際しては、先ず、蓄電池16のプラグ16Aが抜かれて、蓄電池16から車両10の各部への電力供給を遮断した状態にされる。本実施形態の車両10(図1)では、蓄電池16のプラグ16Aを抜く作業を以下のように行うことができる。
本実施形態の車両10では、図5に示すように、ボディパネル15とダクト20とが並ぶ方向Lにおいて前方側から順に並ぶように、センターパネル13、ダクト前部40の作業孔44、ダクト後部30の貫通孔32、ボディパネル15の連通孔15C、および蓄電池16のプラグカバー16Bが設けられている。
こうした車両10において、先ず、リヤシート11からセンターパネル13が取り外される。これにより、車室内にダクト20の前壁部41が露出した状態になる。その後、図6に示すように、ダクト20の前壁部41から蓋体50が取り外される。これにより、ダクト20の作業孔44および貫通孔32(図5参照)と、ボディパネル15の連通孔15Cとを介して、ボディパネル15後方の蓄電池16のプラグカバー16Bが車室内から見える状態になる。そして、この状態で、蓄電池16からプラグカバー16Bとプラグ16A(図5)とが取り外される。これにより、蓄電池16から車両10の各部への電力供給が遮断された状態になる。
本実施形態によれば、ダクト20の内部空間S2およびボディパネル15の連通孔15Cを介して車室内から蓄電池16のプラグ16Aを取り外すといったように、スピーカー14の機能確保のために設けられたダクト20の貫通孔32やボディパネル15の連通孔15Cを利用して蓄電池16のプラグ16Aを取り外す作業を容易に行うことができる。これにより、車両10のサービス性の向上を図ることができる。
また本実施形態では、蓄電池16のプラグ16Aを取り外す作業を行うための作業孔44がダクト20に形成されているとはいえ、同作業孔44を塞ぐ形状の着脱可能な蓋体50を有している。したがって、この蓋体50をダクト20に取り付けることにより、ダクト20の内部空間S2が車室内(詳しくは、ボディパネル15前方におけるダクト20外部にあたる部分)に直接連通されない状態になるため、車載スピーカー装置が適正に機能するようになる。また、この蓋体50は補強部52を有している。そのため、スピーカー14の作動時においてダクト20内に同スピーカー14の背圧が作用するとはいえ、その背圧の変化に伴って蓋体50が振動することを抑えることができ、蓋体50の振動に起因する車載スピーカー装置の機能低下を抑えることができる。
また本実施形態では、スピーカー14がボディパネル15に直接取り付けられるのではなく、内部空間S2を有するダクト20を介してボディパネル15に取り付けられている。そのため、スピーカー14の背圧を、ダクト20の内部空間S2を利用してボディパネル15の連通孔15C、ひいてはボディパネル15後方のスペースS1まで案内することができる。したがって、ボディパネル15における連通孔15Cの形成位置によることなく、スピーカー14の配設位置を高い自由度で定めることができる。
ここで、仮にスピーカー14の正面14B側から発せられた音(スピーカー14の正圧)と背面14A側から発せられた音(スピーカー14の背圧)とが干渉すると、正圧の一部が背圧によって打ち消されて、車室内に伝わる音が不要に小さくなってしまう。こうしたことからスピーカー14の機能を十分に発揮させるためには、同スピーカー14の背圧と正圧との干渉を抑えることが求められる。
この点、本実施形態の車載スピーカー装置では、ダクト20(詳しくは、ダクト後部30)の貫通孔32とボディパネル15の連通孔15Cとの接続部分に、ダクト後部30とボディパネル15との間隙を塞ぐ形状のシール部材19が配置されている。そのため、ダクト20の内部空間S2に作用するスピーカー14の背圧が、ダクト20とボディパネル15との間隙を介して、ボディパネル15よりも前方側の部分におけるダクト20の外部にあたる部分に直接漏れることが抑えられる。これにより、スピーカー14の正圧と背圧との干渉を抑えて、車室内に伝わる音が不要に小さくなることを抑えることができる。
本実施形態によれば、以下に記載する効果が得られるようになる。
(1)ボディパネル15の後方において蓄電池16を収容するためのスペースS1を、スピーカー14の背圧が作用するバックキャビティとして有効に活用することができる。また、スピーカー14の正圧を、ダクト前部40の前壁部41とセンターパネル13との間隙に作用させることができ、同間隙にセンターパネル13のメッシュ部13Aを介して連通している車室内にも作用させることができる。しかも、スピーカー14の機能確保のために設けられたダクト20の貫通孔32やボディパネル15の連通孔15Cを利用して蓄電池16のプラグ16Aを取り外す作業を容易に行うことができ、車両10のサービス性の向上を図ることができる。したがって、スピーカー14を、スペースを有効活用して車両10に設置することができる。
