JP2003197276A - バッテリ式電源装置 - Google Patents
バッテリ式電源装置Info
- Publication number
- JP2003197276A JP2003197276A JP2001391188A JP2001391188A JP2003197276A JP 2003197276 A JP2003197276 A JP 2003197276A JP 2001391188 A JP2001391188 A JP 2001391188A JP 2001391188 A JP2001391188 A JP 2001391188A JP 2003197276 A JP2003197276 A JP 2003197276A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery module
- rod
- cooling air
- battery
- flow direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 89
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 101001125854 Homo sapiens Peptidase inhibitor 16 Proteins 0.000 description 1
- 102100029324 Peptidase inhibitor 16 Human genes 0.000 description 1
- 229910004441 Ta−Tc Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000009545 invasion Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のバッテリモジュール群全体における温
度ばらつきを抑制する。 【解決手段】 バッテリ式電源装置1は,冷却風導入口
3および吸引ファン4を有するボックス2と,そのボッ
クス2内に設置されたバッテリ集合体5を備える。バッ
テリ集合体5はバッテリモジュール群61 〜65 よりな
る。各バッテリモジュール群61 〜65 は,軸線を仮想
平面P1 内で冷却風流通方向Aと交差させた複数の棒状
バッテリモジュール7より構成される。冷却風流通方向
Aにて相隣る両棒状バッテリモジュール7の軸線は仮想
平面P2 内に位置する。両棒状バッテリモジュール7間
の間隔a,bはa>bに設定される。一方の仮想平面P
1 の数をLとし,他方の仮想平面P2 の数をNとしたと
き,両者L,Nの比L/Nは0.5≦L/N≦2.0で
ある。
度ばらつきを抑制する。 【解決手段】 バッテリ式電源装置1は,冷却風導入口
3および吸引ファン4を有するボックス2と,そのボッ
クス2内に設置されたバッテリ集合体5を備える。バッ
テリ集合体5はバッテリモジュール群61 〜65 よりな
る。各バッテリモジュール群61 〜65 は,軸線を仮想
平面P1 内で冷却風流通方向Aと交差させた複数の棒状
バッテリモジュール7より構成される。冷却風流通方向
Aにて相隣る両棒状バッテリモジュール7の軸線は仮想
平面P2 内に位置する。両棒状バッテリモジュール7間
の間隔a,bはa>bに設定される。一方の仮想平面P
1 の数をLとし,他方の仮想平面P2 の数をNとしたと
き,両者L,Nの比L/Nは0.5≦L/N≦2.0で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバッテリ式電源装
置,特に,バッテリ集合体を備え,バッテリカー,ハイ
ブリッドカー,燃料電池車等に搭載されて動力源として
用いられるものに関する。ここで,バッテリという概念
には,プライマリ・バッテリ,セコンダリ・バッテリの
外に大容量の電気二重層キャパシタといったように各種
蓄電機能を持つものが含まれる。
置,特に,バッテリ集合体を備え,バッテリカー,ハイ
ブリッドカー,燃料電池車等に搭載されて動力源として
用いられるものに関する。ここで,バッテリという概念
には,プライマリ・バッテリ,セコンダリ・バッテリの
外に大容量の電気二重層キャパシタといったように各種
蓄電機能を持つものが含まれる。
【0002】
【関連技術】この種のバッテリ式電源装置として,一端
面に冷却風導入口を有し,また他端部内に吸引ファンを
有するボックスと,そのボックス内に収容されたバッテ
リ集合体とを備えたものが知られている。そのバッテリ
集合体は,冷却風流通方向に沿って互に平行に,且つ間
隔をとって並ぶ複数のバッテリモジュール群よりなり,
各バッテリモジュール群は,軸線を,冷却風流通方向と
交差する仮想平面内でその冷却風流通方向と交差させて
等間隔で並ぶ複数の棒状バッテリモジュールより構成さ
れ,また冷却風流通方向にて相隣る一方の棒状バッテリ
モジュールと他方の棒状バッテリモジュールの両軸線が
冷却風流通方向と平行な仮想平面内に位置するようにな
っている。
面に冷却風導入口を有し,また他端部内に吸引ファンを
有するボックスと,そのボックス内に収容されたバッテ
リ集合体とを備えたものが知られている。そのバッテリ
集合体は,冷却風流通方向に沿って互に平行に,且つ間
隔をとって並ぶ複数のバッテリモジュール群よりなり,
各バッテリモジュール群は,軸線を,冷却風流通方向と
交差する仮想平面内でその冷却風流通方向と交差させて
等間隔で並ぶ複数の棒状バッテリモジュールより構成さ
れ,また冷却風流通方向にて相隣る一方の棒状バッテリ
モジュールと他方の棒状バッテリモジュールの両軸線が
冷却風流通方向と平行な仮想平面内に位置するようにな
っている。
【0003】この場合,各バッテリモジュール群におい
て,冷却風導入口に最も近いものは最もよく冷やされる
が,冷却風導入口から遠去かるに従い,また配設位置に
よってバッテリモジュール群の冷却度合が低下し,バッ
テリモジュール群全体について温度ばらつきが大とな
る。
て,冷却風導入口に最も近いものは最もよく冷やされる
が,冷却風導入口から遠去かるに従い,また配設位置に
よってバッテリモジュール群の冷却度合が低下し,バッ
テリモジュール群全体について温度ばらつきが大とな
る。
【0004】そこで,本出願人は,先に,一端面に冷却
風導入口を有し,また他端部内に吸引ファンを有するボ
ックスと,そのボックス内中間部に設置されたバッテリ
集合体(5)とを備え,そのバッテリ集合体は,冷却風
流通方向に沿って互に平行に,且つ間隔をとって並ぶ複
数のバッテリモジュール群よりなり,各バッテリモジュ
ール群は,軸線を,冷却風流通方向と交差する仮想平面
