JP2017120049A - シリンダヘッド冷却構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルポンプからの圧送経路を新設する不利なく、シリンダヘッド内への単位時間当たりのオイル供給量を増大させ、ステムシールが劣化し易いなどの熱による不具合が出ないように、油冷効率が改善されたシリンダヘッド冷却構造を提供する。
【解決手段】クランク軸2で回転駆動されるカム軸15と、プッシュロッドと、天秤揺動可能なロッカーアームとを備えるエンジンEのシリンダヘッド冷却構造において、カム軸15におけ排気用カム36と後端のジャーナル部15jとの間の軸部分43に、オイルポンプ44による加圧オイルを噴射する噴射孔46が形成され、噴射孔46から噴射されたオイルが、プッシュロッドが配置されるプッシュロッド室を通って後側のシリンダヘッドカバー7内に及ぶ状態に構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、産業用エンジンなど、頭上弁式のエンジンにおけるシリンダヘッド冷却構造に係り、詳しくは、カム軸を有効利用したオイルジェットにより、ロッカーアームなどのシリンダヘッドに配置される可動部分を有効に油冷することができる、というシリンダヘッド冷却構造に関するものである。
例えば、頭上弁式の産業エンジンとしては、特許文献1において開示された空冷V型エンジンが知られている。
このエンジンにおいては、特許文献1の明細書に記載されたように、リブ(7)を挟んで、このリブ(7)のカム回転方向下手側に位置する下手側シリンダ部(4)のプッシュロッド室底壁(4g)にオイル入口(4h)をあけ、このオイル入口4hをカム(8)に臨ませ、オイル入口(4h)を下手側シリンダ部(4)のプッシュロッド室(4i)を介して下手側シリンダ部(4)のヘッドカバー(4b)内に連通させてある。
故に、クランクケース(2)内のオイルミストがクランクケース天井面(6)で凝縮し、凝縮したオイルが、リブ(7)から落下し、カム(8)でオイル入口(4h)に跳ね飛ばされ、プッシュロッド室(4i)を浮上するブローバイガスで下手側シリンダ部(4)のヘッドカバー(4b)に供給されるようになっていた。
つまり、従来の頭上弁式エンジン(OHVエンジン)においては、クランクケース内におけるクランク軸などの回転によりオイルが攪拌されてできるオイルミストやカム軸の回転によるオイルミストの自然拡散により、プッシュロッド室を通ってシリンダヘッド内にエンジンオイルが供給される構成が採られていた。
しかしながら、エンジン配置構造による冷却ムラがあるとか、気温の高い場所で連続使用されるといった具合に、エンジンの構造、使用状況、使用環境などの種々の条件によっては、冷却能力が不足気味になることがある、ということが分かってきた。顕著な不具合例としては、温度条件の厳しい排気側の弁(排気バルブ)のステムシールが、熱により劣化し易いことが挙げられる。
特開2008−045509号公報
本発明の目的は、既存構造の見直しによる工夫により、オイルポンプからの圧送経路を新設する不利を招くことなく、シリンダヘッド部位への単位時間当たりのオイル供給量を増大させ、熱による前記不具合が生じないように、油冷による冷却効率が改善されるシリンダヘッド冷却構造を提供する点にある。
請求項1に係る発明は、クランク軸2により駆動回転されるカム軸15と、前記カム軸15により出退駆動されるプッシュロッド16,17と、前記プッシュロッド16,17の出退に連動して天秤揺動されるロッカーアーム18とを備えるエンジンEのシリンダヘッド冷却構造において、
前記カム軸15におけるカムcどうしの間又はカムcとジャーナル部15jとの間の軸部分sに、オイルポンプ44による加圧オイルを噴射する噴射孔46が形成され、
前記噴射孔46から噴射されたオイルが、前記プッシュロッド16,17が配置されるプッシュロッド室47に及ぶ状態に構成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のシリンダヘッド冷却構造において、
前記噴射孔46からのオイルが及ぶ前記プッシュロッド室47として、吸気側と排気側とのうちの少なくとも排気側のプッシュロッド室47に設定されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のシリンダヘッド冷却構造において、
