JP3805693B2 - インストルメントパネル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インストルメントパネル本体に設けたグローブボックスの内部を照明するための照明具を備えるインストルメントパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のインストルメントパネルとして、インストルメントパネル本体にグローブボックスの取付口を形成し、グローブボックスを使用しない時にはその取付口をリッド部により閉状態とする一方、使用する時には収容部が取付口から車室に臨むようにリッド部を開状態とするようにしたものがある。そして、このものには、夜間等に収容部内を照明するための照明具が配設されており、該照明具は点灯回路の簡略化を図るために車両の車幅灯のスイッチに連動して点灯するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のインストルメントパネルでは、車幅灯のスイッチが入っていれば照明具が点灯したままとなるので、リッド部が閉じられてグローブボックスを使用しない状態にあるときに、照明具の光がグローブボックスの取付口とリッド部との間から車室側へ洩れてしまい、見栄えが悪く、また違和感があるという問題がある。
【0004】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インストルメントパネル本体の裏側に設けた構造体に取付手段を介して照明具を取り付けて、グローブボックスの内部をその上方から照明するようにしたものにおいて、インストルメントパネル本体の形状に工夫を凝らし、リッド部が閉状態のときに照明具の光が車室へ洩れることを防止して、インストルメントパネルの見栄えを良好にするとともに違和感をなくすことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の解決手段では、照明具の取付手段を、構造体から垂下して車幅方向に延びる照明具取付壁部と、この照明具取付壁部の車幅方向両端に設けられた一対の側壁部と、底壁部とからなるものとし、照明具取付壁部と対向する開放口からのグローブボックス側への光を遮蔽する遮蔽部をインストルメントパネル本体に設けるようにした。
【0006】
具体的には、請求項1の発明では、インストルメントパネル本体に形成したグローブボックスの取付口を該グローブボックスのリッド部によって開閉可能とし、インストルメントパネル本体の裏側に設けた構造体に取付手段を介して照明具を取り付けて、グローブボックスの内部を上方から照明するようにしたインストルメントパネルを前提とする。そして、前記取付手段を、前記構造体から一体に垂下して車幅方向に延びる板状の照明具取付壁部と、前記照明具取付壁部の車幅方向両端にそれぞれ連繋するように前記構造体から一体に垂下するとともに車体前後方向に延び、かつ、その上端が車体後側ほど上方に位置するように形成された一対の板状側壁部と、前記照明具からの光をグローブボックスの内部に投光するための投光口が形成されるとともに、前記一対の板状側壁部の下部に一体に形成される底壁部と、前記構造体と、一対の側壁部、及び底壁部により前記照明具取付壁部と対向して形成された開放口とを有するものとし、前記照明具からの光のうち前記開放口から閉状態にある前記リッド部の上縁近傍へ向けて照射される光を遮蔽するように、前記インストルメントパネル本体に前記グローブボックスの取付口の上縁部から前記底壁部の下方へ延びる遮蔽部を一体に設け、前記遮蔽部は、その車幅方向の寸法を前記取付手段の車幅方向両端の間隔よりも広く設定し、前記遮蔽部の車幅方向両端には、前記開放口から車幅方向両側へ向けて照射される照明具の光を遮蔽する一対の縦壁部を、前記一対の側壁部の車幅方向外側に位置付けた状態で一体に形成し、前記縦壁部を、前記インストルメントパネル本体の裏側へ突出させる構成とする。
構成とする。
【0007】
この構成によれば、インストルメントパネル本体の裏側に設けた構造体から垂下して車幅方向に延びる照明具取付壁部と、この照明具取付壁部の車幅方向両端にそれぞれ連繋するように構造体から一体に垂下する一対の側壁部と、該側壁部の下部に一体に形成される底壁部とによって照明具の取付手段が構成され、照明具取付壁部に取り付けた照明具によって底壁部の投光口からグローブボックスの内部がその上方より照明され、また、一対の側壁部及び底壁部によって照明具の光がインストルメントパネル本体の裏側に広く拡散することが抑制される。
