JP2006134853A - バッテリボックス構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バッテリボックスの小型化及びコストダウンを可能とし、かつバッテリモジュールのガタ音を防止できるバッテリボックス構造を提供する。
【解決手段】 複数のバッテリモジュール31を一対の保持フレーム35で保持した状態でインシュレータ36内に収容してなるバッテリボックス構造において、インシュレータ36が発泡性絶縁樹脂により形成される。
【選択図】 図4

Description

この発明は、バッテリモジュールをケース内に収容してなるバッテリボックスの構造に関する。
従来、ハイブリッド車両等に適用されるバッテリボックスとしては、複数のバッテリモジュールを保持フレームで一体的に保持した状態でケース内に収容してなるものがある(例えば、特許文献1参照。)。該バッテリボックスにおいては、各バッテリモジュールは、ケース内に空気を流通させることで冷却可能とされている。
特開2003−152378号公報
ところで、上述のようなバッテリボックスにおいては、車両への適用性をより一層向上させるべく、例えばバッテリモジュールの冷却性能を高めて各モジュールの近接配置(すなわちバッテリボックスの小型化)を図ったり、組み立て工数を削減してコストダウンを図ったり、ケース内におけるバッテリモジュールのガタ音を防止することが要望されている。
そこでこの発明は、バッテリボックスの小型化及びコストダウンを可能とし、かつバッテリモジュールのガタ音を防止できるバッテリボックス構造を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、バッテリモジュール(例えば実施例のバッテリモジュール31)を保持フレーム(例えば実施例の保持フレーム35)で保持した状態でケース(例えば実施例のインシュレータ36)内に収容してなるバッテリボックス(例えば実施例のバッテリボックス22)の構造において、前記ケースが発泡性絶縁樹脂により形成されることを特徴とする。
この構成によれば、断熱性、耐衝撃性、及び絶縁、並びに軽量化といった効果を得ると共に、ケース内からのガタ音等の騒音漏れが防止され、かつケース内にバッテリ冷却風の通路を形成し易くなる。
請求項2に記載した発明は、前記ケースにおける前記バッテリモジュールの結線部(例えば実施例のバスバープレート37)と対向する部位が分割可能に構成されることを特徴とする。
この構成によれば、ケース内にバッテリモジュールを収容した状態での結線作業が可能となる。
請求項3に記載した発明は、前記ケースを構成する複数の分割体(例えば実施例のインシュレータ本体41、インシュレータアッパ42、インシュレータサイド43)が、互いに凹凸嵌合して連結されることを特徴とする。
この構成によれば、発泡性絶縁樹脂からなる各分割体を、隙間無く密に組み付けることが可能となる。
請求項4に記載した発明は、複数のバッテリモジュール(例えば実施例のバッテリモジュール31)を保持フレームで(例えば実施例の保持フレーム35)保持した状態でケース(例えば実施例のインシュレータ36)内に収容してなるバッテリボックス(例えば実施例のバッテリボックス122)の構造において、前記バッテリモジュール間に弾性部材(例えば実施例のスプリング部材171)を備えることを特徴とする。
この構成によれば、保持フレームに保持されるバッテリモジュールに弾性部材からの弾性力が付与されると共に、複数のバッテリモジュールを積み上げることで生じる寸法誤差を弾性的に吸収することが可能となる。また、各バッテリモジュール間に必要な冷却風通路としての間隙の一部を、弾性部材の配置スペースとして有効利用することが可能となる。
請求項5に記載した発明は、前記弾性部材が、板状の本体に複数の弾性片を設けてなることを特徴とする。
この構成によれば、弾性部材の配置スペースが縮小され、かつ少ない部品点数でバッテリモジュールに均等な弾性荷重を付与することが可能となる。
請求項6に記載した発明は、バッテリモジュール(例えば実施例のバッテリモジュール31)を保持フレーム(例えば実施例の保持フレーム35)で保持した状態でケース(例えば実施例のインシュレータ36)内に収容してなるバッテリボックス(例えば実施例のバッテリボックス22)の構造において、前記バッテリモジュールと保持フレームとの間に弾性部材(例えば実施例のスプリング部材71)を備え、該弾性部材がその本体(例えば実施例の本体72)に対して可動する弾性片(例えば実施例の弾性片75)を有してなり、該弾性片の先端側の幅が基端側の幅よりも狭いことを特徴とする。
この構成によれば、保持フレームに保持されるバッテリモジュールに弾性部材からの弾性力が付与されると共に、比較的小さな荷重は弾性片の先端側が撓んでこれを吸収し、比較的大きな荷重は弾性片の基端側が撓んでこれを吸収することが可能となる。
請求項7に記載した発明は、前記弾性部材が、前記弾性片を複数有してなり、これら各弾性片が、互いに逆向きとなるように延出するもの同士で対をなすことを特徴とする。
この構成によれば、弾性部材が荷重を吸収する際、各弾性片の変形ストロークと略直交する方向へ弾性部材を移動させようとする力が生じても、このような力を延出方向を逆向きとする弾性片間において相殺することが可能となる。
請求項8に記載した発明は、互いに対向するように延出するもの同士で対をなす前記各弾性片が、互いにラップする位置まで延出することを特徴とする。
この構成によれば、各弾性片の延出長さが増加し、該弾性片の変形ストローク量を増加させることが可能となる。
請求項9に記載した発明は、前記バッテリモジュールと弾性部材とで挟まれるように、複数の開口(例えば実施例の開口63)を有する導風手段(例えば実施例のセパレータ61)を設け、該導風手段の各開口から、前記ケース内に導入された空気を前記バッテリモジュール側に吹き出させることを特徴とする。
この構成によれば、バッテリモジュールの全域に渡って均等に空気を吹き出しこれを冷却することが可能となる。また、導風手段にも弾性部材からの弾性力が付与されることとなる。
請求項10に記載した発明は、前記ケースとバッテリモジュールとの間に、複数の開口(例えば実施例の開口63)を有する導風手段(例えば実施例のセパレータ61)を設け、該導風手段の各開口から、前記ケース内に導入された空気を前記バッテリモジュール側に吹き出させることを特徴とする。
この構成によれば、バッテリモジュールの全域に渡って均等に空気を吹き出しこれを冷却することが可能となる。