前記エンジンEは、クランクケース1と、クランク軸2の一端部に取付けられるエンジン冷却ファン4と、前記エンジン冷却ファン4を収容するファンケース3と、前記クランク軸2の軸心P方向視において前記クランクケース1からV字形に突設されるシリンダ5,5と、各シリンダ5,5の先端側に取付けられるシリンダヘッド6,6とを備えている空冷V型エンジンであり、
前記噴射孔46は、前記軸心Pの方向において前記エンジン冷却ファン4から遠い側に配置されるシリンダ5、及び/又は前記エンジン冷却ファン4の回転方向の上流側に配置されるシリンダ5、に対する排気用カム36に合隣る軸部分sに設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載のシリンダヘッド冷却構造において、
前記シリンダヘッド6の排気出口31が、前記軸心Pの方向における前記エンジン冷却ファン4と反対側に設けられており、かつ、前記エンジン冷却ファン4の回転方向Zの上流側に配置されるシリンダ5が、下流側に配置されるシリンダ5よりも前記軸心Pの方向において前記エンジン冷却ファン4から遠い側に配置されるとともに、
前記噴射孔46が前記エンジン冷却ファン4から遠い側に配置されるシリンダ5に対する排気用カム36及びジャーナル部15jのそれぞれに合隣る軸部分sに設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のシリンダヘッド冷却構造において、
前記カム軸15は、前記クランク軸2と歯車連動機構20を介して駆動回転される状態でシリンダブロック48に装備されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、プッシュロッド室には、クランク内のオイルミストに加えて、カム軸の軸部分に形成されている噴射孔からのオイルポンプによる加圧オイルの噴射によるオイルミストも及ぶようになるから、従来に比べて、シリンダヘッド内に供給されるオイルの単位時間当たりの供給量を明確に増やすことができる。しかもそのための手段は、カム軸の軸部分にオイルポンプからのオイルを噴出させる噴射孔を設ける手段で済むから、新たなオイル経路をシリンダブロックに設けるといった大規模な改造は不要である。
その結果、既存構造の見直しによる工夫により、オイルポンプからの圧送経路を新設する不利を招くことなく、シリンダヘッド部位への単位時間当たりのオイル供給量を増大させ、排気弁のステムシールが熱により劣化し易い、などの熱による不具合が生じないように、油冷による冷却効率が改善されるシリンダヘッド冷却構造を提供することができる。
請求項2の発明によれば、吸気側よりも熱的条件のより厳しい排気側のプッシュロッド室に噴出オイルが多く供給されるから、必要にして十分なオイル供給が行えて合理的である、という利点が追加される。
請求項3の発明によれば、詳しくは実施形態の項にて述べるが、空冷V型エンジンにおける空冷され難い側のシリンダヘッドに対するエンジンオイル供給による油冷効果が強化される利点がある。
即ち、空冷V型エンジンおいては、クランク軸の軸心方向でエンジン冷却ファンから遠い側のシリンダや、エンジン冷却ファンの回転方向で上流側に配置されるシリンダは、エンジン冷却ファンから軸心方向で近いシリンダやエンジン冷却ファンの回転方向で下流側に配置されるシリンダに比べて熱的条件がより厳しくなる。
従って、エンジン冷却ファンから遠い側のシリンダや、エンジン冷却ファンの回転方向の上流側のシリンダに対する排気用カムに合隣る軸部分に噴射孔を設ければ、プッシュロッド室などのエンジン内部を通って、熱的条件の厳しい側のシリンダヘッドに到達するオイル量を増やすことができる。
この場合、請求項4の発明のように、クランク軸の軸心方向でエンジン冷却ファンから遠い側で、かつ、エンジン冷却ファンの回転方向の上流側に位置するという、最も熱的条件の厳しい側のシリンダヘッドに対して、有効な油冷効果を発揮させることができる。
請求項5の発明によれば、カム軸が歯車連動機構によりクランク軸で駆動回転される構造、即ち、OHVエンジンに好適なものとなり、クランクケース内のオイルミストによる自然冷却作用を、噴射孔から噴射されるオイルで強化することができる。その結果、熱的な問題が抑制又は解消されるOHV構造に適したシリンダヘッド冷却構造を提供することができる。
