JP2014196098A - インストルメントパネル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に、前縁部周辺を効果的に補強すると共に、設計自由度を向上し得るようにする。【解決手段】インストルメントパネル1の前縁部1aに、窓曇り防止用の空気を吹出すためのデフロスタ開口部3を設けると共に、このデフロスタ開口部3の車両後方側の近傍にトレイ部材11を設置するためのトレイ用開口部12を設ける。上記インストルメントパネル1の裏面側に、上記デフロスタ開口部3を補強するためのデフロスタ開口補強部材13と、上記トレイ用開口部12を補強するためのトレイ用開口補強部材14とを設ける。上記デフロスタ開口補強部材13とトレイ用開口補強部材14とを一体化して開口部補強構造体15を構成する。この開口部補強構造体15を構成する上記トレイ用開口補強部材14に対して、上記トレイ部材11を、裏面側から取付固定するようにしている。【選択図】図1

Description

この発明は、前縁部周辺を効果的に補強すると共に、設計自由度を向上し得るようにしたインストルメントパネル構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルなどの内装パネルが設置されている。このインストルメントパネルの前縁部には、窓曇り防止用の空気を吹出すためのデフロスタ開口部が設けられている。そして、このデフロスタ開口部に対して、インストルメントパネルの裏面側から、窓曇り防止用の空気を吹出すためのデフロスタ用吹出口部材が直接的に接続されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−90697号公報
しかしながら、上記したようなインストルメントパネル構造には、以下のような問題があった。
即ち、インストルメントパネルは、大型で複雑な形状を有する成形部品であるため、通常の成形部品と比べて、型抜き上の制約や造形上の制約が格段に多く、設計自由度が低くなっている。そのため、インストルメントパネルに対して、上記したデフロスタ用吹出口部材への取付部(例えば、ボスなどの吹出口部材用取付部)などを設ける場合に、吹出口部材用取付部の設置位置や設置個数や取付角度などが自由にならず、設計上の困難が生じ易かった。
また、インストルメントパネルの前縁部には、通常、車体に対する取付点などが設けられるため、所要の強度が必要になるが、デフロスタ開口部が形成されているので、強度の確保が難しかった。
同様に、インストルメントパネルの前縁部周辺に対して、例えば、トレイ部材などを設けるような場合などについても、インストルメントパネルの前縁部の強度低化が起こらないように注意して設計しなければならない。
上記課題を解決するために、本発明は、
インストルメントパネルの前縁部に、窓曇り防止用の空気を吹出すためのデフロスタ開口部を設けると共に、該デフロスタ開口部の車両後方側の近傍にトレイ部材を設置するためのトレイ用開口部を設け、
前記インストルメントパネルの裏面側に、前記デフロスタ開口部を補強するためのデフロスタ開口補強部材と、前記トレイ用開口部を補強するためのトレイ用開口補強部材とを設けると共に、
前記デフロスタ開口補強部材とトレイ用開口補強部材とを一体化して開口部補強構造体を構成し、
該開口部補強構造体を構成する前記トレイ用開口補強部材に対して、前記トレイ部材を、裏面側から取付固定したことを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、インストルメントパネルの前縁部のデフロスタ開口部に、デフロスタ開口補強部材を取付けることにより、インストルメントパネルの前縁部をデフロスタ開口補強部材によって二重化して効果的に補強することができる。
一方、デフロスタ開口部の車両後方側の近傍にトレイ用開口部を設けた場合には、インストルメントパネルの前縁部周辺の強度が低下されることになるが、トレイ用開口部にトレイ用開口補強部材を取付けることにより、インストルメントパネルの前縁部周辺(特に、トレイ用開口部の周辺)をトレイ用開口補強部材によって効果的に補強することができる。これにより、インストルメントパネルに対して大型のトレイ部材を設けることが可能となる。
そして、デフロスタ開口補強部材とトレイ用開口補強部材とを一体化して開口部補強構造体を構成することにより、上記デフロスタ開口補強部材およびトレイ用開口補強部材の剛性向上や、インストルメントパネルの剛性向上などを図ることができる。また、デフロスタ開口補強部材とトレイ用開口補強部材との一体化による、部品点数の削減や、構造の一部共用化や、取付スペースの削減などを得ることができて有利である。更に、開口部補強構造体を、インストルメントパネルの前縁部の補強以外の目的や用途に使用することなども可能となる。