内でその冷却風流通方向と交差させて等間隔で並ぶ複数
の棒状バッテリモジュールより構成され,また冷却風流
通方向にて相隣る一方の棒状バッテリモジュールと他方
の棒状バッテリモジュールの両軸線が冷却風流通方向と
平行な仮想平面内に位置し,前記冷却風導入口に最も近
い第1のバッテリモジュール群の相隣る両棒状バッテリ
モジュールの外周面間の間隔をaとし,また前記第1の
バッテリモジュール群の棒状バッテリモジュールと,そ
れに隣接する第2のバッテリモジュール群の棒状バッテ
リモジュールとの両外周間の間隔をbとしたとき,両間
隔a,bがa>bに設定されているバッテリ式電源装置
を提案した(特願2001−336825号明細書およ
び図面参照)。
風導入口を有し,また他端部内に吸引ファンを有するボ
ックスと,そのボックス内中間部に設置されたバッテリ
集合体(5)とを備え,そのバッテリ集合体は,冷却風
流通方向に沿って互に平行に,且つ間隔をとって並ぶ複
数のバッテリモジュール群よりなり,各バッテリモジュ
ール群は,軸線を,冷却風流通方向と交差する仮想平面
内でその冷却風流通方向と交差させて等間隔で並ぶ複数
の棒状バッテリモジュールより構成され,また冷却風流
通方向にて相隣る一方の棒状バッテリモジュールと他方
の棒状バッテリモジュールの両軸線が冷却風流通方向と
平行な仮想平面内に位置し,前記冷却風導入口に最も近
い第1のバッテリモジュール群の相隣る両棒状バッテリ
モジュールの外周面間の間隔をaとし,また前記第1の
バッテリモジュール群の棒状バッテリモジュールと,そ
れに隣接する第2のバッテリモジュール群の棒状バッテ
リモジュールとの両外周間の間隔をbとしたとき,両間
隔a,bがa>bに設定されているバッテリ式電源装置
を提案した(特願2001−336825号明細書およ
び図面参照)。
【0005】前記のように構成すると,第1のバッテリ
モジュール群の相隣る両棒状バッテリモジュール間から
導入された冷却風が,第1のバッテリモジュール群の棒
状バッテリモジュールおよびそれと隣接する第2のバッ
テリモジュール群の棒状バッテリモジュール間への進入
を抑制されて,その先に向って流通する。これにより第
1,第2のバッテリモジュール群の冷却度合は低くなる
が,それに応じて,昇温を抑制された冷却風により第3
のバッテリモジュール群以後の冷却度合が高められるの
で,バッテリモジュール群全体の温度ばらつきが抑制さ
れる。
モジュール群の相隣る両棒状バッテリモジュール間から
導入された冷却風が,第1のバッテリモジュール群の棒
状バッテリモジュールおよびそれと隣接する第2のバッ
テリモジュール群の棒状バッテリモジュール間への進入
を抑制されて,その先に向って流通する。これにより第
1,第2のバッテリモジュール群の冷却度合は低くなる
が,それに応じて,昇温を抑制された冷却風により第3
のバッテリモジュール群以後の冷却度合が高められるの
で,バッテリモジュール群全体の温度ばらつきが抑制さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は前記装置
について種々検討を加えたところ,バッテリモジュール
群全体の温度ばらつきを一層抑制するためには,さらな
るファクタの導入が必要である,という結論に達した。
について種々検討を加えたところ,バッテリモジュール
群全体の温度ばらつきを一層抑制するためには,さらな
るファクタの導入が必要である,という結論に達した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は棒状バッテリモ
ジュールの配列構造に新たな限定要件を加え,これによ
りバッテリモジュール群全体の温度ばらつきを大いに抑
制し得るようにした前記バッテリ式電源装置を提供する
ことを目的とする。
ジュールの配列構造に新たな限定要件を加え,これによ
りバッテリモジュール群全体の温度ばらつきを大いに抑
制し得るようにした前記バッテリ式電源装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】前記目的を達成するため本発明によれば,
一端面に冷却風導入口を有し,また他端部内に吸引ファ
ンを有するボックスと,そのボックス内中間部に設置さ
れたバッテリ集合体とを備え,そのバッテリ集合体は,
冷却風流通方向に沿って互に平行に,且つ間隔をとって
並ぶ複数のバッテリモジュール群よりなり,各バッテリ
モジュール群は,軸線を,冷却風流通方向と交差する仮
想平面内でその冷却風流通方向と交差させて等間隔で並
ぶ複数の棒状バッテリモジュールより構成され,また冷
却風流通方向にて相隣る一方の棒状バッテリモジュール
と他方の棒状バッテリモジュールの両軸線が冷却風流通
方向と平行な仮想平面内に位置し,前記冷却風導入口に
最も近い第1のバッテリモジュール群の相隣る両棒状バ
ッテリモジュールの外周面間の間隔をaとし,また前記
第1のバッテリモジュール群の棒状バッテリモジュール
と,それに隣接する第2のバッテリモジュール群の棒状
バッテリモジュールとの両外周間の間隔をbとしたと
き,両間隔a,bがa>bに設定されているバッテリ式
電源装置において,前記冷却風流通方向と交差する前記
仮想平面の数をLとし,また前記冷却風流通方向と平行
な前記仮想平面の数をNとしたとき,両者L,Nの比L
/Nが0.5≦L/N≦2.0であるバッテリ式電源装
置が提供される。
一端面に冷却風導入口を有し,また他端部内に吸引ファ
ンを有するボックスと,そのボックス内中間部に設置さ
れたバッテリ集合体とを備え,そのバッテリ集合体は,
冷却風流通方向に沿って互に平行に,且つ間隔をとって
並ぶ複数のバッテリモジュール群よりなり,各バッテリ
モジュール群は,軸線を,冷却風流通方向と交差する仮
想平面内でその冷却風流通方向と交差させて等間隔で並
ぶ複数の棒状バッテリモジュールより構成され,また冷
却風流通方向にて相隣る一方の棒状バッテリモジュール
と他方の棒状バッテリモジュールの両軸線が冷却風流通
方向と平行な仮想平面内に位置し,前記冷却風導入口に
最も近い第1のバッテリモジュール群の相隣る両棒状バ
ッテリモジュールの外周面間の間隔をaとし,また前記
第1のバッテリモジュール群の棒状バッテリモジュール
と,それに隣接する第2のバッテリモジュール群の棒状
バッテリモジュールとの両外周間の間隔をbとしたと
き,両間隔a,bがa>bに設定されているバッテリ式
電源装置において,前記冷却風流通方向と交差する前記
仮想平面の数をLとし,また前記冷却風流通方向と平行
な前記仮想平面の数をNとしたとき,両者L,Nの比L
/Nが0.5≦L/N≦2.0であるバッテリ式電源装
置が提供される。