【0008】
そして、この照明具の点灯時には、前記構造体と、一対の側壁部及び底壁部により照明具取付壁部と対向して形成された開放口からインストルメントパネル本体の裏側へその照明具の光が照射されることになり、この光がグローブボックスの取付口とリッド部との間から車室側へ洩れることが懸念される。
【0009】
これに対して、本発明の特徴構成によれば、インストルメントパネル本体に開放口からのグローブボックス側への照明具の光を遮蔽するように遮蔽部が一体に設けられているので、照明具の光がグローブボックスの取付口とリッド部との間から車室側へ洩れることを防止できる。
【0010】
すなわち、照明具の点灯を車幅灯のスイッチ等に連動させるようにして点灯回路を簡略化するようにした場合に、取付手段の開放口からのグローブボックス側への光を遮蔽して、リッド部によりグローブボックスの取付口を閉じているときのインストルメントパネル本体の見栄えを良好なものとすることができるとともに、違和感をなくすことができる。
【0011】
また、前記遮蔽部の車幅方向両端には前記開放口からの車幅方向両側への照明具の光を遮蔽するように一対の縦壁部を一体に形成し、該縦壁部をインストルメントパネル本体の裏側へ突出させることで、照明具の光が開放口からその車幅方向両側へ照射されることを防止して取付口とリッド部との間からの光の洩れを広い範囲に亘って確実に防ぐことができるとともに、遮蔽部の剛性を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施形態に係る自動車のインストルメントパネルPを示し、このインストルメントパネルPはその主体をなすインストルメントパネル本体1を備え、その内方で車幅方向に延びるインパネレインフォースメント(図示せず)に支持されて車体に取り付けられている。前記インストルメントパネル本体1は、図2に示すように、樹脂材料を射出成形してなるコア部1aと、該コア部1aの表面を覆うように層状に成形された発泡材1bと、該発泡材1bを覆う表皮材1cとからなり、フロントウインド(図示せず)下端部近傍から車室内方(車体後方)へ延びる本体上壁部3とこの本体上壁部3の車体後端縁から下方へ延びる本体縦壁部5とを有する。尚、図1において符号7は計器盤が装着されるメータフードであり、また符号9は助手席用エアバッグ装置(図示せず)の配設部である。従って、この実施形態のインストルメントパネルPは運転席が車体左側に位置する左ハンドル車用のものである。
【0014】
前記助手席用エアバッグ装置配設部9よりも下方の本体縦壁部5には、グローブボックス11を取り付けるための取付口13が略矩形状に開口している。グローブボックス11は、図2に示すように、全体として車幅方向に沿って見て上側ほど拡大する三角形状の断面を有する一方、車体後方から見て略矩形状の断面を有しており、上端部が開口した箱状に形成されている。すなわち、グローブボックス11の車体後側の壁部は、グローブボックス取付口13よりも僅かに小さい矩形状とされていて、この後側壁部がグローブボックス取付口13を開閉するためのリッド部15とされており、一方、該リッド部15とその車幅方向両端に位置する一対の側壁部17,17と車体前側の壁部19とによって物品の収容部21が形成されている。
【0015】
前記グローブボックス11の前側壁部19の下端には車幅方向に延びる支軸23が一体に形成されており、グローブボックス11はこの支軸23によりインストルメントパネル本体1に支持されている。また、リッド部15の上端側には、グローブボックス取付口13の上縁部に配設されたストライカと係合するロック装置(ともに図示せず)を収容するための空間25が設けられている。
【0016】
従って、前記グローブボックス11は、前側壁部19の支軸23を支点として上側が車体前後方向に所定の範囲で回動し、リッド部15の表面(車室側面)がインストルメントパネル本体1の表面と略連続するようになるまで回動させると、前記ロック装置とストライカとが係合し、リッド部15がグローブボックス取付口13を閉じた状態となって保持される。一方、グローブボックス11に物品を収容する場合等には、ロック装置とストライカとの係合状態を解除して、図2に二点鎖線で示すように、車体後方へ回動させるとグローブボックス取付口13が開状態となって、グローブボックス11の開口11aが車室に臨むようになる。