請求項11に記載した発明は、前記導風手段が、前記各開口を形成する板状の本体(例えば実施例の本体62)と、該本体における各開口の近傍から前記バッテリモジュール側に突出して空気を案内する突出部(例えば実施例の各突出部64,65)とを有し、該導風手段の本体に沿って前記ケース内に導入した空気を流通させると共に、前記突出部における空気案内面(例えば実施例の各空気案内面64a,65a)を、その先端側よりも基端側が前記空気の流通方向上流側に位置するように傾斜させたことを特徴とする。
この構成によれば、導風手段に沿って流通する空気が、各開口内に流入した後に空気案内面に沿ってバッテリモジュールに向けてスムーズに吹き出される。
請求項12に記載した発明は、前記バッテリモジュールに、その正極側あるいは負極側に偏倚する被係止部(例えば実施例の環状突部53)を設けると共に、前記導風手段及び保持フレームの少なくとも一方に、前記被係止部に係合する係止部(例えば実施例の環状溝部54)を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、バッテリボックスの組み立て時に、バッテリモジュールをその正負極を逆にして誤組みすることを防止することが可能となる。
請求項13に記載した発明は、バッテリモジュール(例えば実施例のバッテリモジュール31)をホルダ(例えば実施例のホルダ34)及び保持フレーム(例えば実施例の保持フレーム35)で保持した状態でケース(例えば実施例のインシュレータ36)内に収容してなるバッテリボックス(例えば実施例のバッテリボックス22)の構造において、前記バッテリモジュールの外周に位置決め用の環状突部(例えば実施例の環状突部53)を設けると共に、該環状突部に係合する環状溝部(例えば実施例の環状溝部54)を前記ホルダ及び保持フレームの少なくとも一方に設けたことを特徴とする。
この構成によれば、バッテリボックスの組み立て時に、バッテリモジュールの位置決めを容易に行うことが可能となる。
請求項14に記載した発明は、前記バッテリモジュールが、複数の単電池(例えば実施例の単電池32)を直列に接続してなり、前記環状突部と環状溝部とが係合する際には、前記単電池の外筒部材(例えば実施例の外筒部材32a)が前記環状溝部近傍の保持部(例えば実施例の保持部34d)により保持されることを特徴とする。
この構成によれば、単電池の外筒部材によりバッテリモジュールが保持されることとなり、各単電池間の接続部への負荷が軽減される。
請求項15に記載した発明は、前記ケース及びこれを覆う外装部品(例えば実施例の外装ケース21)の少なくとも一方に、複数方向での相対位置を決定する位置決め手段(例えば実施例の各ビード21a,49)を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、バッテリボックスと外装部品との組み付けが容易になる。
請求項16に記載した発明は、前記ケース及び保持フレームの少なくとも一方に、該ケースからの保持フレームの離脱方向への移動を規制する規制手段(例えば実施例の各ビード47,55)を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、バッテリボックスの組み立て時に、ケースと保持フレームとを一体的に取り扱うことが可能となる。
請求項17に記載した発明は、前記ケースにおける前記保持フレームが重なる位置にドレン孔(例えば実施例のドレン孔48)を配置したことを特徴とする。
この構成によれば、ケース内に空気を流通させてバッテリモジュールを冷却する際にも、ドレン孔からの冷却空気の吹き抜けが抑えられる。
請求項1に記載した発明によれば、ケースに複数の機能を付与することで、バッテリボックスの小型軽量化並びにコストダウンを図ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、バッテリボックスの組み立て及びメンテナンス作業を容易にして工数削減を図ることができる。
請求項3に記載した発明によれば、ケース内からのバッテリ冷却風の漏れを容易かつ確実に防止することができる。
請求項4に記載した発明によれば、各バッテリモジュールを弾性的に保持してこれらのガタ音の発生を防止することができる。また、バッテリモジュール間に弾性部材を配置しながらもバッテリボックスの小型化を図ることができる。
請求項5に記載した発明によれば、バッテリボックスの小型軽量化を図ることができる。
請求項6に記載した発明によれば、バッテリモジュールを弾性的かつ柔軟に保持してこれらのガタ音の発生を防止することができる。
請求項7に記載した発明によれば、荷重吸収時における弾性部材の位置ズレを防止してバッテリモジュールを良好に保持することができる。
請求項8に記載した発明によれば、弾性片の変形ストローク量の増加によりバッテリモジュールを良好に保持することができる。
請求項9に記載した発明によれば、バッテリモジュールの冷却性能をその全域に渡って均等に高めることができる。また、導風手段のガタ音の発生を防止することができる。
請求項10に記載した発明によれば、バッテリモジュールの冷却性能をその全域に渡って均等に高めることができる。
請求項11に記載した発明によれば、バッテリモジュールの冷却性能をより一層高めることができる。
請求項12,13,15,16に記載した発明によれば、バッテリボックスの組み立てを容易にして工数削減を図ることができる。
請求項14に記載した発明によれば、各単電池間の接続部への負荷を軽減した上でバッテリモジュールを良好に保持することができる。
請求項17に記載した発明によれば、バッテリモジュールの冷却性能が高まり、バッテリボックスの小型化を図ることができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示す車両1はハイブリッド自動車であり、内燃機関であるエンジンをモータジェネレータにより駆動補助すると共に、車両減速時等にはその運動エネルギーをモータジェネレータを介して電気エネルギーとして回収可能とされる。回収された電気エネルギーは、電力変換器を介してエネルギーストレージに充電される。
車両1の車体前部のエンジンルーム2には、前記エンジン及びモータジェネレータを直列に設けてなるパワーユニット3が搭載され、該パワーユニット3からの駆動力が前輪4に伝達される。エンジンルーム2の後方には、フロントシート5及びリアシート6を有する車室7が設けられ、車室7の後方には、該車室7とリアシート6のシートバック6a等を介して仕切られるトランクルーム8が設けられる。そして、リアシート6のシートバック6aの後方(トランクルーム8内)には、フロア9下の電力ケーブル11を介してパワーユニット3と接続される高圧電装ボックス20が配設される。