即ち、インストルメントパネルは、大型で複雑な形状を有する成形部品であるため、通常の成形部品と比べて、型抜き上の制約や造形上の制約が格段に多く、設計自由度が低くなっているが、インストルメントパネルの前縁部に、開口部補強構造体(デフロスタ開口補強部材やトレイ用開口補強部材)を取付けることにより、車体に対してインストルメントパネルを取付けるための車体取付部や、車体に対してインストルメントパネルを位置決めするための車体位置規定部や、インストルメントパネルに対して各種の部品類を取付けるための部品取付部などを、インストルメントパネルに替わって開口部補強構造体に設けることができるようになり、その分、インストルメントパネル側の制約を減らしてインストルメントパネルの設計自由度を向上させることができる。また、車体取付部や車体位置規定部や部品取付部などを設けることによるヒケの発生を防止して、インストルメントパネルの外観品質を向上することができる。
更に、トレイ部材を、トレイ用開口補強部材に対して、裏面側から取付固定するようにしたことにより、(特に、後述する電源供給用のソケットから電源コードを引き抜く際などに、)トレイ部材が不用意に上方へ外れてしまうような不具合を防止することができる。 また、トレイ部材を、トレイ用開口補強部材に対して、裏面側から取付固定するようにしたことにより、例えば、トレイ部材を、トレイ用開口補強部材に対して、表面側から取付固定する場合と比べて、合わせ部分の見栄えを向上することができる。
本実施の形態の実施例1にかかるインストルメントパネル構造の分解斜視図である。 図1を一部拡大した分解斜視図である。 図1または図2の開口部補強構造体の平面図である。 図3の開口部補強構造体の底面図である。 図3の線Dの位置における断面図である。 図3の線Fの位置における断面図である。 図4の線HAの位置における断面図である。 図4の線HBの位置における断面図である。 図4の線HCの位置における断面図である。 図4の線HDの位置における断面図である。 図3の線Aの位置における断面図である。 図3の線Bの位置における断面図である。 図3の線Cの位置における断面図である。 図3の線Eの位置における断面図である。 本実施の形態の実施例2にかかるインストルメントパネル構造の側端部周辺の部分拡大斜視図である。 図15の部分拡大斜視図である。 図15の開口部補強構造体の左右の側端部の部分拡大斜視図である。 (a)は重複延長部を設けない場合の構造を示す部分拡大側面図、(b)は重複延長部を設けた場合の構造を示す部分拡大側面図である。 開口部補強構造体の側端部周辺を車両後方側から見た部分拡大図である。
以下、本実施の形態、および、それを具体化した実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図19は、この実施の形態の実施例を示すものであり、図1〜図14は、実施例1およびその変形例、図15〜図19は、実施例2およびその変形例である。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
自動車などの車両における、車室内の前部に、図1に示すように、インストルメントパネル1などの内装パネルを設置する。
このインストルメントパネル1の車両前後方向の前縁部1aに、窓曇り防止用の空気を吹出すためのデフロスタ開口部3を設ける。そして、インストルメントパネル1におけるデフロスタ開口部3の裏面側に対して、窓曇り防止用の空気をデフロスタ開口部3から吹出させるためのデフロスタ用吹出口部材4を配設する。
ここで、上記した「インストルメントパネル1」は、自動車などの車室内の前部に設置される樹脂製の大型の内装パネルである。
上記した「デフロスタ開口部3」は、インストルメントパネル1の前縁部1aに沿って、車幅方向へ細長く延設される開口である。このデフロスタ開口部3には、特に図示しないが、複数の縦長の吹出用スリット部を形成するようにした縦格子状のグリル部が一体に形成されている。このデフロスタ開口部3は、フロントウインドウガラス5(図6参照)へ向かって窓曇り防止用の空気を吹出すものとされる(フロント用デフロスタ開口部)。