本発明による空冷V型エンジンの正面図 図1のエンジンの平面図 図1のエンジンの左側面図 図1のエンジンの一部透視の右側面図 図1のエンジンの背面図 図1のエンジンのファンケースを省略した正面図 図1のエンジンのファンケースを省略した平面図 図1のエンジンの右斜め上からみた斜視図 図1のエンジンにおけるカム軸駆動系及び動弁系を示す一部切欠きの背面図 (a)はカム軸を示す側面図、(b)はカム軸の噴射孔部分での断面図 図1のエンジンにおけるカム軸部分を示す一部切欠きの背面図
以下に、本発明によるシリンダヘッド冷却構造の実施の形態を、産業用の空冷V型エンジンに適用した場合について、図面を参照しながら説明する。
図1〜図8に示すように、本発明による空冷V型エンジンEは、クランクケース1とクランク軸2とファンケース3とエンジン冷却ファン4とを備えている。クランク軸2の架設方向を前後方向、前後方向の一方を前、他方を後として、ファンケース3はクランクケース1の前部に設けられ、クランク軸2の前端(一端の一例)に取付けられるエンジン冷却ファン4は、ファンケース3内に収容されている。
クランク軸2の軸心Pの方向視においてクランクケース1から上方左右へV字形に突設される一対(複数の一例)のシリンダ5,5、各シリンダ5,5の上端側(先端側)に取付けられるシリンダヘッド6,6、及びシリンダヘッド6,6の先端側に取付けられるシリンダヘッドカバー7,7を備えている。ファンケース3は、図1〜図4に示されるように、各シリンダ5,5及び各シリンダヘッド6,6を覆う大きさ及び形状に構成されており、エンジン冷却ファン4でエンジンを簡易に強制冷却することができる。クランクケース1と各シリンダ5,5とが一体に成形されてシリンダブロック(符号省略)を形成しているが、別々でも良い。
つまり、この空冷V型エンジンEは、クランクケース1と、クランク軸2の一端部に取付けられるエンジン冷却ファン4と、エンジン冷却ファン4を収容するファンケース3と、クランク軸2の軸心P方向視においてクランクケース1からV字形に突設される複数のシリンダ5,5と、各シリンダ5,5の先端側に取付けられるシリンダヘッド6,6とを備えている。なお、図5において、31はシリンダヘッド6の排気出口である。
図5〜図8に示されるように、左右のシリンダ5,5及びシリンダヘッド6,6の間の場所(空間部)である夾角プレース10に、スロットルボディ12が配置され、このスロットルボディ12から各シリンダヘッド6,6の吸気入口(図示省略)に延びる左右の吸気マニホルド8,8が、先端下がりの傾斜が付けられた状態で設けられている。吸気マニホルド8,8はエンジン冷却ファン4の配置側である前側にあり、各シリンダヘッド6,6の排気出口31,31は後側に設けられている。
燃料供給装置21からの供給燃料を受入れパイプ14から取入れて各吸気マニホルド8,8に分配して供給するための分配供給器9が、V字形を呈するシリンダどうしの間の場所である夾角プレース10を跨ぐ状態に配置されている。分配供給器9における器本体9Aの左右から突設される一対の脚部9B,9Bは、各吸気マニホルド8のシリンダヘッド近傍箇所にインジェクタなどの燃料噴射装置35を介した連通接続状態で連結されている。従って、燃料供給装置21からの供給燃料は、分配供給器9を経て各燃料噴射装置35から噴射され、噴射燃料は各吸気マニホルド8,8を通って各シリンダヘッド6,6に供給されるように構成されている。
スロットルボディ12の直上には、夾角プレース10を跨いで左右のシリンダヘッド6,6それぞれにボルト止めされた両持ち支持構造のエアクリーナ取付板(エアクリーナ取付構造体の一例)13が設けられている。エアクリーナ取付板13の中央は後方から前方に大きく切り欠かれており、その切欠き部13aには、スロットルボディ12の吸入部12aが後ろ上がり傾斜姿勢で臨む状態に配置構成されている。エアクリーナ取付板13は、図示しないエアクリーナを支持固定するためのプレートである。
エアクリーナ取付板13の上側には、このエアクリーナ取付板13に支持される状態で水平姿勢の分配供給器9が配置されている。そして、その分配供給器9には、一対のシリンダ5,5それぞれに対するイグニッションコイル11,11が、互いに左右反対向きとなる状態で左右に(軸心Pに交差する方向に)並べて載置支持されている。なお、図8においては、分配供給器9の上に、イグニッションコイル11,11を避けるように平面視で略T字形状を呈する取付プレート32が装備されている。