図2,3に示すように、高圧電装ボックス20は、箱型をなす外装ケース(外装部品)21内に、前記エネルギーストレージとしての高圧バッテリ22aを構成するバッテリボックス22、及び前記電力変換器としてのインバータユニット23等の電装部品が収容されてなる。
外装ケース21は、シートバック6a側に開放する箱型のケース本体24と、該ケース本体24の開口左側及び右側をそれぞれ閉塞する左カバー25L及び右カバー25Rとを有してなる。この外装ケース21内の左側にはバッテリボックス22が、右側には前記インバータユニット23が各々収容される。
リアシート6のシートバック6aは、上方に位置するほど後方に位置するように傾斜しており、このシートバック6aの後面Hに沿うようにして高圧電装ボックス20が斜めに配置される。シートバック6a及び高圧電装ボックス20は、その下部が車体骨格部材としてのリアクロスメンバ12に、上部が同じく車体骨格部材としてのリアパーセル13に各々固定され支持される。
高圧電装ボックス20の上部左側及び右側には、バッテリボックス22内の高圧バッテリ22aやインバータユニット23等の電装部品を冷却するべく高圧電装ボックス20内に車室7内の空気を導入可能とする吸気ダクト26、及び電装部品冷却後の空気を導出可能とする排気ダクト27がそれぞれ取り付けられる。排気ダクト27の中間部分には、吸気ダクト26、高圧電装ボックス20、及び排気ダクト27内に空気を流通させるための冷却ファン28が設けられる。
そして、吸気ダクト26から高圧電装ボックス20内に導入された空気は、該高圧電装ボックス20左側においてバッテリボックス22内の高圧バッテリ22aを冷却しつつ下方に向かって流動し、高圧電装ボックス20下端部において右側に移動した後、インバータユニット23を冷却しつつ上方に向かって流動する。その後、該空気は排気ダクト27を介して高圧電装ボックス20外に導出され、トランクルーム8内あるいは車外に排出される。なお、このときの空気の流れを図3中鎖線矢印で示す。
図4はバッテリボックス22の分解斜視図であり、本図に示すように、バッテリボックス22は、複数のバッテリモジュール31を左右一対のホルダ34及び保持フレーム35で一体的に保持し、これらを発泡絶縁樹脂(ポリスチレン、ゴム、ポリウレタン等)からなるインシュレータ(ケース)36内に収容してなる。なお、インシュレータ36を発泡樹脂製としたのは、各バッテリモジュール31の保護及び断熱等を考慮しつつ軽量化を図るためである。なお、図中矢印UP’は前記後面Hの傾斜に沿う方向(高圧電装ボックス20の傾斜に沿う方向)での上方を、矢印FR’は後面Hと直交する方向(高圧電装ボックス20の厚さ方向)での前方をそれぞれ示す。
各バッテリモジュール31は、円柱状の複数個(六個)の単電池32を電気的かつ機械的に直列に接続してなる棒状のもので、この実施例においては、これをその正負極が互い違いになるように二本並べ、その一端側が結線されると共に中間部分の二箇所がナイロン等の絶縁樹脂製の連結パーツ33で連結されることで、一体のバッテリモジュール対31Aとして取り扱われる。
各バッテリモジュール対31Aは、その長手方向(軸方向)を左右方向に沿わせ、かつ結線された側の端部を左側に向けた状態で配列される。このとき、左カバー25L側(外装ケース21の開口側)に配列されるバッテリモジュール対31Aは、各バッテリモジュール31が高圧電装ボックス20の傾斜に沿って並ぶように配置され、外装ケース21の底壁側に配列されるバッテリモジュール対31Aは、各バッテリモジュール31が高圧電装ボックス20の厚さ方向に沿って並ぶように配置される(図2参照)。
そして、各バッテリモジュール対31Aの右側端部(未結線側の端部)がバスバープレート(結線部)37により適宜結線されることで、全バッテリモジュール31が直列に接続されて高圧バッテリ22aが構成される。バスバープレート37からは高圧バッテリ22aの正極側及び負極側の出入力端子38が導出され、該各出入力端子38が左カバー25Lに設けられた出入力端子台39にてインバータユニット23等と結線される。
各ホルダ34はナイロン等の絶縁樹脂からなるもので、高圧電装ボックス20の厚さ方向で外装ケース21の開口側から順にアッパホルダ34a、ミドルホルダ34b、及びロアホルダ34cに分割構成される。これらの内、アッパホルダ34a及びミドルホルダ34bにより、外装ケース21の開口側に配列された三つのバッテリモジュール対31Aが挟み込まれて保持され、ミドルホルダ34b及びロアホルダ34cにより、外装ケース21の底壁側に配列された七つのバッテリモジュール対31Aが挟み込まれて保持される。
ここで、各ロアホルダ34cは、同じくナイロン等の絶縁樹脂からなるセパレータ(導風手段)61と一体形成される。セパレータ61は、その板状の本体62がインシュレータ本体41の底壁部41bと概ね重なるように設けられるもので、該セパレータ61により、インシュレータ36の内部空間がバッテリ配置空間BTとバッテリ冷却用の空気導入通路INとに仕切られる(図5参照)。
各ホルダ34は、左右方向で各バッテリモジュール対31Aの連結パーツ33と同位置となるように配置され、これらがそれぞれ各連結パーツ33の外形に適宜係合すると共に、バッテリモジュール31の外周に形成された環状突部(被係止部)53と、ホルダ34内周に形成された環状溝部(係止部)54とが係合することで、各バッテリモジュール対31Aの左右方向等の位置決めがなされる(図6,14参照)。
インシュレータ36は外装ケース21の内張りとして構成されるもので、バッテリ冷却用の空気導入口44及び空気導出口45、並びに出入力端子台39等を除いて高圧バッテリ22a全体を覆うものである。インシュレータ36は、そのインシュレータ本体(分割体)41に対して、外装ケース21の開口に対応する部位がインシュレータアッパ(分割体)42として別体構成されると共に、インバータユニット23側(右側)の側壁部がインシュレータサイド(分割体)43として別体構成されている。ここで、インバータユニット23側の側壁部とは、高圧バッテリ22aの結線部であるバスバープレート37との対向部でもある。
なお、インシュレータアッパ42は、左カバー25Lに取り付けられて一体的に取り扱われる。また、インシュレータ本体41、インシュレータアッパ42、及びインシュレータサイド43は、互いに凹凸嵌合して連結されることで、インシュレータ36の剛性を高めると共に、該インシュレータ36内に導入されたバッテリ冷却用の空気の漏れを抑えている。
