JP2003231444A - インストルメントパネル - Google Patents

インストルメントパネル

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JP2003231444A JP2002031728A JP2002031728A JP2003231444A JP 2003231444 A JP2003231444 A JP 2003231444A JP 2002031728 A JP2002031728 A JP 2002031728A JP 2002031728 A JP2002031728 A JP 2002031728A JP 2003231444 A JP2003231444 A JP 2003231444A
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    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q3/00Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
    • B60Q3/20Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors for lighting specific fittings of passenger or driving compartments; mounted on specific fittings of passenger or driving compartments
    • B60Q3/225Small compartments, e.g. glove compartments

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インストルメントパネル本体1の裏側に配設
したロアダクト33に取付手段34を介して照明具41
を取り付けてグローブボックス11の閉時にも該グロー
ブボックス11の内部を上方から照明するものにおい
て、リッド部15が閉状態にあるときのインストルメン
トパネルPの見栄えを良好なものとする。 【解決手段】 ロアダクト33の底部39から垂下して
車幅方向に延びる照明具取付壁部45とこの照明具取付
壁部45に連繋する側壁部47,47と底壁部49とか
ら取付手段43を構成する。照明具41を照明具取付壁
部45に取り付け、自動車の車幅灯のスイッチにより点
灯させて、取付手段43の投光口49aからグローブボ
ックス11内を投光する。グローブボックス取付口13
の上縁部には、取付手段43の開放口53からのインス
トルメントパネル本体1裏側への光を遮蔽する遮蔽板5
7を一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インストルメント
パネル本体に設けたグローブボックスの内部を照明する
ための照明具を備えるインストルメントパネルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のインストルメントパ
ネルとして、インストルメントパネル本体にグローブボ
ックスの取付口を形成し、グローブボックスを使用しな
い時にはその取付口をリッド部により閉状態とする一
方、使用する時には収容部が取付口から車室に臨むよう
にリッド部を開状態とするようにしたものがある。そし
て、このものには、夜間等に収容部内を照明するための
照明具が配設されており、該照明具は点灯回路の簡略化
を図るために車両の車幅灯のスイッチに連動して点灯す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のインストルメントパネルでは、車幅灯のスイッチが
入っていれば照明具が点灯したままとなるので、リッド
部が閉じられてグローブボックスを使用しない状態にあ
るときに、照明具の光がグローブボックスの取付口とリ
ッド部との間から車室側へ洩れてしまい、見栄えが悪
く、また違和感があるという問題がある。
【0004】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、インストルメントパネ
ル本体の裏側に設けた構造体に取付手段を介して照明具
を取り付けて、グローブボックスの内部をその上方から
照明するようにしたものにおいて、インストルメントパ
ネル本体の形状に工夫を凝らし、リッド部が閉状態のと
きに照明具の光が車室へ洩れることを防止して、インス
トルメントパネルの見栄えを良好にするとともに違和感
をなくすことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の解決手段では、照明具の取付手段を、構造
体から垂下して車幅方向に延びる照明具取付壁部と、こ
の照明具取付壁部の車幅方向両端に設けられた一対の側
壁部と、底壁部とからなるものとし、照明具取付壁部と