つまり、送られてくる燃料を各シリンダ5,5の吸気経路8,8、詳しくは吸気経路8に装備された燃料噴射装置35,35に分配して供給するための分配供給器9が、V字形を呈するシリンダ5,5どうしの間の場所である夾角プレース10を跨ぐ状態に配置されるとともに、複数のシリンダ5,5それぞれに対するイグニッションコイル11,11が分配供給器9に取付けられている。分配供給器9は、燃料を加圧して吐出する燃料ポンプなどでなる燃料供給装置21からの供給燃料(加圧燃料など)を、各燃料噴射装置35,35に分配して供給する機能部品である。
図1〜4,8に示されるように、ファンケース3は、エンジン冷却ファン4及び左右のシリンダ5,5のを大部分を軸心P方向から覆うケース本体3Aと、左右のシリンダヘッド6,6及びシリンダヘッドカバー7,7を軸心P方向から覆う上部ケース3Bと、左背面壁3Cと、右背面壁3Dと、シリンダヘッド6の側面に配置されるガイド壁3Eとを有して構成されている。
ケース本体3Aは、正面壁22と、これに続く左側壁23及び右側壁24とを備え、正面壁22は大きな吸入口22aが形成されている。上部ケース3Bは、前壁25、左壁26、右壁27と、上壁28とを備えている。
遠心型のエンジン冷却ファン4の回転により、ケース本体3Aの吸入口22aから吸い込まれた空気はエンジン冷却ファン4から冷却風として軸心Pの遠心方向に勢い良く放散される。放散された冷却風は、ケース本体3Aと上部ケース3Bとでなるファンケース3により左右のシリンダ5,5及びシリンダヘッド6,6に導かれて冷却するとともに、左右のシリンダ5,5の間の夾角プレース10にも導かれ、スロットルボディ12や分配供給器9、イグニッションコイル11なども空冷可能に構成されている。
このような構成により、下から上に架けてスロットルボディ12、エアクリーナ取付板13、分配供給器9、イグニッションコイル11がこの順で夾角プレース10に立体配置されている。
イグニッションコイル11のハイテンションコード(出力線)11Aは、シリンダヘッドカバー7を前側に迂回して延出されており、コード末端に装備されるプラグキャップ11aは、シリンダヘッド6の左右外側に配置された点火プラグ29(図9参照)に嵌装されている。
次に、エンジンオイルを用いたシリンダヘッドの冷却構造について説明する。図9,図4に示されるように、エンジンEは、クランク軸2により回転駆動されるカム軸15と、カム軸15により出退駆動される吸排気それぞれのプッシュロッド16,17と、プッシュロッド16,17の出退に連動して天秤揺動されるロッカーアーム18と、ロッカーアーム18により出退移動される吸排気弁19とを備えている。
クランク軸2の小ギヤ2gとカム軸15の大ギヤ15gとの咬合により、クランク軸2が減速比2でカム軸15を駆動回転させる歯車連動機構20が構成されている。図9における2kは、クランク軸2のクランクアーム(図示省略)に跨るクランクピン2pである。クランクピン2pには、各シリンダ5,5に対するピストン37とに跨るコンロッド38の大端部が回転自在に外嵌されている。図11において、クランク軸2は矢印Z方向に回転し、カム軸15は矢印Y方向にクランク軸2の半分の回転数で回転する。
カム軸15は、一対のシリンダ5,5の間でクランク軸2の真上となる位置に前後向き姿勢で配置されている。各プッシュロッド16,17は、下端にタペット16t、17tを有してスライド移動可能にシリンダ5に支持されている下部ロッド部16A,17Aと、これら下部ロッド部16A,17Aとロッカーアーム18との間に介装されて下部ロッド部16A,17Aと一体に動く上部ロッド部16B,17Bとを備えて構成されている。カム軸15の軸心Xとクランク軸2の軸心Pとは、互いに平行である。
図4,図10(a)に示されるように、カム軸15には、第1,2吸気用カム30,33と、第1,2排気用カム34,36の計4個のカムcが形成されている。即ち、一対のシリンダヘッド6,6それぞれの給排気弁用の2個のロッカーアーム18,18に対する前側のシリンダ5用の吸排気用プッシュロッド16及び後側のシリンダ5用の吸排気用プッシュロッド17に対する4個のカムc(30,33,34,36)である。