各保持フレーム35は、インシュレータ本体41の内側に沿ってその上壁部41a、底壁部41b、及び下壁部41cに渡って側面視コの字状をなして延びるもので、その幅方向(左右方向)中央部をインシュレータ36内側に向けて突出させるハット形の断面形状を有する。各保持フレーム35の両端部は、インシュレータ36外側に向けて屈曲して左カバー25Lと略平行をなす対向部51を形成している。
なお、以下の説明では、各保持フレーム35におけるインシュレータ本体41の上壁部41a、底壁部41b、及び下壁部41cに沿う部位を、それぞれ上辺部、底辺部、及び下辺部として説明する。また、各保持フレーム35において、そのハット形断面における上辺部及びその両側辺部を構成する部位を突出部、両側辺部及び下辺部を構成する部位を両脚部として説明する。
左カバー25Lには、各保持フレーム35に対応するように、高圧電装ボックス20の傾斜に沿う一対のベースフレーム52が取り付けられており、該各ベースフレーム52の両端部に対応する保持フレーム35の両対向部51がそれぞれ締結される。各保持フレーム35及びベースフレーム52は、左右方向で各ホルダ34と同位置となるように配置されており、これらが各ホルダ34の外形に適宜係合した状態で各バッテリモジュール対31Aを保持する。
このようなバッテリボックス22を組み立てる際には、まずインシュレータ本体41の内側に各保持フレーム35を取り付け、該各保持フレーム35の底辺部上に後に詳述するスプリング部材(弾性部材)71を介してセパレータ61を載置し、次にセパレータ61に一体形成された各ロアホルダ34c上に外装ケース21底壁側の七つのバッテリモジュール対31Aを配列し、これら各バッテリモジュール31に各ミドルホルダ34bを取り付け、さらに各ミドルホルダ34b上に外装ケース21開口側の三つのバッテリモジュール対31Aを配列し、これら各バッテリモジュール31に各アッパホルダ34aを取り付ける。
次いで、各アッパホルダ34a上に予め一体的に構成された各ベースフレーム52、アッパインシュレータ36、及び左カバー25Lを載置し、各ベースフレーム52と保持フレーム35とを締結した後、各バッテリモジュール対31Aにその右側からバスバープレート37を取り付けて結線し、該バスバープレート37の右側からインシュレータサイド43を取り付けることで、バッテリボックス22の組み立てが完了する。
組み立てられたバッテリボックス22は、予め車体の所定位置に配置された外装ケース21の内部左側に収容され、各ベースフレーム52の上端部及び下端部が、外装ケース21の上端部及び下端部と共にリアパーセル13及びクロスメンバ12に各々締結される。これにより、バッテリボックス22が外装ケース21内に収容された状態で車体骨格部品に支持されると共に、外装ケース21の開口左側が左カバー25Lにより閉塞される。
インシュレータ本体41の上壁部41aには、インシュレータ36内にバッテリ冷却用の空気を導入するための空気導入口44が設けられる。該空気導入口44は、図5に示すように、インシュレータ本体41の底壁部41b側の空気導入通路IN内に連通しており、該空気導入通路IN内に導入された空気は、インシュレータ本体41の底壁部41b及びセパレータ61に沿ってインシュレータ本体41の下壁部41c側に向けて流動しつつ、該セパレータ61に設けられた複数の開口63からバッテリ配置空間BT内に順次流入して各バッテリモジュール31を冷却する。以下、空気導入通路INにおける空気流通方向上流側及び下流側を、単に上流側及び下流側ということがある。
各バッテリモジュール31冷却後の空気は、インシュレータ本体41の下壁部41cとインシュレータアッパ42との間に形成された空気導出口45からインシュレータ36外に導出される。インシュレータ36外に導出された冷却空気は、インシュレータ本体41の下壁部41cと外装ケース21の下壁部との間隙内を通過して高圧電装ボックス20右側に移動し、前記インバータユニット23の冷却に供される。なお、インシュレータ本体41は、その底壁部41bが比較的肉厚に形成されることで、トランクルーム8側からの衝撃に対する緩衝性能を向上させている。
インシュレータ本体41の底壁部41bとセパレータ61との間に形成される空気導入通路INは、空気導入口44側からインシュレータ本体41の下壁部41c側に向けて先細りとされることで、該通路下流側の流速が確保されると共に、インシュレータ本体41の下壁部41cのセパレータ61と対向する面を、セパレータ61側に凸形となるように緩やかに湾曲させることで、バッテリ配置空間BT側へ冷却空気が流入し易いようにしている。
セパレータ61における各開口63からバッテリ配置空間BT内に流入した空気は、各バッテリモジュール31間を通過しこれらを冷却しつつ、インシュレータ本体41の底壁部41b側からインシュレータアッパ42側へ流動し、各バッテリモジュール31とインシュレータアッパ42との間に形成された空気導出通路OUTに達した後に、空気導出口45からインシュレータ36外に導出される。
なお、空気導出口45の開口面積は、各バッテリモジュール31間の間隙の合計面積すなわち各バッテリモジュール31間を通過する空気の流路の合計面積よりも小さくされており、空気導出口45における空気の流速を高めている。また、空気導出口45は、左右方向すなわちバッテリモジュール31の長手方向で開口面積を変化させており、各バッテリモジュール31をその長手方向で均等に冷却し易くしている。
セパレータ61の各開口63は、バッテリモジュール31の長手方向(左右方向)に沿って横長に形成されており、該各開口63が各バッテリアッシ間の間隙の直ぐ後方に位置するように設けられる。ここで、セパレータ61は、その本体における各開口63の上流側及び下流側の両縁部から各バッテリモジュール31側に突出してバッテリ冷却用の空気を案内する上流側及び下流側突出部64,65を有する。
各突出部64,65の空気案内面64a,65aは、開口63内に流入した空気をバッテリモジュール31に向けて吹き出させるべく、その先端側よりも基端側が上流側に位置するように傾斜すると共に、対応する開口63直近の上流側に位置するバッテリモジュール31の外形と概ね同心の円弧状に形成される。各開口63内に流入した空気は、各バッテリモジュール31間の間隙に向けて吹き出されてこれらを良好に冷却する。