【0009】前記のように構成すると,前記a>bと設
定したことによる,第1,第2の棒状バッテリモジュー
ル群の優先的冷却をさらに抑制して,バッテリモジュー
ル群全体の温度ばらつきを小にすることができる。たゞ
し,L/NがL/N<0.5であるか,またはL/N>
2.0になると前記温度ばらつきが大となる。比L/N
は,好ましくは0.5<L/N<0.2である。
定したことによる,第1,第2の棒状バッテリモジュー
ル群の優先的冷却をさらに抑制して,バッテリモジュー
ル群全体の温度ばらつきを小にすることができる。たゞ
し,L/NがL/N<0.5であるか,またはL/N>
2.0になると前記温度ばらつきが大となる。比L/N
は,好ましくは0.5<L/N<0.2である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1,2において,バッテリ式電
源装置1は合成樹脂製ボックス2を備え,そのボックス
2は一端面に冷却風導入口3を有し,また他端部内に吸
引ファン4を有する(ボックス2は金属製でもよ
い。)。ボックス2内において,冷却風導入口3と吸引
ファン4との間,つまりボックス2内中間部にバッテリ
集合体5が収容されている。そのバッテリ集合体5は,
冷却風流通方向Aに沿って互に平行に,且つ間隔をとっ
て並ぶ複数,実施例では5つ,つまり第1〜第5のバッ
テリモジュール群61 〜65 よりなる。図3にも示すよ
うに,各バッテリモジュール群61 〜65 は,軸線を,
冷却風流通方向Aと交差する仮想平面P1 内でその冷却
風流通方向Aと交差させて等間隔で並ぶ複数,実施例で
は4つの棒状バッテリモジュール7より構成される。ま
た冷却風流通方向Aにて相隣る一方の棒状バッテリモジ
ュール7と他方の棒状バッテリモジュール7の両軸線は
冷却風流通方向Aと平行な仮想平面P2 内に位置する。
源装置1は合成樹脂製ボックス2を備え,そのボックス
2は一端面に冷却風導入口3を有し,また他端部内に吸
引ファン4を有する(ボックス2は金属製でもよ
い。)。ボックス2内において,冷却風導入口3と吸引
ファン4との間,つまりボックス2内中間部にバッテリ
集合体5が収容されている。そのバッテリ集合体5は,
冷却風流通方向Aに沿って互に平行に,且つ間隔をとっ
て並ぶ複数,実施例では5つ,つまり第1〜第5のバッ
テリモジュール群61 〜65 よりなる。図3にも示すよ
うに,各バッテリモジュール群61 〜65 は,軸線を,
冷却風流通方向Aと交差する仮想平面P1 内でその冷却
風流通方向Aと交差させて等間隔で並ぶ複数,実施例で
は4つの棒状バッテリモジュール7より構成される。ま
た冷却風流通方向Aにて相隣る一方の棒状バッテリモジ
ュール7と他方の棒状バッテリモジュール7の両軸線は
冷却風流通方向Aと平行な仮想平面P2 内に位置する。
【0011】図1,4に明示するように,各棒状バッテ
リモジュール7は,複数,実施例では6つのバッテリ
(セコンダリ・バッテリ)8を,相隣る両バッテリ8が
接続リング9を介して直列接続されるように連結したも
のである。
リモジュール7は,複数,実施例では6つのバッテリ
(セコンダリ・バッテリ)8を,相隣る両バッテリ8が
接続リング9を介して直列接続されるように連結したも
のである。
【0012】図1,5〜7に示すように,冷却風流通方
向Aに並ぶ各5つの棒状バッテリモジュール7は,その
軸線方向2箇所において所定の間隔で配置された2つの
合成樹脂製角棒状グロメット10に保持されている。
向Aに並ぶ各5つの棒状バッテリモジュール7は,その
軸線方向2箇所において所定の間隔で配置された2つの
合成樹脂製角棒状グロメット10に保持されている。
【0013】各グロメット10は上側の第1半体11と
下側の第2半体12とよりなる。両半体11,12の合
せ面13,14には各棒状バッテリモジュール7の外周
面に嵌まる5つの半円弧状凹部15,16が形成されて
いる。
下側の第2半体12とよりなる。両半体11,12の合
せ面13,14には各棒状バッテリモジュール7の外周
面に嵌まる5つの半円弧状凹部15,16が形成されて
いる。
【0014】第1半体11の両側面17には,それぞれ
断面等脚台形状をなし,且つ下底を上下方向と平行に配
した2つの突出部18が,所定の間隔をとり,且つそれ
らの下底の長さの半分を下縁より突出させて設けられて
いる。一方,第2半体12の両側面19には,それぞれ
第1半体11の突出部18と同一形状の1つの突出部2
0が,その下底の長さの略半分を上縁より突出させて設
けられている。第2半体12の各突出部20は第1半体
11の両突出部18間の溝部21に嵌合し,これにより
第1,第2半体11,12相互の位置決めがなされる。
断面等脚台形状をなし,且つ下底を上下方向と平行に配
した2つの突出部18が,所定の間隔をとり,且つそれ
らの下底の長さの半分を下縁より突出させて設けられて
いる。一方,第2半体12の両側面19には,それぞれ
第1半体11の突出部18と同一形状の1つの突出部2
0が,その下底の長さの略半分を上縁より突出させて設
けられている。第2半体12の各突出部20は第1半体
11の両突出部18間の溝部21に嵌合し,これにより
第1,第2半体11,12相互の位置決めがなされる。
【0015】第1半体11の上面22には,各凹部15
に対応して,断面等脚台形状をなし,且つ下底を第1半
体11の長手方向と平行に配した複数の突起23が形成
され,一方,第2半体12の下面24には,各凹部16
に対応して,断面等脚台形状をなし,且つ下底を第2半
体12の長手方向と平行に配した複数の小孔25が形成
されている。下側のグロメット10における第1半体1
1の各突起23は,その直上のグロメット10における
第2半体12の各小孔25に嵌合し,これにより上,下
部のグロメット10相互の位置決めがなされる。
に対応して,断面等脚台形状をなし,且つ下底を第1半
体11の長手方向と平行に配した複数の突起23が形成
され,一方,第2半体12の下面24には,各凹部16
に対応して,断面等脚台形状をなし,且つ下底を第2半
体12の長手方向と平行に配した複数の小孔25が形成
されている。下側のグロメット10における第1半体1
1の各突起23は,その直上のグロメット10における
第2半体12の各小孔25に嵌合し,これにより上,下
部のグロメット10相互の位置決めがなされる。
【0016】相隣る上側の2つの棒状バッテリモジュー
ル7間および下側の2つの棒状バッテリモジュール7間
は,棒状バッテリモジュール7の軸線方向中間位置で合
成樹脂製クリップ26によって連結されている。
ル7間および下側の2つの棒状バッテリモジュール7間
は,棒状バッテリモジュール7の軸線方向中間位置で合