また、カム軸15には、シリンダ5に装備される軸受(図示省略)に挿入されて軸支される両端それぞれのジャーナル部15j、15j、大ギヤ15gをキー連結するためのギヤ支持部15a、両端部の鍔部15b、15b、及び5箇所の軸部分s(39,40,41,42,43)が形成されている。第1軸部分39は、前側のジャーナル部15jとは前側の鍔部15bを介し、かつ、第1吸気カム30に隣合う箇所の軸部分sである。第2軸部分40は、第1吸気カム30と第2吸気カム33との間の軸部分sであり、第3軸部分41は、第2吸気カム33と第1排気カム34との間の軸部分sである。第4軸部分42は、第1排気カム34と第2排気カム36との間の軸部分sであり、第5軸部分43は、後側のジャーナル部15jとは後側の鍔部15bを介し、かつ、第2排気カム36に隣合う箇所の軸部分sである。
図10(a),(b)に示されるように、カム軸15には、その前端に開口部45aを有して軸心X方向に延びる内部油路45が非貫通状態に形成されており、その開口部45aには、オイルポンプ44から吐出された加圧オイルが供給される。カム軸15における第5軸部分43には、カム軸15の軸心Xに直交する方向(交差する方向の一例)に延び、かつ、内部油路45に連通する噴射孔46が形成されている。噴射孔46は、内部油路45にに繋がる軸奥側で径の細いオリフィス部46aと、径外側に開口する径の太い大孔部46bとからなる。
つまり、カム軸15に、オイルポンプ44により吐出されるエンジンオイルの供給を受ける状態でカム軸15の軸心X方向に延びる内部油路45が形成されている。そして、カム軸15におけるカムcどうしの間又はカムcとジャーナル部15jとの間の軸部分sに、軸心Xに交差する方向に延び、かつ、内部油路45に連通する噴射孔46が形成されている。従って、噴射孔46から噴射されたオイルが、プッシュロッド16,17が配置されるプッシュロッド室47に及ぶ状態に構成されている。
図10(a)及び図11に示されるように、シリンダブロック48におけるプッシュロッド室底壁49,50のうちの前側のプッシュロッド室底壁49には、エンジン冷却ファン4に近い側に位置する前側シリンダ5(図6では紙面に向かって右側のシリンダ5で、図9では紙面に向かって左側のシリンダ5)に対する前側オイル入口51a、前側タペットガイド孔51b、前側第1及び第2ブローバイガス入口51c,51dが設けられている。
そして、もう一方の後側のプッシュロッド室底壁50には、エンジン冷却ファン4から遠い側に位置する後側シリンダ5(図6では紙面に向かって左側のシリンダ5で、図9では紙面に向かって右側のシリンダ5)に対する後側オイル入口52a、後側タペットガイド孔52b、後側第1及び第2ブローバイガス入口52c,52dが設けられている。
これら前後側オイル入口51a,52a、前後側タペットガイド孔51b,52b、前後側第1及び第2ブローバイガス入口51c,52c,51d,52dは、吸排気用で計4箇所のプッシュロッド室47及び/又は一対のプッシュロッド室47,47の間の連通孔(図示及び符号省略)に開口しており、クランクケース1内のオイルミストやブローバイガスがシリンダヘッド6やシリンダヘッドカバー7内へ及ぶための通り道となっている。なお、図示は省略するが、各タペットガイド孔51b,52bにはプッシュロッド16,17が挿通されている。
図10(a)に示されるように、カム軸15の噴射孔46は、前後方向で後側シリンダ5の第2ブローバイガス入口52dに対向する位置関係に設定されている。従って、カム軸15の回転により、噴射孔46からエンジンオイルが放射線状にオイルジェットとして噴出される。そのオイルジェットが、主に後側のプッシュロッド室底壁50の後側第2ブローバイガス入口52dからプッシュロッド室47に取り込まれ、後側シリンダ5のシリンダヘッドカバー7内に、具体的にはロッカーアーム18や排気弁19(図9参照)に容易に供給されるようになる。つまり、噴射孔46から噴射されたオイルが、プッシュロッド16,17が配置されるプッシュロッド室47に及ぶ状態に構成されている。
従って、エンジン冷却ファン4の回転方向で下流側に位置し、かつ、エンジン冷却ファン4から遠い後側のシリンダ5のシリンダヘッド6であって、熱的条件の最も厳しい排気弁19(図9参照)には、クランクケース1内のオイルミストに加えて噴射孔46によるオイルミストも供給されるようになり、油冷性能が明確に向上する。排気弁19のステムシール部(図示省略)にオイル溜りが形成され、十分にオイルが供給されるようになる。