図6,14に示すように、バッテリモジュール31を構成する単電池32は、その外周が金属製の外筒部材32aにより構成される。この外筒部材32aの例えば正極側端は一体形成された底壁32bにより閉塞されると共に、負極側端は別体のプレート32cにより閉塞されている。
このような各単電池32間の接続部において、負極側端部の外周には樹脂製の接続リング32dが嵌合装着されると共に、該リングを保持する金属製の接続リング32eが前記プレート32cに溶接等により接合される。
接続リング32eには、他方の単電池32を嵌入させる円筒状のスカート部32fが形成され、このスカート部32fと他方の単電池32の外筒部材32aとが溶接等により接合されることで、各単電池32が構造的に結合される。なお、各単電池32が接続された後には、これらがバッテリモジュール31の外表面を形成する絶縁皮膜32gにより被覆される。
ここで、各単電池32の接続リング32dの外周には、前記環状突部53が形成される。すなわち、環状突部53は、同一構成の各単電池32を直列に接続する都合上、単電池32における例えば負極側の端部に設けられている。また、バッテリモジュール31単位で見た場合には、各環状突部53は、各単電池32の接続部において、バッテリモジュール31の例えば正極側に偏倚して設けられている。
各バッテリモジュール31は、その両端部に位置する単電池32と該単電池32の内側に位置する単電池32との接続部近傍において、前記各ホルダ34により保持される。各ホルダ34におけるバッテリモジュール31外周との整合部には、前記環状突部53に整合する環状溝部54が形成される。この環状溝部54は、環状突部53と同様、バッテリモジュール31の例えば正極側に偏倚して設けられており、したがって該環状溝部54と環状突部53とを整合させるように各バッテリモジュール31をホルダ34に組み付けることで、各バッテリモジュール31の正負極を逆にした誤組みが防止される。
ここで、ホルダ34におけるバッテリモジュールとの整合部は、その両側が各単電池32間の接続部を避けて外筒部材32aに接触することでバッテリモジュール31を実際に保持する保持部34dとされており、該両保持部34d間ではバッテリモジュール31を支持せず、環状突部53及び連結パーツ33と嵌合することでバッテリモジュール31の位置決めのみを行うようになっている。
すなわち、各環状溝部54と環状突部53とが嵌合すると共に、各ホルダ34とバッテリモジュール対31Aにおける連結パーツ33とが嵌合することで、各バッテリモジュール31の長手方向(軸方向)及びこれに直交する方向での位置決めがなされ、この状態で、各ホルダ34の保持部34dとバッテリモジュール31における各単電池32の外筒部材32aとが当接することで、バッテリモジュール31がホルダ34に保持される。これにより、バッテリモジュール31からの荷重が、各単電池32間の接続部を避けて外筒部材32aに入力されることとなる。
しかも、各バッテリモジュール31を直列に接続する都合上、これらが正負極を互い違いにして配置されることから、隣接するバッテリモジュール31同士の環状突部53が互いにずれて配置されることとなり、各バッテリモジュール31間の距離を増加させず、高圧バッテリ22aを大型化させることはない。
図7,8,9に示すように、インシュレータ本体41における各保持フレーム35が取り付けられる部位には、該各保持フレーム35における両脚部を入り込ませる一対の溝部46が形成されており、該両溝部46間の中央部46aが、保持フレーム35における突出部内側に入り込むようになっている。
ここで、インシュレータ本体41の上下壁部41a,41cにおける前記中央部46aには、インシュレータ本体41内側に向けて突出するビード(規制手段)47がそれぞれ形成される。該各ビード47は、保持フレーム35の長手方向に沿って断面半円状をなして延びるもので、該各ビード47に整合するフレーム側ビード(規制手段)55が、各保持フレーム35の上下辺部における突出部先端にそれぞれ形成される。
各ビード47は、インシュレータ本体41の底壁部41bの手前で終端すると共に、各フレーム側ビード55は、各保持フレーム35の底辺部の手前で終端する。すなわち、各保持フレーム35をインシュレータ本体41に取り付ける際には、該インシュレータ本体41の上下壁部41a,41cを各ビード47の高さ分だけ弾性変形させつつその内部に各保持フレーム35を嵌め込み、該各保持フレーム35の両脚部を両溝部46内に入れ込むと共に各フレーム側ビード55とビード47とを係合させる。
このとき、インシュレータ本体41が発泡樹脂製であることから、前述の如く弾性変形させつつ保持フレーム35を着脱する構造(無理抜き構造)を採用し易くなっている。
この状態で、各保持フレーム35のインシュレータ本体41からの離脱方向への移動が規制されることとなり、各保持フレーム35とインシュレータ本体41とを一体的に取り扱うことが可能となる。なお、各ビード47のインシュレータ本体41の底壁部41b側の端部は、各保持フレーム35の着脱性を高めるべく緩やかなテーパ状に形成されている。
各保持フレーム35の突出部先端とインシュレータ本体41の内面とは、概ね面一となるように設定されており、各保持フレーム35の突出部先端からさらに突出する各フレーム側ビード55は、各ホルダ34の外側に形成された溝部内に係合することで、各ホルダ34ひいては各バッテリモジュール31の長手方向(左右方向)での位置決めを可能としている(図8参照)。
ここで、インシュレータ本体41の底壁部41b下側の隅部には、溝部46底面からインシュレータ本体41外面まで貫通するドレン孔48が形成される。該ドレン孔48は、インシュレータ36内の水分を外部に排出するための排水孔として機能するもので、バッテリボックス22車載時にはその最下端に位置すると共に、インシュレータ本体41に保持フレーム35を取り付けた際には、該保持フレーム35の脚部に覆われる。これにより、該ドレン孔48を例えばプラグ等で塞ぐことなく、インシュレータ36内を流通するバッテリ冷却用の空気の吹き抜けが抑えられる。
図10に示すように、インシュレータ本体41の底壁部41b外側には、左右方向に沿って延びる上辺部49aと、その略中央から高圧電装ボックス20の傾斜に沿って下方に延びる突出辺部49bとからなるT字形の凹形ビード(位置決め手段)49が形成される(図5参照)。該凹形ビード49は、その各辺部が断面V字形に形成されており、このような凹形ビード49に整合する断面山形をなす凸形ビード(位置決め手段)21aが、外装ケース21の底壁部に形成されている(図3参照)。