対向する開放口からのグローブボックス側への光を遮蔽
する遮蔽部をインストルメントパネル本体に設けるよう
にした。
【0006】具体的には、請求項1の発明では、インス
トルメントパネル本体に形成したグローブボックスの取
付口を該グローブボックスのリッド部によって開閉可能
とし、インストルメントパネル本体の裏側に設けた構造
体に取付手段を介して照明具を取り付けて、グローブボ
ックスの内部を上方から照明するようにしたインストル
メントパネルを前提とする。そして、前記取付手段を、
前記構造体から一体に垂下して車幅方向に延びる板状の
照明具取付壁部と、該照明具取付壁部の車幅方向両端に
それぞれ連繋するように前記構造体から一体に垂下する
とともに車体前後方向に延びる一対の板状側壁部と、前
記照明具からの光をグローブボックスの内部に投光する
ための投光口が形成されるとともに、前記一対の板状側
壁部の下部に一体に形成される底壁部と、前記構造体
と、一対の側壁部、及び底壁部により前記照明具取付壁
部と対向して形成された開放口とを有するものとし、前
記開放口からのグローブボックス側への照明具の光を遮
蔽するように前記インストルメントパネル本体に遮蔽部
を一体に設ける構成とする。
【0007】この構成によれば、インストルメントパネ
ル本体の裏側に設けた構造体から垂下して車幅方向に延
びる照明具取付壁部と、この照明具取付壁部の車幅方向
両端にそれぞれ連繋するように構造体から一体に垂下す
る一対の側壁部と、該側壁部の下部に一体に形成される
底壁部とによって照明具の取付手段が構成され、照明具
取付壁部に取り付けた照明具によって底壁部の投光口か
らグローブボックスの内部がその上方より照明され、ま
た、一対の側壁部及び底壁部によって照明具の光がイン
ストルメントパネル本体の裏側に広く拡散することが抑
制される。
【0008】そして、この照明具の点灯時には、前記構
造体と、一対の側壁部及び底壁部により照明具取付壁部
と対向して形成された開放口からインストルメントパネ
ル本体の裏側へその照明具の光が照射されることにな
り、この光がグローブボックスの取付口とリッド部との
間から車室側へ洩れることが懸念される。
【0009】これに対して、本発明の特徴構成によれ
ば、インストルメントパネル本体に開放口からのグロー
ブボックス側への照明具の光を遮蔽するように遮蔽部が
一体に設けられているので、照明具の光がグローブボッ
クスの取付口とリッド部との間から車室側へ洩れること
を防止できる。
【0010】すなわち、照明具の点灯を車幅灯のスイッ
チ等に連動させるようにして点灯回路を簡略化するよう
にした場合に、取付手段の開放口からのグローブボック
ス側への光を遮蔽して、リッド部によりグローブボック
スの取付口を閉じているときのインストルメントパネル
本体の見栄えを良好なものとすることができるととも
に、違和感をなくすことができる。
【0011】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記遮蔽部の車幅方向両端には前記開放口からの
車幅方向両側への照明具の光を遮蔽するように一対の縦
壁部を一体に形成し、該縦壁部をインストルメントパネ
ル本体の裏側へ突出させるものとする。このことで、照
明具の光が開放口からその車幅方向両側へ照射されるこ
とを防止して取付口とリッド部との間からの光の洩れを
広い範囲に亘って確実に防ぐことができるとともに、遮
蔽部の剛性を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0013】図1は、本発明の実施形態に係る自動車の
インストルメントパネルPを示し、このインストルメン
トパネルPはその主体をなすインストルメントパネル本
体1を備え、その内方で車幅方向に延びるインパネレイ
ンフォースメント(図示せず)に支持されて車体に取り
付けられている。前記インストルメントパネル本体1
は、図2に示すように、樹脂材料を射出成形してなるコ
ア部1aと、該コア部1aの表面を覆うように層状に成
形された発泡材1bと、該発泡材1bを覆う表皮材1c
とからなり、フロントウインド(図示せず)下端部近傍
から車室内方(車体後方)へ延びる本体上壁部3とこの
本体上壁部3の車体後端縁から下方へ延びる本体縦壁部
5とを有する。尚、図1において符号7は計器盤が装着
されるメータフードであり、また符号9は助手席用エア
バッグ装置(図示せず)の配設部である。従って、この
実施形態のインストルメントパネルPは運転席が車体左
側に位置する左ハンドル車用のものである。
【0014】前記助手席用エアバッグ装置配設部9より
も下方の本体縦壁部5には、グローブボックス11を取
り付けるための取付口13が略矩形状に開口している。
グローブボックス11は、図2に示すように、全体とし
て車幅方向に沿って見て上側ほど拡大する三角形状の断
面を有する一方、車体後方から見て略矩形状の断面を有
しており、上端部が開口した箱状に形成されている。す
なわち、グローブボックス11の車体後側の壁部は、グ