上記した「デフロスタ用吹出口部材4」は、デフロスタ開口部3を下側から覆う風箱(ウインドボックス)状のものとされる。デフロスタ用吹出口部材4は、樹脂製のものとされる。このデフロスタ開口部3は、インストルメントパネル1の内部に設置された図示しない空調ユニットに、直接または図示しないデフロスタダクトを介して間接的に接続される。
このデフロスタ用吹出口部材4の両側部には、図示しないサイドウインドウガラスへ向かって窓曇り防止用の空気を送るサイドデフロスタダクト6が接続される。サイドデフロスタダクト6は、左右一対設けられる。サイドデフロスタダクト6の吹出側の端部は、インストルメントパネル1の両側部に形成されたデフロスタ開口部7(サイド用デフロスタ開口部)に取付けられる。
また、デフロスタ用吹出口部材4およびサイドデフロスタダクト6の乗員から見て手前側(車両後方側)には、上記した空調ユニットからの空調用の空気を送って乗員の胸元へ向けて吹出させるためのベンチレータダクト8が配設される。このベンチレータダクト8の吹出部は、インストルメントパネル1の後面部に形成されベンチレータ開口部9(フロント用ベンチレータ開口部およびサイド用ベンチレータ開口部)に取付けられる。
そして、以上のような基本的な構成に対し、この実施例のものでは、以下のような構成を備えるようにしている。
(構成1)インストルメントパネル1の前縁部1aにおける、デフロスタ開口部3の車両後方側の近傍に、トレイ部材11を設置するためのトレイ用開口部12を設ける。
そして、上記インストルメントパネル1の裏面側に、上記デフロスタ開口部3を補強するためのデフロスタ開口補強部材13と、上記トレイ用開口部12を補強するためのトレイ用開口補強部材14とを設ける。
更に、上記デフロスタ開口補強部材13とトレイ用開口補強部材14とを一体化して開口部補強構造体15を構成する。
そして、この開口部補強構造体15を構成する上記トレイ用開口補強部材14に対して、上記トレイ部材11を、裏面側から取付固定する。
ここで、上記した「トレイ部材11」は、文字通り、物を置くための皿状をしたものである。トレイ部材11は、樹脂製のものとされる。トレイ部材11は、スマートフォンなどの多機能携帯端末などを安定して載置可能な大きさおよび深さを有する大型のものとされる。この場合には、平面視ほぼ五角形状または六角形状のものなどとされている。但し、トレイ部材11の大きさや形状はこれに限るものではない。
上記した「トレイ用開口部12」は、文字通り、トレイ部材11を取付けるための開口である。このトレイ用開口部12は、トレイ部材11とほぼ同じ形状および大きさのものとされている。
上記した「デフロスタ開口補強部材13」は、文字通り、デフロスタ開口部3を補強するための補強部材である。デフロスタ開口補強部材13は、少なくとも、デフロスタ開口部3の周縁部に沿って延びる枠状の部分を有するものとされる。デフロスタ開口補強部材13は、樹脂製のものとされる。この場合には、更に、インストルメントパネル1の前縁部1aのほぼ全域に亘って延びるような長さのものとされている(端部延長部13a)。この端部延長部13aには、図示しないスピーカーを取付けるためのスピーカー取付部などが設けられる。
このデフロスタ開口補強部材13には、少なくとも、図5に示すように、上記したデフロスタ用吹出口部材4(図5にはデフロスタ用吹出口部材4の補強部材取付部17のみ示す)を取付けるための取付部(吹出口部材用取付部16)が設けられる。この吹出口部材用取付部16は、例えば、ボスなどのネジ止め部などとされる。ネジ止め部のネジ止め方向は、インストルメントパネル1の型抜き方向とは異なる方向、例えば、真上方向などとすることができる。これに対し、インストルメントパネル1に直接、ボスなどのネジ止め部を設ける場合には、ボスなどのネジ止め部は、インストルメントパネル1の型抜き方向へ向けざるをえないものとなる(以下、同様である)。
これに対し、デフロスタ用吹出口部材4の側には、吹出口部材用取付部16と対応する位置に、補強部材取付部17として、ネジ孔を有する取付片が一体に設けられる。
上記した「トレイ用開口補強部材14」は、文字通り、トレイ用開口部12を補強するための補強部材である。トレイ用開口補強部材14は、トレイ用開口部12の周縁部に沿って延びる枠状の部分を有するものとされる。トレイ用開口補強部材14は、樹脂製のものとされる。
このトレイ用開口補強部材14には、少なくとも、図6に示すように、上記したトレイ部材11を取付けるための取付部(トレイ取付部18)が設けられる。このトレイ取付部18は、例えば、ボスなどのネジ止め部などとされる。ネジ止め部のネジ止め方向は、インストルメントパネル1の型抜き方向とは異なる方向、例えば、真上方向などとすることができる。