そして、凸形ビード21aと凹形ビード49とを整合させるように、外装ケース21にインシュレータ本体41を収容することで、左右方向及び高圧電装ボックス20の傾斜に沿う方向でのインシュレータ本体41と外装ケース21との相対位置が決定される。このとき、凹形ビード49が断面V字形でかつ凸形ビード21aが断面山形に形成されることで、各断面の傾斜面に案内されてインシュレータ本体41と外装ケース21との相対位置決めが容易に行われる。なお、高圧電装ボックス20の厚さ方向での相対位置決めは、インシュレータ本体41の底壁部41bが外装ケース21の底壁部に当接することで行われる。
図11に示すように、各保持フレーム35の底辺部上にそれぞれ配置されるスプリング部材71は、一枚のバネ鋼板に例えば打ち抜き成形等を施してなるもので、前記底辺部の両端部に渡る長尺の部材とされる。各スプリング部材71の本体72は、保持フレーム35の突出部先端に沿う上壁部73及びその両側縁から下方に立ち下がる短フランジ74を有してなる。各短フランジ74間の距離は、保持フレーム35の突出部の幅と同一となるように設定されると共に、上壁部73の両端部が保持フレーム35の両隅部に突き当たることで、スプリング部材71の保持フレーム35に対する位置決めがなされる。
図12を併せて参照して説明すると、各スプリング部材71の上壁部73は、その長手方向で例えば該長手方向に長い四つの長方形状に区画され、その一区画毎に一対の弾性片75が保持フレーム35側に向けて斜めに切り起こされる。各弾性片75は、前記一区画を例えば一本の対角線部分を切り残すようにして、該区画の一方の短辺部分を基端とし、該一方の短辺側から他方の短辺側へ突出する三角形状をなして切り起こされている。
換言すれば、各弾性片75は、その先端側を本体に対して可動させるものであり、先端側の幅を基端側の幅よりも狭めた三角形状をなしている。このような各弾性片75は、それぞれ対をなすもの同士で互いに対向するように延出している。
ここで、各スプリング部材71は、前記一区画における一対の弾性片75の先端部を上壁部73の長手方向(弾性片75の延出方向でもある)でラップさせることで、該上壁部73のスペースを有効利用すると共に各弾性片75のストローク量を増加させている。
そして、各弾性片75の先端部を保持フレーム35の底辺部上に当接させることで、各スプリング部材71の上壁部73が保持フレーム35から離間し、該上壁部73上にセパレータ61及びホルダ34を介してバッテリボックス22が搭載されることで、各バッテリモジュール31が弾性的に支持される。このとき、各スプリング部材71は、複数の弾性片75を有すると共に、保持フレーム35に対して弾性荷重と直交する方向での位置決めがなされることで、各バッテリモジュール31への荷重ポイントがずれることなく、かつ該荷重を安定して付与することができる。
また、各スプリング部材71の上壁部73が、樹脂製のセパレータ61に面接触することとなり、もってセパレータ61のクリープによる保持荷重の低下を抑えることができる。しかも、各スプリング部材71がその両短フランジ74を保持フレーム35に整合させるようにして取り付けられることで、該各スプリング部材71の表裏を逆にした誤組みが防止される。
以上説明したように、上記実施例におけるバッテリボックス22の構造は、複数のバッテリモジュール31を一対の保持フレーム35で保持した状態でインシュレータ36内に収容してなるものであって、インシュレータ36が発泡性絶縁樹脂により形成されるものである。
この構成によれば、断熱性、耐衝撃性、及び絶縁、並びに軽量化といった効果を得ると共に、インシュレータ36内からのガタ音等の騒音漏れが防止され、かつインシュレータ36内にバッテリ冷却風の通路を形成し易くなる。
このように、インシュレータ36に複数の機能を付与することで、バッテリボックス22の小型軽量化並びにコストダウンを図ることができる。
また、上記バッテリボックス構造は、インシュレータ36におけるバッテリモジュール31の結線部であるバスバープレート37と対向する部位が分割可能に構成されることで、インシュレータ36内にバッテリモジュール31を収容した状態での結線作業が可能となるため、バッテリボックス22の組み立て及びメンテナンス作業を容易にして工数削減を図ることができる。
さらに、上記バッテリボックス構造は、インシュレータ36を構成する複数の分割体としてのインシュレータ本体41、インシュレータアッパ42、及びインシュレータサイド43が、互いに凹凸嵌合して連結されることで、発泡性絶縁樹脂からなる各分割体を、隙間無く密に組み付けることが可能となるため、インシュレータ36内からのバッテリ冷却風の漏れを容易かつ確実に防止することができる。
また、上記バッテリボックス構造は、バッテリモジュール31と保持フレーム35との間にスプリング部材71を備え、該スプリング部材71がその板状の本体72に対して可動する複数の弾性片75を有してなり、該各弾性片75の先端側の幅が基端側の幅よりも狭いものである。
この構成によれば、保持フレーム35に保持されるバッテリモジュール31にスプリング部材71からの弾性力が付与されると共に、比較的小さな荷重は弾性片75の先端側が撓んでこれを吸収し、比較的大きな荷重は弾性片75の基端側が撓んでこれを吸収することが可能となる。
すなわち、バッテリモジュール31を弾性的かつ柔軟に保持してこれらのガタ音の発生を防止することができる。
また、上記バッテリボックス構造は、スプリング部材71の各弾性片75が、互いに逆向きとなるように延出するもの同士で対をなすことで、スプリング部材71が荷重を吸収する際、各弾性片75の変形ストロークと略直交する方向へスプリング部材71を移動させようとする力が生じても、このような力を延出方向を逆向きとする弾性片75間において相殺することが可能となる。
すなわち、荷重吸収時におけるスプリング部材71の位置ズレを防止してバッテリモジュール31を良好に保持することができる。
さらに、上記バッテリボックス構造は、互いに対向するように延出するもの同士で対をなす各弾性片75が、互いにラップする位置まで延出することで、各弾性片75の延出長さが増加し、該弾性片75の変形ストローク量を増加させることが可能となる。
すなわち、弾性片75の変形ストローク量の増加によりバッテリモジュール31を良好に保持することができる。
また、上記バッテリボックス構造は、バッテリモジュール31とスプリング部材71とで挟まれるように、複数の開口63を有する導風手段としてのセパレータ61を設け、該セパレータ61の各開口63から、インシュレータ36内に導入された空気をバッテリモジュール31側に吹き出させるものである。