ローブボックス取付口13よりも僅かに小さい矩形状と
されていて、この後側壁部がグローブボックス取付口1
3を開閉するためのリッド部15とされており、一方、
該リッド部15とその車幅方向両端に位置する一対の側
壁部17,17と車体前側の壁部19とによって物品の
収容部21が形成されている。
【0015】前記グローブボックス11の前側壁部19
の下端には車幅方向に延びる支軸23が一体に形成され
ており、グローブボックス11はこの支軸23によりイ
ンストルメントパネル本体1に支持されている。また、
リッド部15の上端側には、グローブボックス取付口1
3の上縁部に配設されたストライカと係合するロック装
置(ともに図示せず)を収容するための空間25が設け
られている。
【0016】従って、前記グローブボックス11は、前
側壁部19の支軸23を支点として上側が車体前後方向
に所定の範囲で回動し、リッド部15の表面(車室側
面)がインストルメントパネル本体1の表面と略連続す
るようになるまで回動させると、前記ロック装置とスト
ライカとが係合し、リッド部15がグローブボックス取
付口13を閉じた状態となって保持される。一方、グロ
ーブボックス11に物品を収容する場合等には、ロック
装置とストライカとの係合状態を解除して、図2に二点
鎖線で示すように、車体後方へ回動させるとグローブボ
ックス取付口13が開状態となって、グローブボックス
11の開口11aが車室に臨むようになる。
【0017】また、図1に示すように、前記インストル
メントパネル本体1には、図示しない空調ユニットで生
成された空調エアを車室の各部に供給するための各吹出
口27が形成されており、さらに、この各吹出口27へ
空調エアを導くための空調エア通路が設けられている。
該空調エア通路はインストルメントパネル本体1とこの
インストルメントパネル本体1の裏面に接合された構造
体としてのロアダクト33とから構成されている。
【0018】前記ロアダクト33は、樹脂材料を射出成
形してなるパネル状のもので、全体としてインストルメ
ントパネル本体1の本体上壁部3に対応する大きさ及び
形状を有する。ロアダクト33は、図2に示すように、
その車体後側が前記した閉状態にあるグローブボックス
11の開口11aの上方まで延びていて、その後端側に
は車幅方向略中央から助手席側端部まで延びる断面略U
字状の溝部35が形成されており、この溝部35と本体
上壁部3とによりインストルメントパネル本体1の助手
席側吹出口27に接続される助手席用空調エア通路37
が形成されている。尚、ロアダクト33は、図示しない
がその車体前端、後端及び溝部の上端等にそれぞれ形成
された突条部をインストルメントパネル本体1の裏面に
振動溶着して固定されるようになっている。
【0019】前記ロアダクト33の溝部35の底部39
下面にはグローブボックス11の収容部21内を照明す
るための照明具41を取り付ける取付手段43が設けら
れている。該取付手段43は、溝部35と一体成形され
たフード状のものであり、グローブボックス11の車幅
方向略中央部に対応するように位置付けられている。こ
の取付手段43は、溝部35の底部39から垂下して車
幅方向に延びる矩形板状の照明具取付壁部45と、該照
明具取付壁部45の車幅方向両端にそれぞれ連繋するよ
うにロアダクト33の溝部35から垂下するとともに車
体前後方向に延びる一対の板状側壁部47,47と、該
一対の側壁部47,47の下端に連繋する底壁部49と
を有する。
【0020】前記取付手段43についてさらに詳しく説
明すると、前記照明具取付壁部45の略中央には後述す
る照明具41の電球51が挿通可能な円形の取付口45
aが形成されており、また、この照明具取付壁部45の
車幅方向両端には、側壁部47,47の車体前端が連な
っている。この側壁部47,47は、上端がロアダクト
33の溝部35の下面形状に対応するように車体後側ほ
ど上方に位置するように形成され、一方、下端は照明具
取付壁部45の下端から略水平に車体後方へ延びてお
り、また、この側壁部47,47の車体後端は、その上
下方向の略中央部が車体後方へ突出するように屈曲して
いる。底壁部49は、照明具取付壁部45の下端との間
に矩形状投光口49aを有して一対の側壁部47,47
の下端と一体に形成されている。そして、ロアダクト3
3の底部39と、取付手段43の一対の側壁部47,4
7及び底壁部49とによって照明具取付壁部45と対向
して矩形の開放口53が形成されており、この取付手段
43を成形する際の脱型時には、この開放口53から成
形型が抜き出される。
【0021】前記照明具41は、電球51とソケット部
55とからなり、前記取付手段43への取り付けに際し
ては、図示しないが、電球51を照明具取付壁部45の
車体前側に位置させた後、取付口45aへ挿通させ、ソ
ケット部55のフランジを照明具取付壁部45の車体前
面に当接させることでソケット部55と照明具取付壁部
45とが係合するようになっている。さらに、この照明