これに対し、トレイ部材11の側には、トレイ取付部18と対応する位置に、補強部材取付部19として、ネジ孔を有する取付片が一体に設けられる。
上記した「開口部補強構造体15」は、上記したように、デフロスタ開口補強部材13とトレイ用開口補強部材14とを一体化して、複数の開口部(デフロスタ用吹出口部材4、トレイ用開口部12)を効率的に補強できるようにしたもの(複数開口部共通補強構造体)であり、例えば、射出成形によって一体に形成される。
そして、開口部補強構造体15には、インストルメントパネル1に対する取付部(パネル取付部21)が設けられる。このパネル取付部21は、例えば、振動溶着によって、インストルメントパネル1の裏面側に溶着固定するための溶着リブなどとすることができる。この溶着リブは、図3に示すように、開口部補強構造体15の、インストルメントパネル1側の面(上面)に対し、ほぼ全域に亘って設けられる。このように、開口部補強構造体15のほぼ全域に亘って溶着リブを設けることによって、開口部補強構造体15をインストルメントパネル1に対して強固に固定することができる。
また、例えば、パネル取付部21は、特に図示しないが、インストルメントパネル1の裏面側に対してネジ止めするためのネジ孔を有する取付片などとすることもできる。この場合、ネジ止め部のネジ止め方向は、インストルメントパネル1の型抜き方向とは異なる方向、例えば、真上方向などとすることができる。これに対し、インストルメントパネル1の裏面側には、ボスなどのネジ止め部が形成されることになる。これらの取付片とネジ止め部とによって締結固定部が構成される。但し、この実施例では、締結固定部は設けられていない。
上記した「裏面側から」は、開口部補強構造体15の裏面に対して、下側からということである。
(構成2)図1に示すように、上記開口部補強構造体15を構成するデフロスタ開口補強部材13に対して、窓曇り防止用の空気をデフロスタ開口部から吹出させるためのデフロスタ用吹出口部材4を、裏面側から取付けるようにする。
ここで、上記した「デフロスタ用吹出口部材4」は、既に上記したようなものである。
上記した「裏面側から」は、既に上記したように、開口部補強構造体15の裏面に対して、下側からということである。
(構成3)図2に示すように、上記トレイ部材11に、電源供給用のソケット25を設けるようにする。
ここで、上記した「電源供給用のソケット25」は、例えば、シガーライターのソケット25と同じものなどとすることができる。この場合、電源供給用のソケット25は、トレイ部材11の前辺部分の幅中央部に設けられている。
ソケット25に電源を供給するためのケーブル26や、その他のケーブル26などは、図4に示すように、開口部補強構造体15の裏面側に配設することができる(ケーブル取付部27、例えば、図7参照)。このケーブル取付部27は、図7〜図10に示すように、クリップ係止の孔部(図7、図8、図10)や、ケーブル仮止用の係止部(図9)などとすることができる。
また、図2に示すように、開口部補強構造体15には、ソケット25を取付けるためのソケット取付部28が設けられる。
(その他の構成)
図11に示すように、上記した開口部補強構造体15(デフロスタ開口補強部材13やトレイ用開口補強部材14)に、車体31に対してインストルメントパネル1を取付けるための車体取付部32を設ける。
この車体取付部32は、デフロスタ開口補強部材13(の端部延長部13a)に設けられたネジ孔などとされる。この場合、車体31に対するネジ止め方向は、前下りの方向(車両前方へ進むに従い、下り勾配となる方向)などとされる。なお、端部延長部13aの上側には、インストルメントパネル1と面一となるようにスピーカーグリル33が取付けられる。
また、図12に示すように、開口部補強構造体15(デフロスタ開口補強部材13やトレイ用開口補強部材14)に、車体31に対するインストルメントパネル1の位置決めを行わせるための車体位置規定部34を設ける。
この車体位置規定部34は、車体31に設けられた、位置規定用の突出部35に対して嵌合可能な位置規定用凹部などとされる。この場合、突出部35に対する車体位置規定部34の嵌合方向は、前下りの方向(車両前方へ進むに従い、下り勾配となる方向)などとされる。
また、必要に応じて、開口部補強構造体15(デフロスタ開口補強部材13やトレイ用開口補強部材14)に、インストルメントパネル1に対して各種の部品類を取付けるための各種の部品取付部などを設けるようにする。