(2)蓋体50をダクト20に取り付けることにより、ダクト20の内部空間S2が車室内に直接連通されない状態になるため、車載スピーカー装置が適正に機能するようになる。また、ダクト20から蓋体50を取り外すことにより、ダクト20の作業孔44および貫通孔32とボディパネル15の連通孔15Cとを介して、ボディパネル15後方の蓄電池16のプラグカバー16Bが車室内から見える状態にすることができる。そのため、スピーカー14をダクト20から取り外すことなく、蓄電池16からプラグカバー16Bとプラグ16Aとを取り外す作業を行うことができる。
(3)蓋体50に補強部52を設けたため、同蓋体50の振動に起因する車載スピーカー装置の機能低下を抑えることができる。
(4)ダクト20の貫通孔32とボディパネル15の連通孔15Cとの接続部分に、ダクト後部30とボディパネル15との間隙を塞ぐ形状のシール部材19を設けた。そのため、スピーカー14の正圧と背圧との干渉を抑えて、車室内に伝わる音が不要に小さくなることを抑えることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・ダクト20の設置孔43の形成位置(スピーカー14の配設位置)とボディパネル15の連通孔15Cの形成位置とを、ダクト20とボディパネル15とが並ぶ方向Lにおいて重なるようになる位置に定めてもよい。こうした装置によっても、上記(1)および(4)に記載の効果を得ることができる。また、上記装置においても、ダクト20からスピーカー14を取り外したりボディパネル15からダクト20を取り外したりすることにより、車室内から蓄電池16のプラグカバー16Bが見える状態にすることができる。
・ダクト20内部に作用しているスピーカー14の背圧がダクト20とボディパネル15との間隙を介して同ダクト20外部に伝わることが抑えられるのであれば、シール部材19を省略してもよい。
・蓋体50の補強部52の形状は任意に変更することができる。例えば、補強部を蓋体50の後方側の面から突出する凸部によって構成したり、ハニカム形状で突出する凸部によって構成したりすることができる。また、スピーカー14の背圧による蓋体の振動を適度に抑えられるのであれば、補強部を省略してもよい。
・ダクト20の貫通孔をボディパネル15の連通孔15Cを通過するとともに同ボディパネル15の後方のスペースS1内において開口する形状にするなど、ダクトの一部がボディパネル15よりも後方側の部分まで延びる形状にしてもよい。
・上記実施形態の車載スピーカー装置は、ボディパネル15の後方側の部分に蓄電池16以外の車載機器が配置された車両にも適用することができる。そうした車載機器としては、例えば電動機17以外の車載電装品に電力を供給する蓄電池を挙げることができる。
・上記実施形態の車載スピーカー装置は、車室内後方の荷室(リヤラゲッジ)の床面よりも下方側に同床面に沿って延びる板状のボディパネルを有する車両であり、且つ同ボディパネルよりも下方側の部分に車載機器(スペアタイヤや蓄電池など)が配置された車両にも適用することができる。
こうした車両においては、スピーカー装置を次のように構成すればよい。ボディパネルに、同ボディパネルの車室内側(上方側)の部分と車室外側(下方側)の部分とを連通する形状の連通孔を設ける。ダクトを、少なくとも一部がボディパネルよりも上方側の部分に配置される態様であり、且つ内部空間がボディパネルの連通孔を介して同ボディパネルよりも下方側の部分に連通される態様で設ける。スピーカーを、ダクトの内部空間に背圧が直接作用するとともに、同ダクトの外部であり且つボディパネルよりも上方側の部分に正圧が直接作用する態様で、ダクトと一体に設ける。
こうした車載スピーカー装置によれば、ボディパネルの下方において車載機器を収容するためのスペースを、スピーカーの背圧が作用するバックキャビティとして有効に活用することができる。また、スピーカーの正圧を、ボディパネルよりも上方側の部分である車室内に作用させることができる。しかも、スピーカーの機能確保のために設けられたダクトやバックパネルの連通孔を利用して車載機器についての作業(スペアタイヤを脱着する作業や、蓄電池を交換する作業など)を行うことができ、車両のサービス性の向上を図ることができる。