具41は、図示しない配線によって自動車の車幅灯スイ
ッチに接続されていて、該車幅灯スイッチをオンにする
と照明具41が点灯する一方、オフにすると消灯するよ
うになっている。
【0022】すなわち、乗員が車幅灯スイッチをオンに
した状態では、照明具41の光が取付手段43の底壁部
49前方の投光口49aから下方へ照射されるととも
に、開放口53から車体後方へ照射されるようになる。
そして、グローブボックス11のリッド部15を開ける
と投光口49aからグローブボックス11の収容部21
内に投光される。
【0023】一方、リッド部15を閉じると、前記開放
口53からの光がちょうどグローブボックス取付口13
の上縁近傍からリッド部15の上端近傍に亘って照射さ
れる。このように、リッド部15を閉じたときには照明
具41の光が取付口13とリッド部15との隙間から車
室側へ洩れることになり、インストルメントパネルPの
見栄えが悪くなるという懸念がある。
【0024】そのことに対して、この実施形態では、本
願発明の特徴構成として、前記取付手段43の開放口5
3からのグローブボックス11側への照明具41の光を
遮蔽する遮蔽部としての遮蔽板57をインストルメント
パネル本体1のコア部1aに一体成形した。該遮蔽板5
7は、前記取付手段43と車体前後方向で対向するよう
にグローブボックス取付口13上縁部の車幅方向略中央
部に位置付けられている。前記インストルメントパネル
本体1のグローブボックス取付口13よりも上方の部分
は、車体後方へ大きく湾曲形成されていて、前記コア部
1aの下端にはそこから車体後方へ略直角に折れ曲がる
段差部59が形成され、該段差部59の下端に前記遮蔽
板57が一体に連繋している。該遮蔽板57は、その車
幅方向寸法が前記取付手段43の車幅方向両端の間隔よ
りも広く設定されているとともに、全体として車体前方
へ向かって斜め下方へ延びている。この遮蔽板57の車
体前端は、取付手段43の底壁部49の下面を被い、か
つ該底壁部49の車体後端と投光口49aの車体後端と
の間に位置しており、このことで、遮蔽板59によって
投光口49aからの下方への光が遮られることはない。
また、底壁部49により両側壁部47,47の下端同士
を連結しているので取付手段43の剛性を十分に確保で
きる。
【0025】また、前記遮蔽板57の車幅方向両端に
は、それぞれそこから略鉛直に上方へ延びる略矩形の縦
壁部61,61が一体に形成されていて、該縦壁部6
1,61の車体後端がグローブボックス取付口13上縁
部のコア部1aの前記段差部59に連繋している。すな
わち、前記開放口53からの光のうち、リッド部15上
縁近傍へ向けて下方へ照射される光は遮蔽板57によっ
て遮られ、車幅方向両側へ向けて照射される光は両縦壁
部61,61によって遮られる。また、遮蔽板57と縦
壁部61,61とは略コ字状断面を有するように一体に
成形されているので、全体として十分な剛性を有してい
る。
【0026】したがって、この実施形態によると、イン
ストルメントパネル本体1にグローブボックス11の取
付口13を形成してリッド部15により開閉可能とし、
インストルメントパネル本体1の裏側に配設したロアダ
クト33に取付手段43を介して照明具41を取り付け
てグローブボックス11の収容部21内をその上方から
照明するものにおいて、取付手段43を照明具取付壁部
45と一対の側壁部47,47と底壁部49とからなる
ものとして該底壁部49前端と照明具取付壁部45下端
との間に投光口49aを形成することで、照明具41か
らの光がインストルメントパネル本体1の裏側に広く拡
散することを抑制しながら開状態にあるグローブボック
ス11の収容部21内への照明を行うことができる。
【0027】また、ロアダクト33の底部39と、取付
手段43の一対の側壁部47,47及び底壁部49とに
より形成される開放口53からのグローブボックス11
側への照明具41の光を遮蔽するようにインストルメン
トパネル本体1に遮蔽板57及び縦壁部61,61を設
けたので、照明具41の光がグローブボックス取付口1
3とリッド部15周縁との間から車室へ洩れることを防
止して、リッド部15を閉じているときのインストルメ
ントパネルPの見栄えを良好なものとすることができる
とともに違和感をなくすことができる。
【0028】(他の実施形態)尚、本発明は前記実施形
態に限定されるものではなく、その他の種々の実施形態
を包含するものである。すなわち、前記実施形態では、
取付手段43の投光口49aは、照明具取付壁部45下
端と底壁部49の前端との間に形成したが、底壁部49
の前端を照明具取付壁部45の下端まで延長し、この延
長した底壁部45の任意個所に任意の大きさの投光口4
9aを開口するようにしてもよい。
【0029】また、前記実施形態では、グローブボック
ス11の収容部21とリッド部15とを一体に成形して
いるが、これに限らず、例えば両者21、15を別体と
して箱状収容部21をインストルメントパネル本体1に