この構成によれば、バッテリモジュール31の全域に渡って均等に空気を吹き出しこれを冷却することが可能となる。また、セパレータ61にもスプリング部材71からの弾性力が付与されることとなる。
すなわち、バッテリモジュール31の冷却性能をその全域に渡って均等に高めることができる。また、セパレータ61のガタ音の発生を防止することができる。
また、上記バッテリボックス構造は、セパレータ61が、各開口63を形成する板状の本体62と、該本体62における各開口63の近傍からバッテリモジュール31側に突出して空気を案内する各突出部64,65とを有し、該セパレータ61の本体62に沿ってインシュレータ36内に導入した空気を流通させると共に、各突出部64,65における空気案内面64a,65aを、その先端側よりも基端側が前記空気の流通方向上流側に位置するように傾斜させたものである。
この構成によれば、セパレータ61に沿って流通する空気が、各開口63内に流入した後に空気案内面64a,65aに沿ってバッテリモジュール31に向けてスムーズに吹き出される。
すなわち、バッテリモジュール31の冷却性能をより一層高めることができる。
また、上記バッテリボックス構造は、バッテリモジュール31に、その正極側あるいは負極側に偏倚する環状突部53を設けると共に、セパレータ61に、環状突部53に係合する環状溝部54を設けたことで、バッテリボックス22の組み立て時に、バッテリモジュール31をその正負極を逆にして誤組みすることを防止すると共に、バッテリモジュール31の軸方向での位置決めを容易に行うことが可能となるため、バッテリボックス22の組み立てを容易にして工数削減を図ることができる。
さらに、上記バッテリボックス構造は、各バッテリモジュール31が、複数の単電池32を直列に接続してなり、前記環状突部53と環状溝部54とが係合する際には、各単電池32の外筒部材32aが環状溝部54近傍の保持部34dにより保持されることで、単電池32の外筒部材32aにバッテリモジュール31からの荷重が重力されることとなり、各単電池32間の接続部への負荷が軽減される。すなわち、各単電池32間の接続部への負荷を軽減した上でバッテリモジュール31を良好に保持することができる。
また、上記バッテリボックス構造は、インシュレータ36及びこれを覆う外装ケース21に、複数方向での相対位置を決定する凹形ビード49及び凸形ビード21aをそれぞれ設けたことで、バッテリボックス22と外装ケース21との組み付けが容易になるため、工数削減によるコストダウンを図ることができる。
さらに、上記バッテリボックス構造は、インシュレータ36及び各保持フレーム35に、該インシュレータ36からの各保持フレーム35の離脱方向への移動を規制するビード47及びフレーム側ビード55をそれぞれ設けたことで、バッテリボックス22の組み立て時に、インシュレータ36と各保持フレーム35とを一体的に取り扱うことが可能となるため、上記同様に工数削減を図ることができる。
また、上記バッテリボックス構造は、インシュレータ36における保持フレーム35が重なる位置にドレン孔48を配置したことで、インシュレータ36内に空気を流通させてバッテリモジュール31を冷却する際にも、ドレン孔48からの冷却空気の吹き抜けが抑えられるため、バッテリモジュール31の冷却性能が高まり、バッテリボックス22の小型化を図ることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば図13に示すような構成の高圧バッテリ122aを収容するバッテリボックス122であってもよい。
すなわち、高圧バッテリ122aは、複数のバッテリモジュール31を千鳥状に積層してなるもので、該高圧バッテリ122aが前記高圧バッテリ22aに代わり保持フレーム35に保持された状態でインシュレータ36内に収容される。各バッテリモジュール31の両端部外周には、その長手方向視で六角形状をなす絶縁樹脂製のホルダ部材134が装着され、該ホルダ部材134をハニカム状に積み上げることで、各バッテリモジュール31が千鳥状に積層される。このとき、各バッテリモジュール31間には、冷却風を流通させるための間隙が形成される。
このようなバッテリボックス122において、各ホルダ部材134間(各バッテリモジュール31間)には、波形板状のスプリング部材(弾性部材)171が配置される。このスプリング部材171は、板状の本体に複数の弾性片75を設けてなるもので、該スプリング部材171の弾性力により各バッテリモジュール31が積層状態で弾性的に支持される。
この構成によれば、保持フレーム35に保持されるバッテリモジュール31にスプリング部材171からの弾性力が直接的に付与されてこれらが良好に保持されると共に、複数のバッテリモジュール31を積み上げることで生じる寸法誤差を弾性的に吸収することが可能となる。すなわち、各バッテリモジュール31を弾性的に保持してこれらのガタ音の発生を防止することができる。
また、スプリング部材171のストローク量を抑えることで該スプリング部材171ひいてはバッテリボックス122が小型化される。さらに、バッテリモジュール31用のホルダ部品が均一化されてコストダウンを図ることができる。
さらにまた、各バッテリモジュール31間に必要な冷却風通路としての間隙の一部を、スプリング部材171の配置スペースとして有効利用することが可能となるため、バッテリモジュール31間にスプリング部材171を配置しながらもバッテリボックス22の小型化を図ることができる。
しかも、スプリング部材171が、板状の本体に複数の弾性片75を設けてなることで、該スプリング部材171の配置スペースが縮小され、かつ少ない部品点数で各バッテリモジュール31に均等な弾性荷重を付与することが可能となるため、バッテリボックス22の小型軽量化を図ることができる。なお、各バッテリモジュール31が格子状に積層される場合においても、上記構成の適用が可能である。