・上記実施形態の車載スピーカー装置は、リヤピラー内部に設けられるとともに同リヤピラーに沿って上下方向に延びる板状のボディパネルを有する車両であり、且つリヤピラー内部におけるボディパネルよりも車室外側の部分に車載機器(リヤコンビネーションランプなど)が配置された車両にも適用可能である。
こうした車両においては、スピーカー装置を次のように構成すればよい。ボディパネルに、同ボディパネルの車室内側の部分と車室外側の部分とを連通する形状の連通孔を設ける。ダクトを、少なくとも一部がリヤピラー内部におけるボディパネルよりも車室内側の部分に配置される態様であり、且つ内部空間がボディパネルの連通孔を介してリヤピラー内部におけるボディパネルよりも車室外側の部分に連通される態様で設ける。スピーカーを、ダクトの内部空間に背圧が直接作用するとともに、同ダクトの外部であり且つボディパネルよりも車室内側の部分に正圧が直接作用する態様で、ダクトと一体に設ける。
こうした車載スピーカー装置によれば、ボディパネルの車室外側において車載機器を収容するためのスペースを、スピーカーの背圧が作用するバックキャビティとして有効に活用することができる。また、スピーカーの正圧を車室内に作用させることもできる。しかも、スピーカーの機能確保のために設けられたダクトやバックパネルの連通孔を利用して車載機器についての作業(リヤコンビネーションランプの交換に関する作業など)を行うことができ、車両のサービス性の向上を図ることができる。
・上記実施形態の車載スピーカー装置は、駆動源として内燃機関と電動機が設けられた車両に限らず、駆動源として電動機のみが搭載された車両や、駆動源として内燃機関のみが搭載された車両などにも適用することができる。
10…車両、11…リヤシート、12…背もたれ部、13…センターパネル、13A…メッシュ部、14…スピーカー、14A…背面、14B…正面、15…ボディパネル、15A,15B…部分、15C…連通孔、15D…雄ねじ、16…蓄電池、16A…プラグ、16B…プラグカバー、17…電動機、18…ナット、19…シール部材、20…ダクト、21…シール部材、30…ダクト後部、31…底壁部、32…貫通孔、33…補強部、34…周壁部、35…固定部、36…挿通孔、40…ダクト前部、41…前壁部、43…設置孔、44…作業孔、45…周壁部、50…蓋体、51…シール部材、52…補強部、53…ねじ。

Claims (5)

  1. ボディの一部をなすとともに車室外側に車載機器が配置されたボディパネルを有する車両に適用されて、
    前記ボディパネルに設けられて同ボディパネルの車室内側の部分と車室外側の部分とを連通する形状の連通孔と、
    少なくとも一部が前記車室内側の部分に設けられるとともに、内部に区画された空間が前記連通孔を介して前記車室外側の部分に連通される形状のダクトと、
    前記ダクトの内部に背圧が直接作用するとともに、同ダクトの外部であり且つ前記ボディパネルよりも車室内側の部分に正圧が直接作用し、前記ダクトと一体に形成されるスピーカーと
    を有する車載スピーカー装置。
  2. 請求項1に記載の車載スピーカー装置において、
    前記スピーカーは、前記ボディパネルと前記ダクトとが並ぶ方向において、前記連通孔と重ならない位置に配置されてなり、
    前記ダクトは、前記並ぶ方向において前記連通孔と重なる位置であって且つ前記ボディパネルよりも車室内側の位置に設けられて同ダクトの内部および外部を連通する形状の貫通孔と、同貫通孔を塞ぐ形状で設けられた着脱可能な蓋体と、を有する
    ことを特徴とする車載スピーカー装置。
  3. 請求項2に記載の車載スピーカー装置において、
    前記蓋体は補強部を有する
    ことを特徴とする車載スピーカー装置。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の車載スピーカー装置において、
    前記空間と前記ボディパネルの車室外側の部分とが連通される部分に、前記ダクトと前記ボディパネルとの間隙を塞ぐ形状のシール部材が配置されてなる
    ことを特徴とする車載スピーカー装置。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の車載スピーカー装置において、
    前記車両は、駆動力を発生する駆動源としての電動機と、同電動機に電力を供給する前記車載機器としての蓄電池とを有する
    ことを特徴とする車載スピーカー装置。
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