この部品取付部は、例えば、図13に示すような、サイドデフロスタダクト6を取付けるためのサイドデフロスタダクト取付部36などとすることができる。このサイドデフロスタダクト取付部36は、上下方向へ延びるネジ止め用のボスなどとされている。これに対し、サイドデフロスタダクト6には、ネジ孔を有する取付片6aが一体に突設される。この場合、サイドデフロスタダクト取付部36のネジ止め方向は、インストルメントパネル1の型抜き方向とは異なる方向、例えば、真上方向などとすることができる。
また、部品取付部は、例えば、図14に示すような、GPSアンテナ37を取付けるためのアンテナ取付部38などとすることができる。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)インストルメントパネル1の前縁部1aのデフロスタ開口部3に、デフロスタ開口補強部材13を取付けた。これにより、インストルメントパネル1の前縁部1aをデフロスタ開口補強部材13によって二重化して効果的に補強することができる。
一方、デフロスタ開口部3の車両後方側の近傍にトレイ用開口部12を設けた場合には、インストルメントパネル1の前縁部1a周辺の強度が低下されることになるが、トレイ用開口部12にトレイ用開口補強部材14を取付けることにより、インストルメントパネル1の前縁部1a周辺(特に、トレイ用開口部12の周辺)をトレイ用開口補強部材14によって効果的に補強することができる。これにより、インストルメントパネル1に対して大型のトレイ部材11を設けることが可能となる。
そして、デフロスタ開口補強部材13とトレイ用開口補強部材14とを一体化して開口部補強構造体15を構成することにより、上記デフロスタ開口補強部材13およびトレイ用開口補強部材14の剛性向上や、インストルメントパネル1の剛性向上などを図ることができる。また、デフロスタ開口補強部材13とトレイ用開口補強部材14との一体化による、部品点数の削減や、構造の一部共用化や、取付スペースの削減などを得ることができて有利である。更に、開口部補強構造体15を、インストルメントパネル1の前縁部1aの補強以外の目的や用途に使用することなども可能となる。
即ち、インストルメントパネル1は、大型で複雑な形状を有する成形部品であるため、通常の成形部品と比べて、型抜き上の制約や造形上の制約が格段に多く、設計自由度が低くなっているが、インストルメントパネル1の前縁部1aに、開口部補強構造体15(デフロスタ開口補強部材13やトレイ用開口補強部材14)を取付けることにより、車体31に対してインストルメントパネル1を取付けるための車体取付部32や、車体31に対してインストルメントパネル1を位置決めするための車体位置規定部34や、インストルメントパネル1に対して各種の部品類を取付けるための部品取付部などを、インストルメントパネル1に替わって開口部補強構造体15に設けることができるようになり、その分、インストルメントパネル1側の制約を減らしてインストルメントパネル1の設計自由度を向上させることができる。また、車体取付部32や車体位置規定部34や部品取付部などを設けることによるヒケの発生を防止して、インストルメントパネル1の外観品質を向上することができる。
更に、トレイ部材11を、トレイ用開口補強部材14に対して、裏面側から取付固定するようにしたことにより、(特に、後述する電源供給用のソケット25から電源コードを引き抜く際などに、)トレイ部材11が不用意に上方へ外れてしまうような不具合を防止することができる。
また、トレイ部材11を、トレイ用開口補強部材14に対して、裏面側から取付固定するようにしたことにより、例えば、トレイ部材11を、トレイ用開口補強部材14に対して、表面側から取付固定する場合と比べて、合わせ部分の見栄えを向上することができる。
(2)デフロスタ開口補強部材13に対して、裏面側から、デフロスタ用吹出口部材4を取付けた。これにより、インストルメントパネル1に対してデフロスタ用吹出口部材4を取付けるためのボスなどの吹出口部材用取付部を設ける必要をなくすことができ、その分、インストルメントパネル1の型抜き上の制約や造形上の制約を少なくすると共に、吹出口部材用取付部16を設けることによるヒケの発生を防止して、インストルメントパネル1の外観品質を向上することができる。
また、デフロスタ開口補強部材13は、インストルメントパネル1と比べて小型であるため、型抜き上の制約や造形上の制約が少ないので、吹出口部材用取付部16(の設置位置や設置個数や取付角度など)を比較的自由に設定することができ、その分、デフロスタ用吹出口部材4の取付けを容易化することができる。