その結果、カム軸に噴射孔46を設ける程度の簡単な改造工夫により、温度条件の厳しい後側シリンダ5の排気弁19(図9参照)のステムシールが熱により劣化し易い、という従来の問題が改善又は解消され、廉価に耐久性を向上させることができている。
噴射孔46からのオイルミストは、その一部が後側タペットガイド孔52bや前側第2ブローバイガス入口51dにも及ぶが、単位時間当たりの供給量の殆どは後側第2ブローバイガス入口52dに流れる。つまり、噴射孔46からのオイルが及ぶプッシュロッド室47として、吸気側と排気側とのうちの少なくとも排気側のプッシュロッド室47に設定されている。なお、噴射孔46のような噴射孔を、前側のプッシュロッド室底壁49の第2ブローバイガス入口51dに対向配置させるべく、第4軸部分42に開口する状態で設けて、前側シリンダ5の排気弁19(図9参照)にも単位時間当たりのオイル供給量を増やすように構成することも可能である。
本発明のシリンダヘッド冷却構造においては、噴射孔46は、クランク軸2の軸心Pの方向においてエンジン冷却ファン4から遠い側に配置されるシリンダ5、及び/又は前記エンジン冷却ファン4の回転方向の上流側に配置されるシリンダ5、に対する排気用カム36に合隣る軸部分sに設けられている。そして、噴射孔46がエンジン冷却ファン4から遠い側に配置されるシリンダ5に対する排気用カム36及びジャーナル部15jのそれぞれに合隣る軸部分sに設けられている。
カム軸15における軸部分sは、鋳造又は鍛造による地肌部分(機械加工されていない部分)であり、噴射孔46は、ジャーナル部15jやカムcなどの機械加工部分に設けるより廉価でかつ簡単に形成することができる、という実用上の利点もある。
1 クランクケース
2 クランク軸
3 ファンケース
4 エンジン冷却ファン
5 シリンダ
6 シリンダヘッド
15 カム軸
15j ジャーナル部
16,17 プッシュロッド
18 ロッカーアーム
20 歯車連動機構
36 排気用カム
44 オイルポンプ
46 噴射孔
47 プッシュロッド室
48 シリンダブロック
E エンジン
P クランク軸の軸心
Z 冷却ファンの回転方向
c カム
s 軸部分

Claims (5)

  1. クランク軸により駆動回転されるカム軸と、前記カム軸により出退駆動されるプッシュロッドと、前記プッシュロッドの出退に連動して天秤揺動されるロッカーアームとを備えるエンジンのシリンダヘッド冷却構造であって、
    前記カム軸におけるカムどうしの間又はカムとジャーナル部との間の軸部分に、オイルポンプによる加圧オイルを噴射する噴射孔が形成され、
    前記噴射孔から噴射されたオイルが、前記プッシュロッドが配置されるプッシュロッド室に及ぶ状態に構成されているシリンダヘッド冷却構造。
  2. 前記噴射孔からのオイルが及ぶ前記プッシュロッド室として、吸気側と排気側とのうちの少なくとも排気側のプッシュロッド室に設定されている請求項1に記載のシリンダヘッド冷却構造。
  3. 前記エンジンは、クランクケースと、クランク軸の一端部に取付けられるエンジン冷却ファンと、前記エンジン冷却ファンを収容するファンケースと、前記クランク軸の軸心方向視において前記クランクケースからV字形に突設されるシリンダと、各シリンダの先端側に取付けられるシリンダヘッドとを備えている空冷V型エンジンであり、
    前記噴射孔は、前記軸心の方向において前記エンジン冷却ファンから遠い側に配置されるシリンダ、及び/又は前記エンジン冷却ファンの回転方向の上流側に配置されるシリンダ、に対する排気用カムに合隣る軸部分に設けられている請求項2に記載のシリンダヘッド冷却構造。
  4. 前記シリンダヘッドの排気出口が、前記軸心の方向における前記エンジン冷却ファンと反対側に設けられており、かつ、前記エンジン冷却ファンの回転方向の上流側に配置されるシリンダが、下流側に配置されるシリンダよりも前記軸心の方向において前記エンジン冷却ファンから遠い側に配置されるとともに、
    前記噴射孔が前記エンジン冷却ファンから遠い側に配置されるシリンダに対する排気用カム及びジャーナル部のそれぞれに合隣る軸部分に設けられている請求項3に記載のシリンダヘッド冷却構造。
  5. 前記カム軸は、前記クランク軸と歯車連動機構を介して駆動回転される状態でシリンダブロックに装備されている請求項1〜4の何れか一項に記載のシリンダヘッド冷却構造。
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