成樹脂製クリップ26によって連結されている。
【0017】2つのグロメット積層部27を有するバッ
テリ集合体5は鋼製基板28上面に載置され,また2つ
のグロメット積層部27を囲むように2つの鋼製フレー
ム部材29が基板28上面に立設される。各フレーム部
材29の上辺部30内面と最上位の各第1半体11の上
面22との間に少なくとも1つ,実施例側では2つの板
ばね31が配設されており,それら板ばね31の弾発力
でグロメット積層部27が基板28に押圧される。また
各フレーム部材29の両側辺部32内面にそれぞれ設け
られた複数,実施例では4つのゴム弾性体33が,グロ
メット積層部27における3つの突出部18,18,2
0よりなる4つの集合部分にそれぞれ圧着している。
テリ集合体5は鋼製基板28上面に載置され,また2つ
のグロメット積層部27を囲むように2つの鋼製フレー
ム部材29が基板28上面に立設される。各フレーム部
材29の上辺部30内面と最上位の各第1半体11の上
面22との間に少なくとも1つ,実施例側では2つの板
ばね31が配設されており,それら板ばね31の弾発力
でグロメット積層部27が基板28に押圧される。また
各フレーム部材29の両側辺部32内面にそれぞれ設け
られた複数,実施例では4つのゴム弾性体33が,グロ
メット積層部27における3つの突出部18,18,2
0よりなる4つの集合部分にそれぞれ圧着している。
【0018】第1,第2バッテリモジュール群61 ,6
2 および第3,第4のバッテリモジュール群63 ,64
において,冷却風流通方向Aに並ぶ各2つの棒状バッテ
リモジュール7の一端部間は接続プレート34を介して
直列に接続されている。また第5のバッテリモジュール
群65 の冷却風流通方向Aと交差する方向に並ぶ4つの
棒状バッテリモジュール7において,相隣る上側の2つ
の棒状バッテリモジュール7および相隣る下側の2つの
棒状バッテリモジュール7の一端部間はそれぞれ接続プ
レート34を介して直列に接続される。棒状バッテリモ
ジュール7の他端側は,全部の棒状バッテリモジュール
7が直列接続されるように複数のバスバープレート(図
示せず)を介して連結されており,それらバスバープレ
ートはカバープレー35により覆われている。
2 および第3,第4のバッテリモジュール群63 ,64
において,冷却風流通方向Aに並ぶ各2つの棒状バッテ
リモジュール7の一端部間は接続プレート34を介して
直列に接続されている。また第5のバッテリモジュール
群65 の冷却風流通方向Aと交差する方向に並ぶ4つの
棒状バッテリモジュール7において,相隣る上側の2つ
の棒状バッテリモジュール7および相隣る下側の2つの
棒状バッテリモジュール7の一端部間はそれぞれ接続プ
レート34を介して直列に接続される。棒状バッテリモ
ジュール7の他端側は,全部の棒状バッテリモジュール
7が直列接続されるように複数のバスバープレート(図
示せず)を介して連結されており,それらバスバープレ
ートはカバープレー35により覆われている。
【0019】図2において,冷却風導入口3に最も近い
第1のバッテリモジュール群61 の相隣る両棒状バッテ
リモジュール7の外周面間の間隔をaとし,また第1の
バッテリモジュール群61 の棒状バッテリモジュール7
と,それに隣接する第2のバッテリモジュール群62 の
棒状バッテリモジュール7との両外周面間の間隔をbと
したとき,両間隔a,bはa>b,つまり比a/bがa
/b>1.0に設定され,上限値はa/b=2.0に設
定されている。ここで,棒状バッテリモジュール7の外
周面とはバッテリ8の負極側円筒体36の外周面を言
い,これは以下同じである。因に,円筒体36の外径e
はe=32mmである。また第2のバッテリモジュール群
62 の棒状バッテリモジュール7と,それに隣接する第
3のバッテリモジュール群63 の棒状バッテリモジュー
ル7との両外周面間の間隔をcとし,第3のバッテリモ
ジュール群63 の棒状バッテリモジュール7と,それに
隣接する第4のバッテリモジュール群64 の棒状バッテ
リモジュール7との両外周面間の間隔をdとし,同様
に,第4のバッテリモジュール群64 の棒状バッテリモ
ジュール7と,それに隣接する第5のバッテリモジュー
ル群65 の棒状バッテリモジュール7との両外周面間の
間隔をdとしたとき,図2の例ではa=c=dに設定さ
れている。
第1のバッテリモジュール群61 の相隣る両棒状バッテ
リモジュール7の外周面間の間隔をaとし,また第1の
バッテリモジュール群61 の棒状バッテリモジュール7
と,それに隣接する第2のバッテリモジュール群62 の
棒状バッテリモジュール7との両外周面間の間隔をbと
したとき,両間隔a,bはa>b,つまり比a/bがa
/b>1.0に設定され,上限値はa/b=2.0に設
定されている。ここで,棒状バッテリモジュール7の外
周面とはバッテリ8の負極側円筒体36の外周面を言
い,これは以下同じである。因に,円筒体36の外径e
はe=32mmである。また第2のバッテリモジュール群
62 の棒状バッテリモジュール7と,それに隣接する第
3のバッテリモジュール群63 の棒状バッテリモジュー
ル7との両外周面間の間隔をcとし,第3のバッテリモ
ジュール群63 の棒状バッテリモジュール7と,それに
隣接する第4のバッテリモジュール群64 の棒状バッテ
リモジュール7との両外周面間の間隔をdとし,同様
に,第4のバッテリモジュール群64 の棒状バッテリモ
ジュール7と,それに隣接する第5のバッテリモジュー
ル群65 の棒状バッテリモジュール7との両外周面間の
間隔をdとしたとき,図2の例ではa=c=dに設定さ
れている。
【0020】前記のように両間隔a,bの比a/bを
1.0<a/b≦2.0に設定すると,第1のバッテリ
モジュール群61 の相隣る両棒状バッテリモジュール7
間(間隔a)から導入された冷却風が,第1のバッテリ
モジュール群61 の棒状バッテリモジュール7およびそ
れと隣接する第2のバッテリモジュール群62 の棒状バ
ッテリモジュール7間(間隔b)への進入を抑制され
て,その先に向って流通する。これにより,第1,第2
のバッテリモジュール群61 ,62 の冷却度合は低くな
るが,それに応じて,昇温を抑制された冷却風により第
3のバッテリモジュール群63 以後の冷却度合が高めら
れるので,第1〜第5のバッテリモジュール群61 〜6
5 全体の温度ばらつきが抑制される。
1.0<a/b≦2.0に設定すると,第1のバッテリ
モジュール群61 の相隣る両棒状バッテリモジュール7
間(間隔a)から導入された冷却風が,第1のバッテリ
モジュール群61 の棒状バッテリモジュール7およびそ