【0017】
また、図1に示すように、前記インストルメントパネル本体1には、図示しない空調ユニットで生成された空調エアを車室の各部に供給するための各吹出口27が形成されており、さらに、この各吹出口27へ空調エアを導くための空調エア通路が設けられている。該空調エア通路はインストルメントパネル本体1とこのインストルメントパネル本体1の裏面に接合された構造体としてのロアダクト33とから構成されている。
【0018】
前記ロアダクト33は、樹脂材料を射出成形してなるパネル状のもので、全体としてインストルメントパネル本体1の本体上壁部3に対応する大きさ及び形状を有する。ロアダクト33は、図2に示すように、その車体後側が前記した閉状態にあるグローブボックス11の開口11aの上方まで延びていて、その後端側には車幅方向略中央から助手席側端部まで延びる断面略U字状の溝部35が形成されており、この溝部35と本体上壁部3とによりインストルメントパネル本体1の助手席側吹出口27に接続される助手席用空調エア通路37が形成されている。尚、ロアダクト33は、図示しないがその車体前端、後端及び溝部の上端等にそれぞれ形成された突条部をインストルメントパネル本体1の裏面に振動溶着して固定されるようになっている。
【0019】
前記ロアダクト33の溝部35の底部39下面にはグローブボックス11の収容部21内を照明するための照明具41を取り付ける取付手段43が設けられている。該取付手段43は、溝部35と一体成形されたフード状のものであり、グローブボックス11の車幅方向略中央部に対応するように位置付けられている。この取付手段43は、溝部35の底部39から垂下して車幅方向に延びる矩形板状の照明具取付壁部45と、該照明具取付壁部45の車幅方向両端にそれぞれ連繋するようにロアダクト33の溝部35から垂下するとともに車体前後方向に延びる一対の板状側壁部47,47と、該一対の側壁部47,47の下端に連繋する底壁部49とを有する。
【0020】
前記取付手段43についてさらに詳しく説明すると、前記照明具取付壁部45の略中央には後述する照明具41の電球51が挿通可能な円形の取付口45aが形成されており、また、この照明具取付壁部45の車幅方向両端には、側壁部47,47の車体前端が連なっている。この側壁部47,47は、上端がロアダクト33の溝部35の下面形状に対応するように車体後側ほど上方に位置するように形成され、一方、下端は照明具取付壁部45の下端から略水平に車体後方へ延びており、また、この側壁部47,47の車体後端は、その上下方向の略中央部が車体後方へ突出するように屈曲している。底壁部49は、照明具取付壁部45の下端との間に矩形状投光口49aを有して一対の側壁部47,47の下端と一体に形成されている。そして、ロアダクト33の底部39と、取付手段43の一対の側壁部47,47及び底壁部49とによって照明具取付壁部45と対向して矩形の開放口53が形成されており、この取付手段43を成形する際の脱型時には、この開放口53から成形型が抜き出される。
【0021】
前記照明具41は、電球51とソケット部55とからなり、前記取付手段43への取り付けに際しては、図示しないが、電球51を照明具取付壁部45の車体前側に位置させた後、取付口45aへ挿通させ、ソケット部55のフランジを照明具取付壁部45の車体前面に当接させることでソケット部55と照明具取付壁部45とが係合するようになっている。さらに、この照明具41は、図示しない配線によって自動車の車幅灯スイッチに接続されていて、該車幅灯スイッチをオンにすると照明具41が点灯する一方、オフにすると消灯するようになっている。
【0022】
すなわち、乗員が車幅灯スイッチをオンにした状態では、照明具41の光が取付手段43の底壁部49前方の投光口49aから下方へ照射されるとともに、開放口53から車体後方へ照射されるようになる。そして、グローブボックス11のリッド部15を開けると投光口49aからグローブボックス11の収容部21内に投光される。
【0023】
一方、リッド部15を閉じると、前記開放口53からの光がちょうどグローブボックス取付口13の上縁近傍からリッド部15の上端近傍に亘って照射される。このように、リッド部15を閉じたときには照明具41の光が取付口13とリッド部15との隙間から車室側へ洩れることになり、インストルメントパネルPの見栄えが悪くなるという懸念がある。
【0024】