ここで、高圧バッテリ22aを、バスバープレート37とインシュレータアッパ42とを対向させるようにしてインシュレータ36内に収容してもよく、この場合、インシュレータ本体41とインシュレータサイド43とを一体化することで、気密性をより高めつつ結線作業性を確保することができる。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、走行用電動機からの駆動力のみで走行する電気自動車にも適用できることはもちろん、該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例におけるハイブリッド車両の概略側面図である。 上記車両に搭載される高圧電装ボックス周辺の側面図である。 上記高圧電装ボックスの後面図である。 上記高圧電装ボックス内に配置されるバッテリボックスの分解斜視図である。 上記高圧電装ボックスの左右方向との直交面に沿う概略断面図である。 上記高圧電装ボックスのバッテリモジュール及びセパレータの要部を示す斜視図である。 上記高圧電装ボックスの保持フレーム及びインシュレータの要部を示す斜視図である。 図7におけるA−A断面図である。 図7におけるB−B断面図である。 上記インシュレータ後側の要部を示す斜視図である。 上記高圧電装ボックスのスプリング部材の斜視図である。 上記スプリング部材の平面図である。 上記実施例の変形例を示す斜視図である。 図6におけるD−D断面図である。
符号の説明
21 外装ケース(外装部品)
21a 凸形ビード(位置決め手段)
22,122 バッテリボックス
31 バッテリモジュール
32 単電池
32a 外筒部材
34 ホルダ
34d 保持部
35 保持フレーム
36 インシュレータ(ケース)
37 バスバープレート(結線部)
41 インシュレータ本体(分割体)
42 インシュレータアッパ(分割体)
43 インシュレータサイド(分割体)
47 ビード(規制手段)
48 ドレン孔
49 凹形ビード(位置決め手段)
53 環状突部(被係止部)
54 環状溝部(係止部)
55 フレーム側ビード(規制手段)
61 セパレータ(導風手段)
62 本体
63 開口
64 上流側突出部(突出部)
64a 空気案内面
65 下流側突出部(突出部)
65a 空気案内面
71,171 スプリング部材(弾性部材)
72 本体
75 弾性片

Claims (17)

  1. バッテリモジュールを保持フレームで保持した状態でケース内に収容してなるバッテリボックスの構造において、前記ケースが発泡性絶縁樹脂により形成されることを特徴とするバッテリボックス構造。
  2. 前記ケースにおける前記バッテリモジュールの結線部と対向する部位が分割可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載のバッテリボックス構造。
  3. 前記ケースを構成する複数の分割体が、互いに凹凸嵌合して連結されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバッテリボックス構造。
  4. 複数のバッテリモジュールを保持フレームで保持した状態でケース内に収容してなるバッテリボックスの構造において、前記バッテリモジュール間に弾性部材を備えることを特徴とするバッテリボックス構造。
  5. 前記弾性部材が、板状の本体に複数の弾性片を設けてなることを特徴とする請求項4に記載のバッテリボックス構造。
  6. バッテリモジュールを保持フレームで保持した状態でケース内に収容してなるバッテリボックスの構造において、前記バッテリモジュールと保持フレームとの間に弾性部材を備え、該弾性部材がその本体に対して可動する弾性片を有してなり、該弾性片の先端側の幅が基端側の幅よりも狭いことを特徴とするバッテリボックス構造。
  7. 前記弾性部材が、前記弾性片を複数有してなり、これら各弾性片が、互いに逆向きとなるように延出するもの同士で対をなすことを特徴とする請求項6に記載のバッテリボックス構造。
  8. 互いに対向するように延出するもの同士で対をなす前記各弾性片が、互いにラップする位置まで延出することを特徴とする請求項7に記載のバッテリボックス構造。
  9. 前記バッテリモジュールと弾性部材とで挟まれるように、複数の開口を有する導風手段を設け、該導風手段の各開口から、前記ケース内に導入された空気を前記バッテリモジュール側に吹き出させることを特徴とする請求項4から請求項8の何れかに記載のバッテリボックス構造。
  10. 前記ケースとバッテリモジュールとの間に、複数の開口を有する導風手段を設け、該導風手段の各開口から、前記ケース内に導入された空気を前記バッテリモジュール側に吹き出させることを特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載のバッテリボックス構造。
  11. 前記導風手段が、前記各開口を形成する板状の本体と、該本体における各開口の近傍から前記バッテリモジュール側に突出して空気を案内する突出部とを有し、該導風手段の本体に沿って前記ケース内に導入した空気を流通させると共に、前記突出部における空気案内面を、その先端側よりも基端側が前記空気の流通方向上流側に位置するように傾斜させたことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のバッテリボックス構造。
  12. 前記バッテリモジュールに、その正極側あるいは負極側に偏倚する被係止部を設けると共に、前記導風手段及び保持フレームの少なくとも一方に、前記被係止部に係合する係止部を設けたことを特徴とする請求項9から請求項11の何れかに記載のバッテリボックス構造。
  13. バッテリモジュールをホルダ及び保持フレームで保持した状態でケース内に収容してなるバッテリボックスの構造において、前記バッテリモジュールの外周に位置決め用の環状突部を設けると共に、該環状突部に係合する環状溝部を前記ホルダ及び保持フレームの少なくとも一方に設けたことを特徴とするバッテリボックス構造。
  14. 前記バッテリモジュールが、複数の単電池を直列に接続してなり、前記環状突部と環状溝部とが係合する際には、前記単電池の外筒部材が前記環状溝部近傍の保持部により保持されることを特徴とする請求項13に記載のバッテリボックス構造。
  15. 前記ケース及びこれを覆う外装部品の少なくとも一方に、複数方向での相対位置を決定する位置決め手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項14の何れかに記載のバッテリボックス構造。
  16. 前記ケース及び保持フレームの少なくとも一方に、該ケースからの保持フレームの離脱方向への移動を規制する規制手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項15の何れかに記載のバッテリボックス構造。
  17. 前記ケースにおける前記保持フレームが重なる位置にドレン孔を配置したことを特徴とする請求項1から請求項16の何れかに記載のバッテリボックス構造。

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