れと隣接する第2のバッテリモジュール群62 の棒状バ
ッテリモジュール7間(間隔b)への進入を抑制され
て,その先に向って流通する。これにより,第1,第2
のバッテリモジュール群61 ,62 の冷却度合は低くな
るが,それに応じて,昇温を抑制された冷却風により第
3のバッテリモジュール群63 以後の冷却度合が高めら
れるので,第1〜第5のバッテリモジュール群61 〜6
5 全体の温度ばらつきが抑制される。
【0021】ただし,前記比a/bがa/b≦1.0で
は前記作用効果が得られず,一方,a/b>2.0では
次のような不具合が生じる。即ち,間隔aが大きくなり
すぎると,バッテリ式電源装置1自体が大型化し,バッ
テリカー等の搭載に適さなくなる。一方,間隔bが小さ
くなり過ぎると,第1,第2のバッテリモジュール群6
1 ,62 が接近しすぎて,冷却風の当たる外周面がより
制限されることになるため,それらの冷却度合が低下
し,バッテリモジュール群61 〜65 全体の温度ばらつ
きを抑制できなくなる。
は前記作用効果が得られず,一方,a/b>2.0では
次のような不具合が生じる。即ち,間隔aが大きくなり
すぎると,バッテリ式電源装置1自体が大型化し,バッ
テリカー等の搭載に適さなくなる。一方,間隔bが小さ
くなり過ぎると,第1,第2のバッテリモジュール群6
1 ,62 が接近しすぎて,冷却風の当たる外周面がより
制限されることになるため,それらの冷却度合が低下
し,バッテリモジュール群61 〜65 全体の温度ばらつ
きを抑制できなくなる。
【0022】また冷却風流通方向Aと交差する仮想平面
P1 の数(実施例では冷却風流通方向Aに並ぶ棒状バッ
テリモジュール7の数と同じ)をLとし,また冷却風流
通方向Aと平行な仮想平面P2 の数(実施例では冷却風
流通方向Aと交差する方向に並ぶ棒状バッテリモジュー
ル7の数と同じ)をNとしたとき,両者L,Nの比L/
Nは0.5≦L/N≦2.0に設定される。
P1 の数(実施例では冷却風流通方向Aに並ぶ棒状バッ
テリモジュール7の数と同じ)をLとし,また冷却風流
通方向Aと平行な仮想平面P2 の数(実施例では冷却風
流通方向Aと交差する方向に並ぶ棒状バッテリモジュー
ル7の数と同じ)をNとしたとき,両者L,Nの比L/
Nは0.5≦L/N≦2.0に設定される。
【0023】このように構成すると,前記a>bと設定
したことによる,第1,第2の棒状バッテリモジュール
群61 ,62 の優先的冷却をさらに抑制して,バッテリ
モジュール群61 〜65 全体の温度ばらつきを小にする
ことができる。たゞし,比L/NがL/N<0.5であ
るか,またはL/N>2.0になると前記温度ばらつき
が大となる。
したことによる,第1,第2の棒状バッテリモジュール
群61 ,62 の優先的冷却をさらに抑制して,バッテリ
モジュール群61 〜65 全体の温度ばらつきを小にする
ことができる。たゞし,比L/NがL/N<0.5であ
るか,またはL/N>2.0になると前記温度ばらつき
が大となる。
【0024】次に,バッテリ電源装置1の各種具体例
と,それらのバッテリモジュール群6 1 〜65 全体の温
度ばらつきについて説明する。この場合,各棒状バッテ
リモジュール7を構成するバッテリ8の数は前記のよう
に6つであり,またバッテリ8の外径,つまり負極側円
筒体36の外径eは前記のようにe=32mmに,また前
記間隔a〜dはa=10mm,b=6mm,a=c=dにそ
れぞれ設定された。
と,それらのバッテリモジュール群6 1 〜65 全体の温
度ばらつきについて説明する。この場合,各棒状バッテ
リモジュール7を構成するバッテリ8の数は前記のよう
に6つであり,またバッテリ8の外径,つまり負極側円
筒体36の外径eは前記のようにe=32mmに,また前
記間隔a〜dはa=10mm,b=6mm,a=c=dにそ
れぞれ設定された。
【0025】表1は,LおよびNの値と,それらの比L
/Nとの関係を示す。
/Nとの関係を示す。
【0026】
【表1】
【0027】前記実施例,つまり,図8にも示すように
N=4,L=5,比L/N=1.250であって,棒状
バッテリモジュール7の数をNo. 1〜20で表わしたバ
ッテリ式電源装置1について,冷却風温度:35℃;電
源装置内温度:35℃±2℃;冷却風風量:棒状バッテ
リモジュール1つ当り0.05m3 /min の条件で第1
〜第6のバッテリモジュール群61 〜65 全体の温度ば
らつきを調べた。
N=4,L=5,比L/N=1.250であって,棒状
バッテリモジュール7の数をNo. 1〜20で表わしたバ
ッテリ式電源装置1について,冷却風温度:35℃;電
源装置内温度:35℃±2℃;冷却風風量:棒状バッテ
リモジュール1つ当り0.05m3 /min の条件で第1
〜第6のバッテリモジュール群61 〜65 全体の温度ば
らつきを調べた。
【0028】各棒状バッテリモジュール7の温度は次の
ような方法で求められた。即ち,棒状バッテリモジュー
ル7を構成する6つのバッテリ8の各1つにつき2箇所
の温度を測定して,それらの平均値を1つのバッテリ8
の温度とし,このようにして求められた6つのバッテリ
8の温度から,それらの平均値を求めて,それを棒状バ
ッテリモジュール7の温度とした。バッテリ8の両温度
測定装置は,図8に明示するように,冷却風流通方向A
と交差する仮想平面P1 から棒状バッテリモジュール
7,つまりバッテリ8の軸線を中心に時計回りに45°
の位置fと,225°の位置gであり,これらの位置は
負極側円筒体36の外周面に在る。
ような方法で求められた。即ち,棒状バッテリモジュー
ル7を構成する6つのバッテリ8の各1つにつき2箇所
の温度を測定して,それらの平均値を1つのバッテリ8
の温度とし,このようにして求められた6つのバッテリ
8の温度から,それらの平均値を求めて,それを棒状バ
ッテリモジュール7の温度とした。バッテリ8の両温度
測定装置は,図8に明示するように,冷却風流通方向A
と交差する仮想平面P1 から棒状バッテリモジュール
7,つまりバッテリ8の軸線を中心に時計回りに45°
の位置fと,225°の位置gであり,これらの位置は
負極側円筒体36の外周面に在る。
【0029】表2は,各棒状バッテリモジュール7の測
定温度,それらの測定温度から求められた平均測定温度
および第1〜第6のバッテリモジュール群61 〜65 全
体の温度ばらつき率を示す。
定温度,それらの測定温度から求められた平均測定温度
および第1〜第6のバッテリモジュール群61 〜65 全
体の温度ばらつき率を示す。
【0030】
【表2】
【0031】温度ばらつき率Uは,棒状バッテリモジュ
ール7における最高測定温度をTa(No. 16の47.