固定しておき、リッド部15のみを回動可能としてグロ
ーブボックス取付口13を開閉するようにしてもよい。
【0030】また、前記実施形態では、取付手段43を
ロアダクト33と一体成形するようにしているが、これ
に限らず、取付手段43は、例えばインストルメントパ
ネル本体1の裏側に設けた助手席用エアバッグ装置取付
用の構造体と一体成形するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係るインストルメントパネルによると、インストルメン
トパネル本体に形成したグローブボックスの取付口をリ
ッド部によって開閉可能とし、インストルメントパネル
本体の裏側に設けた構造体に取付手段を介して取り付け
た照明具によりグローブボックスの内部を上方から照明
するようにしたものにおいて、取付手段を前記構造体か
ら垂下して車幅方向に延びる照明具取付壁部と、この照
明具取付壁部の車幅方向両端にそれぞれ連繋するように
構造体から一体に垂下する一対の側壁部と、該側壁部の
下部に一体に形成される底壁部とからなるものとするこ
とで、照明具の光がインストルメントパネル本体の裏側
へ広く拡散することを抑制しながら、底壁部側の投光口
からグローブボックス内部へ投光することができる。ま
た、前記構造体と、一対の側壁部及び底壁部により照明
具取付壁部と対向して形成される開放口からの照明具の
光を遮蔽するようにインストルメントパネル本体に遮蔽
部が一体に設けられているので、リッド部によりグロー
ブボックスの取付口を閉じているときに、照明具が点灯
している場合であってもリッド部周縁と取付口との間か
らの光の洩れを防止して、インストルメントパネル本体
の見栄えを良好に維持することができるとともに乗員に
対して違和感を与えることがなくなる。
【0032】請求項2記載の発明によると、前記遮蔽部
の車幅方向両端に開放口からの車幅方向両側への照明具
の光を遮蔽するように一対の縦壁部を一体に形成するこ
とで、照明具の光が開放口からその車幅方向両側へ照射
されることを防止してリッド部周縁と取付口との間から
の光の洩れを広い範囲に亘って確実に防ぐことができる
とともに、遮蔽部の剛性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインストルメントパネルの斜
視図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】取付手段、遮蔽板及び縦壁部を上方から見た分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル本体 11 グローブボックス 13 グローブボックス取付口 15 リッド部 33 ロアダクト(構造体) 41 照明具 43 取付手段 45 照明具取付壁部 47 側壁部 49 底壁部 49a 投光口 53 開放口 57 遮蔽板(遮蔽部) 61 縦壁部 P インストルメントパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D022 CA08 CB01 CC02 CD05 CD28 3K040 CA01 EB01 GB05 GC18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネル本体に形成した
    グローブボックスの取付口を該グローブボックスのリッ
    ド部によって開閉可能とし、インストルメントパネル本
    体の裏側に設けた構造体に取付手段を介して照明具を取
    り付けて、グローブボックスの内部を上方から照明する
    ようにしたインストルメントパネルにおいて、 前記取付手段は、 前記構造体から一体に垂下して車幅方向に延びる板状の
    照明具取付壁部と、 前記照明具取付壁部の車幅方向両端にそれぞれ連繋する
    ように前記構造体から一体に垂下するとともに車体前後
    方向に延びる一対の板状側壁部と、 前記照明具からの光をグローブボックスの内部に投光す
    るための投光口が形成されるとともに、前記一対の板状
    側壁部の下部に一体に形成される底壁部と、 前記構造体と、一対の側壁部、及び底壁部により前記照
    明具取付壁部と対向して形成された開放口とを有し、 前記開放口からのグローブボックス側への照明具の光を
    遮蔽するように前記インストルメントパネル本体に遮蔽
    部が一体に設けられていることを特徴とするインストル
    メントパネル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記遮蔽部の車幅方向両端には前記開放口からの車幅方
    向両側への照明具の光を遮蔽するように一対の縦壁部が
    一体に形成され、 前記縦壁部はインストルメントパネル本体の裏側へ突出
    していることを特徴とするインストルメントパネル。
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