そのことに対して、この実施形態では、本願発明の特徴構成として、前記取付手段43の開放口53からのグローブボックス11側への照明具41の光を遮蔽する遮蔽部としての遮蔽板57をインストルメントパネル本体1のコア部1aに一体成形した。該遮蔽板57は、前記取付手段43と車体前後方向で対向するようにグローブボックス取付口13上縁部の車幅方向略中央部に位置付けられている。前記インストルメントパネル本体1のグローブボックス取付口13よりも上方の部分は、車体後方へ大きく湾曲形成されていて、前記コア部1aの下端にはそこから車体後方へ略直角に折れ曲がる段差部59が形成され、該段差部59の下端に前記遮蔽板57が一体に連繋している。該遮蔽板57は、その車幅方向寸法が前記取付手段43の車幅方向両端の間隔よりも広く設定されているとともに、全体として車体前方へ向かって斜め下方へ延びている。この遮蔽板57の車体前端は、取付手段43の底壁部49の下面を被い、かつ該底壁部49の車体後端と投光口49aの車体後端との間に位置しており、このことで、遮蔽板59によって投光口49aからの下方への光が遮られることはない。また、底壁部49により両側壁部47,47の下端同士を連結しているので取付手段43の剛性を十分に確保できる。
【0025】
また、前記遮蔽板57の車幅方向両端には、それぞれそこから略鉛直に上方へ延びる略矩形の縦壁部61,61が一体に形成されていて、該縦壁部61,61の車体後端がグローブボックス取付口13上縁部のコア部1aの前記段差部59に連繋している。すなわち、前記開放口53からの光のうち、リッド部15上縁近傍へ向けて下方へ照射される光は遮蔽板57によって遮られ、車幅方向両側へ向けて照射される光は両縦壁部61,61によって遮られる。また、遮蔽板57と縦壁部61,61とは略コ字状断面を有するように一体に成形されているので、全体として十分な剛性を有している。
【0026】
したがって、この実施形態によると、インストルメントパネル本体1にグローブボックス11の取付口13を形成してリッド部15により開閉可能とし、インストルメントパネル本体1の裏側に配設したロアダクト33に取付手段43を介して照明具41を取り付けてグローブボックス11の収容部21内をその上方から照明するものにおいて、取付手段43を照明具取付壁部45と一対の側壁部47,47と底壁部49とからなるものとして該底壁部49前端と照明具取付壁部45下端との間に投光口49aを形成することで、照明具41からの光がインストルメントパネル本体1の裏側に広く拡散することを抑制しながら開状態にあるグローブボックス11の収容部21内への照明を行うことができる。
【0027】
また、ロアダクト33の底部39と、取付手段43の一対の側壁部47,47及び底壁部49とにより形成される開放口53からのグローブボックス11側への照明具41の光を遮蔽するようにインストルメントパネル本体1に遮蔽板57及び縦壁部61,61を設けたので、照明具41の光がグローブボックス取付口13とリッド部15周縁との間から車室へ洩れることを防止して、リッド部15を閉じているときのインストルメントパネルPの見栄えを良好なものとすることができるとともに違和感をなくすことができる。
【0028】
(他の実施形態)
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他の種々の実施形態を包含するものである。すなわち、前記実施形態では、取付手段43の投光口49aは、照明具取付壁部45下端と底壁部49の前端との間に形成したが、底壁部49の前端を照明具取付壁部45の下端まで延長し、この延長した底壁部45の任意個所に任意の大きさの投光口49aを開口するようにしてもよい。
【0029】
また、前記実施形態では、グローブボックス11の収容部21とリッド部15とを一体に成形しているが、これに限らず、例えば両者21、15を別体として箱状収容部21をインストルメントパネル本体1に固定しておき、リッド部15のみを回動可能としてグローブボックス取付口13を開閉するようにしてもよい。
【0030】