(3)トレイ部材11に、電源供給用のソケット25を設けた。これにより、トレイ部材11の位置から電源を取ることができるようになる。よって、例えば、大型のトレイ部材11の上部に置いた多機能携帯端末などを、トレイ部材11に設けたソケット25を使って気軽に充電することなどが可能となり、乗員の利便性を向上することができる。
図15〜図19は、この実施例を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
(構成4)図15(および図16〜図19)に示すように、インストルメントパネル1の側端部に、サブパネル(図示せず)を取付け可能なサブパネル取付部41が形成される。
一方、開口部補強構造体15の側端部に、サブパネル取付部41内に位置する露出部42、及び、露出部42の側端部を車体側部構造体43によって下側から支持される車体支持部44が形成される。
そして、車体支持部44が、段差部45を有して露出部42よりも低い位置に設置される。
更に、車体支持部44の上部に、インストルメントパネル1の側端部の裏面に対して溶着固定可能な溶着部46(図17参照)が設けられるようにする。
ここで、側端部とは、車幅方向の端部のことである。インストルメントパネル1の側端部におけるサブパネル取付部41よりも車両後方側には、フロントウインドウ(図6のフロントウインドウガラス5参照)とサイドドアとの間の仕切りとして設けられる図示しないピラー部材を取付けるための、ピラー取付用切欠部47が設けられる。そして、このピラー取付用切欠部47に対し、上記とは別の段差部48を有してピラー位置規制面部49が、露出部42よりも低く、また、車体支持部44よりも高い位置に設置される。この場合、溶着部46は、このピラー位置規制面部49の裏面側に溶着される。また、車体支持部44には、車体側部構造体43に対する止点として、ネジ穴44aやロケート孔44bなどが設けられる。また、車体支持部44には、ケーブル保持用の切込部44cなども設けられる。
(構成5)図17、図18に示すように、上記した溶着部46が、車体支持部44からインストルメントパネル1の側端部の裏面側へ向けて、重複するように延びる重複延長部51に設けられるようにする(なお、図18(a)は重複延長部51がない場合の側面図、図18(b)は重複延長部51がある場合の側面図である)。
更に、図16、図17に示すように、車体支持部44の重複延長部51またはその近傍に、インストルメントパネル1の側端部に対して面方向の位置規制を行う位置規制用リブ52が設けられる。
ここで、面方向とは、車体支持部44およびインストルメントパネル1の側端部の面が向いている方向のことである。この場合には、ほぼ車両前後方向となっている。
(構成6)より具体的には、上記サブパネルを、スピーカーグリル(図11のスピーカーグリル33参照)とする。
また、上記サブパネル取付部41を、インストルメントパネル1の側端部に形成された切欠部または開口部とする。
そして、上記露出部42を、開口部補強構造体15に設けられたスピーカー取付部とする。
更に、上記車体側部構造体43を、インストルメントパネル1内部に配設されて、車幅方向へ延びる金属製の車体補強部材61の両端部に設けられた車体取付け用のサイドブラケット62とする。
ここで、露出部42(スピーカー取付部)には、スピーカー取付孔42aや、グリル取付孔42bなどが設けられる。車体補強部材61は、クロスカービームやステアリングサポートメンバなどと呼ばれる剛性部材である。サイドブラケット62の頂部またはその近傍には、車体支持部44に対する止点として、上記したネジ穴44aと合致するネジ穴や、ロケート孔44bに嵌合するロケート用爪部などを有する図示しないブケットが一体に形成される。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(4)開口部補強構造体15の側端部に形成された車体支持部44の上部に、インストルメントパネル1の側端部の裏面に対して溶着固定可能な溶着部46を設けた。これにより、開口部補強構造体15の側端部とインストルメントパネル1の側端部との間が溶着されて一体に連結され(架橋され)、相互の持ち合いによって剛性が向上されるので、例えば、図19に仮想線で示すように、開口部補強構造体15の段差部45周辺が下方へ撓むような不具合の発生を防止することができる。
(5)溶着部46を、重複延長部51に設けた。これにより、車体支持部44からインストルメントパネル1の側端部の裏面側へ向けて、重複するように延びる重複延長部51に対し、無理なく溶着部46を設けて、開口部補強構造体15とインストルメントパネル1との端部間を溶着することができる。