6℃),最低測定温度をTb(No. 10,20の43.
8℃),平均測定温度をTc(45.495℃)とし
て, U=[{(Ta−Tc)+(Tc−Tb)}/Tc]×
100(%) の式に則って求められた。したがって,温度ばらつき率
が小さい程,第1〜第6のバッテリモジュール群61 〜
65 全体の温度ばらつきが小となる。
ール7における最高測定温度をTa(No. 16の47.
6℃),最低測定温度をTb(No. 10,20の43.
8℃),平均測定温度をTc(45.495℃)とし
て, U=[{(Ta−Tc)+(Tc−Tb)}/Tc]×
100(%) の式に則って求められた。したがって,温度ばらつき率
が小さい程,第1〜第6のバッテリモジュール群61 〜
65 全体の温度ばらつきが小となる。
【0032】他の例として,図9に示すようにN=3,
L=7,比L/N=2.333であって,棒状バッテリ
モジュール7の数をNo. 1〜20で表わしたバッテリ式
電源装置1について,前記と同一条件および同一方法で
第1〜第7のバッテリモジュール群61 〜67 全体の温
度ばらつきを調べたところ,表3の結果を得た。
L=7,比L/N=2.333であって,棒状バッテリ
モジュール7の数をNo. 1〜20で表わしたバッテリ式
電源装置1について,前記と同一条件および同一方法で
第1〜第7のバッテリモジュール群61 〜67 全体の温
度ばらつきを調べたところ,表3の結果を得た。
【0033】
【表3】
【0034】図9において,第7のバッテリモジュール
群67 の棒状バッテリモジュール7の数を他のものより
も1つ減らした理由は,棒状バッテリモジュール7は接
続上2つ1組となるので,その棒状バッテリモジュール
7の数を偶数にするためである。
群67 の棒状バッテリモジュール7の数を他のものより
も1つ減らした理由は,棒状バッテリモジュール7は接
続上2つ1組となるので,その棒状バッテリモジュール
7の数を偶数にするためである。
【0035】次に,NおよびLの値ならびに棒状バッテ
リ7の数を種々変更し,前記と同一条件および同一方法
でバッテリモジュール群全体の温度ばらつきを調べた。
表4は,各例に関するNおよびLの値,棒状バッテリモ
ジュール7の数,比L/Nおよび温度ばらつき率Uを示
す。
リ7の数を種々変更し,前記と同一条件および同一方法
でバッテリモジュール群全体の温度ばらつきを調べた。
表4は,各例に関するNおよびLの値,棒状バッテリモ
ジュール7の数,比L/Nおよび温度ばらつき率Uを示
す。
【0036】
【表4】
【0037】表4において,棒状バッテリモジュールの
数を示す欄の(−1)は,冷却風導入口3から最も遠い
位置に在るバッテリモジュール群の棒状バッテリモジュ
ールの数が前記比較例と同様に他のものよりも1つ少な
い,ということを意味する。なお,例10は前記実施例
に,また例15は前記他の例にそれぞれ該当する。
数を示す欄の(−1)は,冷却風導入口3から最も遠い
位置に在るバッテリモジュール群の棒状バッテリモジュ
ールの数が前記比較例と同様に他のものよりも1つ少な
い,ということを意味する。なお,例10は前記実施例
に,また例15は前記他の例にそれぞれ該当する。
【0038】図10は表4に基づいて比L/Nと温度ば
らつき率Uとの関係をグラフ化したものである。
らつき率Uとの関係をグラフ化したものである。
【0039】図10より,比L/Nを0.5≦L/N≦
2.0に設定すると,温度ばらつき率UをU≦9.40
%,また比L/Nを0.5<L/N<2.0に設定する
と,温度ばらつき率UをU≦8.74%といったように
低くし得ることが判る。
2.0に設定すると,温度ばらつき率UをU≦9.40
%,また比L/Nを0.5<L/N<2.0に設定する
と,温度ばらつき率UをU≦8.74%といったように
低くし得ることが判る。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば,前記のように構成する
ことによって,複数のバッテリモジュール群全体の温度
ばらつきを抑制してそれらバッテリモジュール群全体の
耐久性を向上させることが可能なバッテリ式電源装置を
提供することができる。その上,整流板を使用しないこ
とおよびボックスを通過する冷却風の圧力損失が小さい
ことから吸引ファンとしては小型のものでよく,これに
よりバッテリ電源装置のコストを低減することができ
る。
ことによって,複数のバッテリモジュール群全体の温度
ばらつきを抑制してそれらバッテリモジュール群全体の
耐久性を向上させることが可能なバッテリ式電源装置を
提供することができる。その上,整流板を使用しないこ
とおよびボックスを通過する冷却風の圧力損失が小さい
ことから吸引ファンとしては小型のものでよく,これに
よりバッテリ電源装置のコストを低減することができ
る。
【図1】バッテリ式電源装置の斜視図である。
【図2】棒状バッテリモジュールの配列説明図で,図1
の2−2線断面図に相当する。
の2−2線断面図に相当する。
【図3】棒状バッテリモジュールの配列を説明する斜視
図である。
図である。
【図4】棒状バッテリモジュールの斜視図である。
【図5】バッテリ集合体の側面図である。
【図6】グロメットの分解図である。
【図7】グロメットと棒状バッテリモジュールとの関係
を示す要部斜視図である。
を示す要部斜視図である。
【図8】棒状バッテリモジュールの配列説明図である。
【図9】棒状バッテリモジュールの他の配列説明図であ
る。
る。
【図10】比L/Nと温度ばらつき率Uの関係を示すグ
ラフである。
ラフである。
1……バッテリ式電源装置
2……ボックス
3……冷却風導入口
4……吸引ファン
5……バッテリ集合体
61 〜65 ……第1〜第5のバッテリモジュール群
7……棒状バッテリモジュール
A……冷却風流通方向
P1 …仮想平面
P2 …仮想平面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年2月3日(2003.2.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】前記目的を達成するため本発明によれば,
一端面に冷却風導入口を有し,また他端部内に吸引ファ
ンを有するボックスと,そのボックス内中間部に設置さ
れたバッテリ集合体とを備え,そのバッテリ集合体は,
冷却風流通方向に沿って互に平行に,且つ間隔をとって
並ぶ複数のバッテリモジュール群よりなり,各バッテリ
モジュール群は,軸線を,冷却風流通方向と交差する仮
想平面内でその冷却風流通方向と交差させて等間隔で並
ぶ複数の棒状バッテリモジュールより構成され,また冷
却風流通方向にて相隣る一方の棒状バッテリモジュール
と他方の棒状バッテリモジュールの両軸線が冷却風流通
方向と平行な仮想平面内に位置し,前記冷却風導入口に
最も近い第1のバッテリモジュール群の相隣る両棒状バ
ッテリモジュールの外周面間の間隔をaとし,また前記
第1のバッテリモジュール群の棒状バッテリモジュール
と,それに隣接する第2のバッテリモジュール群の棒状
バッテリモジュールとの両外周面間の間隔をbとしたと
き,両間隔a,bがa>bに設定されているバッテリ式
電源装置において,前記冷却風流通方向と交差する前記
仮想平面の数をLとし,また前記冷却風流通方向と平行
な前記仮想平面の数をNとしたとき,両者L,Nの比L
/Nが0.5≦L/N≦2.0であるバッテリ式電源装
置が提供される。
一端面に冷却風導入口を有し,また他端部内に吸引ファ
ンを有するボックスと,そのボックス内中間部に設置さ
れたバッテリ集合体とを備え,そのバッテリ集合体は,
冷却風流通方向に沿って互に平行に,且つ間隔をとって
並ぶ複数のバッテリモジュール群よりなり,各バッテリ
モジュール群は,軸線を,冷却風流通方向と交差する仮
想平面内でその冷却風流通方向と交差させて等間隔で並
ぶ複数の棒状バッテリモジュールより構成され,また冷
却風流通方向にて相隣る一方の棒状バッテリモジュール