また、前記実施形態では、取付手段43をロアダクト33と一体成形するようにしているが、これに限らず、取付手段43は、例えばインストルメントパネル本体1の裏側に設けた助手席用エアバッグ装置取付用の構造体と一体成形するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明に係るインストルメントパネルによると、インストルメントパネル本体に形成したグローブボックスの取付口をリッド部によって開閉可能とし、インストルメントパネル本体の裏側に設けた構造体に取付手段を介して取り付けた照明具によりグローブボックスの内部を上方から照明するようにしたものにおいて、取付手段を前記構造体から垂下して車幅方向に延びる照明具取付壁部と、この照明具取付壁部の車幅方向両端にそれぞれ連繋するように構造体から一体に垂下する一対の側壁部と、該側壁部の下部に一体に形成される底壁部とからなるものとすることで、照明具の光がインストルメントパネル本体の裏側へ広く拡散することを抑制しながら、底壁部側の投光口からグローブボックス内部へ投光することができる。また、前記構造体と、一対の側壁部及び底壁部により照明具取付壁部と対向して形成される開放口からの照明具の光を遮蔽するようにインストルメントパネル本体に遮蔽部が一体に設けられているので、リッド部によりグローブボックスの取付口を閉じているときに、照明具が点灯している場合であってもリッド部周縁と取付口との間からの光の洩れを防止して、インストルメントパネル本体の見栄えを良好に維持することができるとともに乗員に対して違和感を与えることがなくなる。
【0032】
また、前記遮蔽部の車幅方向両端に開放口からの車幅方向両側への照明具の光を遮蔽するように一対の縦壁部を一体に形成することで、照明具の光が開放口からその車幅方向両側へ照射されることを防止してリッド部周縁と取付口との間からの光の洩れを広い範囲に亘って確実に防ぐことができるとともに、遮蔽部の剛性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインストルメントパネルの斜視図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】取付手段、遮蔽板及び縦壁部を上方から見た分解斜視図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル本体
11 グローブボックス
13 グローブボックス取付口
15 リッド部
33 ロアダクト(構造体)
41 照明具
43 取付手段
45 照明具取付壁部
47 側壁部
49 底壁部
49a 投光口
53 開放口
57 遮蔽板(遮蔽部)
61 縦壁部
P インストルメントパネル

Claims (1)

  1. インストルメントパネル本体に形成したグローブボックスの取付口を該グローブボックスのリッド部によって開閉可能とし、インストルメントパネル本体の裏側に設けた構造体に取付手段を介して照明具を取り付けて、グローブボックスの内部を上方から照明するようにしたインストルメントパネルにおいて、
    前記取付手段は、
    前記構造体から一体に垂下して車幅方向に延びる板状の照明具取付壁部と、
    前記照明具取付壁部の車幅方向両端にそれぞれ連繋するように前記構造体から一体に垂下するとともに車体前後方向に延び、かつ、その上端が車体後側ほど上方に位置するように形成された一対の板状側壁部と、
    前記照明具からの光をグローブボックスの内部に投光するための投光口が形成されるとともに、前記一対の板状側壁部の下部に一体に形成される底壁部と、
    前記構造体と、一対の側壁部、及び底壁部により前記照明具取付壁部と対向して形成された開放口とを有し、
    前記照明具からの光のうち前記開放口から閉状態にある前記リッド部の上縁近傍へ向けて照射される光を遮蔽するように、前記インストルメントパネル本体に前記グローブボックスの取付口の上縁部から前記底壁部の下方へ延びる遮蔽部が一体に設けられ
    前記遮蔽部は、その車幅方向の寸法が前記取付手段の車幅方向両端の間隔よりも広く設定され、
    前記遮蔽部の車幅方向両端には、前記開放口から車幅方向両側へ向けて照射される照明具の光を遮蔽する一対の縦壁部が、前記一対の側壁部の車幅方向外側に位置付けられた状態で一体に形成され、
    前記縦壁部は、前記インストルメントパネル本体の裏側へ突出していることを特徴とするインストルメントパネル。
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JPH0565677U (ja) * 1992-02-21 1993-08-31 河西工業株式会社 ステップランプの取付構造

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