また、車体支持部44の重複延長部51の周縁部に位置規制用リブ52を設けた。これにより、溶着部46周辺で、開口部補強構造体15とインストルメントパネル1との側端部間の面方向の位置規制を行わせることができる。
(6)サブパネルをスピーカーグリルとし、サブパネル取付部41を、インストルメントパネル1の側端部に形成された切欠部または開口部とし、露出部42を、開口部補強構造体15に設けられたスピーカー取付部とし、車体側部構造体43を、インストルメントパネル1内部に配設されて、車幅方向へ延びる車体補強部材61の両端部に設けられた車体取付け用のサイドブラケット62とした。これにより、インストルメントパネル1の側端部にスピーカーを取付けた場合の剛性を確保することができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 インストルメントパネル
1a 前縁部
3 デフロスタ開口部
4 デフロスタ用吹出口部材
11 トレイ部材
12 トレイ用開口部
13 デフロスタ開口補強部材
14 トレイ用開口補強部材
15 開口部補強構造体
25 ソケット
33 スピーカーグリル(サブパネル)
41 サブパネル取付部
42 露出部
43 車体側部構造体
44 車体支持部
45 段差部
46 溶着部
51 重複延長部
52 位置規制用リブ
61 車体補強部材
62 サイドブラケット

Claims (6)

  1. インストルメントパネルの前縁部に、窓曇り防止用の空気を吹出すためのデフロスタ開口部を設けると共に、該デフロスタ開口部の車両後方側の近傍にトレイ部材を設置するためのトレイ用開口部を設け、
    前記インストルメントパネルの裏面側に、前記デフロスタ開口部を補強するためのデフロスタ開口補強部材と、前記トレイ用開口部を補強するためのトレイ用開口補強部材とを設けると共に、
    前記デフロスタ開口補強部材とトレイ用開口補強部材とを一体化して開口部補強構造体を構成し、
    該開口部補強構造体を構成する前記トレイ用開口補強部材に対して、前記トレイ部材を、裏面側から取付固定したことを特徴とするインストルメントパネル構造。
  2. 前記開口部補強構造体を構成するデフロスタ開口補強部材に対して、窓曇り防止用の空気をデフロスタ開口部から吹出させるためのデフロスタ用吹出口部材を、裏面側から取付けたことを特徴とする請求項1に記載のインストルメントパネル構造。
  3. 前記トレイ部材に、電源供給用のソケットを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインストルメントパネル構造。
  4. 前記インストルメントパネルの側端部に、サブパネルを取付け可能なサブパネル取付部が形成され、
    前記開口部補強構造体の側端部に、サブパネル取付部内に位置する露出部、及び、該露出部の側端部を車体側部構造体によって下側から支持される車体支持部が形成され、
    該車体支持部が、段差部を有して前記露出部よりも低い位置に設置されると共に、
    前記車体支持部の上部に、前記インストルメントパネルの側端部の裏面に対して溶着固定可能な溶着部が設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のインストルメントパネル構造。
  5. 前記溶着部が、前記車体支持部から前記インストルメントパネルの側端部の裏面側へ向けて、重複するように延びる重複延長部に設けられると共に、
    前記車体支持部の前記重複延長部またはその近傍に、前記インストルメントパネルの側端部に対して面方向の位置規制を行う位置規制用リブが設けられたことを特徴とする請求項4に記載のインストルメントパネル構造。
  6. 前記サブパネルが、スピーカーグリルであり、
    前記サブパネル取付部が、インストルメントパネルの側端部に形成された切欠部または開口部であり、
    前記露出部が、開口部補強構造体に設けられたスピーカー取付部であり、
    前記車体側部構造体が、インストルメントパネル内部に配設されて、車幅方向へ延びる車体補強部材の両端部に設けられた車体取付け用のサイドブラケットであることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のインストルメントパネル構造。
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