と他方の棒状バッテリモジュールの両軸線が冷却風流通
方向と平行な仮想平面内に位置し,前記冷却風導入口に
最も近い第1のバッテリモジュール群の相隣る両棒状バ
ッテリモジュールの外周面間の間隔をaとし,また前記
第1のバッテリモジュール群の棒状バッテリモジュール
と,それに隣接する第2のバッテリモジュール群の棒状
バッテリモジュールとの両外周面間の間隔をbとしたと
き,両間隔a,bがa>bに設定されているバッテリ式
電源装置において,前記冷却風流通方向と交差する前記
仮想平面の数をLとし,また前記冷却風流通方向と平行
な前記仮想平面の数をNとしたとき,両者L,Nの比L
/Nが0.5≦L/N≦2.0であるバッテリ式電源装
置が提供される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】第1,第2のバッテリモジュール群61 ,
62 および第3,第4のバッテリモジュール群63 ,6
4 において,冷却風流通方向Aに並ぶ各2つの棒状バッ
テリモジュール7の一端部間は接続プレート34を介し
て直列に接続されている。また第5のバッテリモジュー
ル群65 の冷却風流通方向Aと交差する方向に並ぶ4つ
の棒状バッテリモジュール7において,相隣る上側の2
つの棒状バッテリモジュール7および相隣る下側の2つ
の棒状バッテリモジュール7の一端部間はそれぞれ接続
プレート34を介して直列に接続される。棒状バッテリ
モジュール7の他端側は,全部の棒状バッテリモジュー
ル7が直列接続されるように複数のバスバープレート
(図示せず)を介して連結されており,それらバスバー
プレートはカバープレー35により覆われている。
62 および第3,第4のバッテリモジュール群63 ,6
4 において,冷却風流通方向Aに並ぶ各2つの棒状バッ
テリモジュール7の一端部間は接続プレート34を介し
て直列に接続されている。また第5のバッテリモジュー
ル群65 の冷却風流通方向Aと交差する方向に並ぶ4つ
の棒状バッテリモジュール7において,相隣る上側の2
つの棒状バッテリモジュール7および相隣る下側の2つ
の棒状バッテリモジュール7の一端部間はそれぞれ接続
プレート34を介して直列に接続される。棒状バッテリ
モジュール7の他端側は,全部の棒状バッテリモジュー
ル7が直列接続されるように複数のバスバープレート
(図示せず)を介して連結されており,それらバスバー
プレートはカバープレー35により覆われている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
フロントページの続き
(72)発明者 長沼 充浩
埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会
社本田技術研究所内
(72)発明者 大矢 聡義
埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会
社本田技術研究所内
(72)発明者 菊地 純一
埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会
社本田技術研究所内
Fターム(参考) 5H031 AA09 CC05 HH08 KK08
5H040 AA28 AS07 AT01 AY05 CC32
DD05
5H115 PC06 PG04 PI16 PI29 UI29
UI35
Claims (2)
- 【請求項1】 一端面に冷却風導入口(3)を有し,ま
た他端部内に吸引ファン(4)を有するボックス(2)
と,そのボックス(2)内中間部に設置されたバッテリ
集合体(5)とを備え,そのバッテリ集合体(5)は,
冷却風流通方向(A)に沿って互に平行に,且つ間隔を
とって並ぶ複数のバッテリモジュール群(61 〜65 )
よりなり,各バッテリモジュール群(61 〜65 )は,
軸線を,冷却風流通方向(A)と交差する仮想平面(P
1 )内でその冷却風流通方向(A)と交差させて等間隔
で並ぶ複数の棒状バッテリモジュール(7)より構成さ
れ,また冷却風流通方向(A)にて相隣る一方の棒状バ
ッテリモジュール(7)と他方の棒状バッテリモジュー
ル(7)の両軸線が冷却風流通方向(A)と平行な仮想
平面(P2 )内に位置し,前記冷却風導入口(3)に最
も近い第1のバッテリモジュール群(61 )の相隣る両
棒状バッテリモジュール(7)の外周面間の間隔をaと
し,また前記第1のバッテリモジュール群(61 )の棒
状バッテリモジュール(7)と,それに隣接する第2の
バッテリモジュール群(62 )の棒状バッテリモジュー
ル(7)との両外周間の間隔をbとしたとき,両間隔
a,bがa>bに設定されているバッテリ式電源装置に
おいて,前記冷却風流通方向(A)と交差する前記仮想
平面(P1 )の数をLとし,また前記冷却風流通方向
(A)と平行な前記仮想平面(P2 )の数をNとしたと
き,両者L,Nの比L/Nが0.5≦L/N≦2.0で
あることを特徴とするバッテリ式電源装置。 - 【請求項2】 一端面に冷却風導入口(3)を有し,ま
た他端部内に吸引ファン(4)を有するボックス(2)
と,そのボックス(2)内中間部に設置されたバッテリ
集合体(5)とを備え,そのバッテリ集合体(5)は,
冷却風流通方向(A)に沿って互に平行に,且つ間隔を
とって並ぶ複数のバッテリモジュール群(61 〜65 )
よりなり,各バッテリモジュール群(61 〜65 )は,
軸線を,冷却風流通方向(A)と交差する仮想平面(P
1 )内でその冷却風流通方向(A)と交差させて等間隔
で並ぶ複数の棒状バッテリモジュール(7)より構成さ
れ,また冷却風流通方向(A)にて相隣る一方の棒状バ
ッテリモジュール(7)と他方の棒状バッテリモジュー
ル(7)の両軸線が冷却風流通方向(A)と平行な仮想
平面(P2 )内に位置し,前記冷却風導入口(3)に最
も近い第1のバッテリモジュール群(61 )の相隣る両
棒状バッテリモジュール(7)の外周面間の間隔をaと
し,また前記第1のバッテリモジュール群(61 )の棒
状バッテリモジュール(7)と,それに隣接する第2の
バッテリモジュール群(62 )の棒状バッテリモジュー
ル(7)との両外周間の間隔をbとしたとき,両間隔
a,bがa>bに設定されているバッテリ式電源装置に
おいて,前記冷却風流通方向(A)と交差する前記仮想
平面(P1 )の数をLとし,また前記冷却風流通方向
(A)と平行な前記仮想平面(P2 )の数をNとしたと
き,両者L,Nの比L/Nが0.5<L/N<2.0で
あることを特徴とするバッテリ式電源装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001391188A JP2003197276A (ja) | 2001-12-25 | 2001-12-25 | バッテリ式電源装置 |
PCT/JP2002/011010 WO2003038941A1 (en) | 2001-11-01 | 2002-10-23 | Battery-drvien power source apparatus |
US10/493,055 US7261974B2 (en) | 2001-11-01 | 2002-10-23 | Battery-driven power source apparatus |
DE60233895T DE60233895D1 (de) | 2001-11-01 | 2002-10-23 | Batteriebetriebene stromquellenvorrichtung |
EP20020775383 EP1458049B1 (en) | 2001-11-01 | 2002-10-23 | Battery-driven power source apparatus |
CA 2465635 CA2465635C (en) | 2001-11-01 | 2002-10-23 | Battery power supply system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001391188A JP2003197276A (ja) | 2001-12-25 | 2001-12-25 | バッテリ式電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003197276A true JP2003197276A (ja) | 2003-07-11 |
Family
ID=27598851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001391188A Pending JP2003197276A (ja) | 2001-11-01 | 2001-12-25 | バッテリ式電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003197276A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006134853A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-05-25 | Honda Motor Co Ltd | バッテリボックス構造 |
JP2006351364A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Honda Motor Co Ltd | 組電池 |
KR100837972B1 (ko) * | 2006-11-28 | 2008-06-13 | 현대자동차주식회사 | 배터리모듈의 냉각 또는 가열장치의 구조 |
JP2008140751A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-19 | Hyundai Motor Co Ltd | バッテリーモジュール冷却用支持装置 |
JP2010527113A (ja) * | 2007-05-07 | 2010-08-05 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | バッテリケース及びバッテリ固定方法 |
CN112670619A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-04-16 | 安徽浩瀚星宇新能源科技有限公司 | 一种在长时间暴晒环境下使用的新能源汽车的电池组件 |
CN115020877A (zh) * | 2022-08-09 | 2022-09-06 | 时代广汽动力电池有限公司 | 一种提高储能能力的新能源电池制备工艺 |
-
2001
- 2001-12-25 JP JP2001391188A patent/JP2003197276A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006134853A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-05-25 | Honda Motor Co Ltd | バッテリボックス構造 |
JP2006351364A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Honda Motor Co Ltd | 組電池 |
KR100837972B1 (ko) * | 2006-11-28 | 2008-06-13 | 현대자동차주식회사 | 배터리모듈의 냉각 또는 가열장치의 구조 |
JP2008140751A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-19 | Hyundai Motor Co Ltd | バッテリーモジュール冷却用支持装置 |
JP2010527113A (ja) * | 2007-05-07 | 2010-08-05 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | バッテリケース及びバッテリ固定方法 |
CN112670619A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-04-16 | 安徽浩瀚星宇新能源科技有限公司 | 一种在长时间暴晒环境下使用的新能源汽车的电池组件 |
CN115020877A (zh) * | 2022-08-09 | 2022-09-06 | 时代广汽动力电池有限公司 | 一种提高储能能力的新能源电池制备工艺 |
CN115020877B (zh) * | 2022-08-09 | 2022-11-18 | 时代广汽动力电池有限公司 | 一种提高储能能力的新能源电池制备工艺 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1458049B1 (en) | Battery-driven power source apparatus | |
JP6254904B2 (ja) | 蓄電モジュール及びその固定構造 | |
JP6252216B2 (ja) | 組電池 | |
US20160190526A1 (en) | Electricity storage module and electrically powered vehicle | |
EP2515361B1 (en) | Battery unit | |
JP2003197276A (ja) | バッテリ式電源装置 | |
US20150333305A1 (en) | Storage battery module | |
US20050031946A1 (en) | Battery assembly and method of making same | |
JP5720448B2 (ja) | 電池配線モジュール | |
US20110274958A1 (en) | Battery pack | |
US20130045411A1 (en) | Cooling device | |
WO2018173110A1 (ja) | フレーム構造体組立キット、電池モジュール、及び電池モジュールの製造方法 | |
JP2012169129A (ja) | 電池接続アセンブリ及び電池モジュール | |
US11223084B2 (en) | Energy storage apparatus | |
JP5875920B2 (ja) | 組電池 | |
US4549605A (en) | Single inlet/outlet-tank U-shaped tube heat exchanger | |
JP6309499B2 (ja) | バスバモジュール及び電池パック | |
JP7347257B2 (ja) | 電池パック | |
WO2016042848A1 (ja) | 電池モジュール | |
CN207924615U (zh) | 一种散热机箱 | |
JP2003142059A (ja) | バッテリ式電源装置 | |
US20120024508A1 (en) | Reinforcement plate for multiple row heat exchanger | |
CN106785196A (zh) | 一种能均匀散热的锂离子电池组 | |
EP2737570B1 (en) | Battery pack | |
CN215447562U (zh) | 散热翅片、散热器以及车辆 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060308 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060428